JPH0779636B2 - 電子レンジ用煮物調理容器 - Google Patents

電子レンジ用煮物調理容器

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JPH0779636B2
JPH0779636B2 JP61107395A JP10739586A JPH0779636B2 JP H0779636 B2 JPH0779636 B2 JP H0779636B2 JP 61107395 A JP61107395 A JP 61107395A JP 10739586 A JP10739586 A JP 10739586A JP H0779636 B2 JPH0779636 B2 JP H0779636B2
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靖 松村
英文 岡本
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、野菜の煮物或いは煮魚等の煮物を、電子レン
ジで簡単な操作により短時間で調理することができる電
子レンジ用煮物調理容器に関する。
(従来の技術) 煮物は、食品原料を煮出汁といっしょに加熱して調理さ
れる一般的な料理である。このような煮物を家庭で調理
する場合には、食品原料の前処理或いは煮出汁の調製等
を行なう必要があり繁雑な面が多い。したがって、上記
の繁雑さを解消する目的で、調理済の煮物を罐詰にした
り或いはレトルト食品にして保存性をもたせた商品が提
案され、実際に市場にも出回っている。しかしながら、
上記の容器入りの煮物では、簡便性が付与される反面、
容器内に食品と煮出汁とが接触した状態でいっしょに収
容されるため、保存中に食品がふやけてしまうという重
大な欠点があった。具体的に言うと、魚介類或いは肉類
等の場合は保存中に身崩れ及び肉質の軟化が生じ、また
野菜類等の場合は繊維質が崩れてしまう。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、上記の如き従来から提案されている容
器入り煮物に見られる欠点がなく、煮物を家庭等で簡単
な操作により短時間で調理することができる形態の煮物
調理容器の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記の目的を達成すべく研究を進めた結
果、以下なる知見を得た。
即ち、皿状容器に、加熱処理を施された煮物原料と該煮
物原料の重量に対して特定量の水分を含む調味液を充填
した副容器とを収容して提供する。上記の形態によれ
ば、煮物原料を皿状容器に入れ、皿に副容器の調味液を
注加し、この状態で電子レンジで加熱することにより、
簡単な操作で短時間に煮物を調理することができる。つ
まり、煮物原料は予め加熱処理を施したものであり、こ
れが特定量の水分を含む調理液とともに電子レンジで加
熱された場合には、電子レンジ特有の強い加熱が達成さ
れ、煮物原料に調味液が一気に浸透し、原料は短時間で
煮物に調理されることになる。そして、上記の形態によ
れば、食品と調味液とが接触した状態でいっしょに容器
に充填された従来品に見られる食品がふやけるという問
題は一切発生しない。しかも、煮物原料及び副容器に入
った調味液に保存性をもたせるための適当な処理を施せ
ば、保存性にも優れたものとなる。
本発明は、以上の知見に基づいて成されたもので、その
要旨は、皿状容器に、加熱処理を施された煮物原料と少
なくとも該煮物原料に対し18重量%以上の水分を含む調
味液を充填した副容器とを収容してなる電子レンジ用煮
物調理容器である。
本発明で使用される皿状容器としては、側壁及び底壁で
構成されるか、或いは椀状等の成形容器が例示される。
上記の皿状容器は、後記の煮物原料の大きさとの関係に
於いて、加熱前に該皿状容器に煮物原料を収容し、特定
量の調味液を注加した場合に、皿状容器の底部に溜まる
調味液の水位が、煮物原料の高さの略30%以上、好まし
くは略35%以上の高さとなるように構成することが望ま
しい。これによって、電子レンジ加熱により煮物原料を
煮込む効果が更に向上する。また、加熱中の調味液の煮
こぼれを防止するために、上記のように加熱前に皿状容
器の底部に溜まる調味液の水位と皿状容器の上端との間
の上下方向の距離が5mm以上、好ましくは7mm以上とする
のがよい。
皿状容器は、電子レンジの加熱に耐え得る耐熱性材料で
形成するのがよい。また、マイクロ波透過性材料で形成
することが更に好ましい。マイクロ波を透過する材料と
しては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカ
ーボネート、ポリエステル、ナイロン及びこれらのラミ
ネート物又は紙とのラミネート物等が好適に使用され
る。
また、皿状容器は、この上方開放部を密閉又は略密閉状
態となし得る蓋を着脱自在に設けて形成することが望ま
しい。これは、煮物調理容器の保存、流通時に内容物を
保護し、かつ調理時には皿状容器に被せて電子レンジで
加熱することにより、容器内部に蒸気を充満させ、加熱
効率を高めて煮物原料を煮込む効果を更に向上させるた
めである。蒸気の蓋によって容器内部を密閉状態(略密
閉状態)となし得る構造としては、例えば、ネジ込み式
の螺合構造、或いは着脱自在な嵌着構造等を採用するこ
とができる。更に蓋には、加熱時に容器内圧が極端に高
くなって容器が破裂することを防止し、容器内圧を調圧
するための開孔を設けることができる。この際、開孔の
占める割合を、皿状容器の上方開放部面積の0.005%〜2
5%、好ましくは0.005%〜5%とすることが望ましい。
更に本発明の皿状容器には、皿状容器の底面へのマイク
ロ波の入射を増大させ、加熱効率の向上を図るために、
皿状容器を上方に保持するための部材を皿状容器の底に
設けることができる。このような上方への保持部材によ
り皿状容器と電子レンジテーブルとの距離(高さ)を2m
m以上、より好ましくは3〜25mmとすると、マイクロ波
による底面からの加熱が大きくなり効率のよい対流が生
じるので一層効率的な加熱が行なえる。この際、電子レ
ンジテーブルがホーロー製或いは鉄製の場合は、3〜15
mmが、また該テーブルがガラス製の場合は3〜9mmが望
ましい。
尚、皿状容器を上方に保持する部材を皿状容器の底部の
一部又は全面に凹部を形成するように設けることができ
る。このように凹部を形成すると、加熱時に調味液がこ
の部分に溜まり、調味液の沸騰が促進され、煮物原料の
煮込みをより効率的に行なうことができる。
上記凹部は、皿状容器底部の任意の位置に、例えば底部
の周縁及び/又は中央部、或いは底部の全体にわたって
任意の数設けることができる。凹部の容積は、0.7ml以
上好ましくは1.5〜17.5mlとするのがよい。
更に、容器蓋の中央部付近を容器内方へ湾曲させ、蓋に
付着した水分を煮物原料の略中央へ誘導するための手段
を設けることもできる。
皿状容器に収容される煮物原料としては、予め加熱処理
を施された食品であれば何れでもよく、具体的には、イ
ワシ、アジ、サンマ、サバ、サケ、ブリ、サワラ、ニシ
ン、ウナギ、アナゴ、カレイ、タイ、タラ、エビ、タ
コ、イカ、各種貝類等の魚介類、キャベツ、大根、人
参、ゴボウ、シイタケ、フキ、各種豆類等の野菜類、及
び豆腐、凍豆腐、コンニャク等の各種加工食品等に加熱
処理を施したもの等が例示される。尚、本発明は、これ
らの食品の中でも特に魚類に有効である。即ち、魚類の
場合には、従来の罐詰やレトルト食品の形態によると、
保存中の魚肉の身崩れが著しく、本発明によればこれを
解消することができる。
次に、本発明でいう加熱処理とは、デンプンのα化、蛋
白質の熱凝固又は熱変性等により、食品を消化しやすい
状態にするか、或いはこれに近い状態にすることをい
う。かくして、加熱処理を施された煮物原料を使用する
ことにより、これが後記する調味液とともに電子レンジ
で加熱され、短時間で煮物を調理することができるので
ある。
上記の煮物原料を加熱処理する場合の手段としては、特
に制限はないが、例えば焼成、蒸煮、煮沸、熱風乾燥、
油揚、炒めることによる加熱、マイクロ波加熱、レトル
ト加熱及びこれらの併用等の手段を採用することができ
る。電子レンジによる加熱後に良好な煮物の食感を得る
上では、焼成、蒸煮、煮沸、熱風乾燥による加熱が好ま
しい。また焼成は、必要に応じて食品に焦げ目が付かな
いようにして行なうこともできる。
また、煮物原料は、容器に密封包装した後加熱殺菌処理
を施こす等によって保存性をもたせて使用されてもよ
い。煮物原料を収容するための容器としては、加熱殺菌
時の加熱に耐え得る材料、例えば、ナイロン、ポリエス
テル、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リプロピレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アルミ箔
及びこれらのラミネート物等からなる材料で形成された
ものを使用することができる。容器の構造は、袋状のも
の、皿状容器の上方開放部にフィルム製蓋材を覆設した
もの等何れでもよい。
上記の容器に煮物原料を密封包装する場合は、該煮物原
料を容器に収容した後該容器を適宜の場所で熱シール、
接着等で密封することにより行なう。加熱殺菌時の殺菌
効果を向上する上で、煮物原料を容器に真空包装するこ
とが好ましい。該真空包装に当っては、その含気率が25
%以下好ましくは15%以下となるように行なわれる場合
には、加熱殺菌時の殺菌効果の向上に加え、加熱殺菌時
に於ける煮物原料からの離水及び煮物原料のふやけの防
止効果も向上するので好ましい。
上記のようにして容器に密封包装した煮物原料を加熱殺
菌処理して煮物原料に保存性を付与する。上記の加熱殺
菌処理としては、熱水加熱殺菌、蒸気加熱殺菌、レトル
ト加熱殺菌、高周波加熱殺菌及びこれらの併用等の手段
を採用することができる。また、加熱処理の条件は、例
えば75℃〜145℃で、レトルト加熱殺菌の場合は、例え
ば0.8〜1.7kg/cm2(ゲージ圧力)、好ましくは1〜1.5k
g/cm2(ゲージ圧力)、温度115〜130℃、好ましくは121
〜127℃で5〜60分程度である。蒸気の加熱殺菌処理
は、前述の加熱処理を兼ねてもよい。
次に、皿状容器に収容される副容器に入った調味液は、
以下のようにして構成される。
副容器は、前述の煮物原料を収容するための容器と同様
のもので充分である。
蒸気の副容器に充填される調味液は、食塩、醤油、みり
ん及び砂糖等の調味原料を使用して常法によって調製さ
れたものである。そして、本発明で副容器に充填される
調味液には、前記の煮物原料に対し18重量%以上、好ま
しくは25重量%以上、更に好ましくは32重量%以上の水
分が含まれる。副容器に充填される調味液、つまり調理
時に皿状容器に注加されて煮物原料といっしょに煮込ま
れる調味液に含まれる水分が煮物原料に対し18重量%に
満たない場合には、マイクロ波の誘電体となる水の絶対
量が不足して、電子レンジ特有の強い加熱によって煮物
原料を短時間で煮込むことができない。かくして、副容
器に充填される調味液に特定量の水分が含まれることに
より、調理時には該副容器を開封して調味液を煮物原料
の入った皿状容器に注加し、電子レンジで加熱するとい
う簡単な操作によって、煮物原料を短時間で煮込むこと
ができる。尚、所望の加熱効果を達成し、かつ加熱調理
後に喫食に適当な量の調味液を残すためには、煮物原料
に対し18重量%〜120重量%の水分を上記調味液に含ま
せるのがよい。
また、本発明で用いる調味液は、粘度が60℃で1750ポイ
ズ以下、好ましくは800ポイズ以下、更に好ましくは450
ポイズ以下であることが望ましい。電子レンジで加熱す
る場合に調味液の粘度が高過ぎると、調味液が煮物原料
に浸透しにくく、煮物原料を短時間で煮込むことができ
ない場合がある。
更に、調味液は、煮物原料に対し0.5重量%〜4.5重量
%、好ましくは0.9重量%〜2.6重量%の塩分を含むもの
であることが望ましい。また、該調味液は、電子レンジ
による加熱調理後に好適な食味に調製された調味液の塩
分含量に対して65重量%〜95重量%、好ましくは72重量
%〜88重量%の塩分を含むものであることが望ましい。
これは、電子レンジで加熱する場合に調味液に含まれる
水分が多く蒸散し、調味液の塩分濃度が異常に高くなる
場合があるが、調味液の塩分を上記の如く調整すること
により、調理後の調味液を食味に適した好適な塩分濃度
にすることができる。
調味液には、副容器に充填した後加熱殺菌処理を施す等
によって保存性をもたせることもできる。加熱殺菌処理
を行なう場合には、前記の煮物原料の場合と同様に行な
えばよい。
本発明の電子レンジ用煮物調理容器は、以上の如き皿状
容器に煮物原料と調味液を充填した副容器とを収容して
構成される。この場合に、電子レンジ用煮物調理容器
は、例えば皿状容器に煮物原料と調味液を充填した副容
器とを収容し、該皿状容器の上方開放部を前記した蓋で
覆うか、両者を収容した皿状容器を適宜のフィルム材で
ストレッチ包装するか、或いは煮物原料又は調味液の一
方を収容した皿状容器と他の一方を収容した容器とを組
合せる等によって構成することができる。尚、本発明の
電子レンジ用煮物調理容器は、煮物原料と調味液を充填
した副容器とを、必ずしも皿状容器の内部に収容して構
成する必要はなく、煮物原料、調味液を充填した副容器
及び皿状容器が同時に提供されるように構成すればよ
い。
そして、本発明の電子レンジ用煮物調理容器を使用する
場合は、煮物原料を皿状容器に入れ、更に副容器の調味
液を注加し、この状態で電子レンジで加熱することによ
り、簡単な操作ぜ短時間に煮物を調理することができ
る。
(発明の効果) 本発明の電子レンジ用煮物調理容器によれば、電子レン
ジを使用して簡単な操作で短時間に煮物を調理すること
ができる。また、従来のもののように食品と調味液とが
いっしょに容器に収容された形態ではないため、食品が
ふやけるという問題は一切発生しない。しかも、煮物原
料及び副容器に入った調味液に保存性をもたせるための
適当な処理を施して、保存性に優れたものとすることも
できる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。第1図は、本発明の電子レンジ用煮物調理容器1の
概略断面図を示すものであり、皿状容器2とその上方開
放部を覆う蓋3とから構成された容器1内に、煮物原料
4及び副容器4が収容されている。
皿状容器2及び蓋3は、容器の内部側がポリプロピレン
で外側が紙である構造の厚さ0.5mmのラミネート材で形
成されている。皿状容器2の上方開放部が145×90mm、
内部底面が135×80mm、高さが34mmである。皿状容器2
の底部には、電子レンジテーブル7に対して内容物を上
方に保持する(h1=9mm)ための部材8が皿状容器2に
一体的に形成されている。また、上記の部材8は、皿状
容器2の内側部分で凹部9(容積4.7ml)を形成するよ
うに設けられている。
蓋3は、外径が147×92mm、内径が146×91mmの平板10と
その上部周縁から皿状容器2の側部に張り出した部分11
(この部分の上下方向の距離h2は3mm)から構成されて
いる。また、蓋3には直径1mmの円形の開孔12が、蓋3
の中央を中心として放射状に6個設けられている(この
場合の開孔率は、皿状容器2の上方開放部の面積の約3.
6%である)。
皿状容器2の上部周縁の径と蓋3の平板10の内径がほぼ
等しいことによって、図示の状態に緊合され、容器内部
が密閉される。
煮物原料4はかれいの切り身を直火で焦げ目が付かない
ようにして焼成したもの13(重量約85g、高さ約10mm)
を、135×85mmのPVDCコートPET/CPP(厚さ85μ)製のパ
ウチに含気率が15%以下となるように真空包装し、これ
を圧力1.5kg/cm2、温度121℃で24分間蒸気式レトルトで
レトルト加熱殺菌処理したものである。
副容器5は、140×75mmの内部側からポリエチレン、ア
ルミ箔及びポリプロピレンの厚さ0.09mmのラミネート材
で形成されたパウチで、内部に前記のかれいの切り身を
焼成したもの13の重量の50重量%の水分を含み、粘度が
60℃で約3センチポイズ、塩分がかれいの切り身を焼成
したもの13の重量の2.0重量%である煮魚用だし汁14を5
0g収容し、密封した後、圧力1.5kg/cm2、温度121℃で24
分間蒸気式レトルトでレトルト加熱殺菌処理したもので
ある。
以上の構成の電子レンジ用煮物調理容器1の蓋3を皿状
容器2から取り外し、煮物原料4の容器を開封して焼成
したかれいの切り身を皿状容器2に入れ、副容器5を開
封してだし汁を皿状容器2の内部のかれいの切り身に注
加した。この場合、だし汁の水位は皿状容器2の内底か
ら約5mmの高さであった。次に、皿状容器2に蓋3を被
せて容器1を密閉し、これを電子レンジの注に入れて3
分間加熱(強加熱:500W)した。加熱終了後容器1を電
子レンジから取り出し、蓋3を外して喫食したところ、
かれいの煮魚が良好に調理され、かれいは柔かい肉質を
有する品質の優れたものであった。尚、以上の電子レン
ジ用煮物調理容器1を、室温で3カ月保存後に上記の場
合と同様にして調理した場合にも、かれいの煮魚が良好
に調理され、かれいは本来の食感を有する品質の優れた
ものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の電子レンジ用煮物調理容器の一例を
示す概略断面図である。 1……電子レンジ用煮物調理容器、2……皿状容器、3
……蓋、4……煮物原料、5……副容器、9……凹部、
12……開孔。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】皿状容器に、加熱処理を施された煮物原料
    と少なくとも該煮物原料に対し18重量%以上の水分を含
    む調味液を充填した副容器とを収容してなる電子レンジ
    用煮物調理容器。
  2. 【請求項2】煮物原料が魚介類、肉類、野菜類から選ば
    れたものである特許請求の範囲第(1)項記載の電子レ
    ンジ用煮物調理容器。
  3. 【請求項3】煮物原料が、焼成、蒸煮、煮沸、熱風乾燥
    から選ばれた加熱手段によって加熱処理を施されたもの
    である特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の
    電子レンジ用煮物調理容器。
  4. 【請求項4】煮物原料が、容器に密封包装した後加熱殺
    菌処理を施されたものである特許請求の範囲第(1)
    項、第(2)項又は第(3)項記載の電子レンジ用煮物
    調理容器。
  5. 【請求項5】煮物原料の加熱殺菌処理が、熱水加熱殺
    菌、蒸気加熱殺菌、レトルト加熱殺菌から選ばれた手段
    によって行なわれる特許請求の範囲第(4)項記載の電
    子レンジ用煮物調理容器。
  6. 【請求項6】副容器に充填された調味液の粘度が、60℃
    で1750ポイズ以下である特許請求の範囲第(1)項又は
    第(4)項記載の電子レンジ用煮物調理容器。
  7. 【請求項7】副容器に充填された調味液に含まれる塩分
    が、煮物原料に対し0.5重量%〜4.5重量%である特許請
    求の範囲第(1)項又は第(4)項記載の電子レンジ用
    煮物調理容器。
  8. 【請求項8】副容器に充填された調味液が、加熱殺菌処
    理を施されたものである特許請求の範囲第(1)項、第
    (6)項又は第(7)項記載の電子レンジ用煮物調理容
    器。
  9. 【請求項9】皿状容器が、上方開放部を密閉又は略密閉
    状態となし得る蓋を着脱自在に設けて形成されたもので
    ある特許請求の範囲第(1)項又は第(4)項記載の電
    子レンジ用煮物調理容器。
  10. 【請求項10】皿状容器の底部に、該皿状容器を上方に
    保持するための部材を設けた特許請求の範囲第(1)項
    記載の電子レンジ用煮物調理容器。
  11. 【請求項11】皿状容器の底部に設けられた該皿状容器
    を上方に保持するための部材が多数の凹部で形成された
    特許請求の範囲第(10)項記載の電子レンジ用煮物調理
    容器。
JP61107395A 1986-05-09 1986-05-09 電子レンジ用煮物調理容器 Expired - Lifetime JPH0779636B2 (ja)

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US7458195B2 (en) * 2005-01-14 2008-12-02 Frito-Lay North America, Inc. Method for making a multi-compartment microwavable package having a permeable wall between compartments
JP6347609B2 (ja) * 2014-01-10 2018-06-27 株式会社Mizkan Holdings 電子レンジ調理用のスタンディングパウチ入り液状調味料、及びそれを用いた肉類加熱調理方法

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