JPH0220708Y2 - - Google Patents

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JPH0220708Y2
JPH0220708Y2 JP13311284U JP13311284U JPH0220708Y2 JP H0220708 Y2 JPH0220708 Y2 JP H0220708Y2 JP 13311284 U JP13311284 U JP 13311284U JP 13311284 U JP13311284 U JP 13311284U JP H0220708 Y2 JPH0220708 Y2 JP H0220708Y2
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JP
Japan
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glass edge
glass
groove
protrusion
gasket
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JP13311284U
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JPS6163182U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の技術分野〕 本考案は、携帯時計のガラス縁回りに関する物
であり、回転可能でなおかつ防水性の良いガラス
縁構造に関する物である。
〔従来の技術〕
従来ガラスと一体となつたガラス縁自体が回転
し、なおかつ防水可能な構造はなく、第2図に示
す様な回転ベゼル付構造があつた。
11が時計ケースで、ガラス12はプラスチツ
クパツキン13により、直接時計ケース11に固
定されている。回転ベゼル14は、時計ケース1
1の喰付溝11aに、回転ベゼル14の喰付突起
14aを喰付かせ、時計ケース11の喰付溝11
aと回転ベゼル14の喰付突起14aとは、上下
及び径方向にそれぞれガタがあるために、時計ケ
ース11に回転ベゼル14を押し込んだ状態で、
回転ベゼル14は回転できるようになつている。
回転ベゼル14が簡単に回つてしまわないよう
に、回転ベゼルパツキン15を入れる事により、
パツキンの反発力及び、パツキン接触面の摩擦に
より、ある程度の回転トルクを出している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし前述の従来技術では、ガラス固定部分が
時計ケースにあるため、ガラス外径からベゼル外
径までの巾A′が広くなり、また回転ベゼル喰付
部分が胴上面にあるため回転ベゼルの高さB′が、
どおしても厚く必要となり、デザイン的に時計の
平面サイズが大きく、また高さ方向が厚くなつて
しまうため、デザイン制約の多い物であり、かぎ
られたモデルしか採用する事ができなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の携帯時計ケースは、上面に係合溝1A
が形成される時計ケース1と、上方にガラス2が
固定されると共に下方に突出して形成される係合
突部6Aが前記係合溝1Aに係合されて回動自在
となるガラス縁6と、前記係合溝1Aの一方の側
壁と前記係合突部6Aの側壁との間に装着される
ガラス縁パツキン7Aと、前記係合溝1Aの底面
と前記係合突部6Aの底面との間に装着されるガ
ラス縁パツキン7Bとを有し、前記係合溝1Aは
前記ガラス縁パツキン7Aの配設側側壁の反対側
である他方の側壁に喰付溝1aが形成され、前記
係合突部6Aは前記喰付溝1aと対応する位置に
前記喰付溝1aと喰付ように喰付突起6aが形成
されることを特徴とする。
〔実施例〕
第1図が、本考案の実施例を示す要部の断面図
であつて、時計ケース1には、上面にU字形状に
係合溝1Aが形成され、その係合溝1Aの一方の
側壁にはガラス縁6の喰付突起6aが喰付くよう
に喰付溝1aが形成されると共に他方の側壁に
は、ガラス縁パツキン7Aの組み込み面1bが形
成され、さらにその底面にはガラス縁パツキン7
Bが装着されるパツキンボツクス1cが形成され
ている。ガラス縁6には下方に係合突部6Aが形
成され、係合突部6Aの一方の側壁の前記喰付溝
1aと対応する位置に前記喰付溝1aと喰付くよ
うに突出して喰付突起6aが形成されると共にそ
の他方の側壁の前記組み込み面1bと対応する位
置にガラス縁パツキン7Aが当接される接触面6
bが形成され。さらにその底部にはガラス縁パツ
キン4Aが当接される底面6cが形成されてい
る。ガラス2はプラスチツクパツキン3により、
ガラス縁6に固定されている。ガラス縁パツキン
7Aは、時計ケース1のガラス縁喰付溝1aと相
反する組み込み面1bにセツトされ、ガラス縁パ
ツキン7Bは、ガラス縁喰付溝底面のパツキンボ
ツクス1cにセツトされる、この状態で時計ケー
ス1の案内面1dにガラス縁6の組み込み案内面
6dをセツトし、ガラス縁6を押し込む、時計ケ
ース1の喰付溝1aとガラス縁6の喰付突起6a
には、径方向と上下方向にガタが設けてあるため
に、時計ケース1にガラス縁6を押し込んだ状態
で、ガラス縁6は回転可能となる。また、ガラス
縁6を押し込んだ状態で、時計ケース1のガラス
縁パツキン7Aの組み込み面1bと、ガラス縁6
のガラス縁パツキン7Aの接触面6bとの間及
び、ガラス縁6の底面6cと、時計ケース1のガ
ラス縁パツキン7Bの入るパツキンボツクス1c
との間で、ガラス縁パツキン7Bを圧縮し防水性
及びガラス縁6の回転トルクを得る事ができる。
また、さらにガラス縁6の外周にローレツトを付
ける事によりさらに回しやすくなる。ガラス縁パ
ツキン7Bは、時計ケース1のガラス縁喰付突起
が入る喰付溝1aと、ガラス縁喰付突起6aとの
上下ガタをなくし、ガラス縁を上方にもち上げ回
転中のガラス縁のガタをなくし、回転をスムーズ
にすると同時に、ガラス縁に外圧が加わつた場
合、パツキンシメシロを増して防水性を良くする
役目をしている。
第3図は、本考案で使用するガラスの内面に印
刷をした図であり、ガラス内面に数字、目盛等を
印刷する事により、従来の回転ベゼルと同様の機
能を持たせる事が可能となる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、時計ケー
ス1の上面に形成された係合溝1Aに、ガラス縁
6にガラス2を固定すると共に下方に突出して形
成されている係合突部6Aを係合させる構成とし
たので、ガラス縁と、ガラスが一体の状態で回転
し、ガラス縁パツキンをガラスの下方に配置でき
るため、ガラス外形から、ガラス縁外形までの平
面巾Aを狭くする事ができる。また、ガラス縁の
喰付部及びガラス縁パツキンのパツキンボツクス
を、時計ケースへ潜らせる事が可能なため、ガラ
ス縁外周の立ち上がりBを薄くする事ができ、ま
た、ガラス縁パツキンを2個使用する事により、
防水性をより確実なものとすると同時に、ガラス
縁パツキン7Bにより、ガラス縁の上下ガタをな
くし、ガラス縁の回転をスムーズにする事ができ
る。さらに、以上のように本考案は、回転可能で
なおかつ防水が可能なガラス縁を実現する物であ
り、すぐれた効果を有する物である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部の断面図。
第2図は、従来の回転ベゼル付の実施例を示す要
部の断面図。第3図は、本考案で使用するガラス
の内面に印刷をした実施例を示す平面図。 1……時計ケース、1A……係合溝、1a……
喰付溝、6……ガラス縁、6A……係合突部、6
a……喰付突起、7A,7B……ガラス縁パツキ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に係合溝1Aが形成される計時ケース1
    と、上方にガラス2が固定されると共に下方に突
    出して形成される係合突部6Aが前記係合溝1A
    に係合されて回動自在となるガラス縁6と、前記
    係合溝1Aの一方の側壁と前記係合突部6Aの側
    壁との間に装着されるガラス縁パツキン7Aと、
    前記係合溝1Aの底面と前記係合突部6Aの底面
    との間に装着されるガラス縁パツキン7Bとを有
    し、前記係合溝1Aは前記ガラス縁パツキン7A
    の配設側側壁の反対側である他方の側壁に喰付溝
    1aが形成され、前記係合突部6Aは前記喰付溝
    1aと対応する位置に前記喰付溝1aと喰付よう
    に喰付突起6aが形成されることを特徴とする携
    帯時計ケース。
JP13311284U 1984-08-31 1984-08-31 Expired JPH0220708Y2 (ja)

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JP13311284U JPH0220708Y2 (ja) 1984-08-31 1984-08-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13311284U JPH0220708Y2 (ja) 1984-08-31 1984-08-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6163182U JPS6163182U (ja) 1986-04-28
JPH0220708Y2 true JPH0220708Y2 (ja) 1990-06-05

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JP13311284U Expired JPH0220708Y2 (ja) 1984-08-31 1984-08-31

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JPS6163182U (ja) 1986-04-28

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