JPH0217732B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0217732B2 JPH0217732B2 JP58131652A JP13165283A JPH0217732B2 JP H0217732 B2 JPH0217732 B2 JP H0217732B2 JP 58131652 A JP58131652 A JP 58131652A JP 13165283 A JP13165283 A JP 13165283A JP H0217732 B2 JPH0217732 B2 JP H0217732B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped
- clutch
- disc
- pressure plate
- cone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/22—Friction clutches with axially-movable clutching members
- F16D13/24—Friction clutches with axially-movable clutching members with conical friction surfaces cone clutches
- F16D13/32—Friction clutches with axially-movable clutching members with conical friction surfaces cone clutches in which two or more axially-movable members are pressed from one side towards an axially-located member
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/22—Friction clutches with axially-movable clutching members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/22—Friction clutches with axially-movable clutching members
- F16D13/38—Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs
- F16D13/46—Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs in which two axially-movable members, of which one is attached to the driving side and the other to the driven side, are pressed from one side towards an axially-located member
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D21/00—Systems comprising a plurality of actuated clutches
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は産業機械用、自動車用等のクラツチに
関する。
関する。
（従来技術）
従来のクラツチには入力側のフライホイールと
プレツシヤプレートの間に円板形の出力軸クラツ
チデイスクが介装されている。そしてプレツシヤ
プレートによりクラツチデイスクがフライホイー
ルに圧接された時に、回転力がフライホイールか
らクラツチデイスク中央の出力軸に伝達される。
ところが従来のクラツチデイスクは、前述の如く
円板形であるため、クラツチ接続中にシヨツクト
ルクが起きるとスリツプが生じ易く、このためク
ラツチトルク容量（伝達し得るトルクの大きさ）
に対するクラツチサイズ、ペダル踏力が共に大き
くなる。
プレツシヤプレートの間に円板形の出力軸クラツ
チデイスクが介装されている。そしてプレツシヤ
プレートによりクラツチデイスクがフライホイー
ルに圧接された時に、回転力がフライホイールか
らクラツチデイスク中央の出力軸に伝達される。
ところが従来のクラツチデイスクは、前述の如く
円板形であるため、クラツチ接続中にシヨツクト
ルクが起きるとスリツプが生じ易く、このためク
ラツチトルク容量（伝達し得るトルクの大きさ）
に対するクラツチサイズ、ペダル踏力が共に大き
くなる。
（発明の目的）
本発明は、クラツチトルク容量に対するクラツ
チサイズ、ペダル踏力の低減を目的としている。
更に本発明はクラツチを接続する際のシヨツクや
ビビリを防止し、フイーリングを改善することを
目的としている。
チサイズ、ペダル踏力の低減を目的としている。
更に本発明はクラツチを接続する際のシヨツクや
ビビリを防止し、フイーリングを改善することを
目的としている。
（発明の構成）
本発明はフライホイールとプレツシヤプレート
の間にクラツチデイスクを介装したクラツチにお
いて、クラツチデイスクを中心側の円板形ドリブ
ンプレートの両面に円板形フエーシングを固着し
た円板形デイスク部と、円板形ドリブンプレート
と一体の外周側コーン部の両面にコーン形フエー
シングを固着したコーン形デイスク部とで形成
し、フライホイールとプレツシヤプレートとの外
周部にそれぞれ対向したコーン形摩擦面を設ける
と共に、円板形デイスク部に対向したプレツシヤ
プレートに板ばねを介して別の円板形プレツシヤ
プレートを装着しかつ板ばねの一端部をプレツシ
ヤプレートに、又他端部を円板形プレツシヤプレ
ートにそれぞれ固着してクラツチを接続する際に
円板形デイスク部の方がコーン形デイスク部より
先にフライホイールに圧接し始めるようにしたこ
とを特徴とするクラツチである。
の間にクラツチデイスクを介装したクラツチにお
いて、クラツチデイスクを中心側の円板形ドリブ
ンプレートの両面に円板形フエーシングを固着し
た円板形デイスク部と、円板形ドリブンプレート
と一体の外周側コーン部の両面にコーン形フエー
シングを固着したコーン形デイスク部とで形成
し、フライホイールとプレツシヤプレートとの外
周部にそれぞれ対向したコーン形摩擦面を設ける
と共に、円板形デイスク部に対向したプレツシヤ
プレートに板ばねを介して別の円板形プレツシヤ
プレートを装着しかつ板ばねの一端部をプレツシ
ヤプレートに、又他端部を円板形プレツシヤプレ
ートにそれぞれ固着してクラツチを接続する際に
円板形デイスク部の方がコーン形デイスク部より
先にフライホイールに圧接し始めるようにしたこ
とを特徴とするクラツチである。
（実施例）
第１図において１はフライホイール、２はプレ
ツシヤプレート、３はクラツチデイスクである。
フライホイール１は図示されていないエンジンの
クランク軸端部に締着され、中央の軸受４に被動
軸５の前端部が支承されている。被動軸５は具体
的には変速機の入力軸であり、スプライン６上に
クラツチデイスク８のハブ７が摺動自在に嵌合し
ている。
ツシヤプレート、３はクラツチデイスクである。
フライホイール１は図示されていないエンジンの
クランク軸端部に締着され、中央の軸受４に被動
軸５の前端部が支承されている。被動軸５は具体
的には変速機の入力軸であり、スプライン６上に
クラツチデイスク８のハブ７が摺動自在に嵌合し
ている。
クラツチデイスク３は中心側の円板形デイスク
部３ａと外周側のコーン形デイスク部３ｂを同芯
に備えている。円板形デイスク部３ａは１対の環
状フエーシング８を円板形ドリブンプレート９の
前後両面にモールドすることにより形成されてお
り、フエーシング８はフライホイール１とプレツ
シヤプレート２の軸５と直角な摩擦面１０，１１
に対向している。プレート９の内周部はハブ７の
フランジ部７ａに複数個のリベツトにより固定さ
れる。
部３ａと外周側のコーン形デイスク部３ｂを同芯
に備えている。円板形デイスク部３ａは１対の環
状フエーシング８を円板形ドリブンプレート９の
前後両面にモールドすることにより形成されてお
り、フエーシング８はフライホイール１とプレツ
シヤプレート２の軸５と直角な摩擦面１０，１１
に対向している。プレート９の内周部はハブ７の
フランジ部７ａに複数個のリベツトにより固定さ
れる。
コーン形デイスク部３ｂはコーン形の１対のフ
エーシング１２をプレート９のコーン部９ａの両
面にモールドすることにより形成されており、フ
ライホイール１とプレツシヤプレート２のコーン
形摩擦面１４，１５に対向している。コーン部９
ａは円板形デイスク部３ａより半径方向外方へ突
出したプレート９の外周部に一体に形成されてお
り、軸方向及び円周方向のシヨツクを吸収するク
ツシヨニングプレートの機能を発揮できるよう
に、コーン部９ａには多数の放射状のスリツトを
設ける。
エーシング１２をプレート９のコーン部９ａの両
面にモールドすることにより形成されており、フ
ライホイール１とプレツシヤプレート２のコーン
形摩擦面１４，１５に対向している。コーン部９
ａは円板形デイスク部３ａより半径方向外方へ突
出したプレート９の外周部に一体に形成されてお
り、軸方向及び円周方向のシヨツクを吸収するク
ツシヨニングプレートの機能を発揮できるよう
に、コーン部９ａには多数の放射状のスリツトを
設ける。
プレツシヤプレート２はその円周方向に延びる
複数個のストラツプ（図示せず）を介してクラツ
チカバー１７に接続しており、クラツチカバー１
７は外周部が複数個のボルトによりフライホイー
ル１に固定される。クラツチカバー１７の内周部
には１対のワイヤリング１８が支持され、両ワイ
ヤリング１８，１８間にはダイヤフラムスプリン
グ１９が支持され、ダイヤフラムスプリング１９
の外周部はプレツシヤプレート２に当接し、内周
部はレリーズベアリング２０に対向している。
複数個のストラツプ（図示せず）を介してクラツ
チカバー１７に接続しており、クラツチカバー１
７は外周部が複数個のボルトによりフライホイー
ル１に固定される。クラツチカバー１７の内周部
には１対のワイヤリング１８が支持され、両ワイ
ヤリング１８，１８間にはダイヤフラムスプリン
グ１９が支持され、ダイヤフラムスプリング１９
の外周部はプレツシヤプレート２に当接し、内周
部はレリーズベアリング２０に対向している。
プレツシヤプレート２には第２図のようにばね
２２を介して円板形プレツシヤプレート２ａが支
持されている。ばね２２としては第２図の断面形
状を有する環状体を採用することができ、その場
合ばね２２は複数個のリベツトにより両プレツシ
ヤプレート２，２ａに締着される。円板形プレツ
シヤプレート２ａの摩擦面１１とプレツシヤプレ
ート２のコーン形摩擦面１５の位置関係は、プレ
ツシヤプレート２が矢印Ａ方向へ移動してクラツ
チが接続する際、まず摩擦面１１により円板形デ
イスク部８ａがフライホイール１に接触し始め、
引き続きプレツシヤプレート２が移動して伝達ト
ルクが第３図のT1に達したころからコーン形デ
イスク部３ｂがコーン形摩擦面１５によりフライ
ホイール１に押圧され始めるように定められてい
る。
２２を介して円板形プレツシヤプレート２ａが支
持されている。ばね２２としては第２図の断面形
状を有する環状体を採用することができ、その場
合ばね２２は複数個のリベツトにより両プレツシ
ヤプレート２，２ａに締着される。円板形プレツ
シヤプレート２ａの摩擦面１１とプレツシヤプレ
ート２のコーン形摩擦面１５の位置関係は、プレ
ツシヤプレート２が矢印Ａ方向へ移動してクラツ
チが接続する際、まず摩擦面１１により円板形デ
イスク部８ａがフライホイール１に接触し始め、
引き続きプレツシヤプレート２が移動して伝達ト
ルクが第３図のT1に達したころからコーン形デ
イスク部３ｂがコーン形摩擦面１５によりフライ
ホイール１に押圧され始めるように定められてい
る。
次に作用を説明する。第１図はクラツチ接続状
態を示しており、この状態からクラツチペダルを
踏込み、レリーズベアリング２０を前方（図の左
方）へ移動させてダイヤフラムスプリング１９を
そり返らせ、プレツシヤプレート２を後方へ戻す
と、クラツチデイスク３はフライホイール１とプ
レツシヤプレート２から解放され（第２図）、ク
ラツチは切れる。次にクラツチペダルを緩やかに
解放してゆくと、プレツシヤプレート２が第２図
矢印Ａ方向に前進し、まず円板形プレツシヤプレ
ート２ａが円板形デイスク部３ａをフライホイー
ル１の摩擦面１０に押し付け始める。プレツシヤ
プレート２の前方への移動量が増し、これに伴な
い伝達トルクも第３図実線のように滑らかに増加
し、P1点に達するとプレツシヤプレート２によ
りコーン形デイスク部１３がフライホイール１の
コーン形摩擦面１４に圧接され始め、P2点にお
いてクラツチの接続が完了する。第３図の破線は
コーン形デイスク部を持たない従来式クラツチの
特性である。
態を示しており、この状態からクラツチペダルを
踏込み、レリーズベアリング２０を前方（図の左
方）へ移動させてダイヤフラムスプリング１９を
そり返らせ、プレツシヤプレート２を後方へ戻す
と、クラツチデイスク３はフライホイール１とプ
レツシヤプレート２から解放され（第２図）、ク
ラツチは切れる。次にクラツチペダルを緩やかに
解放してゆくと、プレツシヤプレート２が第２図
矢印Ａ方向に前進し、まず円板形プレツシヤプレ
ート２ａが円板形デイスク部３ａをフライホイー
ル１の摩擦面１０に押し付け始める。プレツシヤ
プレート２の前方への移動量が増し、これに伴な
い伝達トルクも第３図実線のように滑らかに増加
し、P1点に達するとプレツシヤプレート２によ
りコーン形デイスク部１３がフライホイール１の
コーン形摩擦面１４に圧接され始め、P2点にお
いてクラツチの接続が完了する。第３図の破線は
コーン形デイスク部を持たない従来式クラツチの
特性である。
第３図から明らかなように第１、第２図に示す
コーン形デイスク部３ｂを設けると、クラツチト
ルク容量が大幅に増加する。即ちコーンクラツチ
（円錐クラツチ）はエンゲージ初期に急に噛込み、
シヨツク感があり、不均一に当る可能性が高いた
めビビリが生じ易いが、大トルクが出せる特性を
備えている。この特性を有するコーンクラツチが
従来式クラツチのエンゲージ終了直前に作動する
ようにしているため、円錐クラツチを設けたこと
によるシヨツクやビビリを伴なうことなく、トル
ク容量の大きいクラツチが得られる。しかもエン
ゲージ終了後は、シヨツクトルクが生じてもロツ
ク状態となつているためスリツプは生じない。
コーン形デイスク部３ｂを設けると、クラツチト
ルク容量が大幅に増加する。即ちコーンクラツチ
（円錐クラツチ）はエンゲージ初期に急に噛込み、
シヨツク感があり、不均一に当る可能性が高いた
めビビリが生じ易いが、大トルクが出せる特性を
備えている。この特性を有するコーンクラツチが
従来式クラツチのエンゲージ終了直前に作動する
ようにしているため、円錐クラツチを設けたこと
によるシヨツクやビビリを伴なうことなく、トル
ク容量の大きいクラツチが得られる。しかもエン
ゲージ終了後は、シヨツクトルクが生じてもロツ
ク状態となつているためスリツプは生じない。
（発明の効果）
本発明によるとクラツチ全体のトルク容量が増
加する。このことはトルク容量が一定の場合にク
ラツチサイズが減少することを意味している。又
クラツチレリーズ荷重（クラツチ踏力）が減少す
る。このことはトルク容量が等しい従来式のクラ
ツチに比べてクラツチペダルの踏力が減少するこ
とを意味している。
加する。このことはトルク容量が一定の場合にク
ラツチサイズが減少することを意味している。又
クラツチレリーズ荷重（クラツチ踏力）が減少す
る。このことはトルク容量が等しい従来式のクラ
ツチに比べてクラツチペダルの踏力が減少するこ
とを意味している。
更に本発明によると、クラツチエンゲージ初期
においては円板クラツチ部分が先にミートするた
め、円錐クラツチ独特のシヨツク、ビビリ等の問
題を解決することができる。即ち円錐クラツチは
エンゲージ終了直前にロツクするため、円錐クラ
ツチ接続（エンゲージ）時のシヨツク、ビビリ等
を防止することができ、フイーリングが向上す
る。尚第２図の実施例に示す如く、プレツシヤプ
レート２，２ａ間にばね２２を配置すると、クラ
ツチデイスク３のクツシヨニングが不要となり、
フエーシングをプレートにモールドした、いわゆ
るモールドタイプのクラツチデイスクと組み合せ
ることが可能となり、クラツチが長寿命化する。
においては円板クラツチ部分が先にミートするた
め、円錐クラツチ独特のシヨツク、ビビリ等の問
題を解決することができる。即ち円錐クラツチは
エンゲージ終了直前にロツクするため、円錐クラ
ツチ接続（エンゲージ）時のシヨツク、ビビリ等
を防止することができ、フイーリングが向上す
る。尚第２図の実施例に示す如く、プレツシヤプ
レート２，２ａ間にばね２２を配置すると、クラ
ツチデイスク３のクツシヨニングが不要となり、
フエーシングをプレートにモールドした、いわゆ
るモールドタイプのクラツチデイスクと組み合せ
ることが可能となり、クラツチが長寿命化する。
更に本発明によると、まずドリブンプレート９
に１対の円板形環状フエーシング８と、その外周
側に１対のコーン形フエーシング１２が固着され
たいわゆるモールドタイプのクラツチデイスク３
を採用し、プレツシヤプレート２側に軸方向に撓
みうる板ばね２２を介して円板形プレツシヤプレ
ート２ａを設けかつ板ばね２２の一端部をプレツ
シヤプレート２に、又他端部を円板形プレツシヤ
プレート２ａにそれぞれ固着しているので、コー
ン形デイスク３ｂの作用によりクラツチトルク容
量が大幅に増大し、しかもクラツチデイスクの長
寿命化を図ることができる。又本発明においては
板ばね２２が円板形プレツシヤプレート２ａを軸
方向に弾性的に支持すると共にプレツシヤプレー
ト２から円板形プレツシヤプレート２ａに回転力
を伝達する機能を果し、部品点数が減少すると共
に、構造が簡素化する。更に本発明においては、
円板形プレツシヤプレート２ａはプレツシヤプレ
ート２に分離不能に装着されており、又コーン形
デイスク部３ｂは円板形デイスク部３ａと共にド
リブンプレート９に装着されているため、フライ
ホイール１とプレツシヤプレート２の間に１個の
クラツチデイスク３を装着するだけで、従来と同
様に（コーン形デイスク部３ｂを持たないクラツ
チデイスクを有するクラツチと同様に）組立てる
ことができ、組立作業は極めて容易である。
に１対の円板形環状フエーシング８と、その外周
側に１対のコーン形フエーシング１２が固着され
たいわゆるモールドタイプのクラツチデイスク３
を採用し、プレツシヤプレート２側に軸方向に撓
みうる板ばね２２を介して円板形プレツシヤプレ
ート２ａを設けかつ板ばね２２の一端部をプレツ
シヤプレート２に、又他端部を円板形プレツシヤ
プレート２ａにそれぞれ固着しているので、コー
ン形デイスク３ｂの作用によりクラツチトルク容
量が大幅に増大し、しかもクラツチデイスクの長
寿命化を図ることができる。又本発明においては
板ばね２２が円板形プレツシヤプレート２ａを軸
方向に弾性的に支持すると共にプレツシヤプレー
ト２から円板形プレツシヤプレート２ａに回転力
を伝達する機能を果し、部品点数が減少すると共
に、構造が簡素化する。更に本発明においては、
円板形プレツシヤプレート２ａはプレツシヤプレ
ート２に分離不能に装着されており、又コーン形
デイスク部３ｂは円板形デイスク部３ａと共にド
リブンプレート９に装着されているため、フライ
ホイール１とプレツシヤプレート２の間に１個の
クラツチデイスク３を装着するだけで、従来と同
様に（コーン形デイスク部３ｂを持たないクラツ
チデイスクを有するクラツチと同様に）組立てる
ことができ、組立作業は極めて容易である。
（その他の実施例）
(1) 第４図のようにプレツシヤプレート２にばね
２４を介してコーン形プレツシヤプレート２ｂ
を取り付けることができる。この場合プレツシ
ヤプレート２，２ａ間のばね２２の撓みは、プ
レツシヤプレート２，２ｂ間のばね２４の撓み
より大きく、更に円板形プレツシヤプレート２
ａの方が先にフエーシングに接触するようにな
つている。この構造によるとコーンクラツチの
ロツクが徐々に行われるため、クラツチエンゲ
ージ行程の全範囲にわたりシヨツクやビビリを
防止してフイーリングを向上させることができ
る。
２４を介してコーン形プレツシヤプレート２ｂ
を取り付けることができる。この場合プレツシ
ヤプレート２，２ａ間のばね２２の撓みは、プ
レツシヤプレート２，２ｂ間のばね２４の撓み
より大きく、更に円板形プレツシヤプレート２
ａの方が先にフエーシングに接触するようにな
つている。この構造によるとコーンクラツチの
ロツクが徐々に行われるため、クラツチエンゲ
ージ行程の全範囲にわたりシヨツクやビビリを
防止してフイーリングを向上させることができ
る。
(2) 外周側のコーン形デイスク部３ｂは円周上に
おいて複数個に分割されていてもよく、その場
合はプレートコーン部９ａも同一円周上複数個
に分割可能である。またコーン部９ａをプレー
ト９と別体のばね鋼板で形成することもでき
る。
おいて複数個に分割されていてもよく、その場
合はプレートコーン部９ａも同一円周上複数個
に分割可能である。またコーン部９ａをプレー
ト９と別体のばね鋼板で形成することもでき
る。
(3) 内周側の円板形デイスク部３ａは外周側のコ
ーン形デイスク部３ｂに比べて摩耗しやすいた
め、円板形デイスク部３ａに摩耗のしにくいメ
タリツク又はセラメタリツクのフエーシングを
採用し、コーン形デイスク部３ｂにオルガニツ
クフエーシングを採用すると、長期間の使用後
においても両クラツチ部分のフエーシング摩耗
量を揃えることができ、第３図のP1点の位置
が変らず、特性を長期間安定させ得る利点があ
る。
ーン形デイスク部３ｂに比べて摩耗しやすいた
め、円板形デイスク部３ａに摩耗のしにくいメ
タリツク又はセラメタリツクのフエーシングを
採用し、コーン形デイスク部３ｂにオルガニツ
クフエーシングを採用すると、長期間の使用後
においても両クラツチ部分のフエーシング摩耗
量を揃えることができ、第３図のP1点の位置
が変らず、特性を長期間安定させ得る利点があ
る。
(4) ばね２２は第５図のようにリベツト２５，２
６によりプレツシヤプレート２ａ，２に固着す
ることもできる。
６によりプレツシヤプレート２ａ，２に固着す
ることもできる。
(5) コーン形デイスク部３ｂをクラツチ中心から
の距離の異なる複数個に分割し、外側にゆくに
つれて傾斜角を次第に増加することができる。
その場合はクラツチデイスク全体が椀状にな
り、トルク容量（対サイズ比）を増加すること
ができる（第６図）。
の距離の異なる複数個に分割し、外側にゆくに
つれて傾斜角を次第に増加することができる。
その場合はクラツチデイスク全体が椀状にな
り、トルク容量（対サイズ比）を増加すること
ができる（第６図）。
第１図は縦断面略図、第２図は第１図に示すク
ラツチの解放時の状態を示す部分拡大図、第３図
はクラツチトルク容量とプレツシヤプレート移動
量の関係を示すグラフ、第４、第５、第６図は別
の実施例を示すための縦断面部分図である。１…
…フライホイール、２……プレツシヤプレート、
３……クラツチデイスク、３ａ……円板形デイス
ク部、３ｂ……コーン形デイスク部。
ラツチの解放時の状態を示す部分拡大図、第３図
はクラツチトルク容量とプレツシヤプレート移動
量の関係を示すグラフ、第４、第５、第６図は別
の実施例を示すための縦断面部分図である。１…
…フライホイール、２……プレツシヤプレート、
３……クラツチデイスク、３ａ……円板形デイス
ク部、３ｂ……コーン形デイスク部。
Claims (1)
- １ フライホイールとプレツシヤプレートの間に
クラツチデイスクを介装したクラツチにおいて、
クラツチデイスクを中心側の円板形ドリブンプレ
ートの両面に円板形フエーシングを固着した円板
形デイスク部と、円板形ドリブンプレートと一体
の外周側コーン部の両面にコーン形フエーシング
を固着したコーン形デイスク部とで形成し、フラ
イホイールとプレツシヤプレートとの外周部にそ
れぞれ対向したコーン形摩擦面を設けると共に、
円板形デイスク部に対向したプレツシヤプレート
に板ばねを介して別の円板形プレツシヤプレート
を装着しかつ板ばねの一端部をプレツシヤプレー
トに、又他端部を円板形プレツシヤプレートにそ
れぞれ固着してクラツチを接続する際に円板形デ
イスク部の方がコーン形デイスク部より先にフラ
イホイールに圧接し始めるようにしたことを特徴
とするクラツチ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| JP58131652A JPS6023628A (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | クラツチ |
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Patent Citations (1)
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