JPH02213394A - 脱水洗たく機 - Google Patents

脱水洗たく機

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Publication number
JPH02213394A
JPH02213394A JP8934637A JP3463789A JPH02213394A JP H02213394 A JPH02213394 A JP H02213394A JP 8934637 A JP8934637 A JP 8934637A JP 3463789 A JP3463789 A JP 3463789A JP H02213394 A JPH02213394 A JP H02213394A
Authority
JP
Japan
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inner tank
tank
support
washing
washed
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Pending
Application number
JP8934637A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Shimano
島野 正義
Masaki Shimizu
正樹 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、洗たく物の洗たくおよび脱水の動作を行う
ことができる脱水洗たく機に関するものである。
[従来の技術〕 従来、洗たく機の典型的な構成としては、次の2つのタ
イプが知られている。
まず、第1のタイプは、水槽と、その水槽内に垂直軸線
の周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設
した脱水槽と、その脱水槽内に垂直軸線の周りで回転可
能に支持された撹拌翼とを備え、撹拌翼の回転により、
洗たく物の洗たくを行うと共に、脱水槽の高速回転によ
り、洗たく後の洗たく物の脱水を行うようにした脱水洗
たく機である。
また、第2のタイプは、水槽と、その水槽内に水平軸線
の周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設
した回転ドラムとを備え、水槽内に水を収容した状態で
回転ドラムを回転させることにより、回転ドラム内の洗
たく物の洗たくを行うようにした洗たく機である。
[発明が解決しようとする課[l!] ところが、前記第1のタイプにおいては、水槽内の水に
洗な(物を浸した状態で、それらを撹拌翼により撹拌し
て水流により洗たくを行うものであるため、洗たく時に
多量の水が必要であり、しかも、洗たく動作にともなっ
て洗たく物に捩れや絡み合いが生じやすく、洗たく動作
の終了後に、この洗たく物の捩れや絡み合いを修正しな
いと、脱水槽の重心バランスがくずれて脱水動作が円滑
に行われず、洗たくおよび脱水の動作を連続して行うこ
とができないことがあった。
また、前記第2のタイプにおいては一回転ドラムを水平
軸線の周りで回転させて水流によらず洗たく物を転勤さ
せることにより、洗たくを行うものであるため、第1の
タイプに比較して、洗たく時の使用水量が少なくなると
共に、洗たく物の捩れや絡み合いもなくなる。ところが
、この第2のタイプでは、洗たく動作の終了時に、洗た
く物が自身の重量により回転ドラム内の下部に偏在して
、回転ドラムの重心バランスがくずれた状態になるため
、このままの状態で回転ドラムを水平軸線の周りで高速
回転させて、脱水動作を行うことはできなかった。この
ため、このタイプの洗たく機にて脱水を行うものにおい
ては、振動をおさえるために、フライホイールのような
大きな重量のあるおもりを使用している。従って、この
種の洗たく機は重量の大なるものしかなく、家庭用とし
ては不向きであった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、洗たく物に捩れや絡み合い及び布いたみがほとんど
生じることなく洗たくの終了後ただちに脱水動作に移行
できる脱水洗たく機を提供することにある。
さらに、この発明の目的とするところは、脱水時に高速
回転される支持体を脱水動作の終了時等において、誤差
なく正確に位置検出して、支持体を所定位置にて的確に
停止させて、次の作業にスムーズに移行することがでさ
る脱水洗たく機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明の脱水洗たく機
においては、外槽と、その外槽内に垂直軸線の周りで回
転可能に支持された支持体と、その支持体に水平軸線若
しくは水平軸線に対し所定角度で傾斜した傾斜軸線の周
りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設した
内槽と、前記内槽内部に水位が達するように外槽内に水
を収容すると共に、内槽内に洗たく物を収容した状態で
、内槽を前記水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで回転さ
せて洗たくを行う洗たく用駆動手段と、前記内槽内に洗
たく後の洗たく物を収容した状態で−支持体を内槽と一
体的に前記垂直軸線の周りで高速回転させて脱水を行う
脱水用駆動手段とを備え、前記支持体の上端外周縁に被
検出体を設けると共に、外槽上に被検出体を感知して支
持体の位置を検出するためのセンサを設けたものである
[作 用] 上記のように構成された脱水洗たく機においては、外槽
内に水が収容されると共に、内槽内に洗たく物が収容さ
れた状態で、内槽が水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで
回転されて、洗たく物の洗たくが行われる。また、内槽
内に洗たく後の洗たく物が収容された状態で、支持体が
内槽と一体的に垂直軸線の周りで高速回転されて、洗た
く物の脱水が行われる。さらに、この脱水洗たく機では
、被検出体が支持体の最大半径位置付近、すなわち回転
各に対して最も移動量が多い部分に設けられているため
、脱水動作の終了時等において、外槽上のセンサにより
この被検出体が確実に感知されて、支持体の位1が誤差
なく正確に検出され、その位置検出に基づいて支持体を
所定位置にて的確に停止させることができ、支持体の位
置修正等を行うことなく、次の作業にスムーズに移行で
きる。
[実施例] 以下、この発明を具体化した脱水乾燥洗たく機の一実施
例を、図面の記載に墓づいて詳細に説明する。
(本体ケースの関連構成) 第1図、第2図および第7図に示すように、本体ケース
1は鉄板によりほぼ箱型に形成され、その上部には合成
樹脂製の本体カバー2が取着されている。洗たく物を出
し入れするための開口3は本体カバー2の前部上面に透
設され、上方から見て後端縁に直線部を有するほぼ半月
状に形成されている0合成樹脂製の本体開閉l!4は後
端部において支軸5により本体カバー2の開口3に開閉
回動可能に取着され、その前部上面には手掛は部6が設
けられると共に、下面には蓋閉鎖時に熱気や湿気あるい
は騒音が外部に漏れるのを防止するための平面形はぼ半
月状のパツキン7が収り付けられている。
ロック部材8は本体カバー2内の前部に回動可能に支持
され、バネ9により常には本体開閉124から離脱する
方向に付勢されている。!10ツク用ソレノイド10は
本体カバー2内に配設され、このソレノイド10の励磁
にともないロック部材8が閉鎖位置の本体蓋体4に係合
されて、本体蓋体4が閉鎖位置にロックされる。
(外槽および中槽の関連構成) 第1図、第2図および第7図に示すように、洗たく水を
貯留するための外槽15は合成樹脂によりほぼ有底円筒
状に形成され、図示しない[衝支持装置を介して前記本
体ケース1内に揺動可能に吊下支持されている0合成樹
脂製の外槽カバー16は外槽15の上部に取着され、そ
の前部上面には本体カバー2の開口3と相似形で平面形
はぼ半月状をなす開口17が形成されている。可撓性を
有する蛇腹筒状のシールド部材18は本体カバー2の開
口3と外槽カバー16の開口17との間に装着され、前
記外槽15の揺動にかかわらず常に、両開口3.17間
を気密状態に連結して、外槽15内の熱気や湿気が外槽
15と本体ケース2との間に侵入しないとともに、外槽
15の振動が本体ケース1に伝達されないようにしてい
る。
支持体としての中槽21は合成樹脂により前記外槽15
と近似のほぼ有底円筒状に形成され、その上端部には環
状のバランサ22が取着されている。中槽21の底部中
央は補強用の鉄板製の支持板23により形成され、その
下面には土中空軸24が突出固定されている。そして、
中槽21は外槽15内において、土中空軸24を外槽1
5の底部にシール部材25を介して貫通させた状態で、
軸受26により垂直軸線Y−Yの周りで回転可能に支持
されている。
多数の環状凸部27は前記中槽21の周壁を補強するた
めに、中槽21の外周面に上下方向へ所定間隔おきに形
成されている。水抜き部としての多数の小孔28ば水平
方向へ延びるように、環状凸部27間において中槽21
の周壁に透設されている。多数の水抜き孔29は垂直方
向へ延びるように、中槽21の底壁および支持板23に
透設され、前記小孔28よりも大径状に形成されている
一対の軸受部30は外槽21の周壁のほぼ中間部に対向
して形成され、上方に向けて開口されている。
(内槽の関連構成) 第1図〜第4図に示すように、内部に洗たく物を収容す
るための内槽33は合成樹脂よりなる一対のほぼ半球形
状の部材33a、33bを結合固定して、全体がほぼ球
形状となるように構成されている。一対の短円筒状の軸
部34は内槽33の両側外面に一体に突出形成され、一
方の軸部34には内槽33内の洗たく物の飛出しを防止
するための保護網35が装着されて、この一方の軸部3
4および軸受部30により送風口が兼用されると共に、
他方の軸部34の開口は蓋板36により塞がれている。
そして、この両軸部34を中槽21の軸受部30にそれ
ぞれ嵌合させると共に、軸部34の上部を押え部材37
にて押さえることにより、内槽33が中槽21内におい
て水平軸線X−Xの周りで回転可能に支持されている。
第2図、第5図および第6図に示すように、対の洗たく
物反転用の突条38は前記内槽33の回転軸線とほぼ平
行に延びるように、内槽33の内周面に所定間隔をおい
て形成され、この突条38の部分において、内槽33の
両部材33a、33bがネジ51により固定されている
。洗たく物反転補助用の複数のボス52は突条38と所
定間隔をおいて平行に延びるように、内槽33の内周面
に形成され、このボス52の部分においても、内槽33
の両部材33a、33bがネジ53により固定されてい
る。
多数の環状凸部39は前記内槽33の周壁を補強するな
めに、内槽33の外周面に上下方向へ所定間隔おきに形
成されている。多数の小孔40は水平方向へ延びるよう
に、環状凸部39間において内槽33の周壁に透設され
ている。そして、この実施例においては、前記内槽33
の小孔40の径が、内槽33の回転軸線X−Xを含む水
平面内の外周近付から遠ざかるに従って次第に大きくな
り、しかも、最も大きな小孔40が中槽21の周壁の小
孔28よりも小さくなるように構成されている。
第1図〜第4図および第7図に示すように、洗たく物を
出し入れするための出入口41は前記内槽33の上端に
形成され、その平面形状が、本体カバー2の開口3およ
び外槽カバー16の開口17と相似形の半月状をなして
いる。平面形はぼ半月状をなす合成樹脂製の蓋体42は
本体開閉M4の開閉方向と同一方向となるように、前記
外槽15の上端とほぼ同一高さの位置において後端縁に
おいてヒンジ43により内槽33の出入口41に開閉回
動可能に取着され、ヒンジ43の部分に設けられたバネ
44の作用により、常に開放方向(第1図の反時計方向
)に回動付勢されている。
多数の小孔45は垂直方向に延びるように、前記蓋体4
2に透設されている。洗たく物反転用の突条46は前記
内槽33の内周面にその回転軸線X−Xとほぼ平行に形
成された部分突条54と連なるように、蓋体42の内面
に形成され、内槽33の内周面の突条38と所定の等間
隔をおいて対向配置されている。
係止手段としての合成樹脂製の係止部材47は中間部に
おいて支軸48により前記突条46の外側凹部内の前縁
に回動可能に取り付けられ、その一端には内槽33の出
入口41の開口縁と係合可能な係止爪部47aが設けら
れると共に、他端には解除用操作部47bが設けられて
いる。そして、この係止部材47は図示しないバネ手段
により、常には出入口41の開口縁と係合する方向(第
1図の反時計方向)に回動付勢され、この係合により蓋
体42を閉鎖位置に係止保持するようになっている。ま
た、この実施例の係止部材47は、支軸48よりも係止
爪部47a@の質量が操作部47b側の質量よりも大き
くなるように構成され、内槽33が水平軸線X−X若し
くは垂直軸線Y−Yの周りで回転されたとき、遠心力に
よって係止部材47に蓋体42を係止する方向への回動
力が生じるようになっている。又、係止爪部47aはそ
の先端に傾斜面を有し、蓋体42の閉鎖方向移動により
、同傾斜面が内槽33の開口縁と衝合し、バネ作用に抗
して係止部材47が一旦回避し一爪部47aが開口縁を
通過したとき、バネ作用により復帰して開口縁に係合す
る。
第1図および第2図に示すように、段部49は前記内槽
33における一方の半球形状部材33aの外周面に形成
され、この段部49には水平方向に延びる多数の歯部を
備えた被動部体としての被動歯車50が、内槽33の最
下部付近を通るように一体に形成されている。そして、
内槽33の上端外周部が外槽カバー16に近接して配置
され、その外槽カバー16により被動歯車50の上方が
覆われている。
(内槽および中槽の駆動構成) 第1図に示すように、正逆回転可能な種部動用モータ5
5は図示しないブラケット等を介して前記外槽15の下
面に装着され、そのモータ軸にはモータ冷却用ファン1
02を備えた駆動プーリ56が固定されている。上申空
軸57は前記土中空軸24の下方において同一軸線上に
位!するように、種部動用モータ55の側部に支持板5
8および軸受59を介して回転可能に支持され、歯車ケ
ース60を介して土中空軸24に連結されている。
下回転軸61は支持メタルを介して上申空軸57内に相
対回転可能に支持され、その下端には筒状のクラッチ継
手62および前記駆動プーリ56にベルト63を介して
連結される被動プーリ64が固定されている。
上回転軸65は支持メタルを介して前記土中空軸24内
に相対回転可能に支持され、その上端には傘歯車66が
固定されている0合成樹脂製の歯車カバー67は前記内
槽33の下方において、中槽21の内底部の支持板23
上にパツキン68を介して水蜜状態で配設されている。
横方向に延びる伝達軸69は軸受70を介して歯車カバ
ー67に回転可能に支持され、その前端には歯車カバー
67内において前記傘歯車66に噛み合う傘歯車71が
固定されると共に、後端には内槽33の下方においてそ
の外周の被動歯車50に噛み合う駆動部体としての駆動
歯車72が固定されている。
遊星歯車減速装置73は前記歯車ケース60内において
、下回転軸61と上回転軸65との間に設けられている
(第1図は歯車の一部を省略して図示している)、バネ
クラッチ74は前記1中空軸57およびクラッチ継手6
2の外周に跨がって設けられ、クラッチ爪75がクラッ
チハウジング76から離脱されたときには、下回転軸6
1と1中空軸57とがバネクラッチ74を介して作動連
結され、クラッチ爪75がクラッチハウジング76に係
合されたときには、下回転軸61と1中空軸57との連
結が断たれる。ブレーキドラム77は歯車ケース60の
外周に設けられ、このブレーキドラム77にブレーキ体
78が接合されることにより、中槽21の回転が上下中
空軸24.57と共に制動される。
そして、洗たく時、すすぎ時および乾燥時においては、
バネクラッチ74が遮断状態になるとともにブレーキ体
78が制動状態になり、種部動用モータ55の回転が駆
動プーリ56、ベルト63、被動プーリ64、下回転軸
61、遊星歯車減速袋f73、上回転軸65、傘歯車6
6.71、伝達軸69、駆動歯車72および被動歯車5
0を介して内槽33に伝達されて、内槽33が水平軸線
X−Xの周りで低速回転される(30rpr1程度)。
また、脱水時においては、バネクラッチ74が連結状態
になるとともにブレーキ体78が非制動状態になり、種
部動用モータ55の回転が駆動プーリ56、ベルト63
、被動プーリ64、下回転軸6.1・、バネクラッチ7
4.1中空軸57、歯車ケース60および土中空軸24
を介して中槽21に伝達されて、中槽21が内槽33と
一体的に垂直軸線Y−Yの周りで高速回転される<90
0rpm程度)。
なお、前記洗たく、すすぎおよび乾燥時における遊星歯
車減速装置73等を含む駆動系により、洗たく用駆動手
段および乾燥用駆動手段としての第1駆動機構79が構
成され、前記脱水時におけるバネクラッチ74等を含む
駆動系により、脱水用駆動手段としての第2駆動機構8
0が構成されている。
(給水、排水および溢水構成) 第1図、第2図および第7図に示すように、給水装置8
3は前記本体カバー2の内部に配設され、給水弁84と
、内槽33の上方外周近傍位置にて開口された第1給水
口85と、後述する温風供給装置95の送風通路99を
介して内槽33の内部に開口された第2給水口86とを
有している。そして、給水時およびすすぎ時において、
給水弁84の開放により第1および第2給水口85.8
6から内槽33の外側および内側に向けて給水が行われ
る。
排水口87は前記外槽15の底部に設けられ、排水弁8
8を介して排水ホース89に連結されている。そして、
この実施例では、排水弁88が第8図に示すソレノイド
90により、前記バネクラッチ74のクラッチ爪75お
よびブレーキ体78と連動して開閉され、洗たく時、す
すぎ時および乾燥時等において、バネクラッチ74が遮
断状態にあると共にブレーキ体78が制動状態にあると
きには、排水弁88が閉鎖状態にあり、脱水時等におい
て、バネクラッチ74が連結状態に切り換えられると共
にブレーキ体78が非制動状態にされたときには、排水
弁88が開放される。
溢水ホース91は外槽15の側壁に設けられた温風の排
気口を兼用する溢水口〈図示しない)に接続され、下端
において前記排水ホース89に連結されている。拡張冷
却室92は溢水ホース91の途中に設けられ、乾燥時に
おいて溢水口から溢水ホース91を介して排出される高
温多湿の空気が、この拡張冷却室92内においてを冷却
および除湿される。
(温風供給装置の構成) 加熱手段としての温風供給装置95は、前記外槽15、
中槽21および内槽33よりも上方において本体ケース
1と本体カバー2との間に支持され、ファン用モータ9
6、ファン97および加熱用ヒータ98を有している。
送風通路99は外槽15および外槽カバー16の後面に
一体に形成され、外槽15の揺動にかかわらず、常に可
撓性を有する蛇腹状の連結筒体100を介して、温風供
給装置95に連結されている。送風口101は前述した
送風口を兼用する中槽21の後軸受部30および内槽3
3の後軸部34と近接対向するように、送風通路99の
下端に連通して外槽15の後壁に形成され、洗たく物の
乾燥時に、温風供給装置95から供給される温風が、こ
の送風口101から後軸受部30および後軸部34を通
して内槽33内へ導入され、内槽33内の空気の温度が
上昇される。
(各種の検出構成) 第1図に示すように、蓋スィッチ104は前記本体開閉
N4に対向して本体カバー2内に配設され1本体開閉1
14が開放状態より所定角度位置まで閉じられたとき、
この蓋スィッチ104から検出信号が出力される。第8
図に示すように蓋ロツクスイッチ105はロック部材8
に対向して本体カバー2内に配設され、ロック部材8に
より本体開閉114が閉鎖位置にロックされたとき、こ
の蓋ロツクスイッチ105から検出信号が出力される。
第1図に示すように投受光素子よりなるM#センサ10
6および反射板107は本体カバー2の開口3の前後に
対向して配設され、係止部材47による係止が不完全で
、内槽33の蓋体42がバネ44の作用により閉鎖位I
の本体開閉蓋4と当接する位置まで開放されているとき
、この11体センサ106から検出信号が出力される。
被検出体としての磁石108は後軸受部30の上方にお
いて、中槽21の上端外周縁のバランサ22上に設けら
れている。ホール素子よりなる位置センサ109は後軸
受部30の上方において磁石108と同一円周上に位置
するように、外槽カバー16上に配置され、磁石108
を感知したとき、この位置センナ109から中槽21の
位置検出信号が出力される。そして、この実施例におい
ては、磁石108と位置センサ109とにより、脱水動
作の終了時等において、送風口を兼用する中槽21の後
軸受部30および内槽33の後軸部34が外槽15の送
風口101と合致した位置で、中槽21の回転を停止さ
せるための第1の定位置停止手段が構成されている。
被検出体としての磁石110は蓋体42の後側中央にお
いて、内槽33の外周面に設けられている。ホール素子
よりなる位置センサ111は磁石110と対応するよう
に、外槽カバー16上に配置され、磁石110を感知し
たとき、この位置センサ111から内槽33の位置検出
信号が出力される。そして、この実施例においては、磁
石110と位置センサ111とにより、洗たく、すすぎ
、脱水および乾燥の各動作の終了時において、内槽33
の蓋体42が外槽カバー16の開口17と合致し、かつ
、内槽33の内周面の2つの洗たく重反転用突条38が
内槽33の回転軸線X−Xよつも下方において、回転軸
線X−Xを通る垂直面に対し左右対称に配置された位置
で、内槽33の回転を停止させるための第2の定位置停
止手段が構成されている。
第1図および第3図に示すように、異常検出手段として
の過振動検出用スイッチ112は外槽15の上端外周に
対応して本体ケース1内に配置され、脱水動作時におい
て、内槽33内の洗たく物の片寄りに起因して、中槽2
1が過振動状態で異常回転されたとき、このスイッチ1
12から検出信号が出力される。圧力スイッチ等よりな
る水位検出用のセンサ113は外槽15の外側面に設け
られ、洗たくに先立って前記給水装置83により外槽1
5内に水が供給される際、水位が内槽33の内部にまで
達する所定水位になった時、このセンサ113から検出
信号が出力される。
(制御回路の構成) 第8図に示すように、中央処理装置(CPU)121は
制御手段を構成し、脱水乾燥洗たく機会体の動作を制御
するためのプログラム、洗たく時の水位設定データ、洗
たく、すすぎ、脱水および乾燥の各動作時間の設定デー
タ等を記憶するためのメモリを内蔵している。このCP
U121には、前記蓋スィッチ104.110ツクスイ
ツチ105及び過振動検出用スイッチ112から検出信
号が入力されると共に、蓋体センサ106、中槽位置セ
ンサ109、内槽位置センサ111および水位検出用セ
ンサ113からコンパレータ122〜125を介して検
出信号が入力される。
一方、種部動用モータ55の主巻線55aと補助巻線5
5b、給水弁用ソレノイドエ26、排水弁並びにクラッ
チ用ソレノイド90、蓋ロツク用ソレノイド10、温風
供給装置95のファン用モータ96および加熱用ヒータ
98は、交流電源回路127にトライアック128〜1
34を介してそれぞれ並列に接続されている。そして、
各トライアック128〜134のゲート端子には、CP
U121からドライバ135および抵抗等を介して作動
信号が出力される。
圧電ブザー136はCPU121の出力側に接続され、
洗たくから乾燥までの一連の動作の終了時や、内槽蓋体
42の開放等の異常状態の発生時において、CPU12
1から出力される作動信号により作動されて、終了状態
や異常状態を報知する。
(動作の概要) 次に、前記のように構成された脱水乾燥洗たく機の動作
を説明する。
さて、この脱水乾燥洗たく機において、本体開閉M4お
よび内槽蓋体42を開放した状態で、内槽33内に洗た
く物を投入した後、内槽11#42を閉じると共に、本
体開閉!!4を閉じて図示しないスタートスイッチをオ
ンすると、前記CPUI21の制御のもとで、第9図の
タイムチャートに示す一連の動作が順次自動的に行われ
る。すなわち、まず蓋ロツク用ソレノイド10により本
体開閉14が閉鎖位置にロックされた後、蓋スィッチ1
04.120・yクスイッチ105および!2木センサ
106により本体開閉!I4および内槽蓋体42の閉鎖
状態が確認される。
その後、給水装置83による給水動作、第1駆動機構7
9による内槽33の回転に基づく洗たく動作、排水弁8
8の開放による排水動作、第2駆動機構80による中槽
21の回転に墓づく脱水動作、給水装置83による給水
動作、給水装置83の給水および第1駆動機構79によ
る内槽33の回転に基づくすすぎ動作、排水弁88の開
放による排水動作、第2駆動m楕80による中槽21の
回転に基づく脱水動作、および温風供給装置95による
温風供給および第1駆動機構79による内槽33の回転
に基づく乾燥動作が行われる。
(蓋の閉鎖確認動作) そこで、まず動作開始時における本体開閉M4および内
槽11体42の閉鎖確認動作を、第10図のフローチャ
ートに従って詳述する。
さて、内槽33内に洗たく物を投入して内槽蓋体42を
閉じた後、本体開閉M4を開放状態から所定角度(閉鎖
位置に対し約3〜5度)まで閉じると、蓋スィッチ10
4が検知作動され、この検知作動から所定時間(約0.
5秒)後に蓋ロツク用ソレノイド10がオンされて、ロ
ック部材8が本体開閉l14と係合可能な状態になる(
ステップS1およびS2)、そして、本体開閉M4が閉
鎖位置に配置されると、第1図および第7図に示すよう
に、ロック部材8が本体開閉l!4に係合して、本体開
閉114が閉鎖位置にロックされ、前述した一連の動作
が終了するまでこのロック状態に保持される。
前記ソレノイド10の励磁から所定時間(約035秒)
後に、蓋ロツクスイッチ105により本体開閉蓋4のロ
ック状態が確認され、ロック状態にないときには、ソレ
ノイド10がオフされた後に前記ステップS1に戻る(
ステップS3およびS4)、また、ロック状態にあると
きには、蓋スィッチ104の作動状態が再び確認され、
作動状態にないときにはステップS1に戻る(ステラl
55)、従って、本体開閉M4の閉鎖状態は、前記両ス
イッチ104,105によって二重に確認されることに
なる。
そして、前記蓋スィッチ104の動作状態が再確認され
た後、蓋体センサ106により内槽Wi体42が閉鎖位
置にあるか否かが確認され、蓋体42が係止部材47に
より閉鎖位置に係止保持されている場合には、動作が次
工程へと進行する(ステップS6)、1!体42が閉鎖
位置に完全に係止されていないで、バネ44の作用によ
り本体開閉114の下面と当接する位置まで開放されて
いる場合には、その開放状態が11体センサ106によ
り検出されて、圧電ブザー136の作動等により異常表
示が行われる(ステップS7)。
従って、内槽蓋体42が閉鎖位1に完全に係止されてい
ない状態で洗たく動作が開始されることはなく、洗たく
動作中に内槽33の回転にともない蓋体42が開放され
て、蓋体42が中槽21の内面に衝突して蓋体42やそ
の周辺部分が破損したり、内槽33の内部から洗たく物
が飛び出したりするおそれを確実に防止することができ
る。
そして、前記蓋の閉鎖確認動作の後に、給水装置83に
よる給水動作が行われて洗たく動作が開始されるが、こ
の洗たく動作時には、排水弁およびクラッチ用のソレノ
イド90がオフされ、バネクラッチ74が遮断状態にな
って第1駆動機構79が形成されると共に、ブレーキ体
78が制動状態になって中槽21の回転が規制される。
この状態で種部動用モータ55が回転され、第1駆動機
構79を介して内槽33が水平軸線X−Xの周りで回転
されて、複数の反転用突条38,46.54により洗た
く物が転勤されながら、いわゆるたたき洗いの洗たくが
行われる。
従って、パルセータ等により洗たく物を水と共に撹拌す
る方式に比較して、洗たく時の使用水量が少なくてよい
、また、洗たく動作時に洗たく物に捩れや絡み合いがほ
とんど生じないので、布いたみ等も苛はとんど生じるこ
となく洗たく動作を効果的に行うことができ、しかも、
洗たく動作の終了後に、洗たく物の捩れや絡み合いを修
正するという面倒な作業を必要とせず、洗たく動作から
排水動作および脱水動作へと自動的に移行することがで
きる。
(内槽の定位置停止動作) 次に、前記洗たく及び乾燥動作の終了時等における内槽
33の定位置停止動作を、第11図のフローチャートに
従って詳述する。
さて、洗たく及び乾燥動作の終了時等において、種部動
用モータ55が停止されて、内槽33が惰性回転の後に
停止されると、その惰性回転終了を見越した所定時間(
約2秒)後に、主巻線55a側のトライアック128の
所定時間おきのオンオフ(例えば、0.1秒オン、2秒
オフ)により、モータ55が正転インチング運転され、
内槽33が低速度で寸動回転される(ステップS1およ
びS2)、この回転状態で、内槽位置センサ111によ
る磁石110の検出動作が行われ、検出信号が入力され
ると、補助巻線55b側のトライアック129の断続オ
ンに基づくモータ55の逆転半波運転により、内槽33
が超低速で逆方向にわずかに回転されてオーバーランが
修正される(ステップS3およびS4)。
この回転状態で、内槽位置センサ111による磁石11
0の検出動作が行われ、検出信号が入力されると、モー
タ55が停止されて内槽33の回転が停止される(ステ
ップS5およびS6)、そして、このモータ停止から所
定時間(約1秒)後に、内槽位置センサ111の検出動
作が再び行われ、検出信号が入力された場合には、内槽
33が所定位置に停止されたものとして、次工程の動作
へと移行される(ステップ7)。
位置センサ111の再検出動作時に検出信号が入力され
ない場合には、すなわち、洗たく物の偏在等の原因によ
りモータ停止後内槽33が回転した場合には主巻線55
a側のトライアック128の断続オンに基づくモータ5
5の正転半波運転により、内槽33が超低速で正方向に
回転される(ステップS8)、この回転状態で、内槽位
置センサ111の検出動作が行われ、検出信号が入力さ
れると、モータ55が停止されて内槽33の回転が停止
される(ステップS9および310)。
そして、このモータ停止から所定時間(約1秒)後に、
内槽位置センサ111の検出動作が再び行われ、検出信
号が入力された場合には、内槽33が所定位置に停止さ
れたものとして、次工程の動作へと移行される(ステッ
プ11)。
ところで、この内槽33の定位置停止状態においては、
第2図に示すように、内槽33の内周面の2つの洗たく
物反転用突条38が内槽33の回転軸線X−Xよりも下
方において、回転軸線X−Xを通る垂直面に対し左右対
称的に配置される。
従って、洗たく動作やすすぎ動作が終了して脱水動作に
移行される際には、内槽33内の洗たく物が2つの突条
38間において、それらの突条38により上方への移動
が阻止されて球形状の内槽33の内底部に片寄りなく平
均的に配置された状態にあり、洗たく物のアンバランス
に起因して、高速回転の脱水動作時に中槽21および内
槽33が過振動回転されるのを防止することができる。
また、前記内槽33の定位置停止状態においては、第1
図および第7図に示すように、内槽33の蓋体42が外
槽カバー16の開口17と合致した位置に配置される。
従って、乾燥動作の終了時等において、本体開閉114
を開放させた後に、開口17を介して内槽蓋体42を支
障なく開放させることができ、内槽33内の洗たく物を
容易に取り出したり、別の洗たく物を投入したりするこ
とができる。
そして、前記洗たく動作の終了後等に脱水が行われる場
合には、排水弁およびクラッチ用のソレノイド90がオ
ンされ、バネクラッチ74が連結状態になって第2駆動
機構80が形成されると共に、ブレーキ体78が非制動
状態になって中槽21の回転が許容される。この状態で
、種部動用モータ55が主巻線55a側のトライアック
128の導通によって正転され、第2駆動機構80を介
して中槽21が内槽33と一体的に垂直軸線Y−Yの周
りで高速回転されて、洗たく物の脱水が行われる。従っ
て、洗たく動作またはすすぎ動作から脱水動作への移行
を、槽の姿勢を変更することなく、洗たく物を収容した
内槽33の回転軸線を水平軸線X−Xから垂直軸線Y−
Yに変更することによって、短時間に円滑に行うことが
できる。
(中槽の定位置停止動作) 次に、前記脱水動作の終了時等における中槽21の定位
置停止動作を、第12図のフローチャートに従って詳述
する。
さて、脱水動作の終了時等において、種部動用モータ5
5が停止されて、中槽21の惰性回転数が低くなると、
その回転低下を見越した所定時間後に、排水弁およびク
ラッチ用ソレノイド90がオフされて、ブレーキ体78
が制動状態になり、中槽21の回転が制動停止される(
ステップS1およびS2)、この状態で、中槽位置セン
サ109による磁石108の検出動作が行われ、所定時
間(約1秒)内に検出信号が入力されない場合には、中
槽21が停止されたものとして、前記ソレノイド90の
オンにより、ブレーキ体78が非制動状態に切り換えら
れる(ステップS3およびS4)。
その後、主巻線55a側のトライアック128の所定時
間おきのオンオフ(例えば、0.1秒オン、2秒オフ)
により、モータ55が正転インチング運転され、中槽2
1が低速度で寸動回転される(ステップS5)、この回
転状態で、中槽位置センサ109の検出動作が行われ、
検出信号が入力されると、前記ソレノイド90がオフさ
れて、ブレーキ体78が制動状態になり、中槽21の回
転が制動停止される(ステップS6およびS7)。
そして、この停止状態において、中槽位置センサ109
の検出動作が行われ、中槽21が所定位置に停止されて
いる場合には、次工程の動作へと移行され、所定位置に
停止されていない場合にはステップS3に戻って、前記
の定位置停止動作が繰り返される(ステップS8)。
ところで、この実施例においては、被検出体としての磁
石108が中槽21の最大半径位置付近、すなわち回転
量に対して最も回転角が小さい部分に位置するようにバ
ランサ22上に設けられているため、位置センサ109
による磁石108の感知にもとづき、中槽21の位置が
ほとんど誤差なく正確に検出されて、中槽21が所定位
置にて的確に停止される。そして、この中槽21の定位
置停止状態においては、第1図に示すように、送風口を
兼用する中槽21の後軸受部3oおよび内槽33の後軸
部34が外槽15の送風口101と合致した位置に配置
される。従って、脱水動作の終了時において、温風供給
装置95が送風通路99、送風口101、後軸受部30
および後軸部34を介して内槽33の内部に連結された
状態となり、この状態で乾燥動作へ円滑に移行すること
ができる。
(その他の動作) 次に、洗たく物のすすぎ動作および乾燥動作について詳
述する。
まず、洗たく物の洗たく後にすすぎが行われる場合には
、前記洗たく時と同様に、種部動用モータ55により第
1駆動機構79を介して内槽33が水平軸線X−Xの周
りで回転されると共に、給水装置83の給水弁84の開
放により、第1給水口85から内槽33の外周面に向け
て水が供給されると共に、第2給水口86から送風通路
99、送風口101および後軸部34を介して内槽33
の内部に水が供給され、外槽15内のすすぎ水が溢水口
(図示しない)の排水#!(図示しない)から排出され
ていて水位が一定に保持される。従って、すすぎ水が順
次入れ替わると共に、内槽33の外周面に付着している
泡が、第1給水口85からの水により球形状の外周面に
沿って静かに洗い流されると共に、内槽33内の洗たく
物に付着している泡が、第2給水口86がらの水により
効果的に洗い流される。
さらに、洗たく物の脱水後に乾燥が行われる場合には、
前記洗たく時と同様に、種部動用モータ55により第1
駆動機構79を介して内槽33が水平軸線X−Xの周り
で回転されると共に、ファン用モータ96および加熱用
ヒータ98の通電により、温風供給装置95から発生さ
れる温風が、可撓性を有する蛇腹状の連結筒体100、
送風通路99、送風口101および後軸部34を介して
内槽33内に供給され、各小孔40から排出される。従
って、内!33の回転にともない洗たく物が転動されて
、乾燥動作を効果的に行うことができる。
そして、この乾燥動作時においては、内槽33内の高温
多湿の空気が、送風口を兼用する内槽33の後軸部34
と反対側において外槽15の側壁に形成された温風排気
口を兼用する溢水口(図示しない)から、溢水ホース9
1内に排出され、さらに、排水ホース89を経て外部に
排出される。
そして、高温多湿の空気はその溢水ホース91及び拡張
冷却室92並びに排水ホース89において冷却及び除湿
される。
(変形例) なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、次のように変更して具体化することも可能であ
る。
(1)前記実施例においては、中槽21が合成樹脂によ
りほぼ円筒状に形成されて、その周壁に水抜き部として
の多数の小孔28が透設されているが、中槽21を金網
等によりほぼ円筒状に形成し、周壁の網目を水抜き部と
すること、あるいは、複数個の支柱等を組合わせてほぼ
円筒状の枠組をつくり、そ各支柱の間の間隙を水抜き部
とすること。
(2)前記実施例においては、1つの種部動用モータ5
5によって、洗たく用駆動手段および脱水用駆動手段が
構成されるようになっているが、各駆動手段をそれぞれ
独立して設けられた駆動用モータにより構成すること。
(3)前記実施例においては、内槽33が中槽21内に
水平軸線X−Xの周りで回転可能に支持されているが、
内槽33を水平軸線X−Xに対し所定角度で傾斜した傾
斜軸線の周りで回転可能に支持すること。
(4)前記実施例においては、内槽33の外周面に複数
の補強用の環状凸部39が形成されているが、この環状
凸部39を内槽33の内周面に形成すること。
このように環状凸部39を内槽33の内周面に形成した
場合には、外周面に形成した場合に比較して、すすぎ動
作等の内槽33の回転時において、環状凸部39による
水の撹拌に起因して、泡が発生するのを抑制することが
でき、また、乾燥の際には洗たく物が内槽33の内周面
に密着するのを防止して、効果的に乾燥を行うことがで
きる。
(5)前記実施例においては、中槽21の定位置停止に
際し、種部動用モータ55のインチング運転により、中
槽21を低速回転させながら、定位置検出を行うように
なってるが、前記モータ55の半波交流運転により、中
槽21を超低速回転させながら、定位置検出を行うよう
に構成するとと。
(6)前記実施例においては、洗たく物の反転様の突条
38.46及び部分突条54を120度おきに合計三個
設けているが、例えば、第2図に示す停止状態において
、内槽32の回転軸線と同じ高さ位置に二個の突条を対
向するように形成し、即ち180度おきの2個の突条の
みとしてもよい。
[発明の効果] この発明は、以上説明したように構成されているため、
次のような効果を奏する。
支持体が外槽内に垂直軸線の周りで回転可能に支持され
ると共に、内槽が支持体に水平軸線若しくは傾斜軸線の
周りで回転可能に支持され、支持体及び内槽の回転軸線
を使い分けて、洗たくや脱水の動作を行うように構成さ
れているため、洗たく、すすぎおよび脱水の個々の動作
を連続して行うことができる0、tた洗たく物を収容し
た内槽が水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで回転されて
、洗たく物の洗たくが水流によることなく行われ、洗た
く時の使用水量が少なくてよい、また、洗なく動作時に
洗たく物に捩れや絡み合いが生じないので、布いたみ等
を生じることなく洗たく動作を効果的に行うことができ
ると共に、洗たく動作の終了後に、洗たく物の捩れや絡
み合いを修正するという面倒な作業を必要とせず、洗た
く動作から脱水動作へ自動的に移行することができる。
さらに、被検出体が支持体の最大半径位置付近に設けら
れているなめ、脱水動作の終了時等において、外槽上の
センサによりこの被検出体を確実に感知して、支持体の
位置を誤差なく正確に検出することができ、その位置検
出に基づいて支持体を所定位置にて的確に停止させるこ
とができ、次の作業にスムーズに移行できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した脱水乾燥流たく機の一実
施例を示す側断面図、第2図は脱水乾燥流たく機の一部
破断正面図、第3図は内槽の斜視図、第4図は洗たく物
上入口から蓋体を除去して示す内槽の斜視図、第5図は
内槽の突条部におけるネジ止め構成を示す部分断面図、
第6図は内槽の突条部間におけるネジ止め構成を示す部
分断面図、第7図は温風供給装置部分を破断して示す脱
水乾燥流たく機の平面図、第8図は制御回路を示すブロ
ック図、第9図は動作の概要を示すタイムチャート、第
10図は本体開閉蓋および内槽蓋体の閉鎖状態を確認す
る動作を示すフローチャート、第11図は内槽の定位置
停止動作を示すフローチャート、第12図は中槽の定位
置停止動作を示すフローチャートである。 15・・・外槽、21・・・支持体を構成する中槽、2
8・・・水抜き部としての小孔、33・・・内槽、4o
・・・小孔、55・・・種部動用モータ、79・・・洗
たく用駆動手段を構成する第1駆動機楕、80・・・脱
水用駆動手段を構成する第2駆動機構、108・・・被
検出体としての磁石、109・・・位置センサ。 特許出願人     ブラザー工業株式会社代理人  
   弁理士  恩1)博宣第 図 33t) 第 図 第 図 次工裡へ 第 図 次工裡へ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外槽(15)と、 その外槽(15)内に垂直軸線(Y−Y)の周りで回転
    可能に支持された支持体(21)と、その支持体(21
    )に水平軸線(X−X)若しくは水平軸線に対し所定角
    度で傾斜した傾斜軸線の周りで回転可能に支持され、周
    壁に多数の小孔(40)を透設した内槽(33)と、 前記内槽(33)内部に水位が達するように外槽(15
    )内に水を収容すると共に、内槽(33)内に洗たく物
    を収容した状態で、内槽(33)を前記水平軸線(X−
    X)若しくは傾斜軸線の周りで回転させて洗たくを行う
    洗たく用駆動手段(79)と、 前記内槽(33)内に洗たく後の洗たく物を収容した状
    態で、支持体(21)を内槽(33)と一体的に前記垂
    直軸線(Y−Y)の周りで高速回転させて脱水を行う脱
    水用駆動手段(80)とを備え、 前記支持体(21)の上端外周縁に被検出体(108)
    を設けると共に、外槽(15)上に被検出体(108)
    を感知して支持体(21)の位置を検出するためのセン
    サ(109)を設けたことを特徴とする脱水洗たく機。
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