JPH02197263A - 交直変換装置のパルス幅変調制御方法 - Google Patents

交直変換装置のパルス幅変調制御方法

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JPH02197263A
JPH02197263A JP1347889A JP1347889A JPH02197263A JP H02197263 A JPH02197263 A JP H02197263A JP 1347889 A JP1347889 A JP 1347889A JP 1347889 A JP1347889 A JP 1347889A JP H02197263 A JPH02197263 A JP H02197263A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は交直変換装置のパルス幅変調(PWM)制御方
式にかかり、詳しくは、交流電気車用交直変換装置のP
WM制御方式に関する。
(従来の技術) 従来、GTO(ゲートターンオフ)サイリスタやトラン
ジスタ等を有する半導体スイッチをブリッジ接続した回
路構成の電力変換装置をPWM制御することにより、交
流−直流電力変換を行う方式が知られており、かかる交
直変換装置は交流電気車用に広く用いられている。
第2図はこの種の交直変換システムの一例を示すもので
、図において1は交流電源であり、この交流電源1は、
主変圧器2を介して交直変換装置3の交流端子に接続さ
れている。なお、主変圧器2において、21は漏れリア
クタンスを示すリアクトルである。また、交直変換装置
3の直流端子には平滑コンデンサ4を介してチョッパや
インバータ、電動機等を含む負荷5が接続されている。
交直変換装置3は、GTOサイリスタやトランジスタ等
の自己消弧形素子とこれらに対して逆並列に接続された
ダイオードとからなる半導体スイッチ301.302.
303.304をブリッジ接続して構成されており、第
2図の例では自己消弧形素子としてGTOサイリスタを
用いた単相ブリッジで示しである。これらの半導体スイ
ッチ301〜304を、後述する制御回路によりパルス
幅変調制御してオン・オフさせることにより、交直変換
装置3の交流端子に任意の交流電圧波形を発生し得るこ
とが知られている。
第3図は、この交直変換装置3の交流側電圧VCと電源
電圧Vs及び交流側電流Isの関係を示すベクトル図で
ある。これを用いて交直変換装置3の力率制御機能を以
下に説明すると、図において、交流側電流Isと電源電
圧Vsとを同相にして力率を1にするためには、電源電
圧■sからリアクトル21に発生する電圧降下jωLX
Isをベクトル的に減算することによって得られる電圧
Vcを交直変換装置3が発生すればよいことがわかる。
次に、第4図は上記交直変換装置3の制御回路の一例を
示すものであり、これを用いて従来の技術をより詳細に
説明する。図において、2次電圧に換算した主変圧器2
の1次電圧検出値(電源電圧)Vsは、基本波のみを通
過させるバンドパスフィルタ22を介して電源電圧の絶
対値検出器23と、力率検出器24の電圧入力端子と、
電源電圧Vsに同期した正弦波を出力する同期発振器2
8とに入力される。また、主変圧器2の2次電流検出値
Isは、基本波のみを通過させるバンドパスフィルタ2
6を介して力率検出器24の電流入力端子と交流側電流
の絶対値検出器27に入力される。
一方、交直変換装置3の直流電圧検出値Vdは、直流電
圧指令器30からの直流電圧指令値と共に電圧調節器3
1に入力される。この電圧調節器31の出力は、交流側
電流の有効成分、つまり電源電圧ベクトルと同一方向成
分で力率1におけるIsの指令値Is”となり、この指
令値Isl′は電流調節器32及び乗算器40の各一方
の入力端子に入力される。
また、乗算器40の他方の入力端子には、第2図におけ
るリアクトル21のリアクタンス設定値ωLが入力され
ている。
前記力率検出器24の出力はsin関数発生器33及び
808関数発生器34に入力され、これらの関数発生器
33.34の出力は乗算器35.36の各一方の入力端
子に入力される。乗算器35.36の各他方の入力端子
には、絶対値検出器27の出力である交流側電流絶対値
が入力される。ここで、乗算器35の出力は電源電圧に
対する電流のsin成分であり、この成分は力率指令器
37の出力と共に力率調節器38に入力される。また、
乗算器36の出力は電源電圧に対する電流のCos成分
であり、この成分は電流調節器32の他方の入力端子に
入力される。
電流調節器32の出力には乗算器40の出力が加算され
、この加算値はベクトル演算器41の一方の入力端子に
入力されると共に、力率調節器38の出力に絶対値検出
器23からの電源電圧絶対値が加算された値が、ベクト
ル演算器41の他方の入力端子に入力される。ここで、
ベクトル演算器41の入力は、それぞれ交直変換装置3
の交流側電圧の電源電圧に直交する成分と平行な成分と
を示しており、ベクトル演算器41の出力は前記交流側
電圧の絶対値及び電源電圧に対する位相となる。
ベクトル演算器41の絶対値出力は除算器42の一方の
入力端子に入力され、その他方の入力端子には直流電圧
検出値Vdが入力される。また、除算器42の出力は乗
算器43において同期発振器28の出力と乗算されると
共に、乗算器43の出力はベクトル演算器41の位相出
力と共に移相器44に入力される。この移相器44の出
力は、交直変換装置3の交流側電圧指令値として、キャ
リア波発生器45の出力と共に比較器46に入力される
。そして、この比較器46の出力はパルス分配器47に
入力され、交直変換装置3内の半導体スイッチのオン・
オフ信号に変換されるようになっている。
ここで、交直変換装置3の電源が単相交流電源の場合に
は、交流電圧、電流の絶対値、力率の検出に少なくとも
電源周期の半サイクルを必要とするため、前記絶対値検
出器23.27及び力率検出器24以降の演算にも最低
で前記半サイクルを必要とする。そしてこの種の制御方
式では、直流回路の電圧の変動に対して交流電流制御を
ベクトルとして扱って行なうため高速な応答が可能であ
り、また、演算処理サイクルが電源周期の半サイクルで
よいため、マイクロコンピュータを用いた高精度な処理
が可能となっている。
(発明が解決しようとする課題) しかるに上述した従来の制御方式においては、交流側電
圧及び電流の検出にバンドパスフィルタ22.26を用
いて基本波成分を検出しているため、検出速度が遅くな
り、電源周期の半サイクル以内の電圧変動に対して交直
変換装置3の制御を即応させることができないという問
題があった。
また、この種の交直変換装置3を交流電気車に使用する
場合、第5図(a)に示すように同一き電区間内に他励
整流器を持つ車両60が存在した場合、変電所70と前
記主変圧器2との間のりアクタンス81と他励整流器の
転流動作により、同図(b)に示すように、電車線82
の電圧が部分的に陥没する電源電圧歪が頻繁に発生する
。これに対し従来の制御方式では、半サイクル間の電源
電圧波形を正弦波と仮定しているため、上記電圧歪のよ
うな電圧変化に対して交流側電圧が即座に応答できず、
交直変換袋W3の交流側電流が過大になるという問題も
あった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、電源電圧の変化に対しても交
流側電圧を高速で応答可能として過電流の発生を防止す
るようにした交直変換装置のパルス幅変調制御方式を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、半導体スイッチを
有する交直変換装置の交流電源電圧、交流側電流及び直
流側電圧から、前記交流側電流と電源側力率とをこれら
の各指令値に一致させるような交流側電圧指令値を演算
し、この交流側電圧指令値とキャリア波との比較結果に
基づいて前記半導体スイッチをオン・オフする交直変換
装置のパルス幅変調制御方式において、前記交流側電圧
指令値として、前記交流電源電圧に直交する補正電圧成
分及び前記交流電源電圧に平行な補正電圧成分をベクト
ル的に合成してなるパルス幅変調補一 正値と、前記交流電源電圧の瞬時値との加算値に基づく
値を用いることを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、電源電圧の半サイクル毎に演算される
パルス幅変調補正値に電源電圧の瞬時値を加算すること
により、交直変換装置の交流側電圧指令値が電源電圧の
変動に対して瞬時に応答し、交流側電圧を電源電圧に追
従させて変化させるため、交流側に過電流を生じさせる
ことがない。
(実施例) 以下、図に沿って本発明の一実施例を説明する。
第1図はこの実施例が適用される交直変換装置の制御回
路の構成を示すものであり、第4図の構成要素と同一の
ものには同一の符号を付して詳述を省略し、以下、異な
る部分を中心に説明する。
まず、第1図に示した実施例では、第4図における電源
電圧の絶対値検出器23が省略されており、力率調節器
38の出力には電源電圧の絶対値が加算されることなく
、力率調節器38の出力が電源電圧に平行な補正成分と
してベクトル演算器41の一方の入力端子に直接入力さ
れている。なお、ベクトル演算器41の他方の入力端子
には、従来と同様に、電源電圧に直交する補正成分とし
て電流調節器32の出力と乗算器40の出力との加算値
が入力されている。更に、ベクトル演算器41の絶対値
出力は乗算器43に入力されて同期発振器28の出力と
乗算され、乗算器43の出力はベクトル演算器41の位
相出力と共に移相器44に入力されている。
移相器44の出力側には加算器48が設けられており、
この加算器48は、移相器44の出力であるパルス幅変
調補正値と電源電圧検出値(瞬時値)Vsとを加算する
ものである。そして、加算器48の出力は直流電圧検出
値Vdと共に除算器42に入力され、この除算器42の
出力が交直変換装置の交流側電圧指令値として、キャリ
ア波発生器45からのキャリア波と共に比較器46に入
力されている。
このように構成すると、移相器44の出力は、交直変換
装置の交流側電圧の補正量のみからなる交流波形のパル
ス幅変調補正値となる。即ちこの実施例では、電流調節
器32及び力率調節器38の出力から、ベクトル演算器
41により交流側電圧の補正量だけの絶対値と位相とを
求め、これを同期発振器28の出力によって交流量に変
換した後、加算器48にて電源電圧検出値Vsと合成す
ることにより、交直変換装置の交流側電圧指令値を直接
交流量として求めるようにしたものである。従って、電
源電圧の半サイクル内の変動であってもこれが交流側電
圧指令値つまり実際の交流側電圧(先の第3図における
Vc)に直接反映されることとなり、電圧の陥没等が生
じた場合に交流側電圧が直ちに応答するため、交流側に
過電流を生じることがない。
なお、本発明は、交流電気車用の交直変換装置ばかりで
なく、交流電源電圧が変動するおそれのある種々の用途
の交直変換装置に適用することが可能である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、交直変換装置の交流側電
圧の補正量だけを演算により求め、この補正量を交流に
変換することによりパルス幅変調補正値として電源電圧
検出値に加算することにより、キャリア波と比較される
べき交流側電圧指令値を得ているため、電源電圧の急変
や歪に対して交流側電圧を瞬時に応答させることができ
、過電流が発生するのを確実に防止することができる。
なお、上記補正量の演算は従来と同様に電源周期の半サ
イクルで行うため、マイクロコンピュータを用いた高精
度な処理が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に用いられる制御回路の構成
図、第2図はこの実施例が適用される交直変換システム
の構成図、第3図は電源電圧、交直変換装置の交流側電
流及び交流側電圧等のベクトル図、第4図は従来の制御
回路の構成図、第5図(a)、(b)は従来の技術にお
ける問題点の説明図である。 1・・・交流電源     2・・・主変圧器3・・・
交直変換装置   4・・・平滑コンデンサ5・・・負
荷 32・・・電流調節器    38・・・力率調節器4
1・・・ベクトル演算器  45・・・キャリア波発生
器46・・・比較器      48・・・加算器30
1〜304・・・半導体スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 半導体スイッチを有する交直変換装置の交流電源電圧、
    交流側電流及び直流側電圧から、前記交流側電流と電源
    側力率とをこれらの各指令値に一致させるような交流側
    電圧指令値を演算し、この交流側電圧指令値とキャリア
    波との比較結果に基づいて前記半導体スイッチをオン・
    オフする交直変換装置のパルス幅変調制御方式において
    、前記交流側電圧指令値として、前記交流電源電圧に直
    交する補正電圧成分及び前記交流電源電圧に平行な補正
    電圧成分をベクトル的に合成してなるパルス幅変調補正
    値と、前記交流電源電圧の瞬時値との加算値に基づく値
    を用いることを特徴とする交直変換装置のパルス幅変調
    制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113381624A (zh) * 2021-07-05 2021-09-10 阳光电源股份有限公司 一种制氢的电源系统、制氢的装置和制氢的方法
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