JP3020173B2 - 摩擦クラッチ装置 - Google Patents

摩擦クラッチ装置

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JP3020173B2
JP3020173B2 JP1055240A JP5524089A JP3020173B2 JP 3020173 B2 JP3020173 B2 JP 3020173B2 JP 1055240 A JP1055240 A JP 1055240A JP 5524089 A JP5524089 A JP 5524089A JP 3020173 B2 JP3020173 B2 JP 3020173B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/22Friction clutches with axially-movable clutching members
    • F16D13/38Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs
    • F16D13/385Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs double clutches, i.e. comprising two friction disc mounted on one driven shaft

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2つの摩擦ディスクを有し、特にスポーツ
カー用に適するクラッチ装置に関する。
〔従来の技術〕
フランス国特許第2 073 829A号明細書に記載されてい
るようなクラッチ装置は、大きなトルクを伝達すること
はできるにも拘らず、直径、従って慣性を小さくするこ
とができる。その明細書には、スペーサを挟んで、軸方
向に一定の間隔で結合され、かつ相互間に軸方向のダン
パ板を設けた2枚のクラッチ板と、一方のクラッチ板に
対して軸方向に動きうる摩擦ディスクとを備え、前記ダ
ンパ板にあけた孔へ前記スペーサを貫通させ、他方の摩
擦ディスクを、他方のクラッチ板に対して動かないよう
にしたクラッチ装置の例が記載されている。
前記クラッチ板は、それと同軸をなす第2の部分に対
して回転しうるように取り付けられた第1の部分の一部
をなしている。
前記第2の部分は、制動板を備えており、これらの2
つの部分の間の回転運動は、円周方向に作用する弾性手
段に抗して行われる。
結合手段が可動の摩擦ディスクとクラッチ板との間に
設けられている。
より詳しく言うと、前記摩擦ディスクは、クラッチ板
により限定された領域の範囲外において、スペーサによ
り取付けられた案内部材及び連結ピンの上部に回転可動
に取付けられている支持手段を備えている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した従来技術による装置には、軸方向にかなり無
駄な空間がある。そのため、収納及び組立時に、摩擦デ
ィスクが外れ易いという問題点がある。
本発明は、軸方向の空間を従来のものよりさらに小さ
くし、かつ操作を簡略化させることにより、前述した問
題点を解決すると同時に、従来技術にない新たな利点を
有するクラッチ装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、上記した型式の摩擦クラッチ装置
において、可動の摩擦ディスクの支持板を、2枚のクラ
ッチ板の間に、軸方向に配置してある。
この支持板に設けた孔内に、円周方向に作用する弾性
手段が設けられている。
本発明の摩擦クラッチ装置の軸方向の長さは、円周方
向に作用する弾性手段の幅によって決まり、短いものと
なる。
また、本発明の摩擦クラッチ装置は、外れにくい部品
により形成されており、そのため組立ておよび取扱いが
容易となっている。
本発明の他の特徴は、2枚の摩擦ディスクの間に、中
間圧力板を取り付けてあることで、そのため、形状的に
有利なものとすることができる。
さらに、本発明のクラッチ装置は、部品の貯蔵が容易
となり、かつ価格が低くなる。
本発明では、また、円周方向に作用する弾性手段が、
同手段の少くとも一部分に取り付けられた可動の摩擦デ
ィスクと、クラッチ板との間に設けられた結合手段の一
部をなしており、 従って、スペーサをより小さくすることができ、かつ
各摩擦ディスクは、全トルクの約1/2を伝達するので、
トルクの伝達性能が改良される。
〔実施例〕
以下、本発明の好適実施例を、図面に基づき、詳細に
説明する。
第1図は、本発明のクラッチ装置の反動板(1)を示
す。反動板(1)は、ボルト(2)(略示されている)
により、スポーツカー用エンジンのクランク軸の出力端
部に固定されている。
ベッドリング(5)が、反動板(1)と、カバー
(3)における遠心方向を向くフランジ(4)との間へ
挿入されている。カバー(3)におけるフランジ(4)
は、ベッドリング(5)とともに、スタッド(図示され
ていない)により、反動板(1)に固定されている。
前記カバー(3)は、ほぼ軸線方向を向くスカート
(6)を備え、スカート(6)は、フランジ(4)とカ
バー(3)の中央部(7)とを接続している。前記中央
部(7)の中心には、孔(8)があけられている。
主圧力板(9)が、カバー(3)の内側に配置されて
いる。主圧力板(9)は、軸方向に作用している弾性手
段(10)の力により、軸方向に動くことができる。前記
弾性手段(10)は、カバー(3)の中央部に当接し、主
圧力板(9)を、フランジ(4)へ向う方向、つまり第
1図の左側へ付勢している。
2枚の摩擦ディスク(11)(12)が、主圧力板(9)
と反動板(1)との間に保持されている。前記両板
(9)(1)の間には、中間圧力板(30)が挿入されて
いる。中間圧力板(30)は、後で述べる要領により、軸
方向に移動しうる。
本発明のクラッチ装置は、第1図及び第2図に示すよ
うな摩擦クラッチ(13)を備えている。摩擦クラッチ
(13)は、2つの同軸の部分(A)と(B)を備えてお
り、両部分(A)(B)は、弾性手段(14)による円周
方向の力に抗して、相対的に回転しうるようになってい
る。摩擦ディスク(11)(12)は、摩擦クラッチ装置
(13)の一部である。
前記第1の部分(A)は、摩擦ディスク(11)(12)
および概ね放射方向を向く2枚のキャリヤ板(15)(1
6)を備えている。キャリヤ板(15)(16)は、スペー
サ(17)により、軸方向に一定の間隔を保って、結合さ
れている。
各キャリヤ板(15)(16)には、弾性手段(14)を収
容するためのポケット(18)が設けられている。この実
施例においては、ポケット(18)は、プレス加工により
形成されている。弾性手段(14)は、コイルばねであ
り、スペーサ(17)は、円筒状の棒である。
弾性手段たるコイルばね(14)の一部は、ポケット
(18)に面して制動板(20)に設けた一連の孔(19)の
中に嵌合されている。
制動板(20)は、摩擦クラッチ装置(13)の第2の部
分(B)の一部をなしている。制動板(20)は、キャリ
ヤ板(15)(16)と平行をなしており、かつそれらの間
に配置されている。制動板(20)は、スプライン付きの
ハブ(21)に取付けられている。
第1の部分(A)は、エンジンと結合され、摩擦ディ
スク(11)(12)の作用によって、第2の部分(B)を
回転させる。
第2の部分(B)はそのハブ(21)を介して、ギアボ
ックスの出力シャフトと結合され、入力シャフトと共に
回転する。
摩擦ディスク(11)(以後第1摩擦ディスクと呼ぶ)
は、スペーサ(17)が貫通する小孔(31)(第4図)を
有するキャリヤ板(15)に対して、軸方向に移動しう
る。
この摩擦クラッチ装置(13)は、支持板(41)に特徴
がある。この支持板(41)は、第1摩擦ディスク(11)
の一部分であり、かつキャリヤ板(15)(16)の間に配
置されている。この実施例においては、第1摩擦ディス
ク(11)は、比較的厚肉のリング状の支持板(41)を備
えている。支持板(41)は、支持ディスク(42)を備
え、支持ディスク(42)には、摩擦片(43)が取り付け
られている。
摩擦片(43)は、不連続的な複数のセグメントからな
り、支持ディスク(42)の各側面に取付けられている。
各セグメントは、金属支片(45)により取付けられた摩
擦片(44)を備え、リベット(46)により、他のセグメ
ントと締着されている。
支持ディスク(42)は、支持板(41)と補強リング
(48)との間に挿入され、かつリベット(47)により、
支持板(41)の外周縁に固定されている。補強リング
(48)は、キャリヤ板(16)よりも小径のキャリヤ板
(15)の半径方向の外側に取付けられている。
支持板(41)は、キャリヤ板(16)と対向するキャリ
ヤ板(15)の内面(49)の近くに位置している。前記内
面(49)と支持板(41)との間には、小さな間隙があ
る。支持板(41)には、コイルばね(14)を収容し、か
つ、支持板(41)にコイルばね(14)を取り付けるため
の貫通孔(50)があけられている。
前記小孔(31)は、貫通孔であり、前記貫通孔(50)
と交互に、円周方向に配列されている。小孔(31)は、
第4図に示すように、リベット(47)が貫通している孔
(51)の半径方向内側に位置している。
支持板(41)とキャリヤ板(15)とを結合した際、ス
ペーサ(17)のシャンク(52)の周囲に隙間が形成され
るように、小孔(31)の大きさは定められている。
スペーサ(17)は、制動板(20)に前記孔(19)と交
互に設けられたスロット(53)を貫通している。
スペーサ(17)は、小径の頭部(54)を備え、かつ、
キャリヤ板(15)(16)と第2の支持ディスク(42′)
とをそれぞれ結合するためのリベットとして作用してい
る。支持ディスク(42′)には、摩擦ライナ(43)と同
様の摩擦ライナ(43′)が取付けられている。
支持ディスク(42′)は、支持ディスク(42)よりも
大きく内方へ放射状に伸びており、これにスペーサの頭
部(54)が嵌合している。支持ディスク(42′)は、キ
ャリヤ板(15)と対向するキャリヤ板(16)の内面(4
9′)に沿接している。
第1の支持ディスク(42)は、2枚の摩擦ディスク
(11)と(12)の間、より詳しく言うと、摩擦片(43)
と(43′)との間に挿入された中間圧力板(30)、およ
び第2の支持ディスク(42′)に対して、軸方向に動き
うるようになっている。
前記中間圧力板(30)は、本発明の摩擦クラッチ装置
(13)の一部分をなし、同装置(13)の組立て及び調整
を容易にしている。特に、中間圧力板(30)は、制動板
(20)の周面との間に間隙を設けて位置しており、スペ
ーサの頭部(54)をリベット打ちの際に変形することが
ないようにして、2枚の摩擦ディスク(11)(12)との
間に取り付けられている。
エンジントルクは、摩擦片(43)(43′)を経て、ス
ペーサ(17)に伝わり、さらにキャリヤ板(15)(16)
および弾性手段たるコイルばね(14)を介して、ハブ
(21)へ伝えられる。なおコイルばね(14)は、ポケッ
ト(18)の内部で孔(19)へ嵌合され、かつその周囲に
隙間なく密着して取り付けられている。
フランジ(55)が、ハブ(21)の外周に形成され、そ
の外周面は、キャリヤ板(16)と同軸をなしている。ま
たこのフランジ(55)は、キャリヤ板(16)と制動板
(20)との間におけるスペースリングとなっている。
ハブ(21)に制動板(20)をリベット止めするための
孔が、フランジ(55)にあけられている。
制動板(20)は、フランジ(55)と接触しており、か
つハブ(21)の外周縁によって、心合せされている。こ
の目的のために、リベット(59)が設けられている。リ
ベット(59)はまた、中央に孔を有し、かつ制動板(2
0)とキャリヤ板(15)との間で、スペーサとして作用
するベアリングリング(60)を固定している。
本発明の実施例においては、第2の支持ディスク(4
2′)と支持板(41)は、キャリヤ板(15)と(16)と
の間の空間内に収容されているので、摩擦クラッチ装置
(13)の軸方向の長さは、専ら弾性手段(14)によって
決まる。すなわち、一方のキャリヤ板(15)の各ポケッ
ト(18)と、それと対応する他方のキャリヤ板(16)の
各ポケットとの間の距離によって決まる。
中間圧力板(30)は、ベッドリング(5)における軸
方向を向く複数の突起(63)の内側に設けられたほぞ穴
(62)と係合するためのほぞ(61)を備えている。
第5図に最もよく表われているように、これらの突起
(63)は、カバー(3)のスカート(6)に設けた開口
部(64)に嵌合しうる寸法となっている。この開口部
(64)は、フランジ(4)の中心から離れた個所から突
出する突出部(65)により囲まれている。
接線方向の舌部を圧力板(30)の径方向のパッドに固
定するためのカバー(3)は、フランジ(4)を備えて
いる。
実施例においては、3つの突出部(65)、及びそれと
対応する3つの突起(63)がある。
反動板(1)にカバー(3)を固定しているスタッド
は、貫通孔(66)に嵌合されている。この標準的なカバ
ー(3)は、主圧力板(9)に作用する弾性手段(10)
を支持している。
実施例においては、この弾性手段(10)は、中央部
(70′)と、ベルヴィルリング(Belleville ring)の
形状を有する周辺部(70)とからなるダイヤフラムであ
る。その中央部(70′)には、相互間に間隙を有する半
径方向のフィンガが設けられている。
前記ダイヤフラムからなる弾性手段(10)の周辺部
(70)は、第1支点(71)と第2支点(72)との間で回
動しうるようになっている。第1支点(71)は、カバー
(3)の中央部(7)にプレス加工により形成されたビ
ードからなっている。第2支点(72)は、第1支点(7
1)と対向している、リング(73)に形成されている。
前記リング(73)は、弾性手段(10)を貫通して軸方
向に伸びるフィンガ(74)により、カバー(3)に取り
付けられている。各フィンガ(74)の自由端は、フラン
ス国特許第2342428号明細書に記載されているように、
外方へ放射状に曲げられて、リング(73)と係合してい
る。
ダイヤフラムからなる弾性手段(10)は、主圧力板
(9)の表面に形成された刃先(75)の先端に当接し
て、前述したように、主圧力板(9)を付勢している。
弾性手段(10)が主圧力板(9)に作用し、摩擦ディ
スク(11)(12)を釈放して、クラッチの係合を解く
と、弾性手段(10)の周縁部(70)は、図示されていな
いクラッチ部材と係合する。
主圧力板(9)は、カバー(3)の中央部(7)に向
かう軸方向のほぞ穴(62)と係合するほぞ(67)を備え
ている。従って、ベッドリング(5)と圧力板(30)
(9)は、一体となって回転し、かつ同時に軸方向へ動
く。
多種多様の構成部品を、軸方向に連続した状態として
組立てられている。ベッドリング(5)は、圧力板(3
0)(9)に対する受台として作用しており、かつ圧力
板(30)(9)とともに小型のサブアセンブリを構成し
ている。同アセンブリの上部には、回動する弾性手段
(10)を有するカバー(3)が取り付けられている。
ある好適実施例においては、支持板(41)に設けた小
孔(31)を、第4図の破線に示すように、楕円形とされ
る。この場合、トルクは、孔(50)と弾性手段(14)た
るコイルばねを介して、摩擦ディスク(11)からハブ
(21)へと伝わる。スペーサ(17)は、支持板(41)の
中心を保つ役目だけをする。
摩擦ディスク(11)の軸方向の移動を良好にするため
に、弾性手段(14)は、前述したように、孔(50)の中
に、円周方向の僅かな間隙を設けて、取り付けるのがよ
い。すると摩擦ディスク(11)は、弾性手段(14)によ
り、キャリヤ板(15)と結合する。これにより、スペー
サ(17)を小さくできる。
さらに、この作用によって、各摩擦ディスク(11)
(12)により伝達された回転力は、前記2枚の摩擦ディ
スク(11)(12)の間で、概ね等しく分配される。この
場合、支持板(41)は、リング(60)により求心方向に
保持される。リング(60)の材料は適宜なものでよい。
スペーサ(17)は、小孔(31)の中に、隙間を設けて取
付けられるため、支持板(41)と全く無関係の状態とな
る。
本発明は、前述した実施例のみに限定されない。
例えば、スペーサ(17)を平板状のものとしてもよ
く、また弾性手段(10)は、回動式レバーによって制御
されるコイルばねとしてもよい。
同様に、コイルばねを、弾性材料を有するばねと置換
してもよい。ポケット(18)を、貫通孔としてもよい。
摩擦ライナ(43)(43′)を、連続したものとしてもよ
い。
弾性手段(14)たるコイルばねの一部を、孔(19)の
中へ間隙を設けて取付け、残りの部分を、ポケット(1
8)に隙間を設けることなく取り付けてもよい。このよ
うにすると、段階的な作動が可能となる。
小孔(31)は、上述した実施例のように、スペーサ
(17)が支持板(41)と係合していない時には、開状態
となる。この場合、結合手段は、キャリヤ板(15)に対
して、支持板(41)を、軸方向へ移動しうるようにし
て、僅かに触れる程度に結合している、複数の弾性舌部
を備えている。
2枚の摩擦ディスク(11)(12)は、互に全く同一の
ものであり、かつ、2枚のキャリヤ板(15)(16)の間
に、軸方向に移動しうるようにして取り付けられてい
る。
弾性手段(14)は、アメリカ合衆国特許第4,663,983
号明細書に説明されているように、その各端部と、それ
と対応するコイルばねの側壁との間に適当な挿入物を設
けて、キャリヤ板(15)(16)の貫通孔の中に取り付け
てもよい。この場合、支持板(41)における貫通孔は、
結合手段の一部を示す挿入物における突出するトラニオ
ンを収容し、かつ前記支持板(41)の滑動を可能とする
ための適宜の凹部を設けておく。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の摩擦クラッチ装置の縦断側面図であ
る。 第2図は、同装置の要部を形成している摩擦クラッチ本
体の縦断側面図である。 第3図は、第2図における矢印(F)の方向から見た図
である。 第4図は、クラッチ摩擦ディスクの一方における支持板
の正面図である。 第5図は、反動板が省略して示す本発明の摩擦クラッチ
装置の側面図である。 (1)反動板、(2)ボルト (3)カバー、(4)フランジ (5)ベッドリング、(6)スカート(幅木) (7)中央部、(8)孔 (9)主圧力板、(10)弾性手段(ダイヤフラム) (11)(12)摩擦ディスク、(13)摩擦クラッチ (14)弾性手段(コイルばね)、(15)(16)キャリヤ
板 (17)スペーサ、(18)ポケット (19)孔、(20)制動板 (21)ハブ、(30)中間圧力板 (31)小孔、(41)支持板 (42)(42′)支持ディスク、(43)(43′)(44)摩
擦片 (45)金属支片、(46)(47)リベット (48)補強リング、(49)内面 (50)孔、(51)貫通孔 (52)シャンク、(53)スロット (54)スペーサの頭部、(55)フランジ (57)外縁部、(59)リベット (60)ベアリングリング、(61)ほぞ (62)ほぞ穴、(63)突起 (64)開口部、(65)突出部 (66)貫通孔、(67)ほぞ (70)周縁部、(70′)中央部 (71)(72)支点、(73)リング (74)フィンガ、(75)刃先
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブルーノ ボエロ イタリア国 14010(アスティ)ドゥジ ーノ エッセ ミケーレ コルソ ウム ベルト プリモ 4 (56)参考文献 特公 昭49−32484(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の部分(A)と、 第2の部分(B)と、 前記第1の部分(A)と第2の部分(B)を、互いに連
    係して回転させるための取り付け手段を備え、 前記取り付け手段は、円周方向に作用する弾性手段(1
    4)を備えており、 前記第1の部分(A)は、第1のキャリヤ板(15)、第
    2のキャリヤ板(16)、及びこれらのキャリヤ板(15)
    (16)を、一定の軸方向の間隔を保って結合するスペー
    サ(17)を備え、 前記第2の部分(B)は、両キャリヤ板(15)(16)の
    間に配置されている制動板(20)を備え、 前記第1の部分(A)は、第1の摩擦ディスク(11)と
    第2の摩擦ディスク(12)を備え、 前記第1の摩擦ディスク(11)は、小孔(31)を有する
    支持板(41)を備えており、かつ前記スペーサ(17)
    は、前記小孔(31)を貫通しており、それにより前記支
    持板(41)は、前記第1のキャリヤ板(15)に対して軸
    方向に可動になっており、 前記第1の摩擦ディスク(11)の支持板(41)は、円周
    方向に作用する前記弾性手段(14)を有し、また第1の
    キャリヤ板(15)と第2のキャリヤ板(16)の間に配置
    されており、さらに、 前記支持板(41)を第1のキャリヤ板(15)と結合する
    ための結合手段(31)(17)を備えていることを特徴と
    する特にスポーツカー用に適する摩擦クラッチ装置。
  2. 【請求項2】第2の摩擦ディスク(12)は、両キャリヤ
    板(15)(16)の間に配置され、かつ中間圧力板(30)
    が、第1の摩擦ディスク(11)と第2の摩擦ディスク
    (12)の間に挿入されていることを特徴とする請求項
    (1)に記載の摩擦クラッチ装置。
JP1055240A 1988-03-09 1989-03-09 摩擦クラッチ装置 Expired - Lifetime JP3020173B2 (ja)

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JPH01279122A JPH01279122A (ja) 1989-11-09
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