JPH052419Y2 - - Google Patents

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JPH052419Y2
JPH052419Y2 JP9923088U JP9923088U JPH052419Y2 JP H052419 Y2 JPH052419 Y2 JP H052419Y2 JP 9923088 U JP9923088 U JP 9923088U JP 9923088 U JP9923088 U JP 9923088U JP H052419 Y2 JPH052419 Y2 JP H052419Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は展示用手提げ箱に係り、更に詳述す
れば身蓋一体の折箱の一方の側板が一方の蓋板と
共に底板と同じレベルまで展開し内容物の展示と
取出しが容易な展示用手提げ箱に関する。
[従来の技術] この種の内容物の展示が容易な展示用容器
(箱)としては従来例えば実開昭59−172121号公
報に記載されているものがある。
この従来の技術はケースを構成する傾斜端縁を
有する側面および幅の異なる端面板を底板を中心
に交差するように配設し、前記ケース内に嵌合す
る中敷を構成する前記と同様の傾斜端縁を有する
側面および幅の異なる端面板を底板を中心に交差
するように配設すると共に、蓋を構成する傾斜端
縁を有する側面および幅の異なる端面板を蓋板を
中心に交差するように配設し、これらによつて構
成された雛段状の折箱を嵌合せしめるようにした
ものである。
[考案が解決しようとする課題] 前記した従来の技術は展開構成において側面板
が一端から他端に向けてその幅が漸次狭くなると
共に、この幅の変化に対応させて端面板の幅を異
ならせることにより上部と正面とをオープン化し
て内部の展示性をよくしてはいるが、ケースの保
形のために中敷を用いると共に、このケースに覆
せるケースと同じ形状の蓋との都合3つの折箱を
必要とするため材料費が嵩む上に3つの折箱の管
理を必要とし、加えて糊付け個所を有するため加
工に時間がかかるという問題点があつた。
この考案は前記した各問題点を除去するため
に、身蓋一体の折箱の一方の側板が一方の蓋板と
共に底板と同じレベルまで展開し得るように構成
するとこで、部品点数が少なく組立が容易で内容
物の収納・展示、取出しを容易にすることを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 上記したこの考案の目的は、底板を中心にその
幅方向の両側に折り目を介して側板を連設し、こ
の側板に折り目を介して前記底板の半分の幅をな
す蓋板を連設するとともに、この蓋板に折り目と
手掛け孔を形成する切れ目とを介して両端に鉤部
を形成した提手板をそれぞれ連設し、前記底板の
長さ方向の両端に折り目を介して端板を連設し、
またこれら端板に折り目および切れ目を介して鉤
差し込み孔を明けた係止片を連設し、前記各端板
に折り目および切れ目により第1の折り込み板を
それぞれ連設すると共に、前記端板の幅方向の一
端には折り目を介して第2の折り込み板を連設
し、また端板の他端にはこの他端と前記一方の側
板の長手方向の各端とにそれぞれ折り目を介して
前記折り目を底辺とする2等辺三角形の斜辺をな
す切れ目と斜辺をなす折り目とを施した2つずつ
ペアの折曲片を連設し、これら折曲片にそれぞれ
前記の折り目と切れ目とを介して保持板を形成
し、これら各保持板の端縁には前記底板の幅方向
の一方の折り目に接して明けられた差し込み孔に
挿入する差し込み片を突設して手提げ箱の展開構
造を構成し、前記折曲片が連接した端板および一
方の側板を底板に対し折り目をもつて内側に折り
曲げる際折り目と切れ目とをもつて前記折曲片を
前記側板の内側に添わせてV形に折り返し、前記
保持板を折り目で前記折曲片を挟んで重なるよう
に折り返して差し込み片を前記底板に明けた差し
込み孔に差し込み、前記側板および両端板を起立
させて他方の側板側が開いた状態を作り、前記第
1および第2の折り込み板を折り目で内側に折り
曲げ、次に前記他方の側板を折り目で内側に折り
曲げてから前記蓋板を折り目で底板と平行するよ
う内側に折り曲げると共に、提手板を折り目で外
側に折り曲げて合掌状態とし、前記提手板の両端
の鉤部を係止片の鉤差し込み孔に挿入係止するこ
とで達成される。
[作用] この考案の展示用手提げ箱は、折り返し板と保
持板とをもつて底板に対し2つの端板と1つの側
板とを起立保持し、2面が開放した箱を作ること
で箱内への収容物の収容が容易でかつ展示がで
き、他の1つの側板を立てて蓋板を閉め、提手板
の鉤部に係止片を掛けことで提手をもつての持運
びができ、前記係止片を鉤部から外すことで蓋板
と前記他の1つの側板が開いて2面が開放するた
め収容物の取出しが容易にできる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
この考案の展示用手提げ箱を第1図に示すよう
に、板紙から打抜きと切り込み、折り曲げ加工を
施すことにより、底板1を中心にその幅方向の両
側に折り目17,17を介して側板2,2を連設
し、この側板2,2に折り目18,18を介して
前記底板1の半分の幅をなす蓋板3,3を連設
し、さらにこの蓋板3,3に折り目19,19と
手掛け孔30を形成する切れ目20,20とを介
して両端に鉤部5,5を形成した提手板4,4を
それぞれ連設する。
また、前記底板1の長さ方向の両端に折り目2
1,21を介して端板6,6とこの端板6,6に
折り目22,22と鉤差し込み孔8,8を明けた
係止片7,7を形成する切れ目23,23とを介
して第1の折り込み板9,9をそれぞれ連設する
と共に、前記端板6,6の幅方向の一端には折り
目24,24を介して第2の折り込み板10,1
0を連設する。
そして端板6,6の他端にはこれら他端と前記
一方の側板2の長手方向の各端とにそれぞれ折り
目25,25と26,26を介して前記折り目2
5,25を底辺とする2等辺三角形の斜辺をなす
切れ目27,27と斜辺をなす折り目28,2
8,29,29とを施した2つずつペアの折曲片
11,11を連設し、これら折曲片11,11に
それぞれ前記の切れ目27,27と折り目29,
29とを介して保持板12,12を形成し、これ
ら各保持板12,12の端縁には前記底板1の幅
方向側の一方の折り目17に接して明けられた差
し込み孔14,14に挿入する差し込み片13,
13を穿設した展開構成をなす容器構成体31を
得る。
この容器構成体31は、紙箱製造業者の方で作
られ菓子小売り業者へ販売され、嵩ることなく保
管され糊付けすることなく折曲げと差し込みで容
器が完成する。
菓子小売り業者は菓子の販売あるいは販売のた
めの展示に当り、第2図に示すように前記折曲片
11,11が連設した端板6,6および一方の側
板2を底板1に対し折り目17,21,21をも
つて内側に折り曲げる際に、折り目25,25,
26,26および28,28と切れ目27,27
とをもつて前記ペアの折曲片11,11を前記側
板2の内側に沿わせてV形に折り返してから前記
保持板12,12を折り目29,29で前記折曲
片11,11を挟んで重なるように折り返して差
し込み片13,13を前記底板1に明けた差し込
み孔14,14に差し込み、前記側板2および両
端板6,6を起立させて他方の側板2側が開いた
状態を作り、保持板12,12の差し込み片1
3,13を底板1に明けた差し込み孔14,14
にそれぞれ挿入することで両端板6,6と一方の
側板2とが底板1に対し折り目17,21,21
で略直角に折り曲げ起立した状態が保持される。
この第7図に示す状態では蓋板3,3と一方の
側板2側との2面が開口状態にあるため、菓子等
の収容物を容器(半完成状態の)内に入れ易く、
また入れた状態で展示することができる。
菓子等の収容物を入れ購入者にお持ち帰り頂く
には、第7図に示す状態から折り込み板10,1
0を折り目24,24で内側に90°折り曲げ、第
8図に示すようにしたあと他方の側板2を折り目
17で前記折り込み板10,10に接する如く底
板1に対し90°折り曲げる。
このあと、折り込み板9,9を折り目22,2
2で端板6,6に対し内側に90°折り曲げ、この
折り込み板9,9に両端が接するように蓋板3,
3を折り目18,18でそれぞれ内側に90°折り
曲げ、折り目19,19で外側に90°折り曲げら
れた提手板4,4が合掌するようにする。
この合掌状態の提手板4,4の両端に形成して
ある鉤部5,5および5,5に切り目23,23
で端板2,2と同様垂直状態にあつた係止片7,
7をそれぞれ折り目22,22位置で内側に倒し
て鉤差し込み孔8,8に鉤部5,5および5,5
をそれぞれ差し込み、第9図に示すように係止す
る。
前記した蓋板3,3の折り目18,18での折
り曲げ時に切れ目20で一方の蓋板3から突設し
た係合片15が第10図に示すように他方の蓋板
3の下側に入り、切れ目20で前記他方の蓋板3
側の提手板4に付いた係合片16を前記一方の提
手板4に明いた手掛け孔30を通して前記提手板
4の外側に接するよう折り目19で180°折り曲げ
ることにより切れ目20によつて生じる紙の端面
を差し込み提げた手に紙の端面(エツジ)が直接
触れないようにし、提げた手にソフトに当るよう
になつている。
この展示用手提げ箱の中に収容されている収容
物の取出しに当つては係止片7,7を提手板4,
4から外し、第8図に示すように蓋板3,3を折
り目18,18で側板2,2と同じ垂直に立て、
一方の側板2を折り目17で底板1と同じ水平に
なるように外側に折り曲げれば第7図に示すよう
に蓋3,3と一方の側板2が開いたいわゆる上と
前方との2面が開いた状態になるので収容物特に
シヨートケーキのような壊れ易いものの取出しが
容易になる。この場合、他方の側板2と端板6,
6は保持板12,12の差し込み片13,13が
底板1の差し込み孔14,14に挿入されている
ので、これら各板が外側に開いてしまうことがな
く保形される。
説明が前後するが収容物の荷重は提手板4,4
の鉤部5,5および5,5に係る係止片7,7を
介して端板6,6に加わるため、蓋板3,3が上
方に持ち上つたり、側板2,2が内側に倒れ込む
ことはなく、一方の側板2は折り込み板10,1
0で、他方の側板2は保持板12,12と折曲片
11,11を介して端板6,6と一体化されてい
るのでわずかに生じる内側への倒れ込み力も前記
各板のため阻止される。
また保持板12,12と側板2との対向面を接
着すれば、より一層保形性が良くなる。
さらに第11図に示す他の実施例は保持板1
2,12の切れ目27,27をレ状にカツト形成
し、保持板12の尖り部をカツトして台形とした
もので他の構成は前記実施例と同様である。
[考案の効果] この考案は以上説明したように構成されている
ので、以下に記載する効果を奏する。
この考案の展示用手提げ箱においては、使用前
は扁平な状態で運搬、保管でき、使用に当つては
糊等の接着手段を用いなくとも2つの端板と1つ
の側板とが起立保形でき、2面を開放し得るので
収容物を入れての展示が可能であり、他の1つの
側板と蓋板を閉め提手板の鉤部に係止片を掛ける
ことで手提げ持ち運びができ、前記係止片を鉤部
から外すことで前記した蓋板と他の1つの側板が
開き、2面が開放するので収容物の納置と取出し
が容易にでき、特にシヨートケーキ等のようなク
リームデコレーシヨンの用に柔いものが付いてい
るものを取出すに当り便利である。
このほかに特にこの考案では折曲片11,11
のV形折り曲げ状態における傾斜上縁くをその傾
斜方向に保持板12,12で押さえ込んで保持す
ることができるから極めて安定堅固に側板2や端
板6,6を直立保持できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の1実施例を示すもの
で、第1図は手提げ容器の展開図、第2図から第
8図まではそれぞれ容器の組立順序の説明図、第
9図は組立完了時の斜視図、第10図は第9図の
A−A断線における拡大断面図、第11図は他の
実施例を示す手提げ容器の展開図である。 1……底板、2……側板、3……蓋板、4……
提手板、5……鉤部、6……端板、7……係止
片、8……鉤差し込み孔、9,10……折り込み
板、11……折曲片、12……保持板、13……
差し込み片、14……差し込み孔、15,16…
…係合片、17,18,19,21,22,2
4,25,26,28,29……折り目、20,
23,27……切れ目、30……手掛け孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板紙から打抜きと切込、折り曲げ加工を施すこ
    とにより形成される手提げ箱において、底板1を
    中心にその幅方向の両側に折り目17,17を介
    して一対の側板2,2を連設し、これら側板2,
    2に折り目18,18を介して前記底板1の半分
    の幅をなす蓋板3,3を連設するとともに、この
    蓋板3,3に折り目19,19と手掛け孔30を
    形成する切れ目20,20とを介して両端に鉤部
    5,5を形成した提手板4,4をそれぞれ連設
    し、前記底板1の長さ方向の両端に折り目21,
    21を介して端板6,6を連設し、またこれら端
    板6,6に折り目22,22および切れ目23,
    23を介して鉤差し込み孔8,8を明けた係止片
    7,7を連設し、前記各端板6,6に折り目2
    2,22および切れ目23,23により第1の折
    り込み板9,9をそれぞれ連設すると共に、前記
    端板6,6の幅方向の一端には折り目24,24
    を介して第2の折り込み板10,10を連設し、
    また端板6,6の他端にはこの他端と前記一方の
    側板2の長手方向の各端とにそれぞれ折り目2
    5,25と26,26を介して前記折り目25,
    25を底辺とする2等辺三角形の斜辺をなす切れ
    目27,27と斜辺をなす折り目28,28,2
    9,29とを施した2つずつペアの折曲片11,
    11を連設し、これら折曲片11,11にそれぞ
    れ前記の切り目27,27と折り目29,29と
    を介して保持板12,12を形成し、これら各保
    持板12,12の端縁には前記底板1の幅方向の
    一方の折り目17に接して明けられた差し込み孔
    14,14に挿入する差し込み片13,13を突
    設して手提げ箱の展開構造を構成し、前記折曲片
    11,11が連接した端板6,6および一方の側
    板2を底板1に対し折り目17,21,21をも
    つて内側に折り曲げる際折り目26,26および
    28,28と切れ目27,27とをもつて前記折
    曲片11,11を前記側板2の内側に添わせてV
    形に折り返し、前記保持板12,12を折り目2
    9,29で前記折曲片11,11を挟んで重なる
    ように折り返して差し込み片13,13を前記底
    板1に明けた差し込み孔14,14に差し込み、
    前記側板2および両端板6,6を起立させて他方
    の側板2側が開いた状態を作り、前記第1および
    第2の折り込み板9,9および10,10を折り
    目22,22および24,24で内側に折り曲
    げ、次に前記他方の側板2を折り目17で内側に
    折り曲げてから前記蓋板3,3を折り目18,1
    8で底板1と平行するよう内側に折り曲げると共
    に、提手板4,4を折り目19,19で外側に折
    り曲げて合掌状態とし、前記提手板4,4の両端
    の鉤部5,5を係止片7,7の鉤差し込み孔8,
    8に挿入係止することにより手提げ箱を組立形成
    したことを特徴とする展示用手提げ箱。
JP9923088U 1988-07-27 1988-07-27 Expired - Lifetime JPH052419Y2 (ja)

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JPH0219724U JPH0219724U (ja) 1990-02-08
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