JPH02181199A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH02181199A
JPH02181199A JP64000871A JP87189A JPH02181199A JP H02181199 A JPH02181199 A JP H02181199A JP 64000871 A JP64000871 A JP 64000871A JP 87189 A JP87189 A JP 87189A JP H02181199 A JPH02181199 A JP H02181199A
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進 河島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は演奏中に楽音の発音レベルを制御できる電子
楽器に関する。
(b)従来の技術 現在実用化されている電子楽器には、鍵盤のキーを押下
する強度や速度を検出して楽音の強弱(発音レベル)を
制御する機能を有する鍵盤型電子楽器や、息を吹き込む
強度(プレス強度)を検出して発音レベルを制御する管
楽器型電子楽器等がある。このような電子楽器では、上
記操作量(タッチ強度やプレス強度)を検出するセンサ
とこのセンサの検出値を発音レベル制御データに変換す
る手段(変換回路や変換プログラム)を有している。
(C)発明が解決しようとする課題 しかし、従来の電子楽器では、センサ検出値は常に一定
の関係に基づいて発音レベル制御データに変換されてい
たため、演奏者の打鍵力・吹奏力の差およびセンサの特
性のバラツキ等により、発音レベルに差がついてしまう
欠点があった。すなわち、打鍵力・吹奏力の大きい者が
演奏した場合、センサ検出値がすくにffのレベルに達
してしまい微妙な表現ができず、打鍵力・吹奏力の小さ
い者が演奏した場合、センサ検出値がなかなか発音開始
レベル(プレススレッショルド)に達しない場合があっ
た。さらに、管楽器型電子楽器の場合第1図(C)に示
すようなプレスセンサを有しているが、構造上特性を均
一にすることが難しく、このため楽器毎に実際のプレス
強度と発音レベルの関係がばらついてしまう欠点があっ
た。
この発明は、演奏者の打鍵・吹奏等の操作量に発音レベ
ルを対応させることにより上記課題を解決した電子楽器
を提供することを目的とする。
(d1課題を解決するための手段 この発明は、演奏中に操作される操作部の操作量をリニ
アに検出するセンサを有し、このセンサの検出値に基づ
いて発音レベルを制御する電子楽器において、 基準となる発音レベル制御データを基準値として記憶す
る基準値記憶手段と、 特定タイミングに求められた前記検出値を前記基準値に
変換するための係数を算出・記憶する係数算定手段と、 以後の検出値を前記係数算定手段で算出・記憶された係
数で発音レベル制御データに変換する変換手段と、 を設けたことを特徴とする。
(e)作用 この発明の電子楽器では、基準となる発音レベル制御デ
ータ(mfの発音レベルに対応するデータ等)が基準値
として記憶されている。特定のタイミング(電源オン時
等)にセンサ(ブレスセンサや鍵盤のイニシャルタッチ
センサ等)の検出値を読め取りこれを上記基準値に変換
する。この変換に要した係数を以後の発音レベル制御の
ための係数として用いる。すなわち、特定タイミングの
検出値が小さかった場合、その後は小さい検出値でff
を出すことができ、子供や女性等打鍵力、吹奏力の弱い
演奏者でも演奏が可能になる。また、特定タイミングの
検出値が大きかった場合、その後は大きい検出値でもp
を出すことができ、また純分大きな検出値でffのレベ
ルになることから打鍵力、吹奏力の強い男性でもダイナ
ミックレンジの広い演奏をすることができる。また、楽
器毎のセンサのばらつきを同時に補償することができる
(fl実施例 (1)構成の説明 第1図(A)、(B)はこの発明の実施例である電子管
楽器の外観図、同図(C)は同電子管楽器の歌口部の側
断面図である。この電子管楽器は最大5音を同時に出す
ことができる。この楽器は木管楽器類似の形状をしてお
り、先端部に歌口部2を有している。演奏者はこの歌口
部2を口先に当てて息を吹き込んで発音レベル等を制御
する。歌口部2の内部にはブレスセンサ21 (同図(
C)のフォトセンサ171弾性膜15で構成される)が
取り付けられており、吹き込まれた息の強さ(プレス強
度)を検出してCPUに送る。装置外部には表示器3.
コードモード選択スイッチ4.リズム設定スイッチ5.
演奏用キー7等が設けられている。表示器3は2桁の7
セグメント表示器であり、選択されたリズムやテンポ等
が表示される。コードモード選択スイッチ4は後述する
モード切換スイッチ11でコートモードに切り換えられ
たとき有効になり、オートコード(AC)モード(4a
)、コードシーケンスレコード(C3R)モート (4
,b)、コードシーケンスプレイ (csP)モード(
4C)、オートハーモニ(A H)モード(4d)のう
ち何れかを選択することができるものである。リズム設
定スイッチ5はリズム選択スイッチ5a、5b、 テン
ポ上下スイッチ5c、5dおよびスタート/スh ノブ
スイッチ5eからなる。6ば音色選択スイッチ群である
。楽器表面および裏面の中央部にには演奏用キー7 (
7−0〜7〜14)が設けられており、キー7−0〜7
−7は左手指、キー7−8〜7−14は右手指で操作さ
れる。これらのキーのオン・オフの組み合わせパターン
を所定のパターンの一つにすることにより一つの音高が
決定される。キー7−2〜7−14は主として音階の決
定に使用されキー7−0゜7−1は主としてオクターブ
の決定に使用される。楽器裏面上部にはモード切換スイ
ッチ11が設けられている。このモード切換スイッチ1
1は3段階のスライドスイッチであり、スライダをスラ
イドさせることにより楽器の演奏モードを単音モード、
重奏モード、コー「モードのいずれかに切り換えること
ができる。また、楽器下部にはスピーカ8が設けられて
おり演奏された楽音が出力される。楽器裏面の9はメイ
ンボリュームでありこれを上下にスライドすることによ
り楽器の音量を調節することができる(音量はプレスセ
ンサ21によっても制御される。)。10はビソチベン
ドボイールでありこれを上下に回転させることにより楽
音のピンチ(周波数)を上下にずらすことができる。
また12は電源スイッチである。後述するように電源ス
ィッチ12をオンしたときプレス強度の設定が行われる
。すなわち、適当な強さの息を歌口部2に吹き込みなが
ら電源スィッチ12をオンするとこの吹き込みで生した
センサ電圧BV(センサ検出値)が基準プレス強度デー
タBDoに対応する値として設定される。基準プレス強
度データBDOとしては−船釣にはmf (メゾフォル
テ)を指示するプレス強度データが定められているため
演奏者は自らがmfと考えるプレス強度を歌口部2にm
fに吹き込みながら電源スィッチ12をオンすればよい
同図(C)において、歌口部2は先端にスリット14を
有しここから息を吹き込むようになっている。内部には
スリット14から吹き込まれた息を受は止める弾性膜1
5を備え、管体側面には吹き込まれた息を排出する排気
口16を有している。また弾性膜15の内部(スリット
14の反対側)にはフォトセンサ17が設けられている
。このフォトセンサ17は発光部と受光部とを有し、発
光部が発した光が反射されて戻ってくる量を受光部で検
出する。すなわち弾性膜15が上下すると受光部の検出
値が変化する。ここで、スリット14から息が吹き込ま
れるとその圧力で弾性膜15が押し下げられる。この押
し下げをフォトセンサ17が検出し電圧値に変換して出
力する。これによりプレス強度を検出することができる
。弾性膜15およびフォトセンサ17がブレスセンサ2
1を構成する。
第2図は同電子管楽器のブロック図である。マイクロコ
ンピュータ24およびI10機器、動作部はバス23を
介して接続されている。前記ブレスセンサ21はA/D
変換器22を介してハス23に接続されている。ブレス
センサ21が検出したセンサ電圧BVはA/D変換器2
2によってディジタルデータに変換されハス23を介し
てマイクロコンピュータ24に送られる。ハス23には
運指データや音色データ等を記憶したROM25タイマ
オソシレータ26.リズムテンポオソシレータ27.演
奏用キー7、m能スイッチ(コードモード選択スイッチ
4.リズム設定スイッチ5、音色選択スイッチ6および
モード切換スイッチ11を含む)291表示制御回路3
0.楽音発生回路(音fi)31.  リズム音発生回
路(リズム音源)32が接続されている。マイクロコン
ピュータ24は定期的に演奏用キー7、機能スイッチ2
9のそれぞれをスキャンしてオン・オフイヘントを検出
する。タイマオソシレータ26は常時所定周期のクロッ
ク信号を発生している。リズムテンポオソシレータ27
ば設定されたテンポで2小節当たり96カウン1−のテ
ンポキザミのクロックイ言号を発生する。楽音発生回路
31ばマイクロコンピュータ24から入力された音色デ
ータ、レベルデータに基づいて楽音を発生ずる回路であ
る。リズム音発生回路32はマイクロコンピュータ24
から入力される発音信号に基づいて所定のリズム音(リ
ズム楽器の音色)を発生させる回路である。楽音発生回
路31.リズム音発生回路32にはアンプ33が接続さ
れており、生成した楽音を増幅してスピーカ8から出力
する。
(2)演奏モードの説明 ■ 単音モード 演奏用キー7のキーパターンで音高が決定され、プレス
強度(イニシャル強度(プレス強度の立ち上がりのピー
ク値)、以下間し)で発音レベルか制御される。発音数
は常に1である。
■重奏モード 発音数は最大5であり、単音モードと同様に演奏用キー
のキーパターンで音高が決定される。この音高が全音源
(チャンネル)に割り当てられる。ただしチャンネル毎
に数セントのピンチずれを設定しておきコーラス効果が
でるようにされている。発音レベルがプレス強度で制御
されるとともに、発音数もプレス強度で制御される。す
なわち、プレス強度の強−弱に従って発音数が5−1と
変化する。
■AC(オートコード)モード 演奏用キー7−2〜7−14のキーパターンで根音(和
音の基本形の最低音を構成する音(たとえば「ド・ミ・
ソ」の「ド」の音))が決定され、キー7−〇、L−1
のキーパターンでタイプ(長和音、短和音、属7度和音
、属7度短和音)が決定される。コード構成音がそれぞ
れ1〜5チヤンネルに割り当てられる。
■C3R(コードシーケンスレコード)モードACモー
ドと同一の操作で同一の音が発音がされ、演奏されたコ
ード(和音)とその長さ(拍数)が順次記憶されてゆ(
■C3P (コードシーケンスプレイ)モードC3Rモ
ートで記憶したコードが順次再生されてゆくモード、再
生中はキーパターン入力、プレス入力を受は付けない。
■AH(オートハーモニ)モード C3Rモードで記憶したコードを順次再生しながら単音
で演奏できるモード、コードシーケンスを再生するとと
もに演奏者が単音モードと同じ操作で演奏すると、演奏
されている音が1チヤンネル発音されるとともに2〜5
チヤンネルからは付加音(コード)が発音される。付加
音は再生すべきコードに演奏されている音高を考慮して
決定される。発音数(パート数)はプレス強度で制御さ
れる。
(3)  メモリの構成 第3図は前記ROM25の記憶内容を説明するための図
である。同図(A)は同ROM25の要部構成図を示す
。このROMには楽器の動作を制御 御するプログラムのほか図示のように、音色データ(M
l)、リズムパターンデータ(M2)、単音テーブル(
M3)、重奏テーブル(M4)、ACテーブル(M5)
、AH子テーブルM6)、キーパターンテーブル(M7
)、BS (プレススレッショルド=M8)、AMX 
(M9)およびプレストリミングデータ(MIO)が記
憶されている。音色データ記憶エリアM1には音色選択
スイッチ6で選択できるそれぞれの音色の波形データや
エンヘロープデータ等が記憶されている。リズムパター
ンデータ記憶エリアM2には各リズムパターンにおける
リズム楽器の発音タイミングやコードのアルペジオパタ
ーン、拍子数、−拍のクロック数等が記憶されている。
単音テーブルM3にはそれぞれのプレス強度(INIT
)に対応する1チヤンネルの発音レベルがテーブルとし
て記憶されている。このテーブルに記憶されているプレ
ス強度と発音レベルの相関図を第4図(A)に示す。
また、重奏テーブルM4にはそれぞれのプレス強度に対
応する1〜5各チャンネル発音レベルがテーブルとして
記憶されている。このテーブルに記憶されているプレス
強度と各チャンネルの発音レベルの相関図を第4図(B
)に示す。この同図(B)のように各チャンネル毎にレ
ベルの立ち上がりが異なっているため、プレス強度で発
音数を増減することができる。この重奏テーブルM4は
重奏モード、AHモモ−時に使用され、発音数制御、パ
ート数制御に用いられる。また、この重奏テーブルは第
4図(B)のような相関方式以外にも第7図(A)、(
B)のような相関方式にすることもできる。すなわち、
第7図(A)の相関方式は発音レベルが完全にプレス強
度と相関しており、それに加えて発音数も増減する方式
である。
力筒7図(B)はプレス強度が一定値以上になると発音
レベルは殆ど一定となり、発音数の増減で全体の発音レ
ベルを増減する方式である。第4図(B)に示した重奏
テーブルはその中間の相関を持つものである。
ACテーブルM5の構成は第3図(B)のようになって
いる。コードのタイプ別に1〜5チャンネルで発音すべ
き1−−ンナンバがコードの根音からの半音数(半音を
1とし2個の音が半音いくつ分離れているかを示す数値
)で記憶されている。
たとえば、根音が「G:ソ」の属7度和音(図中TYP
 r7」の和音)を発音する場合、1チヤンネルには根
音の「G」、2チヤンネルにはrGJから半音数4(長
3度)上のrB、シ」、3チヤンネルには1G」から半
音数7(完全5度)上の「D:し」、4チヤンネルには
「G」から半音数10(類7度)上の「F:ファ」、5
チヤンネルには「G」から半音数12(オクターブ)上
の「G」がそれぞれ割り当てられる。
同図(C)にAHテーブルM6の一部構成図を示す。こ
のテーブルにはコートシーケンスメモリ(C3M:後述
)に記憶されているコードのタイプ(表側)、および、
コードの根音とキーパターンで決定された音高の差の半
音数(M61)毎に2〜5チヤンネルに割り当てる音高
が記憶されている。この音高は根音からの半音数で記憶
されているが、下線はオクターブ下(半音数で−12)
を表す。すなわち、「4」は=8 (−12+4:類6
度下)」を表している。2〜5チヤンネルの音をオクタ
ーブ低くしたののは1チヤンネルで発音されるメロディ
を引き立たせるためである。
また、キーパターンテーブルM7はそれぞれの音高を指
定するためのキーパターンが定められている。キーパタ
ーンは自然楽器の運指方式に似せて決定されており、リ
コーダ方式やサソクス方式等が考えられる。
BS(M8)はプレススレッショルドデータである。プ
レス強度データ(BS:後述)がBS以上になると吹奏
ありと判断される。また、AMXはコードシーケンスメ
モリ(C3M(A))の指数Aの最大値であり、記憶で
きるコードシーケンスの最大ステップ数を示す。
プレストリミングデータ記憶エリアM1.0の構成図を
第3図(D)に示す。この記憶エリアにはセンサ電圧最
大値13Vmax、センサ電圧最小値BVmin 、基
準プレス強度データBD、、プリセット係数R6が記憶
されている。これらのデータはプレス強度設定時(電源
オンスィッチ12オン時)に用いられる。
この電子管楽器ではプレス強度データBDは、BD=B
VXR で求められる。ただし、BVニブレスセンサ電圧、R:
係数である。
電源オン時にこの係数Rを任意に設定できるようにした
。これにより各演奏者に適した息の吹き込み強さ一発音
しベルの設定をすることができる。電源オン時にプレス
センサ電圧BVがBVmin≦BV≦BVmaxの範囲
のとき、 R=BDO/BV の式に基づき係数Rが算出される。このRの値は電源ス
ィッチがオンされている間保持される。
一方BVが上記範囲から外れていた場合には標準的な係
数R6がRに設定される。
第5図はマイクロコンピュータ24のRAM内に設定さ
れるレジスタ(テーブル、バッファ)。
フラグの一覧である。
A−シーケンスポインタ:C3R/C3P/AHモード
でシーケンスステップ番号を示す指数B−1拍クロック
レジスタ:設定されたリズムパターンにおける1拍のク
ロック数(分解能)が設定されるレジスタ BD−プレス強度データバッファ BF−プレスオンフラグ:プレス強度がプレススレッシ
ョルド(BS)を超えているときセットされるフラグ BEET−拍数カウンタ: C3R/C3P/A11モ
ードにおいて拍数をカウントするカウンタレジスタ B RT I−11/ 2 / 3−プレス強度レジス
タ:プレスインクラブト動作で検出するブレス強度ブタ
(BD)を記憶するレジスタ。1回のプレスインクラブ
ド動作で1回のプレス強度データ検出が行われるが最新
のものがB RT H3、前回のものがB RT H2
、前々回のものがBRTHIに記憶される。B RT 
H3< B RT H2またはB RT l−13=B
RTII2=I3RTH1となったときプレス強度デー
タのピーク(イニシャル強度)が過ぎたとしてPH(ピ
ークホールドフラグ:後述)をセントする。
BUF、BUFA、BUFB−運指パターンバッファ:
 BUFAは最新のキーパターンを取り込むバッファ、
BUFは直前のキーパターンを記憶しておくバッファ、
これらのバッファの内容を比較して各キー7−0〜7−
14のオン・オフイヘントを判断する。BUFBはAC
モードにおいて音階を決定するキー7−2〜7−14の
キーパターンが書き込まれるバッファである。
BV−ブレスセンサ電圧バッファ:ブレスセンサ21が
検出した電圧を一時記憶するバッファC3R−コードシ
ーケンスレコードフラグ:C3Rモ一ド動作中である旨
を記憶するフラグINIT−イニシャル強度しジスク:
ブレスインクラブト動作においてプレス強度の立ち上が
りピークをイニシャル強度として記憶するレジスタL 
T H−コード長レジスタ:C3R/C3P/A Hモ
ードにおいて1つのコートが演奏される拍数を記憶する
レジスタ MODE−モードレジスタ:演奏モートを記憶するレジ
スタ:0−単音モード、1−重奏モート2−ACモード
、  3−C3Rモード、  4−C3Pモード、5−
AHモードを表す。
P H−ピークホールドフラグ:イニシャル強度(IN
IT)が検出された旨を記憶するフラグR−変換係数し
ジスタ:ブレスセンザ検出電圧BVをプレス強度データ
BDに変換するための係数を記憶するレジスタ RITH−’Jズムパターンレジスタ:リズムパターン
メモリから読み出したりスムパターンを記憶しておくレ
ジスタ ROOT−根音レジスタ二コ一ドの根音が記憶されるレ
ジスタ RP−リズムパターン番号レジスタ:リズムパターン番
号が記憶されるレジスタ R3V−リザーフフラグ二拍タイミングからずれて指定
され、次の相タイミングまで発音待ちのコートがある旨
を記憶するフラグ RUN−RUNフラグ:リズム音発生回路32またはC
3R/C3P/AHモードが動作している旨を記憶する
フラグ T−クロックカウンタ:リズムインクラブト動作毎に加
算されるカウンタ:通常96カウントで2小節でありこ
の長さでリズムパターンが設定されている。
TC−音色番号レジスタ:音色番号が記憶されるレジス
タ TEMP−テンポレジスタ:テンポが記憶されるレジス
タ TYP−コードタイプレジスタ:コードのタイプが記憶
されるレジスタ、前記R00Tとともに使用されてコー
ド名(C(Cmajor chord) 、 A m 
7(A m1nor 7th、 chord)等)を指
定することができる。
またマイクロコンピュータ24のRAMには同図(B)
、(C)に示すKBYBUF、C3Mの各テーブルも設
定されている。KEYBUFは1〜5各チヤンネルのキ
ーオンフラグKONおよびト−ンナンバレジスタTNか
らなるテーブルである。このチーフルの記憶内容を楽音
発生回路31に送信することにより(同時に発音レベル
を指定することにより)楽音が発音される。また、楽音
発生回路31には、(KON)または(TN)のみを送
信することもでき、また、特定チャンネルのデータのみ
を送ることもできる。また、C3Mはシーケンスポイン
タA(0≦A≦AMX)で指定されるステップ毎にRO
OT、TYP、LTHの記憶エリアを有しているテーブ
ルである。C3Rモ一ド時にA=Oから順次記憶されて
ゆき、C8P/AHモ一ド時にA=0から順次読み出し
再生されてゆく。
(4)動作の説明 第6図は同制御部の動作を示すフローチャー1・である
。同図(A)はメインルーチンを示す。同図(BL (
C)はプレス強度検出動作を示し、同図(D)〜(G)
はメインルーチンのR4において各スイソチオンイヘン
トに対応するザブルーチンを示し、同図(H)〜(、y
)はメインルーチンのn15において各演奏モードに対
応するサブルチンを示す。また同図(K)、(L)はリ
ズムインクラブド動作を示し、同図(M)はプレスイン
クラブド動作を示す。
同図(A)において、電源スィッチ12がオンされると
まずイニシャル動作が行われる(nl)。このイニシャ
ル動作において後述(同図(B))のプレス強度設定動
作が行われるとともに音色やリズムパターンが所定のも
のにプリセットされる。イニシャル動作を終了すると、
R2でスイッチI10をスキャンする。何れかの機能ス
イッチにオン・オフイヘントがあったときには(R3)
対応するザブルーチン(同図(D)〜(G))を実行す
る(R4)。次にモードレジスタMODEを判断しくn
 16) 、MODE≠4であればn5以下のプレス強
度、キーパターン検出動作に進みMODE=4.(C3
Pモード)であればR2にもどる。これはC8PモーI
S中はプレス強度、キーパターンによるコントロールを
受は付けないからである。
R5ではプレス強度データを求めて(同図(C))プレ
ス強度データハソファBDに取り込み、BDとBSプレ
ススレッショルド)とを比較する(R6)。BD<BS
であれば吹奏されていないためプレスフラグBF、  
ピークホールドフラグP H、イニシャル強度レジスタ
INIT、プレス強度しジスクBRTHI/2/3、キ
ーパターンバッファBUF、BUFA、BUFBをリセ
ンl−/クリアするとともに(R8)キーオンフラグK
ON(キーハソファテーブルKEYBUFの先頭ビ・ノ
ド)をリセン1へしたのち(R9)R2にもどる。
BD≧BSの場合にはBFをセットしたのぢ(R7)、
PHがセットしているか否かを判断する(n10)。P
 Hは後述するプレスインクラブド動作(同図(M))
でイニシャル強度(INIT)が検出されたときセット
されるフラグであり、このイニシャル強度の検出によっ
て発音が可能になる。したがってP Hがセン)・シて
いる場合には既にINITが出ていることであるから音
高を決定するためni1以下のキーパターン検出動作に
進み、PHがリセッI〜している場合には発音不可であ
るためR2にもどる。
n11ではキーパターンをBUFAに取り込み、これを
BUFと比較する(n12)。これらが一致すればキー
パターンの変更がなく発音する楽音の音高にも変更がな
いためR2にもどる。BUFAとB U Fとが不一致
であれば音高に変更があるためBUFにBUFAの内容
を七ソトシたのち(n 13) 、MODEに基づいて
所定の演奏モード動作を実行する(n14.n15)。
ni1以下の動作を最初に実行する場合にはBtJF=
Oであるため通常のキー操作をしていれば必ずn、 1
2→n13に進む。
同図(B)はプレス強度設定動作である。電源スィッチ
12がオンされたときこの動作が実行される。電源スィ
ッチ12がオンされるとそのときのブレスセンザ電圧B
Vを取り込a(n 1.31 )、13Vmin≦BV
≦BV印axであるか否かを判断する(n 132)。
BVが上記範囲内であれば基準プレス強度データBDO
/BVで係数Rを求め(n133)。BVが上記範囲外
であればブリセント係数R8をRにセットして(n13
4)リターンする。したがって、歌口部2に息を吹き込
まずに電源スィッチ12のみをオンした場合にはこのR
6がセットされる。
同図(C)はプレス強度検出動作である。この動作は前
記メインルーチンの05において実行される。センザ電
圧BVを読み込み(n135)、このBVに係数Rを掛
けてBDを算出する(n136)。この値はプレス強度
レジスタBDに記憶される。
同図(D)は音色選択スイッチ6が押下されたとき実行
される音色選択サブルーチンである。何れかの音色選択
スイッチが押下されると、そのスイッチに対応する音色
番号を音色番号レジスタTCにセントしくn20)、こ
の番号で指定される音色データを音色データ記憶エリア
M1から読み出す(n 21 )。この音色データを楽
音発生回路31に送信してセットしたのち(n22)リ
ターンする。
同図(E)は演奏モード設定サブルーチンである。モー
ド切換スイッチ11.コードモード選択スイッチ4が操
作されたときこの動作が実行される。n23で操作内容
を判断し、それに対応する数値をMODEにセントする
(n24)。この数値は上述したように〇−単音モード
、■−重奏モード、  2−ACモード、  3−C3
Rモード、 4C8Pモード、5−AHモードを意味す
る。こののち各演奏モードのイニシャル動作を行う。K
EYBUF、BEET、A、ROOT、TYP、LTH
のクリア(n 25)は各演奏モード共通に行われ、こ
れに加えてMODE=1 (重奏モード)時には楽音発
生回路3Iの5個のLFO(変調用発振回路:楽音の基
本波形を制御する回路、1チヤンネル〜5チヤンネル用
に5個設けられている。)にそれぞれ0.1.−1.2
.−2のセントすれをあらかじめセットする(n26→
27)。
これにより、重奏モードで同じ音高の楽音を発音した場
合でも微妙なピッチずれを生じ合奏効果を得ることがで
きる。またMODE=3 (C3Rモード)の場合には
新たなコードシーケンスのレコーディングのためC3M
をクリアする(n26→n28)。
同図(F)はリズム設定サブルーチンである。
リズム選択スイッチ5a、5bまたはテンポ設定スイッ
チ5c、5dが押下されるとこの動作を実行する。リズ
ム選択スイッチ5a、5bが押下された場合にはn30
→n32に進みリズムパターン番号レジスタRPを加減
する。すなわちリズム選択スイッチ5aが押下されると
RPに1を加算し、リズム選択スイッチ5bが押下され
るとRPから1を減算する。加減ののちRPで識別され
るリズムパターンをリズムパターンメモリから読み出し
くn33)、1拍りロックレジスタBに1拍のクロック
数をセットして(n34)リターンする。テンポ設定ス
イッチ5c、5dが押下されるとn31→n35に進み
、テンポレジスタTEMPを加減する。5cが加算用ス
イッチであり5dが減算用スイッチである。加減された
TF、MPをリズムテンポオソシレータ27に送信した
のち(n36)リターンする。
同図(G)はスタート/ストップザブルーチンである。
スタート/ストップスイッチ5eが押下されるとこの動
作を実行する。このサブルーチンでは最初にRUNフラ
グを反転する(n38)。
これでRUN=1になればBEET←0をセットして(
n40)リターンし、RUN=OになればR8V←0、
T←0をセットしたのち(n41゜n42)リターンす
る。
次に同図(H)のフローチャートを参照してメロディモ
ードの動作を説明する。この動作はMODE=O(単音
モード)、■(重奏モード)または5(AHモード)の
ときメインルーチンのn1B 5において実行される。まずn45においてBUFでキ
ーパターンテーブルM7を参照し対応するキーパターン
を検索する(n45)。一致するキーパターンがあれば
その音高を一旦キーハソファKEYB UFの全チャン
ネルのトーンナンバレジスタTNに書き込んだのち(n
46→n47)n48に進む。一致するキーパターンが
ない場合には全チャンネルのKONフラグをリセットし
て(n55)n56に進む。
n48ではMODEを判断する。MODE=0の場合に
はn49に進み単音テーブルM3により1チヤンネルの
発音レベルを割り出し、1チヤンネルのみKONフラグ
をセットしたのち(n50)n56に進む。MODE=
1の場合にはn51に進み重奏テーブルM4により各チ
ャンネルの発音レベルを割り出し、全チャンネルのKO
Nフラグをセントしたのち(n52)n56に進む。M
ODE=5の場合にはn53に進みAHテーブルM6に
より各チャンネルの音高を書き換え、重奏テーブルM4
により各チャンネルの発音レベルを割り出したのち(n
54)n5Gに進む。重奏テーブルはイニシャル強度(
INIT)に対応する各チャンネルの発音レベルを記憶
しているが、第4図(B)に示すようにチャンネル番号
が大きくなる(1→5)にしたがってその立ち上がりが
遅くなるように設定されている。これにより発音レベル
を制御するイニシャル強度に基づいてパート数を増減す
ることができる。
n56ではKEYBUFを楽音発生回路(音源)31に
送信してリターンする。
同図(I)はオートコードザブルーチンである。この動
作はMODE=2 (ACモード)のときメインルーチ
ンのn15において実行される。n60ではBUFの上
位2ビツト(演奏用キー70.7−1に対応する。)を
コードタイプレジスタTYPにセントシ下位13ビット
をBUFBにセットする。BUFBの上位2ビツトには
単音モード時に最初の(低音の)オクターブを演奏する
とき使用される運指パターンデータ(“ol”=1キー
オン、0−キーオフを意味する。)が同時にセットされ
る。このBUFBでキーパターンテブルM7から一致す
るキーパ ターンを検索する(n61)。一致するキー
パターンがあればその音高を根音レジスタROOTにセ
ットしくn62→n63)、n64〜n68でTYPに
基づきコードタイプを判断する。TYPが” o o 
”であれば長和音(Major chord)であると
してACテーブルM5のM欄に基づいて各チャンネルの
音高をセットする(n65)。1” Y Pが“01゛
であれば短和音(minor chord)であるとし
てACテーブルM5のm欄に基づいて各チャンネルの音
高をセットする(n66)。TYPが“10゛であれば
属7度和音(7th chord)であるとしてACテ
ーブルM5の7欄に基づいて各チャンネルの音高をセン
トする(n67)。TYPが゛”11”であれば属7度
短和音(minor 7th chord)であるとし
てACテーブルM5のm7欄に基づいて各チャンネルの
音高をセットする(n68)。
次にRUNフラグを判断しくn69Lセントしていれば
リズム音発生回路32が動作しており、後述するリズム
インクラブド動作(同図(K)(L))においてリズム
パターンに合ったアルペジオ(分散和音:コード構成音
を別々に順次発音する演奏技法)が行われるためここで
はKONフラグをリセットしたのち(n70)、拍タイ
ミングからの遅れを判断する(n72)。すなわちクロ
ックカウンタTの値を1拍りロックレジスタBの値で除
した剰余mod(T/ B ) −〇であれば丁度拍タ
イミングである。拍タイミングからの遅れが1/4拍(
1/4B)未満の場合には大きな遅れではないため即時
にコードを切り換え(n73)、1/4拍以上遅れてい
る場合にはリザーブフラグR3Vをセットして(n74
)次の拍タイミングまでコード切り換えを停止する。こ
の制御によって拍タイミング前のキー操作(コード指定
)を拍タイミングに合わせることもできる。一方RUN
フラグがリセットしている場合にはリズム音発生回路3
2が動作していないため全チャンネルのに○Nフラグを
セットして即時に全音を発音する(n71.n73)。
なおn73ではKEYBUFを楽音発生回路31に送信
することによりコードの切り換え2発音を実行する。
同図(J)はC3Rモード(MODE=3)サブルーチ
ンであり、メインルーチンのn15において実行される
。このサブルーチンはコード切換時に実行され、切り換
えで終了したコードのLTHおよび切り換えで開始した
コードのTYP、  RooTをセン1へする動作であ
る。この動作に入るとまずコードシーケンスレコードフ
ラグC3Rがセットしているか否かを判断する(n80
)。このC3Rフラグはこのサブルーチンの最初の動作
(n81)でセットされるものであるため、C8Rフラ
グがリセットしているということはC3Rモードがスタ
ー1− L、た直後で初めてこの動作を行うことを意味
する。この場合にはn80→n81に進んでC3Rフラ
グをセントするとともにRUN←1.T←0をセットし
、上述したACサブルーチン(同図(I))を実行する
(n82)。こののちACザブルーチンで検出されたT
YP、ROOTをC3M (A)(この場合A−0)に
セントして(n83)リターンする。
一方、C3Rフラグがセットしていた場合にはn80→
n84に進んでACサブルーチンを実行する。この動作
でTYPおよびROOTが検出される。ACサブルーチ
ンののぢ上述のn72同様拍タイミングからの遅れを判
定する(n85)。
遅れが1/4拍以下であれば直ぐ音が出るため直前の拍
タイミングの拍数BEET−1をC3M (A)のL 
T Hにセットしくn86)、1/4拍以上遅れていた
場合には次の拍タイミングで切り換わるため次の拍タイ
ミングの拍数であるBEETをC3M (A)のLTH
にセットする(n87)。こののちAに1を加算しくn
 88) 、A>AMXになれば全ステップに記憶した
ことを意味するためn92の終了動作に進み、A≦AM
Xであればまだ残ステップがあるため拍数カウンタBE
ETにOをセントしくn 90) 、C3M (A)に
ACサブルーチン(n84.)で検出されたTYP。
ROOTをセットして(n91)リターンする。
同図(K)、(L)はリズムインクラブド動作である。
この動作はリズムテンポオソシレータ27の1クロツク
毎に実行される割り込み動作である。まずn95でRU
Nフラグを判断する。RUNがセットしていればリズム
音発生回路32が動作しているためn96以下の動作を
実行し、RUN=0であればリズム音発生回路32か停
止しているためそのままリターンする。
n96では(T)でリズムパターンレジスタRITHを
参照する。何れかの打楽器の発音タイミングであれば(
n97)、所定の打楽器チャンネルの発音信号をリズム
音発生装置32に送信する(n98)。n99では拍タ
イミングであるか否かを判断する(TをBで除して剰余
がなければ拍タイミングである)。拍タイミングであれ
ば表示器3の右側小数点を点灯しくn103)、さらに
2小節毎のリズムパターンの繰り返しタイミング(T=
0)であれば左4pH小数点も点灯する(71101→
102)。BEETに1を加算したのち(n103’ 
)、MODEを参照しくn104)、0.1であれば演
奏とリズムとは別に動作しているためクロックカウント
アツプ動作(n 112〜n 114− )に進む。M
ODB=2.3であればn105以下の動作を行う。ま
た、MODE=45であればn115以下の動作を行う
n105ではR3vフラグを参照し、セットしていれば
拍タイミングであるためK E Y T3 U Fを楽
音発生回路31に送信してコードを切り換える(n10
6)、R3Vをリセットしたのち(n107)n108
に進む。また、n105でR3Vフラグがリセットして
いる場合には直接n108に進む。
n108ではキザミOFFタイミング(アルペジオパタ
ーンの消音タイミング)であるか否かを判断し、キザミ
OFFタイミングであれば対応するチャンネル(音高)
のKONフラグをリセットして送信する(n109)。
またn110ではキザミ○Nタイミング(アルペジオパ
ターンの発音タイミング)であるか否かを判断し、キザ
ミONタイミングであれば対応チャンネルのKONフラ
グをセットして送信する(nlll)。
n112ではTに1を加算する。この加算によってT−
96になればT←0を入力してクリアしたのち(n 1
13→n 114.)リターンし、T〈96であればそ
のままリターンする。
なお、n99において拍タイミングでない場合にはn1
00に進んでMODEを判断し0,1゜5の場合にはn
112に進み、2〜4の場合にはn108に進む。A 
Hモード(MODE=5)の場合もn108〜n111
をスキップするのはプレス強度によって発音数が増減さ
れるためアルペジオが不要であるためである。
n115ではBEETとL T Hを比較し不一致であ
ればn124でMODEを判断し、4であればn108
に進み、5であればn112に進む。
一方BEETとLTHとが一致した場合にはコードの切
り換えであるためC3M (A)を読み出す(nl16
)。8売み出したデータがエンドデータ(C3M (A
MX+1.)に記憶されているデータ)でなければこの
データをROOT、TYPおよびL T I−1にセッ
トしくn119)、Aに1を加算しBEETを0にリセ
ットする(n120)。こののちMODEを判断しくn
121)、4の場合にはTYP、ROOTT:ACテー
ブルを検索して各チャンネルにトーンナンバを割り当て
たのち(n121→n122)n108に進み、MOD
Eが5であればA Hテーブルを参照して各チャンネル
にトーンナンバを割り当てたのち(n 121→n12
3)nl12に進む。
同図(M)はプレスインクラブド動作である。
この動作は約20m5毎に行われる割り込み動作であり
、プレスのイニシャル強度を検出するだめの動作である
。最初にプレスフラグBFおよびピークホールドフラグ
P Hを参照する(n125.n125’)。BFがセ
ットしており且つPHがリセットしていれば吹奏されて
いるがまだイニシャル強度は検出されていないとしてn
126以下の動作を実行し、BFがリセットしていれば
吹奏されていないとして、また、P Hがセンl□ シ
ていればすでにイニシャル強度を検出したとしてそのま
まリターンする。n126ではプレス強度レジスタの内
容をシフI・する。ずなわちB RT H1←BRTH
2,BRTH2←BRTH3,BRTH3(−BDを実
行する。ここで、B RT H3< B RTH2また
ばB RT H3= B RT H1の場合にはプレス
のイニシャル強度を検出したとしてピークホールドフラ
グP Hをセットして(nl、27.n128→130
)nilのキーパターン検出動作にジャンプする。イニ
シャル強度はイニシャル強度レジスタTNITに記憶さ
れている。一方、BRT I−13≧B RT H2か
つB RT H3≠B RT H1であれば(当然B 
RT H3> B RT H1である。
)既に検出されているプレス強度の最大値であるB R
T H3をINビ丁にセントシたのち(n129)リタ
ーンする。
以上がこの電子管楽器の動作である。この動作ではイニ
シャル強度を検出して発音しプレスフラグBFがセット
されている間その発音レベル(発音数、パート数)を保
持するようにされているが、刻々のプレス強度で発音レ
ベル(発音数、パート数数)を制御するようにしてもよ
い。また、ACモードにおいてもプレス強度に基づいて
パート数がttdJ?卸されるようにしてもよい。
第3図(D)のエリアB D oがこの発明の基準値記
憶手段に対応し、第6図(B)の動作が係数算定手段に
対応し、第6図(C)の動作がこの発明の変換手段に対
応する。
ところで、上記実施例では係数RはB D o / B
Vの演算で算出されているが、BVがとりえる値の範囲
を複数に分割しその範囲毎に係数R(R〜Rn)を設定
する方式もある。第8図にそのフローチャートを示す。
この動作は第6図(B)に代わって実行されるものであ
る。この動作ではBVの値域をBVI<BV2<BV3
<BV4に分割し、各範囲毎に係数を定めている。ただ
し、センサ電圧BVがBVIよりも低かった場合および
BV4よりも高かった場合には標準的な係数R2が設定
されるようになっている。すなわち、n140で検出さ
れたBVをn141.n142で判定し、BV1≦BV
≦BV2であればRにR1を設定しくn l 41→n
 14.3) 、BV3≦BV≦BV4であればRにR
3を設定する(n14.2→n144)、BV1≦BV
≦BV2.BV3≦BV≦BV4のいずれでもなげれば
BV2<BV<BV3またはBV<BVIまたはBV>
BV4であるからRにR2を設定して(n145)リタ
ーンする。
また、上記実施例および第8図の実施例はセンサ電圧B
Vに係数Rを掛けることによりプレス強度データBDを
算出する方式であるが、センサ電圧(仮のプレス強度デ
ータ)に特定のシフト係数Sを加算することによりプレ
ス強度データを求める方式も適用することができる。こ
の方式のフローチャーI・を第9図(A)、(B)に示
す。第9図(A)は第6図(B)に代わって実行され、
第9図(B)は第6図(C)に代わって実行されるもの
である。同図(A)において電源スィッチ12がオンさ
れるとそのときのプレスセンサ電圧BVを取り込み(n
 150) 、BVmin≦BV≦BVmaxであるか
否かを判断する(n151)。B Vが上記範囲内であ
ればBDo  BVXRc (定数)でシフ)〜係数S
を求め(n152)、BVが上記範囲外であればプリセ
ットシフト係数R8をRにセントして(n153) リ
ターンする。
同図(B)においてn154でセンサ電圧BVを読み込
み、このBVに定数Rcを掛けた値に上記動作で算定さ
れたSを加算してBDを算出する(n155)。この値
はプレス強度レジスタBDに記憶される。
このようにセンサ電圧をプレス強度データに変換する方
式は種々考えられる。また、このような発音レベル制御
データの設定は電子管楽器に限らず鍵盤型電子楽器にも
適用することができる。
(g)発明の効果 以上のようにこの発明の電子楽器では、基準となる特定
の発音レベルを演奏者の任意の操作量((打鍵強度、吹
奏強度)に設定し、この操作量発音レベルの関係で以後
の発音レベルを制御することができるため、子供や女性
等の打鍵力、吹奏力の弱い演奏者でも小さい検出値でf
fを出すことができ、また、打鍵力、吹奏力の強い男性
でもpを出すことができ、グイナミソクレンジの広い演
奏をすることができる。
また、楽器毎のセンサのばらつきをこの設定によってキ
ャンセルすることができる利点も生じる
【図面の簡単な説明】
第1図(AL (B)はこの発明の実施例である電子管
楽器の外観図、同図(C)は同電子管楽器の横断面図で
ある。第2図は同電子管楽器の制御部のブロック図、第
3図(A)〜(D)は同制御部のROMの構成図、第4
図(A)、(B)は同ROMに設定される単音テーブル
および重奏テーブルを説明するだめの図、第5図(Δ)
〜(C)は同制御部のマイクロコンピュータに内蔵され
るRAMの構成図、第6図(A)〜(M)は同制御部の
動作を説明するフローチャートであり、同図(A)はメ
インルーチン、同図(BL (C)はプレス強度設定動
作およびプレス強度検出動作、同図(D)〜(G)はス
イッチ類操作に対応するサブルーチン、同図(H)〜(
J)は各演奏モードに対応するサブルーチン、同図(K
)、 (L)はリズムインクラブド動作、同図(M)は
プレスインクラブド動作をそれぞれ示す。 第7図(A)、 (B)は重奏テーブルの他の実施例を
説明するだめの図である。 第8図はプレス強度設定動作の他の実施例を示す図、第
9図(A)、(B)はプレス強度設定動作およびプレス
強度検出動作のさらに他の実施例を示すフローチャート
である。 2−歌口部、12−電源スイフチ、 21−プレスセンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)演奏中に操作される操作部の操作量をリニアに検
    出するセンサを有し、このセンサの検出値に基づいて発
    音レベルを制御する電子楽器において、 基準となる発音レベル制御データを基準値として記憶す
    る基準値記憶手段と、 特定タイミングに求められた前記検出値を前記基準値に
    変換するための係数を算出・記憶する係数算定手段と、 以後の検出値を前記係数算定手段で算出・記憶された係
    数で発音レベル制御データに変換する変換手段と、 を設けたことを特徴とする電子楽器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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