JP2006116147A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 メダル不正取得行為の発見を外部から容易に行え、未然に不正行為を効果的に防止することのできる遊技機を提供することを目的とする。
【解決手段】 操作部23は略水平の平坦パネル部23Aと、停止ボタン27L,27C,27R等が配設された正面パネル部23Bとからなる。平坦パネル部23A及び正面パネル部23Bの投入口24側の隅に、透明部材からなるメダル投入口24付近及びメダル通路701の視認可能部800が形成されている。視認可能部800は、平坦パネル部23Aに設けた平坦視認部801と、正面パネル部23Bに設けた正面視認部802とからなる。メダル通路701に侵入している板状や棒状の異物あるいは先端に発光発信部を装着した電気的不正用具等を、視認可能部800を通じて容易に外部より視認して識別することができ、不正行為の早期発見が可能となり、メダル不正取得の未然防止に役立つ。
【選択図】 図3

Description

本発明は、メダル投入により遊技を行うスロットマシン等の遊技機に関する。
スロットマシン等の遊技機においては、メダル投入口に所定枚数のメダルを投入することによりゲームを開始することができる。そして、この種の遊技機には、投入されたメダルを判別するとともに、その枚数を計数するためのメダルセレクタが設けられている。
メダルセレクタは、特許文献1に開示されているように、メダル投入口から投入されたメダルを転動させるための傾斜メダル通路を備えている。メダル通路には、メダルを計数するためのメダル検知センサが設けられている。この検知センサにより投入メダルが検知され、メダルの投入枚数が計数され、遊技機にクレジットアップされる。正常に検知されたメダルは筐体内のメダルホッパーに取り込まれ、大きさが異なる不正常なメダルはメダル通路の途中で落下し、メダル返却口に戻される。
メダルセレクタの役目としては上記の投入メダルの判別のほかに、メダルの逆流等の不正行為を検出する役目も担っている。不正行為として、例えば、メダル投入口から異物を挿入し、検知センサを誤動作させてメダルを投入することなくゲームを行う行為である。この不正方法は、手作業により板状ないし棒状の異物で2つの検知センサーを通過、往復させることによって、実際にメダルが通過しているかのように誤認させる方法である。このような不正行為を検出する対策として、メダルセレクタに、2つの検知センサが設置され、それらの検知出力状態により正常メダル投入の判別を正確に行っている。すなわち、2つの検知センサの検出順序によりメダル検知が行われる。また、接近させて配置した2つ検知センサの検知出力から、メダル通過速度や通過方向を検出することができ、これらに基づきメダル枚数だけでなく、メダルの逆流等の不正行為を検出することができる。特に、検知センサをメダル投入口より離れたメダル通路の奥側に設けて不正行為をやりにくくしている。
特開2004−166806号公報
ところで、上記の異物は手作業により不正行為を行うものであったが、最近では、不正行為に用いる道具も電気仕掛けのものも登場している。例えば、制御部を内蔵した乾電池ボックスから、メダル通路に対応した長さ分伸びた透明樹脂片の先端に発光型発信部が装着された道具を用いた不正行為が発生している。すなわち、乾電池ボックスは掌に納まるサイズであり、発信部をメダル投入口より挿入して検知センサ付近にて発光発信させて、検知センサを誤動作させてクレジット上限値(現行は50枚)まで瞬時にクレジットアップさせてしまう不正行為が行われる。
しかしながら、上記の異物や発信部などの道具を隠し持って行うメダル不正取得行為に対して、メダルセレクタ側での検知対策だけでは、検出順序、メダル通過速度、通過方向のチェックをクリアされてしまうと、発見が容易でなく、しかも未然の不正予防対策として不十分であるといった問題があった。
本発明は、上記の事態に鑑みなされたもので、上述のようなメダル不正取得行為の発見を外部から容易に行え、未然に不正行為を効果的に防止することのできる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明者は、一般的なスロットマシンにおいては、筐体内部は外部から無闇に見えないようにした密封構造であるため、メダルセレクタ等のメダル投入処理部においても内部が見えないようになっており、それを逆用して上記の異物や発信部などの不正行為道具をメダル投入口付近で操作するメダル不正取得行為がなされている現状に着目し、かかる不正行為道具の装着状態を外部から視認可能にすれば、そのような不正行為中の状態を容易に発見でき、またその発見容易性により未然に不正抑制効果が働くと着想した。
かかる着想に基づく具体的な発明は、以下の通りである。
第1の観点に係る発明は、投入口に投入されたメダルがメダル通路を通過するとき、メダル投入検知センサーによりメダルを検知した後、遊技機筐体内部のメダル収納部に取り込む遊技機において、前記投入口又は前記投入口と前記メダル通路との連結部を前記遊技機の前面部より視認可能にする第1視認可能部を設けた遊技機である。
第2の観点に係る発明は、投入口に投入されたメダルがメダル通路を通過するとき、メダル投入検知センサーによりメダルを検知した後、遊技機筐体内部のメダル収納部に取り込む遊技機において、前記メダル通路の少なくとも一部を前記遊技機の前面部より視認可能にする第2視認可能部を設けた遊技機である。
第3の観点に係る発明は、投入口に投入されたメダルがメダル通路を通過するとき、メダル投入検知センサーによりメダルを検知した後、遊技機筐体内部のメダル収納部に取り込む遊技機において、前記投入口又は前記投入口と前記メダル通路との連結部と、前記メダル通路の少なくとも一部とを前記遊技機の前面部より視認可能にする第3視認可能部を設けた遊技機である。
前記第1の観点に係る発明によれば、スロットマシン等のメダル遊技機において、前記第1視認可能部を備えることにより、前記投入口又は前記投入口と前記メダル通路との連結部を前記遊技機の前面部より視認することができるため、上述の異物や発信部などの不正行為道具を前記投入口より挿入したとき、その道具の一部を前記投入口付近から視認でき、不正行為の早期発見に寄与する。たとえ、前記第1視認可能部を周囲から見えないように手や体等で隠蔽工作をしても、その不自然な遊技態度から不正行為を予見できるため、不正行為の未然防止となる抑止効果を具備することができる。
前記第2の観点に係る発明によれば、スロットマシン等のメダル遊技機において、前記第2視認可能部を備えることにより、前記メダル通路の少なくとも一部を前記遊技機の前面部より視認可能にするため、上述の異物や発信部などの不正行為道具を前記投入口より挿入したとき、その道具の一部を前記メダル通路から視認でき、不正行為の早期発見に寄与する。そして、前記第1の観点に係る発明と同様に、前記第2視認可能部を周囲から見えないように手や体等で隠蔽工作
をしても、その不自然な遊技態度から不正行為を予見できるため、不正行為の未然防止となる抑止効果を具備することができる。
前記第3の観点に係る発明によれば、スロットマシン等のメダル遊技機において、前記第3視認可能部を備えることにより、前記投入口又は前記投入口と前記メダル通路との連結部と、前記メダル通路の少なくとも一部とを前記遊技機の前面部より視認可能にするため、上述の異物や発信部などの不正行為道具を前記投入口より挿入したとき、その道具の一部を前記投入口付近及び前記メダル通路から視認でき、不正行為の早期発見に寄与する。そして、前記第1又は第2の観
点に係る発明と同様に、前記第3視認可能部を周囲から見えないように手や体等で隠蔽工作をしても、その不自然な遊技態度から不正行為を予見できるため、不正行為の未然防止となる抑止効果を具備することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面に基づき詳細に説明する。
[外観構成]
図1乃至図3を参照して、本実施の形態に係るスロットマシン1は、前面が開放している箱形形状を有している筐体2と、この筐体2に対して開閉自在に取り付けられている前扉3とを備えている。
前扉3の中央部正面には、正面パネル4が装着されている。この正面パネル4の主要部には、表示窓5が形成されている。この表示窓5は、主として、筐体2内の3つの回転リール6L,6C,6Rを観察するためのものであって、各リール6L,6C,6Rの外周面には、それぞれ、複数種類の図柄が周方向に沿って描かれている。これらの図柄は、表示窓5を通して3つずつ観察される。特に、表示窓5及び各リール6L,6C,6Rは、正面パネル4上において遊技者に対面している。
表示窓5の左側には、5つの賭けライン表示ランプ7A,7B,7C,7D,7Eが設けられている。これら賭けライン表示ランプ7A〜7Eは、1回の遊技において有効化された賭けラインを示すために点灯するランプである。他方、表示窓5の右側には、スタートランプ8、投入指示ランプ9、リプレイランプ10、アシストタイム(以下、「AT」という)告知ランプ11及びゲームオーバーランプ12が設けられている。スタートランプ8は、遊技が開始できる状態となった場合に点灯又は点滅するランプである。投入指示ランプ9は、メダルをスロットマシン1に投入できる状態である場合に点灯するランプである。リプレイランプ10は、遊技の結果としてリプレイ役の入賞が成立した場合に点灯するランプである。AT告知ランプ11は、遊技状態がATに移行した場合に点灯するランプである。ゲームオーバーランプ12は、遊技が終了したときに点灯するランプである。これらランプ8〜12は、正面パネル4の上方から下方に向かってこの順で配置されている。
ここに、「AT」とは、役成立抽選において内部的に成立した小役の入賞の成立を支援するための参考情報が告知される遊技状態である。なお、このATの具体的な処理内容については、本発明では重要な要素でないので、以下その説明を省略する。
表示窓5上には、当該表示窓5の窓面を通過する5本の賭けライン13A,13B,13C,13D,13Eが設けられている。
表示窓5の下方には、払出数表示器14、ゲーム数表示器15及びクレジット表示器16が設けられている。払出数表示器14は、入賞が発生した場合にその利益として遊技者に対して払い出されるメダル数や遊技者に対して与えられるクレジット数を表示する表示器である。ゲーム数表示器15は、BBゲーム中の小役ゲーム数及びJACゲーム数やRBゲーム中のJACゲーム数並びにATゲーム数等を表示する表示器である。クレジット表示器16は、クレジット数を表示する表示器である。これら表示器14〜16は、7セグメント表示器であって、正面パネル4上で左から右に向かってこの順で配置されている。
ここに、「クレジット」とは、遊技者が所有する有価価値として、スロットマシン1にストアーされているメダル数である。
前扉3の上部には、上パネル17が装着されている。この上パネル17の中央部には、LCD18が設けられている。このLCD18は、遊技の演出に関連する情報(以下、単に「遊技演出情報」という)を表示するための手段であって、役の成立に関する抽選の結果として内部的に役が成立した場合にはその役の入賞を示す図柄や、目押しをアシストする演出情報を表示する。なお、LCD18に代えて、LED表示装置やEL表示装置を採用して遊技演出情報を表示するようにしてもよい。LCD18を挟んだ左右両側には、一対のスピーカー19A,19Bが上パネル18に装着されている。これらスピーカー19A,19Bは、遊技の状況に応じて効果音を発するためのものである。他方、前扉3の下部には、下パネル20が装着されている。この下パネル20には、機種名及びイメージデザイン等が印刷されており、その下方には、メダル払出口21及びメダル受け皿22が設けられている。
正面パネル4と下パネル20との間には、操作部23が設けられている。この操作部23には、メダル投入口24、ベットボタン25、始動レバー26、停止ボタン27L,27C,27R及びクレジット/精算切替ボタン28が備えられている。メダル投入口24は、操作部23の上面の右側に配置されている。ベットボタン25は、投入口24から投入されたメダルを何枚賭けるかを設定する際に使用されるボタンであって、操作部23の上面の始動レバー26及び左停止ボタン27Lの中間位置に配置されている。始動レバー26は、遊技を開始する際に使用されるレバーであり、他方停止ボタン27L,27C,27Rは、リール6L,6C,6Rの回転を停止させる際に使用されるボタンである。具体的には、第1の停止ボタン27Lを操作すると、第1のリール6Lの回転が停止する。第2の停止ボタン27Cを操作すると、第2のリール6Cの回転が停止する。第3の停止ボタン27Rを操作すると、第3リール6Rの回転が停止する。これら停止ボタン27L,27C,27Rは、操作部23の正面中央部において各リール6L,6C,6Rに対応して配置されている。これに対して、始動レバー26は、操作部23の正面において停止ボタン27L,27C,27Rの左側に配置されている。クレジット/精算切替ボタン28は、メダルのマニュアル投入モードとクレジットモードとを互いに切り替えるためのボタンであって、操作部23の正面において始動レバー26の左側に配置されている。
マニュアル投入モードでは、有効化される賭けラインは、メダルの投入枚数によって異なる。具体的には、メダルを1枚投入すると、表示窓5の中段において水平に延びる第1の賭けライン13Aが有効化され、この1ライン13Aが賭け対象となる。このとき、第1の賭けライン13Aの左端の賭けライン表示ランプ7Aが点灯する。メダルを2枚投入すると、第1の賭けライン13Aに加えて、表示窓5の上下段において水平に延びる第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cが有効化され、これら3ライン13A〜13Cが賭け対象となる。このとき、賭けライン表示ランプAの点灯に加えて、第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cの左端の賭けライン表示ランプ7B,7Cが点灯する。メダルを3枚投入すると、第1の賭けライン13A、第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cに加えて、表示窓5の対角線上の第4の賭けライン13D及び第5賭けライン13Eが有効化され、これら5ライン13A〜13Eが賭け対象となる。このとき、賭けライン表示ランプ7A〜7Cの点灯に加えて、第4の賭けライン13D及び第5の賭けライン13Eの左端の賭けライン表示ランプ7D,7Eが点灯する。なお、本スロットマシン1においては、メダルの賭け枚数は3枚が限度である。
かかるマニュアル投入モードでは、上記有効化された賭けライン、即ち有効ライン上に入賞を示す図柄の組み合わせが揃うことに起因して入賞が成立した場合には、その入賞役の種類に応じた枚数のメダルが払出口21から受け皿22に払い出される。
他方、クレジットモードにおいて有効化される賭けラインは、ベットボタン25の押圧回数によって異なる。具体的には、ベットボタン25を1回押すと、第1の賭けライン13Aが有効化され、この1ライン13Aが賭け対象となる。換言すると、メダル1枚分が賭け対象となる。それゆえ、賭けライン表示ランプ7Aが点灯する。ベットボタン25を2回押すと、第1の賭けライン13A、第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cが有効化され、これら3ライン13A〜13Cが賭け対象となる。換言すると、メダル2枚分が賭け対象となる。それゆえ、賭けライン表示ランプ7A〜7Cが点灯する。ベットボタン25を3回押すと、第1の賭けライン13A、第2の賭けライン13B、第3の賭けライン13C、第4の賭けライン13D及び第5の賭けライン13Eが有効化され、これら5ライン13A〜13Eが賭け対象となる。換言すると、メダル3枚分が賭け対象となる。それゆえ、賭けライン表示ランプ7A〜7Eが点灯する。なお、本スロットマシン1では、4回以上の操作は無効となる。
かかるクレジットモードでは、上記有効ライン上で入賞図柄が組み合わせが揃い、それによって入賞が成立した場合には、クレジットの上限を超えない範囲で払い出されるメダル数がクレジットとしてスロットマシン1にストアーされる。クレジットの上限を超える場合には、その上限を超えた数のメダルが払出口21から受け皿22に払い出される。
上記マニュアル投入モード或いはクレジットモードの手順に則して賭け対象となるメダルの枚数が設定されると、制御装置100(図7参照)は、この設定された賭け枚数分のメダルを取り込む。このメダルの取り込みにより、遊技を開始する条件が整う。このとき、スタートランプ8が点灯又は点滅する。このスタートランプ8の作動状態において、始動レバー26が操作されると、制御装置100は、全てのリール6L,6C,6Rを一斉に回転させる。
各停止ボタン27L,27C,27Rを押圧操作すると、その操作に対応するリールの回転が停止する。全リール6L,6C,6Rの回転が停止したときに、有効ライン上に入賞役の1つが揃うと、制御装置100は、入賞役の種類に従って、予め定められている利益を上記メダルの入力モードに応じた態様で遊技者に付与する。
図2を参照して、LCD18の左側部領域とスピーカー19Aとの間、及びLCD18の右側部領域とスピーカー19Bとの間には、LCD18に表示される複数の遊技履歴画像のうち所望の遊技履歴画像に切り替え表示を行わせるための切り替えボタンK,Fが各々上下方向に並ぶように合計4個設けられている。このLCD18は、左右の側縁がスピーカー19A,19Bと隣接する程度に大きな横幅寸法を有すると共に、その上端縁が前扉3の上端縁に隣接し且つその下端縁が表示窓5の上端縁に隣接する程度に大きな縦幅寸法を有する非常に大きな表示面を備えている。そのため、従来では一度に表示しきれなかった表示内容が同時に表示される。具体的には、その3分の1の領域に種々の遊技履歴画像に切り替えるためのメニュー画面が表示され、残りの3分の2の領域にキャラクターなどを用いた演出画像が常時表示される。上記遊技履歴画像のメニューとしては、BBゲームにおける最高獲得枚数や、1日のBB当選回数、RB当選回数、前回のBBゲームから現在までの遊技回数、払出枚数と投入枚数との関係をグラフ化した表、或いは、遊技に関する説明などを例示することができる。これら例示したメニューが予めLCD18に表示される。切り替えボタンKには、これら複数のメニューのうちから所望のメニューを選択するために、表示画面上でカーソルを進む方向に移動させるための第1のカーソル移動ボタンK1と、表示画面上でカーソルを戻す方向に移動させるための第2カーソル移動K2とが含まれている。他方、切り替えボタンFには、カーソル移動ボタンK1,K2によって移動したカーソルが示すメニュー内容の遊技履歴画像に切り替えるか否かを決定するための決定ボタンF1と、この切り替えられた遊技履歴画像を元の画像に戻すためのキャンセルボタンF2とが含まれている。
[内部構成]
図5及び図6を参照して、筐体2内には、リール6L,6C,6R、各リール6L,6C,6Rの駆動源であるステッピングモーターSML,SMC,SMR、ホッパー30及び確率設定ボックス31が備えられている。
リール6L,6C,6Rは、図5に示すように、筐体2内の中央部に配置されており、これらリール6L,6C,6Rを基準として、ホッパー30及び確率設定ボックス31の設置箇所が決定されている。図6に示すように、各リール6L,6C,6Rの回転軸61は、それぞれ、筐体2内のブラケット32に回転自在に支持されており、当該各回転軸61の端部が各ステッピングモーターSML,SMC,SMRの出力軸に結合されている。
図5に示すように、ホッパー30は、メダルの貯留・放出を行うための手段であって、リール6L,6C,6Rの下方において、筐体2の底面に取り付けられている。他方、確率設定ボックス31は、ホッパー30の左側において、筐体2の底面に取り付けられている。
[電気的構成]
図7を参照して、制御装置100は、マイクロコンピューターであって、CPU1001、RAM1002、ROM1003、クロックパルス発生回路1004、乱数発生器1005、モーター駆動制御回路1006、ランプ駆動制御回路1007、表示器駆動制御回路1008、LCD駆動制御回路1009、音出力制御回路10010及びホッパー駆動制御回路10011を備えている。
CPU1001は、スロットマシン1の制御中枢を司るものであって、ROM1003に記憶されているプログラムに従って種々の制御を行う。このCPU1001の制御対象としては、ステッピングモーターSML,SMC,SMR、各種のランプ7A〜7E,8〜12、各種の表示器14〜16、LCD18、スピーカー19A,19B及びホッパー30を挙げることができる。これら各制御要素に対する制御信号は、それぞれ、モーター駆動制御回路1006、ランプ駆動制御回路1007、表示駆動制御回路1008、LCD駆動制御回路1009、音出力制御回路1009及びホッパー駆動制御回路10011を介して、CPU1001から与えられる。
CPU1001には、ベットボタン25、始動レバー26、停止ボタン27L,27C,27R及びクレジット/精算切替ボタン28の各操作信号と、メダル投入検知センサー200及びメダル排出検知センサー300の各センシング出力と、回転位置検出回路400の回転位置検出信号と、キースイッチSW1、確率設定スイッチSW2及びリセットスイッチSW3の各スイッチング信号とが与えられる。
停止ボタン27L,27C,27Rの操作信号は、リール停止信号処理回路500によって所定の処理が施された後、リール停止信号としてCPU1001に入力される。
メダル投入検知センサー200、201は、メダル投入口24から投入されたメダルを検知するためのセンサーであって、図4に示すように、メダルセレクタ700のメダル通路701に設けられている。他方、メダル排出検知センサー300は、ホッパー30のメダル放出位置に関連して設けられており、そのセンシング信号は、メダル排出完了信号処理回路600によって所定の処理が施された後、メダル排出完了信号としてCPU1001に入力される。
回転位置検出回路400は、各リール6L,6C,6Rの回転位置を検知するための回路であって、各リール6L,6C,6Rに関連して設けられた光センサーや、各ステッピングモーターSML,SMC,SMRの近傍に設けられたロータリーエンコーダを含んでいる。各リール6L,6C,6Rの回転が停止したときに、CPU1001は、回転位置検出回路400の検出信号に基づいて、有効ライン上での当該各リール6L,6C,6Rの停止図柄の種類を特定する。
キースイッチSW1、確率設定スイッチSW2及びリセットスイッチSW3は、確率設定ボックス31に内蔵されている。キースイッチSW1は、遊技モードと確率設定モードとを互いに切り替えるためのスイッチである。他方、確率設定スイッチSW2は、役の成立に関する抽選における当選確率の設定値を切り替えるためのスイッチであって、そのスイッチング信号は、キースイッチSW1によって確率設定モードになっている場合に限り、CPU1001に入力が受け付けられる。
遊技を開始するために、遊技者によって始動レバー26が操作され、その操作信号が入力されると、CPU1001は、リール6L,6C,6Rの回転を開始させるべく、モーター駆動制御回路1006を介してステッピングモーターSML,SMC,SMRに始動信号を出力する。その結果、表示窓5内においてリール6L,6C,6Rの図柄の変動が開始される。他方、リール6L,6C,6Rの回転を停止するために、遊技者によって停止ボタン27L,27C,27Rが押圧操作され、その操作信号が入力されると、CPU1001は、操作された停止ボタンに対応するリールの回転を停止させるべく、モーター駆動制御回路1006を介してステッピングモーターSML,SMC,SMRに停止信号を出力する。その結果、表示窓5内においてリール6L,6C,6Rの図柄の変動が順次停止される。
RAM1002は、CPU1001と互いにインターフェイスをとっており、CPU1001のワーキングエリアとして機能する。それゆえ、RAM1002の所定のメモリー領域上では、CPU1001によって、遊技や図柄変動の制御に必要なフラグや変数の値の書き込み及び読み出しが行われる。
ROM1003には、スロットマシン1を制御してメダルを払い出すための遊技プログラムと、この遊技プログラムで用いる変数の初期値と、図柄の組み合わせと乱数との対応関係を示すデータ群とが格納されている。本スロットマシン1では、内部的に実行される役の成立に関する電子抽選に当選した場合には、当選役の種類を示すフラグがONされ、それによって内部当選役の入賞が可能な遊技状態を創出するように構成されている。
クロックパルス発生回路1004は、基準クロックパルスを発生させるための回路であって、発生させた基準クロックパルスをCPU1001に供給する。
乱数発生器1005は、役成立及び図柄停止表示態様等に関する電子抽選に用いる乱数を発生させ、この発生させた乱数の中から任意の乱数を抽出するための手段であって、抽出した乱数をCPU1001に供給する。例えば、役成立抽選を内部的に行うに際して乱数を発生させるコマンドがCPU1001から乱数発生器1005に対して与えられると、乱数発生器1005は、所定の範囲の乱数を発生させ、その乱数の値を示す信号を出力する。乱数が乱数発生器1005から入力されると、CPU1001は、その乱数に対応する図柄の組み合わせを定めるために、ROM1003に記憶されているデータ群を検索し、その組み合わせに対応する数値を変数に代入する。
ランプ駆動制御回路1007は、CPU1001からの指示信号に基づいてランプ駆動信号を生成し、この生成したランプ駆動信号を各種のランプ7A〜7E,8〜12に与える。その結果、各種のランプ7A〜7E,8〜12は、所定の事象を告知するために点灯する。
表示器駆動制御回路1008は、CPU1001からの指示信号に基づいて表示器駆動信号を生成し、この生成した表示器駆動信号を各種の表示器14〜16に与える。その結果、各種の表示器14〜16は、所定の事象を表示する。
LCD駆動制御回路1009は、CPU1001からの指示信号に基づいてLCD駆動信号を生成し、この生成したLCD駆動信号をLCD18に与える。その結果、LCD18は、その表示面上に種々の遊技演出情報を表示する。
音出力制御回路10010は、CPU1001からの指示信号に基づいて音出力信号を生成し、この生成した音出力信号をスピーカー19A,19Bに与える。その結果、スピーカー19A,19Bは、遊技状況に応じた効果音を発する。
ホッパー駆動制御回路10011は、CPU1001からの指示信号に基づいてホッパー駆動信号を生成し、この生成したホッパー駆動信号をホッパー30に与える。その結果、ホッパー30は、貯留しているメダルを受け皿22に放出する。
[メダルセレクタ700のメダル通路701の視認可能部800]
図1及び図2に示すように、操作部23は略水平の平坦パネル部23Aと、停止ボタン27L,27C,27R等が配設された正面パネル部23Bとからなる。平坦パネル部23A及び正面パネル部23Bの投入口24側の隅に、透明部材からなる投入口24付近及びメダル通路701の視認可能部800が形成されている。視認可能部800は、平坦パネル部23Aに設けた平坦視認部801と、正面パネル部23Bに設けた正面視認部802とからなる。視認可能部800に用いる透明部材はアクリル材、ABS樹脂、ポリカーボネイト(PC)等であり、もちろん、外部から視認可能な程度に着色を施した半透明部材を使用してもよい。樹脂成型加工物である操作部23の各視認部801,802の形成個所を切り欠き、その切り欠き部分に該透明部材を強固に取着することにより、外側からは視認可能部800の形成個所を残し、それ以外の部分に装飾印刷等を施して視認可能部800を操作部23とともに一体成型加工してもよい。
図3はメダルセレクタ700のセレクタ本体702を示す。同図は、メダル通路701を覆うカバー部材705(図5参照)を取り外したときの、前扉3の裏側より見た状態を示す。セレクタ本体702はク字形に屈曲したメダル通路701を有し、メダル通路701には通路奥側に傾斜した傾斜部710が設けられている。メダル通路701の入口703はメダル投入口24に近接して、投入口24との連結部を構成し、メダル投入口24より投入されたメダルmは入口703から略鉛直に落下した後、傾斜部710に沿って落下していく。傾斜部710終端にはホッパー30に排出する排出口704が開口形成されている。排出口704手前にはメダル通過を検知する2つのメダル検知センサー200,201が配設されている。メダル検知センサー200,201は通過型のフォトカプラからなり、制御装置100は、各フォトカプラの出力状態に基づいて正常メダルの通過を判別し、また各検知センサーのオン出力状態の経過時間(メダル通過時間)を基準値と比較して、その比較結果が異常な通過時間のとき不正行為ないしメダル詰まりと判別し、エラー処理を行う。
排出口704より排出されたメダルは、図5に示すように、排出口704近傍に配設されたホッパーシュート707を通じてホッパー30上部に放出され、ホッパー収納される。エラー処理時には制御装置100により遊技不能状態に切り換えられる。このとき、ランプ点灯やLCD18の表示によりエラー発生の報知が行われる。なお、セレクタ本体702は上端が筐体2の内部側に傾いて取り付けられており、外径の小さいメダルや異物片が投入されても、メダル検知センサー200,201に至るまでにメダル通路701より脱落し、図3の矢印Aの方向、つまり図5の返却シュート706を通じてメダル払出口21に返却される。返却シュート706はホッパー30から放出されたメダルを受け入れる受入口709をメダル払出口21に排出する排出シュート708と連通している。
セレクタ本体702はアクリル材、ABS樹脂、PC等による透明樹脂製であり、視認可能部800を通じてメダル通路701が外部より視認可能になっている。したがって、メダル通路701に侵入している板状や棒状の異物あるいは先端に発光発信部を装着した電気的不正用具等を、視認可能部800を通じて容易に外部より視認して識別することができる、不正行為の早期発見が可能となる。しかも、不正行為の実行者は上記の異物や電気的不正用具を挿入しているのを隠そうとするので不自然な遊技態度として現れるため、そのような隠蔽工作の所作からも不正行為の実行を察知することができる。換言すれば、視認可能部800の設置により不正行為の実行が心理的に難しくなる抑止効果をもたらし、メダル不正取得の未然防止に役立つ。
本実施形態においてはセレクタ本体702を透明樹脂により形成して遊技機正面側からメダル通路701内部を視認可能としたが、図3の破線Bにより示すように、主要な通路部分を開口除去して通路内を視認可能にしてもよく、またメダル通路701のみを透明樹脂製としてもよい。
なお、図3のメダルセレクタ700は、全体が矩形状で、傾斜部710の通路長の短いコンパクトなセレクタ本体702を使用しているので停止ボタン27L,27C,27Rの配置位置付近まで視認部を拡張する必要がない。一方、例えば、特開2004−113313号公報等に開示されている、長尺状の傾斜部を備えるメダルセレクタを用いる場合は、停止ボタン27L,27C,27Rの配置位置付近まで視認部を延長形成する必要があるが、平坦パネル部23Aにおける視認領域を拡張形成するとよい。もちろん、正面パネル部23B内側に設けられる停止ボタンのスイッチ基板(図示せず)を小さくすれば、正面パネル部23Bにおける視認領域も拡張形成は可能である。
[制御の流れ]
図8を参照して、上記構成のスロットマシン1の遊技処理の概要を説明する。まず、制御装置100のCPU1001は、賭けラインが有効化されてベットが完了するのを待つ(ステップS1)。マニュアル投入モードでメダルを投入口24から投入したり、クレジットモードでベットボタン25を押してメダルをスロットマシン1に投入することによって、賭けラインが有効化されると、CPU1001は、ベットが完了したと判断し、始動レバー26が操作されるのを待つ(ステップS2)。このとき、スタートランプ8が点灯する。
始動レバー26が操作されると、CPU1001は、役の成立に関する抽選を行う(ステップS3)。この抽選は、マシン1内部で電子的に行われる。
上記役成立抽選が終了すると、CPU1001は、当該抽選に当選したか否かを判別する(ステップS4)。ここで、当選した場合には、CPU1001は、その当選役がBB役か否かを判別する(ステップS5)。内部当選役がBB役である場合には、CPU1001は、当該BB役が内部的に成立し遊技状態がBB役の入賞が可能な状態であることを示すフラグをONする(ステップS6)。このONされたBB役成立フラグは、RAM1002の所定のメモリー領域に記憶される。このとき、BB役の入賞図柄が決定される。その後、CPU1001は、処理をステップS10に移す。内部当選役がBB役でない場合には、CPU1001は、当該内部当選役がRB役か否かを判別する(ステップS7)。内部当選役がRB役である場合、CPU1001は、当該RB役が内部的に成立し遊技状態がRB役の入賞が可能な状態であることを示すフラグをONする(ステップS8)。このとき、RB役の入賞図柄が決定される。その後、CPU1001は、処理をステップS10に移す。内部当選役がRB役でない場合、CPU1001は、当該内部当選役が小役であるとみなし、当該小役が内部的に成立し遊技状態が小役の入賞が可能な状態であることを示すフラグをONする(ステップS9)。このONされた小役成立フラグは、RAM1002の所定のメモリー領域に記憶される。このとき、小役の入賞図柄が決定される。その後、CPU1001は、処理をステップS10に移す。
ここに、「小役」とは、ボーナスゲームの発生又はリプレイゲームの発生を伴わない、遊技者への利益付与のみが行われる役である。
上記ステップS4の判定処理において、上記役成立抽選に当選しなかった場合には、CPU1001は、上記一連のステップS5〜ステップS9の処理を行うことなく、処理をステップS10に移す。
ステップS10に移行すると、CPU1001は、リール6L,6C,6Rの回転を開始させる。その結果、表示窓5内において図柄の変動表示が開始される。ついで、CPU1001は、停止ボタン27L,27C,27Rが押圧操作されて目押しが完了し、且つ、全てのリール6L,6C,6Rの回転が停止するのを待つ(ステップS11,S12)。このとき、各停止ボタン27L,27C,27Rの目押しが行われると、CPU1001は、その目押し順序に応じて各リール6L,6C,6Rの回転を順次停止させる。その結果、表示窓5内において回転リール6L,6C,6Rの図柄の変動が順次停止表示される。
停止ボタン27L,27C,27Rの目押しが完了し、且つ、全リール6L,6C,6Rの回転が停止すると、CPU1001は、BB役の入賞が成立したか否かを判別する(ステップS13)。ここで、有効ライン上にBB役の入賞を示す図柄が揃い、BB役の入賞が成立したと判別した場合には、CPU1001は、上記BB役成立フラグをOFFする(ステップS14)。このフラグをOFFすると、CPU1001は、BB役の入賞に対応する利益を賭け対象メダルの入力モードに応じた態様で付与する(ステップS15)。具体的には、マニュアル投入モードでは、メダルが受け皿22に払い出される。これに対し、クレジットモードでは、クレジットの上限を超えない範囲で払い出されるメダルがクレジットとして、スロットマシン1にストアーされる。但し、クレジットの上限を超える場合には、その上限を超える数のメダルが受け皿22に払い出される。この利益付与態様は、以下においても同じである。その後、CPU1001は、BBゲーム処理を行う(ステップS16)。このBBゲーム処理が終了すると、CPU1001は、処理を再びステップS1に戻してベットの完了を待つ。他方、有効ライン上にBB役の入賞を示す図柄が揃わず、BB役の入賞が成立しなかったと判別した場合には、CPU1001は、処理をステップS17に移す。なお、BBゲーム処理の内容については、従来公知の処理内容と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS17に移行すると、CPU1001は、RB役の入賞が成立したか否かを判別する。ここで、有効ライン上にRB役の入賞を示す図柄が揃い、RB役の入賞が成立したと判別した場合には、CPU1001は、上記RB役成立フラグをOFFする(ステップS18)。このフラグをOFFすると、CPU1001は、RB役の入賞に対応する利益付与を行い(ステップS19)、その後、RBゲーム処理を行う(ステップS20)。このRBゲーム処理が終了すると、CPU1001は、処理を再びステップS1に戻してベットの完了を待つ。他方、有効ライン上にRB役の入賞を示す図柄が揃わなかった場合には、CPU1001は、RB役の入賞が発生しなかったと判別し、処理をステップS21に移す。なお、RBゲーム処理の内容については、従来公知の処理内容と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS21に移行すると、CPU1001は、小役の入賞が成立したか否かを判別する。ここで、有効ライン上に小役の入賞を示す図柄が揃い、小役の入賞が成立したと判別した場合には、CPU1001は、小役の入賞に対応する利益付与を行い(ステップS22)、その後、処理をステップS23に移す。他方、小役の入賞が成立していない場合には、CPU1001は、はずれとみなし、利益付与を行うことなく、処理をステップS23に移す。ステップS23に移行すると、CPU1001は、上記小役成立フラグをOFFし、その後、処理を再びステップS1に戻してベットの完了を待つ。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、少なくともメダル通路701の大部分が視認可能な形態であれば、視認可能部800のうち平坦視認部801と正面視認部802のいずれか一方のみでもよい。また、メダル投入口24の部材は一般的にはダイキャスト等の金属製であり不透明であるが、この投入口部材自体を透明強化プラスチックス等により造形し、メダル投入口24からもメダル通路701内部を目視可能にしてもよい。さらに、上記実施形態では、本発明を、スロットマシンに適用した例について記載したが、本発明を、ポーカーゲーム機等のメダル遊技機に適用しても、本発明の目的は十分に達成し得る。その他、本明細書に添付した特許請求の範囲内での種々の設計変更及び修正を加え得ることは勿論である。
前記第1〜第3の観点に係る発明によれば、前記第1〜第3視認可能部を備えることにより、前記投入口又は前記投入口と前記メダル通路との連結部及び/又は前記メダル通路の一部を外部より視認でき、不正行為の早期発見に寄与し、かつ不正メダル取得行為の未然防止効果に優れた遊技機の提供が可能となる。
本発明の実施形態に係るスロットマシン1の外観構成を示す斜視図である。 スロットマシン1の正面図である。 スロットマシン1のメダルセレクタ700の背面図である。 スロットマシンの上面図である。 スロットマシンの内部構成を示す斜視図であって、前扉を開けた状態を示す。 スロットマシンの一部を切り欠いて示す側面図である。 制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 遊技の制御の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 スロットマシン
6A,6C,6R 回転リール
23 操作部
24 メダル投入口
25 ベットボタン
26 始動レバー
27L,27C,27R 停止ボタン
100 制御装置
700 メダルセレクタ
701 メダル通路
800 視認可能部
801 平坦視認部
802 正面視認部
1001 CPU
1002 RAM
1003 ROM

Claims (3)

  1. 投入口に投入されたメダルがメダル通路を通過するとき、メダル投入検知センサーによりメダルを検知した後、遊技機筐体内部のメダル収納部に取り込む遊技機において、
    前記投入口又は前記投入口と前記メダル通路との連結部を前記遊技機の前面部より視認可能にする第1視認可能部を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 投入口に投入されたメダルがメダル通路を通過するとき、メダル投入検知センサーによりメダルを検知した後、遊技機筐体内部のメダル収納部に取り込む遊技機において、
    前記メダル通路の少なくとも一部を前記遊技機の前面部より視認可能にする第2視認可能部を設けたことを特徴とする遊技機。
  3. 投入口に投入されたメダルがメダル通路を通過するとき、メダル投入検知センサーによりメダルを検知した後、遊技機筐体内部のメダル収納部に取り込む遊技機において、
    前記投入口又は前記投入口と前記メダル通路との連結部と、前記メダル通路の少なくとも一部とを前記遊技機の前面部より視認可能にする第3視認可能部を設けたことを特徴とする遊技機。
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