JPH08256480A - Pwmインバータの制御装置 - Google Patents
Pwmインバータの制御装置Info
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- JPH08256480A JPH08256480A JP7053914A JP5391495A JPH08256480A JP H08256480 A JPH08256480 A JP H08256480A JP 7053914 A JP7053914 A JP 7053914A JP 5391495 A JP5391495 A JP 5391495A JP H08256480 A JPH08256480 A JP H08256480A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】PWMインバータの出力電圧波形の歪率,出力
電圧の過渡変動を改善した制御装置を提供する。 【構成】制御装置20をゲイン調整器21、予測形瞬時
値制御回路22などから構成し、予め定めた電圧設定値
より導出される瞬時電圧指令値と、正弦化フィルタ3の
出力の電圧値との偏差をゲイン調整器21により所望の
値に増幅して予測形瞬時値制御回路22に入力すること
により、予測形瞬時値制御回路22では、正弦化フィル
タ3および負荷4の回路定数の実際値との誤差、あるい
は変動を含めたPWM制御の補正瞬時値を予測演算す
る。
電圧の過渡変動を改善した制御装置を提供する。 【構成】制御装置20をゲイン調整器21、予測形瞬時
値制御回路22などから構成し、予め定めた電圧設定値
より導出される瞬時電圧指令値と、正弦化フィルタ3の
出力の電圧値との偏差をゲイン調整器21により所望の
値に増幅して予測形瞬時値制御回路22に入力すること
により、予測形瞬時値制御回路22では、正弦化フィル
タ3および負荷4の回路定数の実際値との誤差、あるい
は変動を含めたPWM制御の補正瞬時値を予測演算す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば無停電電源装
置などに使用されるPWMインバータの制御装置に関す
る。
置などに使用されるPWMインバータの制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のこの種のPWMインバー
タの制御装置のブロック回路構成図であり、直流電源1
より出力される直流をPWMインバータ主回路2により
交流に変換し、リアクトル3aとコンデンサ3bから構
成される正弦化フィルタ3を介して負荷4に電力を供給
する構成である。
タの制御装置のブロック回路構成図であり、直流電源1
より出力される直流をPWMインバータ主回路2により
交流に変換し、リアクトル3aとコンデンサ3bから構
成される正弦化フィルタ3を介して負荷4に電力を供給
する構成である。
【0003】図4において、制御装置10は、正弦化フ
ィルタ3の出力の電圧を図示しない交流電圧検出器によ
り検出し、この検出値の平均値を平均値演算器11によ
り演算し、前記平均値と電圧指令値との偏差を加算演算
器12により算出し、この偏差を電圧調節器13に入力
し、電圧調節器13は出力電圧設定値を演算する。前記
出力電圧設定値を正弦波演算回路14により瞬時電圧指
令値に演算し、この瞬時電圧指令値(vREF )と、前記
交流電圧検出器の出力値(vDET )と、直流電源1の電
圧を図示しない直流電圧検出器で検出した検出値(E)
とを予測形瞬時値制御回路16に入力する。
ィルタ3の出力の電圧を図示しない交流電圧検出器によ
り検出し、この検出値の平均値を平均値演算器11によ
り演算し、前記平均値と電圧指令値との偏差を加算演算
器12により算出し、この偏差を電圧調節器13に入力
し、電圧調節器13は出力電圧設定値を演算する。前記
出力電圧設定値を正弦波演算回路14により瞬時電圧指
令値に演算し、この瞬時電圧指令値(vREF )と、前記
交流電圧検出器の出力値(vDET )と、直流電源1の電
圧を図示しない直流電圧検出器で検出した検出値(E)
とを予測形瞬時値制御回路16に入力する。
【0004】予測形瞬時値制御回路16では、前記瞬時
電圧指令値(vREF )と、前記交流電圧検出器の出力値
(vDET )と、前記直流電圧検出器の検出値(E)と、
正弦化フィルタ3および負荷4の回路定数とによりPW
Mインバータ主回路2のその都度の点弧パルス幅の瞬時
値を予測演算する。この予測演算方法については、「電
気学会・半導体電力変換研究会」刊行の「UPSの予測
形瞬時値制御PWMインバータの特性」(SPC−89
−25,1989,pp.47〜54)に詳述されてい
るので、ここでは、この詳細な説明は省略するが、その
要点は、正弦化フィルタ3のリアクトル3aのインダク
タンス(L)と、正弦化フィルタ3のコンデンサ3bの
静電容量(C)と、負荷4の定格負荷時の抵抗値(R)
とをそれぞれ回路定数として取り込み、これらから導出
される伝達関数を考慮したPWMインバータ主回路2の
その都度の点弧パルス幅の瞬時値を演算することにあ
る。
電圧指令値(vREF )と、前記交流電圧検出器の出力値
(vDET )と、前記直流電圧検出器の検出値(E)と、
正弦化フィルタ3および負荷4の回路定数とによりPW
Mインバータ主回路2のその都度の点弧パルス幅の瞬時
値を予測演算する。この予測演算方法については、「電
気学会・半導体電力変換研究会」刊行の「UPSの予測
形瞬時値制御PWMインバータの特性」(SPC−89
−25,1989,pp.47〜54)に詳述されてい
るので、ここでは、この詳細な説明は省略するが、その
要点は、正弦化フィルタ3のリアクトル3aのインダク
タンス(L)と、正弦化フィルタ3のコンデンサ3bの
静電容量(C)と、負荷4の定格負荷時の抵抗値(R)
とをそれぞれ回路定数として取り込み、これらから導出
される伝達関数を考慮したPWMインバータ主回路2の
その都度の点弧パルス幅の瞬時値を演算することにあ
る。
【0005】前記点弧パルス幅の瞬時値をPWM回路1
9に内蔵する三角波キャリア信号とによりPWM回路1
9でPWMインバータ主回路2のPWM制御された所望
の点弧信号を発生するようにしている。
9に内蔵する三角波キャリア信号とによりPWM回路1
9でPWMインバータ主回路2のPWM制御された所望
の点弧信号を発生するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のPWMイン
バータの制御装置によると、予測形瞬時値制御回路16
では、正弦化フィルタ3のリアクトル3aのインダクタ
ンス(L)と、正弦化フィルタ3のコンデンサ3bの静
電容量(C)と、負荷4の定格負荷時の抵抗値(R)と
をそれぞれ回路定数として取り込み前述の点弧パルス幅
の瞬時値を演算するようにしているために、前記それぞ
れ回路定数と実際値との誤差、あるいは変動がある場
合、例えば負荷4に整流器負荷が接続された場合には、
十分に補正できず出力電圧波形の歪率、出力電圧の過渡
変動などが悪くなるという問題点があった。
バータの制御装置によると、予測形瞬時値制御回路16
では、正弦化フィルタ3のリアクトル3aのインダクタ
ンス(L)と、正弦化フィルタ3のコンデンサ3bの静
電容量(C)と、負荷4の定格負荷時の抵抗値(R)と
をそれぞれ回路定数として取り込み前述の点弧パルス幅
の瞬時値を演算するようにしているために、前記それぞ
れ回路定数と実際値との誤差、あるいは変動がある場
合、例えば負荷4に整流器負荷が接続された場合には、
十分に補正できず出力電圧波形の歪率、出力電圧の過渡
変動などが悪くなるという問題点があった。
【0007】この発明の目的は、前記問題点を解決する
PWMインバータの制御装置を提供することにある。
PWMインバータの制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】直流電源より出力される
直流をPWMインバータにより交流に変換し、リアクト
ルとコンデンサから構成される正弦化フィルタを介して
負荷に電力を供給する前記PWMインバータを制御する
PWMインバータの制御装置において、この第1の発明
では、前記正弦化フィルタから出力される電圧の瞬時値
と、予め定めた出力電圧設定値より導出される瞬時電圧
指令値との偏差を演算する第1の加算演算器と、該第1
の加算演算器の出力を所定の値に調整演算するゲイン調
整器と、該ゲイン調整器の出力値と、前記直流電源の電
圧値と、前記正弦化フィルタおよび負荷の回路定数とに
より前記PWMインバータのその都度のパルス幅の補正
瞬時値を予測演算する予測形瞬時値制御回路と、該予測
形瞬時値制御回路の出力と、前記出力電圧設定値より導
出される台形波出力指令値とを加算演算する第2の加算
演算器と、該第2の加算演算器の出力値と、三角波キャ
リア信号とによりPWM制御され前記PWMインバータ
の点弧信号を発生するPWM回路とを備え、また第2の
発明では、前記第1の発明において、前記それぞれの演
算は、前記三角波キャリア信号の頂点から、予め定める
検出,演算に要する時間だけその都度早めた時刻でのそ
れぞれのサンプル値により行い、さらに第3の発明で
は、前記正弦化フィルタから出力される電圧の瞬時値
と、予め定めた出力電圧設定値より導出される瞬時電圧
指令値との偏差を演算する第1の加算演算器と、該第1
の加算演算器の出力を所定の値に調整演算するゲイン調
整器と、該ゲイン調整器の出力値と、前記直流電源の電
圧値と、前記正弦化フィルタおよび負荷の回路定数とに
より前記PWMインバータのその都度のパルス幅の補正
瞬時値を予測演算する第1の予測形瞬時値制御回路と、
該第1の予測形瞬時値制御回路と同じ構成の第2の予測
形瞬時値制御回路と、前記第1,第2の予測形瞬時値制
御回路それぞれの出力値を切り換えて出力する切換回路
と、該切換回路の出力値と、前記出力電圧設定値より導
出される台形波出力指令値とを加算演算する第2の加算
演算器と、該第2の加算演算器の出力値と、三角波キャ
リア信号とによりPWM制御され前記PWMインバータ
の点弧信号を発生するPWM回路とを備え、前記第1の
加算演算器,ゲイン調整器,第2の加算演算器それぞれ
の演算は、前記三角波キャリア信号の正,負の頂点か
ら、予め定める検出,演算に要する時間だけその都度早
めた時刻でのそれぞれのサンプル値により行い、前記第
1の予測形瞬時値制御回路の演算は、前記三角波キャリ
ア信号の正の頂点から、予め定める検出,演算に要する
時間だけその都度早めた時刻でのそれぞれのサンプル値
により行い、前記第2の予測形瞬時値制御回路の演算
は、前記三角波キャリア信号の負の頂点から、予め定め
る検出,演算に要する時間だけその都度早めた時刻での
それぞれのサンプル値により行い、前記切換回路の切り
換え動作は、前記三角波キャリア信号の正,負の頂点で
行うようにする。
直流をPWMインバータにより交流に変換し、リアクト
ルとコンデンサから構成される正弦化フィルタを介して
負荷に電力を供給する前記PWMインバータを制御する
PWMインバータの制御装置において、この第1の発明
では、前記正弦化フィルタから出力される電圧の瞬時値
と、予め定めた出力電圧設定値より導出される瞬時電圧
指令値との偏差を演算する第1の加算演算器と、該第1
の加算演算器の出力を所定の値に調整演算するゲイン調
整器と、該ゲイン調整器の出力値と、前記直流電源の電
圧値と、前記正弦化フィルタおよび負荷の回路定数とに
より前記PWMインバータのその都度のパルス幅の補正
瞬時値を予測演算する予測形瞬時値制御回路と、該予測
形瞬時値制御回路の出力と、前記出力電圧設定値より導
出される台形波出力指令値とを加算演算する第2の加算
演算器と、該第2の加算演算器の出力値と、三角波キャ
リア信号とによりPWM制御され前記PWMインバータ
の点弧信号を発生するPWM回路とを備え、また第2の
発明では、前記第1の発明において、前記それぞれの演
算は、前記三角波キャリア信号の頂点から、予め定める
検出,演算に要する時間だけその都度早めた時刻でのそ
れぞれのサンプル値により行い、さらに第3の発明で
は、前記正弦化フィルタから出力される電圧の瞬時値
と、予め定めた出力電圧設定値より導出される瞬時電圧
指令値との偏差を演算する第1の加算演算器と、該第1
の加算演算器の出力を所定の値に調整演算するゲイン調
整器と、該ゲイン調整器の出力値と、前記直流電源の電
圧値と、前記正弦化フィルタおよび負荷の回路定数とに
より前記PWMインバータのその都度のパルス幅の補正
瞬時値を予測演算する第1の予測形瞬時値制御回路と、
該第1の予測形瞬時値制御回路と同じ構成の第2の予測
形瞬時値制御回路と、前記第1,第2の予測形瞬時値制
御回路それぞれの出力値を切り換えて出力する切換回路
と、該切換回路の出力値と、前記出力電圧設定値より導
出される台形波出力指令値とを加算演算する第2の加算
演算器と、該第2の加算演算器の出力値と、三角波キャ
リア信号とによりPWM制御され前記PWMインバータ
の点弧信号を発生するPWM回路とを備え、前記第1の
加算演算器,ゲイン調整器,第2の加算演算器それぞれ
の演算は、前記三角波キャリア信号の正,負の頂点か
ら、予め定める検出,演算に要する時間だけその都度早
めた時刻でのそれぞれのサンプル値により行い、前記第
1の予測形瞬時値制御回路の演算は、前記三角波キャリ
ア信号の正の頂点から、予め定める検出,演算に要する
時間だけその都度早めた時刻でのそれぞれのサンプル値
により行い、前記第2の予測形瞬時値制御回路の演算
は、前記三角波キャリア信号の負の頂点から、予め定め
る検出,演算に要する時間だけその都度早めた時刻での
それぞれのサンプル値により行い、前記切換回路の切り
換え動作は、前記三角波キャリア信号の正,負の頂点で
行うようにする。
【0009】
【作用】この第1,第2の発明によれば、正弦化フィル
タから出力される電圧の瞬時値と、予め定めた出力電圧
設定値より導出される瞬時電圧指令値との偏差をゲイン
調整器で所望の値に増幅して予測形瞬時値制御回路に入
力し、台形波出力指令値に該予測形瞬時値制御回路の出
力である補正瞬時値を加算してPWM制御の点弧パルス
幅の瞬時値とするので、正弦化フィルタおよび負荷の回
路定数の実際値との誤差、あるいは変動を含めた補正が
可能となり、その結果出力電圧波形の歪率、出力電圧の
過渡変動が改善される。
タから出力される電圧の瞬時値と、予め定めた出力電圧
設定値より導出される瞬時電圧指令値との偏差をゲイン
調整器で所望の値に増幅して予測形瞬時値制御回路に入
力し、台形波出力指令値に該予測形瞬時値制御回路の出
力である補正瞬時値を加算してPWM制御の点弧パルス
幅の瞬時値とするので、正弦化フィルタおよび負荷の回
路定数の実際値との誤差、あるいは変動を含めた補正が
可能となり、その結果出力電圧波形の歪率、出力電圧の
過渡変動が改善される。
【0010】また第3の発明によれば、正弦化フィルタ
から出力される電圧の瞬時値と、予め定めた出力電圧設
定値より導出される瞬時電圧指令値との偏差をゲイン調
整器で所望の値に増幅して第1,第2の予測形瞬時値制
御回路にそれぞれ入力し、前記第1,第2の予測形瞬時
値制御回路を互いに半サイクル位相がずれた2相動作で
演算し、切換器でそれぞれの出力を切り換えて台形波出
力指令値に加算してPWM制御の点弧パルス幅の瞬時値
とするので、速い周期で正弦化フィルタおよび負荷の回
路定数の実際値との誤差、あるいは変動を含めた補正が
可能となり、出力電圧波形の歪率、出力電圧の過渡変動
がより改善される。
から出力される電圧の瞬時値と、予め定めた出力電圧設
定値より導出される瞬時電圧指令値との偏差をゲイン調
整器で所望の値に増幅して第1,第2の予測形瞬時値制
御回路にそれぞれ入力し、前記第1,第2の予測形瞬時
値制御回路を互いに半サイクル位相がずれた2相動作で
演算し、切換器でそれぞれの出力を切り換えて台形波出
力指令値に加算してPWM制御の点弧パルス幅の瞬時値
とするので、速い周期で正弦化フィルタおよび負荷の回
路定数の実際値との誤差、あるいは変動を含めた補正が
可能となり、出力電圧波形の歪率、出力電圧の過渡変動
がより改善される。
【0011】
【実施例】以下に記載するこの発明の実施例において、
図4に示した従来例と同一機能を有するものには同一符
号を付してその説明を省略し、図4と異なる機能を中心
に説明する。図1は、この発明の第1の実施例を示すP
WMインバータの制御装置のブロック回路構成図であ
る。
図4に示した従来例と同一機能を有するものには同一符
号を付してその説明を省略し、図4と異なる機能を中心
に説明する。図1は、この発明の第1の実施例を示すP
WMインバータの制御装置のブロック回路構成図であ
る。
【0012】図1において、制御装置20の電圧調節器
13の電圧設定値から正弦波演算回路14を介して導出
された瞬時電圧指令値と、正弦化フィルタ3の出力の電
圧の図示しない交流電圧検出器を介した検出値との偏差
を加算演算器15により算出し、この偏差を所定の値に
調整演算するゲイン調整器21に入力し、ゲイン調整器
21の出力と直流電源1の電圧を図示しない直流電圧検
出器で検出した検出値とを予測形瞬時値制御回路22に
入力する。
13の電圧設定値から正弦波演算回路14を介して導出
された瞬時電圧指令値と、正弦化フィルタ3の出力の電
圧の図示しない交流電圧検出器を介した検出値との偏差
を加算演算器15により算出し、この偏差を所定の値に
調整演算するゲイン調整器21に入力し、ゲイン調整器
21の出力と直流電源1の電圧を図示しない直流電圧検
出器で検出した検出値とを予測形瞬時値制御回路22に
入力する。
【0013】予測形瞬時値制御回路22では、ゲイン調
整器21の出力値と、前記直流電圧検出器の検出値と、
正弦化フィルタ3および負荷4の回路定数とによりPW
Mインバータ主回路2のその都度の点弧パルス幅の補正
瞬時値を予測演算する。この予測演算方法を、以下に示
す数式を用いて説明する。先ず、正弦化フィルタ3のリ
アクトル3aのインダクタンス(L)と、正弦化フィル
タ3のコンデンサ3bの静電容量(C)と、負荷4の定
格負荷時の抵抗値(R)とすると、このLCR回路の減
衰係数(ζ)と固有角周波数(ω)は、式(1)および
式(2)で表される。
整器21の出力値と、前記直流電圧検出器の検出値と、
正弦化フィルタ3および負荷4の回路定数とによりPW
Mインバータ主回路2のその都度の点弧パルス幅の補正
瞬時値を予測演算する。この予測演算方法を、以下に示
す数式を用いて説明する。先ず、正弦化フィルタ3のリ
アクトル3aのインダクタンス(L)と、正弦化フィル
タ3のコンデンサ3bの静電容量(C)と、負荷4の定
格負荷時の抵抗値(R)とすると、このLCR回路の減
衰係数(ζ)と固有角周波数(ω)は、式(1)および
式(2)で表される。
【0014】
【数1】 ζ=(1/2R)・(L/C)1/2 ……(1)
【0015】
【数2】 ω=1/(LC)1/2 ……(2) 次に、ゲイン調整器21の増幅度(ゲイン)をGP と
し、サンプリング時点をk(k=1・2・3・・・n)
とすると、k時点のゲイン調整器21の出力値v(k)
は、前記瞬時電圧指令値をv REF(k)と前記交流電圧
検出器を介した検出値をv DET(k)とから、式(3)
のように表される。
し、サンプリング時点をk(k=1・2・3・・・n)
とすると、k時点のゲイン調整器21の出力値v(k)
は、前記瞬時電圧指令値をv REF(k)と前記交流電圧
検出器を介した検出値をv DET(k)とから、式(3)
のように表される。
【0016】
【数3】 v(k)=GP ・〔v REF(k)−v DET(k)〕 ……(3) PWM回路19に内蔵する三角波キャリア信号の周期す
なわちサンプリング周期をTとし、直流電源1の電圧を
Eとし、サンプリング時点をk(k=1・2・3・・・
n)とすると、予測形瞬時値制御回路22でのk時点の
補正瞬時値(u(k))の予測演算は、式(1)〜
(3)から式(4)に示すように行われる。
なわちサンプリング周期をTとし、直流電源1の電圧を
Eとし、サンプリング時点をk(k=1・2・3・・・
n)とすると、予測形瞬時値制御回路22でのk時点の
補正瞬時値(u(k))の予測演算は、式(1)〜
(3)から式(4)に示すように行われる。
【0017】
【数4】 u(k)={(a1 /b1 )・v(k) +(a2 /b1 )・v(k−1)}/E +(−b2 /b1 )・u(k−1) ……(4) ここで、a1 =−(φ11−φ22) a2 =φ11・φ22−φ12・φ21 b1 =g11 b2 =−g11・φ22+φ12・g22 φ11=exp(αT)・〔cosβT−(α/β)sinβT〕 φ12=exp(αT)・(1/β)sinβT φ21=exp(αT)・(−ω2 /β)sinβT φ22=exp(αT)・〔cosβT+(α/β)sinβT〕 g11=(ω2 /β)・exp(αT/2)・sin(βT/2) g22=ω2 ・exp(αT/2)+(α/β)sin(βT/2) α=−ζ・ω β=ω(1−ζ2 )1/2 このようにして求めた補正瞬時値u(k)を前記台形波
電圧指令値に加算演算器18で加算し、この加算値とP
WM回路19に内蔵する三角波キャリア信号とからPW
Mインバータの点弧信号を得ている。
電圧指令値に加算演算器18で加算し、この加算値とP
WM回路19に内蔵する三角波キャリア信号とからPW
Mインバータの点弧信号を得ている。
【0018】図2は、この発明の第2の実施例を示すP
WMインバータの制御装置のブロック回路構成図であ
る。図2において、制御装置30のゲイン調整器21の
出力と直流電源1の電圧を図示しない直流電圧検出器で
検出した検出値とをそれぞれ予測形瞬時値制御回路3
1,32に入力する。さらに予測形瞬時値制御回路3
1,32の出力はそれぞれ切換回路33に入力される構
成である。
WMインバータの制御装置のブロック回路構成図であ
る。図2において、制御装置30のゲイン調整器21の
出力と直流電源1の電圧を図示しない直流電圧検出器で
検出した検出値とをそれぞれ予測形瞬時値制御回路3
1,32に入力する。さらに予測形瞬時値制御回路3
1,32の出力はそれぞれ切換回路33に入力される構
成である。
【0019】予測形瞬時値制御回路31の演算は、PW
M回路19が内蔵する三角波キャリア信号の正の頂点か
ら、予め定める検出,演算に要する時間だけその都度早
めた時刻でのそれぞれのサンプル値により行い、予測形
瞬時値制御回路32の演算は、前記三角波キャリア信号
の負の頂点から、予め定める検出,演算に要する時間だ
けその都度早めた時刻でのそれぞれのサンプル値により
行う。
M回路19が内蔵する三角波キャリア信号の正の頂点か
ら、予め定める検出,演算に要する時間だけその都度早
めた時刻でのそれぞれのサンプル値により行い、予測形
瞬時値制御回路32の演算は、前記三角波キャリア信号
の負の頂点から、予め定める検出,演算に要する時間だ
けその都度早めた時刻でのそれぞれのサンプル値により
行う。
【0020】予測形瞬時値制御回路31でのサンプリン
グ時点をk(k=1・2・3・・・n)とし、予測形瞬
時値制御回路32でのサンプリング時点をi(i=1・
2・3・・・n)として、加算演算器15,ゲイン調整
器21は前記k時点とi時点での演算を行うようにし
て、予測形瞬時値制御回路31でのk時点の補正瞬時値
(uA (k))の予測演算は、式(5)に示すように行
われる。
グ時点をk(k=1・2・3・・・n)とし、予測形瞬
時値制御回路32でのサンプリング時点をi(i=1・
2・3・・・n)として、加算演算器15,ゲイン調整
器21は前記k時点とi時点での演算を行うようにし
て、予測形瞬時値制御回路31でのk時点の補正瞬時値
(uA (k))の予測演算は、式(5)に示すように行
われる。
【0021】
【数5】 uA (k)={(a1 /b1 )・v(k) +(a2 /b1 )・v(k−1)}/E +〔(−b2 /b1 )/2〕・uA (k−1) +〔(−b2 /b1 )/2〕・uB (i−1) ……(5) また、予測形瞬時値制御回路32でのi時点の補正瞬時
値(uB (i))の予測演算は、式(6)に示すように
行われる。
値(uB (i))の予測演算は、式(6)に示すように
行われる。
【0022】
【数6】 uB (i)={(a1 /b1 )・v(i) +(a2 /b1 )・v(i−1)}/E +〔(−b2 /b1 )/2〕・uA (k) +〔(−b2 /b1 )/2〕・uB (i−1) ……(6) なお、式(5),式(6)で示すa1 ,a2 ,b1 ,b
2 は、式(4)に示すものと同一である。
2 は、式(4)に示すものと同一である。
【0023】切換回路33の切り換え動作は、図3に示
すよう、にPWM回路19が内蔵する三角波キャリア信
号の正,負の頂点で行う。図1,図2の実施例の説明で
は、PWMインバータが単相出力の場合について記載し
たが、PWMインバータが三相出力の場合には、例え
ば、正弦波演算回路14、台形波演算回路17を2相出
力とし、加算演算器15を2組設け、それぞれに前記P
WMインバータの三相出力の内の2相を入力し、それぞ
れの加算演算器15の出力を公知の方法で2相3相変換
し、予測形瞬時値制御回路22または予測形瞬時値制御
回路31,32を3組設け、切換回路33,加算演算器
18,PWM回路19も3組設けることにより、この第
1,第2の発明を容易に実施することができる。
すよう、にPWM回路19が内蔵する三角波キャリア信
号の正,負の頂点で行う。図1,図2の実施例の説明で
は、PWMインバータが単相出力の場合について記載し
たが、PWMインバータが三相出力の場合には、例え
ば、正弦波演算回路14、台形波演算回路17を2相出
力とし、加算演算器15を2組設け、それぞれに前記P
WMインバータの三相出力の内の2相を入力し、それぞ
れの加算演算器15の出力を公知の方法で2相3相変換
し、予測形瞬時値制御回路22または予測形瞬時値制御
回路31,32を3組設け、切換回路33,加算演算器
18,PWM回路19も3組設けることにより、この第
1,第2の発明を容易に実施することができる。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、正弦化フィルタから
出力される電圧の瞬時値と、予め定めた出力電圧設定値
より導出される瞬時電圧指令値との偏差をゲイン調整器
で所望の値に増幅して予測形瞬時値制御回路に入力し、
台形波出力指令値に該予測形瞬時値制御回路の出力であ
る補正瞬時値を加算してPWM制御の点弧パルス幅の瞬
時値とするので、正弦化フィルタおよび負荷の回路定数
の実際値との誤差、あるいは変動を含めた補正が可能と
なり、出力電圧波形の歪率、出力電圧の過渡変動が改善
でき、またPWMインバータが三相出力の場合には、前
述の出力電圧波形の歪率、出力電圧の過渡変動が改善に
加えて、不平衡負荷時のそれぞれの出力電圧特性も改善
できるので、例えば無停電電源装置などに使用されるP
WMインバータとして好適である。
出力される電圧の瞬時値と、予め定めた出力電圧設定値
より導出される瞬時電圧指令値との偏差をゲイン調整器
で所望の値に増幅して予測形瞬時値制御回路に入力し、
台形波出力指令値に該予測形瞬時値制御回路の出力であ
る補正瞬時値を加算してPWM制御の点弧パルス幅の瞬
時値とするので、正弦化フィルタおよび負荷の回路定数
の実際値との誤差、あるいは変動を含めた補正が可能と
なり、出力電圧波形の歪率、出力電圧の過渡変動が改善
でき、またPWMインバータが三相出力の場合には、前
述の出力電圧波形の歪率、出力電圧の過渡変動が改善に
加えて、不平衡負荷時のそれぞれの出力電圧特性も改善
できるので、例えば無停電電源装置などに使用されるP
WMインバータとして好適である。
【図1】この発明の第1の実施例を示すPWMインバー
タのブロック回路構成図
タのブロック回路構成図
【図2】この発明の第2の実施例を示すPWMインバー
タのブロック回路構成図
タのブロック回路構成図
【図3】図2の動作を説明する動作波形図
【図4】従来例を示すPWMインバータのブロック回路
構成図
構成図
1…直流電源、2…PWMインバータ主回路、3…正弦
化フィルタ、3a…リアクトル、3a…コンデンサ、4
…負荷、10,20,30…制御装置、11…平均値演
算器、12,15,18…加算演算器、13…電圧調節
器、14…正弦波演算回路、16,22,31,32…
予測形瞬時値制御回路、17…台形波演算回路、19…
PWM回路、21…ゲイン調整器、33…切換回路。
化フィルタ、3a…リアクトル、3a…コンデンサ、4
…負荷、10,20,30…制御装置、11…平均値演
算器、12,15,18…加算演算器、13…電圧調節
器、14…正弦波演算回路、16,22,31,32…
予測形瞬時値制御回路、17…台形波演算回路、19…
PWM回路、21…ゲイン調整器、33…切換回路。
Claims (3)
- 【請求項1】直流電源より出力される直流をPWMイン
バータにより交流に変換し、リアクトルとコンデンサか
ら構成される正弦化フィルタを介して負荷に電力を供給
する前記PWMインバータを制御するPWMインバータ
の制御装置において、 前記正弦化フィルタから出力される電圧の瞬時値と、予
め定めた出力電圧設定値より導出される瞬時電圧指令値
との偏差を演算する第1の加算演算器と、 該第1の加算演算器の出力を所定の値に調整演算するゲ
イン調整器と、 該ゲイン調整器の出力値と、前記直流電源の電圧値と、
前記正弦化フィルタおよび負荷の回路定数とにより前記
PWMインバータのその都度のパルス幅の補正瞬時値を
予測演算する予測形瞬時値制御回路と、 該予測形瞬時値制御回路の出力と、前記出力電圧設定値
より導出される台形波出力指令値とを加算演算する第2
の加算演算器と、 該第2の加算演算器の出力値と、三角波キャリア信号と
によりPWM制御された前記PWMインバータの点弧信
号を発生するPWM回路とを備えることを特徴とするP
WMインバータの制御装置。 - 【請求項2】請求項1に記載のPWMインバータの制御
装置において、 前記それぞれの演算は、前記三角波キャリア信号の頂点
から、予め定める検出,演算に要する時間だけその都度
早めた時刻でのそれぞれのサンプル値により行うことを
特徴とするPWMインバータの制御装置。 - 【請求項3】直流電源より出力される直流をPWMイン
バータにより交流に変換し、リアクトルとコンデンサか
ら構成される正弦化フィルタを介して負荷に電力を供給
する前記PWMインバータを制御するPWMインバータ
の制御装置において、 前記正弦化フィルタから出力される電圧の瞬時値と、予
め定めた出力電圧設定値より導出される瞬時電圧指令値
との偏差を演算する第1の加算演算器と、 該第1の加算演算器の出力を所定の値に調整演算するゲ
イン調整器と、 該ゲイン調整器の出力値と、前記直流電源の電圧値と、
前記正弦化フィルタおよび負荷の回路定数とにより前記
PWMインバータのその都度のパルス幅の補正瞬時値を
予測演算する第1の予測形瞬時値制御回路と、 該第1の予測形瞬時値制御回路と同じ構成の第2の予測
形瞬時値制御回路と、 前記第1,第2の予測形瞬時値制御回路それぞれの出力
値を切り換えて出力する切換回路と、 該切換回路の出力値と、前記出力電圧設定値より導出さ
れる台形波出力指令値とを加算演算する第2の加算演算
器と、 該第2の加算演算器の出力値と、三角波キャリア信号と
によりPWM制御された前記PWMインバータの点弧信
号を発生するPWM回路とを備え、 前記第1の加算演算器,ゲイン調整器,第2の加算演算
器それぞれの演算は、前記三角波キャリア信号の正,負
の頂点から、予め定める検出,演算に要する時間だけそ
の都度早めた時刻でのそれぞれのサンプル値により行
い、 前記第1の予測形瞬時値制御回路の演算は、前記三角波
キャリア信号の正の頂点から、予め定める検出,演算に
要する時間だけその都度早めた時刻でのそれぞれのサン
プル値により行い、 前記第2の予測形瞬時値制御回路の演算は、前記三角波
キャリア信号の負の頂点から、予め定める検出,演算に
要する時間だけその都度早めた時刻でのそれぞれのサン
プル値により行い、 前記切換回路の切り換え動作は、前記三角波キャリア信
号の正,負の頂点で行うことを特徴とするPWMインバ
ータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7053914A JPH08256480A (ja) | 1995-01-20 | 1995-03-14 | Pwmインバータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP680495 | 1995-01-20 | ||
JP7-6804 | 1995-01-20 | ||
JP7053914A JPH08256480A (ja) | 1995-01-20 | 1995-03-14 | Pwmインバータの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08256480A true JPH08256480A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=26341006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7053914A Pending JPH08256480A (ja) | 1995-01-20 | 1995-03-14 | Pwmインバータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08256480A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003017469A1 (en) * | 2001-08-17 | 2003-02-27 | Pulsus Technologies | Pulse width modulation type audio amplifier having variable average switching frequency |
JP2010057287A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Tdk-Lambda Corp | 無停電電源装置および無停電電源装置の制御方法 |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP7053914A patent/JPH08256480A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003017469A1 (en) * | 2001-08-17 | 2003-02-27 | Pulsus Technologies | Pulse width modulation type audio amplifier having variable average switching frequency |
JP2010057287A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Tdk-Lambda Corp | 無停電電源装置および無停電電源装置の制御方法 |
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