JPH02168991A - 脱水乾燥洗たく機 - Google Patents

脱水乾燥洗たく機

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Publication number
JPH02168991A
JPH02168991A JP32544488A JP32544488A JPH02168991A JP H02168991 A JPH02168991 A JP H02168991A JP 32544488 A JP32544488 A JP 32544488A JP 32544488 A JP32544488 A JP 32544488A JP H02168991 A JPH02168991 A JP H02168991A
Authority
JP
Japan
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inner tank
tank
drying
washing
washed
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Pending
Application number
JP32544488A
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English (en)
Inventor
Fumio Nakamura
文夫 中村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US07/456,167 priority patent/US5058401A/en
Publication of JPH02168991A publication Critical patent/JPH02168991A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、洗たく物の洗たく、脱水および乾燥の一連
の動作を行うことができる脱水乾燥洗たく機に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、洗たく以外のa能を有する洗たく機の典型的な構
成としては、次の2つのタイプが知られている。
まず、第1のタイプは、水槽と、その水槽内に垂直軸線
の周りで回転可能に支持され一周壁に多数の小孔を透設
した脱水槽と、その脱水槽内に垂直軸線の周りで回転可
能に支持された攪拌翼とを備え、攪拌翼の回転により、
洗たく物の洗たくを行うと共に、脱水槽の高速回転によ
り、洗たく後の洗たく物の脱水を行うようにした脱水洗
たく機である。
また、第2のタイプは、水槽と、その水槽内に水平軸線
の周りで回転可能に支持され5周壁に多数の小孔を透設
した回転ドラムとを備え、水槽内に水を収容した状態で
回転ドラムを回転させることにより、回転ドラム内の洗
たく物の洗たくを行い、回転ドラム内の洗たく物に向け
て温風を供給しながら、回転ドラムを回転させることに
より、脱水後の洗たく物の乾燥を行うようにした乾燥洗
たく機である。
ところが、前記第1のタイプにおいては、水槽内の水に
洗たく物を浸した状態で、それらを攪拌翼により撹拌し
て水流により洗たくを行うものであるため、洗たく時に
多量の水が必要であり、しから、洗たく動作にともなっ
て洗たく物に捩れや絡み合いが生じやすく、洗たく動作
の終了後に。
この洗たく物の捩れや絡み合いを修圧しないと、脱水槽
の重心バランスがくずれて脱水動作が円滑に行われず、
洗たくおよび脱水の動作を連続して行うことができない
ことがあつった。
また、前記第2のタイプにおいては、回転ドラムを水平
軸線の周りで回転させて水流によらず洗たく物を転動さ
せることにより、洗たくを行うものであるため−fR1
のタイプに比較して、洗たく時の使用水量が少なくなる
と共に、洗たく物の捩れや絡み合いもなくなる。ところ
が、この第2のタイプでは、洗たく動作の終了時に、洗
たく物が自身の重量により回転ドラム内の下部に屑布し
て、回転ドラムの重心バランスがくずれた状態になるた
め、この、tまの状態で回転ドラムを水平軸線の周りで
高速回転させて、脱水動作を行うことはできなかった。
この第1および第2のタイプにおける1m題点に鑑み、
従来例えば、特開昭61−196993号公報に示され
る構成の洗たく機が提案されている。
この洗たく機においては、本体ケース内に支持体を介し
て垂直状態と水平状態との間で変位可能に支持された椀
状の水槽と、その水槽内に回転可能に収容され、周壁に
多数の小孔を透設した椀状の回転槽とを備え、 ■水槽を垂直状態に回動配置した状態で、パルセータを
垂直軸線の周りで回転させることにより、回転槽内の洗
たく物の洗たくおよびすすぎを行い。
また、水槽の垂直状態で、回転槽を垂直軸線の周りで高
速回転させることにより、洗たくまたはすすぎ後の洗た
く物の脱水を行い、 ■さらに、水槽を水平状態に回動配置した状態で、回転
槽を水平軸線の周りで回転させることにより、脱水後の
洗たく物の乾燥を行うようになっている。
[発明が解決しようとする課1!filところが、この
従来の洗たく機においては、水槽を回転槽と共に、垂直
状態と水平状態との間で姿勢変更させるために、回転槽
を回転駆動するためのモータを含む駆動機構とは別に、
姿勢制御用のモータを含む駆動機構を設ける必要があり
、横道が複雑で、その上大型化して高価になるという問
題点があった。
また、この従来の洗たく機では、脱水動作から乾燥動作
に移行する際、および乾燥動作の終了後に再び洗たく動
作を開始する際、水槽の姿勢を垂直状態と水平状態との
間で回動変更しなければならないため、それらの動作の
移行を短時間に行うことができないという問題点があっ
た。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、槓の姿勢制御用のモータを含む駆動am等を設ける
必要がなく、構造が簡単で、しかも小形化が可能で安価
に製作することができると共に、洗たく、脱水および乾
燥の各動作を、楢の姿勢を変更することなく短時間に移
行して、順次連続的かつ効果的に行うことができる脱水
乾燥洗たく機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明の脱水乾殻洗た
く態においては、外槽と、その外槽内に垂直軸線の周り
で回転可能に支持され、muに水抜き部を設けた中槽と
、その中槽内に水平軸線若しくは水平軸線に対し所定角
度で傾斜した傾斜軸線の周りで回転可能に支持され、周
壁に多数の小孔を透設した内槽と、前記内槽内部に水位
が達するように外槽内に水を収容すると共に、内槽内に
洗たく物を収容した状態で、内槽を前記水平軸線若しく
は傾斜軸線の周りで回転させて洗たくを行う洗たく用駆
動手段と、前記内槽内に洗たく後の洗たく物を収容した
状態で、中槽を内槽と一体的に前記垂直軸線の周りで高
速回転させて脱水を行う脱水用駆動手段と、前記内槽内
に脱水後の洗たく物を収容した状態で、内槽を前記水平
軸線若しくは傾斜軸線の周りで回転させて乾燥を行う乾
燥用駆動手段と、その乾燥用駆動手段による乾燥時に、
前記内槽内の空気の温度を上昇させる加熱手段とから構
成したものである。
[作 用] 上記のように構成された脱水乾蜂洗たく機においては、
外槽内に水が収容されると共に、内槽内に洗たく物が収
容された状態で、内槽が水平軸線若しくは傾斜軸線の周
りで回転されて、洗たく物の洗たくが行われる。また、
内槽内に洗たく挟の洗たく物が収容された状態で、中槽
が内槽と一体的に垂直軸線の周りで高速回転されて、洗
たく物の脱水が行われる。さらに、内槽内に脱水後の洗
たく物が収容された状態で、内槽が水平軸線若しくは傾
斜軸線の周りで回転されて、洗たく物の乾燥が行われる
[実施例] 以下、この発明を具体化した脱水乾燥洗たく機の一実施
例を、図面の記載に基づいて詳細に説明する。
(本体ケースの関連構成) 第1図、第3図および第18図に示すように。
本体ケース1は鉄板によりほぼ箱型に形成され、その底
部には複数の支持脚2が設けられている。
合成樹脂製の本体カバー3は本体ケース1の上部に取着
され、その前部上面には掻作パネル4が設けられると共
に、後部上面には洗剤箱や洗たく篭等を載置するための
フラットなflffi部5が設けられている。洗たく物
を出し入れするための開口6は本体カバー3の前部上面
に透設され、上方かち見て後端縁に直線部を有するほぼ
半月状に形成されている。
合成樹脂製の本体開閉蓋7は後端部において支軸8によ
り本体カバー3の開口6に開閉回動可能に取着され、そ
の前部上面には手掛は部9が設けられている。パツキン
10はゴム等の弾性材により本体カバー3のrm口6と
ほぼ相似形で平面形はぼ半月状をなす環状に形成され1
本体開閉蓋7の下面に取り付けられている。そして、本
体間rI01n7が閉鎖されたとき、このパツキン10
が本体カバー3の開口6の外周縁に沿って接合配置され
、熱気や湿気あるいは騒音が外部に漏れないようになっ
ている。
ロック部材11は本体カバー3内の前部に回動可能に支
持され、バネ12の作用により常には本体開閉117か
ら離脱する方向に付勢されている。
ソレノイド13は本体カバー3内に配設され、このソレ
ノイド13の励磁にとらないロック部材11が閉鎖位置
の本体開閉蓋7に係合されて、本体FM閉117が閉鎖
位置にロックされる。
(外槽の関連構成) 第1図〜第3図に示すように、洗たく水を貯留するため
の外槽15は合成樹脂によりほぼ有底円筒状に形成され
、その4ケ所において緩衝支持装置16を介して前記本
体ケース1内に揺動可能に吊下支持されている。この緩
衝支持装置16は、支持棒17と、その支持棒17の上
端に固定されると共に本体ケース1の上部に係合された
ほぼ半球状の上支持体18と、支持棒17の下端に挿通
されると共に外槽15の下部外側に係合されたほぼ半球
状の下支持体19と、その下支持体19と支持棒17の
下端部との間に介装されたバネ20とから構成されてい
る。
合成樹脂製の外槽カバー21は外槽15の上部に取着さ
れ、その前部上面には本体カバー3の開口6と相似形で
平面形はぼ半月状をなす開口22が形成されている。シ
ールド部材23はゴム等の可視性材料により蛇腹筒状に
形成され、本体カバー3側の開口6の下端部と外槽カバ
ー21側の開口22の外周部との間に装着されている。
そして。
前記外槽15の揺動にかかわらず、常に、このシールド
部材23により両開口6,22間が気密状態に連結され
、外槽15内の熱気や湿気が外m15と本体ケース3と
の間に浸入しないと共に、外槽15の振動が本体ケース
11に伝達されないようになっている。2tな、この実
施例では、両開口6.22が平面形はぼ半月状の相似形
をなしているため、シールド部材23として、両開口6
.22の開口縁に沿った小径のものを使用することがで
きる。
(中槽の関連構成) 第1図および第3図に示すように、内部に洗たく物を収
容するための中槽26は合成樹脂により前記外槽15と
近似のほぼ有底円筒状にかつ下部が中心側に向かって下
降傾斜するように形成され、その上f4部には環状のバ
ランサ27が取着されている。中槽26の底部中央は補
強用の鉄板製の支持板28により形成され、その下面に
は下方へ延びるる上中空@29が突設固定されている。
そして、中槽26は外積15内において、正中空軸29
を外槽15の底部にシール部材30を介して貫通させた
状態で、軸受31により垂直軸1iY−Yの周りで回転
可能に支持されている。
多数の環状凸部32は前記中槽26の周壁を補強するた
めに、中槽26の外周面に上下方向へ所定間隔おきに形
成されている。水抜き部としての多数の小孔33は水平
方向へ延びるように、環状凸部32間において中槽26
の周壁に透設されている。また、多数の水抜き孔34は
垂直方向へ延びるように、中槽26の底壁および支持板
28に透設され、前記小孔33よりも大径状に形成され
ている。
第1図、第4図および第5図に示すように、−対の平板
部35は前記中槽26の周壁の下半部両側に設けられ、
この平板部35によって中′WI26の下半部が横断面
はぼ小判形となるように構成されている。一対の軸受部
36は中槽26の上下方向はぼ中央部において同中槽2
6の平板部35の上端外面に突出形成され、その内側上
端が中槽26内の上半部に向けて開口されている。摩擦
係数の小さいN(牽耗性合成樹脂よりなる帯状の低摩擦
部材37は軸受部36の下部内周面に固定され、後記内
槽41の軸部43を支持している。
(内槽の関連構成) 第1図、第3図および第6図〜第8図に示すように、内
槽41は合成樹脂よりなる一対のほぼ半球形状の部材4
2a、42bをその対向g縁において互いに結合固定し
、全体としてほぼ球形状となるようにに構成されている
。一対の短円筒状の軸部43は前記両部材42a、42
bの頂部外面に水平方向に向かって一体に突出形成され
、一方の軸部43には内槽41内の洗たく物の飛出を防
止するためのcAfI網44網製4されて、この一方の
軸部43および一方の軸受部36により送風口が兼用さ
れると共に、他方の軸部43の開口は蓋板45により塞
がれている。
そして、前記両軸部43の先端間の間隔が中槽26の上
半部の内径よりら若干小さくなるように構成されると共
に、両軸部43の基41間における内槽41の外径が中
槽26の丙子板部35間の間隔とほぼ同一となるように
構成されている。このため、内槽42を中槽26内にそ
の上方から挿入すれば、両軸部43を中4JPJ26の
軸受部36にそれぞれ嵌着させることができ、この状態
で押え部材46を、軸部43の上部外周に係合するよう
に軸受部36の上端にネジ止めすることにより、縦方向
に二分割構成された内′W442が中w426内におい
て両側から挟持された状態にて、水平軸線X−Xの周り
で回転可能に支持される。
第3図、第9図〜第11図に示すように、′Fi数の係
止片47は前記内槽41の一方の半球形状部材42aの
端縁に形成され、他方の半球形状部材42bの係合孔4
8に係合して、両部材42a。
42bを結合状態に保持している。一対の洗たく物反転
用の突条49は内槽41の回転軸線とばぼ平行に延びる
ように、内槽41の内周面に所定間隔をおいて形成され
、この突条49の部分において、内槽41の両部材42
a、42bがネジ50により固定されている。洗たく物
反転補助用の複数のボス51は突条49と所定間隔をお
いて平行に延びるように、内槽41の内周面に形成され
、このボス51の部分においても、内槽41のWi部材
42a、42bがネジ52により固定されている。
そして、この実施例では、第10図から明らかなように
、前記洗たく物反転用の突条49の頂部が、その長平方
向の中間部から両端部に向かい、内槽41の回転軸線側
へ次第に接近するように傾斜されている。このため、ま
た、突条49の傾斜構成によって、突条49の両fA部
においても十分な高さを確保することができ、洗たく時
等における洗たく物の反転効果を向上させることができ
る。
多数の環状凸部53は前記内内槽!141の周壁を補強
するために、内槽41の外周面に上下方向へ所定間隔お
きに形成され、第2図、第3図および第15図に示すよ
うに、特に、内槽41の回転軸線X−Xを含む水平面内
の外周付近においては、環状凸部53の上下間隔が狭く
なって、脱水時の集中荷重に耐え得る構成となっている
。多数の小孔54は水平方向へ延びるように、環状凸部
53 L71において内槽41の周壁に透設され、第3
図および第15図に示すように、特に、内槽41の回転
軸aX−Xを含む水平面内の外周付近と、突条49の基
部下側とには、小孔54が必須的に形成されていて、脱
水時において、これらの部分に悠中する水が内槽41外
へ効果的に排出されるようになっている。
また、この実施例においては、第1図から明らかなよう
に、前記内WJ41の小孔54の径が、内槽41の回転
軸線X−Xを含む水平面内の外周近付から遠ざかるに従
って次第に大きくなり、しかも、最もも大きな小孔54
が中槽26の周壁の小孔33よりも小さくなるように精
成されている。
なお、前記半球形状部材42a、42bjf雄型呼びt
!を型よりなる型を使用して成形されるものであるため
一型抜き方向は回転軸線X−Xに沿ったものになる。こ
の場合、前記軸部43、突条49及び小孔54が水平方
向に形成されているため、型抜きが容易である。
第1図、第2図、第6図、第7図および第18図に示す
ように、洗たく物を出し入れするための出入口55は前
記内槽41の周壁に形成され、その平面形状が、本体カ
バー3の開口6および外槽16の開口22と相似形の半
月状をなしている。
平面形はぼ半月状をなす合成樹脂製のn体56は本体開
閉蓋7の開閉方向と同一方向となるように、前記外槽1
5の上端とほぼ同一高さの位置においてt&端縁にてヒ
ンジ57により内槽の出入口55に開閉回動可能に取着
され、ヒンジ57の部分に設けられたバネ(図示せず)
の作用により、常には開放方向(第1図の反時計方向)
に回動付勢されている。
多数の小孔59は垂直方向に延びるように、前記n体5
6に透設されている。そして、このn体56の小孔59
および前記内槽41の小孔54は、第12図に示すよう
に、蓋体56または内槽41の各部材42a、42bの
成形時に、円弧60aを有するコア60により形成され
、小孔59,54の内端縁に洗たく物の引掛りを防止す
るための円弧59a、54aが飾されている。
洗たく物反転用の突条61は前記内槽41の内周面にそ
の回転軸線とほぼ平行に形成された部分突条70と連な
るように、n体56の内面に形成され、内Ps41の他
の2個の突条4つと所定間隔をおいて対向配置されてい
る。そして、この突条61(部分突条70)及びi+v
記2個の突条4つは120度おきに形成されている。洗
剤等を収容するための複数の収容部62.63は仕切り
板6,4により突条61の外側凹部内に区画形成されて
いる。
従って、あらかじめ収容部62.63に収容された洗剤
は内槽41の回転にともなって外槽15内に落下し、そ
の洗剤が衣類に直接付着するのを防止して、衣類が変色
したりするのを防ぐことができる。
係止手段としての合成樹脂製の係止部材66は中間部に
おいて支軸67により前記突条61の外側凹部内の前縁
に回動可能に取り付けられ、その−49には内槽41の
出入口55の開口縁と係合可能な係止爪部66aが設け
られると共に一他端には解除用操作部66bが設けられ
ている。そして、この係止部材66は図示しないバネ手
段により、常には出入口55の開口縁と係合する方向(
第1図の反時計方向)に回動付勢され、この係合により
益体56を閉頭位置に係止保持するようになっている。
この実施例の係止部材66は、支軸67よりも係止爪部
66a側の質量が操作部66blllの質量よりも大き
くなるように構成され、内′M441が水平軸線X−X
若しくは垂直軸@Y−Yの周りで回転されたとき、遠心
力によって係止部材66に益体56を係止する方向への
回動力が生じるようになっている。また、係止部材66
は、益体56を閉鎖方向に移動させると、係止爪部66
aが内槽41の開口縁と街合し、バネ作用に抗して一端
回避し、開口縁を通過したときバネ作用により復帰して
開口縁に係合するように、同部材66には傾斜面が形成
されている。
第1図、第3図、第6図および第7図に示すように、段
部68は前記内槽41における一方の半球形状部材42
aの外周面に端縁部と平行で全周にわたってに形成され
、この段部68には前記回転軸線X−Xを中心として被
e部体としての被動歯車69が、内槽41の最下部付近
を通るように一体に形成されている。そして、内槽41
の上端外周部が外槽カバー21に近接して配置され、そ
の外槽カバー21により被動歯車6つの上方が覆われて
いる。
また、この実施例においては、第1図から明らかなよう
に、内槽41の外径が中槽26上のバランサ27の内径
よりも大きく構成されると共に、内槽41の停止状態で
その出入口55の下f4!緑がバランサ27の下端部よ
りも上方に位置するように構成され、出入口55の下端
縁とバランサ27との間の隙間から内槽41と中m26
との間に洗たく物が誤って投入されるのを防止している
。さらに、第1図および第3図に示すように、前記内槽
41と中槽26との外周部間の間隔および中槽26と外
槽15との外周部間の間隔は、下方にいくに従って大き
くなるように構成され、洗たくやすすぎに際して泡発生
が防止されると共に、排水が良好に行われるようになっ
ている。
(内槽および中槽の駆動機1111) 第1図に示すように、正逆回転可能な摺部動用モータ7
5は図示しないブラケット等を介して前記外41!15
の下面に装着され、その上下方向に延びるモータ軸には
モータ冷却用ファン102を備えた駆動プーリ76が固
定されている。上申空軸77は前記土中空軸29の下方
において同一軸線上に位置するように、摺部動用モータ
75のlI!1部に支持板78および軸受79を介して
回転可能に支持され、歯車ケース80を介して土中空軸
2つに連結されている。下回転軸81は支持メタルを介
して1中空軸77内に相対回転可能に支持され、その下
端には筒状のクラッチ継手82および前記駆動プーリ7
6にベルト83を介して連結される被動プーリ84が固
定されている。
第1図および第3図に示すように、上回転軸85は支持
メタルを介して前記土中空軸29内に相対回転可能に支
持され、その」一端には傘歯車86が固定されている0
合成樹脂製の歯車カバー87は前記内槽41の下方にお
いて、中槽26の内底部の支持板28上にパツキン88
を介して水密状態で配設されている。横方向に延びる伝
達軸8つは軸受90を介して歯車カバー87に回転可能
に支持され、その一端にはtkfflカバー87内にお
いて前記傘歯車86に噛み合う傘歯車91が固定される
と共に、他端には内槽41の下方においてその外周の被
動歯車69に噛み合う駆動部体としての駆′fjJti
i車92が固定されている。そして、この実施例におい
ては、前記傘歯車86.91および駆動歯車92の歯部
が、基部の硬質合成樹脂材料とは異なった超高分子ポリ
エチレン等の摩m係数の小さな合成樹脂材料により形成
され、噛み合い騒音が発生しないようになっている。
遊星歯車減速装置93は前記歯車ケース80内において
、下回転軸81と上回転軸85との間に設けられている
(第1図は歯車の一部を省略して図示している)、バネ
クラッチ94は前記上申空軸77およびクラッチ継手8
2の外周に跨がって設けられ、クラッチ爪95がクラッ
チハウジング96から離脱されたときには、下回転軸8
1と上申空軸77とがバネクラッチ94を介して作動連
結され、クラッチ爪95がクラッチハウジング96に係
合されたときには、下回転軸81と上申空軸77との連
結が断たれる。ブレーキドラム97はfllll−ス8
0の外周に設けられ、このブレーキドラム97にブレー
キ体98が接合されることにより、中槽26の回転が上
下中空軸29.77と共に制動される。
そして、洗たく時、すすぎ時および乾燥時においては、
バネクラッチ94が遮断状態になるとともにブレーキt
4:98が制動状態になり、構部動用モータ75の回転
が駆動プーリ76、ベルト83、被動プーリ84、下回
転軸81、遊星歯車減速装置93、上回転軸85、傘歯
車86,91、伝達軸89、駆動*jfi92および被
動歯車69を介して内槽41に伝達されて、内槽41が
水平軸線X−Xの周りで低速回転(30rpm程度)さ
れる。
また、脱水時においては、バネクラッチ94が連結状態
になるとともにブレーキ体98が非制動状態になり、w
4駆動用モータ75の回転が駆動グーリフ6、ベルト8
3、被動プーリ84、下回転軸81、バネクラッチ94
、上申空軸77、歯車ゲース80および土中空軸29を
介して中槽26に伝達されて、中槽26が内Pa41と
一体的に垂直軸$Y−Yの周りで高速回転(90Orp
m程度)される。
なお、前記洗たく、すすぎおよび乾燥時における遊星歯
車減速装置93等を含む駆動系により、洗たく用駆動手
段および乾燥用駆動手段としての第1駆動機楕99が構
成され、前記脱水時におけるバネクラッチ94等を含む
駆動系により、脱水用駆動手段としての第2駆動機構1
00が構成されている。
〈異物の取り出し構成) 第1図、第13図および第14図に示すように、はぼ長
方形状の透孔104は前記内槽41の停止状態において
その回転軸線よりも下側に配置される周壁部、すなわち
内[2体56と対向する周壁部の2ケ所に形成され、そ
れぞれその一端には係止凹部105が設けられると共に
、他端近傍には係止孔106が所定間隔をおいて形成さ
れている。
各透孔104を開閉可能に覆うための蓋体107はそれ
ぞれ弾力性のある合成樹脂により平面はぼ長方形状に形
成され、その両端には一対の係止片108.109が突
設されている。
そして、蓋体107は、一方の係止片108を係止孔1
05に対し、内槽41の内側から外側に係合させると共
に、蓋体自身の弾力に抗して弓なりにそらせた状態で他
方の係止片108を係止凹部105に対し、内W441
の内側から外側に係合させることにより、透孔104の
内ff11部に着脱可能に取り付けられている。また、
この蓋体107を取り外して透孔104を開放させるこ
とにより、その透孔104を介して中槽26の内底部の
歯車カバー87や駆動歯車92の周辺に溜まった糸屑等
の異物を取り出すことができる。
(給水構成) 第1図、第3図、第17図および第18図に示すように
、給水装置111を構成する給水弁112は前記本体カ
バー3の内部に配設され、その接続口113が本体カバ
ー3の後部外面に開口されて、水道の蛇口等と接続可能
になっている。第1給水路114は給水弁112の出口
側に接続され、その先端の第1給水口115が内M41
の上方外周近傍で、内4141の回転軸線x−Xの直上
方よりも回転方向の先行側へ偏倚した位置にて開口され
ている。第2給水路116は第1給水路114から可a
性バイグ117を介して分岐され、その先端の第2給水
口118が後述する温風供給装置134の送風通路14
2を介して内槽41の内部に開口されている。
そして、給水時およびすすぎ時において、給水弁112
の開放により第1および第2給水口115.118から
外槽15内に給水が行われ、特に洗たく物のすすぎ時に
おいては、内[41の外周にその上方近傍の第1給水口
115から水が供給されて、球形状の内!4iの外周面
に付着している泡が静かに洗い流されると共に、内槽4
1の内部に第2給水0118から送風通路142を介し
て水が供給されて、内4141内の洗たく物に付着して
いる泡や洗剤が効果的に洗い流される。
(排水および溢水構成) 第1図、第15図、第16図および第18図に示すよう
に、排水口121は前記外槽工5の底部に設けられ、排
水弁122を介して排水ホース123に連結されている
。そして、この実施例では、排水弁122が第19図に
示すソレノイド124により、前記バネクラッチ94の
クラッチ爪95およびブレーキ体98と連動して開閉さ
れ、洗たく時、すすぎ時および乾燥時等において、バネ
クラッチ94が遮断状態にあると共にブレーキ体98が
制動状態にあるときには、排水弁122が閉鎖状態にあ
り、脱水時等において、バネクラッチ94が連結状態に
切り換えられると共にブレーキ#、98が非制動状態に
されたときには、排水弁122が開放される。
温風の排気口を兼用する溢水口125は前記内槽41の
送風口を兼用する後軸部43と反対側に位置するように
、外槽15のlII!I壁に形成され、その外側には泡
消し用の拡張室126が設けられている。溢水ホース1
27は溢水口125と排水ポース123との間に設けら
れ、その途中には乾燥時において溢水口125から溢水
ホース127を介して排出される高温多湿の空気を冷却
および除湿するための拡張冷却室128が設けられてい
る。
堰部材129は拡張室126から外槽15内に泡が逆流
するのを防止するために溢水口125に設けられ、その
中間部には縦湧状の排水路130が切欠形成されている
そして、この実施例では前記溢水口1,25が、内′M
I41の送風口を兼用する後軸部43よりも低い位置に
おいて、前記第1および第2給水口115.118から
の給水量よりも多い排水量を存するように設けられてい
る。これによって、第15図に示すように、すすぎ時に
おける外槽15内の水位L1は、内槽41の回転軸線X
−Xよりも下方で、洗たく時に洗たく物の量に応じて決
定される水位L2よりも上方の位置に設定され、洗たく
時あるいはすすぎ時において、外槽15内の泡が送風口
兼用の軸部43から送風通路142側へ侵入しないよう
になっている。
(21i!風供給装置の構成) 第1図、第17図および第18図に示すように、加熱手
段としての温風供給装置134は、前記外槽15、中槽
26および内4fi41よりも上方において本体ケース
1と本体カバー3との間に支持され、洗たく物の乾燥時
に内槽41内に温風を供給して、内槽41内の空気の温
度を上昇させるようになっている。
すなわち、鉄製の支持板135は本体カバー3の頂壁内
面に一体形成されたリブにねじ手段等によって取付けら
れ、その下面にはファン用モータ136が装着されてい
る0合成樹脂製のモータカバー137はファン用モータ
136を覆うように支持板135の下面に収り付けられ
、その外周の一部には本体カバー3の後側外面に開口す
る空気取り入れ口(図示しない)が設けられている。フ
ァン138は支持板135の上部においてファン用モー
タ136のモータ軸に固定され、本体カバー3の頂壁内
面に一体形成されたファンカバー139によって覆われ
ている。なお、支持板135にはモータ136のモータ
軸が通る開口135aが形成されている。
耐熱合成樹脂よりなる筒状の送風ガイド140は前記フ
ァンカバー139に連結した状態で、本体カバー3の頂
壁内面にに形成されたリブにねじ手段などによって固定
され、その内部には加熱用ヒータ14】が配置されてい
る。送風通路142は外槽15および外槽カバー21の
後面中央部に一体に形成され、下方に向かって縦方向へ
延びている。可視性を有する蛇腹状の′a結筒体143
は送風ガイド140の先I4A部と送m通路142の上
端部との間に設けられ、外!s15の揺動にかかわらず
、送風ガイド140と送風通路142とを常に連結状態
に保持すると共に、外槽15の振動がこの連結内槽il
i木143において吸収されて上方に伝達されないよう
にしている。そして、モータ136の駆動によるファン
138の回転により外気が空気取り入れ口からモータカ
バー137.開口135a及びファンカバー139を経
て加熱用ヒータ141に導かれ、そのヒータ141で加
熱されて送風通路142及び送風ガイド140に送出さ
れる。
送風口144は前述した送風口を兼用する中横26の後
軸受v136および内M41の後軸部43と若干の間隙
をおいて近接対向するように、送風通路142の下端に
連通して外槽15のf&壁に形成されている。そして、
この実施例では後軸受部36および後軸部43の開口面
積が送風口144の開口面積よりも大きく設定され、温
風供給装置134から供給される温風が、送風口144
から後軸受部36および後軸部43を通して内槽41内
へ効果的に導入されるようになっている。
(各種の検出構成) 第1図に示すように、蓋スィッチ148は前記本体開閉
蓋7に対向して本体カバー3内に配設され、本体開閉蓋
7が開放状態より所定角度位置まで閉じられたとき、こ
の蓋スィッチ148から検出信号が出力される。第18
図に示すように菩ロックスイッチ149はロック部材1
1に対向して本体カバー3内に配設され、ロック部材1
1により本体開閉蓋7が閉鎖位置にロックされたとき、
この若ロックスイッチ149から検出信号が出力される
。第1図に示すように投受光素子よりなる蓋体センサ1
50および反射板151は本体カバー3の開口6の前後
に対向して配設され、係止部材66による係止が不完全
で、内槽41の蓋体56がバネ58の作用により開開位
置の本体開閉蓋7と当接する位置まで開放されていると
き、この蓋体センサ150から検出信号が出力される。
そして、本体開閉蓋7の閉鎖及びロックに基づいて蓋ス
ィッチ148及び蓋口・yクスイッチ149から検出信
号が出力されると共に、内槽蓋体56の閉錯により蓋体
センサ150から検出信号が出力されていないときに、
この洗たく機は運転可能である。又、前記若7.56の
一方又は双方が開放されて、若スイッチ148、蓋ロツ
クスイッチ149が検出信号を出力しないとき、又は蓋
体センサ150が検出信号を出力したときは、運転開始
が不可能になると共に、運転中はそれかたただちに停止
される。
第1図に示すように、被検出体としての磁石152は後
軸受部36の上方において、中槽26の上端外周縁のバ
ランサ27上に設けられている。
ホール素子よりなる位置センサ153はf&軸軸受36
の上方において磁石152と同一円周上に位置するるよ
うに、外槽カバー21上に配置され、磁石152を感知
したとき、この位置センサ153から中#126の位置
検出信号が出力される。そして、この実施例においては
、磁石152と位置センサ153とにより、脱水動作の
終了時等において、送風口を兼用する中槽26の後軸受
部36および内槽41の後軸部43が外槽15の送風口
144と合致した位置で、中槽26の回転を停止させる
ための第1の定位置停止手段が構成されている。
第1図に示すように、被検出体としての磁石154は蓋
体56の後側中央において、内槽41の外周面に設けら
れている。ホール素子よりなる位置センサ155は磁石
154と対応するるように、外槽カバー21上に配置さ
れ、磁石154を感知したとき、この位置センサ155
から内槽41の位置検出信号が出力される。そして、こ
の実施例においては、磁石154と位置センサ155と
により、洗たく、すすぎ、脱水および乾燥の各動作の終
了時において、第1図および第18図に示すように、内
槽41の蓋体56が外槽カバー21の開口22と合致し
、かつ第3図に示すように、内槽41の内周面の2つの
洗たく物反転用突条49が内槽i141の回転軸aX−
Xよりも下方において、回転軸線X−Xを通る垂直面に
対し左右対称に配置された位置で、内槽41の回転を停
止させるための第2の定位置停止手段が構成されている
第1図に示すように、異常検出手段としての過振動検出
用スイッチ156は外槽15の上端外周に対応して本体
ゲースl内に配置され、親水動作時において、内WI4
1内の洗たく物の片寄りに起因して、中槽26が過振動
状態で異常回転されて振動検出用スイッチ156と接触
したとき、このスイッチ156から検出信号が出力され
る。第15図に示すように、圧力スイッチ等よりなる水
位検出用のセンサ157は外槽15の外側面に設けられ
、洗たくに先立って前記給水装置111により外槽15
内に水が供給される際、水位L2が内槽41の内部にま
で達する所定水位になった時、このセンサ157から検
出信号が出力される。
(制御回路の構成) 第19図に示すように、中央処理装置(CPU)161
は制御手段を構成し、脱水乾燥洗たく機全体の動作を制
御するためのプログラム、洗たく時の水位設定データ、
洗たく、すすぎ、脱水および乾燥の各動作時間の設定デ
ータ等を記憶するためのメモリを内蔵している。このC
PU161には、前記蓋スイッチ148−Mロックスイ
ッチ149及び過振動検出用スイッチ156から検出信
号が入力されると共に、蓋体センサ150、中槽位置セ
ンサ153、内槽位置センサ155および水位検出用セ
ンサ157からコンパレータ162〜165を介して検
出信号が入力される。
一方、M駆動用モータ75の主巻a 75 aと補助巻
線75b、給水弁用ソレノイド166、排水弁並びにク
ラッチ用ソレノイド124,110ツク用ソレノイド1
3、温m供給装置134のファン用モータ】36および
加熱用ヒータ141は、交流!!源回路167にトライ
アック168 N174を介してそれぞれ並列に接続さ
れている。そして。
各トライアック168〜174のゲート端子には、CP
U161からドライバ175および抵抗等を介して作動
信号が出力される。
圧電ブザー176はCPU161の出力側に接続され、
洗たくから乾燥までの一連の動作の終了時や、内槽11
体56の開放等の異常状態の発生時において、CPUI
 61から出力される作動信号により作動されて、終了
状層や異常状態を報知する。
負荷検出手段を構成する負荷量検出回路177は、前記
種部動用モータ75の主巻a 75 aに対する電流供
給回路に設けられた電流検知用変流器等により構成され
、洗たく動作に先立って、洗たく物を収容した内Ja4
1が所定数回転されるとき、この負荷量検出回路177
により、モータ75の主巻線75aに流れる負荷電流に
基づき洗たく負荷量が検出されて、CPU161に出力
される。
そして、設定手段を構成するCPU161は、この負荷
量検出回路177により検出された負荷電に基づいて、
洗たく、ずずぎ、脱水および乾燥の各動作時間を設定す
る。
また、CPUl61は修正手段を構成しており、親水動
作時において、内槽41内の洗たく物の片寄りに起因し
て、中槽26が過振動状態で異常回転され、過振動検出
用スイッチ156によりその異常回転が検出されたとき
、前記第2駆動t内槽横100による中WJ26の回転
を一旦停止させた後、M1駆動Rm99により内!a4
1を所定数丁逆回転させて、内′M41内の洗たく物の
片寄りを修正する。
(動作の概要) 次に、前記のように構成された脱水乾燥洗たく機の動作
を説明する。
さて、この脱水乾燥洗たく機において、本体間v!4蓋
7および内槽蓋体56を開放した状態で、内槽41内に
洗たく物を投入した後、内槽蓋体56を閉じて収容部6
2.63に洗剤を入れると共に、本体開閉M7を閉じて
図示しないスタートスイッチをオンすると、前記CPU
161の制御のもとで、第20図のタイムチャートに示
す一連の動作が順次自動的に行われる。すなわち、まず
第1駆動i梢99による内槽41の回転状態において負
荷量検出回路177により負荷量が検出され、その検出
された負荷量に基づいて、洗たく動作時間等が設定され
る。
その後、給水装置111による給水動作、第1駆動機横
99による内槽41の回転に基づく洗たく動作、排水弁
122の開放による排水動作、第2駆動機構100によ
る中4f126の回転に基づく脱水動作、給水装ml 
11による給水動作、給水装置111の給水および第1
駆動a梢99による内槽41の回転に基づくすすぎ動作
、排水弁122の開放による排水動作、第2駆動機構1
0’Oによる中槽26の回転に基づく脱水動作、および
温風供給装置134による温風供給および第1駆動機j
f499による内槽41の回転に基づく乾燥動作が行わ
れる。
(Hの閉鎖確認動作) そこで、まず動作開始時における本体開閉内槽7および
内槽蓋体56の閉鎖確認動作を、第21図のフローチャ
ートに従って詳述する。
さて、内槽41内に洗たく物を投入して内槽蓋体56を
閉じた後、本体開閉117を開放状態から所定角度(閉
鎖位置に対し約3〜5度)まで閉じると、蓋スィッチ1
48が検知作動され、この検知作動から所定時間(約0
.5秒)後に蓋ロツク用ソレノイド13がオンされて、
ロック部材11が本体開閉n7と係合可能な状態になる
(ステップS1およびS2)、そして、本体開閉蓋7が
閉鎖位置に配置されると、第1図および第18図に示す
ように、ロック部材11が本体開閉蓋7に係合して、本
体開閉蓋7が閉鎖位置にロックされ、前述した一連の動
作が終了するまでこのロック状態に保持される。
前記ソレノイド13の励磁から所定時間(約015秒)
t&に、塁ロックスイッチ149により本体開閉W7の
ロック状態が確認され、ロック状態にないときには、ソ
レノイド13がオフされた後に前記ステップS1に戻る
(ステップS3およびS4)、また、ロック状態にある
ときには、蓋スィッチ148の作動状態が再び確認され
1作動状態にないときにはステップS1に戻る(ステッ
プS5)、従って、本体開閉蓋7の閉I!に状態は、前
記両スイッチ148,149によって二重に確認される
ことになる。
そして、前記塁スイッチ148の動作状態が再確認され
た後、蓋体センサ150により内′!s′fi体56が
閉鎖位置にあるか否かが確認され、M体56が係止部材
66により閉鎖位置に係止保持されている場合には、動
作が次工程へと進行する(ステップS6)、1体56が
閉鎖位置に完全に係止保持されていないで、バネ58の
作用により本体開閉II7の下面と当接する位置まで開
放されている場合には、その開放状態が蓋体センサ15
0により検出されて、圧電ブザー176の作動等により
異常表示が行われる(ステップ57−) 。
(動作時間等の設定動作) 次に、負荷量の検出に基づく洗たく動作時間等の設定動
作を、第22図のフローチャートに従って詳述する。
さて、前記のように本体開閉′117および内4Wf1
体56の閉鎖状態が確認された後、排水弁およびクラッ
チ用のソレノイド124がオフされ、バネクラッチ94
が遮断状態になって第1 gg動機#199が形成され
ると共に、ブレーキ体98が91動状態になって中槽2
6の回転が規制される。この状態で、種部動用モータ7
5が主巻線75af内槽lのトライアック168の導通
によって正転され、第1駆動n格99を介して内槽41
が水平軸aX−Xの周りで回転される(ステ→グS1)
、この内槽41の回転中に、負荷電検出開路177によ
り、モータ75の主巻線75aに流れる負荷電流に基づ
いて洗たく負荷量が検出ぎれ、CPU 161に出力さ
れる(ステップS2)、この検出動作は、内$1941
内の洗たく物の片寄り等を考慮して、例えば、内槽41
の1回転目の検出データと2回転目の検出データとの平
均値を取るようにして行われる。
その後、構部動用モータ75が停止されると共に、内槽
位置センサ155による内槽41上の磁石154の検出
に基づき、後述する内槽定位置停止ルーチンに従って内
槽41が所定位置に停止される(ステップS3およびS
4)、この状態で、CPU161において、前記負荷量
検出回路177により検出された負荷量に基づき、洗た
く、すすぎ、脱水および乾燥の各動作時間が設定される
(ステップS5)、そして、給水弁用ソレノイド166
のオンにより給水弁112が開放されて、第1および第
2給水口115,118から外槽15内に水が供給され
、外槽15内の水位が内槽41の内部に達して前記の設
定水位L2になったとき、構部動用モータ75が正転さ
れて、内槽41の回転により洗たく動作が[m始される
(ステップ36〜S8)。
この洗たく動作の開始状態で、負荷量検出開路177に
より洗たく負荷蓋が再び検出されて、最初の負荷検出量
と再度の負荷検出量とが比較され、その差が所定値以内
のときにはそのまま洗たく動作が続行されて、次工程の
動作へと移行される(ステップ89〜311)、再検出
量の差が所定値を越える場合には、モータ75が一旦停
止され、CPU161において、再検出量の平均ffc
笠に基づき、洗たく、すすぎ、脱水および乾燥の各動作
時間が再設定される(ステップS12および513)。
その後、モータ75が正転され、洗たく動作が再開され
て洗たく継続、脱水、乾燥なとどの次工程の動作へと移
行される。
ところで、この実施例の洗たく脱水乾燥機においては、
前記の洗たく動作時に、洗たく物を収容した球形状の内
槽41が水平軸線の周りで回転されて、その回転にとら
ない複数の反転用突条49゜61により洗たく物が転勤
されながら、いわゆるたたき洗いの洗たくが行われるな
め、洗たく時の使用水量が少なくてよい、また、洗たく
動作時に洗たく物に捩れや絡み合いが生じないので、洗
たく動作を効果的に行うことができ、しかも、洗たく動
作の終了後に、洗たく物の捩れや絡み合いを修正すると
いう面倒な作業を必要とせず、洗たく動作から排水動作
および脱水動作へと自動的に移行することができる。
(内槽の定位置停止動作) 次に、前記洗たく及び乾燥動作の終了時等における内槽
41の定位置停止動作を、第23図のフローチャートに
従って詳述する。
さて、洗たく及び乾籠動作の終了時等において、構部動
用モータ75が停止されて、内槽41が惰性回転の後に
停止されると、その惰性回転終了を見越した所定時間(
約2秒)後に、主巻線75a側のトライアック168の
所定時間おきのオンオフ(例えば、0.1秒オン、2秒
オフ)により、モータ75が正転インチング運転され一
内槽41が低速度で寸動回転される(ステップ31およ
びS2)、この回転状態で、内槽位置センサ155によ
る磁石154の検出動作が行われ、検出信号が入力され
ると、補助巻線75b側のトライアック169の継続オ
ンに基づくモータ75の逆転半波運転により、内槽41
が超低速で逆方向にわずかに回転されてオーバーランが
修正される(ステップS3およびS4)。
この回転状態で、内積位置センサ155による磁石15
4の検出動作が行われ、検出信号が入力されると、モー
タ75が停止されて内槽41の回転が停止される(ステ
ップS5およびS6)、そして、このモータ停止から所
定時間(約1秒)後に、内槽位置センサ155の検出動
作が再び行われ、検出信号が入力された場合には、内槽
41が所定位置に停止されたものとして1次工程の動作
へと移行される(ステップ7)。
位置センサ155の再検出動作(ステップ37)時に検
出信号が入力されない場合には、すなわち、洗たく物の
偏在等の原因によりモータ停止後内槽41が回転した場
合には主巻線75a側のトライア・ツク168のI11
続オンに基づくモータ75の正転半波運転により、内槽
41が超低速で正方向に回転される(ステップS8)、
この回転状態で、内槽位置センサ155の検出動作が行
われ、検出信号が入力されると、モータ75が停止され
て内槽41の回転が停止される(ステップS9およびs
io>、そして、このモータ停止から所定時間(約1秒
) f&に、内槽位置センサ155の検出動作が再び行
われ、検出信号が入力された場合には、内槽41が所定
位置に停止されたものとして、次工程の動作へと移行さ
れる(ステップ11)。
ところで、この内槽4】の定位置停止状態においては、
第3図に示すように、内槽41の内周面の2つの洗たく
物反転用突条49が内槽41の回転軸線X−Xよりも下
方において5回転軸BX−Xを通る垂直面に対し左右対
称的に配置される。
従って、洗たく動作やすずぎ動作が終了して脱水動作に
移行される際には、内槽41内の洗たく物が2つの突条
49間において、球形状の内槽41の内底部に片寄りな
く平均的に配置されると共に、上方への移動を規制され
た状態にあり、洗たく物のアンバランスに起因して、脱
水動作の開始時に中槽26および内槽41が過振動回転
されるのを防止することができる。
また、前記内槽41の定位置停止状態においては、第1
図および第18図に示すように、内#141の11体5
6が外槽カバー21の開口22と合致した位置に配置さ
れる。従って、乾燥動作の終了時等において、本体開閉
蓋7を開放させた後に、開口22を介して内槽蓋体56
を支障なく開放させることができ、内M41内の洗たく
物を容易に取り出すことができる。
(中槽の異常回転修正動作) 次に、脱水動作時における中槽26の異常回転の修正動
作を、第24し1のフローチャートに従って詳述する。
さて、前記洗たく動作やすすぎ動作の終了後に脱水動作
に移行されると、排水弁およびクラッチ用のソレノイド
124がオンされ、バネクラッチ94が連結状態になっ
て第2駆!1111梢100が形成されると共に、ブレ
ーキ体98が非制動状態になって中槽26の回転が許容
される。この状態で、種部動用モータ75が主巻線75
a側のトライアック168の導通によって正転され、第
2駆動機横100を介して中槽26が内槽fJ41と一
体的に垂直軸線Y−Yの周りで高速回転されて、洗たく
物の脱水が行われる(ステップS1)。
この脱水動作時には、過振動検出用スイッチ156によ
り、中WJ26の異常回転が検出され、中槽26が正常
回転されて設定された脱水時間が経過したとき、モータ
75が停止される(ステップ82〜S4)、その後、中
槽位置センサ153によるバランサ27上の磁石152
の検出に基づき、後述する中槽定位置停止ルーチンに従
って中槽26が所定位置に停止されると共に、脱水終了
直後にモータ75の慣性運転によって内!41が位置ず
れを起こしているおそれがあるため、前記内槽定位置停
止ルーチンに従って内槽41の位置が規正され、次工程
の動作へと移行される(ステップS5およびS6)。
一方、前記脱水動作時において、内槽41内の洗たく物
の片寄りにより、中槽26が過振動状態で異常回転され
て、その異常回転が過振動検出用スイッチ】56により
検出されると、モータ75が停止されると共に、前記中
槽定位置停止ルーチンに従って内槽41が所定位置に停
止される(ステップS7およびS8)、その後、排水弁
およびクラッチ用のソレノイド124のオフにより、バ
ネクラッチ94が遮断状態になって第1駆#!II機構
99が形成されると共に、ブレーキ体98が制動状態に
なって中4!26の回転が規制される。この状態で1M
駆動用モータ75が一両トライアック168.169の
交互の導通により、例えば、約4秒正転、約2秒停止、
約4秒逆転のように正逆転され、第1駆動機#I99を
介して内JfJ4]が正逆回転されて、内槽41内の洗
たく物の片寄りが修正される(ステップS9)、その後
、内槽定位置停止ルーチンに従って内槽41が所定位置
に停止され、前記ステップS1に戻って脱水動作が再開
される(ステップ5IO)。
ところで、この実施例においては、前記のように洗たく
動作またはすすぎ動作から脱水動作への移行が、槽の姿
勢を変更することなく、洗たく物を収容した内槽41の
回転軸線を、水平軸aX−Xから垂直軸線Y−Yに変更
することによって行われるため、それらの動作量の移行
を短時間に円、滑に行うことができる。また、この実線
例においては、中槽26の異常回転時に、中槽26の回
転を一旦停止させた状態で内槽41を正逆回転させて、
洗たく物の片寄りを修正するものであるため、洗たく物
に向けて注水を行って洗たくも物の片寄りを修正する方
法とは異なり、余分な水を消費することなく、洗たく物
の片寄りを短時間に容易かつ確実に修正して、脱水動作
を再開することができる。
(中槽の定位置停止動作) 次に、前記脱水動作の終了時等における中槽26の定位
置停止動作を、第25図のフローチャートに従って詳述
する。
さて、脱水動作の終了時等において、横駆動用モータ7
5が停止されて、中槽26の惰性回転数が低くなると、
その回転低下を見越した所定時間後に、排水弁およびク
ラッチ用ソレノイド124がオフされて、ブレーキ体9
8が制動状態になり、中4126の回転が制動停止され
る(ステップS1およびS2)、この状態で、中槽位置
センサ153による磁石152の検出動作が行われ、所
定時間(約1秒)内に検出信号が入力されない場合には
、中槽26が停止されたものとして、前記ソレノイド1
24のオンにより、ブレーキ体98が非制動状態に切り
換えられる(ステップS3およびS4)。
その後、主巻線75afllのトライアック168の所
定時間おきのオンオフ(例えば、0.1秒オン、2秒オ
フ)によリーモータ75が正転インチング運転され、中
M426が低速度で弁動回転される(ステツ7S5)、
この回転状態で、中槽位置センサ153の検出動作が行
われ、検出信号が入力されると、前記ソレノイド124
がオフされて、ブレーキ体98が制動状態になり、中槽
26の回転が制動停止される(ステップS6およびS7
)。
そして、この停止状態において、中槽位置センサ153
の検出動作が行われ、中槽26が所定位置に停止されて
いる場合には、次工程の動作へと移行され、所定位置に
停止されていない場合にはステップS3に戻って、前記
の定位置停止動作が繰り返される(ステップS8)。
ところで、この中槽26の定位置停止状態においては、
第1図に示すように、送風口を兼用する中Wi26の後
軸受部36および内′W141の後軸部43が外槽15
の送風口144と合致した位置に配置される。従って、
脱水動作の終了時において。
温風供給装置134が送風通路142、送風口144、
後軸受部36および後軸部43を介して内槽a41の内
部に連結された状態となり、この状態で乾燥動作へ円滑
に移行することができる。
(その他の動作) 次に、洗たく物のすすぎ動作および脱水動作について詳
述する。
まず、洗たく物の洗たく後にすすぎが行われる場合には
、前記洗たく時と同様に、横駆動用モータ75により第
1駆#I1機梢99を介して内槽41が水平軸線X−X
の周りで回転されると共に、給水弁112の開放により
、第1給水口115から内槽41の外周面に向けて水が
供給されると共に、第2給水口118から送風通路14
2、送風口144および後軸部43を介して内Ifa4
1の内部に水が供給され、外槽15内のすすぎ水が溢水
口125の排水路130から排出されて水位が一定に保
持される4従って、すずき水が順次入れ替わると共に、
内槽41の外周面に付着している泡が、第1給水口11
5からの水により球形状の外周面に沿って静かに洗い流
されると共に、内槽41内の洗たく物に付着している泡
が、第2給水口118からの水により効果的に洗い流さ
れる。従って、泡の発生が効果的におさえられると共に
、内槽41内の衣類が内槽41の内外からすすがれる。
また、このすすぎ時には、溢水口125に堰部材129
が設けられると共に、その中間部にMl ?g状の排水
路130が切欠形成されているため、外槽15内の表面
に浮遊している泡が堰部材129をのり越えて拡張室1
26内に一旦入ってしまうと、拡張室126から外槽1
5内への泡の逆流がこの堰部材129によって確実に防
止される。そして、拡張室126に入った泡は溢入口1
25にもれ出した水とともに徐々に溢水ホース127及
び排水ホース123を介して外部に排出される。
さらに、洗たく物の脱水後に乾燥が行われる場合には、
前記洗たく時と同様に、種部動用モータ75により第1
駆動RM99を介して内槽41が水平軸線X−Xの周り
で回転されると共に、ファン用モータ136および加熱
用ヒータ141の通電により、温風供給装置134から
発生される温風が、可視性を有する蛇腹状の連結筒体1
43、送風通路142、送風口144および後軸部43
を介して内W441内に供給される。従って、内槽41
の回転にともない洗たく物が転動されて、乾燥動作が行
われる。この場合、前述したように、内槽41内は捩れ
たり、からまったりしていないため、内槽41の回転に
ともない、衣類はまんべんなく温風にさらされて、有効
な乾燥が行われる。
しかも、内槽41の前部側軸部43は蓋板45により閉
鎖されているため、温風が後部側軸部43から内槽41
の中心を通って前部側軸部43から直線的に抜けるよう
なことはなく、内槽41内の全体に行き渡ってむらなく
乾燥させることができる。
また、この実施例においては、温風供給装置134の送
風ガイド140と送風通路142との間が、可撓性を有
する蛇腹状の連結筒体143によって連結されているた
め、乾燥動作時に外!a15が揺動しても、温風供給装
!134の送風ガイド140から連結筒体143を介し
て送風通路142内へと温風が支障なく導かれる。さら
に、この実施例では、本体カバー3の開口6と外槽カバ
ー21の開口22との間に、可撓性を有する蛇腹筒状の
シールド部材23が設けられているため、乾燥動作時に
外槽15が揺動しても、シールド部材23により両開口
6.22間が常に気密状態に連結され、外槽15内の熱
気や湿気が外槽15と本体ケース3との間に侵入するお
それはない。
そして、この乾燥動作時においては、内$11I41内
の高温多湿の空気が、送風口を兼用する内槽41の後軸
部43と反対側において外槽15の側壁に形成された温
風排気口を兼用する溢水口125から、溢水ホース12
7内に排出されるとともに、溢水ポース127をはじめ
、拡張冷却室128および排水ホース123がモータ冷
却用ファン102にて発生する気流により効果的に冷却
されることにより、それらホース及び拡張冷却室を通る
高温多湿の空気が冷却および除湿された後に、排水ホー
ス123を通して外部に排出される。従って、内MI4
1内の高温多湿の空気がそのまま外部に排出されること
は少ない、またはほとんどない。
(変形例) なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、次のように変更して具体化することも可能であ
る。
(1)前記実施例においては、中槽26が合成樹脂によ
りほぼ円筒状に形成されて、その周壁に水抜き部として
の多数の小孔33が透設されているが、内!826を金
網等によりほぼ円筒状に形成し、周壁の網目を水抜き部
とすること、あるいは複数個の支柱等を組合わせてほぼ
円筒状の枠組をつくり、その各支柱の間の間隙を水抜き
部とすること。
(2)*記実施例においては、温風供給装置134によ
り、内ffIJ4]内の空気の温度を上昇させるための
加熱手段が構成されているが、内4141自体を加熱し
たり、内槽41内の雰囲気温度を上昇させたりするため
の装置に変更すること。
(3)前記実施例においては、内槽41が中槽26内に
水平軸線X−Xの周りで回転可能に支持されているが、
中IW41を水平軸線X−Xに対し所定角度で傾斜した
傾斜軸線の周りで回転可能に支持すること。
(4)前記実施例においては、内槽41の外周面に複数
の補強用の環状凸部53が形成されているが、この環状
凸部53を内M441の内周面に形成すること。
このように環状凸部53を内槽41の内周面に形成した
場合には、外周面に形成した場合に比較して、すすぎ動
作等の内槽41の回転時において、環状凸部53による
水の撹拌に起因して、泡が発生するのを抑制することが
でき、また、乾燥の際には洗たく物が内槽41の内周面
に密着するのを防止しで、効果的に乾燥を行うことがで
きる。
(5)前記実施例においては、本体カバー3の開口6に
対向配置された投受光素子よりなる蓋体センサ150と
反射板151とにより、内槽蓋体56の開放を確認する
ための検出手段が構成されているが、この検出手段を、
開口6に対向配置した投光素子と受光素子とにより構成
したり、内槽蓋体56の先端部に設けた磁石と、蓋体5
6の開放位置において磁石と対応するように開口6の周
縁に設けたホール素子またはリードスイッチとから構成
すること。
(6)前記実施例においては、中!e426の定位置停
止に際し、駆動用モータ75のインチング運転により、
中槽26を低速回転させながら、定位置検出を行うよう
になってるが、前記モータ75の半波交流運転により、
中横26を超低速回転させながら、定位置検出を行うよ
うに構成すること。
(7)前記実施例においては、給水に先立って、洗たく
負荷量が自動的に検出されて、その検出負荷量に基づき
、洗たく、すすぎ脱水および乾燥の各動作時間が設定さ
れるようになっているが、自動設定と任意設定とを選択
するための選択スイッチを設け、自動設定の洗たく時に
は、洗たく動作時間等が自動的に設定され、任意設定の
洗たく時には、洗たく動作rJ1間等を使用者が任意に
設定し、あるいは、自動設定された設定値から洗たく物
の汚れ状態等に応じて任意に修正設定できるように構成
すること。
(8)前記実施例においては、洗たく負荷量の検出に基
づいて、洗たくの動作時間等が設定されるようになって
いるが、洗たく時の水位をも可変できるようにして、洗
たく物の量に応じ水位ら変更できるようにすること。
(9)前記実施例においては、給水に先立って洗たく負
荷量の検出を行うために、予め内槽の蓋体56の収容部
62.63に入れた洗剤が外槽15内に落下してから、
給水が行われるようになっているが、給水前の洗たく負
荷量の検出をやめて、給水後に内槽が回転するようにし
、蓋体56の収容部62.63に入れた洗剤が外槽15
内の水に溶は込むようにすること。
(]0)前記実施例においては、洗剤を蓋体56の収容
162.63に入れ、内槽41の回転に伴って洗剤が外
槽15内に供給されるようになっているが、洗剤あるい
は漂白剤や仕上げ荊を自動的に供給可能な供給装置を設
けることにより、洗たく等の各動作の進行に件って必要
となる時期に制御手段161の制御に基づきそれらを自
動的に供給するようにすること。
(11)前記実施例においては、第24図に示すように
、中槽26の異常回転を修正する際に、異常回転が解消
されるまで修正動作をくり返し行うようになっているが
、ある決められた回数の修正動作を行っても異常回転が
解消されない場合には運転を中止して警報を発するよう
にすること。
(12)前記実施例においては、洗たく物の反転用の突
条49及び部分突条70を120度おきに合計三g設け
ているが、例えば、第3図に示す停止状態において、内
M41の回転軸線と同じ高さ位置に二個の突条を対向す
るように形成し、即ち180度おきの2個の突条のみと
してらよい。
[発明の効果] この発明は、以上説明したように構成されているため、
次のような効果を奏する。
中槽が外槽内に垂直軸線の周りで回転可能に支持される
と共に、内槽が中槽内に水平軸線若しくは傾斜軸線の周
りで回転可能に支持され、中槽の姿勢を変更することな
く、各種の回転軸線を使い分けて、洗たく、脱水および
乾燥の各動作を行うように構成されているため、槽の姿
勢制御用のモータを含む駆動機構等を設ける必要がなく
、構造が簡単で、小形化が可能になり、安価に製作する
ことができる。
また、洗たく、脱水および乾燥の各動作が、槽の姿勢を
変更することなく、順次移行して行われるなめ、それら
の動作を連続して短時間に行うことができる。
しかも、洗たく、脱水および乾燥の個々の動作において
は、まず、洗たく物を収容しな内槽が水平軸線若しくは
傾斜軸線の周りで回転されて、旋回水流によることなく
洗たく物の洗たくが行われるようになっているため、洗
たく時の使用水量が少なくてよい、また、洗たく動作時
に洗たく物に捩れや絡み合いが生じないので、洗たく動
作を効果的に行うことができると共に、洗たく動作の終
了後に、洗たく物の捩れや絡み合いを修正するという面
倒な作業を必要とせず、洗たく動作から脱水動作へ自動
的に移行することができる。
さらに、内槽が水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで回転
されると共に、内槽内の空気の温度が上昇されて、洗た
く物の乾燥が行われるようになっているため、内槽の回
転にともない洗たく物が転動されて、乾燥動作を効果的
に行うことができる。
その上、洗たく、乾燥動作のときに洗たく物にねじれや
絡みつきがないので、洗たく物を均一にしかも速く乾燥
させることができ、その効果はきわめて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した脱水乾燥洗たく機の一実
施例を示す側断面図、第2図は外槽の緩衝支持構成を示
す部分断面図、第3図は脱水乾燥洗たく機の一部破断正
面図である。 第4図は中槽の軸受部を拡大して示す部分斜視図、第5
図は同じく軸受部の部分断面図、第6図は内槽の斜視図
、第7図は洗たく物出入口からn体を除去して示す内槽
の斜視図、第8図は中槽の軸受部に対する内槽の軸部の
支持構成を示す部分断面図、第9図は内槽の係止組み付
は構成を示す部分断面図、第10図は内槽の突条部にお
けるネジ止め構成を示す部分断面図、第11図は内槽の
突条部間におけるネジ止め構成を示す部分断面図、第1
2図は内槽の周壁に対する小孔の形成状態を示す部分拡
大断面図である。 第13図は内槽の底部の透孔に対するn体の取り付は構
成を拡大して示す部分断面図、第14図は同じく透孔と
n体とを分解状態で示す平面図、第15図は外槽の側部
の溢水構成を示ず説水乾燥洗たく機の部分断面図、第1
6図は同じく溢水構成を外槽の内側から見て示す部分側
面図、第17図は温風供給装置部分を破断して示す脱水
乾燥洗たく機の部分正面図、第18図は同じく温m供給
装ra、部分をril、断して示す脱水乾煤洗たく機の
平面図である。 第19図は制御回路を示ずブD−/り図、第20図は動
作の概要を示すタイムチャート、第21図は本体開閉n
および内槽蓋体の閉鎖状態を確認する動作を示すフロー
チャート、第22図は負荷量の検出に基づく洗たく動作
時間等の設定動作を示すフローチャート、第23図は内
槽の定位置停止動作を示すフローチャート、第24図は
脱水動作時における中槽の異常回転を修正する動作を示
すフローチャート、第25図は中槽の定位置停止動作を
示すフローチャートである。 15・・・外槽、26・・・中槽、33・・・水抜き部
としての小孔、4I・・・内槽、54・・・小孔、75
・・・摺部動用モータ、99・・・洗たく用駆動手段お
よび乾燥用駆動手段を構成する第1駆動n#l、100
・・・脱水用駆動手段を構成する第2駆動機構、134
・・・加熱手段としての温風供給装置。 特許出願人     ブラザー工業株式会社代理人  
   弁理士  恩口1 博宜−一ノ 第 図 文工裡へ 42b 第 図 第 ? 図 第 図 −丁一一一〜 第24図 第 25 図 螢図面無し ブエ捏へ 自発病i’;’0)H正置 平成 1年 9月 5日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外槽(15)と、 その外槽(15)内に垂直軸線(Y−Y)の周りで回転
    可能に支持され、周壁に水抜き部(33)を設けた中槽
    (26)と、 その中槽(26)内に水平軸線(X−X)若しくは水平
    軸線に対し所定角度で傾斜した傾斜軸線の周りで回転可
    能に支持され、周壁に多数の小孔(54)を透設した内
    槽(41)と、 前記内槽(41)内部に水位が達するように外槽(15
    )内に水を収容すると共に、内槽(41)内に洗たく物
    を収容した状態で、内槽(41)を前記水平軸線(X−
    X)若しくは傾斜軸線の周りで回転させて洗たくを行う
    洗たく用駆動手段(99)と、 前記内槽(41)内に洗たく後の洗たく物を収容した状
    態で、中槽(26)を内槽(41)と一体的に前記垂直
    軸線(Y−Y)の周りで高速回転させて脱水を行う脱水
    用駆動手段(100)と、前記内槽(41)内に脱水後
    の洗たく物を収容した状態で、内槽(41)を前記水平
    軸線(X−X)若しくは傾斜軸線の周りで回転させて乾
    燥を行う乾燥用駆動手段(99)と、 その乾燥用駆動手段(99)による乾燥時に、前記内槽
    (41)内の空気の温度を上昇させる加熱手段(134
    )と を備えたことを特徴とする脱水乾燥洗たく機。
JP32544488A 1988-12-22 1988-12-22 脱水乾燥洗たく機 Pending JPH02168991A (ja)

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EP89313503A EP0378926A1 (en) 1988-12-22 1989-12-22 A washing, dehydrating and drying machine
US07/456,167 US5058401A (en) 1988-12-22 1989-12-22 Washing, dehydrating and drying machine

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