JP3227205B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真感光体を用い
た電子写真装置あるいは静電記録装置等のカラー画像形
成装置に係り、特に、像担持体上のカラートナー像を転
写材担持体である担持シート上に保持した転写材に、静
電的に転写するカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー電子写真複写機では、転写材担持
体としてドラム状のフレームに転写材の担持部材とし
て、通常高抵抗フィルムのような担持シートを巻装して
転写ドラムを構成し、ここに転写材を供給、巻回させ、
転写ドラムの周面の一部に配備したグリッパで転写材の
端を機械的に固定保持するか、あるいは巻回に際して担
持シートと転写材との間に静電的に吸着力を働かせて上
記担持シートに上記転写材を固定保持する(特開昭55
−32079号参照)ことがなされている。そして、上
記転写ドラムを複数回転させる過程で多重転写によって
複数色のトナー像を潜像担持体から静電的に転写材表面
に転写させるのである。このために、担持シートの背面
にコロナ帯電装置を配設するか、上記担持シート上に保
持された転写材に圧接する導電体ローラを配設して、転
写材に、トナー像とは反対極性の電荷を付与する。その
後、担持シートから転写材を排出させるために、コロナ
放電器を用いて、転写材と担持シートの間に生じている
静電的な吸着力(クーロン力)を弱め、ブレードを転写
材と担持シートの間に入れて、転写材を分離する。
【0003】上記の中で、転写材を担持シートに静電的
に吸着させる方式は、グリッパ方式と比較して、例えば
小サイズの転写材の場合、一度に複数枚の転写材を処理
することが可能であり、効率的な像形成に有効であり、
優れた手段と言える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記静電吸着
方式により転写材を支持する場合、従来のレジストロー
ラと吸着ローラの軸線の平行度のずれ、レジストローラ
と転写材担持部材の軸線の平行度のずれ、吸着ローラと
転写材担持部材の軸線の平行度のずれにより、転写材が
担持シートに吸着するとき転写材及び担持シートに歪み
が生じやすい。
【0005】そのため、1色目の転写は、上記原因によ
る歪みを受けたまま転写工程が実行される。次に2色目
以降はレジストローラ及び吸着ローラから転写材は離れ
て転写材が完全に担持シート上に固定されて行なわれる
ので、上記転写材に歪みが補正されながら転写が実行さ
れる。その結果として、1色目と2色目以降との間に、
転写材上に色ずれを生じてしまうことになる。
【0006】本発明は上記従来グリッパによる転写材の
転写材担持部材への固定手段を有さない装置の欠点を改
善したものであり、本発明の目的は生産性が高く、且
つ、高品位な画像が得られる画像形成装置を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、ドット状の画素から構成される画像を担持す
る像担持体と、該像担持体上の画像を、転写材担持部材
に担持された転写材上に、複数回に渡って転写する多色
画像形成装置において、前記転写材を前記転写材担持体
上に静電的に吸着保持させる手段を有し、前記像担持体
に形成する第1色目の画像をイエロー色とし、イエロー
色の画像形成時の画素の間隔を、他色の画像形成時の画
素の間隔よりも広くすることを特徴とする。
【0008】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例を図面を参照して具
体的に説明する。
【0009】図1において、符号1は像担持体としての
感光ドラムであり、そのドラムの中心で転支され、矢印
方向に回転駆動される。上記感光ドラム1の外周面に対
向して、その回転方向に一次帯電器2、光学系3、現像
剤供給装置4、二次帯電器5が配置されている。一次帯
電器2は感光ドラム1に均一な帯電量を与え、光学系3
では、所定のタイミングで色分解された光像またはこれ
に相当する光線Lを感光ドラム1の表面に与え、静電潜
像を形成する。この光学系3にはレーザービーム露光装
置などが用いられる。また、現像剤供給装置4は感光ド
ラム1の表面に対向して接線方向に移動する可動式のも
のであり、イエロー色現像剤、シアン色現像剤、マゼン
タ色現像剤、ブラック色現像剤の4色の現像剤(トナ
ー)を各別に収納する4個の現像器4Y、4C、4Mお
よび4BKを具備している。現像剤供給装置は、光学系
3による選択された色の光像あるいはこれに相当する光
線Lの照射に対応して選択された現像器を感光ドラム1
に対向させ、静電的にトナーを飛翔させて感光ドラム1
表面にトナー像を現像させる。
【0010】更に感光ドラム1の回転方向に位置して、
感光ドラム1表面に接触して、あるいは、僅かに離れて
転写ドラム6が対峙されている。転写ドラム6は、円筒
状の両端枠間に担持シート6aを円筒状に巻装したもの
であり、感光ドラム1と対向して担持シート6aの保持
面の反対側には転写用コロナ帯電器7が配設されてい
る。転写ドラム6は矢印方向に回転駆動されるようにな
っており、転写位置より上流側には、保持面の反対側に
吸着用コロナ帯電器19が、また、保持面に対向して導
電体ローラ20がそれぞれ配置されている。また、転写
位置より下流側には、除電のためのコロナ放電器10、
11が担持シート6aを挟んで配設させており、また、
転写材P(後述する)を担持シート6aより分離するた
めの押し当てコロ12、13が担持シート6aを挟んで
配設されており、その近傍には分離用ブレード14が配
設されている。更に下流側には担持シートの保持面をク
リーニングするブラシローラ15および、要すれば、付
着力(クーロン力の残留およびファンデルワールス力)
を除去するためのコロナ放電器あるいはブラシ式除電器
16が設けられている。
【0011】また、分離用ブレード14で分離された現
像転写材Pはコンベア17を介して定着ローラ18へと
供給され、トナーによって現像された画像を定着するの
である。
【0012】また、前記コロナ帯電器19および導電体
ローラ20があり、更にその直上流には、転写材Pをレ
ジストローラ21、21を介してガイド22へ導入して
担持シート6aの保持面へ供給する転写材の供給手段が
設けられている。
【0013】そして、この実施例においては、転写材P
を担持シート6aに供給する位置において、担持シート
6aの保持面の反対側の面に、例えば150μmの弾性
シートのような弾性支持部材よりなる歪矯正手段23が
設けてあり、ブラシローラ15などによる機械的変形あ
るいはコロナ帯電器19による静電気力による変形を矯
正あるいは防止するために、上記担持シート6aを内側
から押圧保持している。
【0014】この場合、上記矯正手段23の弾性力は担
持シート6aを張る方向、すなわち、担持シートの移動
方向とは反対方向へ向けて作用されるとよく、これによ
って、担持シート6aのスラスト方向(接線方向を直交
する方向)の歪を減少することができる。又、コロナ帯
電器19の周方向放電分布を規制することも可能であ
る。
【0015】なお、図中、符号27は感光ドラム1の表
面の静電荷を除く除電器、28はトナーを除くクリーニ
ングブレードである。更に、要すれば、分離用ブレード
14の近傍には、転写材Pが担持シート6aから分離さ
れる際に起こる剥離放電による画像の乱れを防止する目
的で、コロナ放電器29を設置し、ACコロナ放電を行
なうとよい。
【0016】このような構成では、感光ドラム1表面が
一次帯電器2によって一様に帯電された状態で、そこに
光学系3によって、最初に、例えばブルーフィルタを通
したカラー像が照射されると、カラー像のうち、イエロ
ー成分を主体として潜像がそこに形成される。この潜像
の送りに同期して、現像剤供給装置4は、感光ドラム1
に対して接線方向への移動をなしてイエロー現像剤を収
容した現像器4Yを感光ドラム1に対向させているの
で、潜像に対して静電的にトナーを飛翔させ、イエロー
画像を感光ドラム1上に現像する。
【0017】一方、転写材Pはレジストローラ21、2
1の働きでガイド22へと導入され、更に担持シート6
aの表面に沿って導電体ローラ20の位置へと供給され
る。ここで、転写材Pは、コロナ帯電器19により静電
的に担持シート6aに吸着保持されて、感光ドラム1と
の転写位置に送られる。
【0018】この場合、レジストローラ21、21の送
りのタイミングと、光学系3による潜像形成のタイミン
グとは同期されていて、転写位置で一致する。
【0019】上記転写位置では、転写用のコロナ帯電器
7が働き、転写電界を発生させ担持シートに付与した電
荷により感光ドラム1上のトナーを、転写材P上に保持
させる。
【0020】感光ドラム1上に残留したトナーは、除電
器27で除電された後、ブレード28で除去され、感光
ドラム1の表面がクリーニングされる。一方、担持シー
ト6aに吸着された転写材Pはトナー現像を担持したま
ま、転写ドラム6の回転につれて移動し、コロナ放電器
10、11の間を通過するが、この時にはコロナ放電器
10、11は附勢されていない。
【0021】また、押し当てコロ12、13も担持シー
ト6aから離れており、ブラシローラ15およびコロナ
放電器あるいはブラシ式除電器16もまた、導電体ロー
ラ20も担持シート6aから離れており、クーロン力で
担持された転写材P上のトナー現像を乱すことなく、コ
ロナ帯電器19と導電体ローラ20との間を通過して再
び転写位置へと送られる。
【0022】なお、コロナ帯電器19の附勢および導電
体ローラ20の転写材Pに対する接触は、転写材Pのト
ナー現像の先端が上記コロナ帯電器19および導電体ロ
ーラ20の位置に到達する前に完了しており、この間を
通過する時には、吸着のための電荷が転写材Pに対して
付与されない。
【0023】また、転写位置にトナー現像の先端が到達
される前にイエロー色現像剤による画像形成が完了され
ていて、既に、光学系3ではレッドフィルタを通したカ
ラー像を感光ドラム1に対して照射しており、現像剤供
給装置4は、現像器をシフトして、現像器4Cを感光ド
ラム1に対向させているので、潜像に対して静電的にト
ナーを飛翔させ、シアン画像を感光ドラム1上に現像す
る。このため、転写位置では、先きのイエロー色現像剤
によるトナー現像に重ねてシアン色現像剤によるトナー
現像を転写することになる。
【0024】このようにして、光学系ではブルーフィル
タ、レッドフィルタ、グリーンフィルタを順次かけて、
複数回、同一画像について色分解した潜像を感光ドラム
1に形成し、これに対応した現像剤、すなわち、イエロ
ー色現像剤、シアン色現像剤およびマゼンタ色現像剤を
現像剤供給装置4から感光ドラム1に供給して、全体と
してカラー現像を実現するのである。
【0025】そして、最後のトナー現像、この実施例で
はマゼンタ色現像剤による画像が転写材P上に転写され
た後では、コロナ放電器10、11の間を通過する時、
これらが附勢されて、除電がなされ、押し当てコロ1
2、13が担持シート6aに押し当てられて、この部分
での曲率を大きくし、担持シート6aからの転写材Pの
剥離を助ける。
【0026】また、分離用ブレード14は、担持シート
6aに接触もしくは接近して転写材Pの先端を担持シー
ト6aから分離し、コンベア17を介して定着ローラ1
8へと供給し、転写材Pはトナー現像を定着する。分離
に際しては、剥離放電による画像の乱れを、コロナ放電
器29で防止するとよい。また、転写材Pを分離した後
の担持シート6aの表面はブラシ15でクリーニングさ
れるが、この時、残留トナーが静電的に付着力を持続し
ていると、クリーニングが充分にならないから、コロナ
放電器あるいはブラシ式除電器16でこれを除くのがク
リーニングを効果的にする。
【0027】このようにして、カラー画像の複写が実現
できる。なお、光学系3でフィルターを用いず、また、
現像剤供給装置4でブラック色現像剤の現像器4BKを
感光ドラム1に対向される時には、通常の黒白の複写が
実現できる。この場合には、転写は一回だけであるか
ら、カラー複写における最後の現像の場合に相当する各
構成部分の働きがる。
【0028】また、要すれば、カラー現像の最終段にお
いて白色露光およびブラック色現像剤による黒色画像を
重ねるようにしてもよい。
【0029】上記構成において、レジストローラ21、
又は、吸着のための導電体ローラ20、転写ドラム6の
各軸線を互に完全に平行にすることは難しいため、第1
色目の画像形成時においては、前記したように転写材P
に歪みが生じてしまう。
【0030】一方、2色目以降の画像形成においてはレ
ジストローラ21、導電体ローラ20が転写材Pに与え
る影響が全く無いため、歪んだ転写材が歪をなくす方向
に変位し、その結果、1色目の画像と2色目以降に重ね
た画像との間には、画像どうしのずれを生じてしまう。
【0031】本実施例では、1色目を最も色味に影響し
にくいイエローで画像を形成することにより、常に高品
位の画像を得ることが可能となった。
【0032】また本実施例では、コロナ帯電器19と導
電体ローラ20とにより転写材を担持シート上に吸着さ
せたが、これらの部材を用いず、転写帯電器7の静電力
で吸着と同時に転写を行なう方式のものにおいても、本
発明は適用できる。
【0033】(実施例2)他の実施例として、画像の書
きこみにパルス幅変調方式を用いた場合を示す。
【0034】図2において、図示しない外部機器より送
られてきた画像信号は、レーザ制御ユニット3に入力さ
れる。すなわち、入力されたデジタルビデオ信号は図3
に示すようにラッチ部101においてラッチされた後D
/Aコンバータ102に入力されたアナログビデオ信号
AVに変換されて、コンパレータ104の一方の端子に
入力する。コンパレータ104の他方の端子には三角波
発生手段105から出力される三角波信号CISが入力
される。コンパレータ104はアナログビデオ信号AV
と三角波信号CISを比較し、パルス幅変調された信号
Eをレーザ制御ユニット3に出力し、この信号Eに基づ
いて半導体レーザは駆動され、変調信号Eに対応して点
滅変調されたレーザビーム31を出射する。そして、こ
こで比較波である三角波の同期を変えることにより、画
像形成時の線数を変えることができる。
【0035】本発明の好ましい例は、イエローの線数を
他色の線数よりも小さく(粗く)することにより、レジ
ストローラや転写ドラムの軸線の平行度が悪い場合にお
いても、高品位の画像が得られた。
【0036】例えばマゼンタ、シアン、ブラック色の現
像剤を200線で書きこんだ場合、特にイエロー色の現
像剤のみ100〜133線で書きこむことにより特に良
好な結果が得られた。またイエロー色の現像剤のみ、更
に画処理を施して、ドット集中させても良好な結果が得
られた。
【0037】(実施例3)図4は、感光ドラムを4本用
いたフルカラープリンタの転写部の要部を示している。
このフルカラープリンタは、図示されないレーザスキャ
ナにより、画像信号に対応して各感光ドラム4a、5
a、6a、7aに潜像が形成され、その後、現像器4
d、5d、6d、7dによって各感光ドラム上にトナー
像が形成される。その後、転写ベルト1に向かって給紙
されてきた転写材上に転写ローラ12を用いて転写材上
にトナー像を形成し、同様にして順次転写を行なう。そ
して、ベルト駆動ローラの先には図示しない定着ユニッ
トが有り、その定着ユニットの熱ローラ対により記録材
上にトナー像が熱融着し、記録画像が得られる構成のフ
ルカラープリンタである。
【0038】本プリンタは、ベルト1aを支持している
転写材搬送路最上流の従動ローラ12aにバイアスを印
加できる構成にし、更に1色目の感光ドラム4aを対向
させる構成によって、このローラ12aはベルト支持ロ
ーラと転写ローラと吸着ローラを兼ねるものとした。
【0039】材質は、転写ローラ5f、6f、11aが
導電性樹脂ローラで、ベルト駆動ローラ11aは表面摩
擦係数の高いゴムローラを用いた。又、転写材の搬送力
はベルトユニットにより代されるので、あらかじめ転写
ベルト1aに転写材を静電吸着させ、1色目の転写時の
印加電流により、第1色目感光ドラム4a通過と同時に
ベルトに静電吸着させ搬送する。
【0040】更にこの場合、転写同時吸着を採用するこ
とによって、吸着専用高圧出力装置が不要となり、消費
電力の削減及び電源手段の簡易化ができる。
【0041】又、転写材Pをベルト1aに供給する位置
がドラム4aとベルト1aとによるニップ部となってい
ることから、ドラム4aに対する突入角度の自由度が向
上し、最適な角度で転写材を供給することが可能であ
る。例えば、厚紙等の腰の強い転写材が上方向にカール
している場合、転写ベルト1aの転写材の供給位置が図
4のものよりも上流側まであるとカールしている先端部
が浮いたまま搬送されてくると、感光ドラムにつき当た
り画像の乱れや、ドラム損傷の原因になり易い。これに
対し、ドラムと転写ベルトにより形成する大きな曲率部
に向かって供給すれば、この現を抑えることができ
る。
【0042】本実施例においても最上流ステーションの
感光ドラム4aの現像器4dの色をイエロー色とするこ
とにより、不図示のレジストローラと最上流ステーショ
ンの感光ドラムとの平行度が悪い場合においても最終画
像は高品位の画が得られた。また、本実施例においても
イエロー色を第1色目に設定して状態において、感光ド
ラム4aに照射するレーザの光線数を、上記実施例2の
場合と同様に変更した結果、どうしても発生する第1色
目と2色目以降の転写像の微妙なレジストのずれを目立
たなくすることができた。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、ドット状の画素から構
成される画像を担持する像担持体と、該像担持体上の画
像を、転写材担持部材に担持された転写材上に、複数回
に渡って転写する多色画像形成装置において、前記転写
材を前記転写材担持体上に静電的に吸着保持させる手段
を有し、前記像担持体に形成する第1色目の画像をイエ
ロー色とし、イエロー色の画像形成時の画素の間隔を、
他色の画像形成時の画素の間隔よりも広くすることで、
1色目とその後の色との転写ずれを目立たなくすること
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能なカラー画像形成装置の説明
図。
【図2】他の実施例の装置説明図。
【図3】図2の装置の光情報発生部の回路図。
【図4】他の実施例の装置説明図。
【符号の説明】
1 感光ドラム 4 現像器 4Y イエロー色現像器 6 転写ドラム 19 吸着用放電器 20 吸着用電極ローラ 21 レジストローラ 1a 転写材搬送ベルト 4a 感光ドラム 4d イエロー色現像器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 B41J 2/525

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドット状の画素から構成される画像を担
    持する像担持体と、 該像担持体上の画像を、転写材担持部材に担持された転
    写材上に、複数回に渡って転写する多色画像形成装置に
    おいて、 前記転写材を前記転写材担持体上に静電的に吸着保持さ
    せる手段を有し、 前記像担持体に形成する第1色目の画像をイエロー色と
    し、 イエロー色の画像形成時の画素の間隔を、他色の画像形
    成時の画素の間隔よりも広くすることを特徴とする画像
    形成装置。
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