JPS5910026Y2 - 包装用中仕切 - Google Patents

包装用中仕切

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JPS5910026Y2
JPS5910026Y2 JP2087780U JP2087780U JPS5910026Y2 JP S5910026 Y2 JPS5910026 Y2 JP S5910026Y2 JP 2087780 U JP2087780 U JP 2087780U JP 2087780 U JP2087780 U JP 2087780U JP S5910026 Y2 JPS5910026 Y2 JP S5910026Y2
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JP
Japan
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plate
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plates
paperboard
appropriate
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JP2087780U
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JPS56121657U (ja
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保 斎藤
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、適当に折曲げた板紙面などに、飯茶碗やコ
ーヒー碗など・いった被包装体を安定支持する支持面や
支持穴などを設け、上記被包装体を化粧箱内などに体裁
よくこれを収容展示しうるようにした包装用中仕切の構
造に関する。
尚、この考案において、いわゆる板紙とは、紙製もしく
は合或樹脂製の段ボールや厚紙などを含めこれに類する
ものを広く総称したものである。
従来、上記したような包装用中仕切には、既に各種のも
のがあって、その構造も多様であり、これを例えば飯茶
碗用のものについてみても、実開昭47−22076号
や実開昭53−140393号のものなどがあげられる
ところが、これら従前のものには、そのいずれにも共通
して次のような欠点が生じている。
(1)被包装体を支持する支持面や支持穴以外の部分に
あてられる板紙面が多く、板紙に予想以上の無駄な部分
が生じており、省資源、省エネルギ一時代にふさわしく
ないものとなっている。
(2)箱内に中仕切を利用して被包装体を展示収容する
と、中仕切(板紙)の部分が多く目立ち、被包装体が中
仕切でかくされて半分程度しか見ることができなくなっ
てしまいやすい。
そこで、この考案は、従前のものに関し生じている上記
した欠点を、きわめて簡易且つ有効に改良することを目
的として完戊したものであって、この考案を先ずその要
旨について説明すると次のとおりである。
即ち、この考案は、板紙からなる適当な形状ならびに大
きさの板体になっていて、板面が被包装体の前部にあた
る適当な部分に当接してこれを支持する支持面になって
いると・もに、この板体の中央もしくは適当な位置に、
被包装体の後部にあたる適当な部分を挿入してこれを支
持する適当な大きさの透孔が穿設されている計2枚もし
くはそれ以上の支持板と、同じく板紙からなる適当な形
状ならびに大きさの板体になっていて、上記した多持板
相互間にあって該支持板に一体に連結されている任意枚
数の連結板とを具えたことを要旨とする包装用中仕切の
構造である。
上記したこの考案の要旨を更に明白にすると・もに、こ
の考案の構或と効果を具体的に説明するため、この考案
による包装用中仕切の実施例を、飯茶碗包装用中仕切の
場合についてこれを例示し、図面を利用してこれを詳述
すると次のとおりである。
尚、この考案は下記実施例のものに限定されるもので゛
ないことは申すまで゛もない。
第1実施例(第1図乃至第5図) この実施例における飯茶碗包装用の中仕切Pは、いずれ
も1枚の段ボールに連或されていて、包装しようとする
計5個の飯茶碗Qを支持(後述)するいずれも同形の板
状を呈した計5枚の支持板1,1 a,1 b,I C
,1 dと、これらの支持板の相互間にあって支持板相
互を互に1体に連結する計4枚からなるいずれも同形の
連結板2,2 a ,2 b ,2 Cとからなる。
そして、上記した各支持板1,1 a,1 b,I C
,1dは、前記したごとく1枚の段ボールに連結板2,
2a,2b,2Cに相当する部分を夫々等間隔に介在さ
せて連威されていて、各支持板の上半分にあたる部分が
、飯茶碗Qの上半分にあたるラッパ状開口上周縁部の口
径よりいずれも僅かに径小な大きさならびに形状のもの
になっている。
又、上記した支持板1,1 a,1 b,I C,1
d (7)夫々中央部には、いずれも飯茶碗Qの糸底部
Rにあたる部分を挿入する支持穴3,3a,3b,3C
,3dが夫々透設されている。
そして又、上記した中仕切Pは、各連結板を介してこれ
を折曲げ゛ると、第2図のように折曲げられるようにな
っていて、各連結板には夫々折目線S,Saが設けられ
ていると・もに、飯茶碗Qは、第2図に示すように、例
えば前後の支持板1,1a間に、先ず前部の支持板1を
飯茶碗Qのラッパ状開口上部内周側縁部にあてがい、後
部の支持板1a、の支持穴3a内に糸底部Rを挿入し、
支持穴の大きさと、前後各支持板1,1a間の連結板2
の長さを夫々所定の大きさならびに長さにしておくこと
によって、飯茶碗Qが前後の両支持板1,1a間に安定
して支持されるようになっている。
尚、図面に示す4は飯茶碗を収容する箱を表わしたもの
である。
以上のような構造の包装用中仕切とすると、この中仕切
は従前のものと比べ、次のような優れた作用効果を具え
たものとなる。
(1)中仕切Pが支持板1,1 a,1 b,I C,
1 dと連結板2,2 a,2 b,2 Cのみという
頗る簡単な構造のものになっているので、これらにあて
られる段ボールの面積も従前のものと比べて大幅にすく
なく、箱4内で飯茶碗Qを包装した場合でも、箱4の大
きさを従前のものと比べ3分の1以下の小さな箱とする
ことができるようになり、省資源、省エネルギ一時代に
ふさわしいものとなる。
(2)包装する場合に、各支持板1,1 a,1 b,
I C,1dは、いずれも飯茶碗Qのラッパ状開口部上
部内周縁部にあてがわれ(嵌装され)、外部がらは見え
なくなるばかりでなく、各飯茶碗Qの糸底部Rも、単に
各支持板の夫々支持穴に挿入した状態としたのみとなっ
ているので、中仕切Pを介し箱4内に包装して収容され
た各飯茶碗Qは、これを箱の外部からみると、その下部
を除いた全体がそのま・頗る体裁よく眺められ、中仕切
(支持板や連結板)によって全体の美感を損ずる虞が大
幅にすくなくなるのである。
第2実施例(第6図乃至第10図) この実施例における飯茶碗包装用の中仕切は、第1実施
例において、1枚の段ボールで連威した支持板1と連結
板2と支持板1aを1単位板とする互に別体の単位板P
a,Pb,PCと、これらを等間隔に安定して起立させ
る1枚の起立板Tからなる。
尚、各単位板における各連結板2にはいずれも折目線が
設けられていない。
又、起立板Tはl枚の長方形段ボールを長手方向にそい
中央から二つ折りして板状のものにしたもので、5,5
a ,5 bは起立板Tの長手方向にそい等間隔にあ
たる位置に、夫々長手方向に直交して縦長に切除して設
けられている縦溝で、これらの縦溝内に前記した単位板
Pa,Pb,PCを第8図に示すごとく嵌挿することに
より、各単位板が起立安定するようになっている。
尚、図面に示す6は包装した飯茶碗Qを収容する箱を表
わしたものである。
以上のような構造とすると、この包装用中仕切における
各単位板Pa,Pb,PCと起立板Tを利用することに
より、箱6内に飯茶碗Qを、第1実施例と同様に体裁よ
く安定して包装することができると・もに、単位板Pa
,Pb,PCの起立板Tとに使用する段ボールの使用量
も従前と比べ大幅にすくなくなり、省資源、省エネルギ
一時代にふさわしいものとなる。
尚、第2実施例では、起立板Tに単位板嵌挿用の縦溝を
設けたが、縦溝を起立板Tに設けないで、各単位板にお
ける連結板にあたる部分に夫々設け、この縦溝に起立板
T(縦溝が設けられていない。
)を嵌挿して、箱6内にセットしたところ、第2実施例
と同様に体裁よく安定して飯茶碗を効果的に包装するこ
とかで゛きた。
尚、この考案において、板紙の材質や、支持板、そして
該支持板に設けられる支持部、支持穴、連結板の形状、
構造などは、この考案の前記した目的が達或される範囲
内において、夫々適当に定められてよいもので゛あるこ
とは申すまで゛もない。
上述の説明によって明白となるように、この考案によれ
ば、従前のものに関し生じていた既述の欠点が、きわめ
て簡易且つ効果的に改善されるので、この考案によって
もたらされる実益は大きいと申さねばならない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による包装用中仕切の平面面、第2図
は同じく折曲げた場合の上視図、第3図は第2図のもの
に飯茶碗を支持させた場合の斜視図、第4図は第3図に
おけるA−A線による垂直断面図、第5図は第4図のも
のを箱のなかに収容した斜視図、第6図はこの考案によ
る包装用中仕切の他の実施例を表わした中仕切単位板の
平面図、第7図は同じく起立板の平面図、第8図は同じ
く箱内に第6図の単位板と第7図の起立板とを収容して
組立てた上視図、第9図は同じく飯茶碗を包装した上視
図、そして第10図は第9図におけるB−B線による垂
直断面図である。 尚、図面中の主な符号について説明すると次のとおりで
ある。 P・・・・・・中仕切、Q・・・・・・飯茶碗、R・・
・・・・糸底部、1,1a ,1 b ,I C ,1
d ・・・・−支持板、2,2 a,2 b,2 C
・・・・・・連結板、3,3 a ,3 b ,3 C
,3 d・・・・・・支持穴、Pa,pb,pc・・
・・・・単位板、T・・・・・・起立板、5,5 a
,5b・・・・・・縦溝。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)板紙からなる適当な形状ならびに大きさの板体に
    なっていて、板面が被包装体の前部にあたる適当な部分
    に当接してこれを支持する支持面になっていると・もに
    、この板体の中央もしくは適当な位置に、被包装体の後
    部にあたる適当な部分を挿入してこれを支持する適当な
    大きさの透孔が穿設されている計2枚もしくはそれ以上
    の支持板と、同じく板紙からなる適当な形状ならびに大
    きさの板体になっていて、上記した支持板相互間にあっ
    て該支持板に一体に連結されている任意枚数の連結板と
    を具えたことを特徴とする包装用中仕切。
  2. (2)各支持板と各連結板とが、1枚の板紙によって連
    或されている実用新案登録請求の範囲第1項記載の包装
    用中仕切。
  3. (3)支持板と連結板とが、夫々板紙によって、互に別
    体のものにつくられていて、このようにした支持板と支
    持板との間に、1枚の連結板が両支持板と一体的にして
    取付けられている実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    包装用中仕切。
  4. (4)各連結板に適当数の折目線が設けられている実用
    新案登録請求の範囲第1ないし第3項のいずれか記載の
    包装用中仕切。
JP2087780U 1980-02-20 1980-02-20 包装用中仕切 Expired JPS5910026Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56121657U JPS56121657U (ja) 1981-09-16
JPS5910026Y2 true JPS5910026Y2 (ja) 1984-03-29

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