JPH0221220B2 - - Google Patents
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- JPH0221220B2 JPH0221220B2 JP56158692A JP15869281A JPH0221220B2 JP H0221220 B2 JPH0221220 B2 JP H0221220B2 JP 56158692 A JP56158692 A JP 56158692A JP 15869281 A JP15869281 A JP 15869281A JP H0221220 B2 JPH0221220 B2 JP H0221220B2
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- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05F—SYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
- G05F1/00—Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
- G05F1/70—Regulating power factor; Regulating reactive current or power
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Ac-Ac Conversion (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電源側から見た基本波力率を指令値に
合わせて自由に制御する無効電力制御形サイクロ
コンバータ装置に関するものである。
合わせて自由に制御する無効電力制御形サイクロ
コンバータ装置に関するものである。
サイクロコンバータは一定周波数の交流電力を
他の異なる周波数の交流電力に直接変換する装置
であるが、その構成素子たるサイリスタを電源電
圧によつて転流させるため、電源から多くの無効
電力をとる欠点がある。また、その無効電力は負
荷側の周波数に同期して常に変動している。この
ため電源系統設備の容量を増大させるだけでなく
無効電力変動により同一系統に接続された電気機
器に種々の悪影響を及ぼしている。
他の異なる周波数の交流電力に直接変換する装置
であるが、その構成素子たるサイリスタを電源電
圧によつて転流させるため、電源から多くの無効
電力をとる欠点がある。また、その無効電力は負
荷側の周波数に同期して常に変動している。この
ため電源系統設備の容量を増大させるだけでなく
無効電力変動により同一系統に接続された電気機
器に種々の悪影響を及ぼしている。
このようなサイクロコンバータの無効電力の変
動を補償する装置として従来当該サイクロコンバ
ータの受電端に無効電力補償装置を接続してい
た。この無効電力補償装置は、無効電力の変動を
補償するものであるから制御の応答速度が高くな
ければならず、サイリスタ等の半導体素子で構成
されており高価なものである。
動を補償する装置として従来当該サイクロコンバ
ータの受電端に無効電力補償装置を接続してい
た。この無効電力補償装置は、無効電力の変動を
補償するものであるから制御の応答速度が高くな
ければならず、サイリスタ等の半導体素子で構成
されており高価なものである。
第1図は従来の無効電力制御形サイクロコンバ
ータ装置の構成図である。図中、CCは循環電流
式サイクロコンバータ本体、SS−P及びSS−N
はその正群及び負群コンバータ、Lo1及びLo2は
中間タツプ付直流リアクトル、LOADは負荷で
ある。またTRは電源トランス、CはΔ又は接
続された進相コンデンサ、BUSは3相電線路で
ある。制御回路としては、受電端の3相交流電流
を検出する変流器CTs、3相交流電圧を検出する
変成器PT、無効電力演算器VAR、制御補償回路
H(S)、正群コンバータSS−Pの出力電流IPを検
出する変流器CTP、負群コンバータSS−Nの出
力電流INを検出する変流器CTN、加算器A1〜A5、
演算増幅器K0〜K3、比較器C1〜C3、絶対値回路
ABS及び位相制御回路PH−P,PH−Nが用い
られる。
ータ装置の構成図である。図中、CCは循環電流
式サイクロコンバータ本体、SS−P及びSS−N
はその正群及び負群コンバータ、Lo1及びLo2は
中間タツプ付直流リアクトル、LOADは負荷で
ある。またTRは電源トランス、CはΔ又は接
続された進相コンデンサ、BUSは3相電線路で
ある。制御回路としては、受電端の3相交流電流
を検出する変流器CTs、3相交流電圧を検出する
変成器PT、無効電力演算器VAR、制御補償回路
H(S)、正群コンバータSS−Pの出力電流IPを検
出する変流器CTP、負群コンバータSS−Nの出
力電流INを検出する変流器CTN、加算器A1〜A5、
演算増幅器K0〜K3、比較器C1〜C3、絶対値回路
ABS及び位相制御回路PH−P,PH−Nが用い
られる。
加算器A3によつてIP−IN=ILを求める。これが
負荷電流の検出値である。また、加算器A1,A2
と絶対値回路ABS及び増幅器K0(1/2倍)によつ
て次の演算を行なう。
負荷電流の検出値である。また、加算器A1,A2
と絶対値回路ABS及び増幅器K0(1/2倍)によつ
て次の演算を行なう。
IO=(IP+IN−|IL|)/2 ……(1)
これが循環電流の検出値である。
まず、負荷電流制御の動作を説明する。
負荷電流指令I* Lと実際に流れる負荷電流の検出
値ILを比較し、その偏差ε3に比例した電圧をサイ
クロコンバータから発生するように位相制御回路
PH−P,PH−Nを制御する。PH−Pの出力位
相αPに対してPH−Nの出力位相αNはαN=180゜−
αPの関係を保つように増幅器K2から反転増幅器
K3を介してPH−Nに入力される。
値ILを比較し、その偏差ε3に比例した電圧をサイ
クロコンバータから発生するように位相制御回路
PH−P,PH−Nを制御する。PH−Pの出力位
相αPに対してPH−Nの出力位相αNはαN=180゜−
αPの関係を保つように増幅器K2から反転増幅器
K3を介してPH−Nに入力される。
すなわち、正群コンバータSS−Pの出力電圧
VP及び負群コンバータの出力電圧VN次式で示さ
れるように負荷端子でつり合つた状態で通常の運
転が行なわれる。
VP及び負群コンバータの出力電圧VN次式で示さ
れるように負荷端子でつり合つた状態で通常の運
転が行なわれる。
VP=kV・VS・cosαP ……(2)
VN=kV・VS・cosαN
=kV・VS・cos(180゜−αP)
=−VP ……(3)
ただし、VSは電源電圧、kVは比例定数である。
負荷電流指令I* Lを正弦波状に変化させるとそれに
応じて偏差ε3も変化し、負荷に正弦波電流ILが流
れるように前記αP及びαNが制御される。この通
常の運転では正群コンバータSS−Pの出力電圧
と負群コンバータSS−Nの出力電圧は等しくつ
り合つているため循環電流I0はほとんど流れな
い。
負荷電流指令I* Lを正弦波状に変化させるとそれに
応じて偏差ε3も変化し、負荷に正弦波電流ILが流
れるように前記αP及びαNが制御される。この通
常の運転では正群コンバータSS−Pの出力電圧
と負群コンバータSS−Nの出力電圧は等しくつ
り合つているため循環電流I0はほとんど流れな
い。
次に循環電流制御の動作を説明する。電源端子
には電流検出器CTS及び電圧検出器PTが設置さ
れ、無効電力演算器VARによつてその無効電力
Qが演算される。無効電力の指令値Q*は通常零
に設定され、比較器C1によつて偏差ε1=Q*−Q
が発生させられる。制御補償回路H(S)は定常
偏差ε1を零にするため通常積分要素が使われ、そ
の出力I0が循環電流I* 0の指令値となる。比較器C2
によつて偏差ε2=I* 0−I0をとり、増幅器K1を介し
て加算器A4及びA5に入力する。
には電流検出器CTS及び電圧検出器PTが設置さ
れ、無効電力演算器VARによつてその無効電力
Qが演算される。無効電力の指令値Q*は通常零
に設定され、比較器C1によつて偏差ε1=Q*−Q
が発生させられる。制御補償回路H(S)は定常
偏差ε1を零にするため通常積分要素が使われ、そ
の出力I0が循環電流I* 0の指令値となる。比較器C2
によつて偏差ε2=I* 0−I0をとり、増幅器K1を介し
て加算器A4及びA5に入力する。
従つて、PH−P及びPH−Nへの入力ε4及びε5
は各々次のようになる。ただし、K3=−1とす
る。
は各々次のようになる。ただし、K3=−1とす
る。
ε4=K2・ε3+K1・ε2 ……(4)
ε5=−K2・ε3+K1・ε2 ……(5)
故に、αN=180゜−αPの関係はくずれ、K1・ε2に
比例した分だけ正群コンバータSS−Pの出力電
圧VPと負群コンバータSS−Nの出力電圧VNとが
不平衡になる。その差電圧が直流リアクトルLo1
及びLo2に印加され、循環電流I0が流れる。I0が
指令値I* 0より流れすぎればε2が減少して上記差電
圧を小さくする。結果的にはI0はI* 0になるように
制御される。
比例した分だけ正群コンバータSS−Pの出力電
圧VPと負群コンバータSS−Nの出力電圧VNとが
不平衡になる。その差電圧が直流リアクトルLo1
及びLo2に印加され、循環電流I0が流れる。I0が
指令値I* 0より流れすぎればε2が減少して上記差電
圧を小さくする。結果的にはI0はI* 0になるように
制御される。
無効電力Qが進みの場合、ε1=Q*−Q=−Q
は正となり、I* 0を増加させサイクロコンバータの
遅れ無効電流を大きくする。最終的にはQ=Q*
(=0)になるように循環電流I0が制御される。
逆にQが遅れの場合、ε1<0となり、I* 0を減少さ
せ同じくQ=0になるようにI0を制御している。
このようにして受電端の無効電力を零、すなわち
基本波力率を1に保持することができる。
は正となり、I* 0を増加させサイクロコンバータの
遅れ無効電流を大きくする。最終的にはQ=Q*
(=0)になるように循環電流I0が制御される。
逆にQが遅れの場合、ε1<0となり、I* 0を減少さ
せ同じくQ=0になるようにI0を制御している。
このようにして受電端の無効電力を零、すなわち
基本波力率を1に保持することができる。
第2図は第1図のサイクロコンバータの受電端
の電圧電流ベクトル図を示すもので、VSは電源
電圧、Icapは進相コンデンサCの電流、ISSPは正群
コンバータ入力電流、ISSNは負群コンバータ入力
電流、ICCはサイクロコンバータ入力電流、IREACT
はICCの無効電流分、ISは電源電流である。このベ
クトル図は負荷電流が刻々と変化しているある時
点をとらえて描いたもので、電流ISSP,ISSN及び位
相角αP,αNの値は刻々と変わつていくものであ
る。
の電圧電流ベクトル図を示すもので、VSは電源
電圧、Icapは進相コンデンサCの電流、ISSPは正群
コンバータ入力電流、ISSNは負群コンバータ入力
電流、ICCはサイクロコンバータ入力電流、IREACT
はICCの無効電流分、ISは電源電流である。このベ
クトル図は負荷電流が刻々と変化しているある時
点をとらえて描いたもので、電流ISSP,ISSN及び位
相角αP,αNの値は刻々と変わつていくものであ
る。
前述の無効電力制御(Q*=0)を行なうと、
Icap=IREACTになるように循環電流I0が制御される
が、そのIREACTは次のように与えられる。ただし、
αN≒180゜−αPとする。
Icap=IREACTになるように循環電流I0が制御される
が、そのIREACTは次のように与えられる。ただし、
αN≒180゜−αPとする。
IREACT=ISSP・sinαP+ISSN
・sinαN
≒(ISSP+ISSN)・sinαP
=k1(IP+IN)・sinαP
=k1(2・I0+|IL|)・sinαP ……(6)
ここで、k1はコンバータの変換定数である。従
つて、Q=0、すなわちIcaP=IREACTとなるように
制御した時、循環電流I0は次式を満足している。
つて、Q=0、すなわちIcaP=IREACTとなるように
制御した時、循環電流I0は次式を満足している。
I0=Icap−k1・|IL|・sinαP/2k1・sinαP……(7)
以上のようにして従来の無効電力制御形サイク
ロコンバータは外部に特別な無効電力補償装置を
設置することなく受電端の基本波力率を1に保持
することができる。しかし、無効電力を制御する
ために循環電流を流す必要があり、そのためには
正群コンバータSS−Pと負群コンバータSS−N
が必ず対になつて構成されなければならない。従
つて、通常3相交流によつて駆動される誘導機が
同期機に当該サイクロコンバータを用いるには、
交直電力変換器(コンバータ)を少なくとも6台
必要とするため、主回路構成はもちろんのことそ
れに付随する制御回路構成も複雑となり、高価な
ものとなる欠点があつた。
ロコンバータは外部に特別な無効電力補償装置を
設置することなく受電端の基本波力率を1に保持
することができる。しかし、無効電力を制御する
ために循環電流を流す必要があり、そのためには
正群コンバータSS−Pと負群コンバータSS−N
が必ず対になつて構成されなければならない。従
つて、通常3相交流によつて駆動される誘導機が
同期機に当該サイクロコンバータを用いるには、
交直電力変換器(コンバータ)を少なくとも6台
必要とするため、主回路構成はもちろんのことそ
れに付随する制御回路構成も複雑となり、高価な
ものとなる欠点があつた。
本発明は以上に鑑みてなされたもので、主回路
構成が簡単で、しかも外部に特別な無効電力補償
装置を附加することなく、受電端の無効電力変動
をなくした無効電力制御形サイクロコンバータ装
置を提供することを目的とする。
構成が簡単で、しかも外部に特別な無効電力補償
装置を附加することなく、受電端の無効電力変動
をなくした無効電力制御形サイクロコンバータ装
置を提供することを目的とする。
第3図は本発明の無効電力制御形サイクロコン
バータ装置の実施例を示す構成図である。
バータ装置の実施例を示す構成図である。
図中、BUSは3相交流電流の電線路、CはΔ
又は接続された進相コンデンサ、TRは電源ト
ランス、CCは3相出力サイクロコンバータ本体、
Mは3相交流電動機である。サイクロコンバータ
本体CCは3台の交直電力変換器SS1,SS2,SS3
及び中間タツプ付直流リアクトルL1,L2,L3と
から構成されている。電力変換器(コンバータ)
SS1,SS2,SS3の交流入力電源トランスTRによ
つて絶縁されており、直流側は一方向の循環電流
が流れるように直流リアクトルL1,L2,L3を介
してΔ接続されている。いわゆる三角形循環電流
式サイクロコンバータを構成している。直流リア
クトルL1,L2,L3の中間タツプが3相交流電動
機Mの3相巻線に接続されている。
又は接続された進相コンデンサ、TRは電源ト
ランス、CCは3相出力サイクロコンバータ本体、
Mは3相交流電動機である。サイクロコンバータ
本体CCは3台の交直電力変換器SS1,SS2,SS3
及び中間タツプ付直流リアクトルL1,L2,L3と
から構成されている。電力変換器(コンバータ)
SS1,SS2,SS3の交流入力電源トランスTRによ
つて絶縁されており、直流側は一方向の循環電流
が流れるように直流リアクトルL1,L2,L3を介
してΔ接続されている。いわゆる三角形循環電流
式サイクロコンバータを構成している。直流リア
クトルL1,L2,L3の中間タツプが3相交流電動
機Mの3相巻線に接続されている。
一方、制御回路としては受電端の3相交流電流
を検出する変流器CTS、3相交流電圧を検出する
変成器PT、無効電力演算器VAR、制御補償回路
H(S)、無効電力設定器VR、比較器CQ,C0,
C1,C2,C3、加算器A1,A2,A3、演算増幅器
K0,K1,K2,K3、位相制御回路PH1,PH2,
PH3及び負荷電流検出器CTU,CTV,CTWが用い
られる。
を検出する変流器CTS、3相交流電圧を検出する
変成器PT、無効電力演算器VAR、制御補償回路
H(S)、無効電力設定器VR、比較器CQ,C0,
C1,C2,C3、加算器A1,A2,A3、演算増幅器
K0,K1,K2,K3、位相制御回路PH1,PH2,
PH3及び負荷電流検出器CTU,CTV,CTWが用い
られる。
まず、3相交流電動機Mに供給する電流IU,
IV,IWの制御動作を説明する。
IV,IWの制御動作を説明する。
第4図はサイクロコンバータCCの電動機Mの
等価回路を示すもので、電動機MはΔ結線されて
いるものと仮定する。V1,V2,V3はコンバータ
SS1,SS2及びSS3の出力電圧で正及び負の値をと
りうる。しかし、各コンバータの出力電流I1,
I2,I3は一定方向の電流しか流れない。電動機M
はΔ結線されており、その各々の巻線をMa,
Mb,Mcとしている。なおMが結線されてい
ても等価的にはΔ結線におきかえることができる
ことは周知の通りである。各々の巻線に流れる電
流Ia,Ib,Icを図示の方向にとり、線電流IU,IV,
IWとの関係式を求めると次のようになる。
等価回路を示すもので、電動機MはΔ結線されて
いるものと仮定する。V1,V2,V3はコンバータ
SS1,SS2及びSS3の出力電圧で正及び負の値をと
りうる。しかし、各コンバータの出力電流I1,
I2,I3は一定方向の電流しか流れない。電動機M
はΔ結線されており、その各々の巻線をMa,
Mb,Mcとしている。なおMが結線されてい
ても等価的にはΔ結線におきかえることができる
ことは周知の通りである。各々の巻線に流れる電
流Ia,Ib,Icを図示の方向にとり、線電流IU,IV,
IWとの関係式を求めると次のようになる。
Ia=(IU−IV)/3 ……(8)
Ib=(IV−IW)/3 ……(9)
Ic=(IW−IU)/3 ……(10)
なお、IU,IV,IW及びIa,Ib,Icは平衡した3
相正弦波電流として取扱つている。
相正弦波電流として取扱つている。
第5図は第4図の各部波形図を示すものであ
る。線電流IU,IV,IWに対して相電流Ia,Ib,Ic
は上記(8),(9),(10)式を満足している。コンバータ
SS1,SS2及びSS3の出力電流I1,I2,I3は負方向
には流れ得ないので、線電流IU,IV,IWの値によ
つて図示のように変化する。これは次の3つのモ
ードに分けて考えることができる。
る。線電流IU,IV,IWに対して相電流Ia,Ib,Ic
は上記(8),(9),(10)式を満足している。コンバータ
SS1,SS2及びSS3の出力電流I1,I2,I3は負方向
には流れ得ないので、線電流IU,IV,IWの値によ
つて図示のように変化する。これは次の3つのモ
ードに分けて考えることができる。
モード:IV0,IW0
このときは、SS2の出力電流I2は零となる。故
にI1=−IV,I3=IWが流れる。
にI1=−IV,I3=IWが流れる。
モード:IW0,IU0
このときは、SS3の出力電流I3は零となる。故
にI1=IU,I2=−IWが流れる。
にI1=IU,I2=−IWが流れる。
モード:IU0,IV0
このときは、SS1の出力電流I1は零となる。故
にI2=IV,I3=−IUが流れる。
にI2=IV,I3=−IUが流れる。
第4図の等価回路からもわかるように、各コン
バータの出力電圧が3相平衡状態にあるときには
次の電圧方程式が成り立つ。ただし、電動機Mの
巻線Ma,Mb,Mcの抵抗をRa,Rb,Rc、イン
ダクタンスをLa,Lb,Lcとして、逆起電力を
Ea,Eb,Ecとする。またp=d/dtは微分演算
子である。
バータの出力電圧が3相平衡状態にあるときには
次の電圧方程式が成り立つ。ただし、電動機Mの
巻線Ma,Mb,Mcの抵抗をRa,Rb,Rc、イン
ダクタンスをLa,Lb,Lcとして、逆起電力を
Ea,Eb,Ecとする。またp=d/dtは微分演算
子である。
V1=(Ra+Lap)・Ia+Ea ……(11)
V2=(Rb+Lbp)・Ib+Eb ……(12)
V3=(Rc+Lcp)・Ic+Ec ……(13)
従つて、電流Iaを制御するにはV1を変えてや
ることにより、又電流Ib及びIcを制御するには
V2及びV3を変えてやることにより各々行なうこ
とができる。
ることにより、又電流Ib及びIcを制御するには
V2及びV3を変えてやることにより各々行なうこ
とができる。
第3図の装置にもどり、上記相電流Ia,Ib,Ic
の制御動作を説明する。
の制御動作を説明する。
電流検出器CTU,CTV,CTWにより、線電流
IU,IV,IWを検出し、(8),(9),(10)式の演算を行な
うことにより、相電流検出値Ia,Ib,Icを求め
る。それらを比較器C1,C2,C3に入力し、相電
流指令値I* a,I* b,I* cと比較する。各々の偏差ε1=
I* a−Ia,ε2=I* b−Ib,ε3=Ic−Icを増幅器K1,
K2,K3で増幅し、位相制御回路PH1,PH2及び
PH3に各々入力する。
IU,IV,IWを検出し、(8),(9),(10)式の演算を行な
うことにより、相電流検出値Ia,Ib,Icを求め
る。それらを比較器C1,C2,C3に入力し、相電
流指令値I* a,I* b,I* cと比較する。各々の偏差ε1=
I* a−Ia,ε2=I* b−Ib,ε3=Ic−Icを増幅器K1,
K2,K3で増幅し、位相制御回路PH1,PH2及び
PH3に各々入力する。
例えばIa<I* aの場合、ε1・K1が増大してコンバ
ータSS1の出力電圧V1を増加させ、(11)式で示され
る相電流Iaを増加させる。最終的にIa=I* aになる
ように制御される。逆にIa>I* aの場合にはε1・K1
が減少しV1が減つて、Iaを減少させやはりIa=I* a
に制御される。
ータSS1の出力電圧V1を増加させ、(11)式で示され
る相電流Iaを増加させる。最終的にIa=I* aになる
ように制御される。逆にIa>I* aの場合にはε1・K1
が減少しV1が減つて、Iaを減少させやはりIa=I* a
に制御される。
同様にIb=I* b,Ic=I* cになるように制御され
る。
る。
Ia,Ib,Icが第5図に示されるように3相平衡
正弦波電流として制御されれば、当然電動機Mの
入力電流たる線電流IU,IV,IWも第5図の波形の
ように3相平衡正弦波電流となる。
正弦波電流として制御されれば、当然電動機Mの
入力電流たる線電流IU,IV,IWも第5図の波形の
ように3相平衡正弦波電流となる。
次に受電端の無効電力の制御動作を説明する。
電源端子には電流検出値CTs及び電圧検出器
PTが設置され、無効電力演算器VARによつてそ
の無効電力Qが演算される。無効電力の指令値
Q*は通常零に設定され、比較器CQによつて偏差
εQ=Q*−Qが発生させられる。制御補償回路H
(S)は定常偏差εQを零にするため通常積分要素
が使われ、その出力I* 0が循環電流I0の指令値とな
る。比較器Coによつて偏差ε0=I* 0−I0をとり、増
幅器K0を介して加算器A1,A2,A3に入力する。
従つて、位相制御回路PH1,PH2,PH3の入力
ε4,ε5,ε6は次のようになる。
PTが設置され、無効電力演算器VARによつてそ
の無効電力Qが演算される。無効電力の指令値
Q*は通常零に設定され、比較器CQによつて偏差
εQ=Q*−Qが発生させられる。制御補償回路H
(S)は定常偏差εQを零にするため通常積分要素
が使われ、その出力I* 0が循環電流I0の指令値とな
る。比較器Coによつて偏差ε0=I* 0−I0をとり、増
幅器K0を介して加算器A1,A2,A3に入力する。
従つて、位相制御回路PH1,PH2,PH3の入力
ε4,ε5,ε6は次のようになる。
ε4=ε1・K1+ε0・K0 ……(14)
ε5=ε2・K2+ε0・K0 ……(15)
ε6=ε3・K3+ε0・K0 ……(16)
従つて、各コンバータの出力電圧V1,V2,V3
は上記ε0・K0の分だけ直流バイアスされた形で
大きくなり、直流リアクトルL1,L2,L3を介し
て循環電流I0が流れる。
は上記ε0・K0の分だけ直流バイアスされた形で
大きくなり、直流リアクトルL1,L2,L3を介し
て循環電流I0が流れる。
循環電流I0がその指令値I* 0より大きくなるとε0
=I* 0−I0が負となり、V1,V2,V3は前述とは逆
方向に直流バイアスされて、I0を減少させる。最
終的にI0=I* 0になるように制御されて、上記直流
バイアス電圧は直流リアクトルL1,L2,L3の抵
抗分が十分小さければ、ほとんど零に近くなつて
落ち着く。
=I* 0−I0が負となり、V1,V2,V3は前述とは逆
方向に直流バイアスされて、I0を減少させる。最
終的にI0=I* 0になるように制御されて、上記直流
バイアス電圧は直流リアクトルL1,L2,L3の抵
抗分が十分小さければ、ほとんど零に近くなつて
落ち着く。
I0=I* 0の定常状態では各コンバータの出力電圧
V1,V2,V3は平衡しており、 V1+V2+V3=0 ……(17) となる。従つて、コンバータSS1,SS2及びSS3の
点弧位相角α1,α2及びα3は次の関係式を満足して
いる。
V1,V2,V3は平衡しており、 V1+V2+V3=0 ……(17) となる。従つて、コンバータSS1,SS2及びSS3の
点弧位相角α1,α2及びα3は次の関係式を満足して
いる。
cosα1+cosα2+cosα3=0 ……(18)
各コンバータの入力電流をIss1,Iss2,Iss3とし
た場合、それらの有効電流分IP1,IP2,IP3及び無
効電流成分Iq1,Iq2,Iq3は次のようになる。
た場合、それらの有効電流分IP1,IP2,IP3及び無
効電流成分Iq1,Iq2,Iq3は次のようになる。
IP1=Iss1・cosα1=k・I′1cosα1 ……(19)
IP2=Iss2・cosα2=k・I′2cosα2 ……(20)
IP3=Iss3・cosα3=k・I′3cosα3 ……(21)
Iq1=Iss1・sinα1=k・I′1cosα1 ……(22)
Iq2=Iss2・sinα2=k・I′2cosα2 ……(23)
Iq3=Iss3・sinα3=k・I′3cosα3 ……(24)
ここで、I′1,I′2,I′3は循環電流I0を含む各コン
バータの出力電流で、次のように与えられる。
バータの出力電流で、次のように与えられる。
I′1=I1+I0 ……(25)
I′2=I2+I0 ……(26)
I′3=I3+I0 ……(27)
従つて、サイクロコンバータ全体の入力電流
Iccの有効分IPOと無効分IQOは IPO=IP1+IP2+IP3 =k{I1cosα1+I2cosα2+I3cosα3 +I0(cosα1+cosα2+cosα3)} =k(I1cosα1+I2cosα3+I3cosα3) ……(28) 及び IQO=Iq1+Iq2+Iq3 =k{I1sinα1+I2sinα2+I3sinα3 +I0(sinα1+sinα2+sinα3)} ……(29) となる。すなわち循環電流I0を流すことにより、
有効分IPOは変化はなく、無効分IQOだけを増加さ
せることができる。
Iccの有効分IPOと無効分IQOは IPO=IP1+IP2+IP3 =k{I1cosα1+I2cosα2+I3cosα3 +I0(cosα1+cosα2+cosα3)} =k(I1cosα1+I2cosα3+I3cosα3) ……(28) 及び IQO=Iq1+Iq2+Iq3 =k{I1sinα1+I2sinα2+I3sinα3 +I0(sinα1+sinα2+sinα3)} ……(29) となる。すなわち循環電流I0を流すことにより、
有効分IPOは変化はなく、無効分IQOだけを増加さ
せることができる。
当該サイクロコンバータの遅れ無効電流IQOと
受電端に接続した進相コンデンサCの進み無効電
流Icapとがちようど等しくなるように循環電流I0
を制御することにより受電端の基本波力率を1に
保持することができ。
受電端に接続した進相コンデンサCの進み無効電
流Icapとがちようど等しくなるように循環電流I0
を制御することにより受電端の基本波力率を1に
保持することができ。
すなわち受電端の無効電力の検出値Qがその指
令値Q*より小さいときは、εQ=Q*−Qは正の値
となり制御補償回路H(S)を介した循環電流の
指令値I* 0が増加する。故に、上記(29)式のIQOが増
加し、Qも増加する。最終的にQ=Q*になつた
ところで落ち着く。逆に、Q>Q*となつたとき
はεQ<0となり、I* 0を減少させて、やはりQ=
Q*になるように制御される。指令値Q*を零に設
定すればQ=0となつて、受電端の基本波力率は
1に制御される。
令値Q*より小さいときは、εQ=Q*−Qは正の値
となり制御補償回路H(S)を介した循環電流の
指令値I* 0が増加する。故に、上記(29)式のIQOが増
加し、Qも増加する。最終的にQ=Q*になつた
ところで落ち着く。逆に、Q>Q*となつたとき
はεQ<0となり、I* 0を減少させて、やはりQ=
Q*になるように制御される。指令値Q*を零に設
定すればQ=0となつて、受電端の基本波力率は
1に制御される。
第6図は第3図の装置に循環電流I0が流れてい
る場合のタイムチヤートを示すもので、I′1はコ
ンバータSS1の出力電流、SG1,SG2,SG3は各々
線電流IU,IV,IWの正又は負の状態を示す状態
図、SW1,SW2,SW3は上記SG1,SG2,SG3の
論理出力を表わしている。
る場合のタイムチヤートを示すもので、I′1はコ
ンバータSS1の出力電流、SG1,SG2,SG3は各々
線電流IU,IV,IWの正又は負の状態を示す状態
図、SW1,SW2,SW3は上記SG1,SG2,SG3の
論理出力を表わしている。
第7図は循環電流I0を検出するための具体的実
施例を示す回路図である。OAは反転の演算増幅
器で、利得は1となつている。アナログスイツチ
A′Sは3つのスイツチSW1,SW2,SW3からなつ
ており、第6図の動作モードに示された論理出力
SW1,SW2,SW3によつてオン、オフされる。
施例を示す回路図である。OAは反転の演算増幅
器で、利得は1となつている。アナログスイツチ
A′Sは3つのスイツチSW1,SW2,SW3からなつ
ており、第6図の動作モードに示された論理出力
SW1,SW2,SW3によつてオン、オフされる。
第6図において、コンバータSS1の出力電流I′1
は、線電流IU,IVによつて決定される電流I1と循
環電流I0の和の値となる。第5図でも説明したよ
うに、当該電流I1は次の3つのモードに分けられ
る。
は、線電流IU,IVによつて決定される電流I1と循
環電流I0の和の値となる。第5図でも説明したよ
うに、当該電流I1は次の3つのモードに分けられ
る。
IW0 IU0のとき I1=IU
IU0 IV0のとき I1=0
IV0 IW0のとき I1=−IV
信号SG1をIU0,SG2をIV0,SG3をIW0
として、次の論理演算を行なうことによつて上記
3つの動作モード信号がSW1,SW2,SW3が得ら
れる。
として、次の論理演算を行なうことによつて上記
3つの動作モード信号がSW1,SW2,SW3が得ら
れる。
SW1信号=SG1・3
SW2信号=SG2・1
SW3信号=SG3・2
従つて、第7図のアナログスイツチASの3つ
のスイツチSW1,SW2,SW3の各々の入力に、線
電流IUの検出値、零電圧及び線電流IVの検出値の
反転値を接続し、上記信号SW1,SW2,SW3に応
じてオン・オフさせることにより、循環電流I0が
流れないときのコンバータSS1の出力電流I1が求
められる。実際のコンバータSS1の出力電流I′1か
ら上記演算によつて求めた電流I1を差し引くこと
により循環電流I0が求められる。
のスイツチSW1,SW2,SW3の各々の入力に、線
電流IUの検出値、零電圧及び線電流IVの検出値の
反転値を接続し、上記信号SW1,SW2,SW3に応
じてオン・オフさせることにより、循環電流I0が
流れないときのコンバータSS1の出力電流I1が求
められる。実際のコンバータSS1の出力電流I′1か
ら上記演算によつて求めた電流I1を差し引くこと
により循環電流I0が求められる。
このようにして検出された循環電流I0を第3図
の実施例で示した如く無効電力制御系のマイナー
ループとして直接制御する方法を説明したが、こ
の循環電流I0の検出を省略し、間接的に当該循環
電流I0を制御する方法もある。すなわち第3図の
比較器C0及び演算増幅器K0をなくし、制御補償
回路H(S)の出力信号I* 0(この場合循環電流の指
令値ではない)を直接加算器A1,A2,A3に入力
してやるのである。すると、Q>Q*の場合、I* 0
=εQ・H(S)が増加し、位相制御回路PH1,
PH2,PH3の入力は各々 ε4=ε1・K1+εQ・H(S) ……(30) ε5=ε2・K2+εQ・H(S) ……(31) ε6=ε3・K3+εQ・H(S) ……(32) となつて、εQ・H(S)の分だけ各コンバータの
出力電圧V1,V2,V3を同一方向に増大させて循
環電流I0を増やす。その結果、遅れ無効電力が増
加し、Q=Q*となる方向に制御される。Q<Q*
の場合はI* 0=εQ・H(S)が減少し、I0を減少さ
せやはりQ=Q*になるように制御される。この
場合、循環電流I0の値は検出されていないので観
測することはできないが、Q=Q*=0の制御が
行なわれているときをとらえると、(29)式にIQO=
Icapを代入し、 I0=(Icap/k)−(I1・sinα1+I2sinα1+I3・sin
α3)/sinα1+sinα2+sinα3 ……(33) を満足する循環電流I0が流れている。すなわち、
間接的にI0が制御されているのである。
の実施例で示した如く無効電力制御系のマイナー
ループとして直接制御する方法を説明したが、こ
の循環電流I0の検出を省略し、間接的に当該循環
電流I0を制御する方法もある。すなわち第3図の
比較器C0及び演算増幅器K0をなくし、制御補償
回路H(S)の出力信号I* 0(この場合循環電流の指
令値ではない)を直接加算器A1,A2,A3に入力
してやるのである。すると、Q>Q*の場合、I* 0
=εQ・H(S)が増加し、位相制御回路PH1,
PH2,PH3の入力は各々 ε4=ε1・K1+εQ・H(S) ……(30) ε5=ε2・K2+εQ・H(S) ……(31) ε6=ε3・K3+εQ・H(S) ……(32) となつて、εQ・H(S)の分だけ各コンバータの
出力電圧V1,V2,V3を同一方向に増大させて循
環電流I0を増やす。その結果、遅れ無効電力が増
加し、Q=Q*となる方向に制御される。Q<Q*
の場合はI* 0=εQ・H(S)が減少し、I0を減少さ
せやはりQ=Q*になるように制御される。この
場合、循環電流I0の値は検出されていないので観
測することはできないが、Q=Q*=0の制御が
行なわれているときをとらえると、(29)式にIQO=
Icapを代入し、 I0=(Icap/k)−(I1・sinα1+I2sinα1+I3・sin
α3)/sinα1+sinα2+sinα3 ……(33) を満足する循環電流I0が流れている。すなわち、
間接的にI0が制御されているのである。
以上の如く、本発明の無効電力制御形サイクロ
コンバータは主回路構成が簡単で、しかも従来必
要とされた無効電力補償装置を外部に設けること
なく、受電端の無効電力変動をなくすることがで
き、さらには一定の進み無効電力をとる進相コン
デンサと組合せて、受電端の基本波力率を常に1
に保持することもできる利点がある。
コンバータは主回路構成が簡単で、しかも従来必
要とされた無効電力補償装置を外部に設けること
なく、受電端の無効電力変動をなくすることがで
き、さらには一定の進み無効電力をとる進相コン
デンサと組合せて、受電端の基本波力率を常に1
に保持することもできる利点がある。
第1図は従来の無効電力制御形サイクロコンバ
ータ装置の構成図、第2図はその動作を説明する
ための入力側電圧、電流ベクトル図、第3図は本
発明の無効電力制御形サイクロコンバータ装置の
実施例を示す構成図、第4図は第3図の主回路の
簡略等価回路図、第5図は第4図の各部電流波形
図、第6図は循環電流を検出するための動作を説
明するタイムチヤート図、第7図は循環電流検出
器の具体的回路図を各々示すものである。 BUS……3相電源電線路、C……進相コンデ
ンサ、TR……電源トランス、CC……サイクロコ
ンバータ本体、M……3相交流電動機負荷、
SS1,SS2,SS3……電力変換器(コンバータ)、
L1,L2,L3……直流リアクトル、CTS……3相
交流変流器、PT……3相交流変成器、CTU,
CTV,CTW……負荷電流検出器、VAR……無効
電力演算器、H(S)……制御補償回路、VR…
…無効電力設定器、K0,K1,K2,K3……演算増
幅器、CQ,C0,C1,C2,C3……比較器、A1,
A2,A3……加算器、PH1,PH2,PH3……位相
制御回路。
ータ装置の構成図、第2図はその動作を説明する
ための入力側電圧、電流ベクトル図、第3図は本
発明の無効電力制御形サイクロコンバータ装置の
実施例を示す構成図、第4図は第3図の主回路の
簡略等価回路図、第5図は第4図の各部電流波形
図、第6図は循環電流を検出するための動作を説
明するタイムチヤート図、第7図は循環電流検出
器の具体的回路図を各々示すものである。 BUS……3相電源電線路、C……進相コンデ
ンサ、TR……電源トランス、CC……サイクロコ
ンバータ本体、M……3相交流電動機負荷、
SS1,SS2,SS3……電力変換器(コンバータ)、
L1,L2,L3……直流リアクトル、CTS……3相
交流変流器、PT……3相交流変成器、CTU,
CTV,CTW……負荷電流検出器、VAR……無効
電力演算器、H(S)……制御補償回路、VR…
…無効電力設定器、K0,K1,K2,K3……演算増
幅器、CQ,C0,C1,C2,C3……比較器、A1,
A2,A3……加算器、PH1,PH2,PH3……位相
制御回路。
Claims (1)
- 1 受電端に接続した進相コンデンサと、交流側
が電源トランスによつて絶縁され、直流側が一方
向の循環電流が流れるように構成された少なくと
も3台の交直電力変換器(コンバータ)と、当該
コンバータ間に接続された直流リアクトルと、前
記コンバータの点弧位相を制御する位相制御回路
と、受電端の無効電力を検出する手段と、当該受
電端の無効電力検出手段からの信号を帰還し受電
端の無効電力を制御する手段と、当該無効電力制
御手段からの出力信号に基づき前記循環電流を制
御する手段と、前記複数台のコンバータから多相
負荷に供給すべき電流を制御する手段とからなる
無効電力制御形サイクロコンバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56158692A JPS5860328A (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 無効電力制御形サイクロコンバ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56158692A JPS5860328A (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 無効電力制御形サイクロコンバ−タ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5860328A JPS5860328A (ja) | 1983-04-09 |
JPH0221220B2 true JPH0221220B2 (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=15677263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56158692A Granted JPS5860328A (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 無効電力制御形サイクロコンバ−タ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5860328A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4674026A (en) * | 1983-08-12 | 1987-06-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Delta-connected circulating current cycloconverter apparatus |
JPH0748949B2 (ja) * | 1983-08-12 | 1995-05-24 | 株式会社東芝 | 循環電流式三角結線サイクロコンバ−タの制御方法 |
US4570214A (en) * | 1984-03-29 | 1986-02-11 | Tokyo Shibaura Denki Kabushiki Kaisha | Reactive power control cycloconverter |
US6477008B1 (en) | 1999-05-24 | 2002-11-05 | International Business Machines Corporation | Magnetic recording transducer with electronic shield |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5858621A (ja) * | 1981-10-05 | 1983-04-07 | Toshiba Corp | 無効電力制御形サイクロコンバ−タ装置 |
-
1981
- 1981-10-07 JP JP56158692A patent/JPS5860328A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5858621A (ja) * | 1981-10-05 | 1983-04-07 | Toshiba Corp | 無効電力制御形サイクロコンバ−タ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5860328A (ja) | 1983-04-09 |
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