JPH02162929A - 車載アンテナ制御方式 - Google Patents

車載アンテナ制御方式

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JPH02162929A
JPH02162929A JP63318917A JP31891788A JPH02162929A JP H02162929 A JPH02162929 A JP H02162929A JP 63318917 A JP63318917 A JP 63318917A JP 31891788 A JP31891788 A JP 31891788A JP H02162929 A JPH02162929 A JP H02162929A
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antenna
vehicle
directional antenna
signal
communication
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Yoshizo Shibano
儀三 芝野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 この発、、明は道路交通網の所定位置に設置された路側
装置と、車両との間で各種データを送受信する路車間通
信に適用される新規な車載アンテナ制御方式に関する。
く従来の技術、および発明が解決しようとする課題〉 路車間通信方式の前身として、車両に搭載されたナビゲ
ーション装置の位置較正を行なわせる路側ビーコン方式
がある。この方式は、主要道路上の2.5〜5Kmの間
隔で路側アンテナを設置し、路側アンテナから道路上の
狭い領域に位置データ、道路方向データ等の標識データ
を乗せた電波を放射し、この領域を通過する車両に標識
データを提供している。
そして、最近において、上記標識データに加えて、道路
交通情報や道路地図情報等の追加サービスを行うことや
、路側ビーコンの通信エリア内に存在する車両と管制局
との間における情報の交換を行なうことが可能な路車間
通信システムが提案されている。
そこで、本件発明者らは、上記提案を満足する路車間通
信システムを提供した(特願昭(il−057470、
発明の名称「路側ビーコン方式」参照)。
第5図は、上記路車間通信システムの概略図であり、路
側ビーコン(a)は、図示しない通信機、および路側ア
ンテナ(2l)とを有する。上記路側アンテナ(2l)
は、路面から5〜7tAの高さに設置され、車両を見下
ろす形で、且つ道路面をカバーする指向性により、路側
アンテナ(2l)の前後数101m程度の路面上の通信
領域を実現している(この通信領域は、上記m識データ
のみを放射する場合よりも拡大されている)。通信機は
、管制局から伝送される情報、或は、路側アンテナ(2
l)を介して車両(22)から送られてくる情報を通信
プロトコルに基づいてフォーマット変換等している。
一方、車両(22)には、指向性が上方向に向けられ、
かつ水平方向の感度が低下するようにされた車載アンテ
ナ(23)、無線機(24)等を搭載している。
上記車載アンテナ(23)によれば、他の車両、路面、
周辺建物等からの反射波を受信せず路側アンテナ(2l
)から直接到来してくる波のみをを選択的に受信するこ
とができる。このため、移動通信におけるマルチパス伝
送による定在波の発生や、遅延の大きな干渉波が無く、
安定な電波伝搬特性を実現させ、高速高品質ディジタル
通信を行なうことができる。
ところが、通信領域の拡大に伴ない、路側アンテナ(2
1)の設置位置に対する信号受信位置のずれが大きくな
り、当初の目的である車両位置の較正が、上記ずれの影
響を受けて正確には行なえないことになるという問題が
発生する。
この問題を解決するために、本件発明者らは、以下に示
すAM逆変調方式の路側ビーコン方式を提供した(特願
昭62−255589参照)。即ち、路側アンテナが互
に異なる主放射方向を有する少な《とも1つずつのアン
テナエレメントを有するものであり、送信データに基い
て変調を施した第1の変調波信号を2分し、それぞれに
対して互に等しい所定の周波数を有するとともに、互に
逆相に設定された変調信号による振幅変調を施すことに
より得られる第2の変調波信号が、第1の変調波信号が
同相になるようにアンテナエレメントに給電されており
、車両に搭載されて、上記路側アンテナからの送信信号
を受信する受信装置が、振幅変調成分を抽出して、振幅
変調成分の急激な落込みに基いて位置判定を行なうとと
もに、振幅一定の変調成分を抽出して送信データを復元
する方式である。
上記先願の路側アンテナの放射電界は、振幅変調成分が
、路側アンテナの正対位置で急激に落ち込み、振幅一定
のデータ変調成分が路側アンテナを中心とする広い領域
の指向性を実現する。したがって、車両側の振幅変調成
分に対する受信電界強度は、路側アンテナの正対位置で
急激に落ち込み、振幅一定のデータ変調成分に対しては
、路側アンテナを中心とする広い領域で高い(第6図参
照)。
上記の巧企な方法により、車両側は、受信アンテナによ
り路側アンテナからの放射電波を受信し、送信データで
変調された第1の変調波信号に基いて多量のデータ伝送
を取り込むとともに、スプリットビームを形成する振幅
変調成分を検波して路側アンテナの正面で急激な落ち込
み特性を示す位置、即ち路側アンテナの位置を検出する
ことができる。
以上のように、本件発明者らは、ユーザサイドの要請に
応じて種々の改良を行なって、通信領域の拡大、通信品
質の向上、および位置標定信号の提供を達成した。
しかしながら、上記巧妙な方式であっても、第7図に示
されるように、大型車両等が接近した場合には、大型車
両から反射された電波を車載アンテナ(23)が受信し
、反射波の影響を受ける可能性があり、この反射波の影
響を受ける可能性を無くす等して、さらに通信品質を高
めたいという要請がある。
また、通信領域の拡大という要請は、路車間通信システ
ムにおける悲願であり、さらに、通信領域を拡大するこ
とができる路車間通信システムが要求されている。
尚、ルーフ等と比較して容易な場所である室内の窓に近
接させて、車載アンテナを設置することも考えられいて
いる。しかしながら、TS8図に示されるように車載ア
ンテナ(23)から放射される電波が車両(22)の室
内で反射し、電波が直接波と反射波とが、路側アンテナ
に入射されるので、通信品質が低下するという問題があ
り、また、十分な受信レベルが得られないので、通信領
域が狭くなるという問題がある。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
さらに通信品質を高めると共に、通信領域の拡大をH1
能にする車載アンテナ制御方式を提供することを目的と
している。
く問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、第1の発明の車載アンテ
ナ制御方式は、前方向に主放射領域を有する前方向指向
性アンテナと、後方向に主放射領域を有する後方向指向
性アンテナと、受信レベルの変動に基づいて、路側装置
の設置位置を検出する位置検出手段と、上記両指向性ア
ンテナによる電波の受信レベルが車両と路側装置間で通
信可能な受信レベルか否かを判定する通信領域判定手段
と、上記位置検出手段から供給される路側装置の位置検
出信号に応じて、前方向指向性アンテナから後方向指向
性アンテナに切替え、上記通信領域判定手段から供給さ
れる通信不可能な受信レベルである旨の判定信号に応じ
て、後方向指向性アンテナから前方向指向性アンテナに
切替えるアンテナ切替手段とが、車両に搭載されている
ものである。
また、第2の発明は、路側装置がアイドルビットを挿入
したデータフレームに従った信号を送信するものであり
、車両側には、上記第1の発明の構成に加えて、復調し
たデータフレーム信号に基づいてアイドルビットを検出
するアイドルビット検出手段と、路側装置の位置が検出
された後であって、アイドルビット時に、前方向指向性
アンテナから後方向指向性アンテナへの切替信号をアン
テナ切替手段に供給するアンテナ切替タイミング生成手
段とが、搭載されているものである。
但し、第1の発明、第2の発明においても、前方向指向
性アンテナが車両の室内前部に設置されていると共に、
後方向指向性アンテナが車両の室内後部に設置されてあ
ってもよい。
く作用〉 上記した第1の発明の車載アンテナ制御方式は、車両が
路側装置に向って走行している間は、前方向指向性アン
テナがセットされており、この前方向指向性アンテナに
より、路側装置と通信を行なう。
次に、車両が路側装置に近づき、路側装置の正対位置を
通過する際に、位置検出手段が、受信レベルの変動に基
づいて、路側装置の正対位置、即ち、設置位置を検出す
る。
アンテナ切替器段は、上記位置検出手段から供給される
路側装置の位置検出信号に応じて、前方向指向性アンテ
ナから後方向指向性アンテナに切替える。そして、後方
向指向性アンテナにより、路側装置と通信を行なう。一
方、通信領域判定手段により、上記両指向性アンテナの
受信レベルが通信可能な受信レベルか否かを判定してい
る。
次いで、車両が路側装置から遠ざかり、後方向指向性ア
ンテナの受信レベルが低下し、後方向指向性アンテナが
、通信不可能な受信レベルになったと判定した場合には
、後方向指向性アンテナから前方向指向性アンテナに切
替える。
以上のように、車両が路側装置に向って走行している場
合には、前方向指向性アンテナにより、通信を行い、車
両が路側装置から遠ざかる場合には、後方向指向性アン
テナにより、通信を行なっているので、通信領域を拡大
することができる。
さらに詳細に説明すれば、前方向指向性アンテナと後方
向指向性アンテナとは、片方向の指向性を有しているの
で、従来の前後方向に同じような指向性を有する車載ア
ンテナと比較して、アンテナ利得、送信受信レベル、お
よび受信C/Nが向上する為、さらに通信領域を拡大す
ることができる。
上記のように、アンテナ利得、送信受信レベル、および
受信C/Nが向上することから、アンテナを車両の室内
に設置しても、十分なアンテナ利得等を得ることができ
る。
また、前方向指向性アンテナと後方向指向性アンテナと
の何れか一方のアンテナを動作させているので、他の車
両、路面、周辺建物等からの反射波を受信せず路側装置
から直接到来してくる波のみを選択的に受信することが
でき、さらに高品質の通信を行うことができる。
また、第2の発明であれば、アンテナ切替タイミング生
成手段により、路側装置の位置が検出された後であって
、データフレーム中に挿入されたアイドルビット時に、
前方向指向性アンテナから後方向指向性アンテナへの切
替信号を生成し。この切替信号をアンテナ切替手段に供
給している。
したがって、ブロックデータが送信されている最中には
、動作アンテナを切替ないので、データを喪失する可能
性を少なくすることができ、通信品質を高くすることが
できる。
さらに、前方向指向性アンテナが車両の室内前部に設置
されていると共に、後方向指向性アンテナが車両の室内
後部に設置されている場合には、アンテナの設置場所が
室内であるので、設置が容易であり、また、車載アンテ
ナから放射される電波が車両の室内で散乱することを防
止することができる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図はこの発明の車載アンテナ制御方式の概略図であ
り、道路交通網の予め設定された位置に、位置データ、
道路方向データ、道路交通情報等を含む信号を放射する
と共に、車両(1)から送信される車両位置情報等を受
信する路側アンテナ■が配置され、車両(1)が矢印A
で示されるように、路側アンテナ(2)の右側から路側
アンテナ■に近づき、通過している。車両(1)の前部
には、前方向に主放射領域を有する前方向指向性アンテ
ナ(3)が搭載され、車両(1)の後部には、後方向に
主放射領域を有する後方向指向性アンテナ(4)が搭載
されている。
そして、車両(1)が路側アンテナ(2)に向って走行
している場合には、前方向指向性アンテナ(3)を動作
させて、路側アンテナ(2と送受信を行ない。車両(1
)が路側アンテナ(りから遠ざかる場合には、動作アン
テナを前方向指向性アンテナ(3)から後方向指向性ア
ンテナ(4)に切替えて、路側アンテナ(2)と送受信
を行なっている。
上記路側アンテナ■側の構成としては、既に示したAM
逆変調方式が採用される。但し、電界強度が路側アンテ
ナ■の正面位置で最も高くなるように設定した方式を採
用することも可能である。
第2図は、車載アンテナ制御方式のブロック図であり、
車載アンテナ制御方式は、前方向指向性アンテナ(3)
、後方向指向性アンテナ(4)、アンテナ切替器6)、
受信機(6)、位置検出器(7)、通信領域判定装置(
8)、およびゲート回路(9)を有している。
上記前方向指向性アンテナ(3)は、指向性が、水平方
向よりも上方向で且つ前方向に主放射領域を有し、また
、上記後方向指向性アンテナ(4)は、指向性が水平方
向よりも上方向で且つ後方向に主放射領域を有する。こ
れらのアンテナ(3) (4)は、ボンネット、トラン
ク、屋根等の室外に取付ることか口■能である。
上記アンテナ切替器(5)は、位置検出器(7)から供
給される後述の切替信号に応じて、前方向指向性アンテ
ナ(3)から後方向指向性アンテナ(4)に動作アンテ
ナを切替え、通信領域判定装置(8)から供給される後
述のリセット信号に応じて、後方向指向性アンテナ(4
)から前方向指向性アンテナ(3)に動作アンテナを切
替えている。このアンテナ切替器(5)としては、移動
体通信における高速受信を行なう必要があることから、
高速で応答する半導体素子が使用されている。
上記受信機(6)は、アンテナ切替器(5)から入力さ
れる受信出力から振幅変調成分を抽出すると共に、送信
データで変調された変5.!J成分を復調し、データを
検出している。そして、抽出された振幅変調成分は、位
置検出器(7)、および通信領域判定装置に供給され、
復調された信号は、ゲート回路(9)を介して図示しな
いデータ処理装置に供給している。
上記位置検出器(7)は、受信機(6)から人力される
振幅変調成分の急激な落込みに基いて位置検出を行なう
と共に、路側アンテナ(2)の位置を検出している。こ
の位置検出信号は、上記アンテナ切替器(5)に切替信
号として出力されると共に、図示しないデータ処理装置
に供給される。尚、路側アンテナ■の方式として、正面
位置で放射電界が最も高くなるような方式が採用される
場合には、受信レベルが最も高い位置を検出する位置検
出器(7)を採用ことか可能である。
通信領域判定装置(8)は、受信機(6)から入力され
るアンテナ(3) (4)の受信レベルが通信可能な受
信レベルか否かを判定する装置である。さらに詳細に説
明すれば、一定のレベルを設定しておき、受信レベルが
このレベル以下になった場合には、車両(1)が路側ア
ンテナ(2)の通信領域を脱したと判定し、リセット信
号をアンテナ切替器(5)に出力している(通信領域離
脱の場合)。これにより、アンテナ切替器(5)は、後
方向指向性アンテナ(4)から前方向指向性アンテナ(
3)に動作アンテナを切替えている。
上記構成の車載アンテナ制御方式の動作は、次の通りで
ある。
車両(1)が路側アンテナ(2)に向って走行している
間は、前方向指向性アンテナ(3)がセットされており
、この前方向指向性アンテナ(3)により、路側アンテ
ナ(2)を介して管制局と通信を行なう。受信された信
号は、アンテナ切替器(5)を介して、受信機(6)に
供給される。
次に、車両(1)が路側アンテナ■装置に近づき、路側
アンテナ■の正対位置を通過する際には、路側アンテナ
(2)の放射電界強度が急激に落ち込む。
従って、前方向指向性アンテナ(3)の受信電界レベル
も急激に落ち込む。この受信レベルの急激な落ち込みに
基づいて、位置検出器(力は、路側装置の正対位置、即
ち、設置位置を検出し、切替信号をアンテナ切替器(5
)に出力する。アンテナ切替器(5)は、切替信号に応
じて前方向指向性アンテナ(3)から後方向指向性アン
テナ(4)に動作アンテナを切替える。
従って、車両(1)が路側アンテナ(2)から遠ざがる
場合には、後方向指向性アンテナ(4)により、路側ア
ンテナ(2)と交信を行なう。この交信を行なっている
間は、通信領域判定装置(8)により、後方向指向性ア
ンテナ(4)の受信レベルが通信可能なレベルか否かモ
ニタされている。
次いで、後方向指向性アンテナ(4)の受信レベルが通
信不可能な受信レベルであると判定した場合には、後方
向指向性アンテナ(4)がら前方向指向性アンテナ(3
)に切替え、次の路側アンテナ(2)に備える。
上記構成の車載アンテナ制御方式であれば、前方向指向
性アンテナ(3)と後方向指向性アンテナ(4)とは、
片方向の指向性を有しているので、従来の前後方向に同
じような指向性を有する車載アンテナと比較して、アン
テナ利得、送信受信レベル、および受信C/Nが向上す
る為、さらに通信領域を拡大することができる。
また、前方向指向性アンテナ(3)と後方向指向性アン
テナ(4)との何れか一方のアンテナを動作させている
ので、他の車両(1)、路面、周辺建物等からの反射波
を受信せず路側装置から直接到来してくる波のみをを選
択的に受信することができ、さらに高品質の通信を行う
ことができる。
第3図は、この発明の他の実施例を示すブロック図であ
り、上記第2図の実施例と相違する点は、路側アンテナ
(2)からアイドルビットを挿入したデータフレーム信
号が送信されており、車両側には、上記第2図の構成に
加えて、復調したデータフレーム信号に基づいてアイド
ルビットを検出するアイドルビット検出器00)と、位
置検出器(7)からの位置検出信号、およびアイドルビ
ット検出器00)からのアイドルビット検出タイミング
信号を入力とし、位置検出信号が出力された後における
最初のアイドルビットタイミング信号で、アンテナ切替
器(5)に切替信号を生成する切替信号生成部(11)
とが、搭載されている点である。
上記切替信号生成部(11)は、第1のフリップ・ブロ
ック(12)、第2のフリップ・フロップ(13)(以
下節1のF F (12)、第2のF F (13)と
略称する)、ゲート回路([4)、およびAND回路(
15)を有する。上記第1のF F (12)は、位置
検出信号をセット入力とし、通信領域判定装置(8)か
ら入力されるリセット信号をリセット入力とし、セット
信号が人力されると、出力レベルをllighレベルに
反転させて、ゲート回路(14)、およびAND回路(
15)に出力している。上記ゲート回路(14)は、第
1のF F (12)から人力される旧ghレベルの信
号を人力とし、アイドルビット検出器00)から人力さ
れる最初のアイドルビット検出タイミング信号に応じて
ゲートを開き、Hi g hレベルの信号(セット信号
)を第2のF F (+3>に出力している。第2のF
F (13)は、ゲート回路(14)から入力されるセ
ット信号に応じて出力レベルをIf i g hレベル
に反転させて、AND回路(15)に出力している。A
ND回路(15)は、第1のF F (12)と第2の
F F (13)の両者の出力がIlighレベルとな
った時に、初めてアンテナ切替器(5)に切替信号を出
力している。
上記構成の車載アンテナ制御装置の動作は、以下の通り
である。即ち、位置検出器(7)から構成される装置検
出信号に応じて、第1のF F (12)が出力レベル
を旧glルベルに反転させて、AND回路(15)に出
力する。そして、アイドルビット検出器(10)から人
力される最初のアイドルビット検出タイミング信号に基
づいて、ゲート回路(14)、第2のF F (13)
がII!ghレベルの信号を生成して、AND回路(+
5)に出力する。AND回路(15)の入力ゲートには
、第1のF F (12)と第2のF F (13)の
両者からllighレベルの信号が入力されるので、出
力レベルが、Il1ghレベルに切替わる。このII 
l g hレベルの信号が切替信号としてアンテナ切替
器(5)に出力される。
次に、車両(1)が路側アンテナ(2)の通信領域を通
過したと判定した場合には、通信領域判定装置(8)か
らリセット信号が、上記第1のF F (12)、第2
のF F (13)、およびゲート回路(14)に出力
され、それぞれの出力信号は、II!ghレベルからL
owレベルに切替わり、AND回路(15)の出力は、
Loνレベルに反転する。
上記構成の車載アンテナ制御装置であれば、切替動作を
行なうタイミングが、ブロックデータ間に挿入されたア
イドルビット時に行なわれるので、データを喪失する可
能性を軽減することができる。
尚、上記切替信号生成部(11)は、上記のようにディ
スクリートに構成したものに替えて集積回路にすること
が可能であり、また、切替信号は、データフレーム中の
最初のアイドルビット以外のアイドルビット、例えば、
2番目、或は3番目のアイドルビットを検出した時に出
力することが可能である。
第4図は、この発明の他の実施例を示すアンテナ配置図
であり、前方向指向性アンテナ(3)が室内の前部窓に
近接されて設置されているとともに、後方向指向性アン
テナ(4)が室内の後部窓に近接されて設置されている
。このように、車両(1)の室内に両アンテナを設置す
ることができるのは、上述したように、アンテナ利得、
送信受信レベル、および受信C/Nが向上させることが
できるので、アンテナを車両(1)の室内に設置しても
、十分なアンテナ利得等を得ることができるからである
そして、前方向指向性アンテナ(3)、および後方向指
向性アンテナ(4)をそれぞれ室内の前部の窓、室内の
後部の窓に近接させて設置することにより、車載アンテ
ナから放射される電波が車両(1)の室内で散乱するこ
とを防止し、路側アンテナ(2には、直接波のみを放射
することができるので、通信品質の向上を達成すること
ができる。
〈発明の効果〉 以上の請求項1の発明であれば、前方向指向性アンテナ
と後方向指向性アンテナとは、片方向の指向性を有して
いるので、従来の前後方向に同じような指向性を有する
車載アンテナと比較して、アンテナ利得、送信受信レベ
ル、および受信C/Nが向上する為、さらに通信領域を
拡大することができる。しかも、前方向指向性アンテナ
と後方向指向性アンテナとの何れか一方のアンテナを動
作させているので、他の車両、路面、周辺建物等からの
反射波を受信せず路側装置から直接到来してくる波のみ
を選択的に受信することができ、さらに高品質の通信を
行うことができるという効果が得られる。
また、請求項2の発明であれば、切替動作を行なうタイ
ミングが、ブロックデータ間に挿入されたアイドルビッ
ト時に行なわれるので、データを喪失する可能性を軽減
することができ、さらに高品質の通信を行うことができ
るという効果が得られる。
さらに、前方向指向性アンテナが車両の室内前部に設置
されていると共に、後方向指向性アンテナが車両の室内
後部に設置することにより、設置を容品にすることがで
きると共に、車載アンテナから放射される電波が車両の
室内で散乱することを防止することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の車載アンテナ制御方式の概略図、 第2図は車載アンテナ制御方式を示すブロック図、 第3図はこの発明の他の実施例を示すブロック図、 第4図はこの発明の他の実施例を示すアンテナ配置図、 第5図は従来の路車間通信システムの概略図、第6図は
AM逆変調方式における受信電界を示す図、 第7図、第8図は従来の車載アンテナの問題点を説明す
る図。 (3)・・・前方向指向性アンテナ、 (4)・・・後方向指向性アンテナ、(5)・・・アン
テナ切替器、(7)・・・位置検出器、(8)・・・通
信領域判定装置、(10)・・・アイドルビット検出器
、(11)・・・切替信号生成部 データ変調成分の受信電界 (ほか1名) 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、道路交通網の所定位置に設置された路側装置と、車
    両との間で各種データを送受信する路車間通信に適用さ
    れる車載アンテナ制御方式であって、 前方向に主放射領域を有する前方向指向性アンテナと、 後方向に主放射領域を有する後方向指向性アンテナと、
    受信レベルの変動に基づいて、路側装置の設置位置を検
    出する位置検出手段と、上記両指向性アンテナによる電
    波の受信レベルが車両と路側装置間で通信可能な受信レ
    ベルか否かを判定する通信領域判定手段と、上記位置検
    出手段から供給される路側装置の位置検出信号に応じて
    、前方向指向性アンテナから後方向指向性アンテナに切
    替え、 上記通信領域判定手段から供給される通信不可能な受信
    レベルである旨の判定信号に応じて、後方向指向性アン
    テナから前方向指向性アンテナに切替えるアンテナ切替
    手段とが、車両に搭載されていることを特徴とする車載
    アンテナ制御方式。 2、上記請求項1の車載アンテナ制御システムにおいて
    、路側装置がアイドルビットを挿入したデータフレーム
    に従った信号を送信するものであり、車両側には、 請求項1の構成に加えて、復調したデータフレーム信号
    に基づいてアイドルビットを検出するアイドルビット検
    出手段と、上記位置検出手段により路側装置の位置が検
    出された後であって、 アイドルビット時に、前方向指向性アンテナから後方向
    指向性アンテナへの切替信号をアンテナ切替手段に供給
    するアンテナ切替タイミング生成手段とが、搭載されて
    いることを特徴とする車載アンテナ制御方式。 3、前方向指向性アンテナが車両の室内前部に設置され
    ていると共に、後方向指向性アンテナが車両の室内後部
    に設置されていることを特徴とする上記請求項1または
    請求項2に記載の車載アンテナ制御方式。
JP63318917A 1988-12-16 1988-12-16 車載アンテナ制御方式 Expired - Lifetime JP2620350B2 (ja)

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