JPH02209187A - 脱水洗たく機 - Google Patents

脱水洗たく機

Info

Publication number
JPH02209187A
JPH02209187A JP1030707A JP3070789A JPH02209187A JP H02209187 A JPH02209187 A JP H02209187A JP 1030707 A JP1030707 A JP 1030707A JP 3070789 A JP3070789 A JP 3070789A JP H02209187 A JPH02209187 A JP H02209187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner tank
washing
tank
axis
washed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1030707A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Nakamura
文夫 中村
Masayuki Arakawa
眞行 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP1030707A priority Critical patent/JPH02209187A/ja
Publication of JPH02209187A publication Critical patent/JPH02209187A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は一洗たく物の洗たくおよび脱水の動作を行う
ことができる脱水洗たく機に関するものである。
[従来の技術] 従来、洗たく機の典型的な構成としては、次の2つのタ
イプが知られている。
まず、第1のタイプは、水槽と、その水槽内に垂直軸線
の周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設
した脱水槽と、その脱水槽内に垂直軸線の周りで回転可
能に支持された撹拌翼とを備え、撹拌翼の回転により、
洗たく物の洗たくを行うと共に、脱水槽の高速′回転に
より、洗たく後の洗たく物の脱水を行うようにした脱水
洗たく機である。
また、第2のタイプは、水槽と、その水槽内に水平軸線
の周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設
した回転ドラムとを備え、水槽内に水を収容した状態で
回転ドラムを回転させることにより、回転ドラム内の洗
たく物の洗たくを行うようにした洗たく機である。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、前記第1のタイプにおいては、水槽内の水に
洗たく物を浸した状態で、それらを撹拌翼により撹拌し
て水流により洗たくを行うものであるため、洗たく時に
多量の水が必要であり、しかも、洗たく動作にともなっ
て洗たく物に捩れや絡み合いが生じやすく、洗たく動作
の終了後に、この洗たく物の捩れや絡み合いを修正しな
いと、脱水槽の重心バランスがくずれて脱水動作が円滑
に行われず、洗たくおよび脱水の動作を連続して行うこ
とができないことがあった。
また、前記第2のタイプにおいては、回転ドラムを水平
軸線の周りで回転させて水流によらず洗たく物を転動さ
せることにより、洗たくを行うものであるため、第1の
タイプに比較して、洗たく時の使用水量が少なくなると
共に、洗たく物の捩れや絡み合いもなくなる。ところが
、この第2のタイプでは、洗たく動作の終了時に、洗た
く物が自身の重量により回転ドラム内の下部に偏在して
、回転ドラムの重心バランスがくずれた状態になるため
、このままの状態で回転ドラムを水平軸線の周りで高速
回転させて、脱水動作を行うことはできなかった。この
ため、このタイプ功洗たく機で脱水を行うものにおいて
は振動をおさえるために、フライホイールのような大き
な重量のあるおもりを使用している。従って、この種の
洗たく機は重量の大なるものしかなく、家庭用のものと
しては不向きであった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、洗たく物に捩れや絡み合い及び布いたみ等が生じる
こともほとんどなく、洗たく、すすぎや脱水を順次連続
的かつ効果的に行うことができる脱水洗たく機を提供す
ることにある。
さらに、この発明の目的とするところは、洗たく物を反
転させるための突条の高さを、その長手方向の全長にわ
たって十分に確保することができ、洗たく時における洗
たく物の反転効果を向上させることができる脱水洗たく
機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明の脱水洗たく機
においては、外槽と、その外槽内に垂直軸線の周りで回
転可能に支持された支持体と、その支持体に水平軸線若
しくは水平軸線に対し所定角度で傾斜した傾斜軸線の周
りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設した
内槽と、前記内槽内部に水位が達するように外槽内に水
を収容すると共に、内槽内に洗たく物を収容した状態で
、内槽を前記水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで回転さ
せて洗たくを行う洗たく用駆動手段と、前記内槽内に洗
たく後の洗たく物を収容した状態で、支持体を内槽と一
体的に前記垂直軸線の周りで高速回転させて脱水を行う
脱水用駆動手段とを備え、前記内槽をほぼ球形状に構成
すると共に、内槽の内周面には内槽の回転軸線とほぼ同
方向に延びる洗たく物反転用の複数の突条を設け、その
突条の頂部を長手方向のほぼ中間部から両端部に向かい
内槽の回転軸線側へ次第に接近するように傾斜させたも
のである。
[作 用〕 上記のように構成された脱水洗たく機においては、外槽
内に水が収容されると共に、内槽内に洗たく物が収容さ
れた状態で、内槽が水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで
回転されて、洗たく物の洗たくが行われる。また、内槽
内に洗たく後の洗たく物が収容された状態で、支持体が
内槽と一体的に垂直軸線の周りで高速回転されて、洗た
く物の脱水が行われる。
さらに、この脱水洗たく機においては、内槽がほぼ球形
状に構成され、洗たく物反転用突条がその内周面に形成
されているにもががわらず、同突条の傾斜構成により、
突条の両端部においても十分な高さを確保することがで
き、洗たく時における洗たく物の反転効果を向上させる
ことができる。
[実施例コ 以下、この発明を具体化した脱水乾燥流たく機の一実施
例を、図面の記載に基づいて詳細に説明する。
(本体ケース、外槽および中槽の関連構成)第1図およ
び第2図に示すように、本体ケース1は鉄板によりほぼ
箱型に形成され、その上部には洗たく物を出し入れする
ための開口3を有する合成樹脂製の本体カバー2が取着
されている0合成樹脂製の本体開閉II4は後端部にお
いて支軸5により本体カバー2の開口3に開閉回動可能
に取着され、その前部上面には手掛は部6が設けられる
と共に、下面には蓋閉鎖時に熱気や湿気あるいは騒音が
外部に漏れるのを防止するためのパツキン7が取り付け
られている。ロック部材8は本体カバー2内の前部に設
けられ、図示しない蓋ロツク用ソレノイドの励磁にとも
ない閉鎖位置の本体開閉114に係合されて、その本体
開閉l!4を閉鎖位置にロックする。
洗たく水を貯留するための外槽15は合成樹脂によりほ
ぼ有底円筒状に形成され、図示しない緩衝支持装置を介
して前記本体ケース1内に揺動可能に吊下支持されてい
る0合成樹脂製の外槽カバー16は外槽15の上部に取
着され、その前部上面には本体カバー2の開口3と対向
する開口17が形成されている。可視性を有する蛇腹筒
状のシールド部材18は本体カバー2の開口3と外槽カ
バー16の開口17との間に装着さ−れ、前記外槽15
の揺動にかかわらず常に、両開口3.17間を気密状態
に連結して、外槽15内の熱気や湿気が外槽15と本体
ゲース2との間に浸入しないと共に、外槽15の振動が
本体ケース1に伝達されないようしている。
支持体としての中槽21は合成樹脂により前記外槽15
と近似のほぼ有底円筒状に形成され、その上端部には環
状のバランサ22が取着されている。中槽21の底部中
央は補強用の鉄板製の支持板23により形成され、その
下面には土中空軸24が突出固定されている。そして、
中槽21は外槽15内において、土中空軸24を外槽1
5の底部にシール部材25を介して貫通させた状態で、
軸受26により垂直軸線Y−Yの周りで回転可能に支持
されている。
多数の環状凸部27は前記中槽21の周壁を補強するた
めに、中槽21の外周面に上下方向へ所定間隔おきに形
成されている。水抜き部としての多数の小孔28は水平
方向へ延びるように、環状凸部27間において中槽21
の周壁に透設されている。多数の水抜き孔29は垂直方
向へ延びるように、中槽21の底壁および支持板23に
透設され、前記小孔28よりも大径状に形成されている
一対の軸受部30は中槽21の周壁のほぼ中間部に対向
して形成され、上方に向けて開口されている。
(内槽の関連構成) 第1図〜第4図に示すように、内部に洗たく物を収容す
るための内槽41は合成樹脂よりなる一対のほぼ半球形
状の部材42a、42bをその対向端縁において互いに
結合固定し、全体としてほぼ球形状となるように構成さ
れている。一対の短円筒状の軸部43は前記両部材42
a、42bの頂部外面に一体に突出形成され、一方の軸
部43には内槽41内の洗たく物の飛出しを防止するた
めの保護網44が装着されて、この一方の軸部43およ
び軸受部30により送風口が兼用されると共に、他方の
軸部43の開口は蓋板45により塞がれている。そして
、この両軸部43を中槽21の軸受部30にそれぞれ嵌
合させると共に、軸部43の上部を押え部材46にて押
さえることにより、内槽41が中槽21内において水平
軸線X−Xの周りで回転可能に支持されている。
第2図、第5図および第6図に示すように、対の洗たく
物反転用の突条49は内槽41の回転軸線とほぼ平行に
延びるように、内槽41の内周面に所定間隔をおいて形
成され、この突条49の部分において、内槽41の両部
材42a、42bがネジ50により固定されている。洗
たく物反転補助用の複数のボス51は突条49と所定間
隔をおいて平行に延びるように、内槽41の内周面に形
成され、このボス51の部分においても、内槽41の両
部材42a、42bがネジ52により固定されている。
そして、この実施例では、第5図から明らかなように、
前記洗たく物反転用の突条49の頂部が、その長手方向
の中間部から両端部に向かい、内槽41の回転軸線側へ
次第に接近するように傾斜されている。このため、内槽
41の各部材42a。
42bの成形時において、突条49部分の型抜きを容易
に行うことができる。また、突条49の傾斜構成によっ
て、内槽41が球形状になっているにもかかわらず、突
条49の両端部においても十分な高さを確保することが
でき、洗たく時等における洗たく物の反転効果を向上さ
せることができる。
多数の環状凸部53は前記内槽41の周壁を補強するた
めに、内槽41の外周面に上下方向へ所定間隔おきに形
成されている。多数の小孔54は水平方向へ延びるよう
に、環状凸部53間において内槽41の周壁に透設され
ている。そして、この実施例においては、第1図から明
らかなように、前記内槽41の小孔54の径が、内槽4
1の回転軸線X−Xを含む水平面内の外周近付がら遠ざ
がるに従って次第に大きくなり、しがも、最も大きな小
孔54が中槽21の周壁の小孔33よりも小さくなるよ
うに構成されている。
第1図〜第4図に示すように、洗たく物を出し入れする
ための出入口55は前記内槽41の上端に形成され、そ
の平面形状が、本体−カバー2の開口3および外槽カバ
ー16の開口17とほぼ相似形になっている1合成樹脂
製の蓋体56は本体開閉114の開閉方向と同一方向と
なるように、前記外槽15の上端とほぼ同一高さの位置
において後端縁においてヒンジ57により内槽41の出
入口55に開閉回動可能に取着され、ヒンジ57の部分
に設けられたバネ58の作用により、常には開放方向(
第1図の反時計方向)に回動付勢されている。
多数の小孔59は垂直方向に延びるように、前記蓋体5
6に透設されている。洗たく物反転用の突条61は前記
内槽41の回転軸線とほぼ平行にに形成された部分突条
70と連なるように、蓋体56の内面に形成され、内槽
41のl*I周面の突条4つと所定の等間隔をおいて対
向配置されている。
そして、この突条61(部分突条70)及び前記2個の
突条49は120度おきに形成されている。
洗剤等を収容するための複数の収容部62.63は仕切
り板64により突条61の外側凹部内に区画形成されて
いる。
係止手段としての合成樹脂製の係止部材66は中間部に
おいて支軸67により前記突条61の外側凹部内の前縁
に回動可能に取り付けられ、その一端には内槽41の出
入口55の開口縁と係合可能な係止爪部66aが設けら
れると共に、他端には解除用操作部66bが設けられて
いる。そして。
この係止部材66は図示しないバネ手段により、常には
出入口55の開口縁と係合する方向(第1図の反時計方
向)に回動付勢され、この係合により蓋体56を閉鎖位
置に係止保持するようになっている。また、この実施例
の停止部材66は、支軸67よりも係止爪部66a側の
質量が操作部66b側の質量よりも大きくなるように構
成され、内槽41が水平軸線X−X若しくは垂直軸線Y
−Yの周りで回転されたとき、遠心力によって係止部材
66に蓋体56を係止する方向への回動力が生じるよう
になっている。また、停止爪部66aはその先端に傾斜
面を有し、蓋体56の閉鎖方向移動により、同傾斜面が
内槽41の開口縁と衝合し、ばね作用に抗して係止部材
66が一旦回避し、爪部66aが開口縁を通過したとき
バネ作用により復帰して開口縁に係合する。
第1図〜第4図に示すように、段部68は前記内槽41
における一方の半球形状部材42aの外周面に端縁部と
平行で全周にわたって形成され、この段部68には水平
方向に延びる多数の歯部を備えた被動部体としての波動
歯]i69が一内槽41の危下部付近を通るように一体
に形成されている。そして、内槽41の上端外周部が外
槽カバー16に近接して配置され、その外槽カバー16
により被動歯車69の上方が覆われている。
(内槽および中槽の駆動機構) 第1図に示すように、正逆回転可能な横駆動用モータ7
5は図示しないブラケット等を介して前記外槽15の下
面に装着され−そのモータ軸にはモータ冷却用ファン1
02を備えた駆動プーリ76が固定されている。正中空
軸77は前記土中空軸24の下方において同一軸線上に
位置するように、横駆動用モータ75の側部に支持板7
8および軸受79を介して回転可能に支持され、歯車ゲ
ース80を介して土中空軸24に連結されている。
下回転軸81は支持メタルを介して正中空軸77内に相
対回転可能に支持され−その下端には筒状のクラッチ継
手82および前記駆動プーリ76にベルト83を介して
連結される被動プーリ84が固定されている。
第1図および第2図に示すように、上回転軸85は支持
メタルを介して前記土中空軸24内に相対回転可能に支
持され、その上端には傘歯車86が固定されている0合
成樹脂製の歯車カバー87は前記内槽41の下方におい
て、中槽21の内底部の支持板23上にパツキン88を
介して水密状態で配設されている。横方向に延びる伝達
軸89は軸受90を介して歯車カバー87に回転可能に
支持され、その前端には歯車カバー87内において前記
傘歯車86に噛み合う傘歯車91が固定されると共に、
後端には内槽41の下方においてその外周の被動歯車6
9に噛み合う駆動部体としての駆動歯車92が固定され
ている。
遊星歯車減速装置93は前記歯車−ケース80内におい
て、下回転軸81と上回転軸85との間に設けられてい
る(第1図は歯車の一部を省略して図示している)、バ
ネクラッチ94は前記正中空軸77およびクラッチ継手
82の外周に跨がって設けられ、クラッチ爪95がクラ
ッチハウジング96から離脱されたときには、下回転軸
81と正中空軸77とがバネクラッチ94を介して作動
連結され、クラッチ爪95がクラッチハウジング96に
係合されたときには、下回転軸81と正中空軸77との
連結が断たれる。ブレーキドラム97は歯車ケース80
の外周に設けられ、このブレーキドラム97にブレーキ
体98が接合されることにより、中121の回転が上下
中空軸24.77と共に制動される。
そして、洗たく時、すすぎ時および乾燥時においては、
バネクラッチ94が遮断状態になるととらにブレーキ体
98か制動状態になり、横駆動用モータ75の回転が駆
動グーリフ6、ベルト83、被動プーリ84、下回転軸
81、遊星歯車減速装置93、上回転軸85、傘歯車8
6,91、伝達軸89、駆動歯車92および被動歯車6
9を介して内槽41に伝達されて、内槽41が水平軸線
X−Xの周りで低速回転される(30rpm程度)。
また、脱水時においては、バネクラッチ94が連結状態
になるとともにブレーキ体98が非制動状態になり、横
駆動用モータ75の回転が駆動プーリ76、ベルト83
、被動プーリ84、下回転軸81、バネフランチ94、
正中空軸77、歯車ケース80および土中空軸24を介
して中槽21に伝達されて、中槽21が内槽41と一体
的に垂直軸線Y−Yの周りで高速回転される(90Or
pm程度)。
なお、前記洗たく、すすぎおよび乾燥時における遊星歯
車減速装置93等を含む駆動系により、洗たく用駆動手
段および乾燥用駆動手段としての第1駆動機構99が構
成され、前記脱水時におけるバネクラッチ94等を含む
駆動系により、脱水用駆動手段としての第2駆動機横1
00が構成されている。
(給水、排水および溢水構成) 給水装置104は前記本体カバー2の内部に配設され、
図示しない給水弁と、内槽41の上方外周近傍位置にて
開口された第1給水口105と、後述する温M洪給装置
115の送風通路119を介して内槽41の内部に開口
された第2給水口106とを有してい゛る。そして、給
水時およびすすぎ時において、給水弁の開放により第1
および第2給水口105,106から内槽41の外側お
よび内側に向けて給水が行われる。
排水口107は前記外槽15の底部に設けられ、排水弁
108を介して排水ホース109に連結されている。そ
して、この実施例では、排水弁108が図示しないソレ
ノイドにより、前記バネクラッチ94のクラッチ爪95
およびブレーキ体98と連動して開閉され、洗たく時、
すすぎ時および乾燥時等において、バネクラッチ94が
遮断状態にあると共にブレーキ体98が制動状態にある
ときには、排水弁108が閉鎖状態にあり、脱水時等に
おいて、バネクラッチ94が連結状態に切り換えられる
と共にブレーキ体98が非制動状態にされたときには、
排水弁108が開放される。
溢水ホース111は外槽15の側壁に設けられた温風の
排気口を兼用する溢水口(図示しない)に接続され、下
端において前記排水ホース109に連結されている。拡
張冷却室112は溢水ホース111の途中に設けられ、
乾燥時において溢水口から溢水ホース111を介して排
出される高温多湿の空気が、この拡張冷却室112内に
おいてを冷却および除湿される。
(温風供給装置の構成) 加熱手段としての温風供給装置115は、前記外槽15
、中槽21および内槽41よりも上方において本体ケー
ス1と本体カバー2との間に支持され、ファン用モータ
116、ファン117および加熱用ヒータ118を有し
ている。送風通路119は外槽15および外槽カバー1
6の後面に一体に形成され、外槽15の揺動にかかわら
ず、常に可撓性を有する蛇腹状の連結筒体120を介し
て、温風供給装!115に連結されている。送風口12
1は前述した送風口を兼用す−る中槽21の後軸受部3
0および内槽41の後軸部43と近接対向するように、
送風通路119の下端に通道して外槽15の後壁に形成
され、洗たく物の乾燥時に、IA風供給装胃115から
供給される温風が。
この送風口121から後軸受部30および後軸部43を
通して内槽41内へ導入され、内槽41内の空気の温度
が上昇される。
(動作) 次に、前記のように構成された脱水乾燥洗たく機の動作
を説明する。
さて、この脱水乾燥洗たく機において、本体開閉蓋4お
よび内槽蓋体56を開放した状態で、内槽41内に洗た
く物を投入した後、内槽蓋体56を閉じて収容部62.
63に洗剤を入れると共に、本体開閉蓋4を閉じて図示
しないスタートスイッチをオンすると、第7図のタイム
チャートに示す一連の動作が順次自動的に行われる。す
なわち、まず図示しない蓋ロツク用ソレノイドにより本
体開閉114か閉鎖位置にロックされ、一連の動作が終
了するまでこのロック状態に保持される。
その後、給水装置104による給水動作、第1駆動機楕
99による内槽41の回転に基づく洗たく動作、排水弁
108の開放による排水動作、第2駆動l!41110
0による中槽21の回転に基づく脱水動作、給水装置1
04による給水動作、給水装置104の給水および第1
駆動機41199による内槽41の回転に基づくすすき
゛動作、排水弁108の開放による排水動作、第2駆動
機横100による中槽21の回転に基づく脱水動作、お
よび温風供給装置115による温風供給および第1駆動
fifl199による内槽41の回転に基づく乾燥動作
が行われる。
そして、前記洗たく物の洗たくが行われる場合には、排
水弁およびクラッチ用のソレノイド(図示しない)がオ
フされ、バネクラッチ94が遮断状態になって第1駆動
機横99が形成されると共に、ブレーキ体98が制動状
態になって中槽21の回転が規制される。この状態で種
部動用モータ75が回転され、第1駆動@横99を介し
て内槽41か水平軸線X−Xの周りで回転されて、複数
の反転用突条49,61.70により洗たく物か転勤さ
れながら、いわゆるたたき洗いの洗たくか行われる。従
って、パルセータ等により洗たく物を水と共に撹拌する
方式に比較して、洗たく時の使用水量が少なくてよい。
また、洗たく動作時に洗たく物に捩れや絡み合いがほと
んど生じないので、布いいたみもほとんど生じることな
く洗たく動作を効果的に行うことができ、しかも、洗た
く動作の終了後に、洗たく物の捩れや絡み合いを修正す
るという面倒な作業を必要とせず、洗たく動作から排水
動作および脱水動作へと自動的に移行することができる
また、洗たく物の洗たく後にすすぎが行われる場合には
、前記洗たく時と同様に、検印動用モータ75により第
1駆動機楕99を介して内槽41が水平軸線X−Xの周
りで回転されると共に、給水装置104の給水弁の開放
により、第1給水口105から内槽41の外周面に向け
て水が供給されると共に、第2給水口106から送風通
路119、送風口121および後軸部43を介して内槽
41の内部に水が供給され、外槽15内のすすぎ水が溢
水口(図示しない)の排水路(図示しない)から排出さ
れて水位が一定に保持される。従って、すすぎ水が順次
入れ替ると共に、内槽41の外周面に付着している泡が
、第1給水口105からの水により球形状の外周面に沿
って静かに洗い流されると共に、内槽41内の洗たく物
に付着している泡が、第2給水口106からの水により
効果的に洗い流される。
さらに、洗たく物の洗たくやすすぎの終了後に脱水が行
われる場合には、排水弁およびクラッチ用のソレノイド
がオンされ、バネクラッチ94が連結状態になって第2
駆動機構100が形成されると共に、ブレーキ体98が
非制動状態になって中槽21の回転が許容される。この
状態で、検印動用モータ75が回転され、第2駆動機構
100を介して中槽21が内槽41と一体的に垂直軸線
Y−Yの周りで高速回転されて、洗たく物の脱水が行わ
れる。従って、洗たく動作またはすすぎ動作から脱水動
作への移行を、檜の昏勢を変更することなく、洗たく物
を収容した内槽41の回転軸線を水平軸線X−Xから垂
直軸線Y−Yに変更することによって、短時間に円滑に
行うことができる。
しかも、洗たく物の脱水後に乾燥が行われる場合には、
前記洗たく時と同様に、検印動用モータ75により第1
駆動機横99を介して内槽41が水平軸線X−Xの周り
で回転されると共に、ファン用モータ116および加熱
用ヒータ118の通電により、温風供給装置115がら
兆生される温風が、可視性を有する蛇腹状の連結筒体1
20、送風通路119、送風口121および後軸部43
を介して内槽41内に供給され、各小孔54がら排出さ
れる。従って、内槽41の回転にとらない洗たく物か転
動されて、乾燥動作を効果的に行うことかできる。
そして、この乾燥動作時においては、内槽41内の高温
多湿の空気が、送風口を兼用する内槽41の後軸部43
と反対側において外槽15の側壁に形成された温風排気
口を兼用する溢水口(図示しない)から、溢水ホース1
11内に排出され、さらに、排水ホース109を経て外
部に排出される。そして、高温多湿の空気はその溢水ホ
ース111及び拡張冷却室112並びに排水ホース1゜
9において冷却および除湿される。従って、内槽41内
の高温多湿の空気がそのまま外部に排出されることはな
い。
そして、この洗たく機では洗たく物反転用突条49が、
その頂部を中間部から両端部に向うに従って、内槽41
の回転軸線X−X側に次第に接近されるように形成され
ているので、すなわち突条49は両端側程高くなってい
るので、内槽41が球状で、突条49の基部両端か円弧
状に収束していても、突条49の全体高さを十分に確保
できる。
従って、洗たく、すすき′、乾燥時において洗たく物を
確実に反転させてそれらの動作を効率良く行うことがで
きる。
(変形例) なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、次のように変更して具体化することも可能であ
る。
(1)前記実施例においては、中槽21か合成樹脂によ
りほぼ円筒状に形成されて、その周壁に水抜き部として
の多数の小孔28が透設きれているが、中槽21を金網
等によりほぼ円筒状に形成し、周壁の網目を水抜き部と
すること、あるいは、ステンレス等により有底円筒を形
成して、その周壁、底壁に水抜き孔を透設したりとする
こと、中槽21を内槽41と共にステンレス等の金属で
成形した場合には特に強固で熱に強いものとなる。
(2)前記実施例においては、1つの種部動用モータ7
5によって、洗たく用駆動手段および脱水用駆動手段が
構成されるようになっているが、各駆動手段をそれぞれ
独立して設けられた駆動用モータにより構成すること。
(3)前記実施例においては、内槽41が中槽21内に
水平軸線X−Xの周りで回転可能に支持されているが、
内槽41を水平軸線X−Xに対し所定角度で傾斜した傾
斜軸線の周りで回転可能に支持すること。
(4)前記実施例においては、内槽41の外周面に複数
の補強用の環状凸部53が形成されているが、この環状
凸部53を内槽41の内周面に形成すること。
このように環状凸部53を内槽41の内周面に形成した
場合には、外周面に形成した場合に比較して、すすぎ動
作等の内槽41の回転時において、環状凸部53による
水の撹拌に起因して、泡が発生するのを抑制することが
でき、また、乾燥の際には洗たく物が内槽41の内周面
に密着するのを防止して、効果的に乾燥を行うことがで
きる。
(5)前記実施例においては、洗たく物反転用の突条4
9及び部分突条70を120度おきに合計三個設けてい
るが、例えば、第1図に示す停止状態において、内槽4
1の回転軸線と同じ高さ位!に二個の突条を互いに対向
するように形成し、即ち180度おきの二個の突条のみ
としてもよい、[発明の効果] この発明は、以上説明したように構成されているため、
次のような効果を奏する。
支持体が外槽内に垂直軸線の周りで回転可能に支持され
ると共に、内槽が支持体に水平軸線若しくは傾斜軸線の
周りで回転可能に支持され、支持体の姿勢を変更するこ
となく、支持体及び内槽の回転軸線を使い分けて、洗た
くや脱水の動作を行うように構成されているため、洗た
くや脱水の動作か、槽の姿勢を変更することなく順次移
行して行われ、それらの動作を連続して短時間に行うこ
とができる。
しかも、洗たくおよび脱水の個々の動作においては、ま
ず、洗たく物を収容した内槽が水平軸線若しくは傾斜軸
線の周りで回転されて、水流によることなく洗たく物の
洗たくが行われるようになっているため、洗たく時の使
用水量が少なくてよい。また、洗たく動作時に洗たく物
に捩れや絡み合いがほとんど生じないので、布いたみ等
を生じることもほとんどなく洗たく動作を効果的に行う
ことができると共に、洗たく動作の終了後に、洗たく物
の捩れや絡み合いを修正するという面倒な作業を必要と
せず、洗たく動作から脱水動作へ自動的に移行すること
ができる。
さらに、内槽の内周面に設けられた洗たく物反転用の複
数の突条の頂部が、その長手方向のほぼ中間部から両端
部に向かい内槽の回転軸線側へ次第に接近するように傾
斜されているため〜内槽がほぼ球形状に構成されている
にもかかわらず、突条の両端部においても十分な高さを
確保することができ、洗たく時における洗たく物の反転
効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した脱水乾燥洗たく機の一実
施例を示す側断面図、第2図は脱水乾燥洗たく機の一部
破断正面図、第3図は内槽の斜視図、第4図は洗たく物
量入口から蓋体を除去して示す内槽の斜視図、第5図は
内槽の突余部におけるネジ止め構成を示す部分断面図、
第6図は内槽の突条部間におけるネジ止め構成を示す部
分断面図、第7図は動作の概要を示すタイムチャートで
ある。 15・・・外槽、21・・・支持体を構成する中槽、2
8・・・水抜き部としての小孔、41・・・内槽、49
・・・洗たく物反転用の突条、54・・・小孔、75・
・・種部動用モータ、99・・・洗たく用駆動手段およ
び乾燥用駆動手段を構成する第1駆動機楕、100水用
駆動手段を構成する第2駆動機構。 特許出願人     ブラザー工業株式会社代理人  
   弁理士  恩1)博宣・・脱 42t) 図面その3 ;1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外槽(15)と、 その外槽(15)内に垂直軸線(Y−Y)の周りで回転
    可能に支持された支持体(21)と、その支持体(21
    )に水平軸線(X−X)若しくは水平軸線に対し所定角
    度で傾斜した傾斜軸線の周りで回転可能に支持され、周
    壁に多数の小孔(54)を透設した内槽(41)と、 前記内槽(41)内部に水位が達するように外槽(15
    )内に水を収容すると共に、内槽(41)内に洗たく物
    を収容した状態で、内槽(41)を前記水平軸線(X−
    X)若しくは傾斜軸線の周りで回転させて洗たくを行う
    洗たく用駆動手段(99)と、 前記内槽(41)内に洗たく後の洗たく物を収容した状
    態で、支持体(21)を内槽(41)と一体的に前記垂
    直軸線(Y−Y)の周りで高速回転させて脱水を行う脱
    水用駆動手段(100)とを備え、 前記内槽(41)をほぼ球形状に構成すると共に、内槽
    (41)の内周面には内槽(41)の回転軸線(X−X
    )とほぼ同方向に延びる洗たく物反転用の複数の突条(
    49)を設け、その突条(49)の頂部を長手方向のほ
    ぼ中間部から両端部に向かい内槽(41)の回転軸線(
    X−X)側へ次第に接近するように傾斜させたことを特
    徴とする脱水洗たく機。
JP1030707A 1989-02-09 1989-02-09 脱水洗たく機 Pending JPH02209187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1030707A JPH02209187A (ja) 1989-02-09 1989-02-09 脱水洗たく機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1030707A JPH02209187A (ja) 1989-02-09 1989-02-09 脱水洗たく機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02209187A true JPH02209187A (ja) 1990-08-20

Family

ID=12311119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1030707A Pending JPH02209187A (ja) 1989-02-09 1989-02-09 脱水洗たく機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02209187A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02209187A (ja) 脱水洗たく機
JPH02189188A (ja) 脱水洗たく機
JPH02209194A (ja) 脱水洗たく機
JPH02209190A (ja) 脱水乾燥洗たく機
JPH02213391A (ja) 脱水洗たく機
JPH02189186A (ja) 脱水洗たく機
JPH02189183A (ja) 脱水洗たく機
JPH0337094A (ja) 脱水洗たく機
JPH02189184A (ja) 脱水洗たく機
JPH02209189A (ja) 脱水乾燥洗たく機
JPH02213389A (ja) 脱水洗たく機
JPH02211199A (ja) 脱水洗たく機
JPH0221012Y2 (ja)
JPH0141410Y2 (ja)
JPH02209188A (ja) 脱水乾燥洗たく機
JPH02241492A (ja) 脱水乾燥洗たく機
JPH02261494A (ja) 脱水洗たく機
JPH02261496A (ja) 脱水乾燥洗たく機
JPH0141415Y2 (ja)
JPH02255179A (ja) 脱水洗たく機
JPH02211198A (ja) 脱水洗たく機
JPH0339192A (ja) 脱水洗たく機
JPH02213394A (ja) 脱水洗たく機
JPH02255182A (ja) 脱水乾燥洗たく機
JPH02261491A (ja) 脱水洗たく機