JPH02209190A - 脱水乾燥洗たく機 - Google Patents
脱水乾燥洗たく機Info
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- JPH02209190A JPH02209190A JP1030709A JP3070989A JPH02209190A JP H02209190 A JPH02209190 A JP H02209190A JP 1030709 A JP1030709 A JP 1030709A JP 3070989 A JP3070989 A JP 3070989A JP H02209190 A JPH02209190 A JP H02209190A
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Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、洗たく・物の洗たく、脱水および乾燥の一
連の動作を行うことができる脱水乾燥法たく機に関する
ものである。
連の動作を行うことができる脱水乾燥法たく機に関する
ものである。
[従来の技術]
従来、洗たく以外の機能を有する洗たく機の典型的な構
成としては1次の2つのタイプが知られている。
成としては1次の2つのタイプが知られている。
まず、第1のタイプは、水槽と、その水槽内に垂直軸線
の周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設
した脱水槽と、その脱水槽内に垂直軸線の周りで回転可
能に支持された撹拌翼とを備え、撹拌翼の回転により、
洗たく物の洗たくを行うと共に、脱水槽の高速回転によ
り、洗たく後の洗たく物の脱水を行うようにした脱水洗
たく機である。
の周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設
した脱水槽と、その脱水槽内に垂直軸線の周りで回転可
能に支持された撹拌翼とを備え、撹拌翼の回転により、
洗たく物の洗たくを行うと共に、脱水槽の高速回転によ
り、洗たく後の洗たく物の脱水を行うようにした脱水洗
たく機である。
また、第2のタイプは、水槽と、その水槽内に水平軸線
の周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設
した回転ドラムとを備え、水槽内に水を収容した状態で
回転ドラムを回転させることにより、回転ドラム内の洗
たく物の洗たくを行い、回転ドラム内の洗たく物に向け
て温風を供給しながら、回転ドラムを回転させることに
より、脱水後の洗たく物の乾燥を行うようにした洗たく
乾燥機である。
の周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設
した回転ドラムとを備え、水槽内に水を収容した状態で
回転ドラムを回転させることにより、回転ドラム内の洗
たく物の洗たくを行い、回転ドラム内の洗たく物に向け
て温風を供給しながら、回転ドラムを回転させることに
より、脱水後の洗たく物の乾燥を行うようにした洗たく
乾燥機である。
ところが、前記第1のタイプにおいては、水槽内の水に
洗たく物を浸した状態で、それらを撹拌翼により撹拌し
て水流により洗たくを行うものであるため、洗たく時に
多量の水が必要であり、しかも、洗たく動作にともなっ
て洗たく物に捩れや絡み合いが生じやすく、洗たく動作
の終了後に、この洗たく物の捩れや絡み合いを修正しな
いと、脱水槽の重心バランスがくずれて脱水動作か円滑
に行われず、洗たくおよび脱水の動作を連続して行うこ
とができないことがあった。
洗たく物を浸した状態で、それらを撹拌翼により撹拌し
て水流により洗たくを行うものであるため、洗たく時に
多量の水が必要であり、しかも、洗たく動作にともなっ
て洗たく物に捩れや絡み合いが生じやすく、洗たく動作
の終了後に、この洗たく物の捩れや絡み合いを修正しな
いと、脱水槽の重心バランスがくずれて脱水動作か円滑
に行われず、洗たくおよび脱水の動作を連続して行うこ
とができないことがあった。
また、前記第2のタイプにおいては、回転ドラムを水平
軸線の周りで回転させて水(によらず洗たく物を転勤さ
せることにより、洗たくを行うものであるため、第1の
タイプに比較して、洗たく時の使用水量が少なくなると
共に、洗たく物の捩れや絡み合いもなくなる。ところが
、この第2のタイプでは、洗たく動作の終了時に、洗た
く物が自身の重量により回転ドラム内の下部に偏在して
、回転ドラムの重心バランスがくずれた状態になるため
、このままの状態で回転ドラムを水平軸線の周りで高速
回転させて、脱水動作を行うことはできなかった。この
タイプにて脱水を行うものにおいては、振動をおさえる
ために、大きな重量のあるフライホイールのようなおも
りを使用している。
軸線の周りで回転させて水(によらず洗たく物を転勤さ
せることにより、洗たくを行うものであるため、第1の
タイプに比較して、洗たく時の使用水量が少なくなると
共に、洗たく物の捩れや絡み合いもなくなる。ところが
、この第2のタイプでは、洗たく動作の終了時に、洗た
く物が自身の重量により回転ドラム内の下部に偏在して
、回転ドラムの重心バランスがくずれた状態になるため
、このままの状態で回転ドラムを水平軸線の周りで高速
回転させて、脱水動作を行うことはできなかった。この
タイプにて脱水を行うものにおいては、振動をおさえる
ために、大きな重量のあるフライホイールのようなおも
りを使用している。
従って、この種の洗たく機は重量の大なるものしかなく
、家庭用としては不向きであった。
、家庭用としては不向きであった。
この第1および第2のタイプにおける問題点に鑑み、従
来例えば、特開昭61−196993号公報に示される
構成の洗たく機が提案されている。
来例えば、特開昭61−196993号公報に示される
構成の洗たく機が提案されている。
この洗たく機においては、本体ケース内に支持体を介し
て垂直状態と水平状態との間で変位可能に支持された椀
状の水槽と、その水槽内に回転可能に収容され、周壁に
多数の小孔を透設した椀状の回転槽とを備え、 ■水槽を垂直状態に回動配置した状態で、パルセータを
垂直軸線の周りで回転させることにより、回転槽内の洗
たく物の洗たくおよびすすぎを行い、また、水槽の垂直
状態で、回転槽を垂直軸線の周りで高速回転させること
により、洗たくまたはすすぎ後の洗たく物の脱水を行い
、 ■さらに、水槽を水平状態に回動配置した状態で、回転
槽を水平軸線の周りで回転させることにより、脱水後の
洗たく物の乾燥を行うようになっている。
て垂直状態と水平状態との間で変位可能に支持された椀
状の水槽と、その水槽内に回転可能に収容され、周壁に
多数の小孔を透設した椀状の回転槽とを備え、 ■水槽を垂直状態に回動配置した状態で、パルセータを
垂直軸線の周りで回転させることにより、回転槽内の洗
たく物の洗たくおよびすすぎを行い、また、水槽の垂直
状態で、回転槽を垂直軸線の周りで高速回転させること
により、洗たくまたはすすぎ後の洗たく物の脱水を行い
、 ■さらに、水槽を水平状態に回動配置した状態で、回転
槽を水平軸線の周りで回転させることにより、脱水後の
洗たく物の乾燥を行うようになっている。
[発明が解決しようとする課題〕
ところが、この従来の洗たく機においては、水槽を回転
槽と共に、垂直状態と水平状態との間で姿勢変更させる
ために、回転槽を回転駆動するためのモータを含む駆動
m梢とは別に、姿勢制卿用のモータを含む駆動機構を設
ける必要があり、構造が複雑で、その上大型化して高価
になるという問題点があった。
槽と共に、垂直状態と水平状態との間で姿勢変更させる
ために、回転槽を回転駆動するためのモータを含む駆動
m梢とは別に、姿勢制卿用のモータを含む駆動機構を設
ける必要があり、構造が複雑で、その上大型化して高価
になるという問題点があった。
また、この従来の洗たく機では、脱水動作から乾燥動作
に移行する際、および乾燥動作の終了後に再び洗たく動
作を開始する際、水槽の姿勢を垂直状態と水平状態との
間で回動変更しなければならないため、それらの動作の
移行を短時間に行うことができないという問題点があっ
た。
に移行する際、および乾燥動作の終了後に再び洗たく動
作を開始する際、水槽の姿勢を垂直状態と水平状態との
間で回動変更しなければならないため、それらの動作の
移行を短時間に行うことができないという問題点があっ
た。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、檜の姿勢制卸用のモータを含む駆動機構等を設ける
必要がなく、構造が簡単で、しかも小型、軽量化が可能
で安価に製作することができると共に、洗たく、脱水お
よび乾燥の各動作を、楢の姿勢を変更することなく短時
間に移行して、順次連続的かつ効果的に行うことができ
、しかも布いたみが生じない脱水乾燥流たく機を提供す
ることにある。
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、檜の姿勢制卸用のモータを含む駆動機構等を設ける
必要がなく、構造が簡単で、しかも小型、軽量化が可能
で安価に製作することができると共に、洗たく、脱水お
よび乾燥の各動作を、楢の姿勢を変更することなく短時
間に移行して、順次連続的かつ効果的に行うことができ
、しかも布いたみが生じない脱水乾燥流たく機を提供す
ることにある。
さらに、この発明の目的とするところは、常に本体ケー
スの上部開口と外槽の上部開口とを連結状態に保持して
、洗たく物の乾燥時等において、外槽内の熱気が、外槽
と本体ケースとの間にもれるのを防止して乾燥を有効に
行うことができる脱水乾燥流たく機を提供することにあ
る。
スの上部開口と外槽の上部開口とを連結状態に保持して
、洗たく物の乾燥時等において、外槽内の熱気が、外槽
と本体ケースとの間にもれるのを防止して乾燥を有効に
行うことができる脱水乾燥流たく機を提供することにあ
る。
また、この発明の目的とするところは、乾燥動作時に外
槽が揺動や振動しても熱気もれを確実に防止できる脱水
乾燥流たく機を提供することにある。
槽が揺動や振動しても熱気もれを確実に防止できる脱水
乾燥流たく機を提供することにある。
[III[!を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、この発明の脱水乾燥流た
く機においては、外槽と、その外槽内に垂直軸線の周り
で回転可能に支持された支持体、その支持体に水平軸線
若しくは水平軸線に対し所定角度で傾斜した傾斜軸線の
周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設し
た内槽と、前記内槽内部に水位が達するように外槽内に
水を収容すると共に、内槽内に洗たく物を収容した状態
で、内槽を前記水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで回転
させて洗たくを行う洗たく用駆動手段と、前記内槽内に
洗たく後の洗たく物を収容した状態で、支持体を内槽と
一体的に前記垂直軸線の周りで高速回転させて脱水を行
う脱水用細動手段と、前記内槽内に脱水後の洗たく物を
収容した状態で、内槽を前記水平軸線若しくは傾斜軸線
の周りで回転させて乾燥を行う乾燥用駆動手段と、その
乾燥用駆動手段による乾燥時に、前記内槽内の空気の温
度を上昇させる加熱手段とを備え、前記外槽を本体ケー
ス内に配置し、その本体ケースの上部開口と外槽の上部
開口とを筒状のシールド部材により連結したものである
。
く機においては、外槽と、その外槽内に垂直軸線の周り
で回転可能に支持された支持体、その支持体に水平軸線
若しくは水平軸線に対し所定角度で傾斜した傾斜軸線の
周りで回転可能に支持され、周壁に多数の小孔を透設し
た内槽と、前記内槽内部に水位が達するように外槽内に
水を収容すると共に、内槽内に洗たく物を収容した状態
で、内槽を前記水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで回転
させて洗たくを行う洗たく用駆動手段と、前記内槽内に
洗たく後の洗たく物を収容した状態で、支持体を内槽と
一体的に前記垂直軸線の周りで高速回転させて脱水を行
う脱水用細動手段と、前記内槽内に脱水後の洗たく物を
収容した状態で、内槽を前記水平軸線若しくは傾斜軸線
の周りで回転させて乾燥を行う乾燥用駆動手段と、その
乾燥用駆動手段による乾燥時に、前記内槽内の空気の温
度を上昇させる加熱手段とを備え、前記外槽を本体ケー
ス内に配置し、その本体ケースの上部開口と外槽の上部
開口とを筒状のシールド部材により連結したものである
。
[作 用]
上記のように構成された脱水乾燥流たく機においては、
外槽内に水が収容されると共に、内槽内に洗たく物が収
容された状態で、内槽が水平軸線若しくは傾斜軸線の周
りで回転されて、洗たく物の洗たくが行われる。また、
内槽内に洗たく後の洗たく物が収容された状態で、支持
体が内槽と一体的に垂直軸線の周りで高速回転されて、
洗たく物の脱水が行われる。さらに、内槽内に脱水後の
洗たく物が収容された状態で、内槽が水平軸線若しくは
傾斜軸線の周りで回転されて、洗たく物の乾燥が行われ
る。
外槽内に水が収容されると共に、内槽内に洗たく物が収
容された状態で、内槽が水平軸線若しくは傾斜軸線の周
りで回転されて、洗たく物の洗たくが行われる。また、
内槽内に洗たく後の洗たく物が収容された状態で、支持
体が内槽と一体的に垂直軸線の周りで高速回転されて、
洗たく物の脱水が行われる。さらに、内槽内に脱水後の
洗たく物が収容された状態で、内槽が水平軸線若しくは
傾斜軸線の周りで回転されて、洗たく物の乾燥が行われ
る。
また、この脱水乾燥流たく機においては、内槽を収容す
る外槽内の熱気がもれることはなく、短時間で有効な乾
燥を行うことができる。
る外槽内の熱気がもれることはなく、短時間で有効な乾
燥を行うことができる。
さらに、この脱水乾燥流たく機においては、乾燥時等に
おいて外槽が揺動しても、可撓性を有するシールド部材
により熱気のもれを確実に防止することができる。
おいて外槽が揺動しても、可撓性を有するシールド部材
により熱気のもれを確実に防止することができる。
[実施例]
以下、この発明を具体化した脱水乾燥流たく機の一実施
例を、図面の記載に基づいて詳細に説明する。
例を、図面の記載に基づいて詳細に説明する。
く本体ケースの関連構成)
第1図、第3図および第6図に示すように、本体ゲース
1は鉄板によりほぼ箱型に形成され、その上部には合成
樹脂製の本体カバー2が取着されている。洗たく物を出
し入れするための開口3は本体カバー2の前部上面に透
設され、上方から見て後端縁に直線部を有するほぼ半月
状に形成されている0合成樹脂製の本体開閉W4は後端
部において支軸5により本体カバー2の開口3に開閉回
動可能に取着され、その前部上面には手掛は部6が設け
られると共に、下面には蓋閉鎖時に熱気や湿気あるいは
騒音が外部に漏れるのを防止するための平面形はぼ半月
状のパツキン7が取り付けられている。ロック部材8は
本体カバー2内の前部に設けられ、蓋ロツク用ソレノイ
ド9の励磁にともない閉鎖位置の本体開閉114に係合
されて、その本体開閉114を閉鎖位置にロックする。
1は鉄板によりほぼ箱型に形成され、その上部には合成
樹脂製の本体カバー2が取着されている。洗たく物を出
し入れするための開口3は本体カバー2の前部上面に透
設され、上方から見て後端縁に直線部を有するほぼ半月
状に形成されている0合成樹脂製の本体開閉W4は後端
部において支軸5により本体カバー2の開口3に開閉回
動可能に取着され、その前部上面には手掛は部6が設け
られると共に、下面には蓋閉鎖時に熱気や湿気あるいは
騒音が外部に漏れるのを防止するための平面形はぼ半月
状のパツキン7が取り付けられている。ロック部材8は
本体カバー2内の前部に設けられ、蓋ロツク用ソレノイ
ド9の励磁にともない閉鎖位置の本体開閉114に係合
されて、その本体開閉114を閉鎖位置にロックする。
(外槽の関連構成)
第1図〜第3図に示すように、洗たく水を貯留するため
の外槽10は合成樹脂によりほぼ有底円筒状に形成され
、その四箇所において緩衝支持装置11を介して前記本
体ケース1内に揺動可能に吊下支持されている。この緩
衝支持装置11は、支持棒12と、その支持棒12の上
端に固定されると共に本体ゲース1の上部に係合された
ほぼ半球状の上支持体13と、支持棒12の下端に挿通
されると共に外槽10の下部外側に係合されたほぼ半球
状の下支持体14と、その下支持体14と支持棒12の
下端部との間に介装されたバネ15とから構成されてい
る。
の外槽10は合成樹脂によりほぼ有底円筒状に形成され
、その四箇所において緩衝支持装置11を介して前記本
体ケース1内に揺動可能に吊下支持されている。この緩
衝支持装置11は、支持棒12と、その支持棒12の上
端に固定されると共に本体ゲース1の上部に係合された
ほぼ半球状の上支持体13と、支持棒12の下端に挿通
されると共に外槽10の下部外側に係合されたほぼ半球
状の下支持体14と、その下支持体14と支持棒12の
下端部との間に介装されたバネ15とから構成されてい
る。
合成樹脂製の外槽カバー16は外槽10の上部に取着さ
れ、その前部上面には本体カバー2の開口3と相似形で
平面形はぼ半月状をなす開口17が形成されている。シ
ールド部材18はゴム等の可撓性材料により蛇腹筒状に
形成され、本体カバー2側の開口3の下端部と外槽カバ
ー16側の開口17の外周部との間に装着されている。
れ、その前部上面には本体カバー2の開口3と相似形で
平面形はぼ半月状をなす開口17が形成されている。シ
ールド部材18はゴム等の可撓性材料により蛇腹筒状に
形成され、本体カバー2側の開口3の下端部と外槽カバ
ー16側の開口17の外周部との間に装着されている。
そして、前記外槽10の揺動にかかわらず、常に、この
シールド部材18により両開口3.17間が気密状態に
連結され、外槽10内の熱気や湿気が外槽10と本体ケ
ース1との間に侵入しないと共に、外槽10の振動が本
体ケース1に伝達されないようになっている。また、こ
の実施例では、両開口3゜17が平面形はぼ半月状の相
似形をなしているため、シールド部材18として、両開
口3.17の開口縁に沿った小径のものを使用すること
ができる。
シールド部材18により両開口3.17間が気密状態に
連結され、外槽10内の熱気や湿気が外槽10と本体ケ
ース1との間に侵入しないと共に、外槽10の振動が本
体ケース1に伝達されないようになっている。また、こ
の実施例では、両開口3゜17が平面形はぼ半月状の相
似形をなしているため、シールド部材18として、両開
口3.17の開口縁に沿った小径のものを使用すること
ができる。
(中槽の関連構成)
第1図および第3図に示すように−、支持体としての中
槽21は合成樹脂により前記外槽10と近似のほぼ有底
円筒状に形成され、その上端部には環状のバランサ22
が取着されている。中槽21の底部中央は補強用の鉄板
製の支持板23により形成され、その下面には土中空軸
24が突出固定されている。そして、中槽21は外槽1
0内において、土中空軸24を外槽10の底部にシール
部材25を介して貫通させた状態で、軸受26により垂
直軸線Y−Yの周りで回転可能に支持されている。
槽21は合成樹脂により前記外槽10と近似のほぼ有底
円筒状に形成され、その上端部には環状のバランサ22
が取着されている。中槽21の底部中央は補強用の鉄板
製の支持板23により形成され、その下面には土中空軸
24が突出固定されている。そして、中槽21は外槽1
0内において、土中空軸24を外槽10の底部にシール
部材25を介して貫通させた状態で、軸受26により垂
直軸線Y−Yの周りで回転可能に支持されている。
多数の環状凸部27は前記中槽21の周をを補強するた
めに、中槽21の外周面に上下方向へ所定間隔おきに形
成されている。水抜き部としての多数の小孔28は水平
方向へ延びるように、環状凸部27間において中槽21
の周壁に透設されている。多数の水抜き孔29は垂直方
向へ延びるように、中槽21の底壁および支持板23に
透設され、前記小孔28よりも大径状に形成されている
。
めに、中槽21の外周面に上下方向へ所定間隔おきに形
成されている。水抜き部としての多数の小孔28は水平
方向へ延びるように、環状凸部27間において中槽21
の周壁に透設されている。多数の水抜き孔29は垂直方
向へ延びるように、中槽21の底壁および支持板23に
透設され、前記小孔28よりも大径状に形成されている
。
一対の軸受部30は中槽21の周壁のほぼ中間部に対向
して形成され、上方に向けて開口されている。
して形成され、上方に向けて開口されている。
(内槽の関連構成)
第1図および第3図に示すように、洗たく物を収容する
ための内槽33は合成樹脂よりなる一対のほぼ半球形状
の部材を結合固定して、全体がほぼ球形状となるように
に構成されている。一対の短円筒状の軸部34は内槽3
3の両側外面に一体に突出形成され、一方の軸部34に
は内槽33内の洗たく物の飛出しを防止するための保護
網35が装着されて、この一方の軸部34および軸受部
30により送風口が兼用されると共に、他方の軸部34
の開口は蓋板36により塞がれている。そして、この両
軸部34を中槽21の軸受部30にそれぞれ嵌合、させ
ると共に、軸部34の上部を押え部材37にて押さえる
ことにより、内槽33が中槽21内において水平軸線X
−Xの周りで回転可能に支持されている。
ための内槽33は合成樹脂よりなる一対のほぼ半球形状
の部材を結合固定して、全体がほぼ球形状となるように
に構成されている。一対の短円筒状の軸部34は内槽3
3の両側外面に一体に突出形成され、一方の軸部34に
は内槽33内の洗たく物の飛出しを防止するための保護
網35が装着されて、この一方の軸部34および軸受部
30により送風口が兼用されると共に、他方の軸部34
の開口は蓋板36により塞がれている。そして、この両
軸部34を中槽21の軸受部30にそれぞれ嵌合、させ
ると共に、軸部34の上部を押え部材37にて押さえる
ことにより、内槽33が中槽21内において水平軸線X
−Xの周りで回転可能に支持されている。
一対の洗たく物反転用の突条38は前記内槽33の回転
軸線とほぼ平行に延びるように、内槽33の内周面に所
定間隔をおいて形成されている。
軸線とほぼ平行に延びるように、内槽33の内周面に所
定間隔をおいて形成されている。
多数の環状凸部39は前記内槽33の周壁を補強するな
めに、内槽33の外周面に上下方向へ所定間隔おきに形
成されている。多数の小孔40は水平方向へ延びるよう
に、環状凸部39間において内槽33の周壁に透設され
ている。そして、この実施例においては、前記内槽33
の小孔40の径が、内槽33の回転軸線X−Xを含む水
平面内の外周近付から遠ざかるに従って次第に大きくな
り、しかも、最も大きな小孔40が中槽21の周壁の小
孔28よりも小さくなるように構成されている。
めに、内槽33の外周面に上下方向へ所定間隔おきに形
成されている。多数の小孔40は水平方向へ延びるよう
に、環状凸部39間において内槽33の周壁に透設され
ている。そして、この実施例においては、前記内槽33
の小孔40の径が、内槽33の回転軸線X−Xを含む水
平面内の外周近付から遠ざかるに従って次第に大きくな
り、しかも、最も大きな小孔40が中槽21の周壁の小
孔28よりも小さくなるように構成されている。
第1図、第3図および第6図に示すように、洗たく物を
出し入れするための出入口41は前記内槽33の周壁に
形成され、その平面形状が、本体カバー2の開口3およ
び外槽カバー16の開口17と相似形の半月状をなして
いる。平面形はぼ半月状をなす合成樹脂製の蓋体42は
本体開閉lI4の開閉方向と同一方向となるように、前
記外槽10の上端とほぼ同一高さの位置において後#!
緑にてヒンジ43により内槽33の出入口41に開閉回
動可能に取着され、バネ44の作用により、常には開放
方向(第1図の反時計方向)に回動付勢されている。多
数の小孔45は垂直方向に延びるように、前記蓋体42
に透設されている。
出し入れするための出入口41は前記内槽33の周壁に
形成され、その平面形状が、本体カバー2の開口3およ
び外槽カバー16の開口17と相似形の半月状をなして
いる。平面形はぼ半月状をなす合成樹脂製の蓋体42は
本体開閉lI4の開閉方向と同一方向となるように、前
記外槽10の上端とほぼ同一高さの位置において後#!
緑にてヒンジ43により内槽33の出入口41に開閉回
動可能に取着され、バネ44の作用により、常には開放
方向(第1図の反時計方向)に回動付勢されている。多
数の小孔45は垂直方向に延びるように、前記蓋体42
に透設されている。
洗たく物反転用の突条46は前記内槽33の内周面にそ
の回転軸線とほぼ平行に形成された部分突条51と連な
るように、蓋体42の内面に形成され、内槽33の他の
2個の突条38と所定間隔をおいて対向配!されている
。そして、この突条46(部分突条51)及び前記2個
の突条38は120度おきに形成されている。係止手段
としての合成樹脂製の係止部材47は中間部において支
軸48により前記突条46の外側凹部内に回動可能に取
り付けられ、図示しないバネ手段により、常には出入口
41の開口縁と係合する方向(第1図の反時計方向)に
回動付勢されて、この係合により蓋体42を閉鎖位置に
係止保持するようになっている。
の回転軸線とほぼ平行に形成された部分突条51と連な
るように、蓋体42の内面に形成され、内槽33の他の
2個の突条38と所定間隔をおいて対向配!されている
。そして、この突条46(部分突条51)及び前記2個
の突条38は120度おきに形成されている。係止手段
としての合成樹脂製の係止部材47は中間部において支
軸48により前記突条46の外側凹部内に回動可能に取
り付けられ、図示しないバネ手段により、常には出入口
41の開口縁と係合する方向(第1図の反時計方向)に
回動付勢されて、この係合により蓋体42を閉鎖位置に
係止保持するようになっている。
段部49は前記内槽33における一方の半球形状部材の
外周面に形成され、この段部49には水平方向に延びる
多数の歯部を備えたー被動部体としての被動歯車50が
、内槽33の最下部付近を通るように一体に形成されて
いる。そして、内槽33の上端外周部が外槽カバー16
に近接して配置され、その外槽カバー16により被動歯
車50の上方が覆われている。
外周面に形成され、この段部49には水平方向に延びる
多数の歯部を備えたー被動部体としての被動歯車50が
、内槽33の最下部付近を通るように一体に形成されて
いる。そして、内槽33の上端外周部が外槽カバー16
に近接して配置され、その外槽カバー16により被動歯
車50の上方が覆われている。
(内槽および中槽の駆動構成)
第1図におよび第3図示すように、正逆回転可能な種部
動用モータ55は図示しないブラケット等を介して前記
外槽10の下面に装着され、そのモータ軸にはモータ冷
却用ファン52を備えた駆動プーリ56が固定されてい
る。上申空軸57は前記土中空軸24の下方において同
一軸線上に位置するように、種部動用モータ55の側部
に支持板58および軸受59を介して回転可能に支持さ
れ、歯車ケース60を介して土中空軸24に連結されて
いる。下回転軸61は支持メタルを介して上申空軸57
内に相対回転可能に支持され、その下端には筒状のクラ
ッチ継手62および前記駆動プーリ56にベルト63を
介して連結される被動プーリ64が固定されている。
動用モータ55は図示しないブラケット等を介して前記
外槽10の下面に装着され、そのモータ軸にはモータ冷
却用ファン52を備えた駆動プーリ56が固定されてい
る。上申空軸57は前記土中空軸24の下方において同
一軸線上に位置するように、種部動用モータ55の側部
に支持板58および軸受59を介して回転可能に支持さ
れ、歯車ケース60を介して土中空軸24に連結されて
いる。下回転軸61は支持メタルを介して上申空軸57
内に相対回転可能に支持され、その下端には筒状のクラ
ッチ継手62および前記駆動プーリ56にベルト63を
介して連結される被動プーリ64が固定されている。
上回転軸65は支持メタルを介して前記上申空軸24内
に相対回転可能に支持され、その上端には傘歯車66が
固定されている0合成樹脂製の歯車カバー67は前記内
槽33の下方において、中槽21の内底部の支持板23
上にパツキン68を介して水密状態で配設されている。
に相対回転可能に支持され、その上端には傘歯車66が
固定されている0合成樹脂製の歯車カバー67は前記内
槽33の下方において、中槽21の内底部の支持板23
上にパツキン68を介して水密状態で配設されている。
横方向に延びる伝達軸69は軸受70を介して歯車カバ
ー67に回転可能に支持され、その一端には歯車カバー
67内において前記傘歯車66に噛み合う傘歯車71が
固定されると共に、他端には内槽33の下方においてそ
の外周の被動歯車50に噛み合う駆動部体としての駆動
歯車72が固定されている。
ー67に回転可能に支持され、その一端には歯車カバー
67内において前記傘歯車66に噛み合う傘歯車71が
固定されると共に、他端には内槽33の下方においてそ
の外周の被動歯車50に噛み合う駆動部体としての駆動
歯車72が固定されている。
遊星歯車減速装置73は前記歯車ケース60内において
、下回転軸61と上回転軸65との間に設けられている
(第1図は歯車の一部を省略して図示している)、バネ
クラッチ74は前記上申空軸57およびクラッチ継手6
2の外周に跨がって設けられ、クラッチ爪75がクラッ
チハウジング76から離脱されたときには、下回転軸6
1と上申空軸57とがバネクラッチ74を介して作動連
結され、クラッチ爪75がクラッチハウジング76に係
合されたときには、下回転軸61と上申空軸57との連
結が断たれる。ブレーキドラム77は歯車ケース60の
外周に設けられ、このブレーキドラム77にブレーキ体
78が接合されることにより、中槽21の回転が上下中
空軸24.57と共に制動される。
、下回転軸61と上回転軸65との間に設けられている
(第1図は歯車の一部を省略して図示している)、バネ
クラッチ74は前記上申空軸57およびクラッチ継手6
2の外周に跨がって設けられ、クラッチ爪75がクラッ
チハウジング76から離脱されたときには、下回転軸6
1と上申空軸57とがバネクラッチ74を介して作動連
結され、クラッチ爪75がクラッチハウジング76に係
合されたときには、下回転軸61と上申空軸57との連
結が断たれる。ブレーキドラム77は歯車ケース60の
外周に設けられ、このブレーキドラム77にブレーキ体
78が接合されることにより、中槽21の回転が上下中
空軸24.57と共に制動される。
そして、洗たく時、すすぎ時および乾燥時においては、
バネクラッチ74が遮断状態になるとともにブレーキ体
78が制動状態になり、種部動用モータ55の回転が駆
動プーリ56、ベルト63、被動プーリ64、下回転軸
61、遊星歯車減速装!73、上回転軸65、傘歯車6
6.71、伝達軸69、駆動歯車72および被動歯車5
0を介して内槽33に伝達されて、内槽33が水平軸線
X−Xの周りで低速回転される<30rpm程度)。
バネクラッチ74が遮断状態になるとともにブレーキ体
78が制動状態になり、種部動用モータ55の回転が駆
動プーリ56、ベルト63、被動プーリ64、下回転軸
61、遊星歯車減速装!73、上回転軸65、傘歯車6
6.71、伝達軸69、駆動歯車72および被動歯車5
0を介して内槽33に伝達されて、内槽33が水平軸線
X−Xの周りで低速回転される<30rpm程度)。
また、脱水時においては、バネクラッチ74が連結状態
になるとともにブレーキ体78が非制動状態になり、種
部動用モータ55の回転が駆動プーリ56、ベルト63
、被動プーリ64、下回転軸61、バネクラッチ74、
上申空軸57、歯車ゲース60および土中空軸24を介
して中槽21に伝達されて、中槽21が内槽33と一体
的に垂直軸線Y−Yの周りで高速回転される(90Or
pm程度)。
になるとともにブレーキ体78が非制動状態になり、種
部動用モータ55の回転が駆動プーリ56、ベルト63
、被動プーリ64、下回転軸61、バネクラッチ74、
上申空軸57、歯車ゲース60および土中空軸24を介
して中槽21に伝達されて、中槽21が内槽33と一体
的に垂直軸線Y−Yの周りで高速回転される(90Or
pm程度)。
なお、前記流たく、すすぎおよび乾燥時における遊星歯
車減速装置73等を含む駆動系により、洗たく用駆動手
段および乾燥用駆動手段としての第1駆動機構79が構
成され、前記脱水時におけるバネクラッチ74等を含む
駆動系により、脱水用駆動手段としての第2駆動機構8
0が構成されている。
車減速装置73等を含む駆動系により、洗たく用駆動手
段および乾燥用駆動手段としての第1駆動機構79が構
成され、前記脱水時におけるバネクラッチ74等を含む
駆動系により、脱水用駆動手段としての第2駆動機構8
0が構成されている。
(給水、排水および溢水構成)
第1図、第3図〜第6図に示すように、給水量!83は
前記本体カバー2の内部に配設され、給水弁84と、内
槽33の上方外周近傍位1にて開口された第1給水口8
5と、後述する温風供給装!94の送風通路102を介
して内槽33の内部に開口された第2給水口86とを有
している。そして、給水時およびすすぎ時においく、給
水弁の開放により第1および第2給水口85.86から
内槽33の外側および内側に向けて給水が行われる。
前記本体カバー2の内部に配設され、給水弁84と、内
槽33の上方外周近傍位1にて開口された第1給水口8
5と、後述する温風供給装!94の送風通路102を介
して内槽33の内部に開口された第2給水口86とを有
している。そして、給水時およびすすぎ時においく、給
水弁の開放により第1および第2給水口85.86から
内槽33の外側および内側に向けて給水が行われる。
排水口87は前記外槽10の底部に設けられ、排水弁8
8を介して排水ホース89に連結されている。そして、
この実施例では、排水弁88が図示しないンレノイドに
より、前記バネクラッチ74のクラッチ爪75およびブ
レーキ体78と連動して開閉され、洗たく時、すすぎ時
および乾燥時等において、バネクラッチ74が遮断状態
にあると共にブレーキ体78が制動状態にあるときには
、排水弁88が閉鎖状態にあり、脱水時等において、バ
ネクラッチ74が連結状態に切り換えられると共にブレ
ーキ体78が非制動状態にされたときには、排水弁88
が開放される。
8を介して排水ホース89に連結されている。そして、
この実施例では、排水弁88が図示しないンレノイドに
より、前記バネクラッチ74のクラッチ爪75およびブ
レーキ体78と連動して開閉され、洗たく時、すすぎ時
および乾燥時等において、バネクラッチ74が遮断状態
にあると共にブレーキ体78が制動状態にあるときには
、排水弁88が閉鎖状態にあり、脱水時等において、バ
ネクラッチ74が連結状態に切り換えられると共にブレ
ーキ体78が非制動状態にされたときには、排水弁88
が開放される。
温風の排気口を兼用する溢水口90は前記内槽33の送
風口を兼用する後軸部34と反対側に位置するように、
外槽10の側壁に設けられ、その下部が溢水ホース91
を介して排水ホース89に連結されている。拡張冷却室
92は溢水ホース91の途中に設けられ、乾燥時におい
て溢水口9゜から溢水ホース91を介して排出される高
温多湿の空気が、この拡張冷却室92内において冷却お
よび除湿される。
風口を兼用する後軸部34と反対側に位置するように、
外槽10の側壁に設けられ、その下部が溢水ホース91
を介して排水ホース89に連結されている。拡張冷却室
92は溢水ホース91の途中に設けられ、乾燥時におい
て溢水口9゜から溢水ホース91を介して排出される高
温多湿の空気が、この拡張冷却室92内において冷却お
よび除湿される。
そして、この実施例では前記溢水口90が、内槽33の
送風口を兼用する後軸部34よりも低い位置において、
前記第1および第2給水08586からの給水量よりも
多い排水量を有するように設けられている。これによっ
て、第4図に示すように、すすぎ時における外槽10内
の水位L1は、内槽33の回転軸線X−Xよりも下方で
、洗たく時に洗たく物の量に応じて決定される水位L2
よりも上方の位置に設定され、洗たく時あるいはすすぎ
時において、外槽10内の水や泡が送風口兼用の軸部3
4から送風通路102側へ侵入しないようになっている
。
送風口を兼用する後軸部34よりも低い位置において、
前記第1および第2給水08586からの給水量よりも
多い排水量を有するように設けられている。これによっ
て、第4図に示すように、すすぎ時における外槽10内
の水位L1は、内槽33の回転軸線X−Xよりも下方で
、洗たく時に洗たく物の量に応じて決定される水位L2
よりも上方の位置に設定され、洗たく時あるいはすすぎ
時において、外槽10内の水や泡が送風口兼用の軸部3
4から送風通路102側へ侵入しないようになっている
。
(温風供給装置の構成)
第1図、第5図および第6図に示すように、加熱手段と
しての温風供給装置94は、前記外槽10、中槽21お
よび内槽33よりも上方において本体ゲース1と本体カ
バー2との間に支持され、洗たく物の乾燥時に内槽33
内に温風を供給して、内槽33内の空気の温度を上昇さ
せるようになっている。
しての温風供給装置94は、前記外槽10、中槽21お
よび内槽33よりも上方において本体ゲース1と本体カ
バー2との間に支持され、洗たく物の乾燥時に内槽33
内に温風を供給して、内槽33内の空気の温度を上昇さ
せるようになっている。
すなわち、支持板95は本体カバー2の頂壁内面に一体
形成されたリブにネジ手段等によって取付けられ、その
下面にはファン用モータ96が装着されている1合成樹
脂製のモータカバー97はファン用モータ96を覆うよ
うに支持板95の下面に取り付けられ、その外周の一部
には本体カバー2の後側外面に開口する空気取り入れ口
(図示しない)が設けられている。ファン98は支持板
95の上部においてファン用モータ96のモータ軸に固
定され、本体カバー2の頂壁内面に一体形成されたファ
ンカバー99によって覆われている。
形成されたリブにネジ手段等によって取付けられ、その
下面にはファン用モータ96が装着されている1合成樹
脂製のモータカバー97はファン用モータ96を覆うよ
うに支持板95の下面に取り付けられ、その外周の一部
には本体カバー2の後側外面に開口する空気取り入れ口
(図示しない)が設けられている。ファン98は支持板
95の上部においてファン用モータ96のモータ軸に固
定され、本体カバー2の頂壁内面に一体形成されたファ
ンカバー99によって覆われている。
なお、前記支持板95にはファン用モータ96のモータ
軸が通る開口95aが形成されている。
軸が通る開口95aが形成されている。
耐熱合成樹脂よりなる筒状の送風ガイド100は前記フ
ァンカバー99に連結した状態で、本体カバー2の頂壁
内面に形成されたリブにねじ手段などによって固定され
、その内部には加熱用ヒータ101が配置されている。
ァンカバー99に連結した状態で、本体カバー2の頂壁
内面に形成されたリブにねじ手段などによって固定され
、その内部には加熱用ヒータ101が配置されている。
送風通路102は外槽10および外槽カバー21の後面
中央部に一体に形成され、下方に向かって縦方向へ延び
ている。
中央部に一体に形成され、下方に向かって縦方向へ延び
ている。
可撓性を有する蛇腹状の連結筒体103は送風ガイド1
00の先端部と送風通路102の上端部との間に設けら
れ、外槽10の揺動にかかわらず、送風ガイド100と
送風通路102とを常に連結状態に保持すると共に、外
槽10の振動がこの連結筒体103において吸収されて
上方に伝達されないようにしている。そして、モータ9
6の駆動によるファン98の回転により外気が空気取り
入れ口からモータカバー97、開口95a及びファンカ
バー99を経て加熱用ヒータ101に導かれ、そのヒー
タ101で加熱されて送風通路102及び送風ガイド1
00に送出される。
00の先端部と送風通路102の上端部との間に設けら
れ、外槽10の揺動にかかわらず、送風ガイド100と
送風通路102とを常に連結状態に保持すると共に、外
槽10の振動がこの連結筒体103において吸収されて
上方に伝達されないようにしている。そして、モータ9
6の駆動によるファン98の回転により外気が空気取り
入れ口からモータカバー97、開口95a及びファンカ
バー99を経て加熱用ヒータ101に導かれ、そのヒー
タ101で加熱されて送風通路102及び送風ガイド1
00に送出される。
送風口104は中槽21および内槽33の定位置停止状
態において、前述した送風口を兼用する中槽21の後軸
受部30および内槽33の後軸部34と若干の間隙をお
いて近接対向するように、送風通路102の下端に連通
して外槽10の後壁に形成されている。そして、この実
施例では、後軸受部30および後軸部34の開口面積が
送風口104の開口面積よりも大きく設定され、温風供
給装置94から供給される温風が、送風口104から後
軸受部30および後軸部34を通して内槽33内へ効果
的に導入されるようになっている。
態において、前述した送風口を兼用する中槽21の後軸
受部30および内槽33の後軸部34と若干の間隙をお
いて近接対向するように、送風通路102の下端に連通
して外槽10の後壁に形成されている。そして、この実
施例では、後軸受部30および後軸部34の開口面積が
送風口104の開口面積よりも大きく設定され、温風供
給装置94から供給される温風が、送風口104から後
軸受部30および後軸部34を通して内槽33内へ効果
的に導入されるようになっている。
(動作)
次に、前記のように構成された脱水乾燥洗たく機の動作
を説明する。
を説明する。
さて、この脱水乾燥洗たく機において、本体開閉l1I
4および内槽蓋体42を開放した状態で、内槽33内に
洗たく物を投入した後、内槽蓋体42を閉じると共に、
本体開閉!14を閉じて図示しないスタートスイッチを
オンすると、第7図のタイムチャートに示す一連の動作
が順次自動的に行われる。すなわち、まず蓋ロツク用ソ
レノイド9により本体開閉lI4が閉鎖位置にロックさ
れ、一連の動作が終了するまでこのロック状態に保持さ
れる。
4および内槽蓋体42を開放した状態で、内槽33内に
洗たく物を投入した後、内槽蓋体42を閉じると共に、
本体開閉!14を閉じて図示しないスタートスイッチを
オンすると、第7図のタイムチャートに示す一連の動作
が順次自動的に行われる。すなわち、まず蓋ロツク用ソ
レノイド9により本体開閉lI4が閉鎖位置にロックさ
れ、一連の動作が終了するまでこのロック状態に保持さ
れる。
本体開閉114のロック後、給水装置83による給水動
作、第1駆動機横79による内槽33の回転に基づく洗
たく動作、排水弁88の開放による排水動作、第2駆動
機構80による中槽21の回転に基づく脱水動作、給水
装置83による給水動作、給水装置83の給水および第
1駆動機構79による内槽33の回転に基づくすすぎ動
作、排水弁88の開放による排水動作、第2駆動機楕8
0による中槽21の回転に基づく脱水動作、および温風
供給装置94による温風供給および第1駆動機構79に
よる内槽33の回転に基づく乾燥動作が行われる。
作、第1駆動機横79による内槽33の回転に基づく洗
たく動作、排水弁88の開放による排水動作、第2駆動
機構80による中槽21の回転に基づく脱水動作、給水
装置83による給水動作、給水装置83の給水および第
1駆動機構79による内槽33の回転に基づくすすぎ動
作、排水弁88の開放による排水動作、第2駆動機楕8
0による中槽21の回転に基づく脱水動作、および温風
供給装置94による温風供給および第1駆動機構79に
よる内槽33の回転に基づく乾燥動作が行われる。
そして、前記洗たく物の洗たくが行われる場合には、排
水弁およびクラッチ用のソレノイド(図示しない)がオ
フされ、バネクラッチ74が遮断状態になって第1駆動
機横79が形成されると共に、ブレーキ体78が制動状
態になって中槽21の回転が規制される。この状態で種
部動用モータ55が回転され、第1駆動機構79を介し
て内槽33が水平軸線X−Xの周りで回転されて、複数
の反転用突条38,46により洗たく物が転勤されなが
ら、いわゆるたたき洗いの洗たくが行われる。
水弁およびクラッチ用のソレノイド(図示しない)がオ
フされ、バネクラッチ74が遮断状態になって第1駆動
機横79が形成されると共に、ブレーキ体78が制動状
態になって中槽21の回転が規制される。この状態で種
部動用モータ55が回転され、第1駆動機構79を介し
て内槽33が水平軸線X−Xの周りで回転されて、複数
の反転用突条38,46により洗たく物が転勤されなが
ら、いわゆるたたき洗いの洗たくが行われる。
従って、パルセータ等により洗たく物を水と共に撹拌す
る方式に比較して、旋回水流を利用しないため洗たく時
の使用水量が少なくてよい、また、洗たく動作時に洗た
く物に捩れや絡み合いがほとんど生じないので、布いた
みを生じることもほとんどなく洗たく動作を効果的に行
うことができ、しかも、洗たく動作の終了後に、洗たく
物の捩れや絡み合いを修正するという面倒な作業を必要
とせず、洗たく動作から排水動作および脱水動作へと自
動的に移行することができる。
る方式に比較して、旋回水流を利用しないため洗たく時
の使用水量が少なくてよい、また、洗たく動作時に洗た
く物に捩れや絡み合いがほとんど生じないので、布いた
みを生じることもほとんどなく洗たく動作を効果的に行
うことができ、しかも、洗たく動作の終了後に、洗たく
物の捩れや絡み合いを修正するという面倒な作業を必要
とせず、洗たく動作から排水動作および脱水動作へと自
動的に移行することができる。
また、洗たく物の洗たく後にすすぎが行われる場合には
、前記洗たく時と同様に、種部動用モータ55により第
1駆動機構79を介して内槽33が水平軸線X−Xの周
りで回転されると共に、給水装置83の給水弁84の開
放により、第1給水口85から内槽33の外周面に向け
て水が供給されると共に、第2給水口86から送風通路
102、送風口104および後軸部34を介して内槽3
3の内部に水が供給され、すすぎ水が溢水口90から排
出されて、水位が一定に保持される。従って、内槽33
の外周面に付着している泡が、第1給水口85からの水
により球形状の外周面に沿って靜かに洗い流されると共
に、内槽33内の洗たく物に付着している泡が、第2給
水口86からの水により効果的に洗い流される。
、前記洗たく時と同様に、種部動用モータ55により第
1駆動機構79を介して内槽33が水平軸線X−Xの周
りで回転されると共に、給水装置83の給水弁84の開
放により、第1給水口85から内槽33の外周面に向け
て水が供給されると共に、第2給水口86から送風通路
102、送風口104および後軸部34を介して内槽3
3の内部に水が供給され、すすぎ水が溢水口90から排
出されて、水位が一定に保持される。従って、内槽33
の外周面に付着している泡が、第1給水口85からの水
により球形状の外周面に沿って靜かに洗い流されると共
に、内槽33内の洗たく物に付着している泡が、第2給
水口86からの水により効果的に洗い流される。
さらに、洗たく物の洗たくやすすぎの終了後に脱水が行
われる場合には、排水弁およびクラッチ用のソレノイド
がオンされ、バネクラッチ74が連結状態になって第2
駆動機構80が形成されると共に、ブレーキ体78が非
制動状態になって中槽21の回転が許容される。この状
態で、種部動用モータ55が回転され、第2駆動機横8
0を介して中槽21が内槽33と一体的に垂直軸線Y−
Yの周りで高速回転されて、洗たく物の脱水が行われる
。従って、洗たく動作またはすすぎ動作から脱水動作へ
の移行を、洗たく物を収容した内槽33の回転軸線を水
平軸線X−Xか−ら垂直軸線Y−Yに変更することによ
って、短時間に円滑に行うことができる。
われる場合には、排水弁およびクラッチ用のソレノイド
がオンされ、バネクラッチ74が連結状態になって第2
駆動機構80が形成されると共に、ブレーキ体78が非
制動状態になって中槽21の回転が許容される。この状
態で、種部動用モータ55が回転され、第2駆動機横8
0を介して中槽21が内槽33と一体的に垂直軸線Y−
Yの周りで高速回転されて、洗たく物の脱水が行われる
。従って、洗たく動作またはすすぎ動作から脱水動作へ
の移行を、洗たく物を収容した内槽33の回転軸線を水
平軸線X−Xか−ら垂直軸線Y−Yに変更することによ
って、短時間に円滑に行うことができる。
さらに、洗たく物の脱水後に乾燥が行われる場合には、
前記洗たく時と同様に、種部動用モータ55により第1
駆動機横79を介して内槽33が水平軸線X−Xの周り
で回転されると共に、ファン用モータ96および加熱用
ヒータ101の通電により、温風供給装置94から発生
される温風が、可撓性を有する蛇腹状の連結筒体103
、送風通路102、送風口104および後軸部34を介
して内槽33内に供給され、蓋体42により閉鎖された
一方の軸部34を避けて各小孔40から排出される。従
って、内槽33の回転にともない洗たく物が転勤される
と共に、温風が内槽33内の全体に行渡って、乾燥動作
を効果的に行うことができる。そして、内槽33の小孔
45から排出された高温多湿の空気が、外槽10の側壁
に形成された温風排気口を兼用する溢水口90から、溢
水ホース91内に排出され、排水ホース89を通して外
部に排出される。この場合、高温多湿の温風は溢水ホー
ス91及び排水ホース89において除湿冷却されると共
に、拡張冷却室92においてそれが促進される。なお、
モータ55のファン52はモータ55の外に前記溢水ホ
ース91等をも冷却する。
前記洗たく時と同様に、種部動用モータ55により第1
駆動機横79を介して内槽33が水平軸線X−Xの周り
で回転されると共に、ファン用モータ96および加熱用
ヒータ101の通電により、温風供給装置94から発生
される温風が、可撓性を有する蛇腹状の連結筒体103
、送風通路102、送風口104および後軸部34を介
して内槽33内に供給され、蓋体42により閉鎖された
一方の軸部34を避けて各小孔40から排出される。従
って、内槽33の回転にともない洗たく物が転勤される
と共に、温風が内槽33内の全体に行渡って、乾燥動作
を効果的に行うことができる。そして、内槽33の小孔
45から排出された高温多湿の空気が、外槽10の側壁
に形成された温風排気口を兼用する溢水口90から、溢
水ホース91内に排出され、排水ホース89を通して外
部に排出される。この場合、高温多湿の温風は溢水ホー
ス91及び排水ホース89において除湿冷却されると共
に、拡張冷却室92においてそれが促進される。なお、
モータ55のファン52はモータ55の外に前記溢水ホ
ース91等をも冷却する。
また、この実施例においては、温風供給装置94の送風
ガイド100と送風通路102との間が、可撓性を有す
る蛇腹状の連結筒体103によって連結されているため
、乾燥動作時に外槽10が揺動しても、温風供給装置9
4の送風ガイド100から連結筒体103を介して送風
通#l102内へと温風が支障なく導かれる。さらに、
この実施例では、本体カバー2の開口3と外槽カバー1
6の開口17との間に、可撓性を有する蛇腹筒状のシー
ルド部材18が設けられているため、乾燥動作時に外槽
10が揺動しても、シールド部材18により両開口3.
17間が常に気密状態に連結され、外槽10内の熱気や
湿気が外槽10と本体ケース1との間にもれるおそれは
なく、外槽10内の温度降下を防止して乾燥温度を均一
に保持することができ、乾燥時間を短くして有効な乾燥
を行うことができ、さらには、熱気や湿気に起因するモ
ータ等の故障やさびつきのおそれはない。
ガイド100と送風通路102との間が、可撓性を有す
る蛇腹状の連結筒体103によって連結されているため
、乾燥動作時に外槽10が揺動しても、温風供給装置9
4の送風ガイド100から連結筒体103を介して送風
通#l102内へと温風が支障なく導かれる。さらに、
この実施例では、本体カバー2の開口3と外槽カバー1
6の開口17との間に、可撓性を有する蛇腹筒状のシー
ルド部材18が設けられているため、乾燥動作時に外槽
10が揺動しても、シールド部材18により両開口3.
17間が常に気密状態に連結され、外槽10内の熱気や
湿気が外槽10と本体ケース1との間にもれるおそれは
なく、外槽10内の温度降下を防止して乾燥温度を均一
に保持することができ、乾燥時間を短くして有効な乾燥
を行うことができ、さらには、熱気や湿気に起因するモ
ータ等の故障やさびつきのおそれはない。
そして、この乾燥動作時においては、内槽33内の高温
多湿の空気が、送風口を兼用する内槽33の後軸部34
と反対側において外槽10の側壁に形成された温風排気
口を兼用する溢水口90から、溢水ホース91内に排出
されると共に、溢水ホース91をはじめ、拡張冷却室9
2及び排水ホース89がモータ冷却ファン52にて発生
する気流により効果的に冷却されることにより、それら
ホース及び拡張冷却室を通る高温多湿の空気が冷却およ
び除湿された後に、排水ホース89を通して外部に排出
される。従って、内槽33内の高温多湿の空気がそのま
ま外部に排出されることは少ない、又はほとんどない。
多湿の空気が、送風口を兼用する内槽33の後軸部34
と反対側において外槽10の側壁に形成された温風排気
口を兼用する溢水口90から、溢水ホース91内に排出
されると共に、溢水ホース91をはじめ、拡張冷却室9
2及び排水ホース89がモータ冷却ファン52にて発生
する気流により効果的に冷却されることにより、それら
ホース及び拡張冷却室を通る高温多湿の空気が冷却およ
び除湿された後に、排水ホース89を通して外部に排出
される。従って、内槽33内の高温多湿の空気がそのま
ま外部に排出されることは少ない、又はほとんどない。
(変形例)
なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、次のように変更して具体化することも可能であ
る。
はなく、次のように変更して具体化することも可能であ
る。
(1)前記実施例においては、中槽21が合成樹脂によ
りほぼ円筒状に形成されて、その周壁に水抜き部として
の多数の小孔28が透設されているが、中槽21を金網
等によりほぼ円筒状に形成し、周壁の網目を水抜き部と
すること、あるいは、複数個の支柱等を組合わせてほぼ
円筒状の枠組をつくり、その各支柱の間の間隙を水抜き
部としたり、ステンレス等により有底円筒を形成してそ
の周壁、底壁に水抜き孔を透設したりすること。中槽2
1を内槽33とともにステンレス等の金属で成形した場
合には特に強固で熱に強いものとなる。
りほぼ円筒状に形成されて、その周壁に水抜き部として
の多数の小孔28が透設されているが、中槽21を金網
等によりほぼ円筒状に形成し、周壁の網目を水抜き部と
すること、あるいは、複数個の支柱等を組合わせてほぼ
円筒状の枠組をつくり、その各支柱の間の間隙を水抜き
部としたり、ステンレス等により有底円筒を形成してそ
の周壁、底壁に水抜き孔を透設したりすること。中槽2
1を内槽33とともにステンレス等の金属で成形した場
合には特に強固で熱に強いものとなる。
(2)前記実施例においては、温風供給装置94により
、内槽33内の空気の温度を上昇させるための加熱手段
が構成されているが、内槽33自体を加熱したり、内槽
33内の雰囲気温度を上昇させたりするための装置に変
更すること。
、内槽33内の空気の温度を上昇させるための加熱手段
が構成されているが、内槽33自体を加熱したり、内槽
33内の雰囲気温度を上昇させたりするための装置に変
更すること。
(3)内槽33を水平軸線に対し所定角度で傾斜した傾
斜軸線の周りで回転可能に支持すること。
斜軸線の周りで回転可能に支持すること。
(4)前記実施例においては、内槽33の外周面に複数
の補強用の環状凸部39が形成されているが、この環状
凸部39を内槽33の内周面に形成すること。
の補強用の環状凸部39が形成されているが、この環状
凸部39を内槽33の内周面に形成すること。
このように環状凸部39を内槽33の内周面に形成した
場合には、外周面に形成した場合に比較して、すすぎ動
作等の内槽33の回転時において、環状凸部39による
水の撹拌に起因して、泡が発生するのを抑制することが
でき、また、乾燥の際には洗たく物が内槽33の内周面
に密着するのを防止して、効果的に乾燥を行うことがで
きる。
場合には、外周面に形成した場合に比較して、すすぎ動
作等の内槽33の回転時において、環状凸部39による
水の撹拌に起因して、泡が発生するのを抑制することが
でき、また、乾燥の際には洗たく物が内槽33の内周面
に密着するのを防止して、効果的に乾燥を行うことがで
きる。
[発明の効゛果]
この発明は、以上説明したように構成されているため、
次のような効果を奏する。
次のような効果を奏する。
支持体が外槽内に垂直軸線の周りで回転可能に支持され
ると共に、内槽が支持体に水平軸線若しくは傾斜軸線の
周りで回転可能に支持され、支持体の姿勢を変更するこ
となく、支持体及び内槽の回転軸線を使い分けて、洗た
く、脱水および乾燥の各動作を行うように構成されてい
るなめ、櫂の姿勢制御用のモータを含む駆動機構等を設
ける必要がなく、構造が簡単で、かつ小型、軽量化が可
能で安価に製作することができる。
ると共に、内槽が支持体に水平軸線若しくは傾斜軸線の
周りで回転可能に支持され、支持体の姿勢を変更するこ
となく、支持体及び内槽の回転軸線を使い分けて、洗た
く、脱水および乾燥の各動作を行うように構成されてい
るなめ、櫂の姿勢制御用のモータを含む駆動機構等を設
ける必要がなく、構造が簡単で、かつ小型、軽量化が可
能で安価に製作することができる。
また、洗たく、脱水および乾燥の各動作が、槽の姿勢を
変更することなく、順次移行して行われるため、それら
の動作を連続して短時間に行うことができる。
変更することなく、順次移行して行われるため、それら
の動作を連続して短時間に行うことができる。
しかも、洗たく、脱水および乾燥の個々の動作において
は、まず、洗たく物を収容した内槽が水平軸線若しくは
傾斜軸線の周りで回転されて、旋回水流によることなく
洗たく物の洗たくが行われるようになっているため、洗
たく時の使用水量が少なくてよい、また、洗たく動作時
に洗たく物に捩れや絡み合いがほとんど生じないので、
布いたみを生じることもほとんどなく洗たく動作を効果
的に行うことができると共に、洗たく動作の終了後に、
洗たく物の捩れや絡み合いを修正するという面倒な作業
を必要とせず、洗たく動作から脱水動作へ自動的に移行
することができる。
は、まず、洗たく物を収容した内槽が水平軸線若しくは
傾斜軸線の周りで回転されて、旋回水流によることなく
洗たく物の洗たくが行われるようになっているため、洗
たく時の使用水量が少なくてよい、また、洗たく動作時
に洗たく物に捩れや絡み合いがほとんど生じないので、
布いたみを生じることもほとんどなく洗たく動作を効果
的に行うことができると共に、洗たく動作の終了後に、
洗たく物の捩れや絡み合いを修正するという面倒な作業
を必要とせず、洗たく動作から脱水動作へ自動的に移行
することができる。
さらに、内槽が水平軸線若しくは傾斜軸線の周りで回転
されると共に、内槽内の空気の温度が上昇されて、洗た
く物の乾燥が行われるようになっているため、内槽の回
転にともない洗たく物が転動されて、乾燥動作を効果的
に行うことができる。
されると共に、内槽内の空気の温度が上昇されて、洗た
く物の乾燥が行われるようになっているため、内槽の回
転にともない洗たく物が転動されて、乾燥動作を効果的
に行うことができる。
その上、洗たく、乾燥動作のときに洗たく物に捩れや絡
み付きがほとんどないので、布いたみを生じることもほ
とんどなく洗たく物を均一にしかも速く乾燥させること
ができ、その効果はきわめて大である。
み付きがほとんどないので、布いたみを生じることもほ
とんどなく洗たく物を均一にしかも速く乾燥させること
ができ、その効果はきわめて大である。
しかも、乾燥時等において筒状のシールド部材により熱
気が外槽と本体ケースとの間からもれることはなく、内
槽を収容する外槽内の温度降下を防止して外槽内を均一
の乾燥温度に保持することができて、素早く有効な乾燥
を行うことができる。
気が外槽と本体ケースとの間からもれることはなく、内
槽を収容する外槽内の温度降下を防止して外槽内を均一
の乾燥温度に保持することができて、素早く有効な乾燥
を行うことができる。
さらに、その乾燥時に外槽が揺動しても、可撓性を有す
る筒状のシールド部材により外槽内の熱気のもれを確実
に防止することができる。
る筒状のシールド部材により外槽内の熱気のもれを確実
に防止することができる。
第1図はこの発明を具体化した脱水乾燥洗たく機の一実
施例を示す側断面図、第2図は外槽の緩衝支持構成を示
す部分断面図、第3図は脱水乾燥洗たく機の一部破断正
面図、第4図は外槽の側部の溢水構成を示す脱水乾燥洗
たく機の部分断面図、第5図は温風供給装置部分を破断
して示す脱水乾燥洗たく機の部分正面図、第6図は同じ
く温風供給装置部分を破断して示す脱水乾燥洗たく機の
平面図、第7図は動作の概要を示すタイムチャートであ
る。 1・・・本体ケース、2・・・本体カバー、3・・・開
口、10・・・外槽、11・・・緩衝支持装置、16・
・・外槽カバー 17・・・開口、18・・・シールド
部材、21・・・支持体を構成する中槽、28・・・水
抜き部としての小孔、33・・・内槽、40・・・小孔
、55・・・種部動用モータ、79・・・洗たく用駆動
手段および乾燥用駆動手段を構成する第1駆動機構、8
0・・・脱水用駆動手段を構成する第2駆動機構、94
・・・加熱手段としての温風供給装置。
施例を示す側断面図、第2図は外槽の緩衝支持構成を示
す部分断面図、第3図は脱水乾燥洗たく機の一部破断正
面図、第4図は外槽の側部の溢水構成を示す脱水乾燥洗
たく機の部分断面図、第5図は温風供給装置部分を破断
して示す脱水乾燥洗たく機の部分正面図、第6図は同じ
く温風供給装置部分を破断して示す脱水乾燥洗たく機の
平面図、第7図は動作の概要を示すタイムチャートであ
る。 1・・・本体ケース、2・・・本体カバー、3・・・開
口、10・・・外槽、11・・・緩衝支持装置、16・
・・外槽カバー 17・・・開口、18・・・シールド
部材、21・・・支持体を構成する中槽、28・・・水
抜き部としての小孔、33・・・内槽、40・・・小孔
、55・・・種部動用モータ、79・・・洗たく用駆動
手段および乾燥用駆動手段を構成する第1駆動機構、8
0・・・脱水用駆動手段を構成する第2駆動機構、94
・・・加熱手段としての温風供給装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、外槽(10)と、 その外槽(10)内に垂直軸線(Y−Y)の周りで回転
可能に支持された支持体(21)と、その支持体(21
)に水平軸線(X−X)若しくは水平軸線に対し所定角
度で傾斜した傾斜軸線の周りで回転可能に支持され、周
壁に多数の小孔(40)を透設した内槽(33)と、 前記内槽(33)内部に水位が達するように外槽(10
)内に水を収容すると共に、内槽(33)内に洗たく物
を収容した状態で、内槽(33)を前記水平軸線(X−
X)若しくは傾斜軸線の周りで回転させて洗たくを行う
洗たく用駆動手段(79)と、 前記内槽(33)内に洗たく後の洗たく物を収容した状
態で、支持体(21)を内槽(33)と一体的に前記垂
直軸線(Y−Y)の周りで高速回転させて脱水を行う脱
水用駆動手段(80)と、前記内槽(33)内に脱水後
の洗たく物を収容した状態で、内槽(33)を前記水平
軸線(X−X)若しくは傾斜軸線の周りで回転させて乾
燥を行う乾燥用駆動手段(79)と、 その乾燥用駆動手段(79)による乾燥時に、前記内槽
(33)内の空気の温度を上昇させる加熱手段(94)
と を備え、 前記外槽(10)を本体ケース(1)内に配置し、その
本体ケース(1)の上部開口(3)と外槽(10)の上
部開口(17)とを筒状のシールド部材(18)により
連結したことを特徴とする脱水乾燥洗たく機。 2、外槽(10)は本体ケース(1)に揺動可能に支持
されると共に、シールド部材(18)は可撓性を有する
請求項1記載の脱水乾燥洗たく機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1030709A JPH02209190A (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 脱水乾燥洗たく機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1030709A JPH02209190A (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 脱水乾燥洗たく機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02209190A true JPH02209190A (ja) | 1990-08-20 |
Family
ID=12311176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1030709A Pending JPH02209190A (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 脱水乾燥洗たく機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02209190A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5169231A (en) * | 1991-06-27 | 1992-12-08 | Kisaku Suzuki | Apparatus for blending boiled rice and vinegar and preparing vinegared rice |
JP2009000550A (ja) * | 2008-08-29 | 2009-01-08 | Mitsubishi Electric Corp | 洗濯乾燥機 |
-
1989
- 1989-02-09 JP JP1030709A patent/JPH02209190A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5169231A (en) * | 1991-06-27 | 1992-12-08 | Kisaku Suzuki | Apparatus for blending boiled rice and vinegar and preparing vinegared rice |
JP2009000550A (ja) * | 2008-08-29 | 2009-01-08 | Mitsubishi Electric Corp | 洗濯乾燥機 |
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