JPH02157779A

JPH02157779A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH02157779A
Application number: JP63310091A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Takeda; 竹田　篤志; Takashi Hasegawa; 隆史長谷川
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1988-12-09
Filing date: 1988-12-09
Publication date: 1990-06-18
Anticipated expiration: 2013-03-09
Also published as: EP0372952B1; EP0372952A2; EP0372952A3; DE68913454T2; US5132737A; DE68913454D1; JP2724606B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、電子写真装置あるいは静電記録装置等の画像
形成装置に係り、とくに、＃を担持体上のトナー像を相
持シートとに保持した転写材に静電的に転写する画像形
成装置に関する。

【え立ｌ遣カラー電子写真複写機では、ドラム形のフレームに転写
材の担持部材、通常高抵抗フィルムのような担持シート
を巻装して転写ドラムを構成し、ここに転写材を供給、
巻回させ、転写ドラムの周面の一部に配備したグリッパ
で転写材の端を機械的に固定保持するか、あるいは巻回
に際して相持シートと転写材との間に静電的に吸着力を
働かせて上記担持シートに上記転写材を固定保持する（
＃開開５５−３２０７９号参照）ことがなされている、
そして、上記転写ドラムを複数回転させる過程で多重転
写によって複数色のトナー像を潜像担持体から静電的に
転写材表面に転写させるのである。このために、担持シ
ートの背面にコロナ帯電装置を配設するか、上記相持シ
ート上に保持された転写材に転接する導電体ローラを配
設して、転写材に、トナー像とは反対極性の電荷を付与
する。その後、担持シートから転写材を排出させるため
にコロナ放電器を用いて、転写材と担持シートの間に生
じている静電的な吸着力（クーロン力）を弱め、ブレー
ドを転写材と担持シートの間に入れて、転写材を分離す
るのである。

しかしながら、上述のような従来の画像形成装置では、
転写材を担持シートに保持する時、転写材と担持シート
との間に局所的に隙間を生じることがある。これは担持
シートの転写材保持面に凹凸がある場合で、その主たる
原因は、１１！持シートをクリーニングする時のクリー
ニング部材の突き当てによる機械的変形、担持シートが
帯電していることによる静電気力が原因の変形、相持シ
ートの移動領域近傍にある定着器からの熱的変形などが
あげられる。このため、転写の際、隙間のある個所で転
写効率が低下し、転写抜けを生じ、更に相持シートの変
形領域が広い場合には、転写材保持面側に凸であれば、
いわゆるジャミングが発生し易くなり、逆に凹であれば
、転写材の静電的な吸着不良が発生し、位置ずれを起す
などの不都合が起る。とくに、グリッパを用いないで、
静電的な吸着力で担持シートに転写材を保持する場合に
は、この現象が顕著である。

先乱立１１本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、転写材
供給手段より相持シートへ転写材を供給する際に、矯正
手段を設けて、担持シートの歪を除き、担持シートに対
して隙間なく転写材を密着できるようにした画像形成装
置を提供することを目的とするものである。

上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。

要約すれば１本発明は、像担持体上のトナー像を転写材
担持部材上に保持した転写材に静電的に転写する画像形
成装置において、上記転写材担持部材の転写材保持面へ
転写材供給手段より転写材を供給する位置で、上記転写
材保持面とは反対側の面あるいは上記転写材相持部材に
供給された転写材に対向して設けられた電荷付与手段と
共に、上記転写材相持部材の歪を矯正し転写材を上記転
写材相持部材に密着させる矯正手段を具備する画像形成
装置である。これによって転写材と担持シートとの間に
隙間がなく、吸着不良による不都合、ジャミングの発生
をさけることができ、転写抜けのない高画質化、更には
カラー複写の場合には１色再現性を向上することができ
る。

支１１以下１本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明す
る。

第１図において、符号１は像担持体としての感光ドラム
であり、そのドラムの中心で転支され、矢印方向に回転
駆動される。上記感光ドラムｌの外周面に対向して、そ
の回転方向に一次帯電器２、光学系３．現像剤供給装置
４、二次帯電器５が配置されている。−成帯電器２は感
光ドラム１に均一な帯電量を与え、光学系３では、所定
のタイミングで色分解された光像またはこれに相当する
光線りを感光ドラム１の表面に与え、静電潜像を形成す
る。この光学系３にはレーザービーム露光装置などが用
いられる。また、現像剤供給装置４は感光ドラムｌの表
面に対向して接線方向に移動する可動式のものであり、
マゼンタ色現像剤、シアン色現像剤、イエロー色現像剤
、ブラック色現像剤の４色の現像剤（トナー）を各別に
収納する４個の現像器４Ｍ、４Ｃ１４Ｙおよび４８Ｋを
具備している。現像剤供給装置は、光学系３による選択
された色の光像あるいはこれに相当する光＆ａＬの照射
に対応して選択された現像器を感光ドラムｌに対向させ
、静電的にトナーを飛翔させて感光ドラム１表面にトナ
ー像を現像させる。

更に感光１ラムｌの回転方向に位置して、感光ドラム１
表面に接触して、あるいは、僅かに離れて転写ドラム６
が対峙されている。転写ドラム６は、円筒状の両端枠間
に担持シート６ａを円筒状に巻装したものであり、感光
ドラムｌと対向して相持シート６ａの保持面の反対側に
は転写用コロナ帯電器７が配設されている。転写ドラム
６は矢印方向に回転駆動されるようになっており、転写
位置より上流側には、保持面の反対側に吸着用コロナ帯
電器１９が、また、保持面に対向して導電体ローラ２０
がそれぞれ配置されている。また。

転写位置より下流側には、除電のためのコロナ放電器ｔ
ｏ、ｌｌが担持シート６ａを挟んで配設されており、ま
た、転写材Ｐ（後述する）を担持シート６ａより分離す
るための押し当てコロ１２．１３が担持シー）６ａを挟
んで配設されており、その近傍には分離用ブレード１４
が配設されている。更に下流側には相持シートの保持面
をクリーニングするブラシローラ１５および、要すれば
、付着力（クーロン力の残留およびファンデルワールス
力）を除去するためのコロナ放電器あるいはブラシ式除
電器１６が設けられている。

また、分離用ブレード１４で分離された現像転写材Ｐは
コンベア１７を介して定着ローラ１８へと供給され、ト
ナーによって現像された画像を定着するのである。

また、前記コロナ帯電器１９および導電体ローラ２０が
あり、更にその直上流には、転写材Ｐをレジストローラ
２１．２１を介してガイド２２へ導入して担持シート６
ａの保持面へ供給する転写材の供給手段が設けられてい
る。

そして、この実施例においては、転写材Ｐを担持シー）
６ａに供給する位置において、担持シート６ａの保持面
の反対側の面に、例えば１５０ルｍの弾性シートのよう
な弾性支持部材よりなる歪矯正手段２３が設けてあり、
ブラシローラ１５などによる機械的変形あるいはコロナ
帯電器１．９による静電気力による変形を矯正あるいは
防止するために、上記担持シー）６ａを内側から抑圧保
持している。この場゛合、上記矯正手段２３の弾性力は
担持シー）６ａを張る方向、すなわち、相持シートの移
動方向とは反対方向へ向けて作用されるとよく、これに
よって、相持シー）６ａのスラスト方向（接線方向を直
交する方向）の歪を減少することができる。又、コロナ
帯電器１９の周方向放電分布を規制することも可能であ
る。

なお、図中、符号２７は感光ドラムｌの表面の静電荷を
除く除電器、２８はトナーを除くクリーニングブレード
である。更に、要すれば、分離用ブレード１４の近傍に
は、転写材Ｐが担持シート６ａから分離される際に起こ
る剥離放電による画像の乱れを防止する目的で、コロナ
放電器２９を設置し、ＡＣコロナ放電を行なうとよい。

このような構成では、感光ドラム１表面が一次帯電器２
によって一様に帯電された状態で、そこに光学系３によ
って、最初に１例えばグリーンフィルタを通したカラー
像が照射されると、カラー像のうち、マゼンタ成分を主
体とした潜像がそこに形成される。この潜像の送りに同
期して、現像剤供給装置４は、感光ドラムｌに対して接
線方向への移動をなしてマゼンタ現像剤を収容した現像
器４Ｍを感光ドラム１に対向させているので。

潜像に対して静電的にトナーを飛翔させ、マゼンタ画像
を感光ドラムｌ上に現像する。

一方、転写材Ｐはレジストローラ２１．２１の働きでガ
イド２２へと導入され、更に相持シート６ａの表面に沿
って導電体ローラ２０の位置へと供給される。ここで、
転写材Ｐは、コロナ帯電器１９により静電的に担持シー
）８ａに吸着保持されて、感光ドラムｌとの転写位置に
送られる。この場合、レジストローラ２１．２１の送り
のタイミングと、光学系３による潜像形成のタイミング
とは同期されていて、転写位置で一致する。上記転写位
置では、転写用のコロナ帯電器７が働き、転写電界を発
生させ担持シートに付与した電荷により感光ドラムｌ上
のトナーを、転写材Ｐ上に保持させる。

感光ドラム１上に残留したトナーは、除電器２７で除電
された後、ブレード２８で除去され、感光ドラム１の表
面がクリーニングされる。一方、相持シート６ａに吸着
された転写材Ｐはトナー現像を担持したまま、転写ドラ
ム６の回転につれて移動し、コロナ放電器１０．１１の
間を通過するが、この時にはコロナ放電器１Ｏ１１１は
附勢されていない、また、押し当てコロ１２，１３も担
持シー）６ａから離れており、ブラシローラ１５および
コロナ放電器あるいはブラシ式除電器１６もまた。導電
体ローラ２０も相持シート６ａから離れており、クーロ
ン力で担持された転写材Ｐ上のトナー現像を乱すことな
く、コロナ帯電器１９と導電体ローラ２０との間を通過
して再び転写位置へと送られる。なお、コロナ帯電器１
９の附勢および導電体ローラ２０の転写材Ｐに対する接
触は、転写材Ｐのトナー現像の先端が上記・コロナ帯電
器１９および導電体ローラ２０の位置に到達する前に完
了しており、この間を通過する時には、吸着のための電
荷が転写材Ｐに対して付与されない、また、転写位置に
トナー現像の先端が到達される前にマゼンタ色現像剤に
よる画像形成が完了されていて、既に、光学系３ではレ
ッドフィルタを通したカラー像を感光ドラム１に対して
照射しており、現像剤供給装置４は、現像器をシフトし
て、現像器４Ｃを感光ドラム１に対向させているので、
潜像に対して静電的にトナーを飛翔させ。

シアン画像を感光ドラムｌ上に現像する。このため、転
写位置では、先きのマゼンタ色現像剤によるトナー現像
に重ねてシアン色現像剤によるトナー現像を転写するこ
とになる。

このようにして、光学系ではグリーンフィルタ、レッド
フィルタ、ブルーフィルタを順次かけて、複数回、同一
画像について色分解した潜像を感光ドラム１に形成し、
これに対応した現像剤、すなわち、マゼンタ色現像剤、
シアン色現像剤およびイエロー色現像剤を現像剤供給装
置４から感光ドラムｌに供給して、全体としてカラー現
像を実現するのである。なお、フィルタ、現像剤の供給
の順序は、必要に応じて適当に選択できることは勿論で
ある。

そして、最後のトナー現像、この実施例ではイエロー色
現像剤による画像が転写材Ｐ上に転写された後では、コ
ロナ放電器１０．１１の間を通過する時、これらが附勢
されて、除電がなされ、押し当てコロ１２．１３が担持
シート６ａに押し当てられて、この部分での曲率を大き
くシ、担持シート６ａからの転写材Ｐの剥離を助ける。

また、分離用ブレード１４は５相持シート６ａに接触も
しくは接近して転写材Ｐの先端を相持シート６ａから分
離し、コンベア１７を介して定着ローラ１８へと供給し
、転写材Ｐはトナー現像を定着する０分離に際しては、
剥離放電による画像の乱れを、コロナ放電器２９で防止
するとよい、また、転写材Ｐを分離した後の担持シー）
６ａの表面はブラシ１５でクリーニングされるが、この
時、残留トナーが静電的に付着力を持続していると、ク
リーニングが充分にならないから、コロナ放電器あるい
はブラシ式除電器１６でこれを除くのがクリーニングを
効果的にする。

このようにして、カラー画像の複写が実現できる。なお
、光学系３でフィルターを用いず、また、現像剤供給装
置４でブラック色現像剤の現像器４ＢＫを感光ドラム１
に対向させる時には、通常の黒白の複写が実現される。

この場合には、転写は一回だけであるから、カラー複写
における最後の現像の場合に相畠する各構成部分の働き
がる。

また、要すれば、カラー現像の最終段において白色露光
およびブラック色現像剤による黒色画像を重ねるように
してもよい。

とくに１本発明においては、歪矯正手段２３が、担持シ
ー）６ａに対して転写材Ｐを静電的に吸着保持する前段
階で、担持シートの凹凸変形を矯正し、局所的な間隙を
生じるような吸着状態を起させないようにしているから
、ジャミングを起したり、転写抜けを起すおそれがない
、なお、上記実施例における矯正手段２３は弾性支持部
材を用いているが、他の構成のもので代替えしてもよい
ことは勿論である。

第２図に示す実施例では、矯正手段２３は、コロナ帯電
器１９の前後に配置された一対のローラ２４．２５であ
り、また、導電体ローラ２０もその役目を兼ねている。

上記ローラ２４．２５は、転写材Ｐを担持シー）６ａに
受は入れて吸着する前段階で、担持シートの凹凸変形を
矯正する助けをするものであり、導電体ローラ２０は、
第３図に示すような径差ａを持つクラウン形状になって
おり、担持シー）６ａと導電体ローラ２０との間に導入
された転写材Ｐを中央から吸着させる。このため、歪は
周辺へと押し出され、相持シート６ａと転写材Ｐとの静
電的な吸着が良好に実現できることになる、なお、実験
によれば、上記径差ａは５０ｇｍ〜１ｍｍ以内でも吸着
不良をほとんど解消し得ている。

なお、この実施例では、導電体ローラ２０は接地されて
いるが、バイアス電源のような電圧印加手段に接続して
、コロナ帯電器１９と共に、電荷付与手段を構成しても
よい。

第４図に示す実施例では、矯正手段２３は、コロナ帯電
器１９および導電体ローラ２０よりなる静電吸着手段の
直前に担持シー）６ａを狭むローラ対２６で構成されて
いる。このローラ対２６は、担持シートの機械的あるい
は静電気力による歪を矯正すると共に、転写材供給手段
からの転写材Ｐを矯正された担持シート６ａに密着して
コロナ帯電器１９と導電体ローラ２０との間に与える働
きをなしている。なお、上記ローラ対２６の少なくとも
一方を前述のようなりラウン形に形成してもよいことは
勿論である。

このような矯正手段２３の働きで、転写材Ｐと担持シー
ト６ａとの間の間隙は、実際上、５０終ｍ以下に保たれ
、吸着不良を起すことなく、またジャミングを防止でき
る。

なお、上記実施例は、いづれも静電的に転写材を相持シ
ートに吸着させる構成において説明しているが、グリッ
パによって機械的に転写材を担持シートに固定保持する
方式においても１本発明の矯正手段を採用できることは
勿論である。

え１立ム１本発明に係る画像形成装置は１以上詳述したように、担
持シートの歪を矯正し転写材を上記相持シートに密着さ
せる矯正手段を具備しているので、担持シートへの転写
材の吸着不良や、ジャミングを防止でき、転写抜けのな
い高画質化が達成され、また、カラー複写の場合には色
再現性が向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す概略構成図である。第２図は、矯正手段の別の実施態様を示す側面図である
。第３図は、ローラのクラウン形状を示す正面図である。第４図は、矯正手段の更に別の実施態様を示す側面図で
ある。 ■ 　ａ：感光ドラム（像担持体）：コロナ帯電器：光学系：現像剤供給装置：転写ドラム：担持シート：コロナ帯電器：導電体ローラ：矯正手段

Claims

【特許請求の範囲】

１）像担持体上のトナー像を転写材担持部材上に保持し
た転写材に静電的に転写する画像形成装置において、上
記転写材担持部材の転写材保持面へ転写材供給手段より
転写材を供給する位置で、上記転写材保持面とは反対側
の面あるいは上記転写材担持部材に供給された転写材に
対向して設けられた電荷付与手段と共に、上記転写材担
持部材の歪を矯正し転写材を上記転写材担持部材に定着
させる矯正手段を具備していることを特徴とする画像形
成装置。