JPH02181788A - 電子管楽器 - Google Patents

電子管楽器

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JPH02181788A
JPH02181788A JP1001855A JP185589A JPH02181788A JP H02181788 A JPH02181788 A JP H02181788A JP 1001855 A JP1001855 A JP 1001855A JP 185589 A JP185589 A JP 185589A JP H02181788 A JPH02181788 A JP H02181788A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は木管楽器類似の演奏用キーを有する電子管楽
器に関する。
(b)従来の技術 現在管楽器型の電子楽器(電子管楽器)が実用化されて
いる。この電子管楽器は一般的に木管楽器類似の形状を
有し、演奏用キーも木管楽器に類似した配列になってお
り、実際の木管楽器の指使いと類似した運指パターンで
この演奏用キーをオン・オフすれば特定の音高を指定で
きるようにされている。
(C1発明が解決しようとする課題 ところで、実際の管楽器は単音楽器であるため、上記の
運指パターンは特定の単音を指定することを目的として
設定されていた。このため、従来の電子管楽器では和音
を指定することができず、また単音しか発音できないも
のが多かった。このため例えば伴奏等に使用しにくい欠
点があった。
この発明は、電子管楽器において、和音の指定・発音を
可能にするとともに、通常の旋律発音とこの和音発音の
運指を切り換え可能にした電子管楽器を提供することを
目的とする。
(d1課題を解決するための手段 この出願に係る第一の発明は、吹奏時に楽音の音高の指
定を受け付ける複数の演奏用キーを有する電子管楽器に
おいて、 和音発音手段を設け、 前記演奏用キーの一部により発音すべき和音の根音の指
定を受け付ける根音指定手段と、前記演奏用キーの他の
キーにより発音すべき和音のタイプを受け付けるタイプ
指定手段と、を設けたことを特徴とする。
この出願に係る第二の発明は、複数の演奏用キーを有す
る電子管楽器において、 この演奏用キーのオン・オフの組み合わせである運指パ
ターンにより1の音高の指定を受け付ける単音指定手段
1と、 運指パターンにより1の和音の指定を受け付ける和音指
定手段と、 を設け、前記単音指定手段または和音指定手段の何れか
を選択する選択手段を設けたことを特徴とする。
(e)作用 この発明の電子管楽器では、演奏用キーの一部。これに
より管楽器のキーシステムで和音の指定が可能になり和
音発音手段とともに管楽器型電子楽器で和音の発音が可
能になる。
また、このような和音を指定する和音指定手段と旋律を
演奏するとき単音を指定する単音指定手段とを選択手段
によって選択可能にした。これにより、旋律楽器として
も伴奏楽器としても使用することができるようになる。
(f)実施例 (1)構成の説明 第1図(A)、(B)はこの発明の実施例である電子管
楽器の外観図である。この電子管楽器は最大5音を同時
に出すことができる。この楽器は木管楽器類似の形状を
しており、先端部に歌口部2を有している。演奏者はこ
の歌口部2を口先に当てて息を吹き込んで演奏する。歌
口部2の内部にはブレスセンサ21(第2図参照)が取
り付けられており、吹き込まれた息の強さ(プレス強度
)を検出してCPUに送る。装置外部には表示器3コ一
ドモード選択スイッチ4.リズム設定スイッチ5.演奏
用キー7等が設けられている。表示器3は2桁の7セグ
メント表示器であり、選択されたリズムやテンポ等が表
示される。コードモード選択スイッチ4は後述するモー
ド切換スイッチ1)でコードモードに切り換えられたと
き有効になり、オートコード(AC)モード(4a)、
コードシーケンスレコード(C3R)モード(4b)。
コードシーケンスプレイ (csp)モード(4c)、
オートハーモニ(AH)モード(4d)のうち何れかを
選択することができるものである。リズム設定スイ・ノ
チ5はリズム選択スイッチ5a、5b、テンポ上下スイ
ッチ5c、5dおよびスタート/ストップスイッチ5e
からなる。またこのリズム設定スイッチ5の下方に設け
られているスイッチ13は運指モード切換スイッチであ
る。この電子管楽器は後述の演奏用キー7のオン・オフ
組み合わせ(運指)で音高やコード名を指定するが運指
モード切換スイッチ13はこの運指モードをリコーダモ
ードまたはサックスモードに切り喚えるためのスイッチ
である。6は音色選択スイッチ群である。楽器表面およ
び裏面の中央部には演奏用キー7 (7=O〜7〜14
)が設けられており、キー7−0〜7−7は左手指、キ
ー7−8〜7−14は右手指で操作される。これらのキ
ーのオン・オフの組み合わせパターンを所定のパターン
の一つにすることにより一つの音高が決定される。キー
7−2〜7−14は主として音階の決定に使用されキー
?−0,7−1は主としてオクターブの決定に使用され
る。楽器裏面上部にはモード切換スイッチ1)が設けら
れている。このモード切換スイッチ1)は3段階のスラ
イドスイッチであり、スライダをスライドさせることに
より楽器の演奏モードを単音モード、重奏モード、コー
ドモードのいずれかに切り換えることができる。また、
楽器下部にはスピーカ8が設けられており演奏された楽
音が出力される。楽器裏面の9はメインボリュームであ
りこれを上下にスライドすることにより楽器の音量を調
節することができる(音量はブレスセンサ21によって
も制御される。)10はピッチベンドホイールでありこ
れを上下に回転させることにより楽音のピッチ(周波数
)を上下にずらすことができる。また12は電源スィッ
チである。
第2図は同電子管楽器のブロック図である。マイクロコ
ンピュータ24およびI10機器、動作部はバス23を
介して接続されている。前記ブレスセンサ21はA/D
変換器22を介してバス23に接続されている。ブレス
センサ21が検出したプレス強度はA/D変換器22に
よってディジタルデータに変換されバス23を介してマ
イクロコンピュータ24に送られる。バス23には運指
データや音色データ等を記憶したROM25.タイマオ
ツシレータ26.リズムテンポオッシレータ27.演奏
用キー7、機能スイッチ(コードモード選択スイッチ4
.リズム設定スイッチ5.音色選択スイッチ6およびモ
ード切換スイッチ1)を含む)299表示制御回路30
.楽音発生回路(音源)31.リズム音発生回路(リズ
ム音源)32が接続されている。マイクロコンピュータ
24は定期的に演奏用キー7、機能スイッチ29のそれ
ぞれをスキャンしてオン・オフイベントを検出する。タ
イマオッシレータ26は常時所定周期のクロック信号を
発生している。リズムテンポオッシレータ27は設定さ
れたテンポで2小節当たり96カウントのテンポキザミ
のクロック信号を発生する。楽音発生回路31はマイク
ロコンピュータ24から入力された音色データ、レベル
データに基づいて楽音を発生する回路である。リズム音
発生回路32はマイクロコンピュータ24から入力され
る発音信号に基づいて所定のリズム音(リズム楽器の音
色)を発生させる回路である。楽音発生回路31.リズ
ム音発生回路32にはアンプ33が接続されており、生
成した楽音を増幅してスピーカ8から出力する。
(2)演奏モードの説明 ■ 単音モード 演奏用キー7のキーパターンで音高が決定され、プレス
強度(イニシャル強度(プレス強度の立ち上がりのピー
ク値)、以下同じ)で発音レベルが制御される。発音数
は常に1である。
■重奏モード 発音数は最大5であり、単音モードと同様に演奏用キー
のキーパターンで音高が決定される。この音高が全音源
(チャンネル)に割り当てられる。ただしチャンネル毎
に数セントのピッチずれを設定しておきコーラス効果が
でるようにされている。発音レベルがプレス強度で制御
されるとともに、発音数もプレス強度で制御される。す
なわち、プレス強度の強−弱に従って発音数が5−1と
変化する。
■AC(オートコード)モード 演奏用キー7−2〜7−14のキーパターンで根音(和
音の基本形の最低音を構成する音(たとえば「ド・ミ・
ソ」の「ド」の音))が決定され、キー?−0,7−1
のキーパターンでタイプ(長和音、短和音、属7度和音
、属7度短和音)が決定される。コード構成音がそれぞ
れ1〜5チヤンネルに割り当てられる。
■C3R(コードシーケンスレコード)モードACモー
ドと同一の操作で同一の音が発音され、演奏されたコー
ド(和音)とその長さ(拍数)が順次記憶されてゆく。
■csp(コードシーケンスプレイ)モードC3Rモー
ドで記憶したコードが順次再生されてゆくモード、再生
中はキーパターン入力、プレス入力を受け付けない。
■AH(オートハーモニ)モード C3Rモードで記憶したコードを順次再生しながら単音
で演奏できるモード、コードシーケンスを再生するとと
もに演奏者が単音モードと同じ操作で演奏すると、演奏
されている音が1チヤンネル中発音されるとともに2〜
5チヤンネルからは付加音(コード)が発音される。付
加音は再生すべきコードに演奏されている音高を考慮し
て決定される。発音数(パート数)はプレス強度で制御
される。
(3)  メモリの構成 第3図は前記ROM25の記憶内容を説明するための図
である。同図(A)は同ROM25の要部構成図を示す
。このROMには楽器の動作を制御するプログラムのば
か図示のように、音色データ(Ml)、リズムパターン
データ(M2)、伴奏パターンデータ(M2’)、単音
テーブル(M3)、重奏テーブル(M4)、ACテーブ
ル(M5)、AH子テーブルM6)、キーパターンテー
ブル(M?)、トーンナンバテーブル(M?’)および
BS(プレススレッショルド?M8)、AMX (M9
)が記憶されている。音色データ記憶エリアMlには音
色選択スイッチ6で選択できるそれぞれの音色の波形デ
ータやエンベロープデータ等が記憶されている。リズム
パターンデータ記憶エリアM2には各リズムパターンに
おけるリズム楽器の発音タイミングや拍子、1拍のクロ
ック数が記憶されており、伴奏パターン記憶エリアM2
’には各リズムパターンにおける伴奏(分散和音)パタ
ーンが記憶されている。単音テーブルM3にはそれぞれ
のプレス強度(INIT)に対応する1チヤンネルの発
音レベルがテーブルとして記憶されている。このテーブ
ルに記憶されているプレス強度と発音レベルの相関図を
第5図(A)に示す。
また、重奏テーブルM4にはそれぞれのプレス強度に対
応する1〜5各チャンネル発音レベルがテーブルとして
記憶されている。このテーブルに記憶されているプレス
強度と各チャンネルの発音レベルの相関図を第5図(B
)に示す。この同図(B)のように各チャンネル毎にレ
ベルの立ち上がりが異なっているため、プレス強度で発
音数を増減することができる。この重奏テーブルM4は
重奏モード、AHモード時に使用され、発音数制御、パ
ート数制御に用いられる。また、この重奏テーブルは第
5図(B)のような相関方式以外にも第9図(A)、(
B)のような相関方式にすることもできる。すなわち、
第9図(A)の相関方式は発音レベルが完全にプレス強
度と相関しており、それに加えて発音数も増減する方式
である。−方第9図(B)はプレス強度が一定値以上に
なると発音レベルは殆ど一定となり、発音数の増減で全
体の発音レベルを増減する方式である。第5図(B)に
示した重奏テーブルはその中間の相関を持つものである
ACテーブルM5の構成は第3図(B)のようになって
いる。コードのタイプ別に1〜5チヤンネルで発音すべ
きトーンナンバがコードの根音からの半音数(半音を1
とし2個の音が半音いくつ分離れているかを示す数値)
で記憶されている。
たとえば、根音が「G:ソ」の属7度和音(図中TYP
 r7Jの和音)を発音する場合、1チヤンネルには根
音の「G」、2チヤンネルには「G」から半音数4(長
3度)上の「Bニジ」、3チヤンネルにはrGJから半
音数7(完全5度)上の「D:し」、4チヤンネルには
rQJから半音数10(類7度)上の「F:ファ」、5
チヤンネルにはrQJから2オクターブ下の「G」がそ
れぞれ割り当てられる。ここで「−」は下を表し−24
は2オクターブ下となる。この音はACモードにおいて
ベース音として使用される。
同図(C)にAH子テーブル6の一部構成図を示す。こ
のテーブルにはコードシーケンスメモリ(C3M:後述
)に記憶されているコードのタイプ(M2O)、および
、コードの根音とキーパターンで決定された音高の差の
半音数(M61)毎に2〜5チヤンネルに割り当てる音
高が記憶されている。この音高は根音からの半音数で記
憶されているが、下線はオクターブ下(半音数で−12
)を表す。すなわち、「↓」はr−8(−12+4:短
6度下)」を表している。2〜5チヤンネルの音をオク
ターブ低くしたのは1チヤンネルで発音されるメロディ
を引き立たせるためである。
また、キーパターンテーブルM7はそれぞれの音高を指
定するためのキーパターンが定められている。キーパタ
ーンは自然楽器の運指方式に似せて決定されており、リ
コーダ方式やサックス方式等が考えられる。
BS(M8)はプレススレッショルドデータである。プ
レス強度データ(BS:後述)がBS以上になると吹奏
ありと判断される。また、AMXはコードシーケンスメ
モリ(C3M(A))の指数Aの最大値であり、記憶で
きるコードシーケンスの最大ステップ数を示す。
第4図にキーパターンテーブル(M7)およびトーンナ
ンバテーブル(M?’)を示す。同図(A)、(B)は
リコーダモードのキーパターンを示す。このキーパター
ンは演奏用キー7をリコーダ頻偵の運指で操作したとき
所定の音高を指定できるようにしたキーパターンである
。演奏用キー7のキーパターンがこの何れかに該当すれ
ば対応する音高が楽音発生回路31に送信される。同図
(D)はトーンナンバテーブルであり、上記キーパター
ンに対応する音高を記憶している。上記キーパターンテ
ーブルで該当のキーパターンが検索されたときそのパタ
ーンを示すポインタiのイ直でトーンナンバテーブルを
検索すれば対応する音高が割り出される。この音高はC
3からの半音数で表現されている。
一方同図(C)はサンクスモードのキーパターンテーブ
ルであり、同図(E)はサックスモードのトーンナンバ
テーブルである。これらのチーフルを用いればサックス
類似の運指で音高を指定することができる。サックスモ
ードではTN=O〜15の1オクタ一ブ強の音域しか割
り当てられていないが、実際の演奏ではオクターブキー
を操作することによりこれよりも3オクターブ高い音ま
で出すことができる。
第6図は上記リズムパターンテーブル(M2)および伴
奏パターンテーブル(M2’)の記憶内容を説明する図
である。同図(A)、(B)のそれぞれにおいて上段に
示されているのがリズムパターンである。複数の打楽器
を発音させるタイミングが記憶2小節1パターンとして
記憶されている3小節以後はこのパターンを繰り返す。
中段。
下段は伴奏パターンであり、中段は分散和音、下段はベ
ース音である。構成音は1〜5の各チャンネルに記憶さ
れている音に対応するすなわち、分散和音の4音は1チ
ヤンネル〜4チヤンネルに対応しベース音は5チヤンネ
ルに対応する。
これらリズム、伴奏の発音、消音タイミングは後述する
リズムインクラブド動作(第8図(L)。
(M))で判断され、所定のタイミングに発音消音され
る。
第7図はマイクロコンピュータ24のRAM内に設定さ
れるレジスタ(テーブル、バッファ)。
フラグの一覧である。
A−シーケンスポインタ:C3R/C3P/AHモード
で本革≠≠シーケンスステップ番号を示す指数 B−1拍クロックレジスタ;設定されたリズムパターン
における1拍のクロック数(分解能)が設定されるレジ
スタ B D −7’レス強度データバッファBF−ブレスオ
ンフラグ:プレス強度がプレススレッショルド(BS)
を超えているときセットされるフラグ BEET−拍数カウンタ:C3R/C3P/AHモード
において拍数をカウントするカウンタレジスタ BRTH1/2/3−プレス強度レジスタ:プレスイン
クラブト動作で検出するプレス強度データ(BD)を記
憶するレジスタ。1回のプレスインタラブド動作で1回
のプレス強度データ検出が行われるが最新のものがBR
TH3,前回のものがBRTH2,前々回のものがBR
TF(1に記憶される。B RTH3<B RTH2ま
たはB R’r” H3=BRTH2=BRTHlとな
ったときプレス強度データのピーク(イニシャル強度)
が過ぎたとしてPH(ピークホールドフラグ:後述)を
セットする。
BUF、BUFA、BUFB−運指パターンバッファ:
BUFAは最新のキーパターンを取り込むバッファ、B
UFは直前のキーパターンを記憶しておくバッファ、こ
れらのバッファの内容を比較して各キー?−0〜7−1
4のオン・オフイベントを判断する。BUFBはACモ
ードにおいて音階を決定するキー7−2〜7−14のキ
ーパターンが書き込まれるバッファである。
C3R−コードシーケンスレコードフラグ:C3Rモ一
ド動作中である旨を記憶するフラグFM−フィンガーモ
ードフラグ二運指モードがリコーダモード(0)である
かサックスモード(1)であるかを記憶するフラグ 1−キーパターンポインタ:キーパターンテーブルに記
憶されているそれぞれのキーパターンを識別する番号を
記憶するレジスタ INIT−イニシャル強度レジスタ:プレスインタラブ
ト動作においてプレス強度の立ち上がりピークをイニシ
ャル強度として記憶するレジスタLTH−コード長レジ
スタ:C3R/C3P/AHモードにおいて1つのコー
ドが演奏される拍数を記憶するレジスタ MODE−モードレジスタ:演奏モードを記憶するレジ
スタ:〇−単音モード、1−重奏モード2−ACモード
、  3−C3Rモード、  4−C3Pモード、5−
AHモードを表す。
0CT−オクターブキーバッファ:サックスモードにお
いてオクターブキーの運指を記憶するバッファ PH−ピークホールドフラグ:イニシャル強度(INI
T)が検出された旨を記憶するフラグRITH−リズム
パターンレジスタ:リズムパターンメモリから読み出し
たリズムパターンを記憶しておくレジスタ ROOT−根音レジスタ:コードの根音が記憶されるレ
ジスタ RP−リズムパターン番号レジスタ:リズムパターン番
号が記憶されるレジスタ RSV−リザーブフラグ:拍タイミングからずれて指定
され、次の拍タイミングまで発音待ちのコードがある旨
を記憶するフラグ RUN−RUNフラグ:リズム音発生回路32またはC
S R/CS P/A Hモードが動作している旨を記
憶するフラグ T−クロックカウンタ:リズムインクラブト動作毎に加
算されるカウンタ:通常96カウントで2小節でありこ
の長さでリズムパターンが設定されている。
TC−音色番号レジスタ:音色番号が記憶されるレジス
タ TEMP−テンポレジスタ:テンポが記憶されるレジス
タ TYP−コードタイプレジスタ:コードのタイプが記憶
されるレジスタ、前記ROOTともに使用されてコード
名(C(Cmajor chord) 、 A m 7
 (A m1nor 7th、 chord)等)を指
定することができる。
またマイクロコンピュータ24のRAMには同図(B)
、(C)に示すKEYBUF、CSMの各テーブルも設
定されている。KEYBUFは1〜5各チヤンネルのキ
ーオンフラグKONおよびトーンナンバレジスタTNか
らなるテーブルである。このテーブルの記憶内容を楽音
発生回路31に送信することにより(同時に発音レベル
を指定することにより)楽音が発音される。また、楽音
発生回路31には、(KON)または(TN)のみを送
信することもでき、また、特定チャンネルのデータのみ
を送ることもできる。また、C3Mはシーケンスポイン
タA(0≦A≦AMX)で指定されるステ7プ毎にRO
OT、TYP、LTHの記憶エリアを有しているテーブ
ルである。C3Rモ一ド時にA=Oから順次記憶されて
ゆき、CSP/AHモード時にA=Oから順次読み出し
再生されてゆく。
(4)動作の説明 第8図は同制御部の動作を示すフローチャートである。
同図(A)はメインルーチンを示す。同図CB)〜(F
)はメインルーチンのn4において各スイッチオンイベ
ントに対応するサブルーチンを示し、同図(G)〜(K
)はメインルーチンのn15において各演奏モードに対
応するサブルーチンを示す。また同図(L)、 (M)
はリズムインクラブド動作を示し、同図(N)はプレス
インタラブド動作を示す。
同図(A)において、電源スィッチ12がオンされると
まずイニシャル動作が行われる(nl)。このイニシャ
ル動作において所定の音色やリズムパターンをプリセッ
トする。イニシャル動作を終了すると、n2でスイッチ
I10をスキャンする。何れかの機能スイッチにオン・
オフイベントがあったときには(n3)対応するサブル
ーチン(同図(B)〜(E))を実行する(n4)、次
にモードレジスタMODEを判断しくn16)、MOD
E≠4であればn5以下のプレス強度、キーパターン検
出動作に進みMODE=4 (C3Pモード)であれば
n2にもどる。これはC3Pモード中はプレス強度、キ
ーパターンによるコントロールを受け付けないからであ
る。
n5ではプレス強度データをプレス強度データバッファ
BDに取り込み、BDとBSプレススレッショルド)と
を比較する(n6)。B D<B Sであれば吹奏され
ていないためプレスフラグBFピークホールドフラグP
H,イニシャル強度レジスタINIT、プレス強度レジ
スタBRTHI/2/3、キーパターンバッファBUF
、BUFA、BUFBをリセット/クリアするとともに
(n8)キーオンフラグKON (キーバッファテーブ
ルKEYBUFの先頭ビット)をリセットしたのち(n
9)n2にもどる。BD≧BSの場合にはBFをセット
したのち(n7)、PHがセットしているか否かを判断
する(nlO)。PHは後述するプレスインクラブド動
作(同図(K))でイニシャル強度(INIT)が検出
されたときセットされるフラグであり、このイニシャル
強度の検出によって発音が可能になる。したがってPH
がセットしている場合には既にI N I ’T’が出
ていることであるから音高を決定するためnil以下の
キーパターン検出動作に進み、PHがリセットしている
場合には発音不可であるためn2にもどるnilではキ
ーパターンをBUFAに取り込み、これをBtJFと比
較する(n12)。これらが一致すればキーパターンの
変更がなく発音する楽音の音高にも変更がないためn2
にもどる。BUFAとBUFとが不一致であれば音高に
変更があるためBUFにBUFAの内容をセットしたの
ち(n 13’) 、MODEに基づいて所定の演奏モ
ード動作を実行する(n14.n15)。ni1以下の
動作を最初に実行する場合にはBUF=Oであるため通
常のキー操作をしていれば必ずn12→n13に進む。
同図(B)は音色選択スイッチ6が押下されたとき実行
される音色選択サブルーチンである。何れかの音色選択
スイッチが押下されると、そのスイッチに対応する音色
番号を音色番号レジスタTCにセントしくn20)、こ
の番号で指定される音色データを音色データ記憶エリア
M1から読み出す(n21)。この音色データを楽音発
生回路31に送信してセットしたのち(n22)リター
ンする。
同図(C)は演奏モード設定サブルーチンである。モー
ド切換スイッチ1).コードモード選択スイッチ4が操
作されたときこの動作が実行される。n23で操作内容
を判断し、それに対応する数値をMODEにセットする
(n24)。この数値は上述したように〇−単音モード
、l−重奏モード、  2−ACモード、  3−C3
Rモード、 4−C3Pモード、5−AHモードを意味
する。こののち各演奏モードのイニシャル動作を行う。
KEYBUF、BEET、A、ROOT、TYP、LT
Hのクリア(n25)は各演奏モード共通に行われ、こ
れに加えてMODE=1 C重奏モード)時には楽音発
生回路31の5個のLFO(変調用発振回路:楽音の基
本波形を制御する回路、1チヤンネル〜5チヤンネル用
に5個設けられている。)にそれぞれ0,1.−1.2
.−2のセントずれをあらかじめセットする(n26→
27)。
これにより、重奏モードで同じ音高の楽音を発音した場
合でも微妙なピッチずれを生じ合奏効果を得ることがで
きる。またMODE=3 (C3Rモード)の場合には
新たなコードシーケンスのレコーディングのためC3M
をクリアする(n26→n28)。
同図(D)は運指モード切換サブルーチンである。運指
モード切換スイッチ13が押下されたときこの動作が実
行される。この動作ではフィンガーモードフラグFMが
反転される(n131)。
このフラグがリセットしているときリコーダモードであ
りセットしているときサックスモードである。後述の音
高検出サブルーチン(同図(H))およびコード検出サ
ブルーチン(同図(J))においてこのフラグが参照さ
れる。
同図(E)はリズム設定サブルーチンである。
リズム選択スイッチ5a、5bまたはテンポ設定スイッ
チ5c、5dが押下されるとこの動作を実行する。リズ
ム選択スイッチ5a、5bが押下された場合にはn30
−+n32に進みリズムパターン番号レジスタRPを加
減する。すなわちリズム選択スイッチ5aが押下される
とRPに1を加算し、リズム選択スイッチ5bが押下さ
れるとRPから1を減算する。加減ののちRPで識別さ
れるリズムパターンをリズムパターンメモリから読み出
しくn33)、1拍りロックレジスタBに1拍のクロッ
ク数をセットして(n34)リターンする。テンポ設定
スイッチ5c、5dが押下されるとn31→n35に進
み、テンポレジスタTEMPを加減する。5cが加算用
スイッチであり5dが減算用スイッチである。加減され
たTEMPをリズムテンポオッシレータ27に送信した
のち(n36)リターンする。
同図(F)はスタート/ストップサブルーチンである。
スタート/ストップスイッチ5eが押下されるとこの動
作を実行する。このサブルーチンでは最初にRUNフラ
グを反転する(n38)。
これでRUN=1になればBEET←0をセットして(
n40)リターンし、RIJN=0になればR8V←0
、T−0をセットしたのち(n41゜n42)リターン
する。
次に同図(G)のフローチャートを参照してメロディモ
ードの動作を説明する。この動作はMODE=O(単音
モード)、1(重奏モード)または5 (AHモード)
のときメインルーチンのn15において実行される。ま
ずn45においてBUFに記憶されているキーパターン
およびFMフラグに基づいて指定された音高を検出する
。キーパターンに基づいて音高が検出されれば音高をキ
ーバッファKEYBUFの全チャンネルのトーンナンバ
レジスタTNに一旦書き込んだのち(n46→n47)
n48に進む。キーパターンテーブルに一致するキーパ
ターンがなく音高が検出できない場合には全チャンネル
のKONフラグをリセットして(n55)n56に進む
n48ではMODEを判断する。MODE=0の場合に
はn49に進み単音テーブルM3により1チヤンネルの
発音レベルを割り出し、1チヤンネルのみKONフラグ
をセットしたのち(n50)n56に進む。MODE=
1の場合にはn51に進み重奏テーブルM4により各チ
ャンネルの発音レベルを割り出し、全チャンネルのKO
Nフラグをセットしたのち(n52)n56に進む。M
ODE=5の場合にはn53に進みAHテーブルM6に
より各チャンネルの音高を書き換え、重奏テーブルM4
により各チャンネルの発音レベルを割り出したのち(n
54)n56に進む。n56ではKEYBUFを楽音発
生回路(音源)31に送信してリターンする。
同図(H)は上記n45で実行される音高検出サブルー
チンである。このサブルーチンではまずFMフラグを参
照する(n 132)。FMフラグがリセットしている
場合にはリコーダモードでありn133以下の音高検出
動作に進む。FMフラグがセットしている場合にもサッ
クスモードでありn138以下の音高検出動作に進む。
n133以下のリコーダモードの動作では、まずBUF
t−BUFBに書き込むとともにBUFBの6〜8ビツ
トをOに書き換える(n133.n134)。これはリ
コーダモードではキー7−6〜7−8を使用しないため
である。このBUFBでキーパターンテーブル(第4図
(A)、 (B))を検索し、一致するキーパターンの
番号をキーパターンポインタiに記憶する(n135)
。このiでトーンナンバテーブル(第4図(D))を検
索してトーンナンバTNを割り出して(n137)リタ
ーンする。一方キーパターンテーブルに一致するキーパ
ターンがなかった場合にはTNレジスタに&HFFを記
憶しして(n136→n144)リターンする。&HF
Fは「該当するキーパターンなし:消音」を意味するデ
ータである。
一方、n138以下のサソクスモードの動作では、まず
BLIFt−BUFBに書き込みBLIFのOlビット
をOCTに書き込むとともにBUFBの0.1ビツトを
0に書き換える(n138.n139)。これはサック
スモードではキー7−07−1はオクターブを指定する
ためのみに使用され音名を指定するために用いられない
からである。BUFBでキーパターンテーブル(第4図
(C)を検索し、一致するキーパターンの番号をキーパ
ターンポインタiに記憶する(n140)。
このiでトーンナンバテーブル(第4図(E))を検索
してトーンナンバTNを割り出しくn 142)、この
トーンナンバにオクターブキーによるオクターブ上昇分
(OCTX 12)を加算して(n143)リターンす
る。OCTは2ビツトのデータであるため基本オクター
ブを含めて4オクターブの音域移動が可能となる。一方
キーパターンテーブルに一致するキーパターンがながっ
た場合にはTNレジスタに&HFFを記憶しして(n1
41→n144)リターンする。
同図(1)はオートコードサブルーチンである。この動
作はMODE=2 (ACモード)のときメインルーチ
ンのn15において実行される。まずn60でBUF、
FMフラグに基づいてコード検出サブルーチンを実行し
根音を検出する。根音が検出されればこれをROOTレ
ジスタに記憶する(n63)。一方BUFのキーパター
ンでは根音を検出できない場合にはそのままリターンす
る(n62)。
つぎに、コード検出サブルーチンで記憶されたコードタ
イプレジスタTYPにもとすきコードタイプを判断する
(n64)。TYPが“00”であれば長和音(Maj
or chord)であるとしてACテーブルM5のM
欄に基づいて各チャンネルの音高をセットする(n65
)。TYPが″“01゛であれば短和音(minor 
chord)であるとしてACテーブルM5のm欄に基
づいて各チャンネルの音高をセットする(n66)。T
YPが“10°°であれば属7度和音(7th cho
rd)であるとしてACテーブルM5の7欄に基づいて
各チャンネルの音高をセットする(n67)、TYPが
°“1)°゛であれば属7度短和音(minor 7t
h chord)であるとしてACテーブルM5のm7
Nに基づいて各チャンネルの音高をセットする(n6B
)。
次にRUNフラグを判断しくn69)、セットしていれ
ばリズム音発生回路32が動作しており、後述するリズ
ムインクラブド動作(同図(L)。
(M))においてリズムパターンに合ったアルペジオ(
分散和音:コード構成音を別々に順次発音する演奏技法
)が行われるためここではKONフラグをリセットした
のち(n70)、拍タイミングからの遅れを判断する(
n72)。すなわちクロックカウンタTの値を1拍りロ
ックレジスタBの値で除した剰余nod(T/ B )
 =0であれば丁度拍タイミングである。拍タイミング
からの遅れが1/4拍(1/4B)未満の場合には大き
な遅れではなく、また演奏者の指示が遅れたと考えられ
るため即時にコードを切り換え(n73)、l/4拍以
上遅れている場合には遅れが大きすぎて即座にコードを
切り換えると印象が悪く、また演奏者の次の指示が早す
ぎたと考えられるためリザーブフラグR3Vをセットし
て(n74)次の拍タイミングまでコード切り換えを停
止する。R3Vがセットされると次の拍タイミングのリ
ズムインクラブド動作において発音される。一方RUN
フラグがリセットしている場合にはリズム音発生回路3
2が動作していないため全チャンネルのKONフラグを
セットして即時に全音を発音する(n71、n73)、
なおn73ではKEYBUFを楽音発生回路31に送信
することによりコードの切り換え2発音を実行する。
同図(J)は上記n61で実行されるコード検出サブル
ーチンである。このサブルーチンではまずFMフラグを
参照する(n145)。FMフラグがリセットしている
場合にはリコーダモードでありn146以下のコード検
出動作に進む。FMフラグがセットしている場合にはサ
ックスモードであり0151以下のコード検出動作に進
む。
n146以下のリコーダモードの動作では、まずBUF
をB U F B ニ書き込みBUF(7)0.1ビツ
トをTYPレジスタに書き込むとともにBUFBの0.
1ビツトを0.1”に、6〜8ビツトを“0°°に書き
換える(n133.n134)。
ここで、リコーダモードのキーパターン(第4図(A)
、(B)参照)では最も低いオクターブ(基本オクター
ブ)における?−0.7−1キーはすべて“0.1”に
なっている。そこで、コードを指定するモード(ACモ
ードおよびC3Rモード)では?−0.7−1キーでコ
ードタイプの指定を受け付け、7−2〜7−14キーで
は基本オクターブの運指で根音の指定を受け付けるよう
にした。そこで、実際の運指に関わらすBUFBの0.
1ビツトは“0.lo”に指定される。
このBUFBでキーパターンテーブル(第4図(A)、
(B))を検索し、一致するキーパターンの番号をキー
パターンポインタiに記憶する(n148)。このiで
トーンナンバテーブル(第4図(D))を検索して根音
ROOT (TN)を割り出して(n150)リターン
する。一方キーパターンテーブルに一致するキーパター
ンがなかった場合にはそのままリターンする(n149
)。&HFFを記憶して復帰しないのはコードモードで
はコード指定が間違っていた場合には前指定のコードを
発音し続けるからである。
一方、n151以下のサックスモードの動作では、まず
BUFをBUFBに書き込みBUFの01ビツトをTY
Pに書き込むとともに、BUFBの0.1ビツトを“0
゛°に書き換える(n151、n152)。キー?−0
,7−1でコードタイプの指定を受け付けるのはリコー
ダモードと同様である。BtJFBでキーパターンテー
ブル(第4図(C)を検索し、一致するキーパターンの
番号をキーパターンポインタiに記憶する(n153)
。このiでトーンナンバテーブル(第4図(E))を検
索して根音ROOT (TN)を割り出して(n145
)リターンする。一方キーパターンテーブルに一致する
キーパターンがなかった場合にはそのままリターンする
(n154)。
同図(K)はC5Rモード(MODE=4)サブルーチ
ンであり、メインルーチンのn15において実行される
。このサブルーチンはコード切換時に実行され、切り換
えで終了したコードのLTHおよび切り換えで開始した
コードのTYP、RooTをセットする動作である。こ
の動作に入るとまずコードシーケンスレコードフラグC
3Rがセットしているか否かを判断する(n80)。こ
のC3Rフラグはこのサブルーチンの最初の動作(n8
1)でセットされるものであるため、C8Rフラグがリ
セットしているということはC3Rモードがスタートし
た直後で初めてこの動作を行うことを意味する。この場
合にはn80→n81に進んでC3Rフラグをセットす
るとともにRUN←1.T+−0をセットし、上述した
ACサブルーチン(同図(■))を実行する(n82)
。こののちACサブルーチンで検出されたTYP、RO
OTをC3M (A)(この場合A=0)にセットして
(n83)リターンする。
一方、C3Rフラグがセットしていた場合にはn80→
n84に進んでACサブルーチンを実行する。この動作
でTYPおよびROOTが検出される。ACサブルーチ
ンののち上述のn72同様拍タイミングからの遅れを判
定する(n85)。
遅れが1/4拍以下であれば直ぐ音が出るため直前の拍
タイミングの拍数BEET−1をC3M (A)のLT
Hにセットしくn86)、1/4拍以上遅れていた場合
には次の拍タイミングで切り換わるため次の拍タイミン
グの拍数であるBEETをC3M (A)のLTHにセ
ットする(n8?)。こののちAに1を加算しくn88
L A>AMXになれば全ステップに記憶したことを意
味するためn92の終了動作に進み、A≦AMXであれ
ばまだ残ステップがあるため拍数カウンタBEETにO
をセットしくn90) 、C3M (A)にACサブル
ーチン(n84)で検出されたTYP。
ROOTをセントして(n91)リターンする。
同図(L)、(M)はリズムインクラブド動作である。
この動作はリズムテンポオッシレータ27の1クロツク
毎に実行される割り込み動作である。まずn95でRU
Nフラグを判断する。RUNがセットしていればリズム
音発生回路32が動作しているためn96以下の動作を
実行し、RUN=Oであればリズム音発生回路32が停
止しているためそのままリターンする。
n96では(T)でリズムパターンレジスタRITHを
参照する。何れかの打楽器の発音タイミングであれば(
n97)、所定の打楽器チャンネルの発音信号をリズム
音発生装置32に送信する(n9B)。n99では拍タ
イミングで、あるか否かを判断する(TをBで除して剰
余がなければ拍タイミングである)。拍タイミングであ
れば表示器3の右側小数点を点灯しくn103)、さら
に2小節毎のリズムパターンの繰り返しタイミング(T
=0)であれば左側小数点も点灯する(n101→10
2)。ここでBP、ETに1を加算したのち(n l 
O3’ )MODEを参照しくn l 04)、0.1
であれば演奏とリズムとは別に動作しているためクロッ
クカウントアツプ動作(n1)2〜n1)4)に進む。
MODE=2.3であればn105以下の動作を行う。
また、MODE=4.5であればn1)5以下の動作を
行う。
n105ではR3Vフラグを参照し、セットしていれば
拍タイミングであるためKEYBUFを楽音発生回路3
1に送信してコードを切り換える(n106)、R3V
をリセットしたのち(n10?)n10Bに進む。また
、n105でR3Vフラグがリセットしている場合には
直接n108に進む。n108ではキザミOFFタイミ
ング(アルペジオパターンの消音タイミング)であるか
否かを判断し、キザミOFFタイミングであれば対応す
るチャンネル(音高)のKONフラグをリセットして送
信する(n109)。またn1)0ではキザミONタイ
ミング(アルペジオパターンの発音タイミング)である
か否かを判断し、キザミONタイミングであれば対応チ
ャンネルのKONフラグをセットして送信する(nll
l)。
n1)2ではTに1を加算する。この加算によってT=
96になればT←0を入力してクリアしたのち(nl1
3→n1)4)リターンし、T〈96であればそのまま
リターンする。
なお、n99において拍タイミングでない場合にはn1
00に進んでMODEを判断し0,1゜5の場合にはn
1)2に進み、2〜4の場合にはn108に進む。AH
モード(MODE=5)の場合もn108〜n1)1を
スキップするのはプレス強度によって発音数が増減され
るためアルペジオが不要であるためである。
n1)5ではBEETとLTHを比較し不一致であれば
n124でMODEを判断し、4であればn108に進
み、5であればn1)2に進む。
一方BEETとLTHとが一致した場合にはコードの切
り換えであるためC3M (A)を読み出す(nl16
)。読み出したデータがエンドデータ(C3M (AM
X+1)に記憶されているデータ)でなければこのデー
タをROOT、TYPおよびLTHにセットしくn1)
9)、Aに1を加算しBEETに1をセントする(n1
20)。こののちMODEを判断しくn121)、4の
場合にはTYP、ROOTでACテーブルを検索して各
チャンネルにトーンナンバを割り当てたのち(n121
→n122)n108に進み、MODEが5であればA
H子テーブル参照して各チャンネルにトーンナンバを割
り当てたのち(n 121→n123)nl12に進む
同図(N)はプレスインクラブド動作である。
この動作は約20m5毎に行われる割り込み動作であり
、プレスのイニシャル強度を検出するための動作である
。最初にプレスフラグBFおよびピークホールドフラグ
PHを参照する(n125.n125’)。BFがセン
トしており且つPHがリセットしていれば吹奏中である
がまだイニシャル強度が検出されていないとしてn12
6以下の動作を実行し、BFがリセットしていれば吹奏
中でないとして、また、PHがセットしていれはすでに
イニシャル強度が検出されているとしてそのままリター
ンする。n126ではプレス強度レジスタの内容をシフ
トする。すなわちBRTHI←BRTH2,BRTH2
←BRTH3,BRTH3←BDを実行する。ここで、
B RT H3< B RTH2またはBRTH3=B
RTH1の場合にはプレスのイニシャル強度を検出した
としてピークホールドフラグPHをセットして(n12
7.n128→130)nilのキーパターン検出動作
にジャンプする。イニシャル強度はイニシャル強度レジ
スタINITに記憶されている。一方、BRTH3≧B
RTH2かつBRTH3≠BRTHIであれば(当然B
RTf(3>BRTH1である。
)既に検出されているプレス強度の最大値であるBRT
H3をINITにセントしたのち(n129)リターン
する。
以上がこの電子管楽器の動作である。この動作ではイニ
シャル強度を検出して発音しプレスフラグBFがセット
されている間その発音レベル(発音数、パート数)を保
持するようにされているが、刻々のプレス強度で発音レ
ベル(発音数、パート数)を制御するようにしてもよい
。また、ACモードにおいてもプレス強度に基づいてパ
ート数が制御されるようにしてもよい。
(g)発明の効果 このようにこの発明の電子管楽器によれば、オクターブ
キー等の一部の演奏用キーを用いて和音るようにした。
これにより管楽器のキーシステムで和音の指定が可能に
なり和音発音手段とともに管楽器型電子楽器で和音の発
音が可能になり、管楽器をコード伴奏等に使用するがで
きるようになる利点が生じる。
また、このような和音を指定する和音指定手段と旋律を
演奏するとき単音を指定する単音指定手段とを選択手段
によって選択可能にしたことにより、旋律楽器としても
伴奏楽器としても使用することができるようになり、電
子管楽器の用途を大きく広げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、 (B)はこの発明の実施例である電子
管楽器の外観図、第2図は同電子管楽器の制御部のブロ
ック図、第3図(A)〜(C)は同制御部のROMの構
成図、第4図(A)〜(E)同ROMに設定されている
キーパターンテーブルおよびトーンナンバテーブルを示
す図、第5図(A)、(B)は同ROMに設定されてい
る単音テーブルおよび重奏テーブルを説明するための図
、第6図(A)、CB)は同ROMに記憶されているリ
ズムパターンおよび伴奏パターンを説明するための図、
第7図(A)〜(C)は同制御部のマイクロコンピュー
タに内蔵されるRAMの構成図、第8図(A)〜(N)
は同制御部の動作を説明するフローチャートであり、同
図(A)はメインルーチン、同図(B)〜(F)はスイ
ッチ類操作に対応するサブルーチン、同図CG)〜(K
)は各演奏モードに対応するサブルーチン、同図(L)
、 (M)はリズムインタラブド動作、同図(N)はブ
レーコードモード選択スイッチ、 (7−0〜7−14)−演奏用キー 1−モード切換スイッチ、 3−運指モード切換スイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吹奏時に楽音の音高の指定を受け付ける複数の演
    奏用キーを有する電子管楽器において、和音発音手段を
    設け、 前記演奏用キーの一部により発音すべき和音の根音の指
    定を受け付ける根音指定手段と、 前記演奏用キーの他のキーにより発音すべき和音のタイ
    プを受け付けるタイプ指定手段と、を設けたことを特徴
    とする電子管楽器。
  2. (2)複数の演奏用キーを有する電子管楽器において、 この演奏用キーのオン・オフの組み合わせである運指パ
    ターンにより1の音高の指定を受け付ける単音指定手段
    と、 運指パターンにより1の和音の指定を受け付ける和音指
    定手段と、 を設け、前記単音指定手段または和音指定手段の何れか
    を選択する選択手段を設けたことを特徴とする電子管楽
    器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD990550S1 (en) * 2020-03-26 2023-06-27 Yamaha Corporation Electronic wind instrument
USD999275S1 (en) * 2020-11-10 2023-09-19 Roland Corporation Electronic wind instrument

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JPH0277095A (ja) * 1988-06-17 1990-03-16 Casio Comput Co Ltd 和音設定装置及び電子管楽器

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