JPH02162116A - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

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JPH02162116A
JPH02162116A JP63317351A JP31735188A JPH02162116A JP H02162116 A JPH02162116 A JP H02162116A JP 63317351 A JP63317351 A JP 63317351A JP 31735188 A JP31735188 A JP 31735188A JP H02162116 A JPH02162116 A JP H02162116A
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潤一郎 原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車室内の熱環境状態に応じて吹出範囲あるい
は風速分布を脈動風を可変制御する自動車用空調装置に
関する。
従来の技術 従来、吹出範囲あるいは風速分布を可変制御する自動車
用空調装置としては、実開昭56−28419号公報に
開示されたものが提案されている。
この空調装置は、吹出口に配設されたフィンの角度を変
化させることにより、吹出風を対象乗員に集中させる集
中吹出モードを実行したり、車室内に拡散させる拡散吹
出モードを実行するものであって、室温が設定室温に近
接しない状態においては、集中吹出モードにより涼感を
確保するものである。
又、特開昭56−160213号公報に開示されたもの
にあっては、室温と設定室温との偏差により、集中吹出
モードと拡散吹出モードとを切り換えるものであり、い
ずれも乗員周囲の温度が高い場合など、乗員にとって不
快な熱負荷条件下では、収集吹出モードを実行する。こ
れにより、乗員をより迅速に快適にし、一方乗員周囲の
温度がほぼ快適な温度近辺では、拡散吹出モードにより
乗員への風速を低下させるか、あるいは風速変化を脈動
的に発生させることにより、乗員の快適感を維持するも
のである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、かかる従来の装置にあっては、前述のよ
うに乗員周囲温度との関係において、単に集中吹出モー
ド、拡散吹出モード、及び集中吹出モードと拡散吹出モ
ードとを切り換える脈動風制御を行っているに過ぎない
ことから、以下のような問題点が発生することが判明し
た。
すなわち、室温が設定室温に近接した後、前記拡散吹出
モードのみを行った場合、あるい脈動風において拡散吹
出モードの比率が大きい場合等においては、発汗させた
汗の蒸発が不充分となり、の不快が生じてしまう。又、
前記脈動風における集中吹出モードの比率が大きい場合
には、皮膚温か過剰に低下しこれによって、不快が生ず
る。
又、日射量等の熱負荷が大きい場合には、発汗量が多い
ため乗員において、発汗があることが充分に感じられる
状態となる。このとき、前記脈動風における拡散吹出モ
ードが長いと、発汗が充分に蒸発しないうちに、拡散吹
出モードに切り替わり、多量の発汗に起因する不快が生
ずるおそれもあった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもの
であり、乗員の皮膚表面に生ずる微小な発汗と、多量の
発汗とを適正に蒸発させることにより、快適性の向上を
図った自動車用空調装置を提供することを目的とするも
のである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために本発明にあっては、車室内に
空調風を給送する空調装置本体と、前記空調風の吹出範
囲又は風速分布を連続的に可変調整する吹出状態可変手
段とを備えた空調装置において、前記車室内外の熱環境
状態を検出する熱環境検出手段を設けるとともに、該熱
環境検出手段の出力に応じて、前記吹出範囲あるいは風
速分布の少なくとも一方を可変制御する制御手段を設け
である。又、前記制御手段は、前記吹出範囲あるいは風
速分布の少な(とも一方の切換時間を所定の範囲に制御
し、あるいは熱負荷の高い場合には、最大風速を所定の
範囲に制御する一方、前記熱環境検出手段は、車室内に
着座する乗員が熱環境情報として入力する温冷感、風速
感、快適感のうち少なくとも1つい対する申告としであ
る。
作用 前記構成において、空調装置本体を作動させると、車室
内に空調風が給送される。一方、熱環境検出手段は車室
内の熱環境状態を検出し、制御手段に出力する。すると
、該制御手段は、吹出状態可変手段の吹出範囲、又は風
速分布の切換時間を所定の範囲内に制御し、あるいは熱
負荷の高い場合には最大風速を所定の範囲内に制御する
。したがって、空調風の吹出範囲や風速分布は、車室内
の熱環境状態に応じて制御される。このため、熱負荷の
小さい場合に車室内に着座する乗員の皮膚表面に生ずる
微小の発汗や、熱負荷の大きい場合に生ずる多量の発汗
、熱環境状態に応じて変化する空調風により、乗員に察
知されることなく蒸発する。
又、乗員が熱環境情報として申告した温冷感、風速感、
快適感のいずれかが制御手段に人力されると、該制御手
段は前記申告に基づき、吹出状態可変手段の吹出範囲や
風速分布を変化させ、これにより乗員が体感する熱環境
に直接的に合致した吹出状態となる。
実施例 以下本発明の一実施例について図面に従って説明する。
すなわち第2図に示したように空調装置本体20は、プ
ロアユニット21.クーリングユニット22、ヒータユ
ニット23を連結して構成されている。前記プロアユニ
ット21には、外気吸入口24と内気吸入口25とを開
閉するインテークドア26及びプロアファンモータ27
を駆動源とする脈動風発生手段たるプロアファン28が
設けられており、前記インテークドア26には、インテ
ークドア・アクチュエータ29が連係されている。前記
クーリングユニット22内にはエバポレータ30が、又
前記ヒータユニット23内にはエンジン冷却水を熱源と
するヒータコア31が置設されており、該ヒータコア3
1の前面にはエアミックスドア・アクチュエータ32に
連係されたエアミックスドア33が枢設されている。さ
らにヒータユニット23には、ベンチレータ吹出口34
、デフロスタ吹出口35、足元吹田口36が形成されて
おり、各吹出口34.35.36の基m部には、ベント
ドア・アクチュエータ37に連係されたべ、ントドア3
8、及びデフロスタ・足元切り替えドア・アクチュエー
タ39に連係されたデフロスタ・足元切り替えドア40
が枢支されている。前記ベンチレータ吹出口34は、前
席1゜2に着座する図示しない乗員の前方に配設された
インストルメントパネル3に複数形成されており、この
ベンチレータ吹出口34内には、第3図(A)に示した
吹出可変装置4が設けられている。
該吹出可変装置4には、前記吹出口34の上壁1と下壁
2間に、軸5・・・により、ルーバ6.7.8枢支され
ており、前記軸5の上端部には、ビン9により短尺リン
クto、11.12の一端が固着されている。該短尺リ
ンク10,11.12の他端には、各々異なる長さを有
する長尺リンク夏3.14.15の一端が枢支されてお
り、該長尺リンク13,14.15の他端は、モータ1
6の回転軸17に固着された回動リンク18の上面に枢
支されている。
そして、前記モータ16を作動させて、回動リンク18
を所定角度回転させることにより、各ルーバ6.7.8
は第3図(B)に実線で示した集中吹出モードと、点線
で示した拡散吹出モードを形成するように構成されてい
る。
一方制御手段たるコントローラ41の入力部には、熱環
境検出手段としての外気温センサ42、室温センサ43
、室温設定器44、及び日射量センサ45の検出信号が
入力されるようになっており、又コントローラ41の出
力部からは、前記各アクチュエータ29,32,37,
39、プロアファン・モータ27、及び前記吹出可変装
置4のモータ16に制御信号を出力するように構成され
ている。
次に以上の構成に係る本実施例の作動について、第1図
に示したフローチャートに従って説明する。
すなわち図外の空調スイッチをONにすると、空調装置
本体20ともにコントローラ41は起動し、以降の処理
判別に用いられる定数A−Hの七ソ)がなされる(ステ
ップ101)。次に各センサ42.43.45及び室温
設定器44から、外気温Ta、室温Tic、室温設定値
Tset、日射量S等が読み込まれ(ステップ102)
、室温TiCと室温設定値Tsetの差Tic−Tse
tに応じてプロアファンモータ27の印加電圧設定値V
fanが決定される(ステップ103)。引き続き、目
標吹出温度Tofが、TOf=A−Ta十B−Tic+
C−Tset+D−8+E(A〜E一定数)として計算
され(ステップ104)、このTofを用いてX=F 
−To f”+G j T。
f+H(F−H=定数)としてエアミックスドア開度X
が計算され(ステップ105)、さらに次ステツプ10
6では、目標吹出温度Tofに応じて、下記に示したモ
ータ、パイレベル、ベントの吹出口モードが選択される
ヒータモード:足元吹出口36とデフロスタ吹出口35
とを開成する。
パイレベルモード:ベンチレータ吹出口34と足元吹出
口36を開成する。
ベントモード:ベンチレータ吹出口34のみを開成する
そして次ステツプ107では、前ステップで選択された
吹出口モードがベントモードであるか否かを判別し、こ
の判別がNoであれば、従前のステップにおいて計算さ
れたプロアフ1ン印加電圧設定値Vfanがブロアモー
タ27に印加され(ステップ116)、又ヒータ及びパ
イレベルの各モードに応じた吹出口を開成すべく該当す
るアクチュエータ37.39に制御信号が出力される(
ステップ117)。
一方ステップ107での判別がYESであってベントモ
ードであれば、ステップ108へ進み室温Ticを第1
の切換温度と比較する。
該第1の切換温度は設定温度29°Cと30°Cとを有
するヒステリシスで構成されており、室温Ticが29
°Cより高い温度から変化してきて、29°Cに到達し
ていなければON状態と定義し、30°Cより低い温度
から変化してきて、30°Cに到達していなければOF
F状態と定義する。そして室温TicがON状態であれ
ばステップ113の集中吹出制御により集中吹出モード
を実行し、乗員の全身に強い風速感を与えて、通常暑い
と申告する乗員の快適性を向上させ、又OFF状態であ
ればステップ109の判別を行う。
該ステップ109では、日射1sを切換日射量と比較す
る。この切換日射量は設定日射ff1120kcal/
m”と300 kcal/m’とを有するヒステリシス
で構成されており、120 kcal/m’より高い日
射量から変化してきて、120 kcal/m”に到達
していなければON状態と定義し、300 kcal/
m″より低い日射量から変化してきて、300 kca
l/m″に到達していなければOFF状態と定義する。
そして日射量がON状態であれば、ステ、プ113へ進
み、OFF状態であればステップ110に進み室温Ti
cを第2の切換温度と比較する。
該第2の切換温度は設定温度26°Cと27°Cとを有
するヒステリシスで構成されており、室温Ticが26
°Cより高い温度から変化してきて、26°Cに到達し
ていなければON状態と定義し、27°Cより低い温度
から変化してきて、27°Cに到達していなければOF
F状態と定義する。そして室温TicがON状態であれ
ばステップ113で集中吹出制御を実行し、OFF状態
であればステップ111で脈動切り換え時間設定を行う
該脈動切り換え時間設定は、日射flsの値により集中
吹出モードと拡散吹出モードの切り換え時間を設定する
処理であり、日射量が多いほど、拡散吹出モードの時間
を短くし、集中吹出モードの時間を長くする一方、日射
量が少ない場合には、拡散吹出モードの時間を長くし、
集中吹出モードの時間を短くする。そして、この実施例
では、日射量が200 kcal/n+”h以下である
場合には、実線で示した集中吹出モードへの切り換えを
行うことなく、点線で示した拡散吹出モードのみを実行
するように構成されている。
次のステップ112では、ステップ111で設定された
吹出モード切り換え時間t IIENTを乱数R(=0
.5〜15)によって、ランダム化する。
すなわち、乗員に各モードの切り換え時間を悟られない
ようにすることによりって、次の切り換え時間に対する
期待感をなくすことができ、これによって周期的な変動
感からより自然らしい変動感にするのである。
そして、次のステップ114では、前記ステップ111
と112で設定された、ランダムな切り換え時間をもっ
て、集中吹出モードと拡散吹出モードとを交互に実行す
る集中拡散切換制御が行われ、該集中拡散切換制御に応
じた電圧がプロアファンモータ27に印加される(ステ
ップ116)とともに、吹出可変装置4のモータ16に
制御信号が出力される(ステップ117)。これによっ
て、ベンチレータ吹出口34からは、吹出範囲が狭く風
速が大きい集中風と、吹出範囲が広く風速が小さい拡散
風とがランダムな切換時間をもって、交互に吹き出され
る。
したがって、拡散吹出モード時には、風速か低下するこ
とから、乗員の皮膚表面には乗員によって察知できない
程度の微小の発汗が生ずるが、この発汗は、拡散吹出モ
ードに引き続いて行われる集中吹出モード時の強い風速
により蒸発し、これによって皮膚温低下がなされ乗員に
快さを与える。
このとき、拡散吹出モードと集中吹出モードの切り換え
設定時間は、ステップ111において日射量との関係に
おいて設定されていることから、発汗に対する蒸発量が
適性となり、蒸発が不充分となって不快か生じたり、皮
膚温が低下し過ぎて不快が生じたりするようなことはな
(、常に快適性を維持することができる。
又、日射量が大きい場合には、発汗量が多いため乗員に
おいて、発汗があることが充分に感じられる状態となる
。しかし、前述のように拡散吹出モードと集中吹出モー
ドの切り換え設定時間は、ステップ111において日射
量との関係において設定されていることから、日射量が
大きい場合には、前記切り換え設定時間における集中吹
出モードが長くなって、多量の発汗を充分に蒸発させる
ことが可能となる。よって日射量、すなわち車室内の熱
負荷の如何に拘わらず、乗員の皮膚表面に生ずる発汗を
、乗員に察知されることなく除去することができ、快適
性を維持することができるのである。
第4図(A)(B)は、本発明の第2実施例を係るフロ
ーチャートの要部を示すものであり、先ずステップ20
1では、定数A〜Hのセットが行われ、次のステップ2
02では、外気IJ、Ta、室昌Tic、設定室温T 
S e t、日射■S1と共に乗員風速風申告Vtが読
み込まれる。該乗員風速風申告Vtは、乗員の風速感に
ついての情報であって、乗員の風に対する好み、すなわ
ち「風をもっと欲しい」、「少し風が欲しい」、中間位
置、「少し風が嫌いだ」、「風が嫌いだ」の5段階入力
で、乗員の風に対する情報を入力する。
このステップ202に続く判別処理は、第1実施例のス
テップ103〜110までと同様であり1、該ステップ
110に続くステップ214では、乗員風速風申告Vt
に基づいて、風速補正係数RWを決定する。つまり、風
が欲しい場合には、より集中吹出モードの維持時間が長
くなるように設定し、風が嫌いな場合にはより拡散吹出
モードが長くなるように設定するのである。
そして、ステップ215ではランダム化された切り換え
時間t tlllN□′に、前記風速補正係数Rwを乗
じて、切換時間t uBwt’を演算する。次のステッ
プ216では、前記切換時間t IIENT’が5秒未
満か否かを判別し、5秒未満であれば、吹出モードに切
り換え時間が余りにも短く、乗員に繁雑な印象を与える
ことから、これを回避すべく切換時間を0秒すなわち、
この吹出モードを省略する。
一方、5秒以上であれば吹出モードに切換を行っても繁
雑な印象が生ずるおそれはないことから、第1実施例と
同様のステップ114に進み、以下ステップ116.1
17により第1実施例と同様の処理を行うのである。
したがって、この第2実施例においては、集中吹出モー
ドと拡散吹出モードとの切換が車室内の熱環境条件のみ
ならず、申告された乗員の風速感によっても制御される
ことから、乗員の個人差に応じて快適感を維持すること
が可能となるのである。
第5図(A)(B)は、本発明の第3実施例に係るフロ
ーチャートの要部を示すものであり、ステップ301で
は、定数A−H,及び集中吹出モードから拡散吹出モー
ドへ移行するための基準時間tvoのセットが行われる
。次のステップ302では、集中吹出モードに設定して
から、拡散吹出モードへ移行するまでの移行時間を計測
する。具体的には、吹出可変装置4が集中吹出モードで
停止した時刻を計測するとともに、該集中吹出モードか
ら拡散吹出モードベ移行した際、吹出可変装置4に設け
られたモータ16の消費電流が低下する信号を検出して
、拡散吹出モードへ移行し終わった時刻を計測し、これ
から集中吹出モードから拡散吹出モードへの移行時間を
計測するのである。
次に、前記ステップ302に続くステップ303では、
外気温Ta、室温Tic、設定室温Tset、日射量S
が読み込まれ、このステップ303以降は、第1実施例
のステップ103から110と同様の処理が行われる。
そして、ステップ110に続くステップ311では、日
射1sに応じて脈動範囲を設定する処理が実行される。
すなわち、日射量Sが300 kcal/a″以下では
、脈動範囲Mとして0〜2.5秒に設定する。この脈動
範囲Mは、拡散吹出モードを基準にした時間で、集中吹
出モードが基準時間である5秒間であれば、拡散吹出モ
ードの位置から2.5秒の範囲で、脈動吹出を行うこと
を意味する。
該脈動吹出は具体的には、吹出可変装置4の各ルーバ6
.7.8を、拡散吹出モードの位置から、該拡散吹出モ
ードと集中吹出モードの中間的な位置である脈動終了点
Mtまで、回動させる制御である。したがって、このよ
うにルーバ6.7.8が集中吹出モードの位置まで回動
することな(、拡散吹出モードから前記中間的な位置で
ある脈動終了点M8回動するに過ぎないことから、同一
風量であっても、低風速の脈動範囲となり、よって日射
量Sが低(、熱負荷が少ない場合には、低風速により風
当たりに嫌みを低下させることができる。
一方、日射量Sが500 kcal/m″以上では、前
記脈動終了点M6から集中吹出モードの位置である脈動
開始点Msまで各ルーバ6.7.8を回動させる脈動範
囲を2.5〜5秒間設定する。したがって、ルーバ6.
7.8が拡散吹出モードの位置に回動することなく、集
中吹出モードから前記中間的な位置である脈動終了点M
2まで回動するものであることから、同一風量であって
も、最大風速が高い高風速の脈動範囲となり、よって日
射量Sが高く、熱負荷が大きい場合には、高風速により
風速感を増加させることができる。
次のステップ312では、脈動範囲の時間設定値を、前
記ステップ311で設定された値に補正する処理が行わ
れる。すなわち、前述した冒頭のステップ301で、集
中吹出モードから拡散吹出モードへ移行するための基準
時間t vo (例えば5秒)のセットが行われたが、
前記ステップ311の処理が行われることにより、集中
吹出モードから拡散吹出モードへの移行に要する時間は
、実際には前記基準時間tvoと一致しない状態となる
そこで、t s=Msx t v/ t VQ、  t
 E=MEX t v/ t voとして、脈動開始点
く集中吹出モード位置)t8と、脈動終了点く拡散吹出
モード位置)tEとを演算し、この脈動開始点t8と脈
動終了点tEとをもってステップ313の集中拡散切換
制御を行うことにより、ステップ311て設定された範
囲の脈動風が実際に形成されるのである。
なお、ステップ313に続(ステップ116゜117、
及び集中吹出制御、拡散吹出制御が行われるステップ1
13.115の処理内容は第1実施例と同様である。
第6図(A)(B)は本発明の第4実施例に係るフロー
チャートの要部を示すものであり、ステップ401では
、定数A−H1及び集中吹出モードから拡散吹出モード
へ移行するための基準時間tvoのセットが行われる。
次のステップ402では、集中吹出モードに設定してか
ら、拡散吹出モードへ移行するまでの移行時間を計測す
る。具体的には、吹出可変装置4が集中吹出モードで停
止した時刻を計測するとともに、該集中吹出モードから
拡散吹出モードへ移行した際、吹出可変装置4に設けら
れたモータ16の消費電流が低下する信号を検出して、
拡散吹出モードへ移行し終わった時刻を計測し、これか
ら集中吹出モードから拡散吹出モードへの移行時間を計
測するのである。
次に、前記ステップ402に続くステップ403では、
外気温Ta、室温Tic、設定室温Tset、日射量S
、と共に乗員風速感申告Vtが読み込まれ、このステッ
プ403以降は、第1実施例のステップ103から11
0と同様の処理が行われる。
そして、ステップ110に続くステップ411では、乗
員の風速感情報に基づいて脈動範囲を設定する。つまり
、この実施例では、前記第3実施例が日射量Sに応じて
、脈動範囲Mを設定したのに対し、「風が嫌だ」、「少
し風が嫌だ」、中間位置、「少し風が欲しい」、「風が
欲しい」等の乗員風速感申告に基づいて脈動範囲Mを設
定する。
この脈動範囲Mは、第3実施例において既説したように
、拡散吹出モードを基準にした時間で、「風が嫌だ」の
申告があれば拡散吹出モードのみか実行され、「少し風
が嫌だ」の申告があれば拡散吹出モードから脈動終了点
M8の範囲で脈動が設定される。
又「少し風が嫌だ」と「少し風が欲しい」の中間位置で
あれば、拡散吹出モードと集中吹出モ−ド(脈動開始点
M5)の範囲で脈動が設定され、「少し風が欲しい」の
申告があれば脈動終了点M6と脈動開始点M8との間で
脈動が設定され、さらに「風が欲しい」の申告があれば
集中吹出モードのみを実行し、以下第3実施例と同様の
処理が実行される。
したがって、この第4実施例によれば、脈動範囲が申告
された乗員の風速感によって制御されることから、乗員
の個人差に応じた脈動風の形成が可能となるのである。
なお、乗員の風速感情報及びその申告は5段階評価によ
ることなく、「暑い」 「寒い」といった簡単な表現語
で情報を入力してもよいし、その入力装置に対しての操
作の回数を算出して、操作回数で制御してもよい。さら
に、操作回数のみならず、操作した時刻、が現在に近い
ほど重みをおいて評価し、現在の乗員の熱環境状態をよ
り適確に判断するような構成とすることも可能である。
又、乗員の風速感についての情報に限らず、快適感、温
冷感、あるいは自然らしさや爽快感等、種々の快適性評
価指標を用いて、乗員から情報を入力すれば、−層乗員
の個人差に応じた快適性の確保が可能となる。
発明の詳細 な説明したように本発明は、車室内の熱環境状態に応じ
て、前記吹出状態可変手段の吹出範囲あるいは風速分布
の少なくとも一方を、切換時間を所定範囲に制御したり
、熱負荷の高いときには、最大風速を所定の範囲に制御
する等により可変制御するようにした。よって、空調風
の吹出範囲や風速分布は、車室内の熱環境状態に応じて
制御され、その結果熱負荷の小さい場合に車室内に着座
する乗員の皮膚表面に生ずる微小の発汗や、熱負荷の大
きい場合に生ずる多量の発汗、熱環境状態に応じて変化
する空調風により、乗員に察知されることなく蒸発する
このため、熱負荷が小さいときに皮膚表面に生ずる微小
の発汗を過料な皮膚温の低下なく除去することができる
とともに、日射量等の熱負荷が大きいときに、乗員の発
汗量が多くなった際には、充分な蒸発による皮膚温低下
に伴って乗員に快さを与えることができ、これによって
空調気流快適性の向上を図ることができる。
又、第2実施例では車室内に着座する乗員が熱環境情報
として入力する温冷感、風速感、快適感のうち少なくと
も1つを問う質問から前記吹出状態可変手段の制御を行
うようにしたことから、該吹出状態可変手段を、乗員が
体感する熱環境に直接的に合致した吹出状態にすること
ができる。このため、吹出状態の変化が車室内の熱環境
条件のみならず、申告された乗員の体感によっても制御
され、これによって乗員の個人差に応じて快適感に維持
を図ることを可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示すフローチャート、第
2図は同実施例の全体概念図、第3図(A)は同実施例
の吹出可変装置を示す斜視図、第3図(B)は、同装置
の作動状態を示す説明図、第4図(A)  (B)〜6
図(A)  (B)は各々、本発明の第2実施例〜第4
実施例を示す要部フローチャートである。 4・・吹出可変装置(吹出状態可変手段)、20・空調
装置本体、34・・ベンチレータ吹出口、41・・・コ
ントローラ(制御手段)、42・・・外気温センサ(熱
環境検出手段)、43・・・室温センサ(熱環境検出手
段)、45・・・日射量センサ(熱環境検出手段)。 第3図(A) 第3 図 (B) 第5図 (B)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車室内に空調風を給送する空調装置本体と、前記
    空調風の吹出範囲又は風速分布を連続的に可変調整する
    吹出状態可変手段とを備えた空調装置において、前記車
    室内外の熱環境状態を検出する熱環境検出手段を設ける
    とともに、該熱環境検出手段の出力に応じて、前記吹出
    範囲あるいは風速分布の少なくとも一方を可変制御する
    制御手段を設けたことを特徴とする自動車用空調装置。
  2. (2)前記制御手段は、前記吹出範囲あるいは風速分布
    の少なくとも一方の切換時間を所定の範囲に制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動車用空調装置。
  3. (3)前記制御手段は、熱環境検出手段の出力に応じて
    、熱負荷の高い場合には、前記吹出範囲あるいは前記風
    速分布の最大風速を所定の範囲に制御することを特徴と
    する請求項1記載の自動車用空調装置。
  4. (4)前記熱環境検出手段は、車室内に着座する乗員が
    熱環境情報として入力する温冷感、風速感、快適感のう
    ち少なくとも1つに対する申告としたことを特徴とする
    請求項1記載の自動車用空調装置。
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