JPH02174660A - 保存性電子レンジ食品の製造方法 - Google Patents

保存性電子レンジ食品の製造方法

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JPH02174660A
JPH02174660A JP63328160A JP32816088A JPH02174660A JP H02174660 A JPH02174660 A JP H02174660A JP 63328160 A JP63328160 A JP 63328160A JP 32816088 A JP32816088 A JP 32816088A JP H02174660 A JPH02174660 A JP H02174660A
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JP
Japan
Prior art keywords
tray container
food
temperature
producing
preservative
Prior art date
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Pending
Application number
JP63328160A
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English (en)
Inventor
Takeo Orui
大類 武雄
Toshihiko Sakamoto
俊彦 坂本
Toru Nomura
徹 野村
Masaaki Nose
能勢 正明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujiya KK
Original Assignee
Fujiya KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子レンジで調理することが可能な食品の製
造方法に関し、特に多種の食品を1つの容器に長期間保
存することが可能にした食品の製造方法に関する。
(従来の技術と問題点) 従来調理食品をより美味しくまたより豪華に食する場合
は、レストランメニューに見られるように、主食の他に
何品かの食品を組合わせて仕上げられて提供される。
また、食品によっては、同時に調理せず、別々に調理し
て、食する前に合わせた方がより美味しく食べられる場
合がある。
最近の電子レンジ食品の著しい進展の中には、簡便性だ
けでなく、内容の一層の高級化へ向けた狙いがあり、従
来の単品料理から多種食品の組合せをした商品設計が多
く認められる。しかし、これらは、冷凍食品かチルド食
品には認められるものの、常温保存食品としては存在せ
ず、すべて主食のみの包装形態に別封包装食品をセット
した組合せ方式にとどまっている。
しかし、この場合は、シールをはがし、別封包装食品の
入った袋を破って、内容物を上にかけ、更に仮蓋をのせ
て電子レンジで加熱するなど簡便食品とはいいながらか
なりのわずられしさを残している。特にソースをかけて
仕上げる食品の場合、そのかけ方により主食の方がもど
りが不均一になり加熱時間も長いなどの問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は以上の問題点を解決するために考案されたもの
であり、その要旨とするところは、複数の室に仕切られ
た1つの非金属性のトレー容器に、主食と副食を別々に
下津両者の間に温度差を設けて詰め、これを非金属性の
フィルムで密封し、高温加熱殺菌を行なうことを特徴と
する保存性電子レンジ食品の製造方法である。
更に説明すると、プラスチックトレー容器を任意の複数
の室に例えば2乃至3室に仕切って成型加工しておく、
この容器はガスバリア性及び耐熱性に富むことが必要で
ある。トレー容器の素材としては、ポリ塩化ビニリデン
を含む多層ラミネート素材(サラン系)が好ましい。
この各室に、あとの高温加熱殺菌処理を見込んで含気率
が50〜80%容量となるように7〜8部の主食及び副
食を別々に充填する。主食とは主としてライスであるが
パスタ類も含まれる。副食は、それ以外の食品である。
また、主食と副食の間には温度差を与えて充填すること
が重要であり、その温度差は少なくとも25°C以上で
あり、例えば主食を室温(20〜30°C)とし、副食
を60〜85°C1好ましくは65〜75°Cにするの
が良い。
充填後、すぐに、前記容器と同等のバリア性を有するプ
ラスチックフィルムによって完全に熱シールした後、内
外圧調整可能なレトルト殺菌機によって内容物を完全に
高温加熱殺菌する。この場合保存性向上のために、F値
8〜!0まで完全滅菌を行なうことが望ましい。
また、残存酸素を少なくするため、シール密封時に窒素
ガスを70〜80%以上封入することが望ましい。
簡便性向上の手段としては、トレーにはシールフランジ
に突起部を設はシール条件の調整によって、完全密封を
満足させながら手で容易にイージーピール出来る機能及
び多室容器の開封を容易にする方向性の構造を取り入れ
るようにすべきである。
(作用) 本発明に係る食品を食する場合には、各室の外側のシー
ルフィルムの一部を若干めくってはがし、加熱時の空気
抜けを作り、電子レンジで短時間加熱した(例えば50
0Wの場合2〜3分)後、シールフィルムを全部取り去
れば食器に入った調理品が提供される。電子レンジがな
い場合には、容器ごと、沸騰した熱湯の中に入れて7〜
8分加熱すれば、食用に供せられる状態となる。
(実施例) 以下、ビーフカレーライスの実施例について説明する。
まず、加熱ニーダ−にラード5部、ゴーリック1部を入
れ、オニオン70部を没入して充分いためた。
次に小麦粉、カレー粉、ラードで作ったルー57部、香
辛料、食塩、砂糖などの粉状原料7.5部、及びビーフ
エキス、ブイヨンなどの液体原料25部を軽くミキサー
にかけてから加熱ニ−ダーに没入し、最後に加水調整し
た後、92〜93°Cまで煮炊し、ソースベースを得た
具材としてのじゃがいもダイス、人参ダイス、牛肉ダイ
スは予め軽くボイルしてとっておいた。
一方、主食のライスについては、米1 kgを洗米、浸
漬した後、連続炊飯機を使用して1.7倍量(水分含有
率50%)まで蒸炊飯且つ冷却し、さらに2.2倍量(
水分含有率61%)になるまで加水混合を行ない、後に
、ライス改良剤0゜5%を添加し、所定のトレーの1室
に自動充填した(170g入り)、この場合のライスの
温度は30度であった。
残りの室には、前記の具材ジャガイモダイス、人参ダイ
ス、牛肉を投入し且つ前記ソースベースを70〜75°
Cで105g注入して130gとした。
以上のようにして調理したトレーに入ったカレーライス
を窒素ガス注入を備えた自動シーラーでシールして直ち
に含気式レトルト殺菌機を用いて120″℃で約30分
加熱処理しF=8まで完全滅菌して仕上げた。
このようにして製造したビーフカレーに関し、ソース部
分のp、o、v値とライス部分のアルデヒド、n−ヘキ
サナール値を検出しその増減を調べた。その結果を第1
.2表に示す。これらの表は、本発明の実施例に係る食
品を、室温で暗所、明所及び35°Cの暗所に入れてテ
ストしたデータである。第1表のp、o、v値のテスト
に際しては、広く市販されている窒素ガスが封入されて
いないエチレン・塩ピコポリマー(エバール系)の多層
容器を用いたカレーを比較サンプルとして使用した。
(効果) 以上の通り、本発明法を用いて製造された食品は、上記
の実験データから明らかなように保存性が高く、やや高
温で長期間保存しても劣化せず、また、電子レンジで調
理できると共に通常のインスタント食品のように沸騰し
た湯を用いて食に供することができるものである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の室に仕切られた1つの非金属性のトレー容
    器に、主食と副食を別々に且つ両者の間に温度差を設け
    た状態で詰め、これを非金属性のフィルムで密封し、高
    温加熱殺菌を行なうことを特徴とする保存性電子レンジ
    食品の製造方法
  2. (2)主食の温度と副食の温度の差が少なくとも25℃
    以上あることを特徴とする特許請求の範囲第1項の保存
    性電子レンジ食品の製造方法
  3. (3)主食の温度を室温とし、副食の温度を60〜80
    ℃としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項の保存
    性電子レンジ食品の製造方法
  4. (4)密封時の各室の含気率が50〜80%容量になっ
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項の保存性電子
    レンジ食品の製造方法
  5. (5)前記トレー容器がポリ塩化ビニリデンを含む多層
    ラミネート素材から成ることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項の保存性電子レンジ食品の製造方法
  6. (6)各室を密封するに際し、窒素などの不活性ガスを
    封入することを特徴とする特許請求の範囲第1項の保存
    性電子レンジ食品の製造方法
JP63328160A 1988-12-26 1988-12-26 保存性電子レンジ食品の製造方法 Pending JPH02174660A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5752310B1 (ja) * 2014-11-18 2015-07-22 ユニ・チャーム株式会社 ペットフードの給餌方法、粒状ペットフード、およびペットフード包装体
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