JPH0734844Y2 - 手提げ用カートン - Google Patents
手提げ用カートンInfo
- Publication number
- JPH0734844Y2 JPH0734844Y2 JP11891489U JP11891489U JPH0734844Y2 JP H0734844 Y2 JPH0734844 Y2 JP H0734844Y2 JP 11891489 U JP11891489 U JP 11891489U JP 11891489 U JP11891489 U JP 11891489U JP H0734844 Y2 JPH0734844 Y2 JP H0734844Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- container holding
- pair
- tongue piece
- bottom part
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は手提げ用カートンに係り、一つのカートンで異
なる数の缶や瓶、紙コップ等を入れて持ち運ぶことを可
能としたカートンに関する。
なる数の缶や瓶、紙コップ等を入れて持ち運ぶことを可
能としたカートンに関する。
[従来の技術] 缶や瓶、紙コップ等を入れて持ち運ぶための板紙材で構
成されたカートンは、従来種々のものが考案され、出回
っている。
成されたカートンは、従来種々のものが考案され、出回
っている。
しかし、旧来のカートンでは、容器を入れる開口部いわ
ゆる容器保持穴の数は、通常限定されている。そして、
あるカートンにある数の容器保持穴が備えられている場
合、たとえその数より少ない数の容器を持ち運ぶ場合で
も、該カートンはその「ある数」の容器を持ち運ぶべく
設計されているため、容器の内容物がこぼれたり、容器
が脱落したりするおそれがある。
ゆる容器保持穴の数は、通常限定されている。そして、
あるカートンにある数の容器保持穴が備えられている場
合、たとえその数より少ない数の容器を持ち運ぶ場合で
も、該カートンはその「ある数」の容器を持ち運ぶべく
設計されているため、容器の内容物がこぼれたり、容器
が脱落したりするおそれがある。
また、販売店等においても、カートンの容器保持穴の数
が一種に限定されている場合、所望の容器保持穴を有す
る数種のカートンをそれぞれ用意しなければならず、例
えば注文数の多い二種の数のどちらにでも対応できるカ
ートンがあれば、数種のカートンを用意する必要がなく
便利である。複数個の品物をセット販売する場合にも、
同様に複数個のカートンを用意する必要がなくなる。
が一種に限定されている場合、所望の容器保持穴を有す
る数種のカートンをそれぞれ用意しなければならず、例
えば注文数の多い二種の数のどちらにでも対応できるカ
ートンがあれば、数種のカートンを用意する必要がなく
便利である。複数個の品物をセット販売する場合にも、
同様に複数個のカートンを用意する必要がなくなる。
また、旧来のカートンは、そのカートンの目的とする効
果を得んがため往々にして複雑な構造となるものであ
る。
果を得んがため往々にして複雑な構造となるものであ
る。
そこで、所望の数の容器を運ぶのにより適したカートン
を極めて簡易な方法で得ることが強く要望されていた。
を極めて簡易な方法で得ることが強く要望されていた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、一つのカートンで二種類の数の容器を持ち運
ぶのに対応でき、かつ、そのような効果を極めて簡単な
構造をもって得ることができる手提げ用カートンを得
て、缶や瓶、紙コップ等の容器の持ち運びを便利ならし
めることを目的とするものである。
ぶのに対応でき、かつ、そのような効果を極めて簡単な
構造をもって得ることができる手提げ用カートンを得
て、缶や瓶、紙コップ等の容器の持ち運びを便利ならし
めることを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本考案は、上記目的を達成するために創作さ
れたものであって、その第一は、方形状の底部と該底部
の相対する二辺より延設してなる一対の側壁部を板材に
折れ線を介して配設し、該一対の側壁部に該底部上に該
底部へこれと対峙して架設可能で異なる数の容器保持穴
を開設しかつ舌片を備えた容器保持面を切り起こし可能
となるように切込み線で区画し、更に、該一対の側壁部
に容器保持面をこれの舌片を挿通し支持可能とする切込
みを設け、かつ、該一対の側壁部の両端に手提げ用の開
口部を設けてなる手提げ用カートンであり、その第二
は、方形状の底部と該底部の相対する二辺より延設して
なる一対の側壁部を板材に折れ線を介して配設し、か
つ、該底部と側壁部間の折れ線部分に容器保持部を支持
すべき切込みを設け、更に、該一対の側壁部の両端に手
提げ用の開口部を設けてなる本体部と、前側面部を介し
て連結された平面部と底面部に該本体部に設けた切込み
に挿通すべき舌片を切込み線で区画しかつ異なる数の容
器保持穴を開設し、該平面部と底面部の相対する二辺よ
り組立て後に左右側面部を形成すべき舌片を有する側壁
を延設し、更に、該平面部と底面部より後側面部を形成
すべく一方に舌片を他方に該舌片を挿通すべき切込みを
備えてなる一対の側壁を延設してなり、これを組み立て
ることにより箱型形状を呈する容器保持部とからなる手
提げ用カートンである。
れたものであって、その第一は、方形状の底部と該底部
の相対する二辺より延設してなる一対の側壁部を板材に
折れ線を介して配設し、該一対の側壁部に該底部上に該
底部へこれと対峙して架設可能で異なる数の容器保持穴
を開設しかつ舌片を備えた容器保持面を切り起こし可能
となるように切込み線で区画し、更に、該一対の側壁部
に容器保持面をこれの舌片を挿通し支持可能とする切込
みを設け、かつ、該一対の側壁部の両端に手提げ用の開
口部を設けてなる手提げ用カートンであり、その第二
は、方形状の底部と該底部の相対する二辺より延設して
なる一対の側壁部を板材に折れ線を介して配設し、か
つ、該底部と側壁部間の折れ線部分に容器保持部を支持
すべき切込みを設け、更に、該一対の側壁部の両端に手
提げ用の開口部を設けてなる本体部と、前側面部を介し
て連結された平面部と底面部に該本体部に設けた切込み
に挿通すべき舌片を切込み線で区画しかつ異なる数の容
器保持穴を開設し、該平面部と底面部の相対する二辺よ
り組立て後に左右側面部を形成すべき舌片を有する側壁
を延設し、更に、該平面部と底面部より後側面部を形成
すべく一方に舌片を他方に該舌片を挿通すべき切込みを
備えてなる一対の側壁を延設してなり、これを組み立て
ることにより箱型形状を呈する容器保持部とからなる手
提げ用カートンである。
[作用] 本考案は、方形状の底部を水平とし、一対の側壁部との
境界を成す折れ線を介して該一対の側壁部を立ち上げる
ように折り返し、該一対の側壁部に開設された二種の数
の容器保持穴のうち所望数の容器保持穴を備えた切込み
線で区画された容器保持面となる部分を該底部の側へ側
壁部より該切込み線を切ることにより切り起こし、該容
器保持面となる部分に備えた舌片を他の一方の側壁部に
設けられた切込みに挿通することにより容器保持面を該
底部に対峙して支持し、容器保持穴に容器を入れて該一
対の側壁部の両端に設けられた手提げの開口部に手を入
れて持ち運ぶ。
境界を成す折れ線を介して該一対の側壁部を立ち上げる
ように折り返し、該一対の側壁部に開設された二種の数
の容器保持穴のうち所望数の容器保持穴を備えた切込み
線で区画された容器保持面となる部分を該底部の側へ側
壁部より該切込み線を切ることにより切り起こし、該容
器保持面となる部分に備えた舌片を他の一方の側壁部に
設けられた切込みに挿通することにより容器保持面を該
底部に対峙して支持し、容器保持穴に容器を入れて該一
対の側壁部の両端に設けられた手提げの開口部に手を入
れて持ち運ぶ。
一方、本体部と容器保持部が分離されている場合は、容
器保持部の平面部と底面部が平行に相対するように前側
面部と平面部、前側面部と底面部の境界で折り曲げ、更
に、該平面部と底面部の相対する二辺より左右側面部を
形成すべく延設された四つの側壁を内側に折り曲げてそ
れぞれ重なり合う側壁を該側壁に設けられた舌片のすべ
てが箱体内部にくるように該舌片を差し込んでいき接合
する。そして、該平面部と底面部より後側面部を形成す
べく延設された一対の側壁の一方に備えられた舌片を他
方に備えられた切込みに挿通し容器保持部を箱型形状に
形成する。次に、該容器保持部の所望数の容器保持穴を
有する面を上にし、底面となる面に配設された切込み線
を切り舌片を切り起こし、方形状の底部を水平とし一対
の側壁部との境界を成す折れ線を介して該一対の側面部
を立ち上げるように折り返した形状の本体部の底部上に
該舌片を本体部に設けられた切込みに差し込むことによ
って固定する。そして、該容器保持部の容器保持穴に容
器を入れ、本体部に設けられた開口部で手に提げて持ち
運ぶ。また、他の一方の数の容器保持穴を利用したい場
合には、該容器保持部の前記底面となる面を上にして、
前記と同様に舌片を本体部の切込みに挿通することによ
り、一つの容器保持部で二種類の容器保持を可能とす
る。
器保持部の平面部と底面部が平行に相対するように前側
面部と平面部、前側面部と底面部の境界で折り曲げ、更
に、該平面部と底面部の相対する二辺より左右側面部を
形成すべく延設された四つの側壁を内側に折り曲げてそ
れぞれ重なり合う側壁を該側壁に設けられた舌片のすべ
てが箱体内部にくるように該舌片を差し込んでいき接合
する。そして、該平面部と底面部より後側面部を形成す
べく延設された一対の側壁の一方に備えられた舌片を他
方に備えられた切込みに挿通し容器保持部を箱型形状に
形成する。次に、該容器保持部の所望数の容器保持穴を
有する面を上にし、底面となる面に配設された切込み線
を切り舌片を切り起こし、方形状の底部を水平とし一対
の側壁部との境界を成す折れ線を介して該一対の側面部
を立ち上げるように折り返した形状の本体部の底部上に
該舌片を本体部に設けられた切込みに差し込むことによ
って固定する。そして、該容器保持部の容器保持穴に容
器を入れ、本体部に設けられた開口部で手に提げて持ち
運ぶ。また、他の一方の数の容器保持穴を利用したい場
合には、該容器保持部の前記底面となる面を上にして、
前記と同様に舌片を本体部の切込みに挿通することによ
り、一つの容器保持部で二種類の容器保持を可能とす
る。
[実施例] 以下本考案の要旨を明確にするために、図面を用いて一
実施例を説明する。第1図、第2図、第3図を利用して
第一実施例を説明する。
実施例を説明する。第1図、第2図、第3図を利用して
第一実施例を説明する。
第1図に示すように手提げ用カートンAは、方形状の底
部1と該底部1の長手方向の相対する二辺より延設して
なる一対の側壁部3a、3bを板紙材に折れ線2a、2bを介し
て配設し、側壁部3aには該底部1上に該底部1と対峙し
て架設可能となる三つの容器保持穴32aが開設され、か
つ、舌片311aを有する容器保持面31aを切り起こし可能
となるように切込み線で区画し、更に、側壁部3bにも同
様に該底部1上に該底部1と対峙して架設可能となる二
つの容器保持穴32bが開設され、かつ、舌片311bを有す
る容器保持面31bを切り起こし可能となるように切込み
線で区画し、更に、側壁部3aに容器保持面31bの舌片311
bを挿通し容器保持面31bを支持可能とするための切込み
33aを設け、側壁部3bにも同様に容器保持面31aの舌片31
1aを挿通し容器保持面31aを支持可能とするための切込
み33bを設け、かつ、該一対の側壁部3a、3bの両端に手
提げ用の方形状の開口部34a、34bを設けてなるものであ
る。
部1と該底部1の長手方向の相対する二辺より延設して
なる一対の側壁部3a、3bを板紙材に折れ線2a、2bを介し
て配設し、側壁部3aには該底部1上に該底部1と対峙し
て架設可能となる三つの容器保持穴32aが開設され、か
つ、舌片311aを有する容器保持面31aを切り起こし可能
となるように切込み線で区画し、更に、側壁部3bにも同
様に該底部1上に該底部1と対峙して架設可能となる二
つの容器保持穴32bが開設され、かつ、舌片311bを有す
る容器保持面31bを切り起こし可能となるように切込み
線で区画し、更に、側壁部3aに容器保持面31bの舌片311
bを挿通し容器保持面31bを支持可能とするための切込み
33aを設け、側壁部3bにも同様に容器保持面31aの舌片31
1aを挿通し容器保持面31aを支持可能とするための切込
み33bを設け、かつ、該一対の側壁部3a、3bの両端に手
提げ用の方形状の開口部34a、34bを設けてなるものであ
る。
該手提げ用カートンAを使用する場合は、第2図に示す
ように一対の側壁部3a、3bを折れ線2a、2bを介して立ち
上げるように折り返し、その後、二つの容器を持ち運ぶ
場合には、第3図に示すように側壁部3bの側の容器保持
面31bを切込み線を切ることにより内側へ切り起こし、
該容器保持面31bの舌片311bを側壁部3aに設けた切込み3
3aに挿通することにより第3図に示すように容器保持面
31bを底部1上に支持し、該容器保持穴に容器を収納し
て開口部34a、34bで手に提げて持ち運ぶ。また、三つの
容器を持ち運ぶ場合には、側壁部3aの側の容器保持面31
aを切り起こし底部上に支持することにより使用する。
ように一対の側壁部3a、3bを折れ線2a、2bを介して立ち
上げるように折り返し、その後、二つの容器を持ち運ぶ
場合には、第3図に示すように側壁部3bの側の容器保持
面31bを切込み線を切ることにより内側へ切り起こし、
該容器保持面31bの舌片311bを側壁部3aに設けた切込み3
3aに挿通することにより第3図に示すように容器保持面
31bを底部1上に支持し、該容器保持穴に容器を収納し
て開口部34a、34bで手に提げて持ち運ぶ。また、三つの
容器を持ち運ぶ場合には、側壁部3aの側の容器保持面31
aを切り起こし底部上に支持することにより使用する。
続いて、第4図(イ)(ロ)、第5図、第6図を利用し
て第二実施例を説明する。第4図(イ)(ロ)に示すよ
うに手提げ用カートンBは、方形状の底部4と該底部長
手方向の相対する二辺より延設してなる一対の側壁部7
a、7bを板紙材に折れ線5a、5bを介して配設し、該折れ
線5a上に二つの、また、折れ線5b上に一つの容器保持部
B2を保持すべき切込み6を設け、かつ、該一対の側壁部
7a、7bの両端に手提げ用の方形状の開口部71a、71bを設
けてなる本体部B1と、前側面部81を介して連結された平
面部82と底面部83の端部にそれぞれ三か所該本体部B1に
設けた切込み6に嵌め込むべき舌片821、822を切込み線
で区画し、該平面部82には二つの容器保持穴822を、該
底面部83には三つの容器保持穴832をそれぞれ開設し、
該平面部82と底面部83の相対する二辺より組立て後に左
右側面部を形成すべき複数の舌片841a、841b、851a、85
1bを有する側壁84a、84b、85a、85bを延設し、更に、後
側面部を形成すべく該平面部82より舌片861bを備えた側
壁86bを、底面部83より該舌片861bを嵌め込むべき切込
み861aを備えた側壁86aを延設してなり、これを組み立
てることにより箱形形状を呈する容器保持部B2とからな
るものである。
て第二実施例を説明する。第4図(イ)(ロ)に示すよ
うに手提げ用カートンBは、方形状の底部4と該底部長
手方向の相対する二辺より延設してなる一対の側壁部7
a、7bを板紙材に折れ線5a、5bを介して配設し、該折れ
線5a上に二つの、また、折れ線5b上に一つの容器保持部
B2を保持すべき切込み6を設け、かつ、該一対の側壁部
7a、7bの両端に手提げ用の方形状の開口部71a、71bを設
けてなる本体部B1と、前側面部81を介して連結された平
面部82と底面部83の端部にそれぞれ三か所該本体部B1に
設けた切込み6に嵌め込むべき舌片821、822を切込み線
で区画し、該平面部82には二つの容器保持穴822を、該
底面部83には三つの容器保持穴832をそれぞれ開設し、
該平面部82と底面部83の相対する二辺より組立て後に左
右側面部を形成すべき複数の舌片841a、841b、851a、85
1bを有する側壁84a、84b、85a、85bを延設し、更に、後
側面部を形成すべく該平面部82より舌片861bを備えた側
壁86bを、底面部83より該舌片861bを嵌め込むべき切込
み861aを備えた側壁86aを延設してなり、これを組み立
てることにより箱形形状を呈する容器保持部B2とからな
るものである。
該手提げ用カートンBを使用する場合には、先ず、容器
保持部B2の平面部82と底面部83が平行に相対するように
前側面部81と平面部82及び前側面部81と底面部83の境界
で折り曲げ、更に、平面部82と底面部83より延設された
側壁84a、84b、85a、85bを内側に折り曲げ、側壁84aの
舌片841aを側壁84bの凹部内側に差し込むと同時に側壁8
4bの舌片841bを側壁84aの凹部内側に差し込むことによ
り側壁84aと84bを接合し右側面部を形成するとともに、
同様にして側壁85aと側壁85bも接合し左側面部を形成す
る。そして、平面部82と底面部83より延設された側壁86
a、86bを内側に折り曲げ、該側壁86bに備えられた舌片8
61bを側壁86aに備えられた切込み861aに挿通し容器保持
部B2を箱形形状に形成する。
保持部B2の平面部82と底面部83が平行に相対するように
前側面部81と平面部82及び前側面部81と底面部83の境界
で折り曲げ、更に、平面部82と底面部83より延設された
側壁84a、84b、85a、85bを内側に折り曲げ、側壁84aの
舌片841aを側壁84bの凹部内側に差し込むと同時に側壁8
4bの舌片841bを側壁84aの凹部内側に差し込むことによ
り側壁84aと84bを接合し右側面部を形成するとともに、
同様にして側壁85aと側壁85bも接合し左側面部を形成す
る。そして、平面部82と底面部83より延設された側壁86
a、86bを内側に折り曲げ、該側壁86bに備えられた舌片8
61bを側壁86aに備えられた切込み861aに挿通し容器保持
部B2を箱形形状に形成する。
更に、二つの容器を持ち運ぶ場合には、第5図に示すよ
うに平面部82を上にし、底面部83に配設された切込み線
を切り三つの舌片831を切り起こし、本体部B1の底部4
を水平とし一対の側壁部7a、7bとの境界を成す折れ線を
介して該一対の側面部7a、7bを立ち上げるように折り返
した形状の本体部B1の底部4上に該舌片831を本体部B1
に設けられた切込み6に差し込むことによって固定し、
第6図に示すような状態にし、該容器保持部B2の容器保
持穴822に容器を入れ、本体部B1に設けられた開口部71
a、71bで手に提げて持ち運ぶ。また、三つの容器を持ち
運ぶ場合には底面部83を上にして容器保持部B2を本体部
B1の底部4上に固定し、使用する。
うに平面部82を上にし、底面部83に配設された切込み線
を切り三つの舌片831を切り起こし、本体部B1の底部4
を水平とし一対の側壁部7a、7bとの境界を成す折れ線を
介して該一対の側面部7a、7bを立ち上げるように折り返
した形状の本体部B1の底部4上に該舌片831を本体部B1
に設けられた切込み6に差し込むことによって固定し、
第6図に示すような状態にし、該容器保持部B2の容器保
持穴822に容器を入れ、本体部B1に設けられた開口部71
a、71bで手に提げて持ち運ぶ。また、三つの容器を持ち
運ぶ場合には底面部83を上にして容器保持部B2を本体部
B1の底部4上に固定し、使用する。
なお、本考案は本実施例に限定されるものではなく、例
えば容器保持穴の数は任意でよく、各所に設けられた舌
片の数も任意でよく、また、手提げ用の開口部の形状も
任意でよい等本考案の目的、効果を奏する範囲で任意に
変更されて良く、それらの変更は本考案の要旨を変更す
るものでないことはいうまでもない。
えば容器保持穴の数は任意でよく、各所に設けられた舌
片の数も任意でよく、また、手提げ用の開口部の形状も
任意でよい等本考案の目的、効果を奏する範囲で任意に
変更されて良く、それらの変更は本考案の要旨を変更す
るものでないことはいうまでもない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案手提げ用カートンは、側壁
部にそれぞれ異なる数の容器保持穴を開設した容器保持
面を切込み線を介して区画したり、また、それぞれ異な
る数の容器保持穴を開設した容器保持部を本体部に載設
してなるので、当該カートン一つで二種類の数の容器を
持ち運ぶのに極めて容易に利用できることから、数種の
カートンをそれぞれ用意する必要がなく、缶や瓶、紙コ
ップ等の容器の持ち運びに便利であり、更に、本考案は
究めて簡単な構造であり板紙材に簡単な処理を加えるだ
けで製造できるので、余分な手間をかける必要がなく低
コストで得ることができる等本考案は誠に優れた考案で
あるといわねばならない。
部にそれぞれ異なる数の容器保持穴を開設した容器保持
面を切込み線を介して区画したり、また、それぞれ異な
る数の容器保持穴を開設した容器保持部を本体部に載設
してなるので、当該カートン一つで二種類の数の容器を
持ち運ぶのに極めて容易に利用できることから、数種の
カートンをそれぞれ用意する必要がなく、缶や瓶、紙コ
ップ等の容器の持ち運びに便利であり、更に、本考案は
究めて簡単な構造であり板紙材に簡単な処理を加えるだ
けで製造できるので、余分な手間をかける必要がなく低
コストで得ることができる等本考案は誠に優れた考案で
あるといわねばならない。
図面は、本考案手提げ用カートンの一実施例を示すもの
で、第1図は第一実施例を示す展開図、第2図は第一実
施例の組立て過程を示す斜視図、第3図は第一実施例の
組立て完成時の状態を示す斜視図、第4図(イ)は第二
実施例における本体部を示す展開図、第4図(ロ)は第
二実施例における容器保持部を示す展開図、第5図は第
二実施例の組立て過程を示す斜視図、第6図は第二実施
例の組立て完成時の状態を示す斜視図である。 A、B……手提げ用カートン B1……本体部 B2……容器保持部 1、4……底部 2a、2b、5a、5b……折れ線 3a、3b、7a、7b……側壁部 31a、31b……容器保持面 311a、311b、821、831841a、841b、851a、851b861b……
舌片 32a、32b,822,832……容器保持穴 33a、33b、6、861a……切込み 34a、34b、71a、71b……開口部 81……前側面部 82……平面部 83……底面部 84a、84b、85a、85b、86a86b……側壁
で、第1図は第一実施例を示す展開図、第2図は第一実
施例の組立て過程を示す斜視図、第3図は第一実施例の
組立て完成時の状態を示す斜視図、第4図(イ)は第二
実施例における本体部を示す展開図、第4図(ロ)は第
二実施例における容器保持部を示す展開図、第5図は第
二実施例の組立て過程を示す斜視図、第6図は第二実施
例の組立て完成時の状態を示す斜視図である。 A、B……手提げ用カートン B1……本体部 B2……容器保持部 1、4……底部 2a、2b、5a、5b……折れ線 3a、3b、7a、7b……側壁部 31a、31b……容器保持面 311a、311b、821、831841a、841b、851a、851b861b……
舌片 32a、32b,822,832……容器保持穴 33a、33b、6、861a……切込み 34a、34b、71a、71b……開口部 81……前側面部 82……平面部 83……底面部 84a、84b、85a、85b、86a86b……側壁
Claims (2)
- 【請求項1】方形状の底部と該底部の相対する二辺より
延設してなる一対の側壁部を板材に折れ線を介して配設
し、該一対の側壁部に該底部上へこれと対峙して架設可
能で異なる数の容器保持穴を開設しかつ舌片を備えた容
器保持面を切り起こし可能となるように切込み線で区画
し、更に、該一対の側壁部に容器保持面をこれの舌片を
挿通し支持可能とする切込みを設け、かつ、該一対の側
壁部の両端に手提げ用の開口部を設けてなることを特徴
とする手提げ用カートン。 - 【請求項2】方形状の底部と該底部の相対する二辺より
延設してなる一対の側壁部を板材に折れ線を介して配設
し、かつ、該底部と側壁部間の折れ線部分に容器保持部
を支持すべき切込みを設け、更に、該一対の側壁部の両
端に手提げ用の開口部を設けてなる本体部と、前側面部
を介して連結された平面部と底面部に該本体部に設けた
切込みに挿通すべき舌片を切込み線で区画しかつ異なる
数の容器保持穴を開設し、該平面部と底面部の相対する
二辺より組立て後に左右側面部を形成すべき舌片を有す
る側壁を延設し、更に、該平面部と底面部より後側面部
を形成すべく一方に舌片を他方に該舌片を挿通すべき切
込みを備えてなる一対の側壁を延設してなり、これを組
み立てることにより箱型形状を呈する容器保持部とから
なることを特徴とする手提げ用カートン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11891489U JPH0734844Y2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 手提げ用カートン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11891489U JPH0734844Y2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 手提げ用カートン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360266U JPH0360266U (ja) | 1991-06-13 |
JPH0734844Y2 true JPH0734844Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31667056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11891489U Expired - Fee Related JPH0734844Y2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 手提げ用カートン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734844Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200451772Y1 (ko) * | 2008-09-26 | 2011-01-12 | 주식회사 파리크라상 | 컵케이크 포장케이스 |
KR20220126616A (ko) * | 2021-03-09 | 2022-09-16 | 우인선 | 휴대성이 향상된 3구 컵 캐리어 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109760948B (zh) * | 2017-11-09 | 2024-08-20 | 上海紫丹食品包装印刷有限公司 | 一种便携式包装盒 |
-
1989
- 1989-10-11 JP JP11891489U patent/JPH0734844Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200451772Y1 (ko) * | 2008-09-26 | 2011-01-12 | 주식회사 파리크라상 | 컵케이크 포장케이스 |
KR20220126616A (ko) * | 2021-03-09 | 2022-09-16 | 우인선 | 휴대성이 향상된 3구 컵 캐리어 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360266U (ja) | 1991-06-13 |
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