JPH02182534A - 自動車の窓用モールディングの係止クリップ - Google Patents

自動車の窓用モールディングの係止クリップ

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JPH02182534A
JPH02182534A JP1001227A JP122789A JPH02182534A JP H02182534 A JPH02182534 A JP H02182534A JP 1001227 A JP1001227 A JP 1001227A JP 122789 A JP122789 A JP 122789A JP H02182534 A JPH02182534 A JP H02182534A
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molding
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Toshihide Kimizawa
敏秀 君澤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車の窓に嵌め込まれるガラスの開口部縁
に沿って装着される窓用モールディングを止着するため
の係止クリップに関する。
[従来の技術] 自動車の前後の窓に嵌められるガラスにはガラス、を固
定するのに併せて窓開口部との空隙を被うため一般にモ
ールディングが装着されている。このモールディングは
従来の金属製のものに代って近時は合成樹脂製のものが
多く使用されるようになっているが、合成樹脂製のモー
ルディングの取付けには単独で窓開口部に止着するもの
と、予じめ窓開口部に取付けておく係止クリップを介し
て止着するものとがある。
本発明はこの後者のタイプに係るモールディングの係止
クリップの改良に関するもので、特に本発明はナイロン
樹脂を素材に押出成形される係止クリ−2プの改良に関
するものである。
周知の様に窓用モールディングは自然条件下に晒され、
ときには高温下にあって熱膨張によって伸長され露出表
面部に糟が生じたり波打ち状態にうねって外観を損ねる
ことがあるが、同様に合成樹脂を素材に成形される係止
クリップにも同様の現象が表われ露出部分の外観が損な
われることがある。
従来この様な現象を解消する目的でモールディングにつ
いては内部゛に熱膨張による伸長を抑える金属製芯材を
インサートする技術が例えば特開昭63−68421号
公報等によって公知となっている。
この金属製芯材のインサートは熱膨張係数の差によって
モールディング自体の伸縮を抑えようとするものである
が、素材相互の一体性が悪いことから前記公報に挙げる
如く芯材自体に特別な加工を施す必要がある。しかし、
金属製芯材はモールディング本体の伸縮を抑える点では
有効に作用するが元来柔軟性に欠けるものであるため、
これを係止クリップに使用した場合窓開口部の曲面、特
にコーナ一部の屈曲面に沿って付設する場合には密着性
に欠は作業性はもとより固着の安定性にも欠ける問題が
ある。
また、この種係止クリップは通常帯板状主体の肉厚が1
■−以下であることから金属製の芯材をインサートする
ことは成形ひずみを生じる等の問題があり実用性に欠る
。特に溶融したナイロン樹脂を押出成形するとき同時に
金属製の芯材をインサートすると、樹脂の流れが乱れて
成形ひずみが生じ成形後の形状に歪みが現れる一方、金
属製は線膨張係数が大きいことから主体に悪影響を及ぼ
す問題がある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上述従来の金属製芯材をインサートすることに
よる欠陥に鑑みこれを解消する目的で研究開発されたも
ので、特に本発明ではナイロン樹脂を素材に成形される
係止クリップにおいて、押出成形時における芯材のイン
サートに伴う成形ひずみの解消に併せて成形後の製品と
してその素材の柔軟性を損なうことなく、例えば窓開口
部のコーナ一部の如く屈曲する曲面部分に対しても無理
なく止着することができ、しかもクリップ主体が加熱さ
れ熱膨張収縮するときにはこれの伸長、収縮を有効に抑
えられるようにしてなる自動車の窓用モールディングの
係止クリ−、プを提供せんとするものである。
[問題点を解決するための手段] 即ち本発明は上述目的に基づき金属製芯材に代えてガラ
ス繊維製の芯材にしてその素材のもつ特性を活用してク
リップ主体の伸縮を抑制し場やうねりの発生を防止する
と同時に、クリップ主体の柔軟性に追随させてコーナ一
部等の曲面に対しても無理なく屈曲し密着性が保証ぎれ
る係止クリップを提供することにある。
また同時に、本発明はクリップ主体をナイロン樹脂を素
材にして成形することに併せて上記ガラス繊維製芯材を
帯板状に押出成形される主体の均一な肉薄部に沿ってそ
の長さ方向に同時にインサート成形することによって成
形ひずみを起すことなく所定の位置に一体に埋設できる
ようにしてなる係止クリップを提供することにある。
従来伸縮防止のため埋設されていた金属製芯材は、それ
自体所要の剛性があるためクリップ主体を合成樹脂を素
材に押出成形する際、同時にインサート成形しても埋設
位置が成形される主体の定位置に定まるが、本発明が採
用するガラス繊維製芯材の場合には柔軟性、可撓性があ
ることから合成樹脂の押出成形時の内部応力の影響を受
は易い、特に断面において肉厚となる係止突条の延設基
端部や屈曲部、軟硬両合成樹脂の境界部となる箇所等は
成形時の内部圧力が高く、これらの所から低い所、つま
り肉薄部へと樹脂の移動がある。従って、これら肉厚部
屈曲部に沿ってインサートすると樹脂の移動に伴って芯
材のインサート位置がずれることになる。
本発明は、これに対応して成形されるクリップ主体の肉
薄部であって肉厚が揃うところの内部応力の安定した部
所に沿って芯材をインサートすることによりクリップ主
体の長手方向に沿って真直な埋設を可能にしたものであ
る。
[作 用] 本発明は上述したようにクリップ主体の内部にガラス繊
維製の芯材を長さの全長に亘リインサートすることから
クリップ主体の熱膨張が抑えられ、これによって露出部
に皺、うねりの発生が防止される一方、芯材が柔軟性を
備えるものであるためクリップ主体の可撓性が求められ
る屈曲部に対する止着がスムースであり、またクリップ
主体の成形時における内部応力の低い移動の安定した位
置にインサートされることから内部でうねった状態で埋
設されることがなくクリップ主体の長さに一致してこれ
の伸縮を抑えることになる。
そして、ガラス繊維製の芯材は長繊維の束からなり1個
々のm維と主体のロナイロン樹脂とが密着し一体となる
ことから素材間のずれがなくなる。
次に、本発明を図示する実施例につき更に詳述すること
にする。
[実施例] 第1図から第3図は本発明を帯板状に形成される係とク
リップにつき実施した一例で、クリップ主体lは柔軟性
のあるナイロン樹脂を素材にして肉薄の帯板状に成形し
、その両縁1a。
lbを共に緩く屈曲させて後述する自動車の窓開口部2
の起立壁部3の内外屈曲面3a、3bに沿うようにして
あり、また一面にはモールディング4を係止するための
係止突条5が複数条間隔をおいて共に長さの全長に亘り
突設しである。そして、この主体の肉厚が均一となった
平坦な部分にガラスm維製の芯材6が長さの全長に亘り
埋設しである。
尚、この実施例の場合芯材6は前記係止突条5を突設す
る基端部を避けてそのほぼ中間部に一本宛埋設されるよ
う配設しであるが、所要の間隔をおいて複数本配設して
もよく、また芯材は主体の埋設位置の肉厚を超えない太
さを限度とするが、多数本のガラスm#lの長繊維糸を
引き揃えたものが適当であり、これを主体の押出成形と
同時にインサートすることによって各長H&雄が一体化
し、クリップ主体と芯材の高い密着が得られることにな
る。
この様に形成された係止クリップは第2図乃至第3図に
示したように、先ずガラス7を止着する前に自動車の窓
開口部2の起立壁部3に対して一面に塗布する接着剤8
を介して接着固定する0次に開口部の縁部9の上面に塗
布する接着剤10によってこの窓開口部に嵌め入れるガ
ラスの周縁部を接着し、この接着剤1oが固化する以前
にガラスの周縁部に沿ってモールディング4の脚部4a
を挿入し、その脚端を接着剤lo中に押し入れると共に
、この脚部から延設する係止片4bをガラスの周縁部下
面に掛は止め、また他の係止片4cを前記係止クリップ
lの係止突条5に掛は止めることによってモールディン
グの装着を行う。
第4図乃至第6図は係止駒を介して係止クリップにモー
ルディングを止着する別のタイプに係る係止クリップに
つき実施した他の一例であり、ここでは前記実施例にお
いて設けた係止突条5に代えてナイロン樹脂を素材に帯
板状に形成される係止クリップ主体1の一方の縁部(下
縁)から折り返す如く係止突片11を一体に延設し、断
面を略J字形に形成した場合である。
この実施例において主体1には肉厚が均一で且つ屈曲部
を避けた平坦部分にそれぞれガラス繊維製の芯材6を全
長に亘り埋設しである。
この係止クリップは前記実施例において説明した通り、
使用に当っては先ず接着剤8を介して窓開口部の起立壁
部3に接着固定する0次に窓開口部の縁部9に塗布する
接着剤10を使って窓開口部に嵌め込むガラス4の周縁
部を接着固定し、このガラスの固定ののち断面C字形に
形成したモールディング12の適所に下方から係止駒1
3を嵌め付け、これを一体に結合固定し、これによって
その係止脚部13aがモールの下面から適当な間隔で垂
下するようにしたのち、この各係止脚部13aを係止ク
リップの上方から係止突片11の間に割込ませ、これに
設ける爪同志を掛は合せることによってモールディング
の装着を行うことになる。
[発明の効果] 上記実施例につき説明した様に、通常係止クリップは窓
開口部に沿って止着され、直射日光を受けるなどして高
温下に晒されて熱膨張により伸長させられることがある
が、本発明によればクリ−、プ主体内部に熱膨張係数の
小さいガラスMli維製の芯材が全長に亘り埋設されて
いることから、クリップ主体単独での伸長が抑えられこ
のため高温下において露出表面部に謙を生じたり、波打
ったり、更にはこれによって窓開口部から剥離して浮き
上る等外観が損なわれるのが有効に回避される。
そして、埋設されるガラス繊維製芯材は柔軟性、可撓性
に優れることからクリップ主体のナイロン樹脂の柔軟性
を損なわず、従ってコーナ一部等屈曲面部に止着する際
も無理なく作業できると共に、止着後の安定性に優れる
利点がある。
そして更に、芯材のガラス繊維は伸度が小さく且つ引張
強度が高いことから一般に1mm以下の肉厚に成形され
る係止クリップ中に埋設するに当ってもこれに対応した
細さに設定することが可能であって充分な伸縮防止機能
を発揮する一方、本発明においては特にこのガラス繊維
製芯材を押出成形時の内部応力が小さい肉薄部分のしか
も平坦な均一肉薄部分に沿って埋設することから芯材が
クリップ主体内部で樹脂の移動により波打ち状にうねる
ことがなく主体の長さ方向に沿って真直に埋設され、こ
の結果クリンプ主体の熱膨張収縮時に確実に芯材が主体
の伸縮を抑える作用をなし、熱膨張収縮に伴うクリップ
主体のうねり、波打ち状態を有効に、防止することがで
きる。
また、この様に真直に主体の長さ方向に沿って芯材が埋
設できることから成形性に優れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る係止クリップの側面図第2図は上
図係止クリップの使用を説明する分解斜視図、第3図は
使用状態の縦断面図であり、第4図は他の実施例を示す
係止クリップの側面図、第5図は上図係止クリップの使
用を説明する分解斜視図、第6図は同じく使用状態の縦
断面図である。 1・・・クリップ主体 5・・・係止突条− 11・・・係止突片 4・・・モールディング 6・・・芯材 第2図 b

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ナイロン樹脂を素材に主体を帯板状に押出形成し、一
    面にモールディングの係止突条乃至係止突片を長手方向
    の全長に亘り備えてなる自動車の窓用モールディングの
    係止クリップにおいて、上記主体には前記係止突条、係
    止突片が延設される部所、屈曲部、肉厚部若しくは軟質
    と硬質な樹脂の境界部を避けた厚さが均一であつて肉薄
    な部分に長さ方向に沿ってガラス繊維製の伸縮防止用芯
    材を全長に亘って埋設してなることを特徴とした自動車
    の窓用モールディングの係止クリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04333789A (ja) * 1991-05-09 1992-11-20 Nifco Inc 窓枠への装飾部材取付け構造

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JPH0733745B2 (ja) * 1991-05-09 1995-04-12 株式会社ニフコ 窓枠への装飾部材取付け構造

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