JPH04186299A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH04186299A
JPH04186299A JP2316565A JP31656590A JPH04186299A JP H04186299 A JPH04186299 A JP H04186299A JP 2316565 A JP2316565 A JP 2316565A JP 31656590 A JP31656590 A JP 31656590A JP H04186299 A JPH04186299 A JP H04186299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing
switch
beat
tempo
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP2316565A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Matsumoto
秀一 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Publication of JPH04186299A publication Critical patent/JPH04186299A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、自動伴奏等の自動演奏データを再生する電
子楽器に関し、特に発音タイミングを微小時間ずらすこ
とによって曲の再生に表情づけをすることができる電子
楽器に関する。
(b)従来の技術 従来より、予め記憶された伴奏音を自動的に発音する自
動伴奏機能等を備えた電子楽器が実用化されている。こ
のような電子楽器では、曲のリズムや演奏のテンポを指
定すると、指定されたリズムの伴奏音が正確なテンポで
発音される。伴奏音(伴奏パターン)は各リズム毎に予
め記憶されている。各伴奏パターンは2小節程度の長さ
のものが記憶されており、自動伴奏時にはこれが繰り返
し読み出し再生される。
(C)発明が解決しようとする課題 しかし、実際の演奏においては、リズムが機械的に正確
に発音される場合は少なく、各拍毎に多少のずれが生じ
、このずれが音楽の表情を生んでいる。このような拍タ
イミングのずれを所謂乗り(ノリ)という。このノリは
演奏される曲や演奏される場面の雰囲気によって適当な
程度が異なり、−律に決定することができない。このた
め、このずれを予め自動伴奏メモリに記憶しておくこと
はできない、さらに、従来は自動伴奏中にリアルタイム
でノリを表現する適当な手段がなかったため、自動伴奏
が機械的で冷たいものになってしまう欠点があった。
この発明は、リアルタイムで演奏者が発音タイミングの
ずれを入力できるようにしたことにより、演奏中にノリ
を表現することができる電子楽器を提供することを目的
とする。
(d)課題を解決するための手段 この出願の請求項1の発明は、予め記憶されている演奏
データに基づき、複数の楽音を所定の拍タイミングに自
動的に発音する自動演奏手段と、前記楽音の発音タイミ
ングを、その楽音を発音すべき拍タイミング付近で微小
時間移動するタイミング制御手段と、前記タイミング制
御手段に対し、前記微小時間を決定するためのパラメー
タを入力する入力手段と、を備えたことを特徴とする。
この出願の請求項2の発明は、前記人力手段がこの出願
の請求項3の発明は、前記操作子が、前記拍タイミング
の間隔を制御する手段を兼ねることを特徴とする。
(e)作用 この発明の電子楽器では、記憶されている演奏データを
所定の拍タイミングに読み出して自動演奏を行う。自動
演奏が機械的なテンポで発音されるのみでは音楽的な表
現に欠けるため、発音タイミングを拍タイミング前後で
微小時間移動するタイミング制御手段を設けた。発音タ
イミングを拍タイミングより前にずらすと軽快な印象を
表現することができ、発音タイミングを拍タイミングよ
りも後ろにずらすことによって重いイメージを表現する
ことができる。このような発音タイミングの微小時間の
移動を決定するためのパラメータを入力手段から入力す
る。
入力手段としては、例えば拍タイミング毎に演奏者がオ
ン/オフする操作子等を用い、オンされている時間の長
さ(オンデユーテイ比)でパラメータを生成するものが
適用される。拍タイミング毎にオン/オフされる操作子
としては、例えば、ボタンスイッチで構成されるタッピ
ングスイッチ等が適当である。このようなスイッチを拍
タイミング毎に演奏者がオン/オフし、1拍の長さのう
ちスイッチがオンされている時間の長さ、オンデユーテ
イ比に基づいて前記発音タイミングを前後するようにす
ればよい、すなわち、標準的なデユーティ比を定めてお
き、これよりもデユーティ比が小さければ軽いタッピン
グであるため拍タイミングを前にずらし、これよりもデ
ユーティ比が大きければ重いタッピングであるため拍タ
イミングを後ろにずらすようにする。このようにするこ
とにより、演奏者がタッピングで入力するイメージをそ
のまま楽音に反映させることができる。
さらに、自動演奏のテンポを上記操作子のオンの間隔に
よって制御することによって自動演奏の表情づけをより
豊かにすることができる。
(f)実施例 図面を参照してこの発明の実施例である電子楽器につい
て説明する。この電子楽器は、キーボード16を備えた
電子鍵盤楽器であり、演奏用操作子としてはキーボード
16およびタップスイッチ30を備えている。キーボー
ド16は、5オクターブ(61キー)の音域を有してお
り、そのうち低音側(左手側)lオクターブは、和音検
出用鍵域に割り当てられている。タップスイッチ30は
手でオン/オフする押しボタンスイッチでもよく、足で
オン/オフするペダルスイッチでもよい。
また、この電子楽器は自動伴奏機能を備えており、スタ
ート/ストップスイッチ31をオンすることよって、自
動伴奏パターンを記憶したりズムパターンメ舌す13.
コードパターンメモリ14のデータをタイマ割り込みに
基づいて、順次(2小節を繰り返し)読み出してゆくこ
とによって行ゎれる。自動伴奏のテンポは、テンポ設定
スイッチ34の操作によって予め設定することができる
また、自動伴奏(自動演奏)中にタンプスイッチ30を
操作することによって、テンポを上下することができる
とともに、発音タイミングを微妙に前後にずらせていわ
ゆるノリを表現することもできる。演奏者は、自動伴奏
時には、はぼ各拍タイミングにタップスイッチ30をオ
ンする(タッピング)。オンタイミングが前にずれた場
合にはその程度に応じてテンポをアップし、オンタイミ
ングが後ろにずれた場合にはその程度に応じてテンポを
ダウンする。また、−回のタッピング動作でオンされて
いる時間を計測し、1拍の時間との比(オンデユーテイ
比)を算出する。このオンデユーテイ比が大きいときは
次の拍の音符の発音タイミングを微小時間後ろにずらし
、オンデユーテイ比が小さいときは次の拍の音符の発音
タイミングを前にずらす。
第1図(A)は同電子楽器のブロック図である。この電
子楽器はCPUl0によって全体の動作を制御される。
CPUl0には、ハス11を介してプログラムメモリ1
2.  リズムパターンメモリ13、コードパターンメ
モリ14.ワーキングメモリ15.キーボード16.操
作パネル17.伴奏音源19およびメロデイ音源20が
接続されている。伴奏音源19はリズム音源およびコー
ド音源からなっている。リズム音源は伴奏パターンから
読み出されたリズム音を発音する音源であり、コード音
源は伴奏パターンから読み出された和音を発音する音源
である。伴奏音源19はCPUl0から発音タイミング
を制御するC OU N Tデータを入力して発音タイ
ミングを前後にずらす機能を備えている。CPUl0に
は、タイマ18も接続されている。伴奏音源19および
メロデイ音源20が形成した楽音信号はミキサ21に入
力される。ミキサ21で合成された楽音信号はサウンド
システム22に入力される。サウンドシステム22はア
ンプおよびスピーカを備えており、入力された楽音信号
を増幅して音響として出力する。プログラムメモリ12
.リズムパターンメモリ13およびコードパターンメモ
リ14はそれぞれROMで構成されている。プログラム
メモリ12には第3図のフローチャートで示すようなプ
ログラムが記憶されている。リズムパターンメモリ13
には第3図に示すリズムパターンテーブルRPTが記憶
されている。このリズムパターンテーブルRPTには各
伴奏スタイル(0〜7)毎に8パート(チャンネルO〜
7)の発音タイミングが2小節分記憶されている。また
、コードパターンメモリ14にはリズムパターンメモリ
13と同様に、各伴奏スタイル毎に2小節単位で分散和
音の伴奏パターンが記憶されている。ワーキングメモリ
15はRA Mで構成されており、演奏中に発生した種
々のデータを記憶するためのレジスタが設定される。キ
ーボード16は61程度のキーを備えたキーボードであ
る。
操作パネル17の構成図を第2図に示す、操作パネル1
7には、タップスイッチ30.スタート/ストップスイ
ッチ31.チャンネル選択スイッチ32.スタイル選択
スイッチ33およびテンポ設定スイッチ34が設けられ
ている。タップスイッチ30は上述したように、自動伴
奏に合わせて各拍タイミングに演奏者がオンするスイッ
チである。このスイッチのオン/オフ動作に基づいて自
動伴奏のテンポや発音タイミングが制御される。
スタート/ストップスイッチ31は自動伴奏をスタート
/ストップするためのスイッチである。チャンネル選択
スイッチ32.スタイル選択スイッチ33は伴奏スタイ
ル(伴奏パターン)およびその伴奏で発音させる伴奏チ
ャンネルを選択するためのスイッチである。伴奏スタイ
ルとしては、ロック、サンバ2 ワルツ等のリズムが複
数記憶されており、それぞれ0〜7の番号で識別される
。伴奏スタイル選択スイッチ33はこの何れか1つを選
択するスイッチである。伴奏パターンは、コードヤ複数
のリズム楽器(バイバットシンハル、マラカス、クラベ
ス等)等の複数のパートから構成されており、各パート
が伴奏音源19の1つの発音チャンネルに割り当てられ
ている。0〜7のチャンネル選択スイッチをオンすると
そのチャンネルのオン/オフが反転する。オンされるチ
ャンネルの組み合わせを変えることにより伴奏の音色に
変化をつけることができる。テンポ設定スイッチ34は
自動伴奏のテンポを上下するスイッチである。このテン
ポ設定スイッチ34は自動伴奏を開始する前に操作され
るスイッチであり、自動伴奏開始時のテンポを設定する
。一方、自動伴奏中には、タップスイッチ30によって
リアルタイムにテンポ制御が行われる。
第4図〜第8図のフローチャートを参照してこの電子楽
器の動作を説明する。
第4図はメインルーチンを示す。電子楽器の電源スィッ
チがオンされると、まず初期設定動作を実行する(nl
)。初期設定動作は、プリセットデータのセット、レジ
スタのクリア等である。こののち、キーイベント(n2
)、スタート/ストップスイッチイベント(n7)、テ
ンポ設定スイッチイベント(nlo)、スタイル選択ス
イッチイベント(n 12) 、タップスイッチイベン
ト(n15)およびチャンネル選択スイッチイベント(
n17)の有無を判断し、その他処理(n9)19を実
行する。その他処理はメインボリュームデータの送信等
の動作である。キーイベントがあるとn2の判断でn3
〜n6の動作を実行する。
n3でフラグRUNがセットしているか否かを判断する
。RUNフラグがセットしている場合には自動伴奏モー
ドである。自動伴奏モードの場合にはキーボード16の
右半分で旋律が演奏され、左半分で和音の指定が行われ
る。このためキーイベントが左鍵域で発生したか右鍵域
で発生したかを判断する(n4)。左鍵域でキーイベン
トが発生した場合には和音検出動作を実行し、検出され
た和音のタイプを和音タイプレジスタTYPEにセット
し、検出された和音の根音を根音レジスタR00Tにセ
ットする(n5)。一方、RUNフラグがリセットして
いる場合およびキーイベントが右鍵域の場合には通常の
発音/消音処理を実行する(n6)。スタート/ストッ
プスイッチイベントがあった時にはRUNフラグを反転
する(n8)。次に新たな自動伴奏動作をスタートさせ
るため、レジスタCLK、TMG、Qに0をセットする
とともに、ON T Mに−1をセットする(n9)。
テンポ設定スイッチがオンされた場合には第5図に示す
テンポ変更動作を実行する(nll)。また、スタイル
選択スイッチ33がオンされた場合には、オンされたス
イッチの番号をスタイルレジスタ5TYLにセットしく
n13)、セットされたスタイルに対応して伴奏音源1
9の各発音チャンネルに所定の音色をセットする(n1
4)。タップスイッチ30がオンされた場合には第6図
に示すタップ処理を実行する(n16)。チャンネル選
択スイッチがオンされた場合には対応するチャンネル選
択フラグCHS E L (n)を反転する(nlB)
。この操作により、それまでオンされていたチャンネル
はオフされ、それまでオフされていたチャンネルはオン
される。
第5図はテンポ変更動作を示すフローチャートである。
オンされたテンポ設定スイッチ34がダウンスイッチで
あるかアップスイッチであるかを判断する(n20.n
21)。アップスイッチの場合にはテンポレジスタTE
MPOに1を加算しくn22)、ダウンスイッチの場合
にはテンポレジスタT E M P Oに1を減算する
(n23)。こののち、設定されたテンポ値TEMPO
に基づいて1拍の長さ(1拍(4分音符)の時間に対応
する割り込みクロック数)TMを算出する(n24)。
割り込みはlas毎に行われるため、1分当たり60 
X 10’回の割り込みが行われることになる。
テンポ値TEMPOは1拍に該当する4分音符が1分間
に何泊カウントされるかの数値である。このため、60
X10’をT E M P Oで除算した数値がTMの
値となる。演算においては少数点以下の端数を切り捨て
ている。
第6図はタップ処理を示すフローチャートである。この
タップ処理は自動伴奏モードの時のみ有効であるため、
まずRUNフラグがセットしているか否かを判断する。
リセットしていればこの動作を行わずに直接リターンす
る。セットしている場合にはタップスイッチイベントが
オンイベントであるかオンイベントであるかを判断する
(n31、n32)。オンイベントの場合にはオンタイ
ミングがそのときの拍タイミングからどの程度ずれてい
るかを判断する(n33〜n37)。ずれが正確な拍タ
イミングから前後8分の1拍以内であればテンポを変更
することなくタッピングのオンデユーテイ比を検出する
動作(n43〜n53)に進む。オンタイミングが拍タ
イミングから1/8拍より大きく3/8拍以下の範囲で
遅れている場合には拍間隔(テンポ)を5/4の長さに
変更する(n40.n42)。また、オンタイミングが
拍タイミングから手前に1/8拍〜3/8拍ずれている
場合には拍間隔を3/4に変更する(n3B、n42)
、さらに、拍タイミングから手前に3/8拍〜5/8拍
ずれている時には拍間隔を2分の1に設定して(テンポ
を2倍に設定して)n43に進む(n139.n42)
、また、オンタイミングが拍タイミングよりも後ろに3
/8拍〜5/8拍ずれているときには拍間隔を3/2に
設定して(n41.n42)n43に進む。n43では
カウンタTPTMのカウント値が1小節分のカウント値
(4T M )を超えているか否かを判断する。超えて
いる場合にはこのTPTMをリセットして(n54)リ
ターンする。TPTMのカウント数が1小節以内の場合
にはタフプスイソチをオンしている間のクロツク数を計
数するONTMの内容をTPTMの内容で除算してオン
デユーテイ比DUTYを算出する(n44)。このデユ
ーティ比が215位時315未満の場合には標準的なデ
ユーティ比であるとして次の拍タイミングに発音すべき
楽音を正確な拍タンミングに発音させる(n47.n5
1)。すなわちT M G = Oをセットする。ここ
で、レジスタTMGは発音タイミングをずらすカウント
値を記憶するレジスタである。デユーティ比が115未
満の場合には発音タイミングを正確な拍タンミングから
2カウント前にずらす(n45.n49)。デユーティ
比が115以上215未満の場合には発音タイミングを
1カウント前にずらす(n46.n50)。デユーティ
比が315以上415未満の場合には拍タイミングを1
カウント後ろにずらす(r+48゜n52)。デユーテ
ィ比が415以上の場合には拍タイミングを2カウント
後ろにずらす(n53)。
第7図はタイマ割り込み動作を示すフローチャートであ
る。この動作は自動伴奏モードの時のみ有効であるため
、RUNフラグがリセットしていればn60から直接リ
ターンする。
RUNフラグがセットしている場合には、CLKレジス
タの内容を判断する。CLKレジスタの内容がTM  
1であれば今回のタイマ割り込みによってカウントアツ
プを終了するためのこのレジスタをクリアして(n62
)n64に進む。CLKレジスタの内容がTM−1以下
であればCLKに1を加算して(n63)n64に進む
。n64では割り込み回数をカウントするレジスタTP
TMが104以上になったか否かを判断する。TPTM
が10’未満であればこのレジスタに1を加算しくn6
5)、10’以上であれば加算することなくn66に進
む。n66ではCLKレジスタの内容が(TM/4)X
Qであるか否かを判断する。Qは1/4拍を1単位とす
る発音タイミングカウンタである。このタイミングであ
れば発音のタイミングであるため発音動作を実行する(
n67)。
発音動作ののちQが31になっているか否かを判断する
(n6B)。Q−31であればQをクリアしくn69)
、Q<31であればこれに1を加算して(n70)リタ
ーンする。
第8図は発音処理動作を示すフローチャートである。ま
ずCレジスタにQ + T M GO値を代入する(n
80)。この値は発音タイミングずれをも考慮した信号
の発音タイミングである。この値が0未満または31よ
りも大きければ(n81.n82)、O〜31の範囲に
収めるため、32を加算(rr83)または32を減算
(n84)する。
これは2小節分の自動伴奏パターンが同一のパターンの
繰り返しで行われるためである。この処理ののち、チャ
ンネルO〜チャンネル8について以下の動作を実行する
。該当のチャンネルのチャンネルセレクタが0であるか
否かを判断する(n86)。チャンネルセレクタCH3
EL (CH)が0であればQをCO’UNTに代入し
て(n87)、データを音源に送り発音を開始させる(
n89)。すなわち、発音チャンネルOはつねにずれの
無い基準のリズムを演奏するように設定されているため
である。一方、チャンネルセレクタCH3ELが0でな
ければ、ずれを考慮したCの値をC0UNTに代入して
音源にデータを送る(n88、n89)。全てのチャン
ネルについてこの動作を終了すればリターンする。なお
、トーンジェネレータはずれを値を考慮して発音タイミ
ングを制御する機能を備えている。
この実施例ではタイミングをずらす楽音の選択はチャン
ネルセレクタによるチャンネル毎の設定で行うようにし
たが、音色で指定する等との方法も採用することができ
る。また、タイミングのずれ量はこの実施例に限らない
。より微小なテンポの揺らぎやタイミングのずれを表現
できるようにすれば楽器として表現力をより向上するこ
とができる。
(6)発明の効果 相 以上のようにこの発明の電子楽器によれば、−歩タイミ
ング毎にオンオフされる操作子のオンデユーテイ比に基
づいて自動演奏データの発音タイミングを微小時間移動
することができるため、演奏者がリアルタイムで前記操
作子を操作することにより、機械的に録音されている自
動演奏データにノリや揺らぎを与えることができる。こ
れによって従来機械的に正確な発音タイミングでしか発
音できなかった自動演奏データに表情を与えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である電子楽器のブロック図
、第2図は同電子楽器の操作パネルを示す図、第3図は
同電子楽器のメモリに設定されるテーブルを説明する図
、第4図〜第8図は同電子楽器の動作を示すフローチャ
ートである。 30−タップスイッチ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)予め記憶されている演奏データに基づき、複数の
    楽音を所定の拍タイミングに自動的に発音する自動演奏
    手段と、前記楽音の発音タイミングを、その楽音を発音
    すべき拍タイミング付近で微小時間移動するタイミング
    制御手段と、 前記タイミング制御手段に対し、前記微小時間を決定す
    るためのパラメータを入力する入力手段と、 を備えたことを特徴とする電子楽器。
  2. (2)前記入力手段は、拍タイミング毎にオン/オフさ
    れる操作子と、この操作子のオンデューティ比に基づい
    て前記パラメータを決定する手段を含む請求項(1)記
    載の電子楽器。
  3. (3)前記操作子は、前記拍タイミングの間隔を制御す
    る手段を兼ねる請求項(2)記載の電子楽器。
JP2316565A 1990-11-20 1990-11-20 電子楽器 Pending JPH04186299A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147711A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Yamaha Corp 電子楽器および電子楽器に適用されるコンピュータプログラム
JP2010117419A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Casio Computer Co Ltd 電子楽器
JP2015148663A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 ヤマハ株式会社 楽曲処理装置

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