JPH0221633Y2 - - Google Patents
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- JPH0221633Y2 JPH0221633Y2 JP1984033375U JP3337584U JPH0221633Y2 JP H0221633 Y2 JPH0221633 Y2 JP H0221633Y2 JP 1984033375 U JP1984033375 U JP 1984033375U JP 3337584 U JP3337584 U JP 3337584U JP H0221633 Y2 JPH0221633 Y2 JP H0221633Y2
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- plate
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- chamber
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- diaphragm
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/20—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper characterised by comprising also a pneumatic spring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
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- F16F13/22—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper characterised by comprising also a dynamic damper
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Description
本考案は自動車等本体側のシヤシに振動源とな
るエンジンを取付ける場合に、防振用として取付
部に介在させる防振ゴム装置に関する。
るエンジンを取付ける場合に、防振用として取付
部に介在させる防振ゴム装置に関する。
自動車に搭載するエンジンを防振的に支承する
場合、エンジン自体の回転数変動巾が大きいため
に、低速時に発生する振幅の大なる低周波振動に
対する減衰係数が大きいこと、高速時に発生する
高周波振動に対する振動絶縁性が高いこととの2
つの要求を満たし得る防振マウントが当然必要と
なるものであるが、低周波振動と高周波振動とに
よる各騒音は、互いに特性が反するものであるか
ら、両者を同時に解消することは頗る困難であ
る。 ところでゴム等の減衰材を密閉環状弾性材に用
いると共に、不凍液等の減衰液を密封してオリフ
イスを介しダンパ効果を持たせるようにした防振
ゴム装置が案出され、一部において実用されてい
る。 ところが従来のこの種装置は一方の取付金具と
ダイアフラムとで形成されるダンパ液室内に、該
ダイアフラムの下方にオリフイスを有し設けられ
る隔壁は一般に剛性が高く、しかも他方の取付金
具に固着されているので高周波振動領域では動ば
ね定数が大きくなる欠点があり、その結果、ダン
パ液室の液圧は高くなり、こもり音を発生するこ
とによつて車室の静粛性をそこなう欠点があつ
た。 これに対して、高周波振動領域での小振幅性の
振動を吸収し得る動作特性の隔壁を用いたとする
と、中周波、低周波両領域における動作特性が悪
くなる不具合があつた。
場合、エンジン自体の回転数変動巾が大きいため
に、低速時に発生する振幅の大なる低周波振動に
対する減衰係数が大きいこと、高速時に発生する
高周波振動に対する振動絶縁性が高いこととの2
つの要求を満たし得る防振マウントが当然必要と
なるものであるが、低周波振動と高周波振動とに
よる各騒音は、互いに特性が反するものであるか
ら、両者を同時に解消することは頗る困難であ
る。 ところでゴム等の減衰材を密閉環状弾性材に用
いると共に、不凍液等の減衰液を密封してオリフ
イスを介しダンパ効果を持たせるようにした防振
ゴム装置が案出され、一部において実用されてい
る。 ところが従来のこの種装置は一方の取付金具と
ダイアフラムとで形成されるダンパ液室内に、該
ダイアフラムの下方にオリフイスを有し設けられ
る隔壁は一般に剛性が高く、しかも他方の取付金
具に固着されているので高周波振動領域では動ば
ね定数が大きくなる欠点があり、その結果、ダン
パ液室の液圧は高くなり、こもり音を発生するこ
とによつて車室の静粛性をそこなう欠点があつ
た。 これに対して、高周波振動領域での小振幅性の
振動を吸収し得る動作特性の隔壁を用いたとする
と、中周波、低周波両領域における動作特性が悪
くなる不具合があつた。
この考案は従来技術にもとづく防振ゴム装置が
有する問題点を解決することを技術的課題とし、
高周波領域では液圧を下げ、動ばね定数を小さく
し、こもり音をなくするようにし、もつて自動車
産業におけるエンジン利用分野に資するところ大
なるすぐれた防振ゴム装置を提供しようとするこ
とを目的としている。
有する問題点を解決することを技術的課題とし、
高周波領域では液圧を下げ、動ばね定数を小さく
し、こもり音をなくするようにし、もつて自動車
産業におけるエンジン利用分野に資するところ大
なるすぐれた防振ゴム装置を提供しようとするこ
とを目的としている。
上述の目的を達成するべく、本考案は取付用金
具としてのボス部と筒体の一端側との間に環状弾
性部材を介設し、前記筒体の他端側に、相手方の
取付用金具としての板体を横架固着せしめて、そ
れらにより気密に囲繞されてなる容積可変の密封
室を形成すると共に、該密封室内にカプセルを収
納し、かつ液体を充填せしめてなり、前記カプセ
ルはゴム板と板体との結合になる外殻を有して、
容積可変となした室内にダイアフラムを横設せし
めることにより、ダイアフラムと板体とで囲繞さ
れた空気室と、ダイアフラムとゴム板とで囲繞さ
れた液室との2室を形成し、さらにゴム板には、
その厚み方向に貫通するオリフイスを設けてい
て、前記液室と前記密封室とが前記オリフイスに
より連動されてなる構成としたものであつて、高
周波振動は環状弾性部材により吸収され、低周
波・中周波による振動はオリフイスを介しての液
体の流出入で吸収減衰され、この液体流出入に影
響を及ぼすダイアフラムは取付金具としてのボス
部、板体と環状弾性部材とにより囲繞される密封
室内に収納されて、それらとは機械的に連結され
ていない構造であるから、肉厚を薄くして剛性を
低くすることが可能で、従つて高周波領域におい
ては、前記密封室内の液圧が高くなつてもダイア
フラムが微小巾に振動し、従つて、これにより液
圧が低下して動ばね定数が少なくなり、こもり音
に対しても低減効果が発揮されるものである。
具としてのボス部と筒体の一端側との間に環状弾
性部材を介設し、前記筒体の他端側に、相手方の
取付用金具としての板体を横架固着せしめて、そ
れらにより気密に囲繞されてなる容積可変の密封
室を形成すると共に、該密封室内にカプセルを収
納し、かつ液体を充填せしめてなり、前記カプセ
ルはゴム板と板体との結合になる外殻を有して、
容積可変となした室内にダイアフラムを横設せし
めることにより、ダイアフラムと板体とで囲繞さ
れた空気室と、ダイアフラムとゴム板とで囲繞さ
れた液室との2室を形成し、さらにゴム板には、
その厚み方向に貫通するオリフイスを設けてい
て、前記液室と前記密封室とが前記オリフイスに
より連動されてなる構成としたものであつて、高
周波振動は環状弾性部材により吸収され、低周
波・中周波による振動はオリフイスを介しての液
体の流出入で吸収減衰され、この液体流出入に影
響を及ぼすダイアフラムは取付金具としてのボス
部、板体と環状弾性部材とにより囲繞される密封
室内に収納されて、それらとは機械的に連結され
ていない構造であるから、肉厚を薄くして剛性を
低くすることが可能で、従つて高周波領域におい
ては、前記密封室内の液圧が高くなつてもダイア
フラムが微小巾に振動し、従つて、これにより液
圧が低下して動ばね定数が少なくなり、こもり音
に対しても低減効果が発揮されるものである。
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて詳細
に説明する。 第1図および第2図は本考案装置の各例の縦断
正面図であつて、エンジンあるいは自動車のシヤ
シに取付ける取付用金具としてのボス部1、剛性
体例えば鋼鉄からなる筒体2、ゴムからなる環状
弾性部材3、自動車のシヤシあるいはエンジンに
取付ける取付用金具としての板体4及びカプセル
6を構成部材として備えている。 環状弾性部材3は同心に配設したボス部1と筒
体2との間に介在させて内周縁部をボス部1に一
体固着し、外周縁部を筒体2の一端側に一体固着
している。 この環状弾性部材3とボス部1及び筒体2との
間で行なう結合は、液密性が高く、かつ機械的な
外力に対して十分な耐久力を有するものでなけれ
ばならず、そのためには加硫接着が好適な処理手
段である。 このようにして環状弾性部材3と一体結合して
なる筒体2の他端側には、板体4が蓋状をなし
て、横架固着せしめられるが、この結合部はかし
め、溶接等によつて気密かつ機械的強度を保持し
て係着せしめている。 かくして、ボス部1、環状弾性部材3、筒体2
及び板体4によつて気密に囲繞されてなる容積可
変の密封室5が形成されるが、この密封室5内に
カプセル6を収納し、かつ不凍液などの液体を適
宜圧力にて充填封入させている。 上記カプセル6は、周縁部を内方部に比して厚
肉構造となしたゴム板7と異形椀状をなす板体8
とを結合して閉ざされた室が存する外殻を有して
いて、この容積可変となした室内に柔軟性に富む
薄肉ゴム等よりなるダイアフラム9をさらに横設
せしめてなり、かく構成したことによつて、ダイ
アフラム9と板体8とで囲繞された空気室10
と、ダイアフラム9とゴム板7とで囲繞された液
室11との2室が殻体内に形成されている。 このカプセル6はさらに、前記ゴム板7にその
厚み方向に貫通するオリフイス12を設けてい
て、このオリフイス12を介して前記密封室5と
前記液室11とが連通されることにより、液室1
1内には前記不凍液が充填される。 なお、この不凍液の充填量は空気室10に封入
した空気の圧力と均衡した状態を保つた一定量と
なることは言うまでもない。 前記オリフイス12は、図示例ではゴム板7の
厚肉部となる周縁の周面に輪状をなす溝を削設し
てこの溝の径方向に対向する2個所をゴム板7の
上面側と下面側とに夫々開口せしめた構造である
が、その他に、薄肉部となる中央部に厚み方向に
貫通する細径の孔を穿設してなる構造でもよく、
断面積と通路長とによつて必要な流通抵抗を有す
るオリフイスを設けることが可能である。 上述の構造となしたカプセル6は、前記密封室
6内の液中に漂遊させる状態で収納し、あるいは
筒体2の内壁の一個所に板体8の部分で固定する
ようにして収納する。 第1図、第2図中、13,14はボス部1、板
体8に夫々固着してなる取付用ボルト、18はボ
ス部1に対する筒体2の移動最大量を規定するた
めのストツパを夫々示している。 しかして第2図に示したものは、上述の構成を
有するほか、環状弾性部材3に短筒をなすマスダ
ンパ15を中間部に一体に有すると共に、環状弾
性部材3、ボス部1、筒体2及び板体4の密封室
5壁を形成する内面側に、ゴム材からなる突起1
6を加硫接着などにより多数突設せしめている。 なお、この突起16はカプセル6の外面側に設
けるようにしてもよい。 叙上の構成になる防振ゴム装置は、ボス部1と
板体4とに夫々設けたボルト13,14によつて
エンジンとシヤシの間に介在し取り付けるが、エ
ンジンを停止した状態ではカプセル6のダイアフ
ラム9は液圧と空気圧とが均衡した状態のもとで
平板となり安定している。 エンジンが運転し振動するときは環状弾性部材
3が動的な圧縮撓みを受けて動ばね特性を発揮し
防振に機能する。 その際、環状弾性部材3の撓みによつて密封室
5内が容積変化するので液体はオリフイス12を
介して密封室5と液室11との間で出入りする。 その結果、オリフイス12を通過する液体の絞
り効果で振動に対する高い減衰能が得られる。 ところで、上記高周波振動領域では一般に振動
振幅が小さく、従つて普通は密封室5内の液圧は
上昇するが、液室11の壁となるダイアフラム9
の柔軟性と前記ゴム板7の弾性との協同作用によ
つて、より効果的なオリフイス効果を発揮するの
で高周波振動領域でのダイアフラム9が振動がし
易くなり、体積変化が生じて前記液圧は下がり、
その結果、動ばね定数は小さくなり、こもり音や
透過音が吸収されて静粛性は維持される。 しかして第2図々示例では以上述べた作用に加
えてマスダンパ15が環状弾性部材3に対する圧
縮方向の振動伝播に関してダンパー機能を有する
と共に、剪断方向の振動に対しては防振ゴム装置
自体のばね定数を大きく保たせるようにする機能
を有している。 そこで、ゴム圧縮方向の振動に対してはマスダ
ンパ15の共振周波数を例えば350Hzにさせ、一
方、剪断方向の振動に対しては同じく150Hzにさ
せることはマスダンパ15の重量、径、厚みを適
宜選定することによつて可能であり、かくして
加・減速時に発生しやすい300〜600Hz程度のエン
ジン透過音に対して吸収機能を発揮し、車内の静
粛化を果す上での役割りは大である。 さらに、密封室5の内壁に多数のゴム突起16
を設けたことによつて漂遊するカプセル6が密封
室5の内壁に接触しても異音を発生したり衝撃を
受けることがなくなり、静粛と高寿命を保たせる
上でより一層機能するものである。 次に第3図及び第4図は本考案装置の他の各例
に係るカプセル6を図示したものであつて、第3
図々示例は厚肉のゴム板7における周縁部を除い
た内方部の両方から凹部7aを突合わせた対称に
分散させて凹設し、それ等各凹部7aの底をゴム
層中に散在する薄膜部7bに形成せしめた構造を
有している。 かく構成したカプセル6を有するものと第1図
及び第2図に示した例のカプセル6を有するもの
との作用面を対比すると、後者のもののゴム板7
は平板体であるために、液圧での撓みはゴム板7
全体にわたつてその撓み限界量を厳密に規定でき
ないので撓み量を調整する必要が生じた場合、ゴ
ム板7を硬度の異なつたものに取り替えるか、あ
るいは板厚の違つたものに取り替えることが要求
されるが、前者のものは部分的に薄膜部7bを設
定しているのでその数の多少によつて液圧上昇分
を調整できるし、また、薄膜部7bの撓み量をゴ
ム板厚h内い制限することも可能で有効スペース
の面でも有利となるなどの特徴が存する。 一方、第4図々示例は薄肉に形成したゴム板7
を、小孔17aが多数穿設されてなる2枚の硬質
合成樹脂製多孔板17,17間に介置せしめた構
造であつて、1対の前記多孔板17,17は、前
記ゴム板7が該板厚方向にある規定量の範囲内で
撓み得る遊びを有して介置し得るように若干の間
隙を保つて重合せしめ、しかも、好ましくは前記
小孔17aが夫々同軸的に対向し得るように重合
せしめるものである。 かく構成したカプセル6を有する防振ゴム装置
は、ゴム板7が遊動可能に介置されているので、
微少な液圧上昇にもよく作動して動バネ上昇を有
効に防ぐ特徴を有する。 さらに、ゴム板7の撓み量を規定するものとし
ての多孔板17,17間の間隙を種々変更するこ
とによつて必要な振幅以下での動バネダウン域
に説明する。 第1図および第2図は本考案装置の各例の縦断
正面図であつて、エンジンあるいは自動車のシヤ
シに取付ける取付用金具としてのボス部1、剛性
体例えば鋼鉄からなる筒体2、ゴムからなる環状
弾性部材3、自動車のシヤシあるいはエンジンに
取付ける取付用金具としての板体4及びカプセル
6を構成部材として備えている。 環状弾性部材3は同心に配設したボス部1と筒
体2との間に介在させて内周縁部をボス部1に一
体固着し、外周縁部を筒体2の一端側に一体固着
している。 この環状弾性部材3とボス部1及び筒体2との
間で行なう結合は、液密性が高く、かつ機械的な
外力に対して十分な耐久力を有するものでなけれ
ばならず、そのためには加硫接着が好適な処理手
段である。 このようにして環状弾性部材3と一体結合して
なる筒体2の他端側には、板体4が蓋状をなし
て、横架固着せしめられるが、この結合部はかし
め、溶接等によつて気密かつ機械的強度を保持し
て係着せしめている。 かくして、ボス部1、環状弾性部材3、筒体2
及び板体4によつて気密に囲繞されてなる容積可
変の密封室5が形成されるが、この密封室5内に
カプセル6を収納し、かつ不凍液などの液体を適
宜圧力にて充填封入させている。 上記カプセル6は、周縁部を内方部に比して厚
肉構造となしたゴム板7と異形椀状をなす板体8
とを結合して閉ざされた室が存する外殻を有して
いて、この容積可変となした室内に柔軟性に富む
薄肉ゴム等よりなるダイアフラム9をさらに横設
せしめてなり、かく構成したことによつて、ダイ
アフラム9と板体8とで囲繞された空気室10
と、ダイアフラム9とゴム板7とで囲繞された液
室11との2室が殻体内に形成されている。 このカプセル6はさらに、前記ゴム板7にその
厚み方向に貫通するオリフイス12を設けてい
て、このオリフイス12を介して前記密封室5と
前記液室11とが連通されることにより、液室1
1内には前記不凍液が充填される。 なお、この不凍液の充填量は空気室10に封入
した空気の圧力と均衡した状態を保つた一定量と
なることは言うまでもない。 前記オリフイス12は、図示例ではゴム板7の
厚肉部となる周縁の周面に輪状をなす溝を削設し
てこの溝の径方向に対向する2個所をゴム板7の
上面側と下面側とに夫々開口せしめた構造である
が、その他に、薄肉部となる中央部に厚み方向に
貫通する細径の孔を穿設してなる構造でもよく、
断面積と通路長とによつて必要な流通抵抗を有す
るオリフイスを設けることが可能である。 上述の構造となしたカプセル6は、前記密封室
6内の液中に漂遊させる状態で収納し、あるいは
筒体2の内壁の一個所に板体8の部分で固定する
ようにして収納する。 第1図、第2図中、13,14はボス部1、板
体8に夫々固着してなる取付用ボルト、18はボ
ス部1に対する筒体2の移動最大量を規定するた
めのストツパを夫々示している。 しかして第2図に示したものは、上述の構成を
有するほか、環状弾性部材3に短筒をなすマスダ
ンパ15を中間部に一体に有すると共に、環状弾
性部材3、ボス部1、筒体2及び板体4の密封室
5壁を形成する内面側に、ゴム材からなる突起1
6を加硫接着などにより多数突設せしめている。 なお、この突起16はカプセル6の外面側に設
けるようにしてもよい。 叙上の構成になる防振ゴム装置は、ボス部1と
板体4とに夫々設けたボルト13,14によつて
エンジンとシヤシの間に介在し取り付けるが、エ
ンジンを停止した状態ではカプセル6のダイアフ
ラム9は液圧と空気圧とが均衡した状態のもとで
平板となり安定している。 エンジンが運転し振動するときは環状弾性部材
3が動的な圧縮撓みを受けて動ばね特性を発揮し
防振に機能する。 その際、環状弾性部材3の撓みによつて密封室
5内が容積変化するので液体はオリフイス12を
介して密封室5と液室11との間で出入りする。 その結果、オリフイス12を通過する液体の絞
り効果で振動に対する高い減衰能が得られる。 ところで、上記高周波振動領域では一般に振動
振幅が小さく、従つて普通は密封室5内の液圧は
上昇するが、液室11の壁となるダイアフラム9
の柔軟性と前記ゴム板7の弾性との協同作用によ
つて、より効果的なオリフイス効果を発揮するの
で高周波振動領域でのダイアフラム9が振動がし
易くなり、体積変化が生じて前記液圧は下がり、
その結果、動ばね定数は小さくなり、こもり音や
透過音が吸収されて静粛性は維持される。 しかして第2図々示例では以上述べた作用に加
えてマスダンパ15が環状弾性部材3に対する圧
縮方向の振動伝播に関してダンパー機能を有する
と共に、剪断方向の振動に対しては防振ゴム装置
自体のばね定数を大きく保たせるようにする機能
を有している。 そこで、ゴム圧縮方向の振動に対してはマスダ
ンパ15の共振周波数を例えば350Hzにさせ、一
方、剪断方向の振動に対しては同じく150Hzにさ
せることはマスダンパ15の重量、径、厚みを適
宜選定することによつて可能であり、かくして
加・減速時に発生しやすい300〜600Hz程度のエン
ジン透過音に対して吸収機能を発揮し、車内の静
粛化を果す上での役割りは大である。 さらに、密封室5の内壁に多数のゴム突起16
を設けたことによつて漂遊するカプセル6が密封
室5の内壁に接触しても異音を発生したり衝撃を
受けることがなくなり、静粛と高寿命を保たせる
上でより一層機能するものである。 次に第3図及び第4図は本考案装置の他の各例
に係るカプセル6を図示したものであつて、第3
図々示例は厚肉のゴム板7における周縁部を除い
た内方部の両方から凹部7aを突合わせた対称に
分散させて凹設し、それ等各凹部7aの底をゴム
層中に散在する薄膜部7bに形成せしめた構造を
有している。 かく構成したカプセル6を有するものと第1図
及び第2図に示した例のカプセル6を有するもの
との作用面を対比すると、後者のもののゴム板7
は平板体であるために、液圧での撓みはゴム板7
全体にわたつてその撓み限界量を厳密に規定でき
ないので撓み量を調整する必要が生じた場合、ゴ
ム板7を硬度の異なつたものに取り替えるか、あ
るいは板厚の違つたものに取り替えることが要求
されるが、前者のものは部分的に薄膜部7bを設
定しているのでその数の多少によつて液圧上昇分
を調整できるし、また、薄膜部7bの撓み量をゴ
ム板厚h内い制限することも可能で有効スペース
の面でも有利となるなどの特徴が存する。 一方、第4図々示例は薄肉に形成したゴム板7
を、小孔17aが多数穿設されてなる2枚の硬質
合成樹脂製多孔板17,17間に介置せしめた構
造であつて、1対の前記多孔板17,17は、前
記ゴム板7が該板厚方向にある規定量の範囲内で
撓み得る遊びを有して介置し得るように若干の間
隙を保つて重合せしめ、しかも、好ましくは前記
小孔17aが夫々同軸的に対向し得るように重合
せしめるものである。 かく構成したカプセル6を有する防振ゴム装置
は、ゴム板7が遊動可能に介置されているので、
微少な液圧上昇にもよく作動して動バネ上昇を有
効に防ぐ特徴を有する。 さらに、ゴム板7の撓み量を規定するものとし
ての多孔板17,17間の間隙を種々変更するこ
とによつて必要な振幅以下での動バネダウン域
【減衰ダウン域】の設定が安易に行なえる利点が
ある。
ある。
本考案は以上説明した構成及び作用を有するも
のであつて、つづいて効果を挙げると次の通りで
ある。
のであつて、つづいて効果を挙げると次の通りで
ある。
【イ】 環状弾性部材3が動的な圧縮撓みを受け
て防振に有効なばね特性を発揮し、一方、オリ
フイス12を通過する液体に対する絞り作用が
さらに振動に対し高い減衰能を発揮する。
て防振に有効なばね特性を発揮し、一方、オリ
フイス12を通過する液体に対する絞り作用が
さらに振動に対し高い減衰能を発揮する。
【ロ】 振動のうち特に低周波振動に対し減衰機
能を有する構成がカプセル化されて、堅牢かつ
強度の大なる構造体の内部密封室中で液に浸漬
し封入せしめているので、外力に対して十分な
防護が成され、寿命の長い装置が得られる。
能を有する構成がカプセル化されて、堅牢かつ
強度の大なる構造体の内部密封室中で液に浸漬
し封入せしめているので、外力に対して十分な
防護が成され、寿命の長い装置が得られる。
【ハ】 オリフイス12を有するゴム板7の弾性
と液室11の外壁を形成するダイアフラム9の
柔軟性の協同作用によつて、より効果的なオリ
フイス効果を発揮してばね定数を小さくし得る
構造であるので、エンジンの高周波振動領域に
おいてダイアフラム9が振動し易くなり、密封
室5内の液圧が上昇しようとするのを抑えるこ
とが可能で、そのため、こもり音や透過音が車
室内に入らず静粛性が高められる。
と液室11の外壁を形成するダイアフラム9の
柔軟性の協同作用によつて、より効果的なオリ
フイス効果を発揮してばね定数を小さくし得る
構造であるので、エンジンの高周波振動領域に
おいてダイアフラム9が振動し易くなり、密封
室5内の液圧が上昇しようとするのを抑えるこ
とが可能で、そのため、こもり音や透過音が車
室内に入らず静粛性が高められる。
【ニ】 使用中にカプセル6のダイアフラム9が
破損することがあつても、減衰機能が低下する
だけで外部への液洩れは全然ないところから高
重量搭載能力は依然として確保でき、信頼性が
高い。 以上のように本考案は実用的価値に富むところ
正に大なる防振ゴム装置である。
破損することがあつても、減衰機能が低下する
だけで外部への液洩れは全然ないところから高
重量搭載能力は依然として確保でき、信頼性が
高い。 以上のように本考案は実用的価値に富むところ
正に大なる防振ゴム装置である。
第1図、第2図は本考案の各実施例に係る縦断
正面図、第3図及び第4図は本考案の他各実施例
に係るカプセルの断面図である。 1……ボス部、2……筒体、3……環状弾性部
材、4……板体、5……密封室、6……カプセ
ル、7……ゴム板、7a……凹部、7b……薄膜
部、8……板体、9……ダイアフラム、10……
空気室、11……液室、12……オリフイス、1
7……多孔板。
正面図、第3図及び第4図は本考案の他各実施例
に係るカプセルの断面図である。 1……ボス部、2……筒体、3……環状弾性部
材、4……板体、5……密封室、6……カプセ
ル、7……ゴム板、7a……凹部、7b……薄膜
部、8……板体、9……ダイアフラム、10……
空気室、11……液室、12……オリフイス、1
7……多孔板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 取付用金具としてのボス部1と筒体2の一端
側との間に環状弾性部材3を介設し、前記筒体
2の他端側に、相手方の取付用金具としての板
体4を横架固着せしめて、それらにより気密に
囲繞されてなる容積可変の密封室5を形成する
と共に、該密封室5内にカプセル6を収納し、
かつ液体を充填せしめてなり、前記カプセル6
はゴム板7と板体8との結合になる外殻を有し
て、容積可変となした室内にダイアフラム9を
横設せしめることにより、ダイアフラム9と板
体8とで囲繞された空気室10と、ダイアフラ
ム9とゴム板7とで囲繞された液室11との2
室を形成し、さらにゴム板7には、その厚み方
向に貫通するオリフイス12を設けていて、前
記液室11と前記密封室5とを前記オリフイス
12により連通せしめてなることを特徴とする
防振ゴム装置。 2 カプセル6の外殻を構成するゴム板7が、周
縁部を除いた内方部の両面に、凹部7aを突合
わせた対称で分散させて有し、それ等各凹部7
aの底がゴム層中に散在する薄膜部7bを形成
している実用新案登録請求の範囲第1項記載の
防振ゴム装置。 3 カプセル6の外殻を構成するゴム板7が、重
合させた1対の多孔板17,17間に、板厚方
向の撓み量が規定された遊動可能に介置されて
いる実用新案登録請求の範囲第1項記載の防振
ゴム装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984033375U JPS60145636U (ja) | 1984-03-07 | 1984-03-07 | 防振ゴム装置 |
US06/707,779 US4632372A (en) | 1984-03-07 | 1985-03-04 | Rubber vibration insulator |
DE19853507781 DE3507781A1 (de) | 1984-03-07 | 1985-03-05 | Gummivibrationsisolator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984033375U JPS60145636U (ja) | 1984-03-07 | 1984-03-07 | 防振ゴム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60145636U JPS60145636U (ja) | 1985-09-27 |
JPH0221633Y2 true JPH0221633Y2 (ja) | 1990-06-11 |
Family
ID=12384839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984033375U Granted JPS60145636U (ja) | 1984-03-07 | 1984-03-07 | 防振ゴム装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4632372A (ja) |
JP (1) | JPS60145636U (ja) |
DE (1) | DE3507781A1 (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1984
- 1984-03-07 JP JP1984033375U patent/JPS60145636U/ja active Granted
-
1985
- 1985-03-04 US US06/707,779 patent/US4632372A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-03-05 DE DE19853507781 patent/DE3507781A1/de active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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US4632372A (en) | 1986-12-30 |
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DE3507781A1 (de) | 1985-09-19 |
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