JPS6179155A - 酸素センサ素子 - Google Patents
酸素センサ素子Info
- Publication number
- JPS6179155A JPS6179155A JP59202758A JP20275884A JPS6179155A JP S6179155 A JPS6179155 A JP S6179155A JP 59202758 A JP59202758 A JP 59202758A JP 20275884 A JP20275884 A JP 20275884A JP S6179155 A JPS6179155 A JP S6179155A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxygen sensor
- sensor element
- alumina
- protective layer
- electrode
- Prior art date
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/406—Cells and probes with solid electrolytes
- G01N27/407—Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
- G01N27/4077—Means for protecting the electrolyte or the electrodes
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- Pathology (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、自動車排ガス処理装置を構成する三元触媒
システム等に用いられる酪素センサ素子に関するもので
ある。
システム等に用いられる酪素センサ素子に関するもので
ある。
(従来技術)
従来、この種の酸素センサ素子としては、例えば、実公
昭59−10616号公報に開示されたものがある。こ
の酸素センサ素子は、第1図および第2図に示すように
、一端が閉鎖された管状のイオン伝導性固体電解質1の
内周面に基準電極2を付着させ、外周面に測定電極3を
付着させ、さらに、前記測定電極3上に耐火性物質から
なる保護層4を形成してなる、車両排出ガス中の酸素濃
度を検出する酸素センサ素子において、前記保護層4の
上に、排出ガス中の未燃焼物質に対して酸化触媒作用を
もつ物質の微粒子を粒径10ミクロン以下のγ−An2
o3を主体とした耐火性、粒子状担体の周囲に担持させ
てなる触媒層5を形成してなることを特徴とするもので
ある。
昭59−10616号公報に開示されたものがある。こ
の酸素センサ素子は、第1図および第2図に示すように
、一端が閉鎖された管状のイオン伝導性固体電解質1の
内周面に基準電極2を付着させ、外周面に測定電極3を
付着させ、さらに、前記測定電極3上に耐火性物質から
なる保護層4を形成してなる、車両排出ガス中の酸素濃
度を検出する酸素センサ素子において、前記保護層4の
上に、排出ガス中の未燃焼物質に対して酸化触媒作用を
もつ物質の微粒子を粒径10ミクロン以下のγ−An2
o3を主体とした耐火性、粒子状担体の周囲に担持させ
てなる触媒層5を形成してなることを特徴とするもので
ある。
しかしながら、このような従来の酸素センサ素子にあっ
ては、γ−アルミナを主体とした粒子状担体に触媒物質
を担持させる構成となっていたため、低温域(例えば3
50℃付近)での非平衡ガス雰囲気に対しては良好な性
能を持ち得るとしても、500°C以上、特に750℃
以上の温度にさらされることがある自動車排ガス中では
、触媒物質を有効に分散担持する目的で用いる担体のγ
−アルミナが比表面積の低下を起し、上記目的を失う結
果触媒機能が低下してしまうという問題点があった。ま
た、例えば低温域にあっても、排ガス中に鉛化合物が存
在する場合にはγ−アルミナは鉛化合物に被毒され、触
媒担体の機能を低下する結果酸素センナ自体の機能を失
ってしまう、という問題点があった。
ては、γ−アルミナを主体とした粒子状担体に触媒物質
を担持させる構成となっていたため、低温域(例えば3
50℃付近)での非平衡ガス雰囲気に対しては良好な性
能を持ち得るとしても、500°C以上、特に750℃
以上の温度にさらされることがある自動車排ガス中では
、触媒物質を有効に分散担持する目的で用いる担体のγ
−アルミナが比表面積の低下を起し、上記目的を失う結
果触媒機能が低下してしまうという問題点があった。ま
た、例えば低温域にあっても、排ガス中に鉛化合物が存
在する場合にはγ−アルミナは鉛化合物に被毒され、触
媒担体の機能を低下する結果酸素センナ自体の機能を失
ってしまう、という問題点があった。
(発明の目的)
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、非平衡排ガスを有する車両および有鉛ガソリ
ンを用いる車両において、現実に使用する温度とくに3
50°C付近の低温域のみならず750℃以上の高温域
において十分すぐれた耐久性を持ち、酸素センサ素子の
応答域を常に理論空燃比付近に保つことができるため三
元触媒システムを有効に機能させることが可能である酸
素センサ素子を提供することを目的としている。
たもので、非平衡排ガスを有する車両および有鉛ガソリ
ンを用いる車両において、現実に使用する温度とくに3
50°C付近の低温域のみならず750℃以上の高温域
において十分すぐれた耐久性を持ち、酸素センサ素子の
応答域を常に理論空燃比付近に保つことができるため三
元触媒システムを有効に機能させることが可能である酸
素センサ素子を提供することを目的としている。
(発明の構成)
この発明は、酸素イオン伝導性固体電解質の表面に基準
電極と測定電極とを設け、前記測定電極上に多孔質保護
層を設けた酸素濃度検出用酸素センサ素子において、前
記保護層上に、γ−アルミナ(γ−An203)を主体
とし且つ酸化セリウム(Ce02)を含む微粒子担体に
触媒活性物質を相持させた触媒層を形成したことを特徴
としている。
電極と測定電極とを設け、前記測定電極上に多孔質保護
層を設けた酸素濃度検出用酸素センサ素子において、前
記保護層上に、γ−アルミナ(γ−An203)を主体
とし且つ酸化セリウム(Ce02)を含む微粒子担体に
触媒活性物質を相持させた触媒層を形成したことを特徴
としている。
次に、この発明の一実施態様を説明する。ここでは、酸
素イオン伝導性固体電解質が管状形をなすものであり、
構造上は第1図および第2図に示したものと同じにする
ことができる。すなわち、第1図および第2図に示すよ
うに、ZrO2−CaO系または4〜lOモル%のY2
O3を添加したZrO2系などの公知の固体電解質1が
一端を閉じた管状に成形され、管の内側に基準酸素濃度
として使用される空気が導入され、管の外側には被測定
排出ガスが流れるような構造になっている。そして、管
状固体電解質1の内周面上には、白金などから成る多孔
質の基準電極2が0.5〜2.0ミクロン程度の厚さに
付着されている。また、管状固体電解質1の外周面にも
同様に白金などから成る多孔質の測定電極3が0.5〜
2.0ミクロン程度の厚さに付着されている。この酸素
センナ素子の径が細くなりかつ排ガスと接触する部分に
ある測定電極3には・、多孔質保護層4および触媒層5
が形成しである。第2図は、前記保護層4および触媒層
5を拡大して示したものである0図に示すように、ジル
コニア粒子からなる固体電解質1と接触する測定電極3
の上には保護層4が設けである。この保護層4は測定電
極3を高温排出ガスの物理的、化学的侵食作用から保護
するとともに、測定電極3を固体電解質1に押圧する作
用を有するものであり、Mg0−AJ1z03(スピネ
ル)、Cao Z r02 、Y203−ZrO2
なkの酸化物粒子から成る。この場合、保護層4の厚さ
は20〜100ミクロン程度とするのがより好ましく、
例えば、酸化物粉末を溶射することにより確実に形成さ
れる。この保護層4の上には、例えば白金、パラジウム
、ロジウム等の触媒活性物質のうちより好ましくは2種
以上を含んでいる触媒層5が設けである。この触媒層5
を構成する担体は、微粒なセラミック粒子であって、γ
−アルミナ(AJLzO3)を主体とし且つ酸化セリウ
ム(Ce02)を含むものであり、より望ましくはγ−
アルミナと酸化セリウムとの比が重量比で1=1〜3:
1としたものである。そして、このγ−アルミナ+酸化
セリウム粒子の外表面に、白金、ロジウム、パラジウム
等の触媒活性金属の微粒子を付着させたものである。そ
して、触媒層5は保護層4の全面に付着させており、非
平衡排ガスの酸化、還元反応に関与し、空気過剰率(入
)=1付近で酸素センサ素子の起電力変化を起させるも
のである。また、この触媒層5に担持する白金、ロジウ
ム、パラジウム等の触媒活性金属は、前記γ−アルミナ
ー酸化セリウム担体に対し1重量%以上あることがとく
に望ましく、層の厚さは応答性を損なわずかつ触媒の耐
久性を向上させるために20〜30ミクロン程度である
ことがより望ましい。
素イオン伝導性固体電解質が管状形をなすものであり、
構造上は第1図および第2図に示したものと同じにする
ことができる。すなわち、第1図および第2図に示すよ
うに、ZrO2−CaO系または4〜lOモル%のY2
O3を添加したZrO2系などの公知の固体電解質1が
一端を閉じた管状に成形され、管の内側に基準酸素濃度
として使用される空気が導入され、管の外側には被測定
排出ガスが流れるような構造になっている。そして、管
状固体電解質1の内周面上には、白金などから成る多孔
質の基準電極2が0.5〜2.0ミクロン程度の厚さに
付着されている。また、管状固体電解質1の外周面にも
同様に白金などから成る多孔質の測定電極3が0.5〜
2.0ミクロン程度の厚さに付着されている。この酸素
センナ素子の径が細くなりかつ排ガスと接触する部分に
ある測定電極3には・、多孔質保護層4および触媒層5
が形成しである。第2図は、前記保護層4および触媒層
5を拡大して示したものである0図に示すように、ジル
コニア粒子からなる固体電解質1と接触する測定電極3
の上には保護層4が設けである。この保護層4は測定電
極3を高温排出ガスの物理的、化学的侵食作用から保護
するとともに、測定電極3を固体電解質1に押圧する作
用を有するものであり、Mg0−AJ1z03(スピネ
ル)、Cao Z r02 、Y203−ZrO2
なkの酸化物粒子から成る。この場合、保護層4の厚さ
は20〜100ミクロン程度とするのがより好ましく、
例えば、酸化物粉末を溶射することにより確実に形成さ
れる。この保護層4の上には、例えば白金、パラジウム
、ロジウム等の触媒活性物質のうちより好ましくは2種
以上を含んでいる触媒層5が設けである。この触媒層5
を構成する担体は、微粒なセラミック粒子であって、γ
−アルミナ(AJLzO3)を主体とし且つ酸化セリウ
ム(Ce02)を含むものであり、より望ましくはγ−
アルミナと酸化セリウムとの比が重量比で1=1〜3:
1としたものである。そして、このγ−アルミナ+酸化
セリウム粒子の外表面に、白金、ロジウム、パラジウム
等の触媒活性金属の微粒子を付着させたものである。そ
して、触媒層5は保護層4の全面に付着させており、非
平衡排ガスの酸化、還元反応に関与し、空気過剰率(入
)=1付近で酸素センサ素子の起電力変化を起させるも
のである。また、この触媒層5に担持する白金、ロジウ
ム、パラジウム等の触媒活性金属は、前記γ−アルミナ
ー酸化セリウム担体に対し1重量%以上あることがとく
に望ましく、層の厚さは応答性を損なわずかつ触媒の耐
久性を向上させるために20〜30ミクロン程度である
ことがより望ましい。
このような構成の酸素センサ素子を製造するに際しては
、例えば固体電解質粉末をラバープレス法によって一端
が閉じた管状形に成形し、仮焼成したのち内面側には基
準電極2を設けると共に外面側には測定電極3を設けた
のち焼成し、次いで・ 測定電極3上に例えば溶射法に
よってスピネルを被覆することにより保護層4を形成す
る。続いて、触媒層5を形成するに際しては、より望ま
しくは細孔径が80〜800オングストロームであるγ
−アルミナと酸化セリウム粉末を混合した後、所定量の
白金、ロジウム、パラジウム等の触媒成分を含浸法によ
り担持し、乾燥後槽#酸性アルミナゾル等のバインダー
と混合し、遊星型ボールミル等を用いて例えば平均粒径
1.5〜2.5ミクロン程度に混合粉砕する。その後、
前記保護層4を形成しである酸素センサ素子をスラリー
中に浸漬して未焼成触媒層をコーティングする0次に、
常温あるいはtoo’c程度で乾燥したのち、燃焼ガス
雰囲気等の気流中例えば600℃前後で焼成し、接着強
度が高くかつ触媒活性の高い触媒層5を得る。
、例えば固体電解質粉末をラバープレス法によって一端
が閉じた管状形に成形し、仮焼成したのち内面側には基
準電極2を設けると共に外面側には測定電極3を設けた
のち焼成し、次いで・ 測定電極3上に例えば溶射法に
よってスピネルを被覆することにより保護層4を形成す
る。続いて、触媒層5を形成するに際しては、より望ま
しくは細孔径が80〜800オングストロームであるγ
−アルミナと酸化セリウム粉末を混合した後、所定量の
白金、ロジウム、パラジウム等の触媒成分を含浸法によ
り担持し、乾燥後槽#酸性アルミナゾル等のバインダー
と混合し、遊星型ボールミル等を用いて例えば平均粒径
1.5〜2.5ミクロン程度に混合粉砕する。その後、
前記保護層4を形成しである酸素センサ素子をスラリー
中に浸漬して未焼成触媒層をコーティングする0次に、
常温あるいはtoo’c程度で乾燥したのち、燃焼ガス
雰囲気等の気流中例えば600℃前後で焼成し、接着強
度が高くかつ触媒活性の高い触媒層5を得る。
次にこのような構成をもつ酸素センナ素子の作用を説明
すると、この酸素センサ素子は、自動車排ガス中の炭化
水素(HC)、−酸化炭素。
すると、この酸素センサ素子は、自動車排ガス中の炭化
水素(HC)、−酸化炭素。
(CO)、窒素酸化物(NoX)等の有害成分を触媒を
用いて同時に処理する所謂三元触媒システムにおいて、
排ガス中の残存酸素濃度を検出するために用いるもので
あり、ジルコニア等から成る固体電解質1を隔壁として
排ガス側測定電ai3と空気側基準電極2との間で酸素
濃淡電池を作り、被測定ガス部と基準ガス部との酸素分
圧の相違により発生する起電力を測定することで酸素濃
度を知る常用の酸素センナ素子の耐火性保護層4の上に
、触媒層5を設けることで、非平衡状態にある排ガス中
にあっても空気過剰率(入);1付近で起電力変化を起
させることが出来るようにしたものである。これは、常
用の酸素センナ素子が平衡排ガス中では(入)=1付近
で起電力変化を起すが、非平衡排ガス中では空気過剰率
(入)がり−ン側に偏倚しないと起電力変化を起さない
ため、触媒によって酸素センナの置かれている状態を平
衡排ガス状態にすることによる。しかるに、触媒層5に
担持されている白金、ロジウム、パラジウム等の触媒成
分の活性を良好に維持するためには、触媒成分を分散担
持させる担体による所が大である。そこで、この発明に
おいて使用する触媒層5を形成する担体は、より望まし
くは細孔径が80〜800オングストロームのγ−アル
ミナを主体とし且つ酸化セリウムを含むものである。こ
こで、細孔径が80〜800オングストロームのγ−ア
ルミナは初めから大口径の細孔を有するため熱劣化しに
<<、特に熱による微細孔の損失がないため、担持され
る触媒成分のシンタリング防止がはかられる。モしてγ
−アルミナー酸化セリウム(セリア)は、特にあらかじ
めセリウムを含有させることによりγ−アルミナの耐熱
性向上をはかると同時に、酸化セリウム粉末を混在させ
る。ここで、酸化セリウムはこれ自身の持つ高耐熱性の
ほかに耐鉛被毒性を有するため、とくに鉛化合物を含む
排ガス中での劣化をおさえることができ、特に有鉛ガソ
リンを用いている自動車排ガス中の酸素センサ素子の耐
久性向上に、いちじるしく優れた効果を持っている。
用いて同時に処理する所謂三元触媒システムにおいて、
排ガス中の残存酸素濃度を検出するために用いるもので
あり、ジルコニア等から成る固体電解質1を隔壁として
排ガス側測定電ai3と空気側基準電極2との間で酸素
濃淡電池を作り、被測定ガス部と基準ガス部との酸素分
圧の相違により発生する起電力を測定することで酸素濃
度を知る常用の酸素センナ素子の耐火性保護層4の上に
、触媒層5を設けることで、非平衡状態にある排ガス中
にあっても空気過剰率(入);1付近で起電力変化を起
させることが出来るようにしたものである。これは、常
用の酸素センナ素子が平衡排ガス中では(入)=1付近
で起電力変化を起すが、非平衡排ガス中では空気過剰率
(入)がり−ン側に偏倚しないと起電力変化を起さない
ため、触媒によって酸素センナの置かれている状態を平
衡排ガス状態にすることによる。しかるに、触媒層5に
担持されている白金、ロジウム、パラジウム等の触媒成
分の活性を良好に維持するためには、触媒成分を分散担
持させる担体による所が大である。そこで、この発明に
おいて使用する触媒層5を形成する担体は、より望まし
くは細孔径が80〜800オングストロームのγ−アル
ミナを主体とし且つ酸化セリウムを含むものである。こ
こで、細孔径が80〜800オングストロームのγ−ア
ルミナは初めから大口径の細孔を有するため熱劣化しに
<<、特に熱による微細孔の損失がないため、担持され
る触媒成分のシンタリング防止がはかられる。モしてγ
−アルミナー酸化セリウム(セリア)は、特にあらかじ
めセリウムを含有させることによりγ−アルミナの耐熱
性向上をはかると同時に、酸化セリウム粉末を混在させ
る。ここで、酸化セリウムはこれ自身の持つ高耐熱性の
ほかに耐鉛被毒性を有するため、とくに鉛化合物を含む
排ガス中での劣化をおさえることができ、特に有鉛ガソ
リンを用いている自動車排ガス中の酸素センサ素子の耐
久性向上に、いちじるしく優れた効果を持っている。
次に、この発明の他の実m態様を説明する。ここでは、
酸素センサ素子を構成する酸素イオン伝導性固体電解質
が膜構造をなすものであり、第3図に示す模型的断面を
有するものである。すなわち、第3図に示すように、こ
の酸素センナ素子は、基板16内に発熱体17を埋設し
、この基板16の上に、中間層18、基準電極12、酸
素イオン伝導性固体電解質11、測定電極13、保護層
14、触媒層15を順次積層した構造をなすものである
。
酸素センサ素子を構成する酸素イオン伝導性固体電解質
が膜構造をなすものであり、第3図に示す模型的断面を
有するものである。すなわち、第3図に示すように、こ
の酸素センナ素子は、基板16内に発熱体17を埋設し
、この基板16の上に、中間層18、基準電極12、酸
素イオン伝導性固体電解質11、測定電極13、保護層
14、触媒層15を順次積層した構造をなすものである
。
このような構造の酸素センサ素子を製造するに際しては
、例えばドクターブレード法により成形したアルミナグ
リーンシートを所定の大きさに切断して基板素材とし、
一方の基板素材の上に白金ベーストを印刷したのち他方
の基板素材を加圧して未焼成基板16の中に未焼成発熱
体17が内蔵された状態とする。次に、この未焼成基板
16の上に例えば5モル%Y2O3−95モル%ZrO
2よりなる固体電解質ペーストを積層して未焼成の中間
層18を形成し、次いで白金ペースト等を用いて印刷す
ることにより基準電極12を積層し、さらに例えば上記
と同じ5モル%Y2O3−95モル%ZrO2固体電解
質ペーストを積層して未焼成の固体電解質11を形成し
、さらにこの上に同じく白金ペーストを用いて印刷する
ことにより測定電極13を積層し、この積層体を例えば
1480℃前後で約2時間の条件で焼成する。
、例えばドクターブレード法により成形したアルミナグ
リーンシートを所定の大きさに切断して基板素材とし、
一方の基板素材の上に白金ベーストを印刷したのち他方
の基板素材を加圧して未焼成基板16の中に未焼成発熱
体17が内蔵された状態とする。次に、この未焼成基板
16の上に例えば5モル%Y2O3−95モル%ZrO
2よりなる固体電解質ペーストを積層して未焼成の中間
層18を形成し、次いで白金ペースト等を用いて印刷す
ることにより基準電極12を積層し、さらに例えば上記
と同じ5モル%Y2O3−95モル%ZrO2固体電解
質ペーストを積層して未焼成の固体電解質11を形成し
、さらにこの上に同じく白金ペーストを用いて印刷する
ことにより測定電極13を積層し、この積層体を例えば
1480℃前後で約2時間の条件で焼成する。
その後、前述の場合と同様に、例えばMgO・AJJ2
o3 (XピネjLz)、CaO−ZrO2。
o3 (XピネjLz)、CaO−ZrO2。
Y203−Z ro2などの酸化物粒子を前記測定電極
13の表面に溶射することにより保護R14を形成し、
さらに、保護層14の表面に、γ−アルミナを主体とし
且つ酸化セリウムを含む微粒子担体に白金、パラジウム
、ロジウム等の触媒活性物質を担持させた触媒層15を
形成する。
13の表面に溶射することにより保護R14を形成し、
さらに、保護層14の表面に、γ−アルミナを主体とし
且つ酸化セリウムを含む微粒子担体に白金、パラジウム
、ロジウム等の触媒活性物質を担持させた触媒層15を
形成する。
このようにして製造した膜構造型の酸素センサ素子にお
いてもその作用は前述の管状型のものとほぼ同じであり
、高い耐熱性を有するとともに耐鉛被毒性にも優れ、耐
久性の著しく良好な酸素センサ素子となる。
いてもその作用は前述の管状型のものとほぼ同じであり
、高い耐熱性を有するとともに耐鉛被毒性にも優れ、耐
久性の著しく良好な酸素センサ素子となる。
(実施例1)
細孔径80〜200オングストローム、BET(Bru
nauer、Ema+ett、Te1ler)法による
比表面積80m27gであるローヌプーラン社製γ−ア
ルミナ(SOS−79)に、金属換算値3重量%のセリ
ウムを硝酸セリウム水溶液を用いて含浸担持し、乾燥後
空気気流中600℃で焼成してセリウム含有アルミナ粉
末を得た0次に、このセリウム含有アルミナ粉末1g当
り、白金18.4a+g、ロジウム1.8mg、パラジ
ウム0.46mge担持して触媒粉末とした。続いて、
この触媒粉末147g、市販酸化セリウム粉末53g、
硝酸酸性アルミナゾル200gを混合粉砕し、中心粒径
が2.0ミクロン程度の粒子を含むスラリーを得た0次
いで、このスラリー中に耐火性保護層4を持つ第1図に
示す構造の酸素センサ素子を浸漬して触媒層5を付着さ
せた。続いて、スラリー中より引き出した酸素センナ素
子を常温および100℃で乾燥した後、空気過剰率入=
1.4程度の燃焼ガス雰囲気中600℃で焼成して、触
媒層付酸素センサ素子Aを得た。この酸素センサ素子A
は30ミクロン厚さの触媒層5を持ち、この触媒層5中
には金属換算26.7重量%のセリウムと、白金0.8
mg、ロジウム0.08mg、パラジウム0.02mg
を含有しているものであった。
nauer、Ema+ett、Te1ler)法による
比表面積80m27gであるローヌプーラン社製γ−ア
ルミナ(SOS−79)に、金属換算値3重量%のセリ
ウムを硝酸セリウム水溶液を用いて含浸担持し、乾燥後
空気気流中600℃で焼成してセリウム含有アルミナ粉
末を得た0次に、このセリウム含有アルミナ粉末1g当
り、白金18.4a+g、ロジウム1.8mg、パラジ
ウム0.46mge担持して触媒粉末とした。続いて、
この触媒粉末147g、市販酸化セリウム粉末53g、
硝酸酸性アルミナゾル200gを混合粉砕し、中心粒径
が2.0ミクロン程度の粒子を含むスラリーを得た0次
いで、このスラリー中に耐火性保護層4を持つ第1図に
示す構造の酸素センサ素子を浸漬して触媒層5を付着さ
せた。続いて、スラリー中より引き出した酸素センナ素
子を常温および100℃で乾燥した後、空気過剰率入=
1.4程度の燃焼ガス雰囲気中600℃で焼成して、触
媒層付酸素センサ素子Aを得た。この酸素センサ素子A
は30ミクロン厚さの触媒層5を持ち、この触媒層5中
には金属換算26.7重量%のセリウムと、白金0.8
mg、ロジウム0.08mg、パラジウム0.02mg
を含有しているものであった。
(実施例2)
実施例1において、セリウム含有アルミナ粉末1g当り
、白金20+g、ロジウム2.0IIgを担持した以外
は同様にして、酸素センナ素子Bを得た。この酸素セン
サ素子Bは、30ミクロン厚さの触媒層5を持ち、金属
換算26,7重量%のセリウムと、白金1.0mg、ロ
ジウム0.1mgを含有しているものであった。
、白金20+g、ロジウム2.0IIgを担持した以外
は同様にして、酸素センナ素子Bを得た。この酸素セン
サ素子Bは、30ミクロン厚さの触媒層5を持ち、金属
換算26,7重量%のセリウムと、白金1.0mg、ロ
ジウム0.1mgを含有しているものであった。
(実施例3)
細孔径が200〜400オングストローム。
BET法による比表面積が120m2/gであるγ−ア
ルミナを用いた以外は実施例1と同様にして、酸素セン
サ素子Cを得た。この酸素センサ素子Cは、30ミクロ
ン厚さの触媒層5を持ち、金属換算26.7重量%のセ
リウム−と、白金0.8mg+ロジウム0.08mg、
パラジウム0.02a+gを含有しているものであった
。
ルミナを用いた以外は実施例1と同様にして、酸素セン
サ素子Cを得た。この酸素センサ素子Cは、30ミクロ
ン厚さの触媒層5を持ち、金属換算26.7重量%のセ
リウム−と、白金0.8mg+ロジウム0.08mg、
パラジウム0.02a+gを含有しているものであった
。
(実施例4)
細孔径が600〜800オングストローム。
BET法による比表面積が200m2/gであるγ−ア
ルミナを用いた以外は実施例1と同様にして、酸素セン
サ素子りを得た。この酸素センサ素子りは、30ミクロ
ン厚さの触媒層5を持ち、金属換算26,7重量%のセ
リウムと、白金0.8mg+ロジクム0.08mg、パ
ラジウム0.02mgを含有しているものであった。
ルミナを用いた以外は実施例1と同様にして、酸素セン
サ素子りを得た。この酸素センサ素子りは、30ミクロ
ン厚さの触媒層5を持ち、金属換算26,7重量%のセ
リウムと、白金0.8mg+ロジクム0.08mg、パ
ラジウム0.02mgを含有しているものであった。
(実施例5)
酸素センサ素子として、耐火性保護層14を持つ第3図
に示す構造のものを用いた以外は、実施例1と同様にし
て酸素センナ素子Eを得た。この酸素センサ素子Eは実
施例1の場合と同じ<30ミクロン厚さの触媒層15を
持つものであった。
に示す構造のものを用いた以外は、実施例1と同様にし
て酸素センナ素子Eを得た。この酸素センサ素子Eは実
施例1の場合と同じ<30ミクロン厚さの触媒層15を
持つものであった。
(比較例1)
細孔径20〜lOOオングストローム、BET法による
比表面積が230m2/gのγ−アルミナ粉末1g当り
、白金20.1mg、ロジウム2.1mg、パラジウム
0.51mgを担持して触媒粉末を得た0次いで、この
触媒粉末:塩酸酸性アルミナゾル(8産化学製):硝酸
アルミニウム二本を10:l:1:15の比で混合粉砕
し、γ−アルミナ担体の粒径1〜lOミクロン、平均粒
径2.3ミクロンのスラリーを得た。続いて、ここで得
られたスラリー中に耐火性保護層4を持つ第1図に示す
構造の酸素センサ素子を浸漬し、次に常温で乾燥した後
に空気気流中600℃で焼成して酸素センナ素子Fを得
た。この酸素センナ素子Fは、20ミクロン厚さの触媒
層5を持ち、白金0.4mg、ロジウム0.04mg、
パラジウム0.01mgを含有しているものであった。
比表面積が230m2/gのγ−アルミナ粉末1g当り
、白金20.1mg、ロジウム2.1mg、パラジウム
0.51mgを担持して触媒粉末を得た0次いで、この
触媒粉末:塩酸酸性アルミナゾル(8産化学製):硝酸
アルミニウム二本を10:l:1:15の比で混合粉砕
し、γ−アルミナ担体の粒径1〜lOミクロン、平均粒
径2.3ミクロンのスラリーを得た。続いて、ここで得
られたスラリー中に耐火性保護層4を持つ第1図に示す
構造の酸素センサ素子を浸漬し、次に常温で乾燥した後
に空気気流中600℃で焼成して酸素センナ素子Fを得
た。この酸素センナ素子Fは、20ミクロン厚さの触媒
層5を持ち、白金0.4mg、ロジウム0.04mg、
パラジウム0.01mgを含有しているものであった。
(比較例2)
常温の管状型酸素センサ素子の耐火性保護層4に、Mg
O@A文、03を100ミクロン厚さに溶射して酸素セ
ンサ素子Gとした。
O@A文、03を100ミクロン厚さに溶射して酸素セ
ンサ素子Gとした。
(比較例3)
第4図に示す構造の酸素センサ素子の耐火性保護層14
として、Mg0eA見、03を60ミクロン厚さに溶射
したものを酸素センナ素子Hとした。
として、Mg0eA見、03を60ミクロン厚さに溶射
したものを酸素センナ素子Hとした。
(耐久試験)
ここでは、実施例1〜5において製作した酸素センサ素
子A−Eと、比較例1〜3において製作した酸素センサ
素子F−Hとに対して、リッチ出力、リーン出力、リッ
チ→リーン応答時間、り一ン→リッチ応答時間の4つの
因子について、50時間の耐久試験後の変化を調べた。
子A−Eと、比較例1〜3において製作した酸素センサ
素子F−Hとに対して、リッチ出力、リーン出力、リッ
チ→リーン応答時間、り一ン→リッチ応答時間の4つの
因子について、50時間の耐久試験後の変化を調べた。
このときに行った耐久試験は、8産自動車製排気量4.
4文のY44E型エノジンの排気管に取付け、ガソリン
として鉛を500mg/USG含むものを用いて運転す
ることにより行った。また、排ガス温度を750℃とし
た。
4文のY44E型エノジンの排気管に取付け、ガソリン
として鉛を500mg/USG含むものを用いて運転す
ることにより行った。また、排ガス温度を750℃とし
た。
ここで、出力変化はプロパンガス燃焼による排気ガス雰
囲気とし、センサ先端温度350 ’C! 、ガス温度
約500℃として、リッチ状態では入=0.9、リーン
状態では入=1,1とすることにより行った。この試験
結果を第1表に示す。
囲気とし、センサ先端温度350 ’C! 、ガス温度
約500℃として、リッチ状態では入=0.9、リーン
状態では入=1,1とすることにより行った。この試験
結果を第1表に示す。
一方、応答時間の経時変化は第5図に示すように、出力
の25%−75%が変化するのに必要な時間を求めるこ
とにより行った。この試験結果を同じく第1表に示す。
の25%−75%が変化するのに必要な時間を求めるこ
とにより行った。この試験結果を同じく第1表に示す。
第1表に示すように、この発明による酸素センサ素子A
−Eでは、比較の酸素センサ素子F−Hよりも50時間
経過後におけるリッチ出力の低下が小さくかつり−ン出
力の上昇が少なく、リッチ出力とリーン出力との差を長
時間にわたって大きく維持することができ、空燃比制御
を長期にわたって確実にすることが可能となる。また、
応答時間においてもこの発明による酸素センサ素子A−
Eでは、比較の酸素センサ素子F−Hよりも応答時間を
長時間にわたって短いものとすることが可能である。
−Eでは、比較の酸素センサ素子F−Hよりも50時間
経過後におけるリッチ出力の低下が小さくかつり−ン出
力の上昇が少なく、リッチ出力とリーン出力との差を長
時間にわたって大きく維持することができ、空燃比制御
を長期にわたって確実にすることが可能となる。また、
応答時間においてもこの発明による酸素センサ素子A−
Eでは、比較の酸素センサ素子F−Hよりも応答時間を
長時間にわたって短いものとすることが可能である。
次に、この発明による酸素センサ素子A−Eと、比較の
酸素センサ素子F−Hとに対して、加鉛ガソリン(鉛含
有量500mg/USG)による耐久試験(常温耐久、
350°C酎久、7耐0℃耐久〕を行い、50時間耐久
後のlOモードエミッション値を測定し、理論空燃比か
ら実際の空燃比が低い側へずれた程度を求めて各酸素セ
ンサ素子A−Hに担持した触媒の性能低下を評価したと
ころ、この発明による酸素センサ素子A−Eの方が比較
例の酸素センサ素子F−Hよりも触媒の性能低下が小さ
いことが判明した。
酸素センサ素子F−Hとに対して、加鉛ガソリン(鉛含
有量500mg/USG)による耐久試験(常温耐久、
350°C酎久、7耐0℃耐久〕を行い、50時間耐久
後のlOモードエミッション値を測定し、理論空燃比か
ら実際の空燃比が低い側へずれた程度を求めて各酸素セ
ンサ素子A−Hに担持した触媒の性能低下を評価したと
ころ、この発明による酸素センサ素子A−Eの方が比較
例の酸素センサ素子F−Hよりも触媒の性能低下が小さ
いことが判明した。
(発明の効果)
以上説明したきたように、この発明によれば、#素イオ
ン伝導性固体電解質の表面に基準電極と測定電極とを設
け、前記測定電極上に多孔質保護層を設けた酸素濃度検
出用酸素センサ素子において、前記保護層上に、γ−ア
ルミナを主体とし且つ酸化セリウムを含む微粒子担体に
触媒活性物質を担持させた触媒層を形成するようにした
から、非平衡排ガスを有する車両および有鉛ガソリンを
用いる車両において、現実に使用する温度とくに350
℃付近の低温域のみならず750 ”0以上の高温域に
おいても十分にすぐれた耐久性を持ち、酸素センサ素子
の応答域を常に理論空燃比付近に保つことができるため
、三元触媒システムを有効に機能させることが可能であ
り、長時間の使用後においてもリーン側およびり一2チ
側での出力劣化が小さく、リーン出力とリッチ出方との
差を大きく維持することができると共に応答時間を短く
維持することができ、さらには、排ガス中に鉛化合物が
含まれるときでもこれに被毒されることがなく、触媒機
能を長期にわたって維持することができるという非常に
便れた効果がもたらされる。
ン伝導性固体電解質の表面に基準電極と測定電極とを設
け、前記測定電極上に多孔質保護層を設けた酸素濃度検
出用酸素センサ素子において、前記保護層上に、γ−ア
ルミナを主体とし且つ酸化セリウムを含む微粒子担体に
触媒活性物質を担持させた触媒層を形成するようにした
から、非平衡排ガスを有する車両および有鉛ガソリンを
用いる車両において、現実に使用する温度とくに350
℃付近の低温域のみならず750 ”0以上の高温域に
おいても十分にすぐれた耐久性を持ち、酸素センサ素子
の応答域を常に理論空燃比付近に保つことができるため
、三元触媒システムを有効に機能させることが可能であ
り、長時間の使用後においてもリーン側およびり一2チ
側での出力劣化が小さく、リーン出力とリッチ出方との
差を大きく維持することができると共に応答時間を短く
維持することができ、さらには、排ガス中に鉛化合物が
含まれるときでもこれに被毒されることがなく、触媒機
能を長期にわたって維持することができるという非常に
便れた効果がもたらされる。
第1図は管状型酸素センサ素子の構造例を示す断面説明
図、第2図は第1図の保護層および触媒層部分の拡大説
明図、第3図は保護層の上に触媒層を設けた膜構造型酸
素センサ素子の構造例を示す模型的断面説明図、第4図
は保護層の上に触媒層を設けない膜構造型酸素センサ素
子の構造例を示す模型的断面説明図、第5図は応答時間
の経時変化を調べた際の判定基準を図解する説明図であ
る。 1.11・・・酸素イオン伝導性固体電解質、2.12
・・・基準電極、 3.13・・・測定電極、 4.14・・・保護層、 5.15・・・触媒層。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人弁理士 小 塩 豊 第1図 第2図 第3図 第4図 屁・5吟藺
図、第2図は第1図の保護層および触媒層部分の拡大説
明図、第3図は保護層の上に触媒層を設けた膜構造型酸
素センサ素子の構造例を示す模型的断面説明図、第4図
は保護層の上に触媒層を設けない膜構造型酸素センサ素
子の構造例を示す模型的断面説明図、第5図は応答時間
の経時変化を調べた際の判定基準を図解する説明図であ
る。 1.11・・・酸素イオン伝導性固体電解質、2.12
・・・基準電極、 3.13・・・測定電極、 4.14・・・保護層、 5.15・・・触媒層。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人弁理士 小 塩 豊 第1図 第2図 第3図 第4図 屁・5吟藺
Claims (2)
- (1)酸素イオン伝導性固体電解質の表面に基準電極と
測定電極とを設け、前記測定電極上に多孔質保護層を設
けた酸素濃度検出用酸素センサ素子において、前記保護
層上に、γ−アルミナを主体とし且つ酸化セリウムを含
む微粒子担体に触媒活性物質を担持させた触媒層を形成
したことを特徴とする酸素センサ素子。 - (2)γ−アルミナと酸化セリウムとの比が重量比で1
:1〜3:1である特許請求の範囲第(1)項記載の酸
素センサ素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59202758A JPS6179155A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 酸素センサ素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59202758A JPS6179155A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 酸素センサ素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6179155A true JPS6179155A (ja) | 1986-04-22 |
Family
ID=16462681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59202758A Pending JPS6179155A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 酸素センサ素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6179155A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62245148A (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-26 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 酸素濃度センサ |
JPS63152555U (ja) * | 1987-03-25 | 1988-10-06 | ||
JPH01221654A (ja) * | 1988-03-01 | 1989-09-05 | Japan Electron Control Syst Co Ltd | 内燃機関用酸素センサ |
JPH021532A (ja) * | 1987-03-13 | 1990-01-05 | Mitsubishi Motors Corp | 酸素センサ及び該センサを適用した内燃エンジンの空燃比制御装置 |
US5160598A (en) * | 1989-02-14 | 1992-11-03 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Oxygen sensor for air-fuel ratio control having a protective layer including an oxygen storage material |
US5271821A (en) * | 1988-03-03 | 1993-12-21 | Ngk Insulators, Ltd. | Oxygen sensor and method of producing the same |
US5443711A (en) * | 1988-12-02 | 1995-08-22 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Oxygen-sensor element |
US5849165A (en) * | 1988-11-01 | 1998-12-15 | Ngk Spark Plug Co. Ltd. | Oxygen sensor for preventing silicon poisoning |
JP2006511806A (ja) * | 2002-12-23 | 2006-04-06 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 測定センサ |
JP2007218894A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-30 | Denso Corp | ガスセンサ素子 |
WO2008151054A2 (en) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Robert Bosch Gmbh | Thermal shock resistant gas sensor element |
JP2010181241A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Nippon Soken Inc | ガスセンサ用触媒粉末、その製造方法、それを用いたガスセンサ素子、及びそれを用いたガスセンサ |
JP2010276530A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Toyota Motor Corp | 空燃比センサ |
US8906214B2 (en) | 2003-02-10 | 2014-12-09 | Robert Bosch Gmbh | Contamination-resistant gas sensor element |
-
1984
- 1984-09-27 JP JP59202758A patent/JPS6179155A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62245148A (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-26 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 酸素濃度センサ |
JPH021532A (ja) * | 1987-03-13 | 1990-01-05 | Mitsubishi Motors Corp | 酸素センサ及び該センサを適用した内燃エンジンの空燃比制御装置 |
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US7998327B2 (en) | 2002-12-23 | 2011-08-16 | Robert Bosch Gmbh | Measuring sensor |
US8906214B2 (en) | 2003-02-10 | 2014-12-09 | Robert Bosch Gmbh | Contamination-resistant gas sensor element |
JP2007218894A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-30 | Denso Corp | ガスセンサ素子 |
WO2008151054A2 (en) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Robert Bosch Gmbh | Thermal shock resistant gas sensor element |
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JP2010181241A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Nippon Soken Inc | ガスセンサ用触媒粉末、その製造方法、それを用いたガスセンサ素子、及びそれを用いたガスセンサ |
JP2010276530A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Toyota Motor Corp | 空燃比センサ |
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