JPH02213390A - 脱水洗たく機 - Google Patents

脱水洗たく機

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JPH02213390A
JPH02213390A JP3463089A JP3463089A JPH02213390A JP H02213390 A JPH02213390 A JP H02213390A JP 3463089 A JP3463089 A JP 3463089A JP 3463089 A JP3463089 A JP 3463089A JP H02213390 A JPH02213390 A JP H02213390A
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JP
Japan
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inner tank
lid
tank
washing
washed
Prior art date
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Pending
Application number
JP3463089A
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English (en)
Inventor
Masayuki Arakawa
眞行 荒川
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02213390A publication Critical patent/JPH02213390A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] この発明は、洗たく物の洗たくおよび脱水の動作を行う
ことができる脱水洗たく機に関するものである。
[従来の技術] 従来、洗たく機の典型的な構成としては、次の2つのタ
イプが知られている。
まず、第1のタイプは、水槽と、その水槽内に垂直軸線
の周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設
した脱水槽と、その脱水槽内に垂直軸線の周りで回転可
能に支持された撹拌翼とを備え、撹拌翼の回転により、
洗たく物の洗たくを行うと共に、脱水槽の高速回転によ
り、洗たく後の洗たく物の脱水を行うようにした脱水洗
たく機である。
また、第2のタイプは、水槽と、その水槽内に水平軸線
の周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設
した回転ドラムとを備え、水槽内に水を収容した状態で
回転ドラムを回転させることにより、回転ドラム内の洗
たく物の洗たくを行うようにした洗たく機である。
[発明が解決しようとする課B] ところが、前記第1のタイプにおいては、水槽内の水に
洗たく物を浸した状態で、それらを撹拌翼により撹拌し
て水流により洗たくを行うものであるなめ、洗たく時に
多量の水が必要であり、しかも、洗たく動作にともなっ
て洗たく物に捩れや絡み合いが生じやすく、洗たく動作
の終了後に、この洗たく物の捩れや絡み合いを修正しな
いと、脱水槽の重心バランスがくずれて脱水動作が円滑
に行われず、洗たくおよび脱水の動作を連続して行うこ
とができないことがあった。
また、前記第2のタイプにおいては、回転ドラムを水平
軸線の周りで回転させて水流によらず洗たく物を転勤さ
せることにより、洗たくを行うものであるため、第1の
タイプに比較して、洗たく時の使用水量が少なくなると
共に、洗たく物の捩れや絡み合いもなくなる。ところが
、この第2のタイプでは、洗たく動作の終了時に、洗た
く物が回転ドラム内の下部に偏在して、自身の重量によ
り回転ドラムの重心バランスがくずれた状態になるため
、このままの状態で回転ドラムを水平軸線の周りで高速
回転させて、脱水動作を行うことはできなかっな、この
タイプにて脱水を行なうものでは、振動をおさえるなめ
に大きな重量のあるフライホイールのようなおもりを使
用している。従って、この種の洗たく機は重量の大なる
ものしかなく、家庭用としては不向きであった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に
着目してなされたものであって、その目行うことができ
る脱水洗たく機を提供することにある。
さらに、この発明の目的とするところは、洗たく物を収
容する内槽の洗たく市川入口を覆う蓋体が閉鎖位置に完
全に係止されていない状態で、洗たく等の動作が開始さ
れて、洗たく動作等に支障を来たすおそれを防止するこ
とができる脱水洗たく機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明の脱水洗たく機
においては、外槽と、その外槽内に垂直軸線の周りで回
転可能に支持された支持体と、その支持体内に水平軸線
若しくは水平軸線に対し所定角度で傾斜した傾斜軸線の
周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設し
た内槽と、前記内槽内部に水位が達するように外槽内に
水を収容すると共に、内槽内に洗たく物を収容した状態
で、内槽を前記水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで回転
させて洗たくを行う洗たく用駆動手段と、前記内槽内に
洗たく後の洗たく物を収容した状態で、支持体を内槽と
一体的に前記垂直軸線の周りで高速回転させて脱水を行
う脱水用駆動手段とを備え、前記内槽には洗たく物を出
し入れするための出入口を設け、その出入口には蓋体を
開閉回動可能に設けると共に、その蓋体をバネ手段によ
り開放方向に付勢し、蓋体と内槽との間には蓋体をバネ
手段の付勢力に抗して閉鎖位置に係止するための係止手
段を設けたものである。
[作 用] 上記のように構成された脱水洗たく機においては、外槽
内に水が収容されると共に、内槽内に洗たく物が収容さ
れた状態で、内槽が水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで
回転されて、洗たく物の洗たくが行われる。また、内槽
内に洗たく後の洗たく物が収容された状態で、支持体が
内槽と一体的に垂直軸線の周りで高速回転されて、洗た
く物の脱水が行われる。
さらに、この脱水洗たく機においては、内槽の洗たく市
川入口を覆う蓋体が閉鎖位置に完全に係止されていない
場合、その11体がバネ手段の付勢力により開放位置側
へと回動される。従って、開放状態の蓋体をセンサ等に
よって検出することにより、1体が閉鎖位置に完全に係
止されていない状態で洗たく動作が開始されることを防
止することができ、洗たく動作中に内槽の回転にともな
い蓋体が開放されて、蓋体が中槽の内面に衝突して破損
しなり、内槽の内部から洗たく物が飛び出したりするお
それを確実に防止することができる。
[実施例コ 以下、この発明を具体化した脱水乾燥洗たく機の一実施
例を、図面の記載に基づいて詳細に説明する。
(本体ケースの関連構成) 第1図、第2図および第10図に示すように、本体ケー
ス1は鉄板によりほぼ箱型に形成され、その上部には合
成樹脂製の本体カバー2が収着されている。洗たく物を
出し入れするための開口3は本体カバー2の前部上面に
透設され、上方から見て後端縁に直線部を有するほぼ半
月状に形成されている0合成樹脂製の本体開閉蓋4は後
端部において支軸5により本体カバー2の開口3に開閉
回動可能に取着され、その前部上面には手掛は部6が設
けられると共に、下面には蓋閉鎖時に熱気や湿気あるい
は騒音が外部に漏れるのを防止するための平面形はぼ半
月状のパツキン7が取り付けられている。
ロック部材8は本体カバー2内の前部に回動可能に支持
され、バネ9により常には本体開閉M4から離脱する方
向に付勢されている。!10ツク用ソレノイド10は本
体カバー2内に配設され、このソレノイド10の励磁に
ともないロック部材8が閉鎖位置の本#%蓋体4に係合
されて、本体益体4が閉鎖位置にロックされる。
(外槽および中槽の関連構成) 第1図、第2図および第10図に示すように、洗たく水
を貯留するための外槽15は合成樹脂によりほぼ有底円
筒状に形成され、図示しないMl支持装置を介して前記
本体ケース1内に揺動可能に吊下支持されている6合成
樹脂製の外槽カバー16は外槽15の上部に取着され、
その前部上面には本体カバー2の開口3と相似形で平面
形はぼ半月状をなす開口17が形成されている。可撓性
を有する蛇腹筒状のシールド部材18は本体カバー2の
開口3と外槽カバー16の開口17との間に装着され、
前記外槽15の揺動にかかわらず常に、両開口3.17
間を気密状態に連結して、外槽15内の熱気や湿気が外
槽15と本体ケース2との間に侵入しないと共に、外槽
15の振動が本体ケースlに伝達されないようにしてい
る。
支持体としての中槽21は合成樹脂により前記外槽15
と近似のほぼ有底円筒状に形成され、その上端部には環
状のバランサ22が取着されている。中槽21の底部中
央は補強用の鉄板製の支持板23により形成され、その
下面には土中空軸24が突出固定されている。そして、
中槽21は外槽15内において、土中空軸24を外槽1
5の底部にシール部材25を介して貫通させた状態で、
軸受26により垂直軸線Y−Yの周りで回転可能に支持
されている。
多数の環状凸部27は前記中槽21の周壁を補強するた
めに、中槽21の外周面に上下方向へ所定間隔おきに形
成されている。水抜き部としての多数の小孔28は水平
方向へ延びるように、環状凸部27間において中1fI
21の周壁に透設されている。多数の水抜き孔29は垂
直方向へ延びるように、中槽21の底壁および支持板2
3に透設され、前記小孔28よりも大径状に形成されて
いる。
一対の軸受部30は外槽21の周壁のほぼ中間部に対向
して形成され、上方に向けて開口されている。
(内槽の関連構成) 第1図〜第4図に示すように、内部に洗たく物を収容す
るための内槽33は合成樹脂よりなる一対のほぼ半球形
状の部材33a、33bを結合固定して、全体がほぼ球
形状となるようにに構成されている。一対の短円筒状の
軸部34は内槽33の両側外面に一体に突出形成され、
一方の軸部34には内槽33内の洗たく物の飛出しを防
止するための保護網35が装着されて、この一方の軸部
34および軸受部30により送風口が兼用されると共に
、他方の軸部34の開口は蓋板36により塞がれている
。そして、この両軸部34を中槽21の軸受部30にそ
れぞれ嵌合させると共に、軸部34の上部を押え部材3
7にて押さえることにより、内槽33が中槽21内にお
いて水平軸線X−Xの周りで回転可能に支持されている
第2図、第8図および第9図に示すように、−対の洗た
く物反転用の突条38は前記内槽33の回転軸線とほぼ
平行に延びるように、内槽33の内周面に所定間隔をお
いて形成され、この突条38の部分において、内槽33
の両部材33a、33bがネジ51により固定されてい
る。洗たく物反転補助用の複数のボス52は突条38と
所定間隔をおいて平行に延びるように、内槽33の内周
面に形成され、このボス52の部分においても、内s3
3の両部材33a、33bがネジ53により固定されて
いる。
多数の環状凸部39は前記内槽33の周壁を補強するた
めに、内槽33の外周面に上下方向へ所定間隔おきに形
成されている。多数の小孔4oは水平方向へ延びるよう
に、環状凸部39間において内槽33の周壁に透設され
ている。そして、この実施例においては、前記内槽33
の小孔4oの径が、内槽33の回転軸線X−Xを含む水
平面内の外周近付から遠ざかるに従って次第に大きくな
り、しかも、最も大きな小孔4oが中槽21の周壁の小
孔28よりも小さくなるように構成されている。
第1図〜第4図および第10図に示すように、洗たく物
を出し入れするための出入口41は前記内槽33の上端
に形成され、その平面形状が、本体カバー2の開口3お
よび外槽カバー16の開目17と相似形の半月状をなし
ている。平面形はぼ半月状をなす合成樹脂製の蓋体42
は本体開閉蓋4の開閉方向と同一方向となるように、前
記外槽15の上端とほぼ同一高さの位置において後端縁
において一対の軸43により内槽33の出入口41に開
閉回動可能に取着され、軸43の部分に設けられたバネ
44の作用により、常に開放方向く第1図の反時計方向
)に回動付勢されている。
従って、第1図に2点鎖線で示すように、U体42の開
放時には、バネ44の作用により蓋体42は開放状態に
維持され、洗たく物の出入れに便利なようになっている
。また、第5図〜第7図に示すように、前記バネ44の
両端部は蓋体4,2及び内槽33に設けた止め溝11,
12に係止されて内槽33の内方に突出しないようにな
っており、同バネ44の両端部が内槽33内に収容され
た洗たく物に引掛からないようになっている。
多数の小孔45は垂直方向に延びるように、前記蓋体4
2に透設されている。洗たく物反転用の突条46は前記
内槽33の内周にその回転軸線X−Xとほぼ平行に形成
された部分突条54と連なるように、蓋体42の内面に
形成され、内槽33の内周面の突条38と所定の等間隔
をおいて対向配!されている。
係止手段としての合成樹脂製の係止部材47は中間部に
おいて支軸48により前記突条46の外側凹部内の前縁
に回動可能に取り付けられ、その一端には内槽33の出
入口41の開口縁と係合可能な係止爪部47aが設けら
れると共に、他端には解除用操作部47bが設けられて
いる。そして、この係止部材47は図示しないバネ手段
により、常には出入口41の開口縁と係合する方向(第
1図の反時計方向)に回動付勢され、この係合により蓋
体42を閉鎖位置・に係止保持するようになっている。
また、この実施例の係止部材47は、支軸48よりも係
止爪部47affllの質量が操作部47b側の質量よ
りも大きくなるように構成され、内槽33が水平軸線X
−X若しくは垂直軸線Y−Yの周りで回転されたとき、
遠心力によって係止部材47に蓋体42を係止する方向
への回動力が生じるようになっている。また、係止部4
7aはその先端に傾斜面を有し、蓋体42の閉鎖方向の
移動により、同傾斜面が内槽33の開口縁と衝合し、バ
ネ作用に抗して係止部材47が一旦回避し、爪部47a
が開口縁を通過したときバネ作用により復帰して開口縁
に係合する。
第1図および第2図に示すように、段部49は前記内槽
33における一方の半球形状部材33aの外周面に形成
され、この段部49には水平方向に延びる多数の歯部を
備えた被動部体としての被動歯車50が、内槽33の最
下部付近を通るように一体に形成されている。そして、
内槽33の上端外周部が外槽カバー16に近接して配置
され、その外槽カバー16により被動歯車50の上方が
覆われている。
(内槽および中槽の駆動構成) 第1図に示すように、正逆回転可能な種部動用モータ5
5は図示しないブラケット等を介して前記外槽15の下
面に装着され、そのモータ軸にはモータ冷却用ファン1
02を備えた駆動プーリ56が固定されている。1中空
軸57は前記土中空軸24の下方において同一軸線上に
位置するように、種部動用モータ55の側部に支持板5
8および軸受59を介して回転可能に支持され、歯車ケ
ース60を介して土中空軸24に連結されている。
下回転軸61は支持メタルを介して上申空軸57内に相
対回転可能に支持され、その下端には筒状のクラッチ継
手62および前記駆動プーリ56にベルト63を介して
連結される被動プーリ64が固定されている。
上回転軸65は支持メタルを介して前記土中空軸24内
に相対回転可能に支持され、その上端には傘歯車66が
固定されている0合成樹脂製の歯車カバー67は前記内
!33の下方において、中槽21の内底部の支持板23
上にパツキン68を介して水蜜状態で配設されている。
横方向に延びる伝達軸69は軸受70を介して歯車カバ
ー67に回転可能に支持され、その前端側には歯車カバ
ー67内において前記傘歯車66に噛み合う傘歯車71
が固定されると共に、後端には内槽33の下方において
その外周の被動歯車50に噛み合う駆動部体としての駆
動歯車72が固定されている。
遊星歯車減速装置73は前記歯車ケース60内において
、下回転軸61と上回転軸65との間に設けられている
(第1図は歯車の一部を省略して図示している)、バネ
クラッチ74は前記1中空軸57およびクラッチ継手6
2の外周に跨がって設けられ、クラッチ爪75がクラッ
チハウジング76から離脱されたときには、下回転軸6
1と1中空軸57とがバネクラッチ74を介して作動連
結され、クラッチ爪75がクラッチハウジング76に係
合されたときには、下回転軸61と1中空軸57との連
結が断たれる。ブレーキドラム77は歯車ケース60の
外周に設けられ、このブレーキドラム77にブレーキ体
78が接合されることにより、中槽21の回転が上下中
空軸24.57と共に制動される。
そして、洗たく時、すすぎ時および乾燥時においては、
バネクラッチ74が遮断状態になるとともにブレーキ体
78が制動状態になり、種部動用モータ55の回転が駆
動プーリ56、ベルト63、被動プーリ64、下回転軸
61、遊星歯車減速装置73、上回転軸65、傘歯車6
6.71、伝達軸69、駆動歯車72および被動歯車5
0を介して内槽33に伝達されて、内槽33が水平軸線
X−Xの周りで低速回転される(30rpm程度)8ま
た、脱水時においては、バネクラッチ74が連結状態に
なるとともにブレーキ体78が非制動状態になり、種部
動用モータ55の回転が駆動プーリ56、ベルト63、
被動プーリ64、下回転軸61、バネクラッチ74、上
申空輸57、歯車ケース60および土中空軸24を介し
て中槽21に伝達されて、中槽21が内槽33と一体的
に垂直軸線Y−Yの周りで高速回転される(900rp
m程度)。
なお、前記洗たく、すすぎおよび乾燥時における遊星歯
車減速装置73等を含む駆動系により、洗たく用駆動手
段および乾燥用駆動手段としての第1M!lJm!m’
19が構成され、前記脱水時におけるバネクラッチ74
等を含む駆動系により、脱水用駆動手段としての第2駆
動機構80が構成されている。
(給水、排水および溢水構成) 第1図、第2図および第10図に示すように、給水装M
、83は前記本体カバー2の内部に配設され、給水弁8
4と、内槽33の上方外周近傍位置にて開口された第1
給水口85と、後述する温風供給装y195の送風通路
99を介して内槽33の内部に開口された第2給水口8
6とを有している。
そして、給水時およびすすぎ時において、給水弁84の
開放により第1および第2給水口85.86から内槽3
3の外側および内側に向けて給水が行われる。
排水口87は前記外槽15の底部に設けられ、排水弁8
8を介して排水ホース89に連結されている。そして、
この実施例では、排水弁88が第11図に示すソレノイ
ド90により、前記バネクラッチ74のクラッチ爪75
およびブレーキ体78と連動して開閉され、洗たく時、
すすぎ時および乾燥時等において、バネクラッチ74が
遮断状態にあると共にブレーキ体78が制動状態にある
ときには、排水弁88が閉鎖状態にあり、脱水時等にお
いて、バネクラッチ74が連結状態に切り換えられると
共にブレーキ体78が非制動状態にされたときには、排
水弁88が開放される。
溢水ホース91は外槽15の側壁に設けられた温風の排
気口を兼用する溢水口(図示しない)に接続され、下端
において前記排水ホース89に連結されている。拡張冷
却室92は溢水ホース91の途中に設けられ、乾燥時に
おいて溢水口から溢水ホース91を介して排出される高
温多湿の空気が、この拡張冷却室92内においてを冷却
および除湿される。
(温風供給装置の構成) 加熱手段としての温風供給装置95は、前記外槽15、
中槽21および内槽33よりも上方において本体ケース
1と本体カバー2との間に支持され、ファン用モータ9
6、ファン97および加熱用ヒータ98を有している。
送風通路99は外槽15および外槽カバー16の後面に
一体に形成され、外槽15の揺動にかかわらず、常に可
撓性を有する蛇腹状の連結筒体100を介して、温風供
給装置95に連結されている。送風口101は前述した
送風口を兼用する中槽21の後軸受部30および内槽3
3の後軸部34と近接対向するように、送風通路99の
下端に連通して外槽15の後壁に形成され、洗たく物の
乾燥時に、温風供給装置95から供給される温風が、こ
の送風口101から後軸受部30および後軸部34を通
して内槽33内へ導入され、内槽33内の空気の温度が
上昇される。
(各種の検出構成) 第1図に示すように1.l!スイッチ104は前記本体
開閉蓋4に対向して本体カバー2内に配設され、本体開
閉M4が開放状態より所定角度付1まで閉じられたとき
、この蓋スィッチ104から検出信号が出力される。第
11図に示すように蓋ロツクスイッチ105はロック部
材8に対向して本体カバー2内に配役され、ロック部材
8により本体開閉!I4が閉鎖位置にロックされたとき
、この蓋ロツクスイッチ105から検出信号が出力され
る。第1図に示すように投受光素子よりなる蓋体センサ
106および反射板107は本体カバー2の開口3の前
後に対向して配設され、係止部材47による係止が不完
全で、内槽33の蓋体42がバネ44の作用により閉鎖
位置の本体開閉114と当接する位置まで開放されてい
るとき、この蓋体センサ106から検出信号が出力され
る。
被検出体としての磁石108は後軸受部30の上方にお
いて、中槽21の上端外周縁のバランサ22上に設けら
れている。ホール素子よりなる位置センサ109は後軸
受部30の上方において磁石108と同一円周上に位置
するように、外槽カバー16上に配置され、磁石108
を感知したとき、この位置センサ109から中槽21の
位置検出信号が出力される。そして、この実施例におい
ては、磁石108と位置センサ109とにより、脱水動
作の終了時等において、送風口を兼用する中槽21の後
軸受部30および内槽33の後軸部34が外槽15の送
風口101と合致した位置で、中槽21の回転を停止さ
せるための第1の定位置停止手段が構成されている。
被検出体としての磁石110は蓋体42の後側中央にお
いて、内槽33の外周面に設けられている。ホール素子
よりなる位置センサ111は磁石110と対応するよう
に、外槽カバー16上に配置され、磁石110を感知し
たとき、この位置センサ111から内槽33の位置検出
信号が出力される。そして、この実施例においては、磁
石110と位置センサ111とにより、洗たく、すすぎ
、脱水および乾燥の各動作の終了時において、内槽33
の蓋体42が外槽カバー16の開口17と合致し、かつ
、内槽33の内周面の2つの洗たく物反転用突条38が
内槽33の回転軸線X−Xよりも下方において、回転軸
線X−Xを通る垂直面に対し左右対称に配置された位置
で、内槽33の回転を停止させるための第2の定位置停
止手段が構成されている。
第1図および第3図に示すように、異常検出手段として
の過振動検出用スイッチ112は外槽15の上端外周に
対応して本体ケース1内に配置され、脱水動作時におい
て、内槽33内の洗たく物の片寄りに起因して、中槽2
1が過振動状態で異常回転されたとき、このスイッチ1
12から検出信号が出力される。圧力スイッチ等よりな
る水位検出用のセンサ113は外槽15の外側面に設け
られ、洗たくに先立って前記給水装置83により外槽1
5内に水が供給される際、水位が内槽33の内部にまで
達する所定水位になった時、このセンサ113から検出
信号が出力される。
(制御回路の構成) 第11図に示すように、中央処理袋fi(CPU)12
1は制御手段を構成し、脱水乾燥洗たく機全体の動作を
制御するためのプログラム、洗たく時の水位設定データ
、洗たく、すすぎ、脱水および乾燥の各動作時間の設定
データ等を記憶するためのメモリを内蔵している。この
CPU121には、前記蓋スィッチ104、蓋ロツクス
イッチ105及び過振動検出用スイッチ112から検出
信号が入力されると共に、蓋体センサ106、中槽位置
センサ109、内槽位置センサ111および水位検出用
センサ113からコンパレータ122〜125を介して
検出信号が入力される。
一方、種部動用モータ55の主巻線55aと補助巻線5
5b、給水弁用ソレノイド126、排水弁並びにクラッ
チ用ソレノイド90、蓋ロツク用ソレノイド10、温風
供給装置95のファン用モータ96および加熱用ヒータ
98は、交流電源回路127にトライアック128〜1
34を介してそれぞれ並゛列に接続されている。そして
、各トライアック128〜134のゲート端子には、C
PU121からドライバ135および抵抗等を介して作
動信号が出力される。
圧電ブザー136はCPU121の出力側に接続され、
洗たくから乾燥までの一連の動作の終了時や、内槽蓋体
42の開放等の異常状態の発生時において、CPU12
1から出力される作動信号により作動されて、終了状態
や異常状態を報知する。
(動作の概要) 次に、前記のように構成された脱水乾燥洗たく機の動作
を説明する。
さて、この脱水乾燥洗たく機において、本体開閉蓋4お
よび内槽蓋体42を開放した状態で、内槽33内に洗た
く物を投入した後、内槽蓋体42を閉じると共に、本体
開閉M4を閉じて図示しないスタートスイッチをオンす
ると、前記CPUI21の制御のもとで、第12図のタ
イムチャートに示す一連の動作が順次自動的に行われる
。すなわち、まず蓋ロツク用ソレノイド10により本体
開閉lI4が閉鎖位置にロックされた後、塁スイッチ1
04、蓋ロツクスイッチ105および蓋体センサ106
により本体開閉1!4および内槽蓋体42の閉鎖状態が
確認される。
その後、給水装置83による給水動作、第1駆動機構7
9による内槽33の回転に基づく洗たく動作、排水弁8
8の開放による排水動作、第2駆動機構80による中槽
21の回転に基づく脱水動作、給水装!83による給水
動作、給水装置83の給水および第1駆動機構79によ
る内槽33の回転に基づくすすぎ動作、排水弁88の開
放による排水動作、第2駆動機構80による中槽21の
回転に基づく脱水動作、および温風供給装W、95によ
る温風供給および第1駆動機梢79による内槽33の回
転に基づく乾燥動作が行われる。
(蓋の閉鎖確認動作) そこで、まず動作開始時における本体開閉114および
内槽蓋体42の閉鎖確認動作を、第13図のフローチャ
ートに従って詳述する。
さて、内槽33内に洗たく物を投入して内槽蓋体42を
閉じた後、本体開閉M4を開放状態から所定角度(閉鎖
位置に対し約3〜5度)まで閉じると、蓋スィッチ10
4が検知作動され、この検知作動から所定時間(約0.
5秒)後に蓋口・ツタ用ソレノイド10がオンされて、
ロック部材8が本体開閉蓋4と係合可能な状態になる(
ステップS1およびS2)、そして、本体開閉蓋4が閉
鎖位置に配置されると、第1図および第10図に示すよ
うに、ロック部材8が本体開閉蓋4に係合して、本体開
閉蓋4が閉鎖位置にロックされ、前述した一連の動作が
終了するまでこのロック状態に保持される。
前記ソレノイド10の励磁から所定時間(約0.5秒)
後に、蓋ロツクスイッチ105により本体開閉M4のロ
ック状態が確認され、ロック状態にないときには、ソレ
ノイド10がオフされた後に前記ステップS1に戻る(
ステップS3およびS4)、また、ロック状態にあると
きには、蓋スィッチ104の作動状態が再び確認され、
作動状態にないときにはステップS1に戻る(ステップ
S5) 従って、本体開閉蓋4の閉鎖状態は、前記両ス
イッチ104.105によって二重に確認されることに
なる。
そして、前記蓋スィッチ104の動作状態が再確認され
た後、蓋体センサ106により内槽蓋体42が閉鎖位置
にあるか否かが確認され、蓋体42が係止部材47によ
り閉鎖位置に係止保持されている場合には、動作が次工
程へと進行する(ステップS6)、fi体42が閉鎖位
置に完全に係止されていないで、バネ44の作用により
本体開閉M4の下面と当接する位置まで開放されている
場合には、その開放状態が蓋体センサ106により検出
されて、圧電ブザー136の作動等により異常表示が行
われる(ステップS7)。
従って、内槽蓋体33が閉鎖位置に完全に停止されてい
ない状態で洗たく動作が開始されることはなく、洗たく
動作中に内槽33の回転にともない蓋体42が開放され
て、蓋体42が中槽21の内面に衝突して蓋体42やそ
の周辺部分が破損したり、内槽33の内部から洗たく物
が飛び出したりするおそれを確実に防止することができ
る。
ぞして、前記蓋の閉鎖確認動作の後に、給水装[83に
よる給水動作が行われて洗たく動作が開始されるが、こ
の洗たく動作時には、排水弁およびクラッチ用のソレノ
イド90がオフされ、バネクラッチ74が遮断状態にな
って第1駆動機梢79が形成されると共に、ブレーキ体
78が制動状態になって中槽21の回転が規制される。
この状態で槽1ull動用モータ55が回転され、第1
駆動機梢79を介して内槽33が水平軸線X−Xの周り
で回転されて、複数の反転用突条38,46.54によ
り洗たく物が転勤されながら、いわゆるたたき洗いの洗
たくが行われる。
従って、パルセータ等により洗たく物を水と共に撹拌す
る方式に比較して、洗たく時の使用水量が少なくてよい
、また、洗たく動作時に洗たく物に捩れや絡み合いが生
じないので、洗たく動作を効果的に行うことができ、し
かも、洗たく動作の終了後に、洗たく物の捩れや絡み合
いを修正するという面倒な作業を必要とせず、洗たく動
作から排水動作および脱水動作へと自動的に移行するこ
とができる。
(内槽の定位置停止動作) 次に、前記洗たく及び乾燥動作の終了時等における内槽
33の定位置停止動作を、第14図のフローチャートに
従って詳述する。
さて、洗たく及び乾燥動作の終了時等において、摺部動
用モータ55が停止されて、内槽33が惰性回転の後に
停止されると、その惰性回転終了を見越した所定時間(
約2秒)後に、主巻線55a側のトライアック128の
所定時間おきのオンオフ(例えば、0.1秒オン、2秒
オフ)により、モータ55が正転インチング運転され、
内槽33が低速度で寸動回転される(ステップS1およ
びS2)、この回転状態で、内槽位置センサ111によ
る磁石110の検出動作が行われ、検出信号が入力され
ると、補助巻線55b側のトライアック129の断続オ
ンに基づくモータ55の逆転半波運転により、内槽33
が超低速で逆方向にわずかに回転されてオーバーランが
修正される(ステップS3およびS4)。
この回転状態で、内槽位置センサ111による磁石11
0の検出動作が行われ、検出信号が入力されると、モー
タ55が停止されて内m33の回転が停止される(ステ
ップS5および36)やそして、このモータ停止から所
定時間(約1秒)後に、内槽位置センサ111の検出動
作が再び行われ、検出信号が入力された場合には、内1
i!!33が所定位置に停止されたものとして、次工程
の動作へと移行される(ステップ7)。
位置センサ111の再検出動作時に検出信号が入力され
ない場合には、すなわち、洗たく物の偏在等の原因によ
りモータ停止後内槽33が回転した場合には主巻線55
a側のトライアック128の断続オンに基づくモータ5
5の正転半波運転により、内槽33が超低速で正方向に
回転される(ステップS8)、この回転状態で、内槽位
置センサ111の検出動作が行われ、検出信号が入力さ
れると、モータ55が停止されて内槽33の回転が停止
される(ステップS9および310)。
そして、このモータ停止から所定時間(約1秒)後に、
内槽位置センサ111の検出動作が再び行われ、検出信
号が入力された場合には、内133が所定位置に停止さ
れたものとして、次工程の動作へと移行される(ステッ
プ11)。
ところで、この内槽33の定位置停止状態においては、
第2図に示すように、内槽33の内周面の2つの洗たく
物反転用突条38が内槽33の回転軸線X−Xよりも下
方において、回転軸線X−Xを通る垂直面に対し左右対
称的に配置される。
従って、洗たく動作やすすぎ動作が終了して脱水動作に
移行される際には、内槽33内の洗たく物が2つの突条
38間において、それらの突条38により上方への移動
が阻止されて球形状の内槽33の内底部に片寄りなく平
均的に配置された状態にあり、洗たく物のアンバランス
に起因して 高速回転の脱水動作時に中槽21および内
槽33が過振動回転されるのを防止することができる。
まな、前記内槽33の定位置停止状態においては、第1
図および第10図に示すように、内槽33の蓋体42が
外槽カバー16の開口17と合致した位置に配置される
。従って、乾燥動作の終了時等において、本体開閉!i
4を開放させた後に、・開口17を介して内槽蓋体42
を支障なく開放させることができ、内槽33内の洗たく
物を容易に収り出したり、別の洗たく物を投入したりす
ることができる。
そして、前記洗たく動作の終了後等に脱水が行われる場
合には、排水弁およびクラッチ用のソレノイド90がオ
ンされ、バネクラッチ74が連結状態になって第2駆動
機楕80が形成され石と共に、ブレーキ体78が非制動
状態になって中槽21の回転が許容される。この状態で
、摺部動用モータ55が主巻線55a側のトライアック
128の導通によって正転され、第2駆動機構80を介
して中槽21が内槽33と一体的に垂直軸線Y−Yの周
りで高速回転されて、洗たく物の脱水が行われる。従っ
て、洗たく動作またはすすぎ動作から脱水動作への移行
を、槽の姿勢を変更することなく、洗たく物を収容した
内槽33の回転軸線を水平軸線X−Xから垂直軸線Y−
Yに変更することによって、短時間に円滑に行うことが
できる。
(中槽の定位置停止動作) 次に、前記脱水動作の終了時等における中槽21の定位
置停止動作を、第15図のフローチャートに従って詳述
する。
さて、脱水動作の終了時等において、摺部動用モータ5
5が停止されて、中槽21の惰性回転数が低くなると、
その回転低下を見越した所定時間後に、排水弁およびク
ラッチ用ソレノイド90がオフされて、ブレーキ体78
が制動状態になり、中槽21の回転が制動停止される(
ステップS1およびS2)、この状態で、中槽位置セン
サ109による磁石108の検出動作が行われ、所定時
間(約1秒)内に検出信号が入力されない場合には、中
槽21が停止されたものとして、前記ソレノイド90の
オンにより、ブレーキ体78が非制動状態に切り換えら
れる(ステップS3およびS4)。
その後、主巻線55afl!lのトライアック128の
所定時間おきのオンオフ(例えば、0.1秒オン、2秒
オフ)により、モータ55が正転インチング運転され、
中槽21が低速度で寸動回転される(ステップS5)、
この回転状態で、中槽位1センサ109の検出動作が行
われ、検出信号が入力されると、前記ソレノイド90が
オフされて、ブレーキ体78が制動状態になり、中槽2
1の回転が制動停止される(ステップS6およびS7)
そして、この停止状態において、中槽位置センサ109
の検出動作が行われ、中槽21が所定位置に停止されて
いる場合には、次工程の動作へと移行され、所定位置に
停止されていない場合にはステップS3に戻って、前記
の定位置停止動作が繰り返される(ステップS8)。
ところで、この実施例においては、被検出体としての磁
石108が中槽21の最大半径位置付近、すなわち回転
量に対して最も回転角が小さい部分に位置するようにバ
ランサ22上に設けられているため、位置センサ109
による磁石108の感知にもとづき、中槽21の位置が
ほとんど誤差なく正確に検出されて、中槽21が所定位
置にて的確に停止される。そして、この中槽21の定位
置停止状態においては、第1図に示すように、送風口を
兼用する中槽21の後軸受部30および内槽33の後軸
部34が外槽15の送風口101と合致した位置に配置
される。従って、脱水動作の終了時において、温風供給
装置95が送風通路99、送風口101、後軸受部30
および後軸部34を介して内槽33の内部に連結された
状態となり、この状態で乾燥動作へ円滑に移行すること
ができる。
(その他の動作) 次に、洗たく物のすすぎ動作および乾燥動作について詳
述する。
まず、洗たく物の洗たく後にすすぎが行われる場合には
、前記洗たく時と同様に、種部動用モータ55により第
1駆動機横79を介して内槽33が水平軸線X−Xの周
りで回転されると共に、給水装[83の給水弁84の開
放により、第1給水口85から内槽33の外周面に向け
て水が供給されると共に、第2給水口86から送風通路
99、送風口101および後軸部34を介して内槽33
の内部に水が供給され、外槽15内のすすぎ水が溢水口
(図示しない)の排水路図示しないから排出されて水位
が一定に保持される。従って、すすぎ水が順次入れ替る
と共に、内槽33の外周面に付着している泡が、第1給
水口85からの水により球形状の外周面に沿って静かに
洗い流されると共に、内槽33内の洗たく物に付着して
いる泡が、第2給水口86からの水により効果的に洗い
流される。
さらに、洗たく物の脱水後に乾燥が行われる場合には、
前記洗たく時と同様に、種部動用モータ55により第1
駆動機構79を介して内槽33が水平軸線X−Xの周り
で回転されると共に、ファン用モータ96および加熱用
ヒータ98の通電により、温風供給装置95から発生さ
れる温風が、可視性を有する蛇腹状の連結筒体100、
送風通路99、送風口101および後軸部34を介して
内槽33内に供給され、各小孔40から排出される。従
って、内槽33の回転にともない洗たく物が転勤されて
、乾燥動作を効果的に行うことができる。
そして、この乾燥動作時においては、内槽33内の高温
多湿の空気が、送風口を兼用する内槽33の後軸部34
と反対側において外槽15の側壁に形成された温風排気
口を兼用する溢水口(図示しない)から、溢水ホース9
1内に排出され、さらに、排水ホース89を経て外部に
排出される。
そして、高温多湿の空気はその溢水ホース91及び拡張
冷却室92並びに排水ホース89において冷却及び除湿
される。
(変形例) なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、次のように変更して具体化することも可能であ
る8 (1)前fI!実施例においては、中桁21が合成樹脂
によりほぼ円筒状に形成されて、その周壁に水抜き部と
しての多数の小孔28が透設さ2!1.ているが、中槽
2Xを金網等によりほぼ円筒状に形成し、周壁の約1を
水抜き部とすること。あるいは複数個の支柱を岨合わせ
てほぼ円筒状の枠組をつくり、その各支柱の間の間隙を
水抜き部としたり、ステンレス板等を有底円筒状にして
その周壁、底壁に水抜き部を形成したりすること。中槽
21を内槽ととらにステン】/ス等の金属で成形した場
合には特に強固で熱に強いものとなる。
(2)前記実施例においては、1つの種部動用モ・−タ
55によって、洗たく用駆動手段および脱水用駆動手段
が48成されるようになっているが、各駆動手段をそれ
ぞれ独立して設けら′11.た駆動用モータにより構成
すること。
(3)前記実施例においては、内槽33が中槽21内に
水平軸線x−Xの周りで回転可能に支持され、ているが
、内槽33を水平11X−Xに対し所定角度で傾斜した
傾斜軸線の周りて・回転可能に支持する9″ニーと。
(4)前記実施例においては、内@33の外周面に複数
の補強用の環状凸部39が形成さ゛れているが5.′:
の環状凸部39を内槽33の内周面に形成すること。
このように環状凸部39を内槽33の内周面に形成した
場合には、外周面に形成した場合に比較して、すすぎ動
作等の内槽33の回転時において、環状凸部39による
水の撹拌に起因して、泡が発生するのを抑制することが
でき、また、乾燥の際には洗たく物が内槽33の内周面
に密着するのを防止して、効果的に乾燥を行うことがで
きる。
(5)前記実施例においては、*体カバー2の開D3に
対向配置された投受光素子よりなる蓋体センサ106と
反射板107とにより、内槽蓋体42の開放を確認する
ための検出手段が構成されているが、この検出手段を、
開口3に対向配置した投光素子と受光素子どにより構成
したり、内槽蓋体42の先端部に設(また磁石と、蓋体
42の開放位置t;: tiいて磁石と対応するようC
ご開■3の周縁に設けたホール素子またはり・−ドスイ
ッチとから構成すること。
(6)前記実施例においては、洗たく物の反転用の突条
38゜46及び部分突条54を120度おきに合計三個
設けているが、例えば、第2図に示す停止状態において
、内槽33の回転1111線と同に高さ位置に二個の突
条を対向するように形成し1、即ち180度おきの2個
の突条のみと1−てらよい。
「発明の効果」 この発明は、以上説明したように構成されているため、
次のような効果を奏する。
支持体が外槽内に垂直軸線の周りで回転可能に支持さi
ると共に、内槽が支持体に水平軸線若1−くは傾斜軸線
の周りで回転可能に支持され、支持体及び内槽の回転軸
線を使い分&1て、洗たくや脱水の動作を行うように構
成されているため、洗ノ、:く、ずずぎおよび脱水の便
々の動作を連続して行うことができる。また、洗たく物
を収容しな内槽が水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで回
転されて、洗たく物の洗たくが水流によることなく行わ
り1、洗たく時の使用水皿が少なくてよい。また、洗た
く動作時に洗たく物に捩れや絡み合いが生白ないので6
布いたみ等を生じることなく洗*= <動作を効果的に
行うことができると共に、洗たく動作の終了後に、洗た
く物の捩れや絡み合いを修正するという面倒な作業を必
要とぜず、洗たく動作から脱水動作へ自動的に移行する
ことができる。
さらに、内槽の洗たく市用入口を覆う蓋体が閉鎖位置に
完全に係止されていない場合、その蓋体がバネ手段の付
勢力により開放位置側へと移動されるため、この開放状
態の蓋体をセンサ等によって検出することにより、蓋体
が閉鎖位置に完全に係止されていない状態で洗たく動作
が開始されることを防止することができ、洗たく動作中
に内槽の回転にともない蓋体が開放されて、蓋体が支持
体の内面に衝突して破損しなり、内槽の内部から洗たく
物が飛び出したりするおそれを確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した脱水乾燥洗たく機の一実
施例を示す側断面図、第2図は脱水乾燥洗たく機の一部
破断正面図、第3図は内槽の斜視図、第4図は洗たく市
用入口から蓋体を除去して示す内槽の斜視図、第5図は
内槽の蓋体支持部を示す断面図、第6図は内槽と蓋体と
の関係を示す分解斜視図、第7図は蓋体支持部の分解斜
視図、第8図は内槽の丈余部におけるネジ止め構成を示
す部分断面図、第9図は内槽の突条部間におけるネジ止
め構成を示す部分断面図、第10図は温風供給装置部分
を破断して示す脱水乾燥洗たく機の平面図、第11図は
制御回路を示すブロック図、第12図は動作の概要を示
すタイムチャート、第13図は本体開閉蓋および内槽蓄
体の閉鎖状態を確認する動作を示すフローチャート、第
14図は内槽の定位置停止動作を示すフローチャート、
第15図は中槽の定位!停止動作を示すフローチャート
である。 15・・・外槽、21・・・支持体を構成する中槽、2
8・・・水抜き部としての小孔、33・・・内槽、40
・・・小孔、41・・・出入口、42・・・蓋体、44
・・・バネ、47・・・係止手段としての係止部材、5
5・・・摺部動用モータ、79・・・洗たく用駆動手段
を構成する第1駆動機構、80・・・脱水用駆動手段を
構成する第2駆動機構、106・・・蓋体センサ。 特許出願人     ブラザー工業株式会社代理人  
   弁理士  恩1)博宣第 図 3b 第 図 第 図 ズエ裡へ 第 図 次工程へ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外槽(15)と、 その外槽(15)内に垂直軸線(Y−Y)の周りで回転
    可能に支持された支持体(21)と、その支持体(21
    )に水平軸線(X−X)若しくは水平軸線に対し所定角
    度で傾斜した傾斜軸線の周りで回転可能に支持され、周
    壁に多数の小孔(40)を透設した内槽(33)と、 前記内槽(33)内部に水位が達するように外槽(15
    )内に水を収容すると共に、内槽(33)内に洗たく物
    を収容した状態で、内槽(33)を前記水平軸線(X−
    X)若しくは傾斜軸線の周りで回転させて洗たくを行う
    洗たく用駆動手段(79)と、 前記内槽(33)内に洗たく後の洗たく物を収容した状
    態で、支持体(21)を内槽(33)と一体的に前記垂
    直軸線(Y−Y)の周りで高速回転させて脱水を行う脱
    水用駆動手段(80)とを備え、 前記内槽(33)には洗たく物を出し入れするための出
    入口(41)を設け、その出入口(41)には蓋体(4
    2)を開閉回動可能に設けると共に、その蓋体(42)
    をバネ手段(44)により開放方向に付勢し、蓋体(4
    2)と内槽(33)との間には蓋体(42)をバネ手段
    (44)の付勢力に抗して閉鎖位置に係止するための係
    止手段(47)を設けたことを特徴とする脱水洗たく機
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