JPH0219173Y2 - - Google Patents

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JPH0219173Y2
JPH0219173Y2 JP19570181U JP19570181U JPH0219173Y2 JP H0219173 Y2 JPH0219173 Y2 JP H0219173Y2 JP 19570181 U JP19570181 U JP 19570181U JP 19570181 U JP19570181 U JP 19570181U JP H0219173 Y2 JPH0219173 Y2 JP H0219173Y2
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lever
stopper
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はスロツトマシン玩具に係り、表面に
当りマーク、外れマークが表示されている複数の
表示ドラムを回転せしめ、回転する表示ドラムを
任意位置で停止させ、停止した際の各表示ドラム
における当りマークが全て揃つた場合にのみ、そ
れまで貯留しておいた硬貨その他のメダル類が一
度に排出されるようにしたスロツトマシン玩具に
関するものである。
従来、この種のスロツトマシン玩具は、近時に
至り、電気的な各種の操作、制御機構を組込むこ
とで提供されているが、玩具としての高級化は図
り得ても、それに伴ない高価となる欠点を有して
いた。
この考案の目的は、機械的な操作、制御手段と
するも、各機構の連結作動を確実にし、しかも量
産可能となるよう機構の簡素化を図つたスロツト
マシン玩具を提供することである。
考案の概略は、投入される硬貨その他のメダル
類を一旦貯留する貯留板及びその排出案内経路を
備え、各作動機構を収納する略ボツクス状の器枠
と、操作ハンドルの前方への傾動操作に従動して
当りマーク、外れマークが表示された複数の表示
ドラムを反動回転させる回転駆動機構と、ストツ
パーレバーの揺振操作によつてストツパーアーム
を傾動させることで回転中の表示ドラムを停止さ
せる停止機構と、表示ドラムを停止させたストツ
パーアームの傾動角度の大小によつて、その全て
が大きく傾動させたときにのみ前記貯留板を揺振
傾斜させ、これに伴ない滑動落下されるメダル類
を排出する排出機構と、前記操作ハンドルの僅か
な傾動操作によつて、揺振傾斜されていた貯留板
の水平復帰及び停止機構におけるストツパーレバ
ーを操作可能とさせる復帰機構とを備えたもので
あり、以下、図面を参照してこの考案を説明する
と次の通りである。
前後側壁11,12、左右側壁13,14、上
下側壁15,16にて囲まれ、前側壁11には複
数の表示窓17が穿設され、上側壁15には硬貨
その他のメダル類1の投入口18が形成されたボ
ツクス19を形成すると共に、左右側壁13,1
4内側で相対峙させて立設配置した1対のフレー
ム20A,20B上部に、投入口18直下で揺振
される貯留板21をその前部にて揺振自在に軸支
し、この貯留板21後端を、後側壁12前方で得
られる落下間〓22を介して前側壁11下部に開
口した排出口24に連結させて成る器枠10とが
ある。
前記フレーム20A,20B間に架設された原
動操作軸32端に器枠10外に配置した操作ハン
ドル31及びフレーム20A外に配置した原動レ
バー33それぞれを固着させ、一方、前記表示窓
17から覗出される当りマーク46、外れマーク
47が周面に表示され、かつ回転歯車48が固設
された複数の表示ドラム45をフレーム20A,
20B間に架設したドラム軸44に回転自在に支
持させておき、操作ハンドル31の前方への傾動
操作によつて、原動レバー33前端に揺振自在に
枢支した側面略L字形の牽引レバー34を、フレ
ーム20A,20B間に軸支された側面略レ字形
の回転レバー38一端に突設した回転連結ピン3
9に係合させて回転スプリング41の弾撥力に抗
して回転レバー38を揺動せしめ、この回転レバ
ー38他端の円弧状周縁に形成した歯面40を前
記回転歯車48に噛合させると共に、操作ハンド
ル31の前方への継続した傾動操作によつて、最
下降位置で牽引レバー34下端がフレーム20A
下部に固設した解放突条37に衝接することで、
牽引レバー34との係合が解放されるに伴ない前
記回転スプリング41の弾撥力によつて回転レバ
ー38を反動復帰させ、その歯面40及び回転歯
車48にて表示ドラム45を回転させる回転駆動
機構30とがある。
前記フレーム20A,20B間に架設されたア
ーム軸56に、アームスプリング60の弾撥力に
て上部が前方への傾動傾向に付勢された複数のス
トツパーアーム57を傾動自在に支持させ、一
方、フレーム20A,20間に架設されたレバー
軸51に、ストツパーレバー52を揺動自在に支
持させ、このストツパーレバー52の前端に器枠
10の前側壁11前方へ外出する操作部53を有
し、ストツパーレバー52の後端にストツパーア
ーム57下端後縁に切欠した係合凹所58に連結
係合する係合片54を有し、複数のストツパーレ
バー52を、レバースプリング55の弾撥力にて
操作部53が上方への傾動傾向に付勢された状態
であり、揺振自在に支持させておき、前記表示ド
ラム45の回転中ではレバースプリング55の牽
引力にて上方位置にあるストツパーレバー52の
操作部53の下降操作によつて係合片54をスト
ツパーアーム57の係合凹所58内に嵌入係合さ
せ、アームスプリング60の牽引力によつてスト
ツパーアーム57の上部を前方へ傾動せしめて、
ストツパーアーム57略中央前縁に突設してある
ストツパー突起59を、前記表示ドラム45に固
設されたストツパー盤61周縁に凹設配列されて
いる深さが異なるストツパー溝62A,62Bに
没入させることで、表示ドラム45の回転を停止
させる停止機構50とがある。
ストツパー突起59の少なくとも一つが浅形の
ストツパー溝62Aに没入したときはストツパー
アーム57が前方へ小さく傾動して、ストツパー
アーム57上端に形成した保持縁71を、前記貯
留板21後端に垂設した保持片75下縁に当接さ
せて貯留板21の水平保持を図るも、ストツパー
突起59の全てが深形のストツパー溝62Bに没
入したときはストツパーアーム57が前方へ大き
く傾動してその保持縁71を保持片75内方へ移
動させることに伴ない貯留板21後部を下方傾斜
せしめ、貯留板21上に投入載置された前記メダ
ル類Mを滑動落下させる排出機構70とがある。
前記操作ハンドル31の前方への若干の傾動操
作によつて、前記原動レバー33後端に突設され
た復帰アーム81に下端が当接されることで、復
帰スプリング87の弾撥力に抗して上部が後方へ
傾動される復帰レバー82をフレーム20Aに軸
支し、この復帰レバー82上端に形成した復帰縁
84を、前記貯留板21側縁からフレーム20A
外方へ突設させた復帰ピン85に摺接させてお
き、復帰レバー82の後方への傾動に伴なう復帰
縁84の復帰ピン85に対する上方への押動に伴
ない貯留板21を水平復帰させ(第2図参照)、
また、前記原動操作軸32と同軸にした復帰軸板
88の揺動に伴ない、復帰軸板88の揺動端89
を前記ストツパーアーム57下端縁に当接させ
て、ストツパーアーム57を後方へ傾動させ、同
時にストツパー突起59をストツパー溝62A,
62Bから解除させると共に、前記係合凹所58
に嵌入している係合片54を嵌脱下降させるのに
伴ないストツパーレバー52前端の操作部53を
上方復帰せしめる復帰機構80を備えたものであ
る。
しかして、図中に示すように、器枠10の前側
壁11上部には、投入口18から投入されたメダ
ル類Mが透視できるように透視窓25が設けられ
ている。また、23は、後側壁12前方で、各回
転駆動機構30、操作機構50、排出機構70、
復帰機構80との間で得られる落下間〓22を落
下するメダル類Mを排出口24に円滑案内させる
ため、後側壁12下部に傾斜させて設けた排出案
内板である(第2図参照)。
回転駆動機構30における原動操作軸32は断
面角形として、操作ハンドル31の固着を確実な
らしめ、この操作ハンドル31の傾動操作に伴な
う原動レバー33、復帰軸板88の追従された揺
動を担保すると共に、フレーム20Aとの間で連
結された原動スプリング49によつて原位置に速
やかに復帰する。
原動レバー33は、フレーム20A外方の原動
操作軸32端部に1対の板体を固着することで形
成され、その1対の板体相互間に、牽引レバー3
4をその中央部分にて枢支ピン34Aによつて枢
支し、上部内側面に凹設した係合切欠35が、フ
レーム20Aに円弧状に開設した外出長孔33A
から外出する回転連結ピン39に係合されてい
る。そして、第4図乃至第6図に示すように、原
動レバー33が操作ハンドル31の傾動に伴ない
充分に下降揺動すると、牽引レバー34の下部外
側面に形成した解放円弧縁36が、フレーム20
Aに傾斜固定された解放突条37面に衝接して若
干揺動する。これに伴ない係合切欠35は回転連
結ピン39を解放し、フレーム20A外側面と、
外出長孔33A外へ突出するよう回転レバー38
側面とに設けたスプリング止め両者間で連結させ
た回転スプリング41の牽引力によつて原位置に
復帰する回転レバー38が、その歯車40にて回
転歯車48に噛合していることで、表示ドラム4
5を回転させる。
その際、回転レバー38は複数の表示ドラム4
5の回転歯車48それぞれに噛合するも、回転連
結ピン39はフレーム20A側の回転レバー38
にのみ設けると共に、他の回転レバー38と同軸
とすべく回転軸42に固定して互いに連動するよ
う、配慮しておく。
尚、表示ドラム45は、図例において3個形成
されているが、これに限定されず2個或いは4個
以上であつてもよく、これに対応して、表示窓1
7、回転レバー38、ストツパーアーム57、ス
トツパーレバー52も同数にして配列される(第
3図参照)。また、前記回転歯車48、ストツパ
ー盤61それぞれは、表示ドラム45の両側面に
して配置固設してあるも、いずれか一側面に両者
48,61を固設するも差し支えない。
停止機構50におけるアームスプリング60
は、アーム軸56後上方でのフレーム20A,2
0B間に横設した第1のスプリング杆64とスト
ツパーアーム57下部後縁との間で連結され、ま
た、レバースプリング55は、レバー軸51前上
方でのフレーム20A,20B間に横設した第2
のスプリング杆65と操作部53との間で連結さ
れ、ストツパーアーム57、ストツパーレバー5
2を、所定方向への弾撥傾向に付勢させる(第7
図参照)。
ストツパーアーム57とストツパーレバー52
との連結係合は、前者ストツパーアーム57に切
欠した矩形状の係合凹所58に、後者ストツパー
レバー52に形成した平面L字形の係合片54が
嵌入、嵌脱することで行なわれ、復帰機構80に
おいての復帰作動時では、ストツパーアーム57
の後方への傾動直立に伴なうレバースプリング5
5の牽引力と相俟つて係合部54が係合凹所58
から外出してその下方へ嵌脱し、同時に係合部5
4がストツパーアーム57下端後縁に当接するこ
とで、アームスプリング60の弾撥力に抗しての
ストツパーアーム57の直立を維持する(第7
図、第11図参照)。この状態では、ストツパー
レバー52がフリーに揺動するものであり、停止
機構50においての停止作動時ではストツパーレ
バー52の揺動に伴ない係合部54が上方へ移動
して係合凹所58内に嵌入することで、ストツパ
ーアーム57の前方への傾動を可能とさせる(第
8図参照)。
ストツパー盤61周縁に凹設配列されたストツ
パー溝62A,62Bは、浅形、深形の2種があ
る。そして、第8図に示すように、排出機構70
における貯留板21の揺動を可能とさせるため
に、ストツパーアーム57が大きく傾動するよう
深形のストツパー溝62Bにストツパーアーム5
7のストツパー突起59が没入するときは、表示
ドラム45における当りマーク46が表示窓17
に覗出される。一方、第7図に示すように、スト
ツパーアーム57の保持縁71が貯留板21の保
持片75に当接された状態を維持したままで貯留
板21の揺振を不能とさせるために、ストツパー
アーム57が小さく傾動するよう浅形のストツパ
ー溝62Aにストツパーアーム57のストツパー
突起59が没入するときは、外れマーク47が表
示窓17に覗出される。
このとき、前述の如く操作ハンドル31の傾動
に伴ない原動レバー33、回転レバー38の従動
によつて回転歯車48を介して表示ドラム45も
若干回転することがあるから、その場合のストツ
パー突起59との円滑な没入解放を図るため、ス
トツパー溝62A,62Bにおける従動回転方向
側での溝縁は円弧状に形成されている(第7図乃
至第11図参照)。
また、停止機構50においてのストツパーレバ
ー52による停止作動は、各別に行なわれるので
あり、そのため、表示ドラム45それぞれはドラ
ム軸44に対し回転自在に支持されると共に、互
いに連結係合されるストツパーアーム57、スト
ツパーレバー52それぞれも各別に作動される。
そしてまた、ストツパー突起59の全てが深形の
ストツパー溝62に没入しなければ、すなわち、
全ての当りマーク46が揃わなければ貯留板21
は揺振傾斜せず、メダル類Mが排出されないのは
勿論である。
復帰機構80における復帰レバー82は、第2
図に示すように、フレーム20A外側面に軸支さ
れており、その下端に形成した断面L字形の当接
端83後縁に、原動レバー33後端上方に突設さ
れた側面逆L字形の復帰アーム81先端が当接す
るもので、フレーム20A外側面と、軸支部位上
方での復帰レバー82外側面との間で連結された
復帰スプリング87にて前方への傾動傾向に付勢
されている。また、復帰レバー82上端の復帰縁
84は、1対の円弧状縁を鈍角状に組合せて成
り、フレーム20A上部に穿設した突出孔86か
ら突出させるようにして貯留板21側縁の略中央
部位で突設させた復帰ピン85に摺接している。
前述の如く、貯留板21が揺振傾斜したときは復
帰ピン85が復帰縁84後方で化降するも、復帰
機構80の作動によつて復帰レバー85が後方へ
傾動するときは復帰縁84が復帰ピン85を上方
へ押上げ、貯留板21の水平復帰を図ると共に、
保持片75をストツパーアーム57の保持縁71
上方へ位置せしめることで、復帰軸板88による
ストツパーアーム57の復帰動が円滑になるよう
待機させるものである。
復帰軸板88は、第9図乃至第11図に示すよ
うに、操作ハンドル31が固着された原動操作軸
32と一体化されていて、その揺動端89がスト
ツパーアーム57下端前縁に突設せしめた復帰突
端90に当接するも、復帰軸板88が揺動すると
きは、アームスプリング60の弾撥力に抗してス
トツパーアーム57を直立傾動させると共に、前
述の如く、ストツパーアーム57の係合凹所58
からストツパーレバー52の係合片54を嵌脱せ
しめ、この係合片54によつてストツパーアーム
57の直立状態を維持せしめて同時に、表示ドラ
ム45の回転、ストツパーレバー52の揺動操作
を可能ならしめるものである。
次に、これが作動を説明すると、先ず、投入口
18から幾つかの硬貨その他のメダル類Mを投入
しておき、或いは1回の操作毎にメダル類Mを投
入して貯留板21上に貯留させておいて操作レバ
ー31を前方へ傾動させる。すると、回転駆動機
構30によつて各表示ドラム45が回転を開始
し、適当な時点で、ストツパーレバー52の操作
部53を揺振させると、停止機構50の連結作動
によつてストツパーアーム57のストツパー突起
59がストツパー盤61のストツパー溝62A,
62Bに没入することで、不規則な任意の状態で
表示ドラム45が停止される。このとき、外れマ
ーク47が一つでも表示されていると貯留板21
は揺動傾斜せず、当りマーク46が全て揃つて表
示されていると排出機構70によつて貯留板21
が揺振傾斜してメダル類Mが排出される。そし
て、操作ハンドル31を前方へ僅かに傾動させる
と復帰機構80によつて、傾斜されていた貯留板
21は水平復帰し、また、傾斜されていずに水平
状態であつても、復帰軸板88の揺振に伴ない、
ストツパーアーム57をストツパー盤61から解
放して回転駆動機構30の作動が可能な状態とな
る。尚、このとき、外れマーク47が表示されて
貯留板21が揺振傾斜しなかつた場合は、メダル
類Mの投入とは無関係に、操作ハンドル31を傾
動させるだけで何回でもゲームを繰り返すことが
できる。
以上、器枠10、回転駆動機構30、停止機構
50、排出機構70、復帰機構80を備えたこと
で、機械的な操作、制御手段とするも、各機構3
0,50,70,80の連結作動は確実となり、
また、複雑な電気的操作、制御手段とせずに、機
械的部品の組合せとするから、量産可能で、安価
に製作することができる。
しかも、回転駆動機構30における操作ハンド
ル31の傾動操作は、前回のゲームによつて作動
されていた停止機構50、排出機構70の復帰を
図ると共に、先ず、操作ハンドル31が固着され
ている原動操作軸32を復帰させてから表示ドラ
ム45を回転させるから、取扱いが容易であり、
ゲーム時における操作ミスの発生を少なくし、ひ
いては誤操作に起因する故障発生の虞れは皆無と
なり、この種の玩具の手軽さを一層満足させる。
停止機構50においてのストツパーレバー52
の揺振操作、及びこのストツパーレバー52に連
結従動されるストツパーアーム57の傾動は、い
ずれもレバースプリング55、アームスプリング
60の弾撥力が適度な操作感を与えると共に、そ
の復帰を速やかなものとし、更には、係合凹所5
8、係合片54による両者52,57の連結係合
は、その嵌入、嵌脱によつて確実であり、ストツ
パーレバー52によるストツパーアーム57の傾
動、ストツパーアーム57によるストツパーレバ
ー52の揺振復帰もスムーズである。
排出機構70における貯留板21は、全てのス
トツパーアーム57のストツパー突起59が深形
のストツパー溝62Bに没入することで揺振傾斜
され、これに伴ない器枠10の後側壁12前方の
落下間〓22をメダル類Mが落下することで排出
されるから、その排出案内経路は極めて簡単な機
構となり、同時に、それまで貯留されていた全て
のメダル類Mが一度に排出されるから極めて面白
く、興味深い。
このように、本考案によれば、スロツトマシン
玩具を、回転駆動機構30、停止機構50、排出
機構70、復帰機構80という極めて簡単な機構
により構成するため、玩具全体の簡素化と堅牢化
を図ると共に、大量のスロツトマシン玩具を極め
て短時間のうちに製造して製品を安価に提供でき
る等、種々の実用上優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は器枠内部の側面図、
第3図は内部機構を表わす一部切欠平面図、第4
図乃至第6図は回転駆動機構の作動を説明する要
部側面図で、その第4図は揺動開始前、第5図は
揺動中、第6図は揺動終了直前の状態をそれぞれ
表わす図、第7図及び第8図は停止機構の作動を
説明する要部側面図で、その第7図は傾動開始
前、第8図は大きく傾動した状態をそれぞれ表わ
す図、第9図乃至第11図は復帰機構の作動を説
明する要部側面図で、その第9図は停止機構のス
トツパーアームが完全に傾動している状態、第1
0図は復帰レバーによつて貯留板が水平復帰した
状態、第11図は復帰終了後の状態をそれぞれ表
わす図である。 M……メダル類、10……器枠、11……前側
壁、12……後側壁、13……左側壁、14……
右側壁、15……上側壁、16……下側壁、17
……表示窓、18……投入口、19……ボツク
ス、20A……フレーム、20B……フレーム、
21……貯留板、22……落下間〓、23……排
出案内板、24……排出口、25……透視窓、3
0……回転駆動機構、31……操作ハンドル、3
2……原動操作軸、33……原動レバー、33A
……外出長孔、34……牽引レバー、34A……
枢支ピン、35……係合切欠、36……解放円弧
縁、37……解放突条、38……回転レバー、3
9……回転連結ピン、40……歯面、41……回
転スプリング、42……回転軸、44……ドラム
軸、45……表示ドラム、46……当りマーク、
47……外れマーク、48……回転歯車、49…
…原動スプリング、50……停止機構、51……
レバー軸、52……ストツパーレバー、53……
操作部、54……係合片、55……レバースプリ
ング、56……アーム軸、57……ストツパーア
ーム、58……係合凹所、59……ストツパー突
起、60……アームスプリング、61……ストツ
パー盤、62A……ストツパー溝、62B……ス
トツパー溝、64……第1のスプリング杆、65
……第2のスプリング杆、70……排出機構、7
1……保持縁、75……保持片、80……復帰機
構、81……復帰アーム、82……復帰レバー、
83……当接端、84……復帰縁、85……復帰
ピン、86……突出孔、87……復帰スプリン
グ、88……復帰軸板、89……揺動端、90…
…復帰突端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後側壁、左右側壁、上下側壁にて囲まれ、前
    側壁には複数の表示窓が穿設され、上側壁には硬
    貨その他のメダル類の投入口が形成されたボツク
    スを形成した器枠内に、左右側壁内側で相対峙さ
    せて立設配置した1対のフレームには、そのフレ
    ーム上部に、投入口直下で揺振される貯留板をそ
    の前部にて揺振自在に軸支し、この貯留板後端
    を、後側壁前方で得られる落下間〓を介して前側
    壁下部に開口した排出口に連絡させて成り、回転
    駆動機構、停止機構、排出機構、復帰機構を有し
    ており、回転駆動機構は、前記フレーム間に架設
    された原動操作軸に、器枠外に配置した操作ハン
    ドル及びフレームと器枠間に配置した原動レバー
    それぞれを固着させ、一方、前記表示窓から覗出
    される当りマーク、外れマークが周面に表示さ
    れ、かつ回転歯車が固設された複数の表示ドラム
    を、フレーム間に架設したドラム軸に回転自在に
    支持させておき、操作ハンドルの前方への傾動操
    作によつて、前記原動レバー前端に側面略L字形
    の牽引レバーが揺振自在に枢支され、該牽引レバ
    ーの上部内側面に凹設した係合切欠に、フレーム
    間に軸支された側面略レ字形の回転レバー一端に
    突設した回転連結ピンが係合され、前記回転レバ
    ー他端には、回転スプリングの弾撥力に抗して回
    転レバーの揺動の途中から前記回転歯車に噛合う
    円弧状周縁に形成した歯面を有し、原動レバーの
    傾動最下降位置で牽引レバー下端が衝接し、牽引
    レバーの係合切欠と回転レバーの回転連結ピンと
    の係合を解放する解放突条が、フレーム下部に固
    設され、牽引レバーとの係合が解放されるに伴な
    い前記回転スプリングの弾撥力によつて回転レバ
    ーを反動復帰させ、その歯面及び回転歯車にて表
    示ドラムを回転させる機構であり、停止機構は、
    前記フレーム間に架設されたアーム軸に、アーム
    スプリングの弾撥力にて上部が前方への傾動傾向
    に付勢された複数のストツパーアームを傾動自在
    に支持させ、一方、フレーム間に架設されたレバ
    ー軸に、器枠の前側壁前方へ突出する操作部を前
    端に有し、ストツパーアーム下端後縁に切欠した
    係合凹所に連結係合する係合片を後端に有する複
    数のストツパーレバーを、レバースプリングの弾
    撥力にて操作部が上方への揺振傾向に付勢された
    状態で揺振自在に支持させておき、前記表示ドラ
    ムに固設されたストツパー盤周縁に凹設配列され
    ている深さが異なるストツパー溝が形成されてお
    り、ストツパー突起がストツパーアーム略中央前
    縁に突設してあり、前記表示ドラムの回転中では
    レバースプリングの牽引力にて上方位置にあるス
    トツパーレバーの操作部の下降操作によつて係合
    片を係合凹所内に嵌入係合させ、アームスプリン
    グの牽引力によるストツパーアームの前方への傾
    動により前記ストツパー溝に没入して表示ドラム
    の回転を停止させる停止機構であり、排出機構
    は、ストツパー突起の少なくとも1つが浅形のス
    トツパー溝に没入したときはストツパーアームが
    前方へ小さく傾動して、ストツパーアーム上端に
    形成した保持縁を、前記貯留板後端に垂設した保
    持片下縁に当接させて貯留板の水平保持を図る
    も、ストツパー突起の全てが深形のストツパー溝
    に没入したときはストツパーアームが前方へ大き
    く傾動してその保持縁を保持片内方へ移動させる
    ことに伴ない貯留板後部を下方傾斜せしめ、貯留
    板上に投入載置された前記メダル類を滑動落下さ
    せる排出機構であり、復帰機構は、前記操作ハン
    ドルの前方への若干の傾動操作によつて、前記原
    動レバー後端に突設された復帰アームに下端が当
    接されることで、復帰スプリングの弾撥力に抗し
    て上部が後方へ傾動される復帰レバーをフレーム
    に軸支し、この復帰レバー上端に形成した復帰縁
    を、前記貯留板側縁からフレーム外方へ突設させ
    た復帰ピンに摺設させておき、復帰レバーの後方
    への傾動に伴なう復帰縁の復帰ピンに対する上方
    への押動に伴ない貯留板を水平復帰させ、また、
    前記原動操作軸と同軸にした復帰軸板の揺動に伴
    ない、復帰軸板の揺動端を前記ストツパーアーム
    下端縁に当接させ、ストツパーアームを後方へ傾
    動させ、同時にストツパー突起をストツパー溝か
    ら解除させると共に、前記係合凹所に嵌入してい
    る係合片を嵌脱下降させるのに伴ないストツパー
    レバー前端の操作部を上方復帰せしめる復帰機構
    であることを特徴とするスロツトマシン玩具。
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