JPH0441060Y2 - - Google Patents

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JPH0441060Y2
JPH0441060Y2 JP10455287U JP10455287U JPH0441060Y2 JP H0441060 Y2 JPH0441060 Y2 JP H0441060Y2 JP 10455287 U JP10455287 U JP 10455287U JP 10455287 U JP10455287 U JP 10455287U JP H0441060 Y2 JPH0441060 Y2 JP H0441060Y2
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JP
Japan
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plate
bottom plate
packaging container
wine
folding
Prior art date
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JP10455287U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はワインボトル等のラツクに組み立てる
ことができる包装容器に関するものである。
(従来の技術) 従来より、ワインボトルの包装容器は、単に内
部にワインボトルの収納用台紙を入れて、台紙内
に単一又は複数のワインボトルを収納するもので
あつた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の包装容器では包装するだけの機能しかな
いので、使用後はこれを廃棄するほかはなく、取
り出したワインボトルは特別に用意してあるワイ
ンラツクに入れていた。この場合、もし包装容器
にワインラツクの機能があれば、少なくとも包装
容器の再利用が図れて、特別なワインラツクを必
要とせず、経済上有利で実用上便利である。
本考案の目的は、簡単な構成と操作で、ラツク
の機能を具備した包装容器を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、中央部で折畳み可能の底板11と、
この底板に対向位置に設けてある被包装物用挿通
孔11d〜11gと、上記底板の両側に設け、上
記底板の折畳み位置と一致する位置で折畳み可能
である側板12と、上記両側板を連結している上
板13と、上記底板および側板の折畳みを阻止す
る規制手段3とを具備するものである。
(実施例) 以下本考案の実施例を説明する。
本考案の包装容器は、第1図示例では包装容器
本体1、台板2、規制手段である補強板3及び保
持台4を備えている。
包装容器本体1を第1図を参照して説明する
と、この本体は、1枚のダンボール紙を用いて構
成し、これに底板11と、側板12,12と、上
板13とを設けているものである。
底板11は中央部の折畳み線Lを挾んで底部1
1aと11bとからなり、各底部の右側は糊代1
1c,11cとなつている。そして底部11a,
11bにはそれぞれ一対の円形状のワインボトル
用挿通孔11d,11e,11f,11gを開け
てあり、挿通孔11dと11f,11eと11g
は互いに対向位置している。また底部11a,1
1bには円弧状の取手孔11h,11iを対向位
置関係に設けてある。底板11aと11bを折畳
んだ状態では、挿通孔11dと11f,11eと
11g,取手孔11hと11iとは互いに重合し
て、それぞれ1つの孔を形成する。
また底板11の左側で折畳み線L1を介して側
板12が連設している。側板12は、中央部で上
記折畳み線Lと同一直線上に位置する切込み線C
を挾んで位置する側部12aと12bとからな
る。側部12aの下側と、側部12bの上側とに
それぞれ側フラツプ12c,12cを連設してあ
る。そして側板12には切込み線Cの端部を頂点
とする二等辺三角形状の孔12dを設けてある。
また側板12の左側には上板13が折畳み線L
2を介して連設している。この上板は中央部に位
置する切込み線C1を挾んで上板部13aと13
bとからなる。各上板部にはレンズ状の一対の受
孔部13c,13d,13e,13fを開けあ
り、受孔部13cと13e、13dと13fとが
対向位置し、さらに隣接する受孔部の中心線を通
る位置に折畳み線L3,L3を設けてある。さら
に上板部13a,13bには切込み線C1側に折
畳み線L4,L4を設けてある。また上板13の
上下両側に上フラツプ13g,13gを連設して
ある。
また上板13の左側には上記側板12と同一構
成の側板が折畳み線L5を介して連設してあり、
この左側の側板の符号を上記側板12の符号と一
致させてある。
台板2は第1,2図に示すように底板11と同
一の大きさで、この底板上に位置する。また2枚
の補強板3は、いずれも側板12と同一の大きさ
で、組立てた容器本体1の側板12の内側に位置
して、底板11および側板が折畳み線Lを中心と
して折れ曲るのを規制する役割をもつ。
保持台4の平面形状は上記底板11のそれと同
一であり、上側からワインボトルBを収納できる
ように収納凹部4a,4aを設けてある。
次に使用法を説明する。
まず、本来の包装容器として使用する場合を第
1,3図を参照して説明する。
最初に包装容器本体1の組立てを行う。そのた
めに折畳み線L1,L2,L5を利用して、第1
図左側端の側板12を同図紙面の手前に底板11
まで折込む。そして底板の糊代11cを左側側板
12の一辺に糊付けすると、本体1は筒状に組み
立てられ、この状態で両側の開口部のうち一側の
開口部をフラツプ12cと13gとで閉じる。そ
して上板13a,13bの折畳み線L3,L4を
利用して、この折畳み線L3から切込み線C1ま
での部分13a1、13b1を内側に折込むと、
第3図に示す容器本体1が組み立てられる。な
お、この図では他側の開口部もフラツプ12cと
13gで閉じている。
その後、本体1の外側の開口部から内部へ台板
2と補強板3,3をそれぞれ差し込み、台紙は底
板11上に載せ、各補強板を側板12の内側に沿
わせる。このため本体1は第3図矢印方向に折れ
曲がるのが規制される。そして本体1内に保持台
4も差し込む。こうしてから外側の開口部をフラ
ツプ12cと13gで閉じて、第2図に示すよう
に保持台4の収納凹部4a内にワインボトルBを
入れる。
次に、この包装容器をワインラツクとして使用
する場合を第3,4図を参照して説明する。
この場合には、第2図示の状態の包装容器本体
1から一側の開口部を利用して保持台4、台板
2、補強板3を取り出して第3図の状態にする。
そして折畳み線Lを中心として矢印方向に折畳
む。こうすると底部11aと11bの背面が互い
に接し、上フラツプ13g,13gが底面に位置
することになり、挿通孔11dと11f,11e
と11gが重合してそれぞれ1つの孔5,5を形
成し、また取手孔11hと11iとが重合して孔
6を形成する。同時に上板部13a,13bに円
弧状の受孔7,7が形成されて、ラツクが組み立
てられる。この時、背中合せの底部11aと11
bとが外側に開かないように一方開口部を覆う上
フラツプ13gの端辺部を他方の開口部に差込
む。なお、このように開くことを防止するため
に、例えば粘着テープで隣り合う側板部12a,
12b同志を連結してもよい。
こうしておいてから、ワインボトルBを孔5に
通せば、第4図に示すようにボトル中央部はこの
孔縁で保持され、両側部は受孔7,7で支持され
る。このようにして受孔7を設ければ、ワインボ
トルBを安定して支持できる。
上例において、挿通孔および受孔部は1組(例
えば挿通孔11dと11f、受孔部13cと13
e)でもよく、その数は包装容器に入れる被包装
物の本数によつて決定される。また上板部13
a,13bの折畳み部分13a1,13b1は必
ずしも必要としない。
包装容器の材質はダンボール紙に他に、プラス
チツク板でもよく、木製板であつてもよい。木製
板の場合には、底板と側板、側板と上板の各接続
部分は例えばビンジなどを使用して折畳み可能に
する。また規制手段は補強板3に限定されるもの
ではなく、上例では台板2も同様な役割をもち、
さらにこの台板と補強板とを一体形成したもので
あつてもよく、また木製板の場合にはフツクなど
機械的手段を用いてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、簡単な構
成と単純な操作でラツク機能を備えた包装容器を
提供でき、包装容器の再利用が図れて経済的およ
び実用上の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は包装容器を展開している状態を示す正
面図、第2図は包装状態を示す斜視図、第3図は
包装容器本体の斜視図、第4図はワインラツクと
して使用している状態を示す斜視図である。 1……包装容器本体、3……規制手段(補強
板)、5……受部(受孔)、11……底板、12…
…側板、13……上板、B……被包装物(ワイン
ボトル)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 中央部で折畳み可能の底板と、 この底板に対向位置に設けてある被包装物用挿
    通孔と、 上記底板の両側に設け、上記底板の折畳み位
    置と一致する位置で折畳み可能である側板と、 上記両側板を連結している上板と、 上記底板および側板の折畳みを阻止する規制
    手段と を具備するワインボトル等の包装容器。 2 実用新案登録請求の範囲第1項において、被
    包装物用挿通孔はワインボトル用挿通孔である
    ことを特徴とするワインボトル等の包装容器。 3 実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に
    おいて、上板の縁部に被包装物を受ける受部を
    設けてあることを特徴とするワインボトル等の
    包装容器。
JP10455287U 1987-07-09 1987-07-09 Expired JPH0441060Y2 (ja)

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JP10455287U JPH0441060Y2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09

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JP2001031150A (ja) * 1999-07-16 2001-02-06 Uchiyama Mfg Corp ワインケースラック

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