JPH0214219Y2 - - Google Patents

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JPH0214219Y2
JPH0214219Y2 JP15336283U JP15336283U JPH0214219Y2 JP H0214219 Y2 JPH0214219 Y2 JP H0214219Y2 JP 15336283 U JP15336283 U JP 15336283U JP 15336283 U JP15336283 U JP 15336283U JP H0214219 Y2 JPH0214219 Y2 JP H0214219Y2
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cover
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JP15336283U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カウンタや制御機器の如き電子機器
の防塵、防水装置に関するものである。
カウンタや制御機器の如き電子機器は、一般に
前面に操作ボタンやキーあるいは文字盤等が設け
られている。このような電子機器においては、操
作ボタン等の隙間から、粉塵、湿気、オイルミス
ト等が機器内に侵入し、機器の機能を損うことが
あり、このため、機器の前面をカバーで被覆して
粉塵等の侵入を防止している。
このようなカバーは、機器の前面が透視できる
ように透明でかつ柔軟な合成樹脂製のものを機器
の前面板に被着してその周縁に弾性的に嵌合した
もの、あるいは、硬性の合成樹脂からなり前面を
ほゞ透明に形成した断面コ字状のカバーの内周縁
端部に弾性材からなるパツキンを装着し、これを
開閉機構により電子機器の前面板又は電子機器が
装着されるパネルに取付け、操作ボタンを操作す
るときはカバーを開放し、常時はカバーを閉鎖し
てロツク機構によりロツクするようにしたものな
どがある。
しかしながら、前者は柔軟性を有するため、前
面板の側面との接触部等から粉塵等が侵入するの
を完全に防止することが困難であり、また経年変
化により変形したり破れたりして防塵、防水効果
等を喪失することがあるため、時々交換しなけれ
ばならなかつた。また、後者においては、開閉機
構やロツク機構を必要とするため構造が複雑にな
り、高価になる等種々問題があつた。
本考案は、上記のような従来の問題点を解決す
べくなされたもので、構造が簡単で防塵、防水効
果に優れ、しかも安価なカバーを備えた電子機器
の防塵、防水装置を得ることを目的としたもので
ある。
本考案に係る電子機器の防塵、防水装置は、上
記の目的を達成するため、前面に操作ボタン、キ
ー等を配設してなる電子機器において、該電子機
器の前面板又は該電子機器が装着されたパネル
に、弾性材料からなり透視窓を有するカバー本体
の内周壁に下端が該カバー本体の周壁の下端部よ
り僅かに上方になるように磁石を取付けたカバー
を吸着させたことを特徴とするものである。以下
図面を用いて本考案を説明する。
第1図は本考案に係るカバーの実施例の底面
図、第2図はそのA−A断面図である。図におい
て、1はカバー、2は例えば合成樹脂からなり弾
性を有するカバー本体で、中央部にはほゞ透明な
窓3が形成され、その周縁は額縁状に不透明に形
成されている。なお、このカバー本体2は全体を
ほゞ透明に形成してもよく、あるいは窓3を残し
てその他の部分の内壁又は外壁を塗装し、不透明
にしてもよい。
5はカバー本体2の周壁4の内側下端部に沿つ
て接着剤等で接着された磁石で、その下端はカバ
ー本体2の周壁4の下端部より僅かに上方になる
ように接着される。この磁石5は通常の剛体のも
のでもよく、あるいはラバーマグネツトの如き材
料からなる弾性を有する磁石でもよい。また磁石
5はカバー本体2の周壁の形状に整合させて一体
に構成し、又は複数個の棒状磁石を用いてもよ
く、さらに弾性を有する場合はひも状に形成し、
カバー本体2の周壁4の下端部に沿つて巻回して
もよい。なお、第3図aに示すように、カバー本
体2の周壁4の下端部に近接してその内縁に磁石
5を接着してもよく、あるいはbに示す如く、カ
バー本体2の周壁4の外周に下方に開口する溝6
を設け、この溝6に磁石5を嵌合して接着しても
よい。さらにcに示すように、カバー本体2の天
板に周壁4に沿つて溝7を設け、この溝7に高さ
の高い磁石5を嵌合して溝7及び内縁に接着する
こともできる。これらいずれの場合においても、
カバー本体2の周壁4、特に下端部4aの肉厚
を、他の部分より薄くすることが望ましい。
第4図は本考案実施例の一部断面図で、8は電
子機器、10はその前面に配設された操作ボタン
で、鋼材からなるパネル11の切除部12に装着
されている。本実施例においては、電子機器8の
前面板9より若干大きいサイズのカバー1を使用
し、前面板9を被覆してその外周から磁石5をパ
ネル11に吸着させ、前面板2を密封したもので
ある。この場合、カバー本体2の周壁4の下端部
4aは外方に折曲げられてパネル11に密着する
ので、パネル11に多少の曲りや凹凸があつて
も、隙間なく密着させることができる。また、ラ
バーマグネツトの如く弾性のある磁石5を使用し
た場合は、パネル11の表面状態に馴み易いの
で、吸着効果をさらに高めることができる。
第5図は本考案の別の実施例を示すもので、機
器8の前面板9が鋼材の如く磁性材料からなる場
合は、機器8の前面板9より若干小さいサイズの
カバー2を、前面板9に直接吸着させるようにし
たものである。
なお、第4図、第5図のいずれの実施例におい
ても、操作ボタン10の操作や保守の際は、若干
力を入れてカバー1を手前に引くだけで容易に外
すことができる。
以上、本考案の実施例について説明したが、本
考案はこれに限定するものではなく、各部の形
状、寸法等は適宜変更することができる。
上記の説明から明らかなように、本考案は簡単
な構造で防塵、防水効果に優れ、着脱が容易でし
かも安価なカバーを備えた電子機器の防塵、防水
装置を実現できるので、実用に供して効果大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に使用するカバーの実施例の底
面図、第2図はそのA−A断面図、第3図a,
b,cはカバーの要部の別の実施例の断面図、第
4図は一部を断面で示した本考案実施例の側面
図、第5図は一部を断面で示した本考案の他の実
施例の側面図である。 1……カバー、2……カバー本体、4……周
壁、4a…周壁の下端部、5……磁石、6,7…
…溝、8……電子機器、9……前面板、11……
パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に操作ボタン、キー等を配設してなる電子
    機器において、該電子機器の前面板又は該電子機
    器が装着されたパネルに、弾性材料からなり透視
    窓を有するカバー本体の内周壁に下端が該カバー
    本体の周壁の下端部より僅かに上方になるように
    磁石を取付けたカバーを吸着させることを特徴と
    する電子機器の防塵、防水装置。
JP15336283U 1983-10-04 1983-10-04 電子機器の防塵、防水装置 Granted JPS60119783U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15336283U JPS60119783U (ja) 1983-10-04 1983-10-04 電子機器の防塵、防水装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15336283U JPS60119783U (ja) 1983-10-04 1983-10-04 電子機器の防塵、防水装置

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Publication Number Publication Date
JPS60119783U JPS60119783U (ja) 1985-08-13
JPH0214219Y2 true JPH0214219Y2 (ja) 1990-04-18

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ID=30711395

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JP15336283U Granted JPS60119783U (ja) 1983-10-04 1983-10-04 電子機器の防塵、防水装置

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JP2001337743A (ja) * 2000-05-24 2001-12-07 Hitachi Ltd 情報処理装置

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Publication number Publication date
JPS60119783U (ja) 1985-08-13

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