JPH02241492A - 脱水乾燥洗たく機 - Google Patents

脱水乾燥洗たく機

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Publication number
JPH02241492A
JPH02241492A JP1062732A JP6273289A JPH02241492A JP H02241492 A JPH02241492 A JP H02241492A JP 1062732 A JP1062732 A JP 1062732A JP 6273289 A JP6273289 A JP 6273289A JP H02241492 A JPH02241492 A JP H02241492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
tank
inner tank
opening
shield member
Prior art date
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Pending
Application number
JP1062732A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Nakamura
文夫 中村
Fumio Kawada
河田 文雄
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は洗たく物の洗たく、すすぎ、脱水及び乾燥の
各動作を実行可能な脱水乾燥洗たく機に関する。
[従来の技術] 最近、この出願の発明者らは以下に述べる脱水乾燥洗た
く機を創案した。その脱水乾燥洗たく機では、洗たく物
を出し入れ可能な開口を備えたケース本体内に水を収容
可能な外槽を配設し、その外槽の内方に、垂直軸線の周
りで回転可能な支持体を設けると共に、その支持体には
洗たく物を収容可能な内槽を水平軸線の回りに回転可能
に配設し、内槽内部に水位が達するように外槽内に水を
収容すると共に内槽内に洗たく物を収容した状態で、内
槽を前記水平軸線の周りで回転させることによって洗た
く物の洗たくを行い、又、内槽内に洗たく後の洗たく物
を収容した状態で、前記支持体を内槽と一体的に前記垂
直軸線の周りで回転させることによって洗たく物の脱水
を行い、更に、内槽内に脱水後の洗たく物を収容した状
態で、内槽を水平軸線の周りに回転させ、かつ外槽内を
密閉状態に保持して内槽内の温度を上昇させることによ
り、洗たく物の乾燥を行うようになっている。
又、上記の装置では、外槽内外をシールドするため、蓋
によって開閉可能に覆われた洗たく物投入用のケース本
体の開口と、同じく洗たく物出し入れ用の外槽の開口と
が、両開口の周縁間にその両端にてそれぞれ連結固定さ
れた蛇腹状のシールド部材によって密閉されている。
[発明が解決しようとする課題] そのため、シールド部材の組付けが面倒になるばかりで
なく、洗たく物の脱水時には、外槽の振動がシールド部
材の各開口周縁との連結部分に直接的に伝達されてその
連結部分の強度が低下したり、シールド部材の耐久性が
低下したりするという問題があった。
この発明は上記の問題を解消するためになされたもので
あって、その目的はシールド部材の組付は作業を簡略化
することができると共に、耐久性を向上させることが可
能な脱水乾燥洗たく機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明では、開口を備
えたケース本体と、そのケース本体内に配置され、前記
ケース本体の開口に対向する開口を備えた外槽と、その
外槽内に垂直軸線の周りで回転可能に支持された支持体
と、その中槽に水平軸線若しくは水平軸線に対し所定角
度で傾斜した傾斜軸線の周りで回転可能に支持され、周
壁に小孔を透設した内槽と、前記内槽内部に水位が達す
るように外槽内に水を収容すると共に、内槽内に洗たく
物を収容した状態で、内槽を前記水平軸線若しくは傾斜
軸線の周りで回転させて洗たくを行う洗たく用駆動手段
と、前記内槽内に洗たく後、の洗たく物を収容した状態
で、前記支持体を内槽と一体的に前記垂直軸線の周りで
回転させて脱水を行う脱水用駆動手段と、前記内槽内に
脱水後の洗たく物を収容した状態で、内槽を前記水平軸
線若しくは傾斜軸線の周りで回転させて乾燥を行う乾燥
用駆動手段と、その乾燥用駆動手段による乾燥時に、外
槽、支持体及び内槽にそれぞれ対向して設けられた送風
口を介して前記内槽内へ温風を供給し、内槽内の温度を
上昇させる温風供給装置とを備え、前記ケース本体の開
口及び外槽の開口の間には何れか一方の開口周縁に固定
されると共に、他方の開口周縁に密接されることにより
、少なくとも乾燥時において前記両開口間を気密状態に
連結するシールド部材を設けている。
又、前記シールド部材は前記ケース本体に固定すること
が望ましい。前記外槽は緩衝支持装置によって前記ケー
ス本体に対して上下方向の所定位置に支持され、水等の
重量物が収容された時にその重さに応じて所定位置より
下方へ移動することが望ましい。更に、洗たく物の脱水
後に前記シールド部材の開放端側か何れか一方の前記開
口周縁に密接するようにしても良い。
〔作用〕
内槽内部に水位が達するように外槽内に水を収容すると
共に、内槽内に洗たく物を収容した状態で、内槽が洗た
く用駆動手段によって回転されることにより、洗たく物
の洗たくが行われる。又、洗たく後の洗たく物を内槽内
に収容した状態で、脱水駆動手段によって支持体が内槽
と一体的に回転されることにより、洗たく物の脱水が行
われる。
更に、脱水後の洗たく物が内槽内に収容された状態で、
乾燥用駆動手段によって内槽が回転されと同時に、温風
供給装置によって温風が内槽内に供給されることにより
、洗たく物の乾燥が行われる。
そして、少なくとも乾燥時にはケース本体の開口及び外
槽の開口の間がシールド部材によって気密状態に連結さ
れ、温風の外槽とケース本体との間への侵入が防止され
る。
又、シールド部材を前記ケース本体側に固定しておけば
、取付けが容易になり、外槽が緩衝支持装置によって前
記ケース本体に対して上下方向の所定位置に支持され、
水等の重量物が収容された時にその重さに応じて所定位
置より下方へ移動するようになっていれば、外槽がシー
ルド部材から離間して、シールド部材に引張り力が加わ
ることがなく、その耐久性が損なわれることがない。更
に、洗たく物の脱水後に前記シールド部材の開放端側か
何れか一方の前記開口周縁に密接するようになっていれ
ば、脱水後に行われる乾燥動作に先立って前記両開口間
が気密状態に保たれる。
[実施例] 以下、この発明を具体化した脱水乾燥洗たく機の一実施
例を図面に従って詳細に説明する。
(ケース本体、外槽及び中槽の関連構成)第1図及び第
2図に示すように、ケース本体1は鉄板により箱型に形
成され、その上部には洗たく物を出し入れするための開
口3を有する本体カバー2が取着されている。本体開閉
蓋4は後端部において軸5により本体カバー2の開口3
に開閉回動可能に取着され、その下面には蓋閉鎖時に熱
気や湿気或いは騒音が外部に漏れるのを防止するパツキ
ン6が取付けられている。又、ロック部材7は本体カバ
ー2内の前部に設けられ、図示しないソレノイドの作用
により、閉鎖位置の本体開閉蓋4に係合されて、その蓋
4を閉鎖位置にロックする。
洗たく水を貯留するための外槽15は合成樹脂により略
有底円筒状に形成され、その4ケ所において第3図に示
す緩衝支持装置1oを介して前記ケース本体1内にその
軸線方向及び半径方向へ揺動可能に吊下げ支持されてい
る。この緩衝支持装置10は、支持棒11と、その支持
棒11の上端に固定されると共にケース本体1の上部に
係合されたほぼ半球状の上支持体12と、支持棒11の
下端に挿通されると共に外槽15の下部外側に係合され
たほぼ半球状の下支持体13と、その下支持体13と支
持棒11との間に介装されたバネ14とから構成されて
いる。
外槽カバー16は外槽15の上部に取着され、その前部
上面には本体カバー2の開口3と対向する開口17が形
成されている。シールド部材18は本体カバー2の開口
3と外槽カバー16の開口17との間を気密状態に保つ
ために両開口3.17の周縁部間に配設されている。
支持体としての中槽21は合成樹脂により前記外槽15
とほぼ近似の有底円筒状に形成され、その上端部には環
状のバランサ22が取着されてぃる。中槽21の底部中
央は補強用の鉄板製の支持板23により形成され、その
下面には土中空軸24が突出固定されている。そして、
中槽21は外槽15内において、土中空軸24を外槽1
5の底部にシール部材25を介して貫通させた状態で、
軸受け26により垂直軸線Y−Yの周りで回転可能に支
持されている。
水抜き部としての多数の小孔27は中槽21の周壁、底
壁及び支持板23に所定間隔をおいて透設されている。
一対の軸受は部28は外槽15の周壁の略中間部に対向
して中槽21に形成されている。
(内槽の関連構成) 内部に洗だ(物を収容するための内槽31は合成樹脂に
より略球状に形成され、その内槽31の両側外面には短
円筒状の軸部32が一体に突出形成されている。後方の
軸部32には内槽31内の洗たく物の飛び出しを防止す
る保護網33が装着され、この後方の軸部32及び軸受
は部28によって送風口が兼用されている。前方の軸部
32は蓋30によって閉塞されている。そして、両輪部
32を中槽21の軸受は部28にそれぞれ嵌合させるこ
とにより、内槽31が中槽21内において水平軸線X−
Xの周りで回転可能に支持されると共に、その上端外周
部が外槽カバー16に近接して配置されている。
一対の洗たく物反転用突条34は前記内槽31の回転軸
線と略平行に延びるように内槽31の内周面に所定間隔
をおいて形成され、多数の小孔35は内槽31の周壁に
所定間隔をおいて透設されている。洗たく物を出し入れ
するための出入口36は本体カバー2の開口3及び外槽
カバー16の開口17と対向するように、前記内槽31
の周壁に形成されている。多数の小孔38を有する合成
樹脂製の蓋体37は本体開閉114の開閉方向と同一方
向となるように、後端縁にて内槽31の出入口36に開
閉回動可能に取着され、バネ39により常に開放方向へ
付勢されている。
洗だ(物反転用の突条40は前記内槽31の内周面にそ
の回転軸線と略平行に形成された部分突条41と連なる
ように、蓋体37の内面に形成され、内槽31の他の突
条34と所定間隔をおいて対向配置されている。係止部
材42は支軸43により前記突条40の外側凹部内に回
動可能に支持され、図示しないバネにより、常には出入
口36の開口縁と係合する方向へ付勢され、その保合に
より蓋体37を閉鎖位置に係止保持する。
(内槽及び中槽の駆動構成) 水平方向に延びる多数の歯部を備えた被動歯車44は前
記内槽31の最下部付近を通過するように、その外周面
に一体に形成されている。正逆回転可能な種部動用モー
タ51は図示しないブラケット等を介して前記外槽15
の下面に装着され、そのモータ軸にはモータ冷却用ファ
ン52を備えた駆動ブーIJ53が固定されている。
上申空軸54は前記土中空軸24の下方において同一軸
線上に位置するように、種部動用モータ51に支持板5
5及び軸受け56を介して回転可能に支持され、歯車ケ
ース57を介して土中空軸24に連結されている。下回
転軸58は上申空軸54内に相対回転可能に支持され、
その下端には筒状のクラッチ継手59と、前記駆動プー
リ53にベルト60を介して連結される被動プーリ61
とがそれぞれ固定されている。
上回転軸62は支持メタルを介して前記土中空軸24内
に相対回転可能に支持され、その上端には傘歯車63が
固定されている。合成樹脂製の歯車カバー64は前記内
槽31の下方において、中槽21の内底部の支持板23
上にパツキン65を介して水密状態で配設されている。
横方向に延びる伝達軸66は軸受け67を介して歯車カ
バー64内に回転可能に支持され、その一端には歯車カ
バー64内において前記傘歯車63に噛み合う傘歯車6
8が固定されると共に、他端には内槽31の下方におい
てその外周の被動歯車44に噛み合う駆動歯車69が固
定されている。
第6図に示すように、遊星歯車減速装置70は前記歯車
ケース57内において、下回転軸58と上回転軸62と
の間に設けられ、歯車ケース57の内壁には遊星歯車減
速装置70を構成する内歯歯車90が固着されている。
一方、回転体91はスプライン結合92を介して前記上
回転軸62と一体に回転する上円盤部91aを備え、そ
の上円盤部91aに吊下げ固定された複数の支軸91b
の下端には上円盤部91cが固着されている。
前記上円盤部91c上において各支軸91bには前記下
回転輪58の先端に設けた太陽歯車93及び内歯歯車9
0に噛合う複数の遊星歯車94が回転可能に支持されて
いる。そして、下回転軸58と共に太陽歯車93が回転
される時には、その回転運動が各遊星歯車94.内歯歯
車90及びスプライン結合92を介して前記上回転軸6
2に伝達され、上回転軸62が減速回転される。
バネクラッチ71は前記上申空軸54及びクラッチ継手
59に跨がって設けられ、クラッチ爪73がクラッチハ
ウジング74から離脱された時には、下回転軸58と上
申空軸54とがバネクラッチ71を介して作動連結され
、クラッチ爪73がクラッチハウジング74に係合され
た時には、下回転軸58と上申空軸54との連結が断た
れる。
ブレーキドラム75は歯車ケース57の外周に設けられ
、このブレーキドラム75にブレーキ体76が接合され
ることにより、中槽21の回転が上下中空軸24.54
と共に制動される。
そして、洗たく時、すすぎ時及び乾燥時においては、バ
ネクラッチ71が遮断状態になると共に、ブレーキ体7
6が制動状態になり、種部動用モータ51の回転が駆動
ブーIJ53、ベルト60、被動プーリ61、下回転軸
58、遊星歯車減速装置70、土中空軸24、傘歯車6
3.68、伝達軸66、駆動歯車69及び被動歯車44
を介して内槽31に伝達されて、内槽31が水平軸線X
−Xの周りで低速回転される(30rpm程度)。
又、脱水時においては、バネクラッチ71が連結状態に
なると共に、ブレーキ体76が非制動状態になり、種部
動用モータ51の回転が駆動プーリ53、ベルト60、
被動ブーIJ61、下回転軸58、バネクラッチ71、
上申空軸54、歯車ケース57及び土中空軸24を介し
て中槽21に伝達されて、中槽21が内槽31と一体的
に垂直軸線Y−Yの周りで高速回転される(900rp
m程度)。
尚、洗たく、すすぎ及び乾燥時における遊星歯車減速装
置70を含む駆動系により、洗たく用駆動手段及び乾燥
用駆動手段としての第1駆動機構77が構成され、脱水
時におけるバネクラッチ71等を含む駆動系により、脱
水用駆動手段としての第2駆動機構78が構成されてい
る。
(給水、排水及び溢水構成) 給水装置81は前記本体カバー2の内部に配設され、図
示しない給水弁と、内槽31の上部外周近傍位置にて開
口された第1給水口82と、外槽15の内部において内
槽31の後方軸部32の近傍に開口された第2給水口8
3とを有している。
そして、給水時及びすすぎ時において、給水弁の開放動
作により第1及び第2給水口82.83から内槽31の
外側及び内側に向けて給水が行われる。
排水口84は前記外槽15の底部に設けられ、排水弁8
5を介して排水ホース86に連結されている。そして、
この実施例では、排水弁85が前記バネクラッチ71の
クラッチ爪73及びブレーキ体76と連動して開閉され
、洗たく時等において、バネクラッチ71が遮断状態及
びブレーキ体76が制動状態にある時には、排水弁85
が閉鎖され、脱水時等において、バネクラッチ71が連
結状態及びブレーキ体76が非制動状態にされた時には
、排水弁85が開放される。
溢水ホース87は外槽15の側壁に設けられた温風排気
口を兼用する溢水口(図示路)に接続され、下端におい
て前記排水ホース86に接続されている。そして、外槽
15に給水された時、静止時における通常水位Wnが第
1図に2点鎖線で示すように前記溢水口に対応する位置
に設定される。
拡張冷却室88は溢水ホース87の途中に設けられ、乾
燥時において溢水口から溢水ホース87を通って排出さ
れる高温多湿の空気の冷却及び除湿を行う。
(温風供給装置の構成) 温風供給装置1195は、前記外槽15、中槽21及び
内槽31よりも上方においてケース本体1と本体カバー
2との間に支持され、ファン用モータ96、ファン97
及び加熱用ヒータ98を有している。送風通路99は外
槽15及び外槽カバー16の後面に一体に形成され、可
撓性を有する連結筒体100を介して、温風供給装置9
5に連結されている。又、前記送風通路99内に前記第
2給水口83が開口されている。送風口101は前述し
た送風口を兼用する中槽21の後方軸受は部28及び内
槽31の後方軸部32と近接して対向するように、送風
通路99の下端にて外槽15の後壁に形成され、洗たく
物の乾燥時に、温風供給装置95から供給される温風が
、この送風口101から後方軸受は部28及び後方軸部
32を通って内槽31内へ導入される。
(動作) 次に、上記のように構成された脱水乾燥洗たく機の動作
の概要を第3図に従って説明する。
先ず、本体開閉蓋4及び内槽蓋体37を開放した状態で
、内槽31内に洗たく物を投入した後、内槽蓋体37及
び本体開閉蓋4を閉じてスタートスイッチ(図示路)を
操作すると、制御装置(図示路)によって第3図のタイ
ムチャートに示す一連の動作が順次自動的に遂行される
。即ち、tai  給水装置81による給水動作(b)
  第1駆動機構77による内槽31の回転に基づく洗
たく動作 (C)  排水弁85の開放による排水動作fd)  
第2駆動機構78による中槽21の回転に基づく脱水動
作 fe)  給水装置81による給水動作([1給水装置
81による給水及び第1駆動機構77による内槽31の
回転に基づ(すすぎ動作(a 排水弁85の開放による
排水動作(扮 第2駆動機構78による中槽21の回転
に基づく脱水動作 (1)温風供給装置95による温風供給及び第1駆動機
構77による内槽31の回転に基づく乾燥動作 尚、上記の各動作(a)〜(1)の間においては、セン
サ(図示路)からの信号に基づいて、前記制御装置(図
示路)による中槽21若しくは内槽31の位置決めが行
われる。
次に、上記各動作について詳細に説明する。さて、内槽
31内に洗たく物を収容した状態で洗たくを行う場合、
排水弁85が閉鎖され、かつバネクラッチ71が遮断状
態になって、第1駆動機構77が形成されると共に、ブ
レーキ体76が制動状態になって中槽21の回転が規制
される。この状態で、給水装置81の給水弁が開放され
て、第1及び第2給水口82.83から外槽15内に水
が供給され、外槽15内の水位が内槽31の内部に達し
て通常水位Wnになった時、種部動用モータ51が正転
され、第1駆動機構77を介して内槽31が水平軸線X
−Xの周りで回転される。そして、この内槽31の回転
によって洗たく動作が開始される。
この洗たく動作中においては、洗たく物を収容した球形
状の内槽31が水平軸vAx −xの周りで回転され、
その回転に伴い複数の反転用突条34゜40等4よって
洗ノコ<物が転勤されながら、所謂叩き洗いが行われる
。そのため、洗たく時の使用水量が少なくてよいや又、
洗たく物に捩じれや絡み合いがほとんど生じないので、
布を傷ませることな(洗たく動作を効果的に行うことが
でき、しかも洗たく動作の終了時に、洗たく物の捩じれ
や絡み合いを修正するという面倒な作業を必要とせず5
、洗たく動作から排水動作及び脱水動作へと自動的に移
行することができる。
又、洗たく物の洗たく後にすすぎが行われる場合には、
前記洗たく時ご同様に、種部動用モータ51により、第
1駆動機構77を介して内槽31が回転され、かつ給水
装置81の給水弁の開放により、第1給水口82から内
槽31の外周面に向けて水が供給されると共に、第2給
水口83から送風通路99、送風口101及び後方軸部
32を介して内槽31内に水が供給され、外槽15内の
すすぎ水が溢水口(図示路)及び溢水ホース87を通っ
て排出されて水位が一定に保持される。従って、2すす
ぎ水が順次入れ替わると共に、内槽31の外周面に付着
している泡が第1給水口82からの水によって洗い流さ
れ、かつ内槽31内の洗たく物に付着している泡が第2
給水口83からの水により効果的に洗い流される。
更に、洗たく物の洗たくやすすぎの終了後に脱水が行わ
れる場合には、バネクラッチ71が連結状態にされて第
2駆動機構78が形成されると共に、ブレーキ体76が
非制動状態にされて中槽21の回転が許容される。この
状態で種部動用モータ51が正転されると、第2駆動機
構78を介して中槽21が内槽31と一体的に垂直軸線
Y−Yの周りで回転されて、洗たく物の脱水が行われる
従って、洗たく動作又はすすぎ動作から脱水動作への移
行を、槽の姿勢を変更することなく、洗たく物を収容し
た内槽31の回転軸線を水平軸線X−Xから垂直軸1Y
−Yに変更することによって短時間で円滑に行うことが
できる。
更に、洗たく物の脱水後に乾燥が行われる場合には、前
記洗たく時と同様に、種部動用モータ51により第1駆
動機構77を介して内槽31が水平軸線X−Xの周りで
回転されると共に、ファン用モータ96及び加熱用ヒー
タ98の通電により、温風供給装置95から温風が発生
し、その温風が連結筒体100、送風通路99及び後方
軸部32を介して内槽31内に供給されて、各小孔35
から排出される。従って、洗たく物を転勤させながら、
その洗たく物に温風をあてて乾燥動作を効果的に行うこ
とができる。そして、上記の乾燥動作時には、内槽31
内の高温多湿の空気が外槽15に設けた温風送風口兼用
の溢水口(図示路)から、溢水ホース87を経て拡張冷
却室88へ導入され、そこで冷却及び除去された後、外
部へ排出される。
次に、シールド部材18について詳細に説明する。第1
図に示すシールド部材18はゴム等の可撓性材料によっ
てリング状に形成され、その上部周縁の取付は部18a
にて前記ケース本体10開口3の外周縁に固定され、自
由状B(無荷重状態)においては第5図に2点鎖線で示
す位置に配置される。シールド部材18の開放端側、即
ち下部周縁18bは断面はぼ5字状に形成され、外槽カ
バー16に接離可能及びそのカバ−16上面にて摺動可
能に配置されている。
一方、外槽15は水及び洗たく物等の重量物の収容の有
無に従い、緩衝支持装置10の作用によって第5図に示
す各位置A、B、Cに変更配置される。即ち、洗たく物
の収容直後及び乾燥動作後においては、外槽15が乾燥
位置Aに配置されて、前記°シールド部材18の下部周
縁18bと外槽カバー16の上面とが密接され、洗たく
物の脱水動作後には脱水位置Bに配置されて前記シール
ド部材18の下部周縁18bと外槽カバ−16上面とが
密接される。又、洗たく動作中においては、外槽15が
洗たく位置Cに配置されて、シールド部材18の下部周
縁18bから外槽カバー16が離間する。
従って、この実施例の脱水乾燥洗たく機において、上述
したように、内槽31に洗たく物のみが収容されている
時には、その洗たく物の重量に従い、緩衝支持装置10
の作用により外槽15が乾燥位置Aに配置され、外槽カ
バー16がシールド部材18の下部周縁18bに密接さ
れている。この状態で、外槽15内に水が収容されると
、その水及び洗たく物の重量に従い、緩衝支持装置10
におけるバネ14の付勢力に抗して外槽15が洗たく位
置Cまで下方移動され、外槽カバー16がシールド部材
18から離間する。そして、この状態で上述した洗たく
動作及びすすぎ動作が行われる。
又、洗たく動作又はすすぎ動作の終了後の脱水動作中に
、外槽15内の水量が徐々に減少すると、その減少量に
応じ、緩衝支持装置10におけるバネ14の付勢力によ
って外槽15が洗たく位置Cから上動され始め、脱水動
作の終了時には、外槽15が脱水位置Bに配置される。
この間に、外槽カバー16がシールド部材18に接触し
て、そのシールド部材18の下部周縁18bが第5図の
2点鎖線位置から実線位置まで移動され、シールド部材
18と外槽カバー16とが密接される。その結果、外槽
15内外の気密が確実に保持される。
更に、脱水動作の終了後の乾燥動作中に、洗たく物の水
分が徐々に減少すると、その減少量に応じ、緩衝支持装
置10のバネ14の付勢力によって外槽15が脱水位置
Bから更に上動され始め、乾燥動作の終了時には、外槽
15が乾燥位置Aに配置される。この間においては、シ
ールド部材18の下部周縁18bが外槽カバー16の上
面を外周側へ摺動されて外槽カバー16とシールド部材
18とが密接状態に保持される。
従って、この実施例では、乾燥動作中に生じる高温多湿
の空気よってモータ51等の駆動系を湿気から保護する
という、シールド部材18本来の機能を全うすることが
できると共に、脱水動作に伴って外槽15が激しく振動
した場合でも、その振動がシールド部材18を介してケ
ース本体1に伝達されることがなく、又、その振動によ
ってシールド部材18に上下方向の引張り力及び水平方
向の振動による屈曲作用が加わることがない。よって、
シールド部材18と各開口3.17周縁との連結部分の
強度が低下したり、シールド部材18の耐久性が低下し
たりすることがない。更に、シールド部材18はその上
部周縁の取付は部18aのみによって本体カバー2に取
付けられていて、その上下両周縁を固定する必要がない
ため、取付は作業を簡略化することができる。
(別の実施例) 次に、この発明の別の実施例を前記実施例との相違点を
中心に第7図に従って説明する。この別の実施例では、
シールド部材18の下部周縁18bに同心円状の一対の
突条105.106がラビリンス間隙107を隔てて形
成されると共に、上下両周縁18a、18b間に薄肉の
連結部18cが形成され、内側突条105が外側突条1
06よりも外槽カバー16に対して強(接触するように
なっている。
そして、外槽15が洗たく位置Cにある時には、シール
ド部材18が第6図に2点鎖線で示す自由状態位置に配
置される。外槽15が洗たく位置Cから脱水位置Bまで
上昇される間には、外槽カバー16がシールド部材18
の外側突条106及び内側突条105に順次接触して、
それらが持ち上げられ、シールド部材18が同図の実線
位置に配置される。その結果、外槽15内外に気密状態
が形成される。又、外槽15が脱水位置Bから乾燥位置
Aまで上昇されると、内側突条105が外側突条106
よりも強く外槽カバー16に接触して、外槽15内外の
気密が保持される。
従って、この別の実施例においても、前記実施例と同様
に、洗たく物の脱水動作の途中から外槽15の気密状態
が形成されると共に、乾燥動作中には外槽15内外の気
密が確実に保持され、シールド部材18の機能を全うす
ることができると共に、耐久性を向上させることができ
る。又、シールド部材18の上下両周縁を外槽カバー1
6及び本体カバー2にそれぞれ固定する必要がないため
、取付は作業を簡略化することができる。
更に、この別の実施例では、シールド部材18の下部周
縁isbに一対の突条105.106がラビリンス間隙
107を隔てて形成されているため、シールド性を高め
ることができる。
(変形例) 尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
次のように変更して具体化するこも可能である。
(1)中槽21を金網等により略円筒状に形成し、周壁
の網目を水抜き部とすること、或いは、複数個の支柱等
を組み合わせて略円筒状の枠組を形成し、その各支柱間
の間隙を水抜き部としたり、ステンレス板等を有底円筒
状にして、その周壁及び底壁に水抜き孔を透設すること
(2)内槽31を水平軸線X−Xに対して所定角度で傾
斜した傾斜軸線の周りで回転可能に支持すること。
(3)  シールド部材1日をその下部周縁にて外槽カ
バー16の開口17周縁に固定し、上部周縁を本体カバ
ー2の開口3周縁に接離可能に密接させるように構成す
ること。
(4)  シールド部材18によって前記両開口17゜
3間が常時気密状態に保持されるように構成すること。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明はシールド部材の組付は
作業を簡単化することができると共に、耐久性を向上さ
せることができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した脱水乾燥洗たく機の一実
施例を示す側断面図、第2図は一部を破断して示す正面
図、第3図は緩衝支持装置を示す部分断面図、第4図は
動作の概要を示すタイムチャート、第5図はシールド部
材と外槽との位置関係を示す部分拡大断面図、第6図は
駆動機構を示す拡大断面図、第7図は別の実施例におけ
る第5図相当図である。 1・・・ケース本体、3・・・開口、10・・・緩衝支
持装置、15・・・外槽、17・・・開口、18・・・
シールド部材、21・・・支持体としての中槽、28・
・・送風口を兼用する軸受は部、31・・・内槽、32
・・・送風口を兼用する軸部、35・・・小孔、77・
・・洗たく用駆動手段及び乾燥用駆動手段としての第1
駆動機構、78・・・脱水用駆動手段としての第2駆動
機構、95・・・温風供給装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 開口(3)を備えたケース本体(1)と、そのケー
    ス本体(1)内に配置され、前記ケース本体(1)の開
    口(3)に対向する開口(17)を備えた外槽(15)
    と、 その外槽(15)内に垂直軸線(Y−Y)の周りで回転
    可能に支持された支持体(21)と、その支持体(21
    )に水平軸線(X−X)若しくは水平軸線に対し所定角
    度で傾斜した傾斜軸線の周りで回転可能に支持され、周
    壁に小孔(35)を透設した内槽(31)と、 前記内槽(31)内部に水位が達するように外槽(15
    )内に水を収容すると共に、内槽(31)内に洗たく物
    を収容した状態で、内槽(31)を前記水平軸線(X−
    X)若しくは傾斜軸線の周りで回転させて洗たくを行う
    洗たく用駆動手段(77)と、 前記内槽(31)内に洗たく後の洗たく物を収容した状
    態で、前記支持体(21)を内槽(31)と一体的に前
    記垂直軸線(Y−Y)の周りで回転させて脱水を行う脱
    水用駆動手段(78)と、前記内槽(31)内に脱水後
    の洗たく物を収容した状態で、内槽(31)を前記水平
    軸線(X−X)若しくは傾斜軸線の周りで回転させて乾
    燥を行う乾燥用駆動手段(77)と、 その乾燥用駆動手段(77)による乾燥時に、外槽(1
    5)、支持体(21)及び内槽(31)にそれぞれ対向
    して設けられた送風口(101、32、28)を介して
    前記内槽(31)内へ温風を供給し、内槽(31)内の
    温度を上昇させる温風供給装置(95)と を備え、 前記ケース本体(1)の開口(3)及び外槽(15)の
    開口(17)の間には何れか一方の開口周縁に固定され
    ると共に、他方の開口周縁に密接されることにより、少
    なくとも乾燥時において前記両開口間を気密状態に連結
    するシールド部材(18)を設けたことを特徴とする脱
    水乾燥洗たく機。 2 前記シールド部材(18)は前記ケース本体(1)
    に固定したことを特徴とする請求項1に記載の脱水乾燥
    洗たく機。 3 前記外槽(15)は緩衝支持装置(10)により前
    記ケース本体(1)に対して上下方向の所定位置に支持
    されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の脱
    水乾燥洗たく機。 4 前記外槽(15)は水等の重量物が収容された時に
    その重さに応じて所定位置より下方へ移動するように前
    記緩衝支持装置(10)によって支持されていることを
    特徴とする請求項3に記載の脱水乾燥洗たく機。 5 洗たく物の脱水後に前記シールド部材(18)の開
    放端側が何れか一方の前記開口周縁に密接されることを
    特徴とする請求項1乃至4項の何れか一項に記載の脱水
    乾燥洗たく機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110072680A1 (en) * 2009-09-29 2011-03-31 Sungmin Kim Dryer
US8627580B2 (en) 2009-09-29 2014-01-14 Lg Electronics Inc. Dryer
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US8615898B2 (en) 2009-09-29 2013-12-31 Lg Electronics Inc. Dryer
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