JPH0537406Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0537406Y2
JPH0537406Y2 JP8338087U JP8338087U JPH0537406Y2 JP H0537406 Y2 JPH0537406 Y2 JP H0537406Y2 JP 8338087 U JP8338087 U JP 8338087U JP 8338087 U JP8338087 U JP 8338087U JP H0537406 Y2 JPH0537406 Y2 JP H0537406Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
heat shield
shield cover
ribs
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8338087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63192664U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8338087U priority Critical patent/JPH0537406Y2/ja
Publication of JPS63192664U publication Critical patent/JPS63192664U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0537406Y2 publication Critical patent/JPH0537406Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車に搭載されるバツテリー遮熱
用カバーに関する。
(従来技術) 従来の遮熱カバーは、第7図及び第8図に示す
ように、ついたて10又は、箱形筒状11であつ
た。
そして、このついたて10又は箱形筒状11
は、予めエンジンルームの所定の個所に固定され
ていた。図中7はバツテリー固定用バンド、8は
ボルト、9はバツテリーである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のついたて形又は箱形筒状の遮熱カバ
ーは、すでに所定の個所に固定されているので、
バツテリー9を取付ける際に遮熱カバーが邪魔に
なり、バツテリー固定用バンド7をセツトしてボ
ルト8にてバツテリー9を固定する作業が困難で
あり、生産性が低いという問題があつた。
又、バツテリーの取付作業を容易にするため
に、遮熱カバーとバツテリーとの間の隙間を大き
くしなければならず、狭いエンジンルーム内に占
めるバツテリー設置スペースが大きくなるという
問題があり、又、バツテリーと遮熱カバーとの間
の隙間が広いときは、その隙間内の空気の自然対
流が活発になつて断熱効果が低いという問題があ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するために本考案は、バツテリ
ーの外形に合せて成形した筒状の遮熱カバー本体
の内側にバツテリーの側面に当るように複数のリ
ブを縦方向に設ける。そしてこのリブの高さは遮
熱カバー本体の内面とバツテリーの外面との間に
薄い空気断熱層を形成する高さにすると共に、上
部がバツテリーの外面に接触し、下部は接触しな
い寸法のテーパをつけ、さらに遮熱カバー本体の
上縁に内面に向けた折り曲げ部を設けたことを特
徴とする。
(作用) このように構成することにより、バツテリーの
取付作業は、バツテリーに遮熱カバーを嵌め込
み、バツテリーと遮熱カバーを、固定バンドとボ
ルトにより同時に固定する。
又、リブはテーパ状になつていてかつ、上部が
バツテリーの側面に当るようになつているから、
遮熱カバーはバツテリーの周囲に固定されると共
に、一定厚さの空気断熱層が形成される。そして
リブの下部はバツテリーの外面に接触しないか
ら、この空気断熱層を広くとることができる。さ
らに遮熱カバー本体の上縁に内面に向けた折り曲
げ部を設けたことにより、バツテリーの位置決め
と固定が確実に行われることになる。
(実施例) 以下本考案の一実施例について詳細に説明す
る。第1図において、遮熱カバー本体1の内側に
は、複数のリブ2が設けられている。このリブ2
は第2図に示すように、aからbにかけて一定方
向にテーパ状になつている。そしてリブ2の高さ
は、第5図に示すように薄い空気断熱層5がバツ
テリー9の周囲に形成される高さになつており、
上部がバツテリー9の外面に接触し、下部は接触
しない寸法になつている。
この遮熱カバーにおいて、第5図に示すように
バツテリー9の取付は、先ず遮熱カバー本体1を
上方より嵌め込む。この場合、リブ2がテーパ状
になつているので嵌め易く、かつこのテーパによ
り遮熱カバー本体1はクサビ状にバツテリー9の
周囲に固定される。この状態においてバツテリー
9と遮熱カバー1は、固定バンド7とボルト8に
より同時に固定される。
そしてこの固定により、バツテリー9の周囲に
は、薄い空気断熱層5が形成されると共にリブ2
により仕切られているから、自然対流の発生が抑
制される。さらにリブ2の下部がバツテリー9の
外面に接触しないので、空気断熱効果が向上する
ことになる。
又第5図に示すようにバツテリー9の頂部をご
くわずかの寸法Hだけ高く出るようにし、固定バ
ンド7による締付力が直接バツテリー9にのみ働
くようにして、バツテリー9の固定をより確実に
することもできる。
第3図に示すものは、第1図においては図示と
説明を省略した折り曲げ部3を表したものであ
る。このように遮熱カバー本体1の上縁に折り曲
げ部3を設けたことにより、第6図に示すように
この折り曲げ部3をバツテリー9の頂部に引掛
け、固定バンド7及びボルト8により、バツテリ
ー9と遮熱カバー本体1を一緒に締めつける。こ
れにより、遮熱カバー本体1も強固に固定され
る。
他の部分は、第1図に示したところと同じであ
り、同一部分は同一符号をもつて示しその説明は
省略する。又、作用も遮熱カバー本体1を折り曲
げ部3で強固に固定する以外は、第5図で説明し
たのと同じであるのでその説明は省略する。
又、第4図に示す実施例は、遮熱カバー本体1
の片側面を開放しフランジ部4を設けたものであ
る。
その他の部分は第1図に示した実施例と同じで
あり、同一部分は同一符号をもつて示したのでそ
の説明は省略する。又、作用については、第5図
で説明したのと同じであるのでその説明は省略す
る。
なお、遮熱カバー本体1は透明なものを使用す
るのであるが、不透明なときは、第5図に示すよ
うにバツテリー9の液位チエツク用の窓6を設け
る。
(考案の効果) 以上詳細した通り本考案によれば、バツテリー
の外形に合せ成形した筒状の遮熱カバー本体の内
側にバツテリーの側面に当る複数のリブを設けた
遮熱カバーをバツテリーに嵌め込んでバツテリー
を取付けるようにしたので、その取付作業が容易
になり生産性を向上することができる。
又、リブの高さを上部がバツテリー9の外面に
接触し、下部は接触しない寸法のテーパにしてバ
ツテリーに遮熱カバーを固定するので、バツテリ
ーの周囲、とくに下部に広い断熱空気層が形成さ
れかつこの空気断熱層はリブにて区切られるから
断熱空気層内の空気の自然対流が抑制され断熱効
果を向上することができる。
そして、薄い層の空気断熱層をバツテリーの周
囲に形成するよう遮熱カバーが形成されるからコ
ンパクトになり、エンジンルームに占めるバツテ
リーの設置スペースが少なくてよく、実用的効果
は多大なものがある。さらに遮熱カバー本体の上
縁に内側に向けた折り曲げ部を設けたことによ
り、バツテリーの位置決めと固定が確実に行われ
ることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例であり、
第1図は遮熱カバーの斜視図、第2図は、第1図
のA−A線における縦断面図、第3図は折り曲げ
部を表した遮熱カバーの斜視図、第4図は、遮熱
カバーの片側の側面を開口した遮熱カバーの斜視
図、第5図は、バツテリーの取付状態を示す斜視
図、第6図は折り曲げ部とバツテリー上面との位
置関係を示す斜視図である。第7図及び第8図は
従来例であり、第7図は、ついたて式遮熱カバー
を用いたバツテリーの取付状態を示す斜視図、第
8図は箱形筒状の遮熱カバーを用いたバツテリー
の取付状態を示す斜視図である。 1……遮熱カバー本体、2……リブ、3……折
り曲げ部、9……バツテリー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツテリーの外形に合せて成形した筒状の遮熱
    カバー本体の内側にバツテリーの側面に当るよう
    に複数のリブを縦方向に設け、該リブの高さは遮
    熱カバー本体の内面とバツテリーの外面との間に
    薄い空気断熱層を形成する高さにすると共に上部
    がバツテリーの外面に接触し、下部は接触しない
    寸法のテーパをつけ、さらに遮熱カバー本体の上
    縁に内側に向けた折り曲げ部を設けたことを特徴
    とするバツテリ遮熱用カバー。
JP8338087U 1987-05-30 1987-05-30 Expired - Lifetime JPH0537406Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8338087U JPH0537406Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8338087U JPH0537406Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63192664U JPS63192664U (ja) 1988-12-12
JPH0537406Y2 true JPH0537406Y2 (ja) 1993-09-21

Family

ID=30936914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8338087U Expired - Lifetime JPH0537406Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0537406Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5772440B2 (ja) * 2011-09-21 2015-09-02 トヨタ自動車株式会社 バッテリ載置構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63192664U (ja) 1988-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62154726U (ja)
JPH0537406Y2 (ja)
JPS5854852Y2 (ja) 圧縮機
JPH0235543Y2 (ja)
JPH0539390Y2 (ja)
JPS58176562U (ja) 回転電機
JPS5915251U (ja) 回転電機
JPS58127841U (ja) 回転電機
JPH0444749Y2 (ja)
JPS58149064U (ja) 回転電機
JPH0335757Y2 (ja)
JPH027486Y2 (ja)
JPS61149013U (ja)
JPS58152761U (ja) 電極構体
JPS58149065U (ja) 回転電機
JPS58149059U (ja) 回転電機
JPS5915250U (ja) 回転電機
JPS6051322U (ja) ころがり軸受のシ−ル
JPS61106323U (ja)
JPS58149066U (ja) 回転電機
JPS5915252U (ja) 回転電機
JPS63105407U (ja)
JPS58176560U (ja) 回転電機
JPS6382997U (ja)
JPS5915242U (ja) 回転電機