JPH02197837A - ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法

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JPH02197837A
JPH02197837A JP1184038A JP18403889A JPH02197837A JP H02197837 A JPH02197837 A JP H02197837A JP 1184038 A JP1184038 A JP 1184038A JP 18403889 A JP18403889 A JP 18403889A JP H02197837 A JPH02197837 A JP H02197837A
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silver
emulsion
mol
acid
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Nobuaki Inoue
井上 伸昭
Katsumi Hayashi
克己 林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は赤外域に分光増感されたハロゲン化銀写真感光
材料を用いた現像処理方法に関するものであり、特に、
赤外域に分光増感された製版用写真感光材料及びそれを
用いた現像処理方法に関するものである。
(従来の技術) 写真感光材料の露光方法の一つに、原図を走査し、その
画像信号に基づいてハロゲン化銀写真感光材料上に露光
を行い、原図の画像に対応するネガ画像もしくはポジ画
像を形成する所謂スキャナ一方式による画像形成方法が
知られている。
スキャナ一方式による画像形成方法を実用した記録装置
は種々あり、これらのスキャナ一方式記i3装置の記録
用光源には従来グローランプ、キセノンランプ、水霊艮
うンプ、タングステンランフ゛、発光ダイオードなどが
用いられてきた。しかしこれらの光源はいずれも出力が
弱く寿命が短いという実用上の欠点を有していた。これ
らの欠点を補うものとして、N o −Heレーザー、
アルゴンレーザー、He−Cdレーザーなどのコヒーレ
ントなレーザー光源をスキャナ一方式の光源として用い
るスキャナーがある。これらは高出力が得られるが装置
が大型であること、高価であること、変調器が必要であ
ること、更に可視光を用いるため感光材料のセーフライ
、トが制限されてしまい、取扱い性に劣ることなどの欠
点がある。
これに対して半導体レーザーは小型で安価、しかも変調
が容易であり、上記レーザーよりも長寿命で、かつ赤外
域に発光するため赤外域に感光性を有する感光材料を用
いると、明るいセーフライトが使用セきるため、取扱い
作業性が良くなるという利点を有している。
このような利点を備えた半導体レーザーに対応する感光
材料が最近市販されてきている。
レイアウトスキャナーにはじまった印刷業界におけるコ
ンビエータ−化は、その小型化によりオフィスにおいて
も、大量で高品質の印刷を可能にした。すなわち9、版
下作成の全工程を、CR7画面上の操作で行ない、フロ
ッピーディスクを介して電算写植機で印画紙あるいはフ
ィルムに出力する方法であり半導体レーザー(680n
m)に感光する写真感光材料が使用されている。
しかしながら上記感光材料は、オフィスにおいて大量の
現像液を使用するために、作業環境という点あるいは補
充液用として広いスペースを必要とする点で問題があり
補充量を低減せしめ、節水処理をしても、性能変動が少
なくかつ自動現像液の乾燥ゾーンのローラを汚染しない
ハロゲン化銀写真感光材料および現像処理方法が望まれ
ていた。
半導体レーザー光に感光し、すなわち赤外域に分光増感
され、かつ塩化線を含むハロゲン化銀粒子からなる写真
感光材料については、特開昭60−80841号、同6
2−299838号、同62−299839号、同61
−70550号、同63−115159号、同63−1
15160号、同63−115161号に記載されてい
る。臭化銀あるいは沃臭化銀の系では、特開昭63−4
9752号、同63−83719号、同63−8983
8号に記載されている。
赤外域の感度を上昇させるために前述の特許に記載され
ている色素以外にも従来数多(の増感色素が開発されて
きた。これらは例えば米国特許第2.095,854号
、同第2.095.856号、同第2.955,939
号、同3,458゜318号、同第3.4.82.97
8号、同第3゜552.974号、同第3.573.9
21号、同3.582.344号、同3,615,63
2号、同4,011.083号に記載されている。
現像処理中の娘汚れあるいは現像ムラを改良する方法は
、特開昭56−24347号、同62−212615号
、同57−26848号、同57−116340号、同
60−258537号、同62−212651号に記載
されている。
(本発明が解決しようとする問題点) 本発明の第1の目的は、簡便に、かつ迅速にフィルムを
処理しても、性能変動の少ない赤外域に感度を有するハ
ロゲン化銀写真感光材料を提供することである。
本発明の第2の目的は、水洗処理において節水が可能な
赤外域に感度を有するハロゲン化銀写真感光材料を汚れ
や処理ムラのない仕上り品質の優れた写真画像で得られ
る現像処理方法を提供することである。
(発明の構成) 本発明の上記目的は支持体上に赤外用増感色素により分
光増感されたハロゲン化銀乳剤からなるハロゲン化銀乳
剤層を少なくともIN有するハロゲン化銀写真感光材料
を像露後現像・定着処理した後、水洗又は安定化処理す
る方法に於て、該ハロゲン化銀乳剤層中のハロゲン化銀
が90モル%以上の塩化銀を含み分散係数が20%以下
の単分散粒子であり、該ハロゲン化銀乳剤層を含む親水
性コロイド層の膨潤率が150%以下であり、かつ該水
洗又は安定化処理における補充量が該感光材料1d当り
1200TId以下であることを特徴とするハロゲン化
銀写真感光材料の現像処理方法により達成された。
本発明に用いられるハロゲン化恨写真感光材料のハロゲ
ン化銀乳剤は90モル%以上より好ましくは95モル%
以上が塩化銀からなる塩臭化銀、塩沃化銀もしくは塩沃
臭化銀であり、臭化銀含有量は0〜10モル%、沃化銀
含有量は0〜2モル%である。
本発明に係わるハロゲン化銀粒子の形状は、例えば立方
体、八面体、十四面体、板状体、球状体の何れでもよい
が、立方体、十四面体が好ましい。
本発明におけるハロゲン化銀粒子のサイズ分布は、変動
係数が20%以下、特に好ましくは15%以下の単分散
ハロゲン化銀乳剤である。
ここで変動係数は して定義される0粒径サイズは0.06μ〜0゜6μが
好ましく、特に好ましくは0.06〜0゜4μである。
本発明に用いられる写真乳剤はP、Glafkides
著Chimie et Physique Photo
graphique (Pau1Mante1社刊、1
967年)、G、F、Duffin著Photogra
phic Ea+u!s+on Chemistry 
 (The FocalPress刊、1966年) 
、V、L、 Zellkman et al著 Mak
ing  and  Coating  Photog
raphic  E+*ulslon(The Foc
al Press刊、1964年)などが記載された方
法を用いて調製することができる。
即ち、酸性法、中性法、アンモニア法等のいずれでもよ
く、又可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる形成
としては、片側混合法、同時混合法、それらの組合せな
どのいずれを用いてもよい。
粒子を銀イオン過剰の下において形成させる方法(いわ
ゆる逆混合法)を用いることもできる。
同時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成され
る液相中のpAgを一定に保つ方法、即ち、いわゆるコ
ンドロールド、ダブルジェット法を用いることもできる
この方法によると、結晶形が規則的で粒子サイズが均一
に近いハロゲン化銀乳剤が得られる。
また、粒子サイズを均一にするためには、英国特許1,
535.016号、特公昭48−36890、同52−
16364号に記載されているように、硝酸銀やハロゲ
ン化アルカリの添加速度を粒子成長速度に応じて変化さ
せる方法や、英国特許4,242.445号、特開昭5
5−158124号に記載されているように水溶液の濃
度を変化させる方法を用いて、臨界飽和度を越えない範
囲において早く成長させることが好ましい。
本発明において塩化銀の単分散乳剤を調製するためには
、均一混合するように充分攪拌速度の高い条件下で銀電
位100mV以上、好ましくは150mV〜400mV
で調製すると良好な結果を得ることができる。塩化銀粒
子の場合、その高い溶解性のため水洗工程、分散工程で
も粒子成長が起こるケースがあり、温度は35℃以下、
あるいは粒子成長を抑制する核酸、メルカプト化合物、
テトラザインデン化合物等を共存させる。:とができる
本発明のハロゲン化銀乳剤は製造工程の物理熟成終了前
とくに粒子形成時にロジウム塩もしくはイリジウム塩を
加えることが好ましい。
ロジウム塩として1よ、−m化ロジウム、二塩化ロジウ
ム、三塩化ロジウム、ヘキサクロロロジウム酸アンモニ
ウム等が挙げられるが、好ましくは水溶性の三価のロジ
ウムのハロゲンIHヒ合物例えばヘキサクロロロジウム
(IIり酸もしくはその塩(アンモニウム塩、ナトリウ
ム塩、カリウム塩など)である。
イリジウム塩としては水溶性のイリジウム塩またはイリ
ジウム錯塩で、例えば三塩化イリジウム、四塩化イリジ
ウム、ヘキサクロロイリジウム(Ill)酸カリウム、
ヘキサクロロイリジウム(■)酸カリウム、ヘキサクロ
ロイリジウム(I[[)酸アンモニウムなどがある。ロ
ジウム塩およびイリジウム塩の好ましい範囲は、lXl
0−”〜lXl0−’モル1モルAgである。
本発明における好ましく用いられる高塩化銀粒子は、特
願昭62−324567号に記載の塩化銀含有率が90
モル%の立方体粒子の頂点近傍に臭化銀高存領域を有す
るハロゲン化銀乳剤である。
本発明の方法で用いるハロゲン化銀乳剤は化学増感され
ていなくてもよいが、化学増感されていてもよい、ハロ
ゲン化銀乳剤の化学増感の方法として、硫黄増感、還元
増感及び貴金属増感法が知られており、これらのいずれ
をも単独で用いても、又併用して化学増感してもよい。
本発明に用いられる金増感剤としては種々の金塩であり
例えばカリウムクロロオーライト、カリウムオーリック
チオシアネート、カリウムクロロオーレート、オーリッ
クトリクロライド等がある。
本発明に用いられる硫黄増感剤としては、ゼラチン中に
含まれる硫黄化合物のほか、種々の硫黄化合物、たとえ
ばチオ硫酸塩、チオ尿素類、チアゾール類、ローダニン
類等を用いることができる。
好ましい硫黄化合物は、チオ硫酸塩、チオ尿素化合物で
ある。
好ましい硫黄増感剤および金増感剤の添加量は霊長モル
あたり1〇−翼〜101モルでありより好ましくは1×
10弓〜lXl0−’モルである。
硫黄増感剤と金増感剤の比率はモル比で1:3〜381
であり好ましくは1:2〜2:1である。
本発明において金増感以外に他の貴金属、たとえば白金
、パラジウム、イリジウム等の錯塩を含有しても差支え
ない。
本発明において、還元増感法を用いることができる。
還元増感剤としては第一すず塩、アミン類、ホル゛ムア
ミジンスルフィン酸、シラン化合物などを用いることが
できる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料の親水性コロイド層
の膨潤率は150%以下であり、より好ましくは80%
〜130%である。
膨潤率が、150%を越えると、現像・定着液の水洗工
程への持込みが増加し水洗水の汚染あるいは腐敗の原因
となる。さらに自動現像液の迅速処理において乾燥不良
あるいは、通過不良を起し易く、それを解決するために
定着液中の硬化剤の量を増量すると、硬化剤が析出して
感光材料を汚染することがある。
逆に膨潤率を低くすると、現像進行の遅れ、定着不良あ
るいは、増感色素の残色等の問題が生ずるが、高塩化銀
乳剤の現進性あるいは速い定着速度によって充分補償す
ることができる。
本発明における親水性コロイド層の膨潤率は以下の如く
工程の、O及びθにより決定される。
■前記ハロゲン化銀写真感光材料における親水性コロイ
ド層の厚みを測定し、O該/・ロゲン化銀写真感光拐料
を2!0Cの蒸留水1c/分間浸漬しθ工程■で測定し
六層の厚みと比較して層の厚みの変化の百分率を11定
する。
従って本発明に於ける親水性コロイド層の膨潤率とは、
支持体に対してI・ロゲ/化銀乳剤層のある側に存在す
るすべての親水性コロイド層(たとえば・・ロゲン化銀
乳剤層、表面保護層、中間層)の全膜厚がrjocの蒸
留水に7分間浸漬したことによる膨潤した比率を百分率
で表わされる。
本発明の写真乳剤及び非感光性の親水性コロイドには無
機または有機のゼラチン硬化剤を含有させることができ
る。例えば活性ビニル化合物(/。
3、j−トリアクリロイル−へキサヒドロ−S −トリ
アジン、ビス(ビニルスルホニル)メチルエーテル、N
、N’−メチレンビス−〔β−(ビニルスルホニル)プ
ロピオンアミド〕など)、活性ハロゲン化合物(コ、≠
−ジクロルーt−ヒドロキシ−5−)リアジンなど)1
、ムコI−ロゲン酸類(ムコノ0ル酸など)、N−カル
バモイルピリジニウム塩a((/−モルホリ、カルボニ
ル−3−ピリジニオ)メタンスルホナートなど)、ハロ
アミジニクム塩M(/−(/−クロロ−l−ピリジノメ
チレン)ピロリジニウム、λ−ナフタレンスルホナート
など)を単独または組合せて用いることができる。なか
でも、特開昭j3−弘/、220゜同3.3−67.2
j7、同jター/Gコj≠6、同to−rot≠6に記
載の活性ビニル化合物および米国特許J、32!、、2
t7号に記載の活性ハロゲン化物が好ましい。
次に具体的なゼラチン硬化剤の化合物例のいくつかをあ
げる。但し1本発明は以下の化合物に限定されるもので
はない。
[−(1)  CH2工CH302CH2SO2CH=
CH2I−(2)  CH2=CH3O□(CH2)S
O2CH=CH2I−(3)  CH2=CH3O□C
H20CH2SO□CH2CH2H J−14>  Cl−12篇SO□CH2CHCH2S
O2CH−CH2本発明において用いられる赤外分光増
感色素は特開昭60−80841号、同62−2998
38号、同62−299839号に記載されている色素
が好ましく以下に具体例を示す。
○ 工 ■−23 C*Hs ヒ ■−24 1Oa− 本発明に用いられる上記の赤外増感色素はハロゲン化5
i11モル当たり5X10−’モル〜5X10−’モル
1.好ましくはlXl0−6モル−lXl0−’モル、
特に好ましくは2X10−’モル〜5X10−’モルの
割合でハロゲン化銀写真乳剤中に含有される。
本発明に用いる前記の赤外増感色素は、直接乳剤中へ分
散することができる。また、これらはまず適当な溶媒、
例えばメチルアルコール、エチルアルコール、メチルセ
ロソルブ、アセトン、水、とリジンあるいはこれらの混
合溶媒などの中に溶解され、溶液の形で乳剤へ添加する
こともできる。
また、溶解に超音波を使用することもできる。また、前
記の赤外増感色素の添加方法としては米国特許第3.4
69.987号明細書などに記載のごとき、色素を連発
性の有機溶媒に溶解し、該溶液を親水性コロイド中に分
散し、この分散物を乳剤中へ添加する方法、特公昭46
−24185などに記載のごとき、水不溶性色素を溶解
することなしに水溶性溶剤中に分散させ、この分散物を
乳剤へ添加する方法;米国特許第3,822,135号
明細書に記載のごとき、界面活性剤に色素を溶解し、該
溶液を乳剤中へ添加する方法;特開昭51−74624
号に記載のごとき、レッドシフトさせる化合物を用いて
溶解し、該溶液を乳剤中へ添加する方法;特開昭50−
80826号に記載のごとき色素を実質的に水を含まな
い酸に溶解し、該溶液を乳剤中へ添加する方法などが用
いられる。その他、乳剤への添加には米国特許第2゜9
12,343号、同第3.342,605号、同第2.
996,287号、同第3,429,835号などに記
載の方法も用いられる。また上記一般式(n)の赤外増
感色素は適当な支持体上に塗布される前にハロゲン化銀
乳剤中に一様に分散してよいが、勿論ハロゲン化銀乳剤
の調製のどの過程にも分散することができる。
本発明による増感色素に、更に他の増感色素を組合せて
用いることができる0例えば米国特許第3.703,3
77号、同第2.688,545号、同第3,397,
060号、同第3,615゜635号、同第3,628
,964号、英国特許第1,242.588号、同第1
.293,862号、特公昭43−4936号、同44
−14030号、同43−10773号、米国特許第3
゜416.927号、特公昭43−4930号、米国特
許第3.615.613号、同第3,615゜632号
、同第3.617,295号、同第3゜635.721
号でどに記載の増感色素を用いることができる。
語 m−6 ■−10 I−7 ■−11 ■−12 Js ≧ CJマ 上記■の化合物は、乳剤中のハロゲン化attモル当り
約0.01グラムから5グラムの量で有利に用いられる
前述した本発明の赤外増感色素■と■の化合物との比率
(重量比)は、本発明の赤外増感色素/化合物(III
)で表わされる化合物−1/1〜1/300の範囲が有
利に用いられ、とくに1/2〜1150の範囲が有利に
用いられる。
本発明で用いられる化合物■は、直接乳剤中へ分散する
ことができるし、また適当な溶媒(例えハ水、メチルア
ルコール、エチルアルコール、プロパツール、メチルセ
ルソルブ、アセトンなど)あるいはこれらの溶媒を複数
用いた混合溶媒中に溶媒し、乳剤中へ添加することもで
きる。その他増感色素の添加方法に準じて溶媒あるいは
コロイド中への分散物の形で乳剤中へ添加することがで
きる。
本発明の化合物■は、前述した本発明の赤外増感色素の
添加よりも先に乳剤中へ添加されてもよいし、あとに添
加されてもよい、また(Ill)の化金物と赤外増感色
素とを別々に溶解し、これらを別々に同時に乳剤中へ添
加してもよいし、混合したのち乳剤中へ添加してもよい
本発明の感光材料にはポリヒドロキシベンゼン化合物を
含有するのが好ましく、以下のいづれかの構造を持つ化
合物であることが好ましい。
XとYはそれぞれ−H,−OH、ハロゲン原子−0M 
(Mはアルカリ金属イオン)、−アルキル基、フェニル
基、アミノ基、カルボニル基、スルホン基、スルホン化
フェニル基、スルホン化アルキル基、スルホン化アミノ
基、スルホン化カルボニル基、カルボキシフェニル基、
カルボキシアルキル基、カルボキシアミノ基、ヒドロキ
シフェニル基、ヒドロキシアルキル基、アルキルエーテ
ル基、フルキルフェニル基、アルキルチオエーテル基、
又はフェニルチオエーテル基である。
さらに好ましくは、−H,−0H−CJ。
−B r、−COOH−−CHxCHtCOOH−−C
Hs 、−CHx CHs 、−CH(CHs) *、
−CCCHx)s 、−0CHs 、−CIO。
5OzNa、  5o31(、−3CHs s特に好ま
しい代表的化合物例は、 V−1 V−2 V−3 OH It/−4 ■−5 V−6 V−8 r/−9 などである、X、!−Yは同じでも異なりていてもよい
il υn V−10 V−11 ■−12 V−13 V−14 ■−15 本発明の置tagx、y及び化合物は、上記に限られる
ものではない。
本発明のポリヒドロキシベンゼン化合物は、感材中の乳
剤層に添加しても、乳剤層以外の層中に添加しても良い
、添加量は1モルに対して10−’〜1モルの範囲が有
効であり、104モル〜10−Iモルの範囲が特に有効
である。
特にハイドロキノン誘導体は、現像主薬内蔵としての処
理性向上だけでなく、圧力性あるいは、サーモカプリ防
止等の効果を有し、等に塩化銀乳剤には非常に有効であ
る。
本発明の写真感光材料には画質向上の目的で、ハレーシ
ラン防止染料あるいは、イラジエーシβン防止染料を、
添加することが好ましい、好ましい染料は、特開昭60
−80841に記載の一般式(Va)〜(Vd)で表わ
される染料である。
好ましい代表的具体例を以下に示す。
V−5 SOり1 OsK 上記の一般式(Va)〜(Vc)で表わされる染料の具
体例としては、上記のもの以外に特開昭62−3250
号、同61−174540号、同62−123454号
、特llI昭60ー174940号明細書に記載された
ものも用いることができる.これらの染料は単独で用い
ても、2種以上を併用して用いてもよい。
これらの染料はバッキング層の740〜840nmにお
ける透過光学濃度を0.6以上にするに足る量で用いら
れる.具体的な使用量は染料の種類によっても異なるが
一般に1 0−”g/rd−1 g/rrl特に1 0
−”g/n( 〜0.  5 g/rda)範囲に好ま
しい量を見出すことができる。
本発明の感光材料には、感光材料の製造工程、保存中あ
るいは写真処理中のカブリを防止し、あるいは写真性能
を安定化させる目的で種々の化合物を含有させることが
てきる.すなわちアゾール類たとえばベンゾチアゾリウ
ム塩、ニトロインダゾール類、クロロベンズイミダゾー
ル類、プロモベンズイミグゾール類、メルカプトチアゾ
ール頗、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプトチ
アジアゾール類、アミノトリアシー、n41%ベンゾチ
アゾール類、ニトロベンゾトリアゾール類、など;メル
カプトピリミジン類纂メルカプトトリアジン頬;たとえ
ばオキサゾリンチオンのようなチオケト化合物;アザイ
ンデン類,たとえばドリアザインデンlにテトラアザイ
ンデン[(41に4−ヒドロキシ置tA(1,3.3a
,?)テトラザインデン額)、ペンクアザインデン類な
ど;ベンゼンチオスルフォン酸、ベンゼンスルフィン酸
、ベンゼンスルフオン酸アミド等のようなカブリ防止剤
または安定剤として知られた多くの化合物を加えること
ができる。
本発明を用いて作られた感光材料には、状水性コロイド
層にフィルター染料として、あるいはイラジエーシ■ン
防止その他種.々の目的て水溶性染籾を含育していても
よい、このような染料には、チキソノ・−ル染料、ヘミ
オキソノール染料、スチリル染料、メロシアニン染料、
シアニン染料及びアゾ染料が包含される。なかでもオキ
ソノール染料;ヘミオキソノール染料及びメロシアニン
tAkt4が宵月である。
本発明の写真感光材料の写真乳剤層には感度上昇、コン
トラスト上昇、またはIlt像促進の目的で、たとえば
ポリアルキレンオキシドまたはそのエーテル、エステル
、アミンなどの誘導体、チオエーテル化合物、チオモル
フォリン類、四級アンモニウム塩化合物、ウレタン誘導
体、尿素誘導体、イミダゾール誘導体、3−ピラゾリド
ン頬ア穐ノフェノール類等の現像主薬を含んでも良い。
なかでも3−ピラゾリドンII(1−フェニル−3−ピ
ラゾリドン、1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキ
シメチル−3−ピラゾリドンなど)が好ましく、通常5
 g/nl以下で用いられ、0.01〜0・ 2g/n
rがより好まし11゜本発明の写真乳剤及び非感光性の
親水性コロイドには無機または有機の硬膜剤を含存して
よい。
例えば活性ビニル化合物(1,3,5−)リアクリロイ
ル−へキサヒドロ−5−)リアジン、ビス(ビニルスル
ホニル)メチルエーテル、N、N−メチレンビス−〔β
−(ビニルスルホニル)プロピオンアミド〕など)、活
性ハロゲン化合物(2゜4−ジクロル−6−ヒドロキシ
−3−トリアジンなど)、ムコハロゲン[i <ムコク
ロル酸など)、N−カルバモイルピリジニウム塩M (
(1−モルホリ)カルボニル−3−ピリジニオ)メタン
スルホナートなど)、ハロアミジニウム塩類ロー(1−
クロロ−1−ピリジノメチレン)ピロリジニウム、2−
ナフタレンスルホナートなど)を単独または組合せて用
いることができる。なかでも、特開昭53−41220
、同53−57257、同59−162546、同60
−80846に記載ノ活性ビニル化合物および米国特許
3,325゜287号に記載の活性ハロゲン化物が好ま
しい。
本発明を用いて作られる感光材料の写真乳剤層または他
の親水性コロイド層には塗布助剤、帯電防止、スベリ性
改良、乳化分散、接着防止及び写真特性改良(例えば、
現像促進、VI!調化、増感)等温々の目的で、種々の
界面活性剤を含んでもよい。
例えばサポニン(ステロイド系)、アルキレンオキサイ
ド誘導体(例えばポリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール/ポリプロピレングリコール縮合物、ポリ
エチレングリコールフルキルエーテル類又はポリエチレ
ングリコールアルキルアリールエーテル類、ポリエチレ
ングリコールエステル類、ポリエチレングリコールソル
ビクンエステル類、ポリアルキレングリコールアルキル
アミン又はアミド類、シリコーンのポリエチレンオキサ
イド付加物類)、グリシドール誘導体(例えばアルケニ
ルコハク酸ポリグリセリド、アルキルフェノールポリグ
リセリド)、多価アルコールの脂肪酸エステル類、垢の
アルキルエステル類なとの非イオン性界面活性剤;アル
キルカルボン酸塩、アルキルスルフォン酸塩、アルキル
ベンゼンスルフォン酸塩、アルキルナフタレンスルフォ
ン酸塩、アルキル硫酸エステル頚、アルキルリン酸エス
テル類、N−アシル−N−′?ルキルタウリン類、スル
ホコハク酸エステル類、スルホアルキルポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル鎖、ポリオキシエチレン
アルキルリン酸エステル類などのような、カルボキシ基
、スルホ基、ホスホ基、硫酸エステル基、リン酸エステ
ル基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノal
l、アミノアルキルスルホンam、アミノアルキル硫酸
又はリン酸エステル類、アルキルベタイン類、アミンオ
キシド類などの両性界面活性剤;アルキルアミン塩類、
脂肪族あるいは芳香族第4級アンモニウム塩類、ピリジ
ニウム、イミダゾリウムなどの復素環第4級アンモニウ
ム塩類、及び脂肪族又は複素環を含むホスホニウム又は
スルホニウム塩類などのカチオン界面活性剤を用いるこ
とができる。
また、帯電防止のたるには特開昭60−80849号な
どに記載された含フッ素系界面活性剤を用いることが好
ましい。
本発明の写真感光材料には写真乳剤層その他の親木性コ
ロイド層に接着防止の目的でシリカ、酸化マグネシウム
、ポリメチルメタクリレート等のマット剤を含むことが
できる。
本発明で用いられる感光材料には寸度安定性の目的で水
不溶またはj&熔性合成ポリマーの分散物を含むことが
てきる。たとえばアルキル(メタ)アクリレート、アル
コキシアクリル(メタ)アクリレート、グリシジル(メ
タ)アクリレート、などの単独もしくは組合わせ、また
はこれらとアクリル酸、メタアクリル酸、などの組合せ
を単量体成分とするポリマーを用いることができる。
写真乳剤の縮合剤または保護コロイドとしては、ゼラチ
ンを用いるのが育利であるが、それ以外の親水性コロイ
ドも用いることができる。たとえばゼラチン誘導体、ゼ
ラチンと他の高分子とのグラフトポリマー、アルブミン
、カゼイン等の蛋白質;ヒドロキシエチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、セルロース硫酸エステル
6等の如キセルロース誘導体、アルギン酸ソーダ、澱粉
誘導体などの糖誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルアルコール部分アセクール、ポリ−N−ビニルピロ
リドン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアク
リルアミド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルピラ
ゾール等の単一あるいは共重合体の如き多種の合成親水
性高分子物質を用いることができる。
ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか、酸処理ゼラ
チンを用いてもよく、ゼラチン加水分解物、ゼラチン酵
素分解物も用いることができる。
本発明において特に好ましいゼラチンは特開昭62−2
37444号に記載されているような高分子量成分を1
2重量九以上、好ましくは14重量九以上含有するゼラ
チンである。
本発明におけるゼラチンの高分子量成分の占める割合は
、ゲルパーミニ−シラン クロマトグラフ法(以下rG
PC法」と記す)で測定したものである。
GPC法の条件を下記に示す。
a、カラム:G5−620 (旭化成社製)、長さ5O
O−一、温度37℃、 φ 7. 6■請× 3本 す2分離液: 0. 05 M  NazllPOi−
にl1lPO4水溶液、 流速/affimin C1検出器:紫外vAH&収分光光速度(UV:波長2
54nm d2分析用サンプル:絶対90.4μgのゼラチン 横軸にリテンションタイム(Retention Ti
me)、縦軸に吸光度をとって得られるGPC曲線は、
まず排除限界のピークが現われ、次にゼラチンのβ成分
、α成分と思われるピークが現われ、さらにリテンショ
ンタイムが長くなるにつれて裾を引くような形になる0
本発明における高分子量成分の占める割合は、排除限界
のピークの面積の全体の面積に占める割合を算出するこ
とにより求める。
具体的には、リテンションタイム25分位に現われるG
PC曲線の極小点から横軸に対して垂線を引き、その垂
線より左側の部分(高分子量成分)の面積の全体の面積
に占める割合を算出する。
高分子量成分の多いゼラチン膜は、特開昭62−879
52号、同62−237444号に記載されているよう
に、強いウェット膜強度を与え、さらに液中への溶出も
減少することによって、水洗液の腐敗を防止することが
できる。
本発明の感光材料の支持体としてはセルローストリアセ
テート、セルロースジアセテート、ニトロセルロース、
ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート紙、バライ
タ塗覆紙、ポリオレフィン被覆紙などを用いることがで
きる。
本発明に使用する現像液に用いる現像主薬にはジヒドロ
キシベンゼン類を含むことが好ましく、ジヒドロキシベ
ンゼン類と1−フェニル−3−ピラゾリドン類の組合せ
またはジヒドロキシベンゼン類とp−アミノフェノール
類の組合せを用いる場合もある。
本発明に用いるジヒドロキシベンゼン現像主薬としては
ハイドロキノン、クロロハイドロキノン、ブロムハイド
ロキノン、イソプロピルハイドロキノン、メチルハイド
ロキノン、2.3−ジクロロハイドロキノン、2.5−
ジクロロハイドロキノン、2.3−ジブロムハイドロキ
ノン、2.5−ジメチルハイドロキノンなどがあるが特
にハイドロキノンが好ましい。
本発明に用いるl−フェニル−3−ピラゾリドン又はそ
の誘導体の現像主薬としては1−フェニル−3−ピ9V
’)トン、l−フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラ
ゾリドン、l−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシ
メチル−3−ピラゾリドン、l−フェニル−4,4−ジ
ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、l−フェニル−
5−メチル−3−ピラゾリドン、1−p−アミノフェニ
ル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1−p−ト
リル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1=p−
トリル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3−ピラ
ゾリドンなどがある。
本発明に用いるp−アミノフェノール系現像主薬として
はN−メチル−p−アミノフェノール、p−アミノフェ
ノール、N−(β−ヒドロキシエチル)−p−アミノフ
ェノール、N−(4−ヒドロキシフェニル)グリシン、
2−メチル−p−アQ/フェノールーp−ベンジル7ミ
ノフエノール等があるが、なかでもN−メチル−p−ア
ミノフェノールが好ましい。
現像生薬は通常0.05モル/j〜0.8モル/lの量
で用いられるのが好ましい、またジヒドロキシベンゼン
頬と1−フェニル−3−ビラゾリドシ類又はp・アミノ
・フェノール類との組合せを用いる場合には前者を0.
05モル/j−0゜5モル/1、後者を0.06モル/
l以下の量で用いるのが好ましい。
本発明に用いる亜硫酸塩の保恒剤としては亜硫酸ナトリ
ウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸ナトリ
ウム、重亜硫酸ナトリウム、メク重亜硫酸カリウム、ホ
ルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウムなどがある。亜IM
塩は0,1cJモル/j以上、特に0.4モル/E以上
が好ましい、また上限は2.5モル/1まで、特に、1
.2までとするのが好ましい。
pHの設定のために用いるアルカリ剤には水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム、ケイ酸
ナトリウム、ケイ酸カリウムの如きpH!N節剤や緩衝
剤を含む。
上記成分以外に用いられる添加剤としてはホウ酸、ホウ
砂などの化合物、臭化ナトリウム、臭化カリウム、沃化
カリウムの如き現像抑制剤:エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、ジメチル
ホルムアミド、メチルセロソルフ、ヘキシレングリコー
ル、エタノール、メタノールの如き有81溶剤:5−ニ
トロインダゾール等のイミダゾール化合物、5−メチル
ベンツトリアゾール等のペンツトリアゾール’A化合物
などのカブリ防止剤を含んでもよく、更に必要に応じて
色!1f11、界面活性剤、消泡剤、硬水軟化剤、V1
膜剤、現像促進剤などを含んでもよい。
特に特開昭56−106244号に記載のアミノ化合物
、特公昭48−35493号に記載のイミダゾール化合
物が現像促進あるいは感度上昇という点で好ましい。
本発明に用いられる現像液には、緩衝剤として特願昭6
1−28708に記載のホウ酸、特開昭60−9343
3に記載のt1類(例えばす7カロース)、オキシム類
(例えば、アセトオキシム)、フェノールl!I(例え
ば、5−スルホサリチル酸)、第3リン酸塩(例えばナ
トリウム塩、カリウム塩)などが用いられ、好ましくは
ホウ酸が用いられる。
定着液は定着剤の他に必要に応じて硬膜剤(例えば水溶
液アルミニウム化合物)、酢酸及び二塩基酸(例えば酒
石酸、クエン酸又はこれらの塩)を含む水溶液であり、
好ましくは、PH3,8以上、より好ましくは4.0〜
5.5を存する。
定着剤としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニ
ウムなどであり、定着速度の点からチオ硫酸アンモニウ
ムが特に好ましい、定着剤の使用量は適宜変えることが
でき、−aには約0.1〜約5モル/jである。
定着液中で主として硬膜剤として作用する水溶性アルミ
ニウム塩は一般に酸性硬膜定着液の硬膜剤として知られ
ている化合物であり、例えば塩化アルミニウム、硫酸ア
ルミニウム、カリ明ばんなどがある。
前述の二塩基酸として、酒石酸あるいはその誘導体、ク
エン酸あるいはその誘導体が単独で、あるいは二種以上
を併用することができる。これらの化合物は定着液11
につき0.005モル以上含むものが有効で、特に0.
01モル/!〜0゜03モル/lが特に有効である。
具体的には、酒石酸、酒石酸カリウム、酒石酸ナトリウ
ム、酒石酸カリウムナトリウム、酒石酸アンモニウム、
酒石酸アンモニウムカリウム、などがある。
本発明において有効なりエン酸あるいはその誘導体の例
としてクエン酸、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウ
ム、などがある。
定着液にはさらに所望により保恒剤(例えば、亜硫酸塩
、重亜硫酸塩)、p)II街剤(例えば、酢酸、ll6
I)、pH!II整剤(例えば、アンモニア、硫酸)、
画像保存良化剤(例えば沃化カリ)、キレート剤を含む
ことができる。ここでpHIIUi剤は、現像液のp 
Hが高いので10〜40g/l、より好ましくは18〜
25 g/l程度用いる。
定着温度及び時間は現像の場合と同様であり、約り0℃
〜約50℃で10秒〜1分が好ましい。
上記の方法によれば、現像、定着された写真材料は水洗
及び乾燥される。水洗は定着によって溶解した銀塩をほ
ぼ完全に除くために行なわれ、約り0℃〜約50℃で1
0秒〜3分が好ましい、乾燥は約40°C〜約100℃
で行なわれ、乾燥時間は周囲の状態によって適宜かえら
れるが、通常は約5秒〜3分30秒でよい。
ローラー搬送型の自動現像基については米国特許第30
23779号明細書、同第3545971号明細書など
に記載されており、本発明書においては単にローラー搬
送型プロセッサーとして言及する。ローラー搬送型プロ
セッサーは現像、定着、水洗及び乾燥の四工程からなっ
ており、本発明の方法も、他の工程(例えば、停止工程
)を除外しないが、二〇四工程は′t@聾するのが最も
好ましい0本発明ではこのような自動現像機を使って、
現像時間15秒以下でDry to Dry 60秒以
下の迅速処理を実施することもできる。
水洗工程は、2〜3段の向流水洗方式を用いることによ
って節水処理することができる。
本発明の定着処理後の水洗処理及び/又は安定化処理工
程における補充量は1200m!/rrf以下好ましく
は800d/n(以下であり、補充量ゼロの場合も含ま
れる。補充量を少なくする方法として、古(より多段向
流方式(例えば2段、3段など)が知られている。
水洗水の補充量が少ない場合に発生する課朋には次の技
術を組合せることにより、良好な処理性能を得ることが
出来る。
水洗浴又は安定浴には、R,?、)[re1man著」
、Image、Techl O,(6) 242 (1
9B 4)に記載されたイソチアゾリン系化合物、リサ
ーチ・ディスクロージャー(R,D、)第205@、患
20526 (1981年、5月号)に記載されたイソ
チアゾリン系化合物、同第228巻、Na22845、
特開昭61−115154号、特開昭62−20953
2 (1983年、4月号)に記載されたイソチアゾリ
ン系化合物に記載された化合物、などを防菌剤(Mic
’rob!ocide)として併用することもできる。
その他、「防菌防黴の化学」堀口博著、三共出版(昭5
7)、「防菌防黴技術ハンドブック」日本防菌防黴学会
・博轢堂(昭和61 ) L、 E、 West’Wa
ter  Quallity  Crtteria  
Photo  Sci  &  Eng、Vol。
9 Na6  (1965) 、M、W、Beaeh″
旧crobiologicalGrowths in 
Motion−Picture Processing
″SMPTEJournalVo1.85.(1976
)、R,O,Deegan。
Photo Processin Wash Wate
r Biocides″J。
Imaging Tech、Voll 0Na6 (1
984)に記載されているような化合物を含んでいても
よい。
本発明の方法において少量の水洗水で水洗するときには
特願昭61−163217号、特願昭61−1313号
などに記載のスクイズローラークロスオーバーラック洗
浄槽を設けることがより好ましい。
更に、本発明の水洗又は安定浴に防黴手段を施した水を
処理に応じて補充することによって生ずる水洗又は安定
浴からのオーバーフロー液の一部又は全部は特開昭60
−235133号、特開昭63−129.343号に記
載されているようにその前の処理工程である定着能を有
する処理液に利用することもできる。
更に、少量水洗水で水洗する時に発生し昌い水泡ムラ防
止に水溶性界面活性剤や消泡剤を添加してもよい。
又感材から溶出した染料による汚染防止に、特願昭61
−308,772号に記載の色素吸着剤を水洗槽に設置
してもよい。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
(実施例1) 以下の方法により、乳剤A−Eを調製した。
(乳剤A) 58℃に保ったゼラチン水溶液中に、硝at!!11水
溶液及び銀1モルあたり3X10−’モルのに11rC
jiおよび、3X10−’モルの(NHa) 3RhC
I 、を含む塩化ナトリウム、臭化ナトリウムの水溶液
を同時に30分間加え、その間の電位を150mVに保
つことにより平均粒径0.28μの単分散塩臭化銀乳剤
を調製した。この乳剤に銀1モルあたり、0.2モル%
の1%沃化カリ水溶液を添加しコンバージョンを行なっ
た後、フロキエレーシ9ン法により脱塩を行なった。こ
の乳剤に、ハイポと塩化金酸を添加し、60℃に保って
、化学熟成を施した後、安定剤とて4−ヒドロキシ−6
−メチル−1,3,3a、?−テトラザインデンの1%
溶液を111モルあたり3〇−加えた。
(^gCl 9?、Jrxls、t> (乳剤B) 40℃に保ったゼラチン水溶液中に、乳剤Aと全(同様
の方法で平均粒径0.10μの単分散塩沃臭化銀乳剤を
調製した。(^gCIt qa、 5Brs[o、 t
)(乳剤C) 35℃に保ったゼラチン水溶液中に硝酸銀水溶液及び銀
1モルあたり3X10−’モルのにxlrcj14およ
び、3X10−’モルの(NHa) 1RhCl &を
含む塩化ナトリウムの水溶液を同時に30分間で加え、
その間の電位を150mVに保った。その稜線1モルあ
たり2モル%の1%臭化カリウム水溶液および0.2モ
ル%の沃化カリウム水溶液を添加してコンバージョンを
行なった。この乳剤にハイポと塩化金酸を添加して、6
0℃に保って化学熟成を施した後、乳剤Aと同様に安定
剤を添加した。
(乳剤D) 48℃に保ったゼラチン水溶液中に、硝酸銀水溶液及び
111モルあたり3X10−’モルのKzlrCJ a
および、3XlG−’モルの(Nlla) 5RhCl
 hを含む塩化ナトリウムおよび銀1モルあたり20モ
ル%に相当する臭化ナトリウムの水溶液を同時に30分
間加え、その間の電位を?OmVに保ことにより平均粒
径0.28μの単分散塩臭化銀乳剤を調製した。この乳
剤にII 1モルあたり、0.2モル%の1%沃化カリ
水溶液を添加しコンバージ鱈ンを行なった後フロキエレ
ーシッン法により脱塩を行なった。この乳剤に、ハイポ
と塩化金酸を添加し、60℃に保って、化学熟成を施し
た後に乳剤Aと同様に安定剤を添加した。
(AICI +q、 Jrxla、 i)(乳剤E) 40℃に保ったゼラチン水溶液中に乳剤りと同様の方法
で臭化銀含量が30モル%の塩沃臭化銀乳剤を調製した
。下表に乳剤A−Hの性質をまとめた。
これらの乳剤1kg(Ag104.5g、ゼラチン51
.2g)に1F−6で表わされる赤外増感色素の0.0
5%溶液を6(ld加えて赤外域の増感を行なった。こ
の乳剤に強色増感及び安定化のために、4.4′−ビス
−(4,6−ジナフトキシーピリミジンー2−イルアミ
ノ)−スチルベンジスルホン酸ジナトリウム塩の0.5
%メタノール溶液70dと2,5−ジメチル−3−アリ
ル−ベンゾチアゾールヨード塩の0.5%メタノール溶
液90dを加えた。さらにハイドロキノン1゜O■/n
f、可塑剤としてポリエチルアクリレートラテックスを
ゼラチンバインダー比25%、硬膜側として2−ビス(
ビニルスルボニルアセトアミド)エタンを表2のように
添加しポリエステル支持体上に銀3.7g/rrfにな
るように塗布した。
ゼラチンは2.5g/ボであった。
この上にゼラチン0.6g/rd、マット荊として粒径
3〜4//のポリメチルメタクリレ−)601ag/f
ff、 粒! 10〜20mμのコロイダルシリカ70
■/nf、シリコーンオイル100■/イヲ添加し、 塗布助剤としてドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウ
ム塩、下記構造式■のフッ素系界面活性剤を添加した保
護層上層および C5FiySO□N−Cl1tCOOXCI II 1 NllCLSOsNa (CTo)*SOs− (CHm)*so、に ゼラチン0.7g/nf、ポリエチルアクリレートラテ
ックス225■/rd、上記構造式■の染料20■/イ
、■の染料lO暉/nlおよび塗布助剤としてドデシル
ベンゼンスルフオン酸ナトリウムを添加した保護層下層
を同時に塗布し試料1〜5を作製した。
なお本実施例で使用したベースは下記組成のバック層お
よびバック保護層を有する。(バック層の膨潤率は11
0%である。) (バック層) ゼラチン           3.0g/rdドデシ
ルベンゼンスルフォン 酸ナトリウム            80mg染料!
                80■#  b  
               30■#  C100
■ 1.3−ジビニルスルホニル −2−プロパツール     60■/rdポリビニル
−ベンゼンスルフ オン酸カリウム         30 g/nf0s
K SOコに HsCw    (CHm)*5Oskl0sK (バック保IJi) ゼラチン          0.75g/n(ポリメ
チルメタクリレート (粒子サイズ4.7μ)     30■/dドデシル
ベンゼンスルホン酸 ナトリウム          20■/rrlフッ素
系界面活性剤(前記化 合物■)             2■/dシリコー
ンオイル       100■/イ写真性能の評価 得られた試料を、780nmにピークをもつ干渉フィル
ターと連続ウェッジを介し、発光時間10−’secの
キセノンフラッシュ光で露光し下8己組成の現像液、定
着液を用いて、富士写真フィルム■製自動現像11FG
−360F (水洗槽容量61)で38℃20″現像、
定着、水洗、乾燥し、センシトメトリーを行なった。(
写真性能1)ランニング適正の評価は、四つ切りサイズ
の各試料を黒化率50%となるように露光し、現像液、
定着液は無補充で100枚、連続処理した後上記と同様
の方法で処理した。(写真性能2)評価は、濃度3.0
を与える露光量の対数を写真性能1および2について求
めその差(Δj!ogEi)を表2に示した。
γは特性曲線の濃度0.3と3.0の点を結ぶ直線の傾
きであり、写真性能1および2について求めその差(Δ
γ)を表2に示した。値が大きいほどランニングにより
写真性能が変動しやすいことを示す。
節水処理適正の評価方法は、四つ切りサイズ100枚を
60m/4切補充(785ad/i)で処理した場合と
通常の流水水洗(4000yd/rd”)と比較した。
なお節水処理の場合には水洗水に防パイ剤としてEDT
A・2Na ・2gm Oを0.8g/l含有させた。
乾燥ゾーンのローラー汚れの評価は5段階で行ない、ロ
ーラー汚れの全くないものを「5」、ローラー全面に発
生しているものをrtJとした。
「3」以下は実用上不可である。
現像液 ハイドロキノン N・メチルP・アミノフェノ ール1/2硫酸塩 水酸化ナトリウム 水酸化カリウム 5−スルホサリチル酸 ホウ酸 亜硫酸カリウム エチレンジアミン四酢酸二ナ トリウム塩 2−メルカプトベンツイミダ ゾール5スルホン酸 臭化カリウム 5メチルベンゾトリアゾール n・ブチルジェタノールアミ ン 水を加えて 45゜ 0g 0゜ 18゜ 55゜ 45゜ 25゜ 110゜ l。
0g 0、3g 6、0g 0、6g 15.0g (pl(−11゜ 定着液 水 チオ硫酸アンモニウム 亜硫酸ナトリウム(無水) エチレンジアミン四酢酸2ナト リウム 酒石酸 水酸化ナトリウム 氷酢酸 水を加えて 200゜ 20゜ 0g 0g 0、1g 2、0g 0.25g 8g 1.0j1 表2より明らかなように、本発明の試料1〜3.5〜7
.9〜11は、ランニング安定性も良好であり、節水水
洗時のローラーの汚れも良好である。
実施例2 前述の文献記載の方法により、石灰処理ゼラチンを作っ
た。この場合、抽出操作において抽出後期のゼラチン抽
出液を使用して、抽出初期のゼラチン抽出液を排除する
操作と抽出以後乾燥までの製造工程において処理温度を
40℃未満に保つ操作とを組合せて、表3に示すような
高分子量成分を含有するゼラチンA−Dを作った。
(乳剤F−1) 40℃に保ったゼラチン水溶液中に、硝酸銀水溶液及び
111モルあたり3X10−’モルのl1slrC1h
および、3X10−’モルの(Nus)sRHcj!a
を含む塩化ナトリウム、臭化ナトリウムの水溶液を同時
に30分間加え、その間の電位を200mVに保つこと
により平均粒径0.09uの単分散塩臭化銀乳剤をal
l製した。この乳剤に111モルあたり、0.2モル%
沃化カリ水溶液を添加しコンパージランを行なった後、
フロキュレーション法により脱塩を行ない、分散ゼラチ
ンとして上記A−Dを用いてそれぞれ乳剤F−1を作成
した。この乳剤に、ハイポと塩化金酸を添加し、60℃
に保って、化学熟成を施した後、安定剤として4−ヒド
ロキシ−6−メチル−1,3,3a、7−チトラザイン
デンの1%の溶液を111モルあたり30H1加えた*
  (AgCl vt、 Jr*Ie、 を分散系数1
0%)これらの乳剤1kgにll−6で表わされる赤外
増感色素の0.05%溶液を60d加えて赤外域の増感
を行なった。この乳剤に強色増感及び安定化のために、
4,4′−ビス=(4,6−ジナフトキシービリミジン
ー2−イルアミノ)−スチルベンジスルホン酸ジナトリ
ウム塩の0.5%メタノール溶液70jdと2.5−ジ
メチル−3−アリル−ベンゾチアゾールヨード塩の0.
5%メタノール溶液90afを加えた。さらにハイドロ
キノン100g/nf、可塑剤としてポリエチルアクリ
レートラテックスをゼラチンバインダー比25%、硬膜
剤としてビス(ビニルスルホニルメチルエーテルを表3
のように添加してポリエステル支持体上にil!13.
7g/rrfになるように塗布した。ゼラチンは2.5
g/イであった。
この上にゼラチン0.6g/nf、マット剤として粒径
3〜4μのポリメチルメタクリレート60■/ポ、粒径
10〜20mμのコロイダルシリカ70mg/rrf、
シリコーンオイル100mg/ポを添加し、塗布助剤と
してドデシルベンゼンスルフオン酸ナトリウム塩、下記
構造式■のフッ素系界面活性剤を添加した保護層上層お
よび ■  CsF r 、5OJ−CHtCOOに嘗 CsH叩 (CHt)450!− (CIli)4sOJ ゼラチン0.7g/nf、ポリエチルアクリレートラテ
ックス225■/イ、上記構造式■の染料20■/イ、
■の染料10g/nfおよび塗布助剤としてドデシルベ
ンゼンスルフオン酸ナトリウムを添加した保護層下層を
同時に塗布し試料1〜16を作製した。
上記の感光材料を実施例1と同様に露光し、下記現像液
、定着液を用いて、富士フィルム■自動現像機FC−3
60Fで38℃20秒現像した。
性能の評価は実施例1と同様に行ない、表2に示した。
現像液 ハイドロキノン          25.0g4−メ
チル−4−ヒドロキシメチ  0.5gルー1−フェニ
ル−3−ピラゾリ ドン 亜硫酸カリウム         90.0gエチレン
ジアミン四酢酸ニナトリ  2.Ogウム 臭化カリウム            5.0g5−メ
チルベンゾトリアゾール   0.2g2−メルカプト
ベンツイミダゾール −5−スルホン酸        0.3g炭酸ナトリ
ウム            20g(水酸化ナトリウ
ム加えてpH−10,6に合せる)  水を加えて  
    lj!定着液 チオ硫酸アンモニウム       210g亜硫酸ナ
トリウム(無水)       20gエチレンジアミ
ン四酢酸2ナトリウム 0.1g 氷酢酸               15g水を加え
て              1j!(アンモニア水
でpHを4.8とする)表3より明らかなように高分子
量成分の多いゼラチンを用いると膨潤率の比較的高い領
域でも、節水処理時のローラー汚れは極めて良好である
実施例3 実施例2に於いて、試料魔13と16の感材を水洗水の
補充量をO(ため水水洗)として4切120枚処理した
。但し水洗水には防パイ剤としてE D T A 、 
2 N a 、 2 Hx Oを1.0g/l含有させ
た。Na16(比較例)の感材では乾燥ゾーンのローラ
ーが汚れ、感材に汚れが転写する傾向が見られた。Nl
113(本発明)の感材ではローラーに汚れもなく、良
好な処理性能が得られた。
(実施例4) 本発明の実施例1において、富士写真フィルム■製自動
現像機FG−360Fの代わりに同社製PC;−360
PTSを用い、現像時間を10秒に設定し、現像、定着
、水洗、乾燥(Dry to Dry40秒)を行ない
同様に評価した0本発明の構成は実施例1と同様に良好
な結果を示した。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社1、事件の表示 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 平成1 年特願第11uOJI号 ハロゲン化銀写真感光材料の現像 処理方法

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に赤外用増感色素により分光増感された
    ハロゲン化銀乳剤からなるハロゲン化銀乳剤層を少なく
    とも1層有するハロゲン化銀写真感光材料を像露光後現
    像・定着処理した後水洗又は安定化処理する方法に於て
    、該ハロゲン化銀乳剤層中のハロゲン化銀が90モル%
    以上の塩化銀を含むハロゲン化銀であり、該ハロゲン化
    銀乳剤層を含む親水性コロイド層の膨潤率が150%以
    下であり、かつ該水洗又は安定化処理における補充量が
    該感光材料1m^2当り1200ml以下であることを
    特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法。
  2. (2)ハロゲン化銀乳剤層又はその他の親水性コロイド
    層のバインダーが高分子量成分を12重量%以上含有す
    るゼラチンであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の現像処理方法。
JP1184038A 1988-10-14 1989-07-17 ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法 Pending JPH02197837A (ja)

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