JPH10113132A - 即席鍋物類、汁物類の製造方法及び調理方法 - Google Patents

即席鍋物類、汁物類の製造方法及び調理方法

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JPH10113132A
JPH10113132A JP8303415A JP30341596A JPH10113132A JP H10113132 A JPH10113132 A JP H10113132A JP 8303415 A JP8303415 A JP 8303415A JP 30341596 A JP30341596 A JP 30341596A JP H10113132 A JPH10113132 A JP H10113132A
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container
soup
ingredients
microwave
juice
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Ryota Katahira
亮太 片平
Yoshino Uesawa
佳乃 上沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便性で安全な調理により、鍋物類及び汁
物類の本来の食味・食感を再現できる即席鍋物類及び汁
物類の製造方法、及び調理方法を提供すること。 【解決手段】 鍋物類及び汁物類を電子レンジ対応性の
成形容器に汁と具が接触することなく収納する方法、及
び該容器内に汁と具を入れ、電子レンジで加熱するその
調理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は即席鍋物類、汁物類の製
造方法及び該鍋物類、汁物類の調理方法に関する。
【0002】
【従来技術】
【0003】従来より、電子レンジは冷凍食品の解凍や
冷えた食品の加温を目的として使用されてきているが、
汁の沸騰を伴う調理には利用されておらず。特に、汁の
多い食品、例えばトン汁、しるこ、すき焼き、雑炊、リ
ゾット等を電子レンジで沸騰を伴う調理をした場合(以
後、加熱調理という)、通常の樹脂製の成形容器では変
形や汁の噴きこぼれなど火傷につながる危険性があり、
見ためにも非常に商品価値を損なうなどの問題がある。
このような理由より、これら汁の多い即席食品は電子レ
ンジ食品としては全く不向きであった。
【0004】また、これらの即席鍋物、汁物のほとんど
はレトルト又は缶詰食品であり、汁や具の全てが一つの
容器の中で高温高圧で処理がなされるため、野菜類や肉
類は軟化又は硬化し、食感食味を著しく低下させてしま
う。更に、レトルトのように樹脂製の袋を使用している
ものはレトルト独特の匂いがつき、特に淡泊な食品では
その品質を著しく低下させるなどの問題がある。
【0005】また、即席汁物では乾燥食品としたものも
あるが、例えば即席スープや即席味噌汁などで具が多く
入るものでは具の食感が極端に低下するなどの問題があ
る。
【0006】また、即席鍋物、汁物で冷凍食品としたも
のもあるが、特に具の類は凍結変性を受けやすく、食感
を著しく低下させる。例えば豆腐、コンニャクなどの具
は冷凍変性を受け、すが入り食感を低下させるなどの問
題がある。また、冷凍食品では解凍加温に電子レンジを
使用するが、沸騰を伴う加熱調理を行わないため、美味
しさが出ないなどの問題もある。
【0007】また、双容の容器にご飯とカレーが別々に
収納された即席電子レンジカレー(大塚食品製:ご飯と
いっしょ)などがあるが、このような形態ではご飯
(具)とカレー(汁)が接触することなく加熱されるた
め、汁の中で具が加熱調理されることがなく、汁物や鍋
物の美味しさを出すことができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来では、電子レンジ
で加熱調理を伴う即席の汁物類や鍋物類で満足するもの
はできていない。そこで安全で、美味しく、簡易的に加
熱調理のできる、即席鍋物類及び汁物類の製造方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、電子レンジ対応性
の容器に、汁と具を接触することなく収納し、喫食時に
該容器で具と汁をあわせ、電子レンジ加熱調理を行なう
ことで簡単に美味しい汁物類、鍋物類を得れることを見
出し、本発明を達した。
【0010】すなわち、本発明は、樹脂及び/又は紙製
の電子レンジ調理対応性成形容器内に汁または濃縮汁と
具の全て又は一部が同一容器内で接触することなく収納
されることを特徴とする即席鍋物類及び汁物類の製造方
法を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明で用いる樹脂及び/又は紙
製の電子レンジ調理対応性成形容器とは容器内に水を満
たし、電子レンジ(出力500W)で加熱し、沸騰後3
分間以上加熱しても容量及び直径、対角線、深さなどの
長さの何れか一つ以上が10%以上の変形を起こさなけ
ればよく、その材質、容量、形状に限定されるものでは
ない。例えば、形状においては、椀や丼、鍋、深皿など
の形状に成形されたものを挙げることができる。また、
材質として紙及び/又はポリスチレン発泡樹脂シートに
厚手のポリスチレンフィルムやポリエステルフィルム、
ポリプロピレンフィルムなどを両面又は容器の内面にラ
ミネーとしたもの(以後、耐熱性ポリスチレンペーパー
と称す)で丼やお椀、鍋、深皿の形状に成形したものを
挙げることができる。好ましくは耐熱性ポリスチレンペ
ーパーで成形した容器の見掛け比重が0.03g/cm
以上であり、更に好ましくは0.05〜0.2g/c
のものである。この物はお湯を入れ電子レンジ加熱
を行っても容器の外側はさほど熱くならず、保温性、耐
熱性に優れているため、電子レンジの加熱時間を短縮で
きるなどの安全性と優位性がある。
【0012】本発明で、電子レンジ対応性成形容器に用
いる蓋はその材質、形状に限定されるものではない。例
えば、紙に樹脂コートまたはラミネートを施した用紙や
ポリスチレンシート、ポリエステルシート、ポリプロピ
レンシートなどを蓋状に成形した物を挙げることができ
る。好ましくは二軸延伸ポリスチレンシートを成形した
ものである。
【0013】また、泡立ちやすい汁物類、鍋物類の場合
には、穴又は切り込みを設けた蓋、中蓋を用いるか又は
/及びシリコン樹脂などの消泡剤を塗布した蓋または中
蓋を用いることで、汁の噴きこぼれを防止することがで
きる。
【0014】また、具の成分により泡立ちが起こる場合
(ご飯など)は、油脂や消泡性乳化剤、消泡剤などを具
にコート又は混入することにより泡立ちを防止すること
ができる。さらに、具の表面を熱変性することによって
も泡立ちを抑制することができる。
【0015】本発明における汁と具を接触させない方法
には限定されない。例えば、汁及び具を樹脂製の袋に別
々に詰める方法、汁をゼラチンなどのゲル化剤で固め、
具との間に樹脂製のフィルムの間仕切りを設ける方法、
汁と具のいずれか一方を包装する方法、汁と具の間に樹
脂製のシートにより中蓋を間仕切りとする方法などを挙
げることができる。好ましくはそれぞれを別々に包装す
る方法とフィルム又は中蓋で間仕切りを設ける方法であ
る。
【0016】本発明品の調理方法は汁及び具を袋から取
り出し、間仕切りのシート又はフィルムを取りのぞき、
汁と具又は必要があれば水又はお湯を電子レンジ対応性
容器内に全て入れ、電子レンジ加熱調理を行う方法であ
る。
【0017】本発明において、具の一部を汁の中に入れ
ることができる。例えば、リゾットではバターライス以
外の魚介類、肉類、野菜類などの具をスープの中に入れ
ても、本発明の目的は達成できる。
【0018】本発明において、具とは肉類、野菜類、魚
介類、穀類、豆類およびその加工品などがあり、主に固
形物をいう。例えば、穀類加工品としてご飯、餅、団
子、きりたんぽ、パスタ、ヌードル、うどんなどを挙げ
ることができる。
【0019】本発明に用いる汁は、濃度に限定されるも
のではなく、喫食時にお湯又は水で稀釈し使用すること
ができる。また粉末を用いてもよい。好ましくは、2〜
10倍の濃縮汁である。
【0020】本発明の汁物類とは、電子レンジ加熱調理
時に具に対し汁が100%以上であるものをいい、具の
種類、汁の種類などに限定されるものではない。例え
ば、しるこ、ぜんざい、けんちん汁、トン汁、スープ
類、魚のつみれ汁、鯛のおぼろ椀、粕汁、さつま汁、鯛
の潮汁、すいとん、ワンタン、土瓶蒸しなどを挙げるこ
とができる。
【0021】本発明の鍋物類とは、電子レンジ加熱調理
時に具に対し汁が30%以上あるものをいい、具の種
類、汁の種類などには限定されるものではない。例え
ば、寄せ鍋、石狩鍋、土手鍋、うどんすき鍋などの鍋
類、すき焼き、水炊き、お粥、雑炊、リゾット、雑煮、
湯豆腐、肉豆腐、すいとん、ロールキャベツ、カスロー
ルなど野菜と魚貝類及び畜肉類などの煮込みもの、茶漬
け類、おでんなどを挙げることができる。
【0022】さらに、本発明の形態を例を挙げて説明す
る。例えばしるこの場合、餅は脱酸素剤とともに通気性
のない樹脂製の袋に包装したものと樹脂製の袋に包装し
た後、加熱殺菌をおこなった餡を電子レンジ対応性成形
容器に収納することにより、長期保存が可能な即席しる
こを得ることができる。
【0023】この即席しるこは喫食時に、電子レンジ対
応性成形容器より餅と餡を取り出し、電子レンジ対応性
成形容器に袋から取り出した餅と餡を移した後、必要が
あればお湯又は水を加え、蓋をし、電子レンジ加熱をす
ることにより、短時間で食味食感に優れたしるこを得る
ことができる。
【0024】例えばリゾットの場合、若干の食酢とバタ
ーを入れて炊いたバターライスを電子レンジ対応性成形
容器に直接入れ、その上に樹脂フィルムを敷き、更に樹
脂袋に充填後、加熱殺菌をおこなった人参、タマネギ、
ベーコン、豆などの入ったリゾットスープをのせ、電子
レンジ対応性成形容器に収納することにより、即席リゾ
ットを得ることができる。
【0025】この即席リゾットは喫食時に、電子レンジ
対応性成形容器からリゾットスープの入った袋と間仕切
りのフィルムを取り出し、リゾットスープを電子レンジ
対応性成形容器に戻し、蓋をして電子レンジで加熱調理
をおこなうことにより、短時間で食味食感に優れたリゾ
ットを得ることができる。
【0026】
【実施例】以下に実施例を示す。また、特に説明のない
限り%は重量基準である。
【0027】実施例1 約3mmの耐熱性ポリスチレンペーパーを直径12c
m、深さ7cmの椀状に成形した電子レンジ対応性成形
容器(見掛け比重0.057g/cm)と上部2カ所
に長さ15mmのU字型の蒸気抜きの切り込みを付けた
二軸延伸ポリスチレン製の蓋を備えた容器を用意した。
この容器の中に、重さ約33gの丸餅を脱酸素剤ととも
に樹脂袋に包装したものと包装後加熱殺菌を行なった糖
度40Brixの餡約65gを入れ、蓋をした後、全体
をシュリンク包装を行ない、長期保存が可能な即席しる
こを得た。
【0028】この即席しるこを常温保存3ヵ月後に、餡
と餅を電子レンジ対応性成形容器から取り出し、袋から
取り出した餅と餡を該容器に入れ、さらにお湯(95
℃)約50mlを加え、切り込みをおこした蓋をした
後、出力500Wの家庭用電子レンジ(以後、単に電子
レンジと称す)で1分間の加熱調理を行なった物を10
人のパネラーで試食評価を行なった。
【0029】その結果、10人のパネラー全員が簡易性
はもちろん、食味食感とも優れたしるこであると評価し
た。また、容器の変形率は容量、直径、深さとも3%以
下であった。
【0030】実施例2 約4mmの耐熱性ポリスチレンペーパーを直径17c
m、深さ6cmの深皿状に成形した電子レンジ対応性成
形容器(見掛け比重0.067g/cm)と上部4カ
所に長さ15mmのU字型の蒸気抜きの切り込みを付け
た二軸延伸ポリスチレン製の蓋を備えた容器を用意し
た。この容器の中に、米に対し、お酢2.5%とバター
7%を加えて炊いた、バターライス120gを直接電子
レンジ対応性成形容器に入れ、その上にポリエステルフ
ィルムを敷き、下記の配合のリゾットスープ200gを
包装後85℃30分間加熱殺菌を行なったものを収納
し、蓋をした後、全体をシュリンク包装を行ない、即席
電子レンジリゾットを得た。
【0031】リゾットスープの配合 上記配合を合わせ、袋に詰めた後、殺菌と調理を兼ねて
85℃、30分間の加熱殺菌を行なった。
【0032】この即席リゾットを15℃で保存し、1週
間後に、電子レンジ対応性成形容器からスープと間仕切
りフィルムを取り出し、リゾットスープを該容器に戻
し、切り込みをおこした蓋をした後、電子レンジで7分
間の加熱調理を行なった物を10人のパネラーで試食評
価を行なった。
【0033】その結果、10人のパネラー全員が簡易性
はもちろん、ご飯も解け崩れておらず、食味食感とも今
までに市販されているレトルトリゾット類より数段よい
ものと評価した。また、電子レンジ加熱後約4分間で沸
騰状態となったが、スープが容器から噴きこぼれること
もなく、容器の変形率は容量、直径、深さとも2%以下
であった。
【0034】実施例3 実施例2で使用した容器とバターライスを同様に用い
て、フィルムを敷いた上に実施例2のリゾットスープの
全量に対し2%のゼラチンを加え固めたスープ200g
をのせ容器内に収容し、実施例2で使用した蓋の内側に
消泡剤を塗布した蓋をした後、全体をシュリンク包装
し、即席リゾットを得た。
【0035】この即席リゾットの仕切りのフィルムを外
し、切り込みをおこした蓋をして電子レンジ調理を8分
間行なったものを10人のパネラーで試食評価を行なっ
た。
【0036】その結果、10人のパネラー全員が簡易性
はもちろん、ご飯も解け崩れておらず、食味食感とも今
までに市販されているレトルトリゾット類より数段よい
ものと評価した。また、電子レンジ加熱後約4分間で沸
騰状態となり、汁が泡立ったが、スープが容器から噴き
こぼれることもなく、容器の変形率は容量、直径、深さ
とも2%以下であった。
【0037】実施例4 実施例2で使用した耐熱製ポリスチレンペーパーを用い
て直径15cm、深さ5cmの深皿状に成形した容器の
下に、袋詰め後、加熱殺菌を行なったすき焼きのタレ1
00gを入れ、その上に中蓋状の仕切りを乗せ、牛肉5
0g、カットした長葱20g、焼豆腐20g、しらたき
30g、春菊30gを乗せ、蓋の中央に長さ10mmの
十文字の切り込みを入れた蓋をし、全体をラップで包装
し、即席すき焼きを得た。
【0038】この即席すき焼きの中身を全て取り出し、
具の全てとすき焼きのタレを容器に戻し、蓋をした後、
電子レンジで6分間の電子レンジ調理を行ないすき焼き
を得た。このすき焼きを10人のパネラーで試食評価を
行なった。
【0039】その結果、10人のパネラー全員が、鍋で
作ったすき焼きと同様のものであると評価した。また、
容器から汁が噴きこぼれることもなく、容器の変形率は
容量、直径、深さとも2%以下であった。
【0040】実施例5 実施例2で使用した耐熱製スチレンペーパーを用いて直
径15cm、深さ7cmの椀状に成形した容器の下に、
米に対し食酢2%、中鎖トリグリセライド6%を添加
し、炊いたご飯100gを袋詰め後、85℃30分間の
加熱殺菌を行なったご飯と醤油1.5:ミリン1:白胡
麻1の割合で混合したかけ汁20gを袋に詰めた後、8
5℃30分間の加熱殺菌を行なったかけ汁と抹茶1gを
袋に詰めたものを該容器に収納し、蓋の中央に長さ10
mmの十文字の切り込みを入れた蓋をし、全体をラップ
で包装した即席茶漬けを得た。
【0041】この即席茶漬けの中身を全て取り出し、ご
飯とかけ汁を容器に戻し、水約200mlを加え、蓋を
した後、電子レンジで5分間の電子レンジ調理を行なっ
てから抹茶を入れ、茶漬けを得た。この茶漬けを10人
のパネラーで試食評価を行なった。
【0042】その結果、10人のパネラー全員が、茶漬
けを水から作っても、通常の茶漬けと代わらないもので
あると評価した。また、容器から汁が噴きこぼれること
もなく、容器の変形率は容量、直径、深さとも1%以下
であった。
【0043】実施例6 実施例2で使用した成形容器を用いて、容器内に200
gの充填豆腐と粉末だし汁20gを樹脂袋に充填したも
の、醤油、ミリン、鰹節で作った付け汁30gを充填後
殺菌したものを該容器に収納し、十文字の切り込みのあ
る蓋をし、全体をシュリンク包装した即席湯豆腐を得
た。
【0044】この即席湯豆腐を常温で3ヵ月保存後、容
器より取り出し、豆腐と粉末だし汁を再び該容器に戻
し、更に水300gを入れ電子レンジで7分間加熱した
後、付け汁を別の容器に入れ、即席湯豆腐を得た。この
湯豆腐を10人のパネラーで試食評価を行なった。
【0045】その結果、10人のパネラー全員が、通常
の湯豆腐と食味食感とも同様であると評価した。また、
容器からだし汁が噴き出ることもなく、容器の変形率は
容量、直径、深さとも2%以下であった。
【0046】
【発明の効果】電子レンジで加熱調理のできる容器に具
と汁を接触することなく収納し、喫食時に具と汁を該容
器内で合わせ、電子レンジで加熱調理を行なうことによ
り、短時間で安全で、美味しい即席鍋物類、汁物類を製
造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A23L 1/48 A23L 1/48 A47J 27/00 107 A47J 27/00 107

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂及び/又は紙製の電子レンジ調理対
    応性成形容器内に汁又は濃縮汁と具の全て又は一部が同
    一容器内で接触することなく収納されることを特徴とす
    る即席鍋物類及び汁物類の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子レンジ調理対応性成
    形容器が、耐熱性ポリスチレンペーパーからなる容器と
    スチレンシートからなる蓋及び/または中蓋を備えた容
    器である請求項1。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子レンジ調理対応性容
    器の見掛け比重が0.05〜0.2g/cmの範囲の
    ものである請求項1。
  4. 【請求項4】 請求項1の汁が粉末である請求項1。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載のいずれか1項の即席
    鍋物類又は汁物類を収容した電子レンジ対応性成形容器
    内で電子レンジ加熱調理をすることを特徴とする調理方
    法。
JP8303415A 1996-10-11 1996-10-11 即席鍋物類、汁物類の製造方法及び調理方法 Pending JPH10113132A (ja)

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Cited By (5)

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