JPH02178093A - ファクシミリ用記録紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ファクシミリ用記録紙に関するものである。

［従来の技術］ 近年、文書や図面等をそのままの形で電送することので
きるファクシミリの普及は目覚ましく、業務用としては
もとより、一般家庭用、個人用としても広く使用される
ようになっている。

ところか、従来のファクシミリは、上述したような便利
さの反面１受信内容を記録した記録紙がその記録内容を
露出させたまま繰り出されるようになっているため、機
密保持か困難であるという難点も有しており、最近では
、機密保持機能を持ったファクシミリや記録紙の出現か
強く望まれている。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明の課題は、機密保持機能を備えた記録紙を提供す
ることによって上記従来の問題点を解決することにある
。

［課題を解決するための手段及びその作用コ上記課題を
解決するため、本発明の記録紙は、受信内容を記録する
ための感熱紙の表面に、記録した内容を隠蔽する隠蔽シ
ートを剥離可能に貼着したものである。

従って、この記録紙に受信内容か記録されても、その記
録は隠蔽シートにより隠蔽されてそのままては判読する
ことかてきず、該隠蔽シートを剥離することにより初め
てその判読か可能となる。

上記記録紙には、宛名を外部から判読可能に記録するこ
とができる宛名記録部や、受信内容の記録位置又は切断
位置等を決めるための位置決め用の目印を付設しておく
ことか望ましい。

上記隠蔽シートは、感熱紙により形成することかできる
。この場合、該感熱紙の宛名記録部を除く残りの部分に
は、記録内容の判読を防止するための隠蔽処理を施すの
か良い。

また、上記［蔽シートは、記録内容の判読を防止するた
めの隠蔽処理を施した普通紙により形成することもでき
、この場合には、該隠蔽シートに感熱剤を塗布するとか
、下層の感熱紙を露出させる窓穴を形成することにより
、上記宛名記録部を形成することかできる。

Ｃ実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。

第１図（Ａ）、（８）は本発明に係る記録紙の第１実施
例を示すもので、ｌは受信内容を記録するための感熱紙
を示し、この感熱紙ｌは、基材１ａの表面に感熱剤１ｂ
を塗布することにより構成されており、該感゛熟紙ｌの
上面には、それに記録された内容を隠蔽して他人が判読
できないようにするための隠蔽シート２か剥離可能に貼
着されている。

上記隠蔽シート２は、上記感熱紙ｌと同様に基材２ａの
表面に感熱剤２ｂを塗布してなる感熱紙により構成され
、低融点のワックス等からなる貼着媒体３によって感熱
紙ｌに一体に貼着されており。

該隠蔽シート２には、宛名を記録するための宛名記録部
４を除く残りの部分に適宜の隠蔽処理を施すことにより
、該隠蔽シート２及び感熱紙ｌに記録された内容の判読
を防止するための隠蔽部５が形成されている。

上記隠蔽処理としては、隠蔽シート２の地色を記録され
た文字や図形の色と同し色かそれを読みにくい色に着色
する方法や、各種模様のプレ印刷を施す方法、感熱剤２
ｂの感度を低下させる減感印刷を施す方法等がある。

上記記録紙における紙面の一部には、宛名記録部４等の
位置検出用としてセンサマーク又はセンサホールド等の
目印６を付設し、この目印６を、送信側と受信側とにお
ける宛名やその他の記載内容の位置決め、記録紙の切断
位置の位置決め等に利用することができる。

なお、上記記録紙は、切れ目のないロール状のものとし
て構成し得ることは勿論のこと、切断位置にミシン目を
入れたファンホールト状シートとして構成することもで
き、この場合には、例えばＡ４や８５等のように定形サ
イズに形成される。

上記構成を有する記録紙において、所定の書式て送信さ
れた情報が受信されると、その内容は感熱紙１及び隠蔽
シート２の両方に記録されるか、該隠蔽シート２には宛
名記録部４を除いて隠蔽処理か施されているため、その
ままては宛名を除いて記録内容は判読することかできず
、該隠蔽シート２を剥離することにより初めてその判読
か可能になる。

第２図（Ａ）、（Ｂ）は本発明の第２実施例を示すもの
て、この実施例では、基材１１ａの表面に感熱剤１１ｂ
を塗布してなる感熱紙１１の上面に、比較的坪１の低い
上質紙等の普通紙からなる隠蔽シー１−１２か、低融点
のワックス類や再開離性の粘着剤等からなる貼着媒体１
３により剥離可能に貼着されている。この隠蔽シート１
２には、感熱紙１１の記録内容か透けて見えることを防
止するため、着色やプレ印刷等による隠蔽処理か施され
ており、その一部に感熱剤１７を塗布することにより、
宛名を外部から読み取り可能に記録するための宛名記録
部１４か形成されている。この宛名記録部１４は、第３
図に示すように、隠蔽シート１２をくり抜いて下層の感
熱紙１１を露出させる窓穴１８を設けることにより：該
感熱紙１１に直接記録させるように構成することもてき
る。特に、貼着媒体１３として再剥離性の粘着剤を使用
した場合であって、該粘着剤層によって記録紙上面から
感熱紙１１への記録か困難な場合には、記録紙下面から
記録する方法か採られるか、このような場合に宛名記録
部１４に窓穴１８を設ける方法は非常に有効である。

［発明の効果］ このように本発明によれば、受信内容を記録するための
感熱紙の表面に、記録した内容を隠蔽するための隠蔽シ
ートを貼着することにより、機密保持機能を備えた記録
紙を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）、（Ｂ）は本発明に係る記録紙の第１実施
例を示す部分平面図及びその拡大断面図、第２図（Ａ）
　、（Ｂ）は同第２実施例の部分平面図及びその拡大断
面図、第３図は第３実施例の拡大断面図である。 第１＝ １．１１・・感熱紙、　　　２．１２・・隠蔽シート、
４、】４・・宛名記録部、５　・・隠蔽部。 ６　・・目印、　　　　　１７・・感熱剤、１８・・窓
穴。 第２１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、受信内容を記録するための感熱紙の表面に、記録し
   た内容を隠蔽する隠蔽シートを剥離可能に貼着したこと
   を特徴とするファクシミリ用記録紙。 ２、位置決め用の目印を付設してあることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載のファクシミリ用記録紙。 ３、宛名を外部から判読可能に記録する宛名記録部を有
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のファ
   クシミリ用記録紙。 ４、隠蔽シートを感熱紙により形成し、該感熱紙の宛名
   記録部を除く残りの部分に記録内容の判読を防止するた
   めの隠蔽処理を施してあることを特徴とする特許請求の
   範囲第３項記載のファクシミリ用記録紙。 ５、隠蔽シートを記録内容の判読を防止するための隠蔽
   処理を施した普通紙により形成し、該隠蔽シートに感熱
   剤を塗布することにより宛名記録部を形成したことを特
   徴とする特許請求の範囲第３項記載のファクシミリ用記
   録紙。 ６、隠蔽シートを記録内容の判読を防止するための隠蔽
   処理を施した普通紙により形成し、該隠蔽シートに下層
   の感熱紙を露出させる窓穴を切設することにより宛名記
   録部を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第３項
   記載のファクシミリ用記録紙。