JPH0221373Y2 - - Google Patents

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JPH0221373Y2
JPH0221373Y2 JP4984885U JP4984885U JPH0221373Y2 JP H0221373 Y2 JPH0221373 Y2 JP H0221373Y2 JP 4984885 U JP4984885 U JP 4984885U JP 4984885 U JP4984885 U JP 4984885U JP H0221373 Y2 JPH0221373 Y2 JP H0221373Y2
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bent
side wall
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JP4984885U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、容器以外に書見台,展示台等として
利用することが出来る多機能箱に関する。
[従来技術] 従来、代表的な展示兼用箱としては、第6図A
に示すものが知られている。即ち、展示兼用箱1
は、前壁2の下方寄りに折曲げ線3が形成され、
両側壁4に折曲げ線3の端部から末広がりに延び
た二連の折込み部4a,4aが設けられているも
のである。そして、展示する際には、同図Bに示
す如く、左右の折込み部4a,4a及び蓋5を折
込んで内方に展示空間を形成して用いられる。し
かし、該展示兼用箱1は、展示として用いる際、
展示物載置面6が水平で且つ背面7が垂直である
ため、展示物を背面7で凭せかけて観者に見易い
傾斜状態に置くことができなかつた。また、従
来、展示物等を傾斜状態に凭せかけて展示する展
示兼用箱もなかつた。
[考案の目的] 本考案は、書物又は展示物等を、観者が見易い
傾斜角度に安定よく凭せかけて支持できる多機能
容器の提供を目的とする。
[考案の構成] 本考案の要旨は、箱本体の後方屈曲下縁と蓋の
屈曲上縁とを接続片で接続して上記蓋が展開屈曲
自在に開閉し得る如くなされ、前記箱本体の底板
の中央寄りに左右方向の箱本体折曲げ線が形成さ
れ、前記箱本体の左右両側壁は前方の側壁で接合
されると共に箱本体折曲げ線の端部を起点として
その上縁に至る切込みにより前後に分離され、前
記蓋の上面板に左右方向の蓋折曲げ線が形成さ
れ、前記蓋の左右両側には蓋折曲げ線の端部を起
点とする切欠き部により前後に分離された挿合側
壁と隅側壁とが立設されると共に左右の隅側壁が
側壁で接合され、該切欠き部の大きさは、前記底
板を箱本体折曲げ線で折曲げた箱本体の開口部を
覆蓋するように蓋を折曲げると共に蓋の上面板を
蓋折曲げ線で折曲げた際に、箱本体の接地面と蓋
の隅側壁の傾斜辺が同一仮想平面に接する如く形
成したことである。
[実施例] 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。第1図は、本考案に係る多機能箱の実施
例を示す斜視図である。多機能箱8は、ボール紙
又は合成樹脂等からなり、箱本体9の後方屈曲下
縁9aと蓋10の屈曲上縁10aとを接続片11
で接続し、蓋10を展開屈曲自在に開閉し得る如
く構成されている。箱本体9は、底板12の左右
両縁に側壁14,14が立設されていると共に、
底板12の前縁に側壁18が立設され、側壁18
と側壁14,14とをフラツプ14a,14aを
介し又は介することなく接合して、側壁14,1
4及び側壁18で囲まれた収納空間Aが底板12
上に形成されている。更に、箱本体9は、底板1
2の中央寄りに左右方向の箱本体折曲げ線13が
形成されていると共に、左右両側壁14,14が
箱本体折曲げ線13の両端部を起点としてその上
縁に至る切欠み15,15により前後に夫々分離
されている。前記蓋10は、展開状態にある上面
板16の後端寄りに左右方向の蓋折曲げ線17が
形成されていると共に、上面板16の左右両縁
に、蓋折曲げ線17の両端部を起点とする切欠き
部19,19により分離された挿合側壁21と隅
側壁20とが夫々立設されている。左右の隅側壁
20,20は、上面板16の後端縁から立設した
側壁25の左右両側縁に接続されている。上面板
16上には、左右の挿合側壁21,21及び隅側
壁20,20と後方の側壁25とで囲まれた覆蓋
空間Bが形成されている。上記切欠き部19,1
9は、第2図Cに示す如く、展示物22を載置す
べく組立てるのに便利な大きさと形状に形成され
ている。即ち、前記箱本体9の収納空間Aから見
て箱本体折曲げ線13で谷折りとなるように底板
12を折曲げた箱本体9の開口部を覆蓋するよう
に蓋10を折曲げると共に、蓋10の覆蓋空間B
から見て蓋折曲げ線17で山折りとなるように上
面板16を折曲げて組立てた際に、箱本体9の接
地面9bと蓋10の隅側壁20の傾斜辺20a、
更に要すれば上面板16の折曲げ線部16a等が
同一仮想平面に接し得る如くしてある。前記蓋1
0の挿合側壁21,21の先端には、係止舌片部
21aが夫々形成されている。該係止舌片部21
a,21aは、前記底板12を箱本体折曲げ線1
3で折曲げた箱本体9の開口部を覆蓋するように
蓋10を折曲げて組立てる際に(第2図C参照)、
箱本体9の左右側壁14の前方内隅部寄り9cへ
挿入し得る形状としてある。
次に、多機能箱9を書見台又は展示台等として
使用する際の組立て手順を説明する。先ず、第1
図に示す如く、展開状態の蓋10を、箱本体9の
後方屈曲下縁9aから仰起させ、更に屈曲上縁1
0aから折曲げて挿合側壁21,21を箱本体9
の側壁14,14の内側に位置させ、第2図Aに
示す状態とする。次に、同図Bに示す如く、箱本
体9の底板12を箱本体折曲げ線13で折曲げ、
蓋10の挿合側壁21,21の係止舌片部21
a,21aが箱本体9の前方内隅部寄り9cへ位
置するようにする。最後に、同図Cに示す如く、
蓋10の係止舌片21a,21aの元部21b,
21bを箱本体9の前方側壁18の上端へ当接さ
せると共に、蓋10の上面板16を蓋折曲げ線1
7で折曲げ、箱本体9の接地面9b及び蓋10の
隅側壁20の傾斜辺20a及び上面板16の折曲
げ線部16aがテーブル等24の上に当接するよ
うに載置して完成する。そして、書見又は展示す
る場合には、蓋10の折曲げにより形成された載
置面16bに書物又は展示物22の下端を載置す
ると共に、傾斜面16cに書物又は展示物22の
背面を凭せかけさせる。なお、傾斜面16cの傾
斜角度θは、箱本体9の底板12に対する箱本体
折曲げ線13の形成位置及び蓋10の上面板16
に対する蓋折曲げ線17の形成位置を適宜選択す
ることにより所望角度(例えば、書見に最適なθ
=45度)とすることが可能である。また、多機能
箱8を容器として使用する場合には、第2図Aの
状態とした後、蓋10を更に回動させて蓋10の
外隅部10b,10bを箱本体9の内隅部寄り9
c,9cに位置させて、第3図に示す如き容器を
完成する。
第4図及び第5図A〜Cは、本考案に係る多機
能箱の別態様の実施例を示すものである。多機能
箱23が前記第1図に示すものと異る所は、蓋1
0の両側に立設した側壁20,21を分離する切
欠き部24をY字状にした点であり、書見台又は
展示台として使用する際には、第5図Cに示す如
く、蓋10の挿合側壁21を箱本体9の側壁14
の外側に位置するようにして組立てる。
[作用] 第2図C及び第5図Cに示す如く、書見台又は
展示台として組立てたとき、書物又は展示物22
は載置面16b及び傾斜面16cで傾斜状態に支
持される。書物又は展示物22の載置に伴ない、
載置面16bを押圧する力は蓋10の隅側壁2
0,20及び側壁25を介してテーブル24へ伝
達され、傾斜面16cを押圧する力は折曲げられ
た箱本体9を介してテーブル等24へ伝達される
ので、書物又は展示物22の安定した傾斜支持状
態が維持される。
なお、第2図Cに示す如く、係止舌片部21a
を箱本体9の内隅部寄り9cに当接させる場合に
は、傾斜面16cの下端が箱本体9から離反する
のを防止すると共に、傾斜面16cを押圧する力
が係止舌片部21aの元部21bを介して箱本体
9の強度的に強い内隅部寄り9cへ伝達させるの
で、重い書物又は展示物22を更に安定よく支持
することが出来る。
多機能箱8,23を容器の状態に組立てるに
は、箱本体9の底板12及び蓋10の上面板16
を折曲げることなく、第1図又は第4図の展開状
態から蓋10を仰起させて、箱本体9の開口部を
蓋10で覆蓋するだけで極めて容易に第3図に示
す容器を得ることが出来る。
[考案の効果] 以上詳述の如く、本考案に係る多機能箱は、書
物又は展示物等を、観者が見易い傾斜角度に安定
よく凭せかけて支持できる状態に極めて容易且つ
迅速に組立てることが出来ると共に、容器として
も極めて容易且つ迅速に組立てることが出来る実
用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係る多機能箱の実
施例を示すものであつて、第1図は第1実施例を
示す斜視図、第2図A,Bは組立て手順を示す斜
視図、同図Cは書見台とした状態を示す斜視図、
第3図は容器とした状態の斜視図、第4図は第2
実施例を示す斜視図、第5図A,Bは組立て手順
を示す斜視図、同図Cは展示台とした状態を示す
斜視図、第6図A,Bは従来の展示兼用箱を示す
斜視図である。 9……箱本体、10……蓋、11……接続片、
12……底板、13……箱本体折曲げ線、14…
…側壁、15……切込み、16……上面板、17
……蓋折曲げ線、18……側壁、19……切欠き
部、20……隅側壁、21……挿合側壁、25…
…側壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 箱本体の後方屈曲下縁と蓋の屈曲上縁とを接
    続片で接続して上記蓋が展開屈曲自在に開閉し
    得る如くなされ、前記箱本体の底板の中央寄り
    に左右方向の箱本体折曲げ線が形成され、前記
    箱本体の左右両側壁は前方の側壁で接合される
    と共に箱本体折曲げ線の端部を起点としてその
    上縁に至る切込みにより前後に分離され、前記
    蓋の上面板に左右方向の蓋折曲げ線が形成さ
    れ、前記蓋の左右両側には蓋折曲げ線の端部を
    起点とする切欠き部により前後に分離された挿
    合側壁と隅側壁とが立設されると共に左右の隅
    側壁が側壁で接合され、該切欠き部の大きさ
    は、前記底板を箱本体折曲げ線で折曲げた箱本
    体の開口部を覆蓋するように蓋を折曲げると共
    に蓋の上面板を蓋折曲げ線で折曲げた際に、箱
    本体の接地面と蓋の隅側壁の傾斜辺が同一仮想
    平面に接する如く形成してあることを特徴とす
    る多機能箱。 2 前記蓋の挿合側壁の先端には、前記底板を箱
    本体折曲げ線で折曲げた箱本体の開口部を覆蓋
    するように蓋を折曲げた際に、箱本体の側壁の
    前方内隅部寄りへ挿入し得る係止舌片部が形成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の多機能箱。
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JPS61166909U JPS61166909U (ja) 1986-10-16
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