JPH0215194A - めっき装置のハンガー移送機構 - Google Patents
めっき装置のハンガー移送機構Info
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- JPH0215194A JPH0215194A JP16372888A JP16372888A JPH0215194A JP H0215194 A JPH0215194 A JP H0215194A JP 16372888 A JP16372888 A JP 16372888A JP 16372888 A JP16372888 A JP 16372888A JP H0215194 A JPH0215194 A JP H0215194A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 38
- ZCDOYSPFYFSLEW-UHFFFAOYSA-N chromate(2-) Chemical compound [O-][Cr]([O-])(=O)=O ZCDOYSPFYFSLEW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
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- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Chemically Coating (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は多品種生産に適しためっき装置とそのハンガー
移送機構に関するものである。
移送機構に関するものである。
(従来の技術)
ハンガー移送機構により多数のハンガーを間歇移送しつ
つめっき処理を行わせるめっき装置は広(知られている
が、このような従来の装置は全部のハンガーが各処理槽
に同一の順序でワークを浸漬しつつ、めっき処理を行う
ものであるために、例えば、一部のワークに亜鉛めっき
を施し、他のワークに亜鉛合金めっきを施すというよう
なことはできなかった。
つめっき処理を行わせるめっき装置は広(知られている
が、このような従来の装置は全部のハンガーが各処理槽
に同一の順序でワークを浸漬しつつ、めっき処理を行う
ものであるために、例えば、一部のワークに亜鉛めっき
を施し、他のワークに亜鉛合金めっきを施すというよう
なことはできなかった。
ところが近年においては多品種生産の要請が高まり、同
一のめっき装置によって複数種類のめっき処理を並列的
に行うことが求められている。そこでこのような要請に
応えるために、複数種類の処理槽をハンガー移送方向に
並べ、ハンガーを選択的に昇降させて複数種類のめっき
処理を行うことができるようにしためっき処理装置が提
案されている。しかしこの種の装置においてはハンガー
は一定のタクト時間で間歇送りされるために浸漬されな
い方の処理槽を通過する間はハンガーを空中に保持して
おかねばならず、必要以上に空中保持時間が長くなって
錆等を生し、めっき不良になるおそれがあり、また全体
の処理時間が長くなる等の問題があった。
一のめっき装置によって複数種類のめっき処理を並列的
に行うことが求められている。そこでこのような要請に
応えるために、複数種類の処理槽をハンガー移送方向に
並べ、ハンガーを選択的に昇降させて複数種類のめっき
処理を行うことができるようにしためっき処理装置が提
案されている。しかしこの種の装置においてはハンガー
は一定のタクト時間で間歇送りされるために浸漬されな
い方の処理槽を通過する間はハンガーを空中に保持して
おかねばならず、必要以上に空中保持時間が長くなって
錆等を生し、めっき不良になるおそれがあり、また全体
の処理時間が長くなる等の問題があった。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は上記のような従来の問題点を解決して、複数種
類のめっき処理をハンガー単位で並列的に行うことがで
き、しかもハンガーの空中保持時間をなくしてめっきの
品質向上及び全体の処理時間の短縮化を図ることができ
、(nせて装置全体のコンパクト化を図ることもできる
めっき装置とそのハンガー移送機構を目的として完成さ
れたものである。
類のめっき処理をハンガー単位で並列的に行うことがで
き、しかもハンガーの空中保持時間をなくしてめっきの
品質向上及び全体の処理時間の短縮化を図ることができ
、(nせて装置全体のコンパクト化を図ることもできる
めっき装置とそのハンガー移送機構を目的として完成さ
れたものである。
(課題を解決するための手段)
上記の課題を達成するためになされた本発明はハンガー
移送機構により多数のハンガーを間歇移送しつつめっき
処理を行わゼるめっき処理ラインの所要部に、ハンガー
の移送方向に対して直角方向に複数の処理槽を配置する
とともにハンガー移送機構には、ワークをこれらの処理
槽中の選択された処理槽へ導くワーク移動機構を付設し
たことを特徴とするめっき装置に関する第1の発明と一
定方向に間歇移送される垂直なキャリア+に昇降動する
台車を取イ」け、この台車に複数の処理槽の上方に延び
る水平なハンガーを取付けるとともに、これらの処理槽
の更に上方位置にはハンガー上にスライド自在に支持さ
れたワーク支持具と係合してこれをハンガー上で移動さ
せるワーク移動機構を設けたことを特徴とするハンガー
移送機構に関する第2の発明とを含むものである。
移送機構により多数のハンガーを間歇移送しつつめっき
処理を行わゼるめっき処理ラインの所要部に、ハンガー
の移送方向に対して直角方向に複数の処理槽を配置する
とともにハンガー移送機構には、ワークをこれらの処理
槽中の選択された処理槽へ導くワーク移動機構を付設し
たことを特徴とするめっき装置に関する第1の発明と一
定方向に間歇移送される垂直なキャリア+に昇降動する
台車を取イ」け、この台車に複数の処理槽の上方に延び
る水平なハンガーを取付けるとともに、これらの処理槽
の更に上方位置にはハンガー上にスライド自在に支持さ
れたワーク支持具と係合してこれをハンガー上で移動さ
せるワーク移動機構を設けたことを特徴とするハンガー
移送機構に関する第2の発明とを含むものである。
(実施例)
以下に本発明を図示の実施例によって更に詳細に説明す
る。
る。
第1図において、(1)はチェーン式のハンガー移送機
構、(2] iJこのハンガー移送機構(1)によって
−定のククトタイムで間歇移送される多数のハンガであ
る。このようなハンガー(2)の移送径路に沿って多数
の処理槽(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(
8)が配置されており、ロード位置で治具に支持された
ワークがハンガー(2)に供給され、各処理槽を経てめ
っき処理が完了したワークがアンロード位置でハンガー
(2)から取外されることは従来の装置と同様である。
構、(2] iJこのハンガー移送機構(1)によって
−定のククトタイムで間歇移送される多数のハンガであ
る。このようなハンガー(2)の移送径路に沿って多数
の処理槽(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(
8)が配置されており、ロード位置で治具に支持された
ワークがハンガー(2)に供給され、各処理槽を経てめ
っき処理が完了したワークがアンロード位置でハンガー
(2)から取外されることは従来の装置と同様である。
しかし本発明においては、めっき処理ラインの所要部に
ハンガーの移送方向に対して直角方向に複数の処理槽が
配置されている。即ち、第1図の例では前処理用の処理
槽(3)は部分的に2列または3列の処理槽(3a)、
(3b)、(3c)とされており、めっき用の処理槽(
5)は2列の処理槽(5a)、(5b)とされており、
更に後処理用の処理槽(6)も3列の処理槽(6a)、
(6b)、(6c)とされている。また第2図の例では
後処理用の処理槽(6)の一部のみが3列の処理槽(6
a)、(6b)、(6C)とされている。
ハンガーの移送方向に対して直角方向に複数の処理槽が
配置されている。即ち、第1図の例では前処理用の処理
槽(3)は部分的に2列または3列の処理槽(3a)、
(3b)、(3c)とされており、めっき用の処理槽(
5)は2列の処理槽(5a)、(5b)とされており、
更に後処理用の処理槽(6)も3列の処理槽(6a)、
(6b)、(6c)とされている。また第2図の例では
後処理用の処理槽(6)の一部のみが3列の処理槽(6
a)、(6b)、(6C)とされている。
そしてハンガー(2)上に支持されたワークは以下に説
明するワーク移動機構(9)によってハンガー(2)十
にスライドされ、これらの処理槽中の選択された処理槽
へ浸漬されるが、どの処理槽へ導かれるべきであるかは
予めハンガー(2)ごとにコンピュータにインプットさ
れているので、ハンガー単位で同時に複数種類のめっき
処理を進行させることが可能となる。
明するワーク移動機構(9)によってハンガー(2)十
にスライドされ、これらの処理槽中の選択された処理槽
へ浸漬されるが、どの処理槽へ導かれるべきであるかは
予めハンガー(2)ごとにコンピュータにインプットさ
れているので、ハンガー単位で同時に複数種類のめっき
処理を進行させることが可能となる。
第3図は第2の発明のハンガー移送機構の要部を示すも
ので、(10)は上下をチェーンに支持されて一定方向
に間歇移送される垂直なキャリア、ODはこのキャリア
(10)上を昇降動する台車で、この台車0υの側方に
複数の処理槽(3a)、(3b)、(3c)・の上方に
延びるハンガー(2)が水平に取付けられている。02
)はハンガー(2)を同時に上昇させるための昇降フレ
ームであって、その突出部03)によって台車at+の
後端の係合片04)を押上げ、ハンガー(2)と台車a
υとを鎖線で示す位置まで」−昇させ、また下降させる
ことができる。なお05)は本発明に特有の個別昇降機
であり、昇降フレーム02)が下降位置にある際にも特
定位置にあるハンガー(2)と台車(II)を昇降する
ことができる。
ので、(10)は上下をチェーンに支持されて一定方向
に間歇移送される垂直なキャリア、ODはこのキャリア
(10)上を昇降動する台車で、この台車0υの側方に
複数の処理槽(3a)、(3b)、(3c)・の上方に
延びるハンガー(2)が水平に取付けられている。02
)はハンガー(2)を同時に上昇させるための昇降フレ
ームであって、その突出部03)によって台車at+の
後端の係合片04)を押上げ、ハンガー(2)と台車a
υとを鎖線で示す位置まで」−昇させ、また下降させる
ことができる。なお05)は本発明に特有の個別昇降機
であり、昇降フレーム02)が下降位置にある際にも特
定位置にあるハンガー(2)と台車(II)を昇降する
ことができる。
ハンガー(2)にはワーク(W)を支持するワーク支持
具(16)がハンガー(2)上で自由にスライドできる
ように取(=jけられている。そして複数の処理槽(3
d)(3b)、(3c)・・・の上方位置には、ワーク
移動機構(9)が設けられている。ワーク移動機構(9
)はハンガー(2)の上昇位置の更に上方に突設された
水平なガイドレールα7)と、移動台車θ8)と、これ
をハンガー(2)の長平方向にガイドレール07)上で
スライドさせるシリンダ09)とからなるもので、この
移動台車08)の下方に突設された2枚の爪(20)、
(21)がワーク支持具θ0の突片(16a)と係合で
きる構造となっている。なおこれらの爪(20)、(2
1)は外側から突片(16a)により押されると揺動し
て突片(16a)を内側に入れることができるが、逆に
内側から突片(16a)により押されても揺動できない
構造となっている。従ってハンガー(2)上のどの位置
にワーク支持具(16)がある場合にも、その位置まで
移動台車08)を動かせばワーク支持具Oeを2枚の爪
(20)、(21)の間に挟み、所望の位置までスライ
ドさせることが可能となる。
具(16)がハンガー(2)上で自由にスライドできる
ように取(=jけられている。そして複数の処理槽(3
d)(3b)、(3c)・・・の上方位置には、ワーク
移動機構(9)が設けられている。ワーク移動機構(9
)はハンガー(2)の上昇位置の更に上方に突設された
水平なガイドレールα7)と、移動台車θ8)と、これ
をハンガー(2)の長平方向にガイドレール07)上で
スライドさせるシリンダ09)とからなるもので、この
移動台車08)の下方に突設された2枚の爪(20)、
(21)がワーク支持具θ0の突片(16a)と係合で
きる構造となっている。なおこれらの爪(20)、(2
1)は外側から突片(16a)により押されると揺動し
て突片(16a)を内側に入れることができるが、逆に
内側から突片(16a)により押されても揺動できない
構造となっている。従ってハンガー(2)上のどの位置
にワーク支持具(16)がある場合にも、その位置まで
移動台車08)を動かせばワーク支持具Oeを2枚の爪
(20)、(21)の間に挟み、所望の位置までスライ
ドさせることが可能となる。
(作用)
再び第1図に戻って本発明のめっき装置の作用を説明す
る。
る。
まずワーク(W)はロート位置でハンガー(2)のワク
支持具(16)に供給され、ハンガー移送機構(1)に
より一定のタフI・タイムで間歇移送されつつ前処理用
の処理槽(3)に入る。図示のとおりこの処理槽(3)
は所要部分が複数列に形成されており、ハンガ(2)が
第3図に鎖線で示された上昇位置にある間にワーク移動
機構(9)の移動台車08)の爪(20)、(21)が
ワーク支持具α6)に係合し、ワーク(W)を予めイン
プットされたデータに基づいて所定の位置までスライド
させる。その後にハンガー移送機構(1)がハンガー(
2)を下降させるとワーク(W)は処理槽(3a)、(
3b)のいずれか選択された側に浸漬され前処理が行わ
れる。
支持具(16)に供給され、ハンガー移送機構(1)に
より一定のタフI・タイムで間歇移送されつつ前処理用
の処理槽(3)に入る。図示のとおりこの処理槽(3)
は所要部分が複数列に形成されており、ハンガ(2)が
第3図に鎖線で示された上昇位置にある間にワーク移動
機構(9)の移動台車08)の爪(20)、(21)が
ワーク支持具α6)に係合し、ワーク(W)を予めイン
プットされたデータに基づいて所定の位置までスライド
させる。その後にハンガー移送機構(1)がハンガー(
2)を下降させるとワーク(W)は処理槽(3a)、(
3b)のいずれか選択された側に浸漬され前処理が行わ
れる。
同様にめっき用の処理槽(5)も2列に配置されている
ので、あるハンガー(2)のワークについては亜鉛めっ
きを施し、また他のハンガー(2)のワークについては
亜鉛合金めっきを施すことができる。更に(6a)の処
理槽には白色クロメート処理浴、(6b)には黄色クロ
メート処理浴、(6c)には黒色クロメート処理浴をそ
れぞれ入れておけば、同様の方法によってハンガー単位
で任意のクロメート処理を行うことができる。
ので、あるハンガー(2)のワークについては亜鉛めっ
きを施し、また他のハンガー(2)のワークについては
亜鉛合金めっきを施すことができる。更に(6a)の処
理槽には白色クロメート処理浴、(6b)には黄色クロ
メート処理浴、(6c)には黒色クロメート処理浴をそ
れぞれ入れておけば、同様の方法によってハンガー単位
で任意のクロメート処理を行うことができる。
このように一定のタクトタイムで移送されて行く処理槽
を選択することと併せて、例えば(3c)の処理槽には
(3a)又は(3b)の処理槽からタクトタイムの途中
でワーク(W)を移動させることもできる。即ち、タク
トタイムが3分であると仮定した場合、1分間は(3a
)、1分間は(3b)、1分間は(3c)というように
、ハンガー移送機構(1)の停止期間中にワーク(W)
を移動させることもできる。この場合には第3図に示さ
れる個別昇降機(15)によってハンガー(2)が持上
げられ、ワーク移動機構(9)がハンガー(2)に沿っ
てワーク(W)を移動させることとなる。第2図に示さ
れる処理槽(6a)、(6b)、(6c)もこれと同様
であって例えば(6a)には強酸、(6b)には中和液
、(6c)には水洗水を入れておけば、タクトタイムの
間にこれらの間でワーク(W)を移動させることによっ
て短時間浸漬処理を行わせることが可能となる。
を選択することと併せて、例えば(3c)の処理槽には
(3a)又は(3b)の処理槽からタクトタイムの途中
でワーク(W)を移動させることもできる。即ち、タク
トタイムが3分であると仮定した場合、1分間は(3a
)、1分間は(3b)、1分間は(3c)というように
、ハンガー移送機構(1)の停止期間中にワーク(W)
を移動させることもできる。この場合には第3図に示さ
れる個別昇降機(15)によってハンガー(2)が持上
げられ、ワーク移動機構(9)がハンガー(2)に沿っ
てワーク(W)を移動させることとなる。第2図に示さ
れる処理槽(6a)、(6b)、(6c)もこれと同様
であって例えば(6a)には強酸、(6b)には中和液
、(6c)には水洗水を入れておけば、タクトタイムの
間にこれらの間でワーク(W)を移動させることによっ
て短時間浸漬処理を行わせることが可能となる。
(発明の効果)
以上に説明したように、本発明によれば複数種類のめっ
き処理をハンガー単位で並列的に行うことができ、多品
種生産を効率良〈実施できるとともに、タクトタイム中
に複数の処理を行うこともできるから浸漬処理時間を自
由に調節して品質の向上を図ることができる。しかも本
発明においては複数の処理槽を縦方向に並べた従来の装
置とは異なり、浸漬されない処理槽の上方でワークを空
中保持する必要がなく、錆の発生等のおそれが皆無とな
る。更にまた本発明においてはめっき処理ラインの全長
を短縮することができ、装置全体のコンパクト化が図れ
るうえに、不要な処理槽の上方を一定のタクトタイムで
通過させる必要がないので全体の処理時間の短縮化が可
能である。よって本発明は従来の問題点を一掃しためっ
き装置とそのハンガー移送機構として、産業の発展に寄
与するところは極めて犬である。
き処理をハンガー単位で並列的に行うことができ、多品
種生産を効率良〈実施できるとともに、タクトタイム中
に複数の処理を行うこともできるから浸漬処理時間を自
由に調節して品質の向上を図ることができる。しかも本
発明においては複数の処理槽を縦方向に並べた従来の装
置とは異なり、浸漬されない処理槽の上方でワークを空
中保持する必要がなく、錆の発生等のおそれが皆無とな
る。更にまた本発明においてはめっき処理ラインの全長
を短縮することができ、装置全体のコンパクト化が図れ
るうえに、不要な処理槽の上方を一定のタクトタイムで
通過させる必要がないので全体の処理時間の短縮化が可
能である。よって本発明は従来の問題点を一掃しためっ
き装置とそのハンガー移送機構として、産業の発展に寄
与するところは極めて犬である。
第1図は本発明の実施例を示す平面図、第2図は他の実
施例を示す平面図、第3図はハンガー移送機構の要部を
示す側面図である。 (1):ハンガー移送機構、 (2+ :ハンガー (
3a)、(3b)、(3c) :処理槽、(9):ワー
ク移動機構、(10):キャリア、OD;台車、(16
):ワーク支持具、(W):ワーク。
施例を示す平面図、第3図はハンガー移送機構の要部を
示す側面図である。 (1):ハンガー移送機構、 (2+ :ハンガー (
3a)、(3b)、(3c) :処理槽、(9):ワー
ク移動機構、(10):キャリア、OD;台車、(16
):ワーク支持具、(W):ワーク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ハンガー移送機構(1)により多数のハンガー(2
)を間歇移送しつつめっき処理を行わせるめっき処理ラ
インの所要部に、ハンガー(2)の移送方向に対して直
角方向に複数の処理槽(3a)、(3b)、(3c)・
・・を配置するとともにハンガー移送機構(1)には、
ワーク(W)をこれらの処理槽(3a)、(3b)、(
3c)・・・中の選択された処理槽へ導くワーク移動機
構(9)を付設したことを特徴とするめっき装置。 2、一定方向に間歇移送される垂直なキャリア(10)
上に昇降動する台車(11)を取付け、この台車(11
)に複数の処理槽(3a)、(3b)、(3c)・・・
の上方に延びる水平なハンガー(2)を取付けるととも
に、これらの処理槽(3a)、(3b)、(3c)の更
に上方位置にはハンガー(2)上にスライド自在に支持
されたワーク支持具(16)と係合してこれをハンガー
(2)上で移動させるワーク移動機構(9)を設けたこ
とを特徴とするハンガー移送機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63163728A JP2528942B2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | めっき装置のハンガ―移送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63163728A JP2528942B2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | めっき装置のハンガ―移送機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0215194A true JPH0215194A (ja) | 1990-01-18 |
JP2528942B2 JP2528942B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=15779535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63163728A Expired - Lifetime JP2528942B2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | めっき装置のハンガ―移送機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528942B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5920454A (en) * | 1997-02-11 | 1999-07-06 | Hokuriko Electric Industry Co., Ltd. | Capacitor-mounted circuit board |
JP2001335995A (ja) * | 2000-05-23 | 2001-12-07 | Marunaka Kogyo Kk | 複数列のメッキ処理タンクを設置したメッキ処理装置、及び一列又は複数列のメッキ処理タンクを設置したメッキ処理装置における製品の高速乗換え装置 |
JP2012251182A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 化学処理装置、めっき装置およびその装置を用いためっき処理方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6077886B2 (ja) * | 2013-03-04 | 2017-02-08 | 株式会社荏原製作所 | めっき装置 |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS5842795A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-12 | Tateyama Alum Kogyo Kk | アルミニウム又はアルミニウム合金の縦吊り式表面処理方法 |
JPS5899235U (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-06 | 勝川工業株式会社 | 自動搬送表面処理装置 |
JPS60221599A (ja) * | 1984-04-18 | 1985-11-06 | Toshiharu Nakai | 自動めつき装置並びにそのサイクルダイヤグラムの表示方法 |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP63163728A patent/JP2528942B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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JP2001335995A (ja) * | 2000-05-23 | 2001-12-07 | Marunaka Kogyo Kk | 複数列のメッキ処理タンクを設置したメッキ処理装置、及び一列又は複数列のメッキ処理タンクを設置したメッキ処理装置における製品の高速乗換え装置 |
JP2012251182A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 化学処理装置、めっき装置およびその装置を用いためっき処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2528942B2 (ja) | 1996-08-28 |
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