JPH021532A - 酸素センサ及び該センサを適用した内燃エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents

酸素センサ及び該センサを適用した内燃エンジンの空燃比制御装置

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JPH021532A
JPH021532A JP63057011A JP5701188A JPH021532A JP H021532 A JPH021532 A JP H021532A JP 63057011 A JP63057011 A JP 63057011A JP 5701188 A JP5701188 A JP 5701188A JP H021532 A JPH021532 A JP H021532A
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正司 田中
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重和 山内
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば車両用内燃エンジンの空燃比制御に好
適に使用される酸素センサ、及びそのセンサを適用した
内燃エンジンの空燃比制御装置に関する。
(従来の技術) 自動車等の内燃エンジンにおいては、エンジン性能を最
大限に引き出すために、エンジンに供給される混合気の
空燃比を理論空燃比近傍に常に制御することが宅ましい
。更に、排気ガス中の有害物質を浄化するために使用さ
れる三元触媒が上記した理論空燃比近傍の極めて狭い領
域に制御された空燃比を有する混合気を燃焼させた排気
ガス中のC01NOx、HCを同時に高浄化率で浄化す
る触媒性能を発揮するということからも、前述の空燃比
制御は極めて重要である。
かかる内燃エンジンの空燃比制御には空燃比制御装置が
使用され、この空燃比制御装置は、例えば、内燃エンジ
ンの排気通路の三元触媒の上流側に配設された酸素セン
サが出力する酸素濃度検出信号に応じて燃料噴射弁の燃
料噴射量を制御するものである。
より具体的には、エンジンに供給される混合気の空燃比
が理論空燃比に対して燃料リッチ側から燃料リーン側に
、又は逆に燃料リーン側から燃料リンチ側に変化すると
、排気ガス中の酸素濃度が変化し、これに伴って酸素セ
ンサの出力値も所定の判別値Vxを横切って変化する。
電子制御装置はこの酸素センサの出力値、具体的には、
前記所定判別値Vxに対するセンサ出力値の変化の方向
、及びセンサ出力値が所定判別値VXを横切った時点か
らの経過時間に応じて燃料供給量を増減し、空燃比を理
論空燃比近傍に制御するものである。
斯かる空燃比制御に使用される酸素センサとしては酸素
イオン伝導性固体電解質を一対の電極で挟持し、夫々の
電極を異なる酸素濃度の雰囲気に接触させて酸素濃淡電
池を形成し、この電池の起電力により被検出ガス中の酸
素濃度を測定するものが実用化されている。
第16図は内燃エンジンの空燃比制御に使用される従来
の酸素センサの一例を示し、酸素センサICはエンジン
に接続された排気通路32内に挿入固定された保護管2
と、当該保護管2内に収容された酸素検出素子3とから
構成される。保護管2の全面には被検出ガス、即ち、排
気ガスを通過させるための小孔2aが多数形成されてい
る。一方、酸素検出素子3は、例えば、酸素イオン伝導
性固体電解質4と、この固体電解?f4の両側を挟む電
極5.6と、更にこれらの電極5.6のうち、被検出ガ
スに接触する側の電極5の表面に形成した保護層7とで
構成され、固体電解質4としては安定ジルコニアが、電
極5.6としてはガス透過性を有する多孔質の白金(p
c)等が、保護層7としてはスピネルなどの多孔質セラ
ミックスが夫々−船に使用されている。
第17図及び第18図は従来の別の酸素センサの構成を
示し、酸素センサIICは例えばアルミナ等よりなる絶
縁支持体12と、この絶縁支持体12内に配設された酸
素濃度検出素子13から構成される。この酸素濃度検出
素子13は支持体12の一例側面12aに形成された矩
形形状の凹陥部12bに一側面が露出するように配設さ
れたチップ14と、当該チンプ14の背面14aに接続
され、この内部電気抵抗の変化を検出するための一対の
pt電極15.16から構成される。このチンプ14は
例えば酸化チタン(T+Oz :以下、チタニアという
)等、酸素と接触することにより、この酸素濃度に応じ
て内部の電気抵抗が変化する物質より形成されている。
電極15.16は出力端子19、アース端子20に夫々
接続されている。一方、チタニアは温度によってもその
内部抵抗が変化するため、周囲の温度により酸素濃度の
検出値が影響されないように、所定温度に保持する必要
がある。そこで、チ・7ブ14の近傍には、当該チップ
を所定温度、具体的には排気ガスの温度よりも高温に保
持するためのヒータ17が配設され、当該ヒータ17は
電a端子18、アース端子20に夫々接続されている。
このような酸素センサIICがエンジンの排気通路32
内に、例えばシール部材23を介して取り付けられてい
る。
このような従来の酸素センサは第19図に示す構成の空
燃比制御装置に使用されている。すなわら、空燃比制御
装置は内燃エンジン31の排気通路32の三元触媒33
の上流側に配設され、例えば第16図に示すタイプの酸
素センサICと、内燃エンジン3Iの吸気通路34に配
設された燃料噴射弁35ト、電子側1311装置(EC
U)36とから構成される。この電子制御装置36は、
酸素センサlCと電気的に接続され、酸素センサICが
出力する酸素濃度検出信号に応じて燃料噴射弁35の燃
料噴射量を制御する。又、電子制御装置36の入力端に
は図示しないスロットル開度センサ、クランク角度位置
センサ、エンジン水温センサ、その他のエンジン運転パ
ラメータを検出するセンサが夫々電気的に接続されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 斯かる従来の酸素センサを使用した空燃比制御装置によ
る空燃比制御を第20図を参照して説明する6エンジン
31に供給される混合気の空燃比変化に対して排気通路
32に排出される排気ガスの酸素濃度の時間変化は第2
0図(a)の実線で示される。尚、同図の酸素濃度の時
間変化は空燃比に対応させるため、便宜上酸素濃度で表
す代わりに空燃比で表しである。
今、空燃比(A/F)が変化して、排気通路32中の酸
素濃度が例えばし1時点で燃料リッチ側から燃料リーン
側へ変化したとする。酸素センサICはこの空燃比変化
をt、1時点で検出してその出カイ1σは第20図(1
))に示すように所定の判別値Vxを横切って降下する
。更に、空燃比がし2時点で燃料リーン側から燃料リッ
チ側へ変化すると、酸素センサtCの出力値はt2′時
点で再び上記判別値Vxを横切って上昇する。その時、
電子制御装置36はこの酸素センサICの出力値、具体
的には、判別値Vxに対するセンサ出力値の変化の方向
、判別値Vxを横切って変化した時点からの経過U、芋
間に応じて燃料供給量を増減するものである。即ち、電
子制御装置36はフィードバック制御モードにより燃料
供給量制御を実行し、このフィードバック制御モードに
おいて燃料噴射弁35の燃ネ4噴射時間Tは例えば次式
(11により演算される。
T=Ta XKIXK2XC+To  −(1,)上記
式(1)において、T、は基本噴射時間であり、K1は
酸素センサによって検出される電圧値■に応じて決定さ
れる、フィードハック比例項及び積分項からなる補正係
数、K2はエンジン水温、スロットル開度、大気圧等に
より決定される補正係数、TDはバッテリ電圧等に応じ
て決定される補正係数、Cは定数である。第20図(C
)は上記補正係数値に1の変化を示し、KI値のうち比
例項値は排気ガス中の空燃比がリッチからリーンに変化
したと判定された場合には空燃比をリッチ側に変化させ
る、所定値だけ小さい値に、逆に、リーンからリッチに
変化したと判定される場合には空燃比をリーン側に変化
させる、所定値だけ大きい値に夫々設定され、積分項値
は例えば所定の微小値宛所定期間毎に(例えば、所定時
間毎又は所定回転毎に)、前記比例項値の変化に対応じ
て減少又は増加させた値に設定される。
次に、エンジン31の図示しないスロットル弁を急開し
て、例えばta時点で加速したとすると、排気ガス中の
酸素濃度が一時的に大幅に増加する。
この−時的増加の後に16時点で実際の酸素濃度が理論
空燃比に対応する値を超えてリーン側に変化しても、従
来の酸素センサICは、その応答遅れ等に起因して依然
として燃料を増量する信号を例えばり、・時点まで出力
し続け、その結果第20図(C)に示すように、Kl値
は、酸素センサICの出力が反転ずべき時点L1からt
、゛時点まで、ΔL1の期間に亘って更に増加し続け、
この結果上記(1)式に示した燃料噴射弁7の燃料噴射
時間Tが増加し、過剰な燃料がエンジン31に供給され
空燃比がリッチ側へ太き(逸脱する、所謂リッチエクス
カーション(Rich Excursion)が発生す
る。
かかるリッチェクスカージョンが発生ずると、この間、
三元触媒33の排気ガス浄化効率が低下し、C01II
Cのスパイク、所謂リッチスパイクが生じる。
上述の従来の酸素センサICの応答遅れは、酸素センサ
ICの白金電極が一時的に過剰な酸素雰囲気に曝され、
酸素に被毒される結果性じるもので、同様の現象は、エ
ンジン31に過剰の燃料が供給されて空燃比が一時的に
燃料リッチになった場合にも生じ、この場合には白金電
極が過剰のC0に曝され、このCOに被毒されることに
より酸素センサICの応答遅れが生じる。
このように、エンジンに供給される混合気の空燃比が理
論値から外れると、三元触媒のC01l(C1NOxの
浄化能力が激減してしまい、排気ガス中のこれらの濃度
が増加するという問題が生じる。
斯かる問題を解決するために、従来、白金にロジュウム
及び少なくとも一種の希土類元素酸化物を添加した導電
性材料を電極として用いることにより、電極の触媒活性
を高め、酸素センサの応答速度を高めたものが特開昭6
0−256045号公報により知られている。
又、酸素センサを三元触媒の上流に配置し、酸素センサ
自身若しくはその上流に三元触媒と同じ触媒性能を有す
る触媒体を配設して、酸素センサの空燃比に対する酸素
濃度検出特性が急変する位置と三元触媒の最適浄化効率
が得られる空燃比位置とを一致させることにより三元触
媒を有効に働かせる排気ガス浄化装置が特公昭57−1
2002号公報により知られている。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたもので、排気ガス
中の酸素濃度変化を出来るだけ早く検出することが出来
る酸素センサを提供するを目的とする。
本発明は又、排気通路に三元触媒が配設される車両用内
燃エンジン等の空燃比制御に好適に使用され、車両の加
速時等に排気通路内の酸素量が一時的に大幅に増加した
ときにも、所謂リッチエクスカーションが発生すること
がなく、三元触媒の排気ガス浄化効率の低下を防止する
ことができる酸素センサを提供することを目的とする。
本発明は更に、車両用内燃エンジン等の空燃比制御に好
適に使用され、加速等にょる空燃比の急激な変化に対し
て可能な限りその変化に追随して排気ガス中の酸素濃度
を検出し、もって空燃比制御をより正確に行い得る酸素
センサを備えた内燃エンジンの空燃比制御装置を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、酸素センサの応答性を阻害する要因はセンサ
が過剰な0□ガスないしはCOガスに曝された場合、こ
の過剰な02ガスないしはCOガスに被毒されることに
よるとの認識に基づくものであり、この被毒を防止する
には酸素検出素子近傍に酸素分圧に応じて酸素を吸着な
いしは放出する物質を配置して酸素検出素子に到達する
過剰な02ガスないしはCOガスを阻止すればよいとの
知見によるものである。
本発明に依れば、被検出ガス中の酸素濃度を検出する検
出素子を有する酸素センサにおいて、被検出ガス中の酸
素を、その分圧に応じて吸着または放出する物質を担持
する担体を含んでなり、被検出カスハml記担体を介し
て前記検出素子番こ到達することを特徴する酸素センサ
が提供される。
又別の71!様の本発明に依れば、被検出ガス中に挿入
され、多数の小孔が形成された保護管と、該保護管内に
配設され、被検出ガス中の酸素濃度を検出する検出素子
とを有する酸素センサにおいて、前記保護管内壁と前記
検出素子間の空隙に充填され、被検出ガス中の酸素を、
その分圧に応じて吸着または放出する物質を担持し、前
記保護管の小7L 17) 7L径より大きい径を有す
るペレットを含んでなり、被検出ガスは前記ベレットを
介して前記検出素子に到達することを特徴する酸素セン
サが提供される。
更に別の態様の本発明に依れば、酸素イオン伝導性個体
電解質層と、該個体電解質層を挟持する一対の電極と、
該一対の電極の内被検出ガス側の電極の外表面に形成さ
れた保護層とを備え、被検出ガス中の酸素濃度を検出す
る酸素センサにおいて、前記保護層は、被検出ガス中の
酸素を、その分圧に応じて吸着または放出する物質を含
有し、被検出ガスは前記保護層を介して前記一対の電極
の内被検出ガス側の電極に到達することを特徴する酸素
センサが提供される。
更に又別の態様の本発明に依れば、酸素イオン伝導性個
体電解質層と、該個体電解質層を挟持する一対の電極と
を備え、被検出ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサ
において、前記一対の電極の内、被検出ガス側の電極の
外表面に形成され、被検出ガス中の酸素を、その分圧に
応じて吸着または放出する物質を含有する緩衝層を含ん
でなり、被検出ガスは該緩衝層を介して前記一対の電極
の内被検出ガス側の電極に到達することを特徴する酸素
センサが提供される。
又別の態様の本発明に依れば、絶縁支持体と、該支持体
の一側面に配設され、酸素と接触すると当該酸素濃度に
応じて電気抵抗が変化する物質よりなるチップと、該チ
ップに所定l¥7!隔だけ離1u1シて接続された一対
の電極とを備え、被検出ガス中の酸素濃度を検出する酸
素センサにおいて、前記チップの被検出ガス側表面を覆
って形成され、被検出ガス中の酸素を、その分圧に応じ
て吸着または放出する物質を含有する多孔質層を含んで
なり、被検出ガスは該多孔質層を介して前記デツプに到
達することを特徴する酸素センサが提供される。
更に別の態様の本発明に依れば、内燃エンジンの排気通
路に配設され、排気ガス中の酸素濃度を検出し、検出信
号を出力する酸素センサと、エンジンに燃料を供給する
燃料供給手段とを備え、前記酸素センサがらの検出信号
に応じて前記エンジンへの燃料供給量を増減させる制御
信号を前記燃料供給手段に出力する空燃比制御装置にお
いて、前記酸素センサの前記排気ガス流方向に沿う上流
側の前記排気通路に配設され、排気ガス中の酸素をその
分圧に応じて吸着または放出する物質を担持する担体を
含んでなり、前記酸素センサにより検出される排気ガス
は前記担体を介して前記酸素センサに到達することを特
徴する内燃エンジンの空燃比制御装置が提供される。
(作用) 本発明の種々の態様の酸素センサは被検出ガス中の酸素
を、その分圧に応じて吸着または放出する物質を担持す
る担体を備えており、被検出ガスはこの担体を介して検
出素子に到達する。これにより、検出素子の02ないし
coにょる被毒が防止され、酸素センサが一時的に過剰
の02ないしCOに曝されてもその後の酸素濃度の検出
の応答性が向上する。
次に、本発明の酸素センサ及び内燃エンジンの空燃比制
御装置を図面を参照してより詳しく説明する。
第1図は、本発明に係る酸素センサの一態様を示し、図
中、第16図に示す従来の酸素センサ1cと同一の構成
要素には同一の符号を付して示し°ζある。
本発明の酸素センサlは酸素イオン伝導性固体電解質4
を被検出ガス、例えば排気ガスに接触する第1の″@、
極5と標準空気、例えば大気に接触する第2の電極6と
により挾持し、且つ電pf15の表面を保j[I舎7に
より被IWシた構成の酸素濃度検出素子3が、保護管2
゛内に収容されている。酸素イオン伝導性固体電解質4
としては、イツトリア安定化ジルコニア(VSZ)が好
ましいが、カルシア安定化ジルコニアであってもよい。
電極5.6としては白金(PL)が夫々使用される。保
護層7はスピネル、T−アルミナ等の多孔質物質よりな
るものである。
そして、保護管2°と上記酸素濃度検出素子3の最外層
即ち保護N7との間の空間には、酸素分圧に応じて酸素
を吸着または放出する物質を担持したペレット8が充填
されている。この酸素分圧に応じて酸素を吸着または放
出する物質としては特に限定されるものではないが、例
えば酸化ランタン(La20:+)や、酸素貯蔵物質(
OS C: OxygenSLorage Compo
nent)として知られている酸化セリウム(CeOz
)、酸化銅(Cub) 、酸化ニッケル(Nip)など
があげられ、中でも酸化セリウムが好適である。この酸
素分圧に応じて酸素を吸着または放出する物質(以下こ
れらを酸素貯蔵物質で総称する)はアルミナ等の担体に
担持せしめられて、ペレット状に形成される。尚、アル
ミナ自体は酸素貯蔵物質を担持しなくても酸素を吸着ま
たは放出する特性を有するので、酸素貯蔵物質を担持し
ないアルミナ粒を用いることも可能である。この場合、
アルミナ粒は通気性のある多孔質γアルミナが好適に用
いられ、吸着表面積を確保するために小粒のものがよい
。こめペレット8の粒径は、保護管2゛の小孔2a’の
孔径dよりも大きく設定されることが必要である。尚、
このペレット8の粒径が大き過ぎると、当該ペレット8
を保護管2°内に充填したときの空隙が増大し、排気ガ
スがペレット8の表面に充分接触せずに通過してしまい
、酸素貯蔵物質の作用を充分に発揮させることが困難と
なる。一方、ペレット8の粒径が小さ過ぎると、保護管
2°の小孔2a’ の孔径を非常に小さく形成すること
が必要となり、製造コストが上昇する。
これらの点を勘案してペレット8の粒径が決定されるが
、通常、0.5〜2.0柵が好適である。
ペレット8に担持される酸素貯蔵物質の担持量は、特に
限定されるものではないが、例えばCeO□の場合、通
常、金属Ceに換算して4〜80g7Nに、好ましくは
8〜40g/lに設定される。尚、本明細書全体を通し
、酸素貯蔵物質の担持量を規定する場合にはいずれも金
属Ceに換算した量である(後述する酸化銅(Cub)
 、酸化ランタン(Lag’3)の場合も同じ)。又、
酸化1ft(Cub)の場合には4〜20g#!が、酸
化ランタン(LazOz)の場合には8〜40g/ 1
が好適範囲である。
詳細は後述するように、これらの範囲の下限値以下では
酸素吸着の効果がなく、上限値以上では吸着量が多すぎ
て却って酸素センサの応答性を遅らせることになる。
アルミナに酸化セリウムを担持させたペレット8は、例
えば、アルミ担体に硝酸セリウム溶液を所定量含浸させ
、次いで、500’C以上の温度で焼成することにより
製造する。
第2図は、本発明に係る酸素センサの他の態様を示し、
酸素センサ11は、酸素検出素子3″ としてチタニア
(Tie、)を使用したことを除いては、第1図に示す
実施例と同一の構成としたものである。又、図中、第1
7図に示す従来の酸素センサIICと同一の構成要素に
は同一の符号を付して示してこれらの詳細な説明は省略
する。
第2図に示す酸素センサ11の酸素検出素子3も第17
図に示す従来の酸素センサIICと同様にアルミナ等の
支持体12の一例側面にその表面が露出するようにチタ
ニアよりなる千ノブ14が埋設され、チップ14には2
箇所に例えばpt電極(図示せず)が固着されている。
そして、酸素検出素子3と保護管2″との間に、第1図
に示す第1の実施例と同様に酸素貯蔵物質、例えばCe
0zを担持したペレット8が充填される。
尚、本発明に係る酸素センサにおいては、酸素濃度検出
素子として、所謂リニアセンサを使用することもできる
第3図は本発明の又別の態様の酸素センサIAを示し、
この酸素センサIAは保護層に酸素貯蔵物質を担持させ
ている。より詳細には、酸素センサIAのイツトリア安
定化ジルコニア(YSZ)からなる酸素イオン伝導性固
体電解質層4aは、標準空気、例えば大気に接触する白
金?ItFi6a及び被検出ガス、例えば排気ガスに接
触する白金電極5aにより挟まれおり、排気ガス側の電
極5aの外表面に保護層7aが形成されている。保護層
7aはスピネル、アルミナ等の多孔質物質に酸素貯蔵物
質を含有させたものである。酸素貯蔵物質としては前述
した、例えば酸化セリウム(CeO□)、酸化ランタン
(LazO:+)−酸化銅(CuO)などがあげられ、
中でも酸化セリウムが好適である。この酸素貯蔵物質は
上記多孔質物質中に、0.8〜16重量%程度含有され
ることが好ましく、より好ましくは1.6〜8重量%を
含有させるのがよい。この含有率が0.8重量%未満の
場合には添加効果があまり認められず、16重量%を超
えると保31i層全体の耐久性が低下するほか、後述す
るように酸素センサの応答性が却って悪化する。アルミ
ナに酸化セリウムを含有させた保護層は例えば、先ずア
ルミナゾルと硝酸セリウムもしくは塩化セリウムとを所
定の重量比で混合し、電極5a外表面に塗布したのち乾
燥させ、次いで、500°C以上の温度で焼成すること
により形成される。
酸素貯蔵物質を担持する担体は保護層でなくてもよく、
緩衝層であってもよい。より具体的に説明すると、第4
図に示す酸素センサ[Bは本発明の更に別の実施例を示
し、この酸素センサIBの酸素イオン伝導性固体電解質
層4bが大気に接触する電極6b及び被検出ガスに接触
する電極5bにより挟まれている。被検出ガス側の電極
5bの外表面には酸素貯蔵物質を含有する緩衝Jfl!
10bが形成されている。酸素イオン伝導性固体電解質
4bとしては、イツトリア安定化ジルコニアが、電極5
b、6bとしては白金が夫々使用される。緩衝層10b
に含有される酸素貯蔵物質としては特に限定されるもの
ではないが、例えば酸化セリウム(CaOz)、酸化ラ
ンタン(LazO*) 、酸化銅(CuO)などがあげ
られ、中でも酸化セリウムが好適である。
そして、この緩衝層10bは上記酸素貯蔵物質を含有す
る物質を電極5bの外表面に直接コーティングすること
により形成される。具体的には、スピネル、シリカ、ア
ルミナ等の耐熱性無機酸化物に酸素貯蔵物質を含有させ
たものであり、上記酸素貯蔵物質の含有量は、無機酸化
物に対して0.8〜16重量%重量%膜定することが好
ましい。
無機酸化物としてアルミナを使用する場合、先ずアルミ
ナゾルと硝酸セリウムもしくは塩化セリウムとを所定の
重量比で混合し、電極5b外表面に塗布したのち乾燥さ
せ、次いで、500°C以上の温度で焼成することによ
り形成される。なお、上記構成において、緩衝層10b
の外表面を更に、スピネル、アルミナ等よりなり酸素拡
散層としての機能を有する保護層で覆ってもよい。
更に第5図は第4図に示す酸素センサIBの電極5bと
緩衝層10b間に保護層7bを介在させた変形例を示し
、上記第4図と同一の構成要素二は同一の符号を付して
示しである。この酸素センサIB’ の保護層7bは酸
素の拡散層として機能するもので、通常、スピネル、ア
ルミナ等により形成される。従って、緩衝層101)は
この保護層7bの外表面に形成されることになる。なお
、緩衝層10bの形成方法としては、上記と同様の方法
が使用できる。
第6図及び第7図は本発明を所謂、厚膜型の酸素センサ
IDに適用した態様を示す。第6図はjア膜型センサI
Dを排気通路32内に配設した状態を示し、図において
、厚膜型センサIDは酸素イオン伝導性固体電解π層4
0aを兼ねる安定化ジルコニアよりなる支持体40と、
支持体40の一例側面40bに形成されたジルコニア等
よりなる多孔質層41と、咳多孔質層41に形成された
凹陥部41aに配設された電極5c、保護層7c及び酸
素貯蔵物質を含有する緩衝層10cと、支持体40の中
空部40cに配設された電極6Cから構成される。一対
の電Jffi5c及び6cは酸素イオン伝導性固体電解
質層40aを挟持しており、夫々図示しない端子に接続
されている。中空部40cは標準ガス例えば大気に連通
している。
かかる17膜型センサIDにおいて、保護層7C及び緩
衝層10cとしては、前述の第4図及び第5図に示す酸
素センサIB、IB″ と同様に形成することができる
。そして、これらの保護層7C及び緩衝IvJl Oc
を多孔質+541の凹陥部41aに埋設した構成とする
ことにより、構造的に高強度となる。更に、多孔質層4
1として、ジルコニアにアルミナを混合したものを使用
すると、気孔率が増大すると共に、緩衝層10cを構成
する酸素貯蔵物質担持アルミナ層との密着度が向上する
という利点がある。尚、この実施例においては、保護j
i7c及び緩衝層10cを共に多孔質層41の凹陥部4
1aに埋設形成した場合について記述したが、これに限
るものではなく、例えば多孔質+541を形成せずに、
固体電解質層40aの表面に直接1橿5C1保護N7C
及び緩衝層10cをこの順序で形成した構成としてもよ
い。
第8図及び第9図に示す酸素センサIIAは、第2図に
示す酸素センサ11と類似のチタニアセンサであり、保
護膜が酸素貯蔵物質を担持する態様のものである。尚、
図中、第2図と同一の構成要素には同一の符号を付して
示しである。
酸素センサIIAは、アルミナ等よりなる絶縁支持体1
2’ の下部に形成された凹陥部12゛b内に酸素と接
触して、この接触した酸素濃度に応じて内部抵抗が変化
する物質よりなる例えば矩形形状のチップ14゛及び酸
素貯蔵物質を担持した多孔質層2【がこの順序で配設さ
れ、チップ14多孔質層21及び電極15.16から酸
素濃度検出素子13゛が構成されている。酸素濃度に応
じて内部抵抗が変化する物質としては、前述したチタニ
アが使用されている。このように、支持体12゛の凹陥
部12b°内にチタニアチップ14°及び多孔質層21
を配設し、多孔質層21の外表面と絶縁支持体12’ 
の−側側面12a”とが面一をなすように構成すること
により、構造的に高強度とすることが可能となり、しか
も、多孔M層21の剥離等の発生も防止することが可能
となる。更に、絶縁支持体12′を多孔質アルミナ等の
多孔質体により構成すると、上記多孔質層21と支持体
12°間のイカリ効果(投錨効果)により、多孔質層2
1が一層強固に支持されることとなる。
多孔質層21に担持される酸素貯蔵物質としては前述し
た酸化セリウム(Cent)、酸化銅(Cub)などが
あげられ、中でも酸化セリウムが好適である。
多孔質層21に担持される酸素貯蔵物質の担持量は、特
に限定されるものではないが、例えば、Ce01の場合
、通常、金属Ceに換算して0.8〜16重景%に設定
される。この多孔質層21は例えばアルミナゾルと硝酸
セリウムもしくは塩化セリウムとを所定の重量比で混合
したものをチップ14°の表面に塗布したのち、500
°C以上の温度で焼成することにより形成する。
尚、本発明の酸素センサにおいては、上述したような絶
縁支持体に形成された凹陥部にチップ及び多孔質層が共
に埋設された構成に限定されるものではなく、絶縁支持
体の凹陥部にチップのみが埋設されているもの、或いは
、絶縁支持体に凹陥部を形成せず、当該絶縁支持体の一
例表面上にチップ及び多孔質層が密着形成されているも
の等であってもよい。
上述した本発明の種々の態様の酸素センサは自動車用空
燃比制御装置に好適に使用される。これらの酸素センサ
が、第19図に示す空燃比制御装置の従来の酸素センサ
IGに代えて使用された場合の作用を第1O図を参照し
て説明する。
第1O図は、排気通路32に排出される排気ガスの酸素
濃度、及び酸素センサの電極近傍の酸素濃度の各時間変
化を示す、第20図(a)と類似のグラフである。エン
ジン31の図示しないスロットル弁がLt時点で急開さ
れてエンジン31が急加速されると、排気通路32内の
酸素濃度は第1O図の実線で示すように大きくリーン側
に変化する。
このとき、本発明の酸素センサの酸素貯蔵物質が排気ガ
ス中の酸素分圧に応じて酸素を吸着することによりセン
サの電極部近傍の酸素濃度は第10図の破線で示すよう
に変化し、電極近傍は過剰の酸素に曝されることがなく
なり、電極の酸素被毒が生じない。
ここで電極の酸素被毒を説明すると、酸素センサの電極
近傍、より正確には固体電解質N(例えば、イツトリア
安定化ジルコニア層)と、電極層(例えば、白金電極層
)と、ガス層の三相界面である所謂3重点(Tripl
e Po1nt)では、その近傍に到達するONやCO
等のガス成分を吸着し、吸着されたガス成分は活性状態
にあって近くに吸着されたガス成分と活発に反応しあう
。例えば、吸着された酸素成分はその隣に吸着された6
0分子と容易に反応じてC02になり、このCO□が脱
着される。このとき、吸着された酸素とCO同士の反応
速度は、酸素が、吸着されないCOと反応する速度に比
べ著しく早い。
電極が酸素により被毒された状態とは上記3重点の吸着
可能な場所が酸素ガスで略占領されてCO等の他のガス
成分が吸着される余地がない状態をいう。従来の酸素セ
ンサは酸素貯蔵物質を担持する担体を備えないので電極
近傍が一時的に過剰の酸素に曝され易く、−旦過剰の酸
素に曝されると3重点は吸着された酸素に占領され、そ
の後にCOガスが3重点近傍に到達しても吸着された酸
素と置換されるのに時間が掛かる。即ち、酸素とCOと
が置換されるためには、先ず、酸素が吸着されないCO
と結びついて脱着されねばならず、この反応速度は上述
した通り時間が掛かる。このため従来の酸素センサでは
一旦酸素被毒が生じると、その後に酸素濃度を正6在に
検出できる状態に回復するまで時間が掛かることになり
、応答性の悪い原因になっていた。
本発明の酸素センサは一時的に過剰の酸素に曝されても
酸素貯蔵物質が排気ガス中の酸素分圧に応じて酸素を吸
着または放出するので電極まで過剰の酸素が到達するこ
とがなく電極の被毒の発生が抑制される。酸素被毒が発
生しなければ、排気通路内の酸素濃度が一時的に過剰に
なったとしても、3重点にはCOを吸着できる余地が残
されることになり、IJII気ガス中の酸素濃度がリッ
チ側に復帰した場合、COがこの残された吸着場所に速
やかに吸着される。吸着されたCOは隣接の吸着酸素と
反応じて生成物のCO2が脱着し、後続のCOのために
新たな吸着場所が確保される。斯くして、3重点は急速
にCOと置換され、排気ガス中の酸素濃度変化が迅速に
検出されることになる。
第10図に戻り、上述した説明から容易に推考されるよ
うに、加速後の排気ガス中の酸素濃度が理論空燃比に対
応する値を超えてリッチ側に変化すると、その変化は短
い時間遅れで、即ち、Δt3時間後に検出され、この結
果、エンジン31に供給される混合気の空燃比を理論空
燃比近傍により正確に制御することが出来、所謂リンチ
スパイクが生じ難くなる。
本発明の酸素センサは、空燃比が一時的に燃料リッチ側
に大きく変化した場合に生じる酸素センサのCO被毒も
上述と同様にして有効に防止される。即ち、酸素センサ
の電極が過剰のCOに1.1されてCOに被毒され、電
極が吸着されたCOに一旦占領されると、その後、電極
近傍に到達する酸素が電極に吸着され難くなる。しかし
ながら、本発明の酸素センサは排気ガス中のCO4度が
過剰に多くなった場合、酸素貯蔵物質から吸着していた
酸素を一時的に放出して電極が過剰のCOに曝されるこ
とを有効に防止するのである。従って、第10図に示す
ように、本発明の酸素センサはII:見通路内の酸素濃
度かも0時点でリッチ側からリーン側に変化すると、短
い時間遅れで、即ち、ΔL4時間後のt% 時点でその
濃度変化を検出することが出来る。
尚、本発明の酸素センサに使用される酸素貯蔵物質は、
排気ガス中の酸素濃度が理論空燃比に対応する値近傍で
は酸素を殆ど吸着も放出も行わない。従って、担体に担
持される酸素貯蔵物質の担持量が適量であれば、定常時
における空燃比制御に影響を与える虞はない。
しかしながら、酸素センサの保護層、緩衝層、ないしは
ベレントに担持させる酸素貯蔵物質の担持量が適量を超
えて多すぎる場合には酸素センサの応答性は却って悪化
する。第11図は、酸素貯蔵物質の(U詩壇が多ずぎる
場合の酸素センサの電極近傍の酸素濃度変化を示す。こ
のような酸素センサでは電極の酸素被毒或いはCO被毒
は生じないが、電極近傍の酸素濃度の時間変化に遅れが
生じ、具体的には第11図に示すΔL、及びΔし。
の期間が第10図に示す対応する期間より長くなり、更
に、加速時はもとより定常運転時においてもセンサの応
答性が悪化し、空燃比制御におけるフィードバック周期
及び振幅が大きくなり、三元触媒の浄化効率が低下する
本発明の酸素貯蔵物質は、前述したように必ずしも酸素
センサの保護層、緩衝層、ないしは保護管に充填したペ
レットに担持させる必要はなく、酸素センサとは別体に
第12図に示すように、酸素センサの上流に酸素貯蔵物
質を担持したモノリス3日を配設するようにしても、同
様の効果を得ることが出来る。向、第12図に示す本発
明の内燃エンジンの空燃比制御装置の構成要素の内、第
19図に示す装置と実質的に同一の構成要素には同一の
符号を付して示しである。
本発明の空燃比制御装置は排気通路32の三元触媒33
の上流側には従来と同様の酸素センサ、例えば、第16
図に示す酸素センサICが配設され、この酸素センサl
Cの更に上流側の排気通路32には酸素貯蔵物質(O5
C)を含有する担体、例えばO3C担持モノリス38が
配設される。
:元触媒33は通常のPt、Rhなどを使用したものを
使用することができ、その構造もハニカムなどのモノリ
ス型、もしくはペレット形、円筒形、球形などの粒子型
等を所望により選択することができる。
OSC担持モノリス38は、酸素貯蔵物質を担持したも
のであれば特に限定されるものではなく、例えばコージ
ライトにアルミナを主成分とするウォッシュコートを施
して得られたモノリスに酸素貯蔵物質を担持してなるも
のを使用することができる。酸素貯蔵物質としては前述
の酸化セリウム(Cent)、酸化−’−z+ケル(N
ip)、酸化銅(Cub)などがあげられ、中でも酸化
セリウムが好適である。
酸化セリウムを使用する場合、CePJとして10〜8
0g/rが好適であり、更に、20〜6h#!がより好
適である。
尚、酸素貯蔵物質を担持する担体としてはモノリス型に
限定されず、O3C担持モノリス38に代えて上述した
三元触媒33の場合と同様に、ペレット形、円筒、球形
等の粒子型であってもよい。
上記の空燃比制御装置によれば、内燃エンジン31から
の排気ガスは先ず、O3C担持モノリス38を通過した
のち、三元触媒33に導入される。酸素センサICはO
3C担持モノリス38を通過後の排気ガス中の酸素濃度
を検出して、その検出信号を電子制御装置36に出力さ
れることになり、OSC担持モノリス3日は、前述の酸
素センサの、酸素貯蔵物質を担持した保護層、緩衝層、
ないしは保護管に充填したペレットと実質的に同じ機能
を果たす。
(実施例) 友施旌上 第19図に示す空燃比制御装置の酸素センサICに代え
て、第1図に示す酸素センサlを使用し、その際、ペレ
ット8に担持させる酸素貯蔵物質、及びその担持量を種
々に変えて排気ガス特性評価試験を実施した。酸素セン
サ以外の空燃比制御装置の構成に変更はなく、各試験毎
に三元触媒33より大気に放出される排気ガス成分を測
定してそれらの結果を表1に示した。供試した何れの酸
素センサに対してもエンジン31の運転条件は同じであ
り、エンジン31は各気筒毎に燃料噴射弁35が配設さ
れる、所謂Multi Po1nt Injectio
n方式のエンジンを使用し、このエンジンをLA−4モ
ードで運転してLA−4モード規定の二山目の加速(3
0km/h−+74km/h)時におけるCO量、1l
ljtt、及びNOX量を求めた。尚、各種類の酸素セ
ンサを夫々2本ずつ準備し、各々2本の酸素センサを試
験して得られた排出量を平均して試験結果とした。又、
表1において、各成分の排出量は、比較のために酸素貯
蔵物質を担持するペレットを充填しない酸素センサ、即
ち、第16図に示す従来の酸素センサICを使用した場
合の各成分の排出量を基1K(100)に、これとの相
対比較値(排出指数)が示しである。
又、−aに、エンジンの排気ガス特性は、CO及び未燃
炭化水素(HC)と、NOxとの排出傾向が逆の傾向、
即ち、一方の排出量が増加すれば他方は減少するという
傾向にあるので、酸素センサの性能比較の便宜上COと
NOxの排出量相対比較値の乗算値(CO*N0X)及
びHCとNOxの排出量相対比較値の乗算値(HC*N
0x)を示した。実際には得られた乗算値を100で割
った指数が示されている。評価は、◎が改善効果が著し
い、Oが効果あり、△が従来の酸素センサと比較して効
果を認めるがその効果は小さい、×が改善効果なし、を
夫々表す。
夷將桝呈 実施例Iと同様の排気ガス特性評価試験を第3図に示す
タイプの酸素センサを用いて行い、それらの試験結果を
表2に示す。試験方法、条件、評価方法等は実施例1と
同じでありその説明は省略する。
(以下この頁余白) 実」Ily 第12図に示す○SC担持モノリス38を備える空燃比
制御装置と、このOSC担持モノリス38に代えてO2
0を担持しないだけで形状等が同じのOSC非担持モノ
リスを配設した従来の空燃比制御装置の排気ガス特性評
価試験を実施し、これらの試験結果を第13及び14図
に示す。試験は応答性の異なる10本の酸素センサを2
机卓a+i L、各組の酸素センサでOS CIR持モ
ノリスによる改善効果を調べた。その他の試験方法、条
件等は実施例1と同じである。第13図及び第14図中
斜線が施された領域の各プロットはO3C担持モノリス
38を配設した場合、斜線が施されない領域の各プロン
トはO3C非担持モノリスを配設した場合の各排気ガス
成分の測定結果であり、酸素センサの応答性が異なると
エンジン31の排気ガス特性が異なるものの、O3C担
持モノリス38を配設することにより排気ガス特性の向
上が顕著であることが明白である。
第15図は同じく第12図に示ず空燃比制御装置を用い
、OSC担持モノリス38のOSC担持量を変化させ、
LA−4モード規定の二山目の加速(30km/h−7
4km/h)時におけるC0111C1及びNO+を排
気量を示し、試験結果はOSC担持量が0、即ち、OS
C非担持モノリスを使用した場合の各排気量を100と
した排出指数で示しである。03CjB持モノリス38
のO3C担持量が略10〜80g/ lの設定範囲で排
気ガス特性の改善効果が認められ、担持量を20〜60
g/lに設定すると加速時のCo、、IIc、及びNo
、排気量をいずれも減少させることが出来る。尚、加速
時のC01IIc、及びN0IIの排気量は、第13図
及び第14図に示・ず様に使用する酸素センサの応答性
が異なると異なるが、第15図に示すように排出指標で
データを整理すると応答性が異なる酸素センサを使用し
ても略同じ結果が得られる。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明の酸素センサに依れば、被検
出ガス中の酸素を、その分圧に応じて吸着または放出す
る物質を担持する担体を含んで構成されるので、被検出
ガスはこの担体を介して検出素子に到達し、これにより
、検出素子のOtないしCOによる被毒が防止され、酸
素センサが一時的に過剰の02ないしCOに曝されても
その後の酸素濃度の検出の応答性を著しく向上させるこ
とが出来る。そして、斯かる酸素センサを内燃エンジン
等の空燃比制御に使用すると、車両の加速時等に排気通
路内の酸素量が一時的に大幅に増加したときにも、空燃
比制御をより正確に行うことが出来、所謂リッチエクス
カーションが発生することがなく、三元触媒の排気ガス
浄化効率の低下を防止することが出来るという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の酸素センサの概念的構成を示し、酸
素検出素子の回りに酸素貯蔵物質を担持するベレントが
充填されたタイプの縦断面図、第2図は、本発明の別の
態様の酸素センサの概念的構成を示し、第1図に示すセ
ンサと同様のベレットタイプの縦断面図、第3図は、本
発明の又別の態様の酸素センサの概念的構成を示し、保
護層に酸素貯蔵物質を担持させるタイプの縦断面図、第
4図は、本発明の更に別の態様の酸素センサの概念的構
成を示し、緩衝層に酸素貯蔵物質を担持させるタイプの
縦断面図、第5図は、本発明の更に又別の態様の酸素セ
ンサの概念的構成を示し、酸素貯蔵物質を担持させた緩
衝層と電極間に保護層が介在されるタイプの縦断面図、
第6図は、本発明の又別の態様の酸素センサの概念的構
成を示し、緩衝層に酸素貯蔵物質を担持させるタイプの
縦断面図、第7図は、第6図のV n−V II線に沿
う断面図、第8図は、本発明の更に別の態様の酸素セン
サの概念的構成を示し、多孔質層に酸素貯蔵物質を担持
させるタイプの縦断面図、第9図は、第8図のIX−I
X線に沿う断面図、第10図は、本発明の酸素センサを
使用して空燃比制御を行った場合の、エンジンに供給さ
れる混合気の空燃比に対応させて表した、排気通路の酸
素センサ近傍及び酸素センサの電極部近傍の各酸素濃度
の時間変化の関係を説明するためのタイミングチャート
、第11図は、酸素貯蔵物質を適量を超えて過剰に担持
させた担体を有する酸素センサを使用して空燃比制御を
行った場合の、第10図とHCJの酸素濃度の時間変化
の関係を示すタイミングチャート、第12図は、本発明
の内燃エンジンの空燃比制御装置の概念的構成を示すブ
ロック図、第13図は、第12図に示す空燃比制御装置
の排気ガス特性評価試験結果を示し、NOxとCOの各
排出量の関係のグラフ、第14図は、第13図と同様に
排気ガス特性評価試験結果を示し、NOxとHCの各排
出量の関係のグラフ、第15図は、第12図に示す空燃
比制御装置のOSC担持モノリスに担持させる酸素貯蔵
物質の担持量とNOx、Co、HCの各排出指数との関
係を示すグラフ、第16図は、従来の酸素センサの概念
的構成を示す縦断面図、第17図は、従来の別の態様の
酸素センサの概念的構成を示す縦断面図、第18図は、
第17図のX■−xvm線に沿う断面図、第19図は、
従来の内燃エンジンの空燃比制御装置の概念的構成を示
すブロック図、及び第20図は、従来の酸素センサを使
用して空燃比制御を行った場合の、エンジンに供給され
る混合気の空燃比に対応させて表した、排気通路の酸素
センサ近傍及び酸素センサの電極部近傍の各酸素濃度、
酸素センサが出力する酸素濃度検出信号値、及び燃料噴
射弁の燃料噴射量を補正するフィードハック補正係数値
に1の各時171変化の関係を説明するためのタイミン
グチャートである。 1、IA、IB、IB’、ID・・・酸素センサ、2°
・・・保護管、2°a・・・小孔、3,3°・・・酸素
濃度検出素子、4.4a、4b−・・固体電解質、5,
5a。 5b、5c、6.6a、6b、6cm・・電極、7.7
a7b、7e−・・保護層、8・・・ペレット、IOb
、10c・・・緩衝層、11.11A・・・酸素センサ
、12.12支持体、13゛・・・酸素濃度検出素子、
14,14チンプ、15・・・電極、16・・・電極、
21・・・多孔質層、31・・・内燃エンジン、32・
・・排気通路、33・・・三元触媒、35・・・燃料噴
射弁、36・・・電子制御装置、38・・・O8C担持
モノリス、40・・・支持体、40a・・・固体電解質
層、41・・・多孔質層、凹陥部・・・41a。 第3 図 第6 モミ ]ヨ 四 i寥 ○ 第20図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検出ガス中の酸素濃度を検出する検出素子を有
    する酸素センサにおいて、被検出ガス中の酸素を、その
    分圧に応じて吸着または放出する物質を担持する担体を
    含んでなり、被検出ガスは前記担体を介して前記検出素
    子に到達することを特徴する酸素センサ。
  2. (2)被検出ガス中に挿入され、多数の小孔が形成され
    た保護管と、該保護管内に配設され、被検出ガス中の酸
    素濃度を検出する検出素子とを有する酸素センサにおい
    て、前記保護管内壁と前記検出素子間の空隙に充填され
    、被検出ガス中の酸素を、その分圧に応じて吸着または
    放出する物質を担持し、前記保護管の小孔の孔径より大
    きい径を有するペレットを含んでなり、被検出ガスは前
    記ペレットを介して前記検出素子に到達することを特徴
    する酸素センサ。
  3. (3)酸素イオン伝導性個体電解質層と、該個体電解質
    層を挟持する一対の電極と、該一対の電極の内被検出ガ
    ス側の電極の外表面に形成された保護層とを備え、被検
    出ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサにおいて、前
    記保護層は、被検出ガス中の酸素を、その分圧に応じて
    吸着または放出する物質を含有し、被検出ガスは前記保
    護層を介して前記一対の電極の内被検出ガス側の電極に
    到達することを特徴する酸素センサ。
  4. (4)酸素イオン伝導性個体電解質層と、該個体電解質
    層を挟持する一対の電極とを備え、被検出ガス中の酸素
    濃度を検出する酸素センサにおいて、前記一対の電極の
    内、被検出ガス側の電極の外表面に形成され、被検出ガ
    ス中の酸素を、その分圧に応じて吸着または放出する物
    質を含有する緩衝層を含んでなり、被検出ガスは該緩衝
    層を介して前記一対の電極の内被検出ガス側の電極に到
    達することを特徴する酸素センサ。
  5. (5)絶縁支持体と、該支持体の一側面に配設され、酸
    素と接触すると当該酸素濃度に応じて電気抵抗が変化す
    る物質よりなるチップと、該チップに所定間隔だけ離間
    して接続された一対の電極とを備え、被検出ガス中の酸
    素濃度を検出する酸素センサにおいて、前記チップの被
    検出ガス側表面を覆って形成され、被検出ガス中の酸素
    を、その分圧に応じて吸着または放出する物質を含有す
    る多孔質層を含んでなり、被検出ガスは該多孔質層を介
    して前記チップに到達することを特徴する酸素センサ。
  6. (6)内燃エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中
    の酸素濃度を検出し、検出信号を出力する酸素センサと
    、エンジンに燃料を供給する燃料供給手段とを備え、前
    記酸素センサからの検出信号に応じて前記エンジンへの
    燃料供給量を増減させる制御信号を前記燃料供給手段に
    出力する空燃比制御装置において、前記酸素センサの前
    記排気ガス流方向に沿う上流側の前記排気通路に配設さ
    れ、排気ガス中の酸素をその分圧に応じて吸着または放
    出する物質を担持する担体を含んでなり、前記酸素セン
    サにより検出される排気ガスは前記担体を介して前記酸
    素センサに到達することを特徴する内燃エンジンの空燃
    比制御装置。
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