JPS609151Y2 - 内容物を展示可能な容器 - Google Patents

内容物を展示可能な容器

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JPS609151Y2
JPS609151Y2 JP9188082U JP9188082U JPS609151Y2 JP S609151 Y2 JPS609151 Y2 JP S609151Y2 JP 9188082 U JP9188082 U JP 9188082U JP 9188082 U JP9188082 U JP 9188082U JP S609151 Y2 JPS609151 Y2 JP S609151Y2
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JP
Japan
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lid
container
cover plate
center part
container body
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JP9188082U
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JPS58192220U (ja
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照男 舘
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は陶磁器などの品物または高級菓子等を蓋付容
器に収納し、該容器の蓋を開けて展示する場合などに使
用する内容物を展示可能な容器に関するものである。
従来、コーヒー茶碗、菓子器等の贈答品や結婚披露宴の
引出物見本、またはパームクーヘン、洋菓子などの高級
菓子類等を蓋付容器に入れ、該容器の蓋を蝶番などによ
って回動可能とするとともに、該蓋を回動して開けた状
態を維持し、内容物がよく見えるようにして展示するこ
とが行なわれている。
このような容器においては第1図に示すように蝶番8に
よって蓋を回動可能にするとともに第2図に示す蓋開角
度θを得るストッパを蝶番自体に併設するか、又は第3
図に示すように回動可能に連結した2個のリンク10の
両端をそれぞれ容器本体と蓋に枢着するか、又は容器本
体と蓋とを第4図に示すように紐11を介して連結して
蓋の開角度を規制していた。
しかしこのようにすると構造が複雑となり、製品が高価
となる欠点があった。
本考案は上記の従来欠点を除去すべく蓋を適度の角度に
開いた状態に保持して内容物を展示することができ、し
かも構造が簡単で安価な容器を提供するのを目的とする
ものである。
次に本考案の第1実施例を第5図〜第7図によって説明
すると、図中、1は容器本体(以下単に本という。
)であって、厚紙により上面が開放された四角形の箱形
に形成されており、その内側の周側面には、厚紙により
枠形に形成され、かつ本体1の深さよりやや高い高さを
有する係合枠2が嵌着されている。
3は厚紙により下面が開放された四角形の蓋であって、
前記係合枠2に保合可能となっていて蓋3によって本体
1を閉じることが可能になっている。
4は蓋3を本体1に閉じた場合に、該蓋と本体との境目
に貼着された帯状の蝶番片であって、柔軟性のある紙、
布または合成樹脂の薄片によって蝶番と同様な作用を可
能とするように形成されている。
5は厚紙により形成された覆板であって、その一端は蓋
3の上面に貼着され、他端は本体1の底の下面に貼着さ
れ、しかもその中央部6は本体1およびM3には貼着さ
れることなく、そのほぼ中央部には本体1と蓋3との境
目に平行の折目7が設けられている。
また覆板5には、M3と覆板5との境目には折目7Aが
設けられ、さらに本体1と覆板5との境目にも折目7B
が設けられている。
なお中央の折目7の位置は本体1と蓋3との境目よりわ
ずかに上方に位置している。
本例の本体1に蓋3を閉じると蓋3は本体1の係合枠2
に嵌合して係合腰密閉される。
また蓋3を開動して垂直の位置より若干後方へ傾斜させ
た場合には、第6図に示すように覆板5の中央部6が中
央の折目7の部分にて折れ曲り、蓋3をほぼ直立した状
態で維持する。
なおこの場合、覆板5が厚紙で形成されているので、中
央部6の折目7以外の部分は折れ曲ったり湾曲したりし
ないので蓋3の直立状態は維持される。
また覆板5の中央部6の折目7の位置が中央部6の中心
部よりやや上方に設けらであるので、蓋3を立てた場合
に、覆板5の中央部6のほぼ垂直状となった部分すなわ
ち垂直辺■が、水平状となった部分すなわち水平辺Hよ
りわずかに短かくなり、蓋3はわずかに後方へ傾斜気味
となって蓋3のほぼ垂直状態を維持することができる。
また覆板5の中央部6の中央の折目7の位置を中央部よ
りさらに上方にして上記垂直辺■を水平辺Hよりさらに
小さくすれば、第7図に示すように蓋3はさらに後方へ
傾斜した位置で維持され蓋3の安定度がさらによくなる
次に第8図により本考案の第2実施例について説明する
本例のものは第1実施例のものともとんど同じであるた
め相違点について説明すると、本体1の底板がなく、枠
状となった本体1の底部に覆板5を直接に固着して底板
の代用としたものであり、同様に蓋3においても天板が
なく、枠状となった蓋の上部に覆板5を直接に固着して
天板の代用としたものである。
本例において容器は第1実施例のものと全く同様に使用
することができ、材料の節約となる利点がある。
次に第9図において第3実施例を説明する。
これも第1実施例のものとほとんど同じであるが、異な
るところは覆板5の中央部6において、はぼ中央部に設
けた折目7の上方に、該折目7と平行に複数本(本例で
は2本)の折目7′、7″を設けたものであり、蓋3を
開動する場合に適当な折目を選択して折り曲げ、蓋3の
所望傾斜角度を得ることができる。
なおほぼ中央部の折目7のほかに複数本設ける折目7′
、7″は、折目でなく線を記載するのみでもよい。
この場合には蓋3を開動する場合に、適当な線を利用し
て折目を作りながら折り曲げて開動すればよい。
なお本考案の覆板を形成する材料は、厚紙、ポール紙、
皮革または合成樹脂のシート等の材料としてもよく、開
閉自在な折目を形成し得るとともに若干剛性を有する材
料であれば何れでもよい。
また蓋3の上面に貼着した覆板5には装飾模様を印刷し
たり、また模様などを打ち抜くことも可能である。
上述のように本考案は、容器の蓋を開動して立てて内容
物を展示することができるとともに、構造が簡単であっ
て製作費が安価であるという特長を有し、内容物を展示
可能な容器として実用上優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一実施例の容器の斜視図、第2図は該容
器の蓋を開動した状態の側面図、第3図及び第4図は、
それぞれ従来の容器において蓋を立てた状態を維持する
ために設けた装置の別個の側面図、第5図は本考案の第
1実施例の容器の斜視図、第6図及び第7図は同容器の
蓋を開動して立てた状態の主要部を示す側面図、第8図
は本考案の第2実施例の容器の蓋を開動して立てた状態
の側面図、第9図は本考案の第3実施例の容器の斜視図
である。 1・・・・・・容器本体、3・・・・・・蓋、5・・・
・・・覆板、6・・・・・・中央部、7・・・・・・折
目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面が開放された箱形の容器本体に、下面が開放された
    箱形の蓋を開動可能に連結するとともに、平板状の覆板
    の一端を蓋の上部に固着し、他端を容器本体の底部に固
    着し、該覆板の中央部を容器本体と蓋の連結部側面に位
    置させるとともに、該中央部を容器本体および蓋より引
    離可能とし且つ該中央部には容器本体と蓋との境目に平
    行に折目を設けてなるを特徴とする内容物を展示可能な
    容器。
JP9188082U 1982-06-17 1982-06-17 内容物を展示可能な容器 Expired JPS609151Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9188082U JPS609151Y2 (ja) 1982-06-17 1982-06-17 内容物を展示可能な容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9188082U JPS609151Y2 (ja) 1982-06-17 1982-06-17 内容物を展示可能な容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58192220U JPS58192220U (ja) 1983-12-21
JPS609151Y2 true JPS609151Y2 (ja) 1985-04-02

Family

ID=30100127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9188082U Expired JPS609151Y2 (ja) 1982-06-17 1982-06-17 内容物を展示可能な容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738126Y2 (ja) * 1991-10-25 1995-08-30 河原紙器株式会社 開閉包装箱

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Publication number Publication date
JPS58192220U (ja) 1983-12-21

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