JPH02141740A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH02141740A
JPH02141740A JP63296778A JP29677888A JPH02141740A JP H02141740 A JPH02141740 A JP H02141740A JP 63296778 A JP63296778 A JP 63296778A JP 29677888 A JP29677888 A JP 29677888A JP H02141740 A JPH02141740 A JP H02141740A
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JP
Japan
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layer
silver halide
emulsion
group
sensitive
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JP63296778A
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English (en)
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Hideo Ikeda
秀夫 池田
Shigeru Ono
茂 大野
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は画像鮮鋭度の改良されたハロゲン化銀カラー写
真感光材料に関する。
(従来の技術) 通常、青感性、緑感性および赤感性のハロゲン化銀乳剤
層を有する多層カラー写真材料では、ハロゲン化銀粒子
による光散乱が下層に位置する乳剤層の鮮鋭度を低下さ
せる傾向が知られている。
米国特許第4.439,520号あるいは同第4.43
3,048号には、平板状のハロゲン化銀乳剤を用いる
ことによる鮮鋭度、感度、および粒状性を向上させたカ
ラー写真感光材料が記載されている。写真感材の鮮鋭度
は通常MTF値で表わされ、ジエームズ著「写真プロセ
スの理論」第4版(1977年)p596およびp60
4にはその詳細が記載されている。MTF表示すること
により写真感材の鮮鋭度には例えば第1図、曲線(a)
に示したパターンを有する周波数依存性があることは良
く知られており、このパターンが惑材の乳剤層中で光学
的散乱と現像効果によって作られていることも良く知ら
れている。
(発明が解決すべき課B) しかしながら、平板乳剤を用いた場合の鮮鋭度の良化は
、必ずしも上記MTFのすべての周波数にわたって顕著
に発現するものではなく、第1図、曲線(a)に対する
曲線(b)のように主として高周波領域でのみ良化する
結果や、あるいは第1図、曲線(c)のように高周波領
域での良化と低周波領域での悪化を伴なう結果がしばし
ば見られる。
周波数20本/ m m以下の低周波MTFが視覚的j
!¥説度に与える影響が高周波MTFにくらべ大きいこ
とはしばしば経験されることであり、この点の改良がと
くに望まれていた。
本発明の目的は、鮮鋭度にすぐれるハロゲン化銀カラー
写真感光材料を提供することにある。
本発明の上記目的は、支持体上に、少なくとも1種の色
素画像形成カプラーを含有するそれぞれ少なくともIN
の赤感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤
層、及び青感性ハロゲン化銀乳剤層を有する写真感光材
料において、該乳剤層の少なくとも1層に含まれるハロ
ゲン化銀粒子全投影面積の50%以上が厚さ0.5μm
未満、直径0. 6μm以上、及び平均アスペクト比3
以上の平板粒子により占められ、かつ前記赤感性乳剤層
及び/又は緑感性乳剤層がそれぞれの感度を20%以上
低下させる量の染料を含有し、さらに支持体より最も遠
隔した感光性乳剤層から支持体に最も近接した感光性乳
剤層までの乾燥膜厚が16.0μm以下であり、かつ膨
潤率が1.25以上であることを特徴とするハロゲン化
銀カラー写真感光材料、により達成された。
乳剤層中でハロゲン化銀が光散乱の大きな原因になって
いることは良く知られているが、厚い粒子あるいは球状
粒子を用いた場合にくらべ、平面性の高いいわゆる平板
乳剤では分散媒体(実際上はゼラチンと考えても良い)
とハロゲン化銀の屈折率の差により決定される臨界角よ
り大きな入射角で粒子に照射されると、一般に反射され
る頻度は高くなる。一方、全反射された光はさらに他の
平板粒子あるいは、ハロゲン化銀以外の分散媒体と屈折
率の異なる相との界面(例えば保1irr1と空気との
界面)で反射されると考えられ、このような多重散乱に
より乳剤膜への入射点より乳剤面に対して直角方向への
行路長の長い光のにじみが増すと考えられる。そこで、
乳剤膜厚を減少させると上記のにじみは減少する。
さらに、イラジェーション防止染料を使用することによ
り上記にじみが減少し、より顕著な低散乱性が得られる
しかしながら、ここで得られる低周波領域のMTF値は
いまだ十分な値とはいえず、十分に良好な低周波MTF
値は、前記膜厚及び膨潤率を前記範囲に設定することに
よりはじめて達成される。
本発明に用いられる平板状ハロゲン化銀粒子が含まれる
乳剤層における平板状ハロゲン化銀粒子の占める割合に
関しては、全投影面積に対して、50%以上であること
が好ましく、70%以上であることがより好ましく、特
に90%以上であることが最も好ましい。
本発明において平板状粒子の7スペクト比とはその粒子
の直径/rg−みの比を指し、ハロゲン化銀粒子の直径
とは粒子の投影面積に等しい面積の円の直径を指し、厚
みとは平板状ハロゲン化銀粒子を形成する2つの平行な
面の距離を指す。
平板状粒子のアスペクト比は3以上であり実用的要請に
応じて3〜8あるいは8以上でも良い。
本発明において平板状ハロゲン化銀粒子の直径は0.6
μm以上5.0μm以下であり、好ましくは0.8〜3
.0μmである。また厚みは0゜5μm未満、好ましく
は0.4μm以下0.05μm以上、より好ましくは0
.3μm以下0.05μm以上である。
平板状粒子のハロゲン組成としては、臭化銀、沃臭化銀
、塩臭化銀、塩沃臭化銀、塩化銀、沃塩化銀が好ましい
、高感度感光材料に用いるものには、沃臭化銀、臭化銀
、塩臭沃化銀またはこれらの混合物が特に好ましい。沃
臭化銀の場合、沃化銀含有量は、通常40モル%以下で
あり、好ましくは20モル%以下、より好ましくは1〜
15モル%以下である。
平板状粒子は、均一なハロゲン組成からなるものであっ
ても異なるハロゲン組成を有する2以上の相からなるも
のであってもよい。
例えば、沃臭化銀を用いる場合、この沃臭化銀平板状粒
子はそれぞれ沃化物含有量の異なる複数の相からなる層
状構造を有するものを用いることもできる。特開昭58
−113,927号、特開昭58−113,928号、
特開昭59−99゜433号、特開昭59−It’ll
、344号、特開昭59−119,350号等において
、平板状ハロゲン化銀粒子のハロゲン組成およびハロゲ
ンの粒子内分布の好ましい例が記載されている。
平板状粒子は、(111)面、(100)面、あるいは
(111)面と(100)面の混合した面から形成され
るものを選択することができる。
潜像の形成サイトに関しては、潜像が主として粒子表面
に形成されるような粒子でもよく、又潜像が主として粒
子内部に形成されるような粒子でもよい、さらに潜像が
粒子表面と粒子内部に形成されるような粒子でも良い。
次に平板状ハロゲン化銀粒子の製法について述べる。
平板状ハロゲン化銀粒子の製法としては、当業界で知ら
れた方法を適宜、組合せることにより成し得る。
たとえばpBrt、3以下の比較的低pBr値の雰囲気
中で平板状粒子が重量で40%以上存在する種晶を形成
し、同程度のpBr値に保ちつつ銀及びハロゲン溶液を
同時に添加しつつ種晶を成長させることにより得られる
この粒子成長過程に於て、新たな結晶核が発生しないよ
うに銀及びハロゲン溶液を添加することが望ましい。
平板状ハロゲン化銀粒子の大きさは、温度調節、溶剤の
種類や量の選択、粒子成長時に用いる銀塩、及びハロゲ
ン化物の添加速度等をコントロールすることにより調整
できる。
本発明の平板状ハロゲン化銀粒子の製造時に、必要に応
じてハロゲン化銀溶剤を用いることにより、粒子サイズ
粒子の形状(直径/厚み比など)、粒子のサイズ分布、
粒子の成長速度をコントロールできる。
例えば溶剤の使用量の増加とともに粒子サイズ分布を単
分散化し、成長速度を速めることが出来る。一方、溶剤
の使用量とともに粒子の厚みが増加する傾向もある。
しばしば用いられるハロゲン化銀溶剤としては、アンモ
ニア、チオエーテル、チオ尿素類を挙げることが出来る
これらのハロゲン化銀溶剤は、本発明の平板状ハロゲン
化銀粒子の製造時に、粒子成長を速める為に添加する。
銀塩溶液(例えばA g N Ox水溶液)とハロゲン
化物溶液(例えばKBrBr水液8液添加速度、添加量
、添加濃度を上昇させる方法が好ましく用いられる。
本発明に用いられる平板状ハロゲン化銀粒子及びそれら
を含むハロゲン化銀乳剤について、より具体的には、製
法も含めて例えば米国特許第4゜434.226号、同
第4.439,520号、同第4,414,310号、
同第4. 425. 425号、同第4,399.21
5号、同第4,435.501号、同第4.386,1
56号、同第4,400,463号、同第4,414.
306号、同第4.425,426号、欧州特許第84
.637A2、特開昭59−99433号、リサーチデ
ィスクロージャー隘22534 (1983年1月)な
どに記載されている。
本発明においては次のような単分散六角平板粒子を用い
ることができる。
該乳剤は、分散媒とハロゲン化銀粒子とからなるハロゲ
ン化銀乳剤であって、該ハロゲン化銀粒子の全投影面積
の70%以上が、最小の長さを有する辺の長さに対する
最大の長さを有する辺の長さの比が、2以下である六角
形であり、かつ、平行な2面を外表面として有する平板
状ハロゲン化銀によって占められており、さらに、該六
角平板状ハロゲン化銀粒子の粒子サイズ分布の変動係数
〔その投影面積の円換算直径で表わされる粒子サイズの
バラツキ(標準偏差)を、平均粒子サイズで割った値〕
が20%以下の単分散性をもつものであり、アスペクト
比は2.5以上で粒子サイズは0.2μm以上である。
該六角平板粒子の組成としては、臭化銀、田つ臭化銀、
塩臭化銀、塩ヨウ臭化銀のいずれであってもよい。浸度
イオンを含む場合、その含量は0〜30モル%であり、
結晶構造は−様なものでも、内部と外部が異質なハロゲ
ン組成から成るものでもよく、層状構造をなしていても
よい。また、粒子中に還元増感銀核を含んでいることが
好ましい。
核ハロゲン化銀粒子は、核形成−オストワルド熟成及び
粒子成長を経ることによって製造することができるが、
その詳細は特願昭61−2’39155号の記載に従う
該乳剤膜厚を形成する層のうち平板状ハロゲン化銀粒子
を含有する層の厚さは0.1〜6.0μであり、好まし
くは0.2〜3.0、さらに好ましくは0.5〜2.0
μであることが好ましい。
又、平板状ハロゲン化銀粒子による塗布銀量は0.1〜
12g/イ、特に0.3〜8g/イであることが好まし
い。
本発明の平板状ハロゲン化銀乳剤は、特願昭62−54
640号に記載されているような粒子内に意図的にディ
スロケーションを導入した平板状粒子を用いることがで
きる。
この平板状ハロゲン化銀粒子は特公昭47−11.38
6号等に記載されている様に、ハロゲン化銀粒子の粒径
および/あるいは厚みの分散性を単分散にして使用する
ことも可能である。
ここで平板状ハロゲン化銀粒子が単分散であるというこ
とは95%の粒子が数平均粒子サイズの±60%以内、
好ましくは±409A以内さらには±25%のサイズに
入る分散系であることを指す。
ここで数平均粒子サイズとはハロゲン化銀粒子の投影面
積直径の数平均直径である。
本発明において使用可能な平板状ハロゲン化銀乳剤以外
の乳剤としては、臭化銀、沃臭化銀、塩臭化銀、塩沃臭
化銀、塩化銀、および塩沃化銀のいずれのハロゲン化銀
を用いてもよ(、高域度怒光材料には沃臭化銀が好まし
い、沃臭化銀の場合、沃化銀含量は通常40モル%以下
であり、好ましくは20モル%以下、より好ましくは1
5モル%以下である。
上記のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十四面体
のような規則的な結晶体を有するいわゆるレギュラー粒
子でもよく、また球状などのような変則的な結晶形を持
つもの、双晶面などの結晶欠陥を持つものあるいはそれ
らの複合形でもよい。
また種々の結晶形の粒子のl昆合物を用いてもよい。
上記のハロゲン化銀の粒径は、約0.1ミクロン以下の
微粒子でも投影面積直径が約10ミクロンに至る迄の大
サイズ粒子でもよく、狭い分布を有する昨分散乳剤でも
、あるいは広い分布を有する多分散乳剤でもよいが、粒
子サイズが0.35μ以下の粒子がMTF値高い値に保
つために好ましく用いられる。
上記の乳剤粒子の結晶構造は一1工なものでも、内部と
外部とが異質なハロゲン組成からなる物でもよく、層状
構造をなしていてもよい。これらの乳剤粒子は、英国特
許第1.027,146号、米国特許第3,505,0
68号、同4,444゜877号等に開示されている。
また、エビクキシャル接合によって組成の異なるハロゲ
ン化銀が接合されていてもよく、また例えばロダン銀、
酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接合されてい
てもよい。これらの乳剤粒子は、米国特許第4094.
684号、同4,142,900号、同4.459,3
53号、英国特許第2,038゜792号、米国特許第
4,349,622号、同4.395,478号、同4
,433,501号、同4,463.087号、同3,
656.962号、同3,852,067号、特開昭5
9−162540号等に開示されている。
上記の乳剤は潜像を主として表面に形成する表面潜像型
でも、粒子内部に形成する内部潜像型でも表面と内部の
いずれにも潜像を存する型のいずれでもよい。
本発明に併用できるハロゲン化銀写真乳剤は、公知の方
法を適宜用いて製造でき、例えばリサーチ・ディスクロ
ージャー、1 ’l’6@、、NQI 7643 (1
978年12月)、22〜23頁、I。
乳剤製造([!mulsion Preparatlo
n and Types) ”および同、187膜、磁
18716 (1979年11月)、64B頁に記載の
方法に従うことができる。
本発明に併用できる写真乳剤は、グラフキデ著「写真の
物理と化学」、ポールモンテル社刊(P。
Glafkides 、 Chemie  et Ph
ysique PhotographiquePaul
 Montel 、  1967 ) 、ダフイン著「
写真乳剤化学」、フォーカルプレス社刊(G、F。
Duffin 、Photographic f!mu
lsion Ches+1stry(Focal Pr
ess 、  1966 ) 、ゼリクマンら著「写真
乳剤の製造と塗布」、フォーカルプレス社刊(V、 L
、 Zelikman et al、Making a
nd CoatingPhotographic Em
ulsion 、Focal Press 、  19
64)などに記載された方法を適宜用いて調製すること
ができる。すなわち、酸性法、中性法、アンモニア法等
のいずれでもよく、また可溶性根塩と可溶性ハロゲン塩
を反応させる形式としては片側混合法、同時混合法、そ
れらの組合わせなどのいずれを用いてもよい0粒子を銀
イオン過剰の下において形成させる方法(いわゆる逆混
合法)を用いることもできる。同時混合法の一つの形式
としてハロゲン化銀の生成する液相中のpAgを一定に
保つ方法、すなわちいわゆるコンドロールド・ダブルジ
ェット法を用いることもできる。この方法によると、結
晶形が規則的で粒子サイズが均一に近いハロゲン化銀乳
剤が得られる。
本発明に併用できる写真乳剤の調製には必要に応じて各
種のハロゲン化銀溶剤(例えば、アンモニア、ロダンカ
リまたは米国特許第3.271゜157号、特開昭51
−12360号、特開昭53−82408号、特開昭5
3−144319号、特開昭5.4−100717号も
しくは特開昭54−155828号等に記載のチオエー
テル類およびチオン化合物)を用いることもできる。
本発明に併用できるレギュラー粒子からなるハロゲン化
銀乳剤は、粒子形成中のp、AgとpHを@111する
ことにより得られる。詳しくは、例えばフォトグラフイ
ク・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Phot
ographic  5cience  andEng
ineering )第6巻、159〜165頁(19
62) ;ジャーナル・オプ・フォトグラフイク・サイ
エンス(Journal of Photograph
ic 5cience)、12巻、242〜251頁(
1964)、米国特許第3,655,394号および英
国特許第1゜413.748号に記載されている。
また単分散乳剤としては、平均粒子直径が約0゜05ミ
クロンより大きいハロゲン化銀粒子で、その少なくとも
約95重間%が平均粒子直径の±40%内にあるような
乳剤が代表的である。平均粒子直径が約0.05〜2ミ
クロンであり、少なくとも約95重量%または(粒子数
)で少なくとも95%のハロゲン化銀粒子を平均粒子直
径±20%の範囲内としたような乳剤を本発明で使用で
きる。このような乳剤の製造方法は米国特許第3゜57
4.628号、同第3,655,394号および英国特
許第1,413.748号に記載されている。また特開
昭48−8600号、同5139027号、同5183
097号、同53137133号、同54−48521
号、同54−99419号、同58−37635号、同
58−49.938号などに記載されたような単分散乳
剤も本発明で好ましく使用できる。
ハロゲン化銀粒子形成または物理熟成の過程において、
カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム
塩またはその錯塩、ロジウム塩またはその錯塩、鉄塩ま
たは鉄錯塩などを共存させてもよい。
物理熟成前後の乳剤から可溶性根塩を除去するためには
、ヌーデル水洗、フロキュレーション沈降法または限外
漏逸法などに従う。
本発明で使用する乳剤は、通常、物理熟成の後、化学熟
成および分光増感を行ったものを使用する。
このような工程で使用される添加剤は前述のリサーチ・
ディスクロージャー患17643 (1978年12月
)および同1!118716 (1979年11月)に
記載されており、その該当個所を後掲の表にまとめた。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つの
リサーチ・ディスクロージャーに記載されており、後掲
の表に記載個所を示した。
1 化学j、li感剤 2 感度上昇剤 3 分光増感剤、 強色増感剤 4増白剤 5 かぶり防止剤 および安定剤 6 スティン防止剤 7 色素画像安定剤 8硬膜剤 9 バインダー lO可塑剤、潤滑剤 11  塗布助剤、表面 活性剤 12  スタチック防止剤 23頁 23〜24頁 24頁 24〜25頁 25頁右欄 25真 26頁 26頁 27頁 26〜27頁 27頁 648頁右欄 同上 648頁右欄〜 649頁右欄 649頁右欄 650頁左〜右欄 651頁左欄 同上 650右欄 同上 同上 本発明においては、乳剤層又は中間層に赤感性感度及び
/又は緑感性感度を20%以上、好ましくは30%以上
低下させる量の染料を使用する。
上記目的を達成する染料としては、例えば英国特許第5
06,385号、同1,177.429号、同1,31
1.884号、同1,338.799号、同1,385
,371号、同1,467゜214−号、同1,433
,102号、同1,553.516号、特開昭48−8
5,130号、同49−114,420号、同52−1
17,123号、同55−161,233号、同59−
111.640号、特公昭39−22,069号、同4
3−13,168号、米国特許第3,247゜127号
、同3,469,985号、同4.078.933号等
に記載されたピラゾロン核やバルビッール酸核を有する
オキソノール染料、米国特許第2,533,472号、
同3. 379. 533号、英国特許第1,278.
621号等記載されたその他のオキソノール染料、英国
特許第575.691号、同680,631号、同59
9゜623号、同786.907号、同907,125
号、同1,045,609号、米国特許第4゜255.
326号、特開昭59−211,043号等に記載され
たアゾ染料、特開昭50−100゜116号、同54−
118,247号、英国特許第2,014,598号、
同750,031号等に記載されたアゾメチン染料、米
国特許第2,865.752号に記載されたアントラキ
ノン染料、米国特許第2,538,009号、同2,6
88゜541号、同2,538.008号、英国特許第
584.609号、同1,210,252号、特開昭5
0−40.625号、同51−3,623号、同51−
10,927号、同54−118゜247号、特公昭4
8−3.286号、同59−37.303号等に記載さ
れたアゾメチン染料、特公昭2B−3,082号、同4
4−16,594号、同59−28,898号等に記載
されたスチリル染料、英国特許第446,583号、同
1゜335.422号、特開昭59−228.250号
等に記載されたトリアリールメタン染料、英国特許第1
,075,653号、同1. 153. 341号、同
1,284,730号、同1. 475゜228号、同
1,542.807号等に記載されたメロシアニン染料
、米国特許第2.843,486号、同3,294,5
39号等に記載されたパ/アニン染料などが挙げられる
これらの中で、本発明で特に好ましく用いることのでき
る染料は下記一般式(1)、  (U)。
(Ill)及び(TV)で示される染料である。
一般式(り 式中、2..2.は各々同じでも異っていてもよく、複
素環を形成するのに必要な非金属原子群を表わし、I、
+ 、Lx 、Lx 、La 、Lsはメチン基を表わ
し、nI +  n*はO又は1を表わし、Moは水素
又はその他の1価のカチオンを表わす。
一般式(U) 一般式(n)において、X、Yは同一または異なってい
てもよく、電子吸引性基を表わし、XとYが連結されて
環を形成してもよい。
R41、R4,は同一または異なっていてもよく、水素
原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、ヒド
ロキシ基、カルボキシル基、置換アミノ基、カルバモイ
ル基、スルファモイル基、アルコキシカルボニル基、ス
ルホ基を表わす。
R43、R44は同一または異なっていてもよく、水素
原子、アルキル基、アルケニル基、了り−ル基、アシル
基、スルホニル基を表わし、R43、R14が連結され
て5〜6員環を形成してもよい。
また、RAIとR43、R4□とR44がそれぞれ連結
されて5〜6R環を形成してもよい。
上記X 、y 、 RaいR4□、R4ff、R4,の
うち、少なくとも1つは置換基としてスルホ基またはカ
ルボキシル基を有する。
Lo、LII、Ll、は各々メチン基を表わす。kは0
又は1を表わす。
一般式(I[I) Ar+−N=N  Art 式中Arl及びArcは同じでも異っていても良くアリ
ール基(例えば4−スルホフェニル、2−スルホフェニ
ル、2.5−ジスルホフェニル、2ヒドロキシ−4−ス
ルホフェニル、1,8−ジヒドロキシ−3,6−ジスル
ホ−2−ナフチル、2−ヒドロキシ−4−スルホ−1−
ナフチル)又は複素環基(例えば、1−(4−スルホフ
ェニル)−3−カルボキシ−5−ヒドロキシ−4−ピラ
ゾリル、■−(4−スルホフェニル) 3−メチル 5−ヒドロキシ−4−ピラゾリル)を表わす。
一般式<IV) 式中、R5I、R34、R”#ヨヒRS”ハ同一4 タ
は互いに異なっていてもよく、水素原子、ヒドロキシ基
、アルコキシ基、アリールオキシ基、カルR#は同一ま
たは互いに異なっていてもよく、水素原子および少なく
とも一つのスルホン酸基またはカルボキシル基をもつア
ルキル基、了り−ル基)を表わす。
Rsz、 Rss、RSthおよびR”4’!同一4た
は互いに異なっていてもよく、水素原子、スルホン酸基
、カルボキシル基、又は少なくとも一つのスルホン酸基
又はカルボキシル基をもつアルキル基、又は了り−ル基
を表わす。
以下に各々の染料について詳述する。
一般式(1)において、Z+ 、Zzで表わされる非金
属原子群によって形成される複素環は5もしくは6貝環
が好ましく、単環でも縮合環でも良く、例えば5−ピラ
ゾロン、6−ヒドロキシピリドン、ピラゾロ(3,4−
b)ピリジン−3,6−ジオン、バルビッール酸、ピラ
ゾリジンジオン、チオバルビッール酸、ロダニン、イミ
ダゾピリジン、ピラゾロピリミジン、ピロリドン、ピラ
ゾロンイミダゾールなどが挙げられる。
Ll 、R2,R3,La 、Lsで表されるメチン基
は置換基(例えば、メチル、エチル、フェニル、塩素原
子、スルホエチル、カルボキシエチル、ジメチルアミノ
、シアノ)を有していても良く、置換基どうしが連結し
て5又は6員環(例えば、シクロヘキセン、シクロペン
テン、5.5−ジメチルシクロヘキセン)を形成しても
よい。
Moで表わされる水素以外の1価のカチオンは、例えば
Ma’、KΦ、HNo(Cz Hs)3前記−最大(1
)で表わされる染料のうち、特に好ましいものは下記−
最大(I−a)、(lb)、(1−c)、(1−d)又
は(1−e)で表わされる染料である。
一般式(1−a) R、Rs 式中、Ra 、Rsは脂肪族基、芳香族基又はへテロ環
基を表わし、Rt、Raは脂肪族基、芳香族基、−0R
s   −COORs 、 NRs Rh、−CONR
s Rh 、  NRs C0NR5Ra、SO□Ry
 、 C0Rt 、 NRh C0Rq、NR,So、
R,、シアノ基(ここに、R7、R5は水素原子、脂肪
族基又は芳香族基を表わし、R7は脂肪族基又は芳香族
基を表わし、R1とR1又はR5とR1は連結して5又
は6員環を形成していても良い。)を表わし、Ll 、
R2、R3゜Lm、Ls及びnl、nz、Mのは一般式
(1)における定義と同義である。
一般式(1−b) Ro 式中、R1いRtqは水素原子、脂肪族基、芳香族基、
複素環基、 NR+tR1m、 NR+tCONR+yR+s、NR1ICOR+9、又
は−NRa5SOt Rtqを表わし、R1□、RIS
は各々水素原子、脂肪族基、芳香族基、複素環基、シア
ノ基、スルホン酸基、−N RI ? R+ ll。
N R+ s COR+ q、−N R+sS Ox 
R+q、N RI ? CON R+ q R+い−C
OOR,,、C0NR1?RI。、 COR+ q、−
SO□R+9又は−5Og N R+tR+s  を表
わし、R13、Ribは各々水素原子、脂肪族基、芳香
族基、複素環基、−OR+y、−COOR+ q、−C
OR+ q、−CON R+ツR18、NR17RII
−NR,5cOR,、又は−NRIssOz Rt9、
− N Rl?c ON RI?R+a、−3O□ R
19、−S Ox N Rl?RIll、−0R7又は
シアノ基を表わす(ここにR1’l、R58は各々水素
原子、脂肪族基又は芳香族基を表わし、Rt9は脂nカ
族基又は芳香族基を表わし、RltとRtq又はR11
とRtqは連結して5又は6員環を形成していても良い
。)。
Ll 、R2、R3、R4、LS、nt 、、nzsM
■は一般式(1)における定義と同義である。
−最大(1−c) 式中、R21、R24は各々脂肪族基、芳香族基又は複
素I!2基を表わし、R2□、Rxsは各々水素原子、
脂肪族基、芳香族基、複素環基、C0Rtq又は5Oz
Rzqを表わし、R21、R26は各々水素原子、シア
ノ基、アルキル基、アリール基、−COORzw、−0
Rtr、−NRztRzlI、   N  (Rzs)
COR29、N  (Rzs)  So2 Rtq、−
CONRztRzg、又は−N (Rlt)CONRi
tRis (Rawは脂肪族基又は芳香族基を表わし、
Rffi?、Rzsは各々水素原子、脂肪族基又は芳香
族基を表わす。)を表わし、Z21は酸素原子又はNR
jo、Ztzは酸素原子又はN Rsl(Rs。、R3
1は夫々R21% Rz aと連結して5貝環を形成す
るのに必要な非金属原子群を表わす。)を表わし、Ll
 、Lx 、R3、R4、Ls、nI、nt 、M”は
−最大(1)における定義と同義である。但しR1いR
lt、R23、Rza、RIS、R16、Ll、R2、
R3、L、又はり、の少(とも1個は、少くとも1個の
カルボン酸基又はスルホン酸基を有する基を表わす。) 一般式(1−d) 式中、R’ll、Rsts R33、R34は各々水素
原子、脂肪族基、芳香族基又は複素環基を表わし、Ll
、1−aSLss Ll、LS、nl、nz、MOは一
般式(1)における定義と同義である。
−最大([−e) 式中、Rzs、R1いRsv、R1,は各々脂肪族基、
芳香族基、またはへテロ環残基を表わし、R41、L 
4t% L 43は各々メチン基を表わす4n41は1
.2または3を表わす。但しR35−R3いR31、R
ollのいずれかにカルボキシル基またはスルホ基を有
し、その合計が少なくとも二ヶ以上である。
以下に一般式(1−a)で表わされる染料の例を示すが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
これらの染料は、英国特許第506,385号、同1,
177.429号、同1,338.799号、同1.3
85.371号、同1,467.214号、同1,43
3,102号、同1,553゜516号、特開昭48−
85130号、同55−161233号、同52−20
330号、同59−111640号、同62−2735
27号に記載の方法で合成することができる。
以下−最大(1−b)で表わされる染料の具体例を示す
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
(b−1) (b−2) (b−3) (b −4) CH,C00K CHオC00K (b (b−6) CHI CHI 303 Na CHz CHI Sow Na (b (b−13) C雪Hs C冨 Hs (b−7) (b−8) CHz CHI 0H CH,CHよOH 1e (b−14) CHI CHI SOs K CHgCIhSOsK (b−15) (b :bus  K us  K (b−20) 一般式(■−b)で表わされる染料は、英国特許第1,
278.621号、同1,512.863号、同1,5
79,899号に記載の方法で合成する事ができる。
以下に本発明に用いられる一般式(1−c)で表わされ
る染料の具体例を示すが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
−最大(+−c)で表わされる染料は例えば特公昭39
−22069号、同43−3504号、52−3805
6号、同54−38129号、同55−10059号、
特開昭49−99620号、同59−16834号、あ
るいは米国特許第4181.225号などに記載されて
いる方法を利用して合成することができる。
以下に一喰弐(r−d)で表わされる染料の具体例を示
すが本発明はこれらに限定されるものではない。
(e −5) (e −7) これらの染t1は、米国特許第3,247.127号、
同3,469,985号、同3,653゜905号、同
4,078,933号等に記載の方法で合成することが
できる。
次に本発明に用いられる染料−最大(1−e)の具体例
を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(e−1) (e−11) 一般式(1−e)に示す化合物は種々の合成法によって
合成することができるが、例えば以下の反応式に示すよ
うに1,2−ジff1tA−3.5−ピラゾリジンジオ
ン(A)と(B−1)、(B−2)(B−3)、(B−
4)または(B−5)で示される化合物とを塩基の存在
下に縮合させて合成することができる。
HC(QC! R5)3 式中、F?zs、R1いR)?、R1いR4いR4□、
R41、n41は前記同じ意味を表わし、241は水素
原子、ニトロ基、ハロゲン原子(例えばクロロ、ブロモ
)を表わす。R3Qは水素原子、アルキル基(例えばメ
チル、エチルなど)、フェニル基を表わす。X4.はア
ニオン(例えばクロライド、ブロマイド、アイオダイド
、パークロレイト、メチルスルフェート、エチルスルフ
ェート、p−トルエンスルフォネートなど)を表わす。
−a式(A)で示す化合物は「ケミカルアブストラクト
」第50巻、8743e  (1956)に記載されて
いるように1.2−ジ置換ヒドラジンとマロン酸誘導体
とを縮合させることによって容易に合成することができ
る。
本発明に用いられる一般式(II)で示される染料の具
体例を以下に示す。
■ ■ ■ 0sNa ■ (CHz)s So、Na ■ (CH2)4 03 K ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ SQ、に ■−21 一般式 で表わされる染料は、 一3623号等に記載の方法で容易に合成することがで
きる。
以下に一般式 で示される染料の具体例を 示す。
■−11 ■ ■−18 ■ ■ V−4 H CHI −3Os Na 一般式 で表わされる染料は、 英国特許第 575゜ 353゜ 691号、同907゜ 125号、同l。
525号等に記載の方法で合成することができる。
以下に一般式 で示される染料の具体例を 示す。
■ Naps S  Hz C H ■ V−8 IY−9 ■ ■ ■−12 ■ V−17 ■ ■−13 ■ ■ CH3 CH。
−最大(rV)で示される染料は、米国特許第2゜86
5,752号に記載の方法で合成することができる。
一般式(1)、  (n)、  (III)及び(IV
)で表わされる染料の中で特に好ましいものは一般式(
I)、なかんず<  (I−a)、(+−b)又は(+
−c)である。
本発明において支持体より最も遠隔した感光性乳剤層か
ら支持体に最も近接した感光性乳剤層までを含む乾燥膜
厚は、感材の断面写真を下記の条件で撮影することによ
り容易に見積ることができる。すなわち、支持体上に乳
剤を塗布し乾燥した試料の切断面をミクロトームで作成
し、例えば金、パラジウム、カーボン等で切断面をコー
ティングした後走査型電子顕微鏡で断面写真を撮影する
上記膜厚は16.0μm以下であり、好ましくは15.
0μm以下である。16゜Ottmより大の場合には鮮
鋭度の顕著な向上は望めない。
なお、上記膜厚は薄いほど好ましく、下限はとくに制限
されるものではない、膜厚を薄くするにはゼラチン等の
バインダーを減するか、あるいはカプラー乳化の際に使
用するオイルを減することが好ましい。しかしながら、
減じすぎると、乳剤の写真特性(特にかぶり)、圧力特
性、保存性等あるいは乳化物のインキュベーション耐性
に悪影響を及ぼすため、上記緒特性を損なわない範囲内
で決定される。
本発明において感光材料の膨潤率(x)とは、感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層、中間層、保護層などを含む全膜厚が
3μmである感光材料を25℃の歪留水中で5分間膨潤
させたときの全膜厚が58mとなったとしたときx =
 b / a−で示される。本発明においては、上記膨
潤率は1.25以上であり、好ましくは1゜30以上、
より好ましくは1゜40以上、1.60以下である。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー患
17643、■−C−Cに記載された特許に記載されて
いる0色素形成力プラーとしては、減色法の三原色(す
なわち、イエローマゼンタおよびシアン)を発色現像で
与えるカプラーが重要であり、耐拡11に化された疎水
性の、4当量または2当量カプラーの具体例は前述のリ
サーチ・ディスクロージャーN117643、■−Cお
よび0項記載の特許に記載されたカプラーの外、下記の
ものを本発明で好ましく使用できる。
本発明に使用できるイエローカプラーとしては、バラス
ト基を有し疎水性のアシルアセトアミド系カプラーが代
表例として挙げられる。その具体例は、米国特許第2.
407,210号、同第2゜875.057号および同
第3,265.506号などに記載されている6本発明
には、二当量イエローカプラーの使用が好ましく、米国
特許第3゜408.194号、同第3.447.928
号、同第3,933,501号および同第4,022゜
620号などに記載された酸素原子離脱型のイエローカ
プラーあるいは特公昭5B−10739号、米国特許第
4.401,752号、同第4.326.024号、R
D18053 (1979年4月)、英国特許第1,4
25,020号、西独出願公開第2,219,917号
、同第2. 261. 361号、同第2.329,5
87号および同第2゜433.812号などに記載され
た窒素原子離脱型のイエローカプラーがその代表例とし
て挙げられる。α−ピバロイルアセトアニリド系カプラ
ーは発色色素の堅牢性、特に光堅牢性が優れており、一
方α−ベンゾイルアセトアニリド系カプラーは高い発色
濃度が得られる。
本発明に使用できるマゼンタカプラーとしては、バラス
ト基を有し疎水性の、インダシロン系もしくはシアノア
セチル系、好ましくは5−ピラゾロン系およびピラゾロ
アゾール系のカプラーが挙げられる。5−ピラゾロン系
カプラーは3−位がアリールアミノ基もしくはアシルア
ミノ基で置換されたカプラーが、発色色素の色相や発色
濃度の観点で好ましく、その代表例は、米国特許第2,
311.082号、同第2,343,703号、同第2
,600.788号、同第2. 908. 573号、
同第3,062,653号、同第3.152.896号
および同第3,936,015号などに記載されている
。二当量の5−ピラゾロン系カプラーの離脱基として、
米国特許第4.310゜619号に記載された窒素原子
離脱基または米国特許第4,351,897号に記載さ
れたアリールチオ基が特に好ましい。また欧州特許第7
3゜636号に記載のバラスト基を有する5−ピラゾロ
ン系カプラーは高い発色濃度が得られる。ピラゾロアゾ
ール系カプラーとしては、米国特許第3゜061.43
2号記載のピラゾロベンズイミダゾール類、好ましくは
米国特許第3,725,067号に記載されたピラゾロ
(5,1−C)(1゜2.4))リアゾール類、リサー
チ・ディスクロージャー11h24220 (1984
年6月)および特開昭60−33552号に記載のピラ
ゾロテトラゾール類およびリサーチ・ディスクロージャ
ー階24230 (1984年6月)および特開昭60
−43659号に記載のピラゾロピラゾール類が挙げら
れる。発色色素のイエロー副吸収の少なさおよび光堅牢
性の点で米国特許第4,500゜630号に記載のイミ
ダゾ(1,2−b)ピラゾール類は好ましく、欧州特許
第119,860A号に記載のピラゾロ(1,5−b)
(1,2,4)トリアゾールは特に好ましい。
本発明に使用できるイエローカプラーとしては、疎水性
で耐拡散性のナフトール系およびフェノール系のカプラ
ーがあり、米国特許第2,474゜293号に記載のナ
フトール系カプラー、好ましくは米国特許第4,052
,212号、同第4゜146.396号、同第4,22
8,233号および同第4.296.200号に記載さ
れた酸素原子離脱型の二当量ナフトール系カプラーが代
表例として挙げられる。またフェノール系カプラーの具
体例は、米国特許第2,369,929号、同第2,8
01.171号、同第2. 772. 162号、同第
2,895,826号などに記載されている。
湿度および温度に対し堅牢なシアンカプラーは、本発明
で好ましく使用され、その典型例を挙げると、米国特許
第3,772.002号に記載されたフェノール核のメ
ター位にエチル基以上のアルキル基を有するフェノール
系シアンカプラー、米国特許第2,772,162号、
同第3.758゜308号、同第4.126,396号
、同第4゜334.011号、同第4,327,173
号、西独特許公開第3,329.729号および欧州特
許第121,365号などに記載された2、5ジアシル
アミノV、換フェノール系カプラーおよび米国特許第3
.446,622号、同第4.333.999号、同第
4,451,559号および同第4.427,767号
などに記載された2位にフェニルウレイド基を有しかつ
5−位にアシルアミノ基を有するフェノール系カプラー
などである。
欧州特許第161.628A号に記載されたナフトール
の5位にスルホンアミド基、アミド基などが置換したシ
アンカプラーもまた発色色像の堅牢性にすぐれており、
本発明で好ましく使用できる。
発色々素の不要吸収を補正するために、撮影用のカラー
窓材にはカラードカプラーを併用しマスキングを行うこ
とが好ましい。米国特許第4,163.670号および
特公昭57−39413号などに記載のイエロー着色マ
ゼンタカプラーまたは米国特許第4.004,929号
、同第4. 138.258号および英国特許第1. 
146. 368号などに記載のマゼンタ着色シアンカ
プラーなどが典型型例として挙げられる。その他のカラ
ードカプラーは前述のリサーチ・ディスクロージャー、
Nn17643、■〜G項に記載されている。
発色色素が適度に拡散性を有するカプラーを併用して粒
状性を改良することができる。このようなカプラーは、
米国特許第4.366.237号および英国特許第2,
125,570号にマゼンタカプラーの具体例が、また
欧州特許第96,570号および西独出願公開第3,2
34,533号にはイエロー、マゼンタもしくはシアン
カプラーの具体例が記載されている。
色素形成カプラーおよび上記の特殊カプラーは、二量体
以上の重合体を形成してもよい、ポリマー化された色素
形成カプラーの典型例は、米国特許第3,451,82
0号および同第4,080゜211号に記載されている
。ポリマー化マゼンクカブラーの具体例は、英国特許筒
2.102,173号および米国特許節4.367.2
82号に記載されている。
本発明で用いられるポリマーカプラーの分子量は好まし
くは1万以上であり2万から10万のものが特に好まし
く用いられる。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出するカ
プラーもまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは前述のリサーチ・ディスク
ロージャー、?m17643、■〜F項に記載された特
許のカプラーが有用である。
本発明との組み合わせで好ましいものは、特開昭57−
151944号に代表される現像液失活型;米国特許節
4.248,962号および特開昭57−154234
号に代表されタイミング型;特願昭59−39653号
に代表される反応型であり、特に好ましいものは、特開
昭57−151944号、同58−217932号、特
願昭59−75474号、同59−82214号、同5
9−82214号および同59−90438号等に記載
される現像液失活型DIRカプラーおよび特願昭59−
39653号等に記載される反応型DIRカプラーであ
る。
又、本発明では酸化還元型DIR化合物も好ましく用い
られる0本発明との組合せで好ましいDIRハイドロキ
ノンは米国特許節336402、米国特許337952
号等に記載されており特に好ましいものは特開昭50−
62435号、特開昭50−133833号、特開昭5
0−119631号、特開昭51−51941号、特開
昭5257828号に記載されている化合物である。
本発明に使用するカプラーは、種々の公知分散方法によ
り感光材料中に導入でき、例えば固体分散法、アルカリ
分散法、好ましくはラテックス分散法、より好ましくは
氷中油滴分散法などを典型例として挙げることができる
。水中油滴分散法では、沸点が175℃以上の高沸点有
機溶媒および低沸点のいわゆる補助溶媒のいずれか一方
の単独液または両者混合液に熔解した後、界面活性剤の
存在下に水またはゼラチン水i8 tfftなど水性媒
体中に微細分散する。高沸点有機溶媒の例は米国特許節
2,322,027号などに記載されている。
分111iには転相を伴ってもよく、また必要に応じて
補助溶媒を蒸留、ヌードル水洗または限外濾過法などに
よって除去または減少させてから塗布に使用してもよい
ラテックス分散法の工程、効果および含浸用のラテック
スの具体例は、米国特許節4.199363号、西独特
許出願(OLS)第2,541゜274号および同第2
.541,230号などに記載されている。
本発明にとって好ましい層配列の1唾序は支持体側から
赤感性、緑感性、青感性または支持体側から青感性、赤
感性、緑感性である。また前記の各乳剤層は感度の異な
る2つ以上の乳剤層からできていてもよく、また同一感
性をもつ2つ以上の乳剤層の間に非感光性層が存在して
いてもよい、赤感性乳剤層にシアン形成カプラーを、緑
感性乳剤層にマゼンタ形成カプラーを、青感性乳剤層に
イエロー形成カプラーをそれぞれ含むのが通常であるが
、場合により異なる組合わせをとることもできる。
本発明に係る感光材料は、ハロゲン化銀乳剤層の他に、
保護層、中間層、フィルター層、ハレーション防止層、
バック層などとの補助層を適宜設けることが好ましい。
本発明に使用できる適当な支持体は、例えば、前述のR
D、階17643の28頁および同、丸18716の6
47頁右欄から648頁左欄に記載されている。
本発明に従ったカラー写真感光材料は、前述のRD、隘
IT643の28〜29頁および同、阻18716の6
51左欄〜右欄に記載された通常の方法によって現像処
理することができる。
本発明の感光材料の現像処理に用いる発色現像液は、好
ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分と
するアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬として
は、アミノフェノール系化合物も有用であるが、p−フ
ェニレンジアミン系化合物が好ましく使用され、その代
表例として3−メチル−4−アミノ−N、N、  −ジ
エチルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル
−N−β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4
−アミノ−N−エチル−N−β−メタンスルホンアミド
エチルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル
−N−β−メトキシエチルアニリンおよびこれらの硫酸
塩、塩酸塩もしくはp−トルエンスルホン酸塩などが挙
げられる。これらのジアミン類は遊離状態よりも塩の方
が一般に安定であり、好ましく使用される。
反転カラー感光材料の現像処理では、通常黒白現像を行
ってから発色現像する。この黒白現像液には、ハイドロ
キノンなどのジヒドロキシベンゼン類、■−フェニルー
3−ピラゾリドンなどの3=ピラゾリドン類またはN−
メチル−p−アミノフェノールなどのアミノフェノール
類など公知の黒白現像薬を単独であるいは組み合わせて
用いることができる。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。
漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいし、個別
に行なわれてもよい。更に処理の迅速化を計るため、漂
白処理後、漂白定着処理する処理方法でもよい。漂白剤
としては例えば鉄(m)、コバルト(t[I) 、クロ
ム(■)、銅(n)などの多価金属の化合物、過酸類、
キノン類、ニトロン化合物等が用いられる0代表的漂白
剤としてはフェリシアン化物;重クロム酸塩;鉄(II
+)もしくはコバルト(Ill)の有m1M塩、例えば
エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸
、ニトリロトリ酢酸、1.3−ジアミノ−2−プロパツ
ール四酢酸などのアミノポリカルボン酸類もしくはクエ
ン酸、酒石酸、リンゴ酸などの有機酸の錯塩;過硫酸塩
;マンガン酸塩;ニトロソフェノールなどを用いること
ができる。これらのうちエチレンジアミン四酢酸鉄(I
ff)塩、ジエチレントリアミン五酢酸鉄(II[)塩
および過硫酸塩は迅速処理と環境汚染の観点から好まし
い、さらにエチレンジアミン四酢酸鉄(Ill)錯塩は
独立の漂白液においでも、−浴漂白定着液においても特
に有用である。
定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエー
テル系化合物チオ尿素頬、多量の沃化物等をあげる事が
できるが、チオ硫酸塩の使用が一般的である。漂白定着
液や定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩や重亜硫酸塩あ
るいはカルボニル重亜硫酸付加物が好ましい。
漂白定着処理もしくは定着処理の後は通常、水洗処理及
び安定化処理が行なわれる。水洗処理工程及び安定化工
程には、沈殿防止や、節水の目的で、各種の公知化合物
を添加しても良い。例えば沈殿を防止するためには、無
機リン酸、アミノポリカルボン酸、有機アミノポリホス
ホン酸、有機リン酸等の硬水軟化剤、各種のバクテリア
や藻やカビの発生を防止する殺菌剤や防パイ剤、マグネ
シウム塩やアルミニウム塩ビスマス塩に代表される金属
塩、あるいは乾燥負荷やムラを防止するための界面活性
剤、及び各種硬膜剤等を必要に応して添加することがで
きる。あるいはウェスト著フォトグラフィック・サイエ
ンス・アンド・エンジニアリング誌(L、 E、 We
stSPhot、Sci、Eng、)、第6巻、344
〜359ページ(1965)等に記載の化合物を添加し
ても良い。
また撮影用カラー感材では、通常行なわれている定着後
の(水洗−安定)工程を前述の安定化工程および水洗工
程(節水処理)におきかえることもできる。この際、マ
ゼンタカプラーが2当量の場合には、安定浴中のホルマ
リンは除去しても良い。
本発明の水洗及び安定化処理時間は、感材の種類、処理
条件によって相違するが通常20秒〜10分であり、好
ましくは20秒〜5分である。
同5B−50533号、同58−50534号−1同5
8−50535号および同5B−115438号などに
記載されている。
本発明における各種処理液は10℃〜50℃において使
用される。33℃ないし38℃の温度が標準的であるが
、より高温にして処理を促進し処理時間を短縮したり、
逆により低温にして画質の向上や処理液の安定性の改良
を達成することができる。
(実施例) 以下に本発明を実施例により詳細に説明する。
下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に下
記のような組成の各層よりなる多層カラー感光材料を作
製し、試料101とした。
第1層:ハレーション防止層 黒色コロイド銀 紫外線吸収剤 U=1 紫外線吸収剤 U−2 高沸点有機溶媒 0iff−川 を含むゼラチン層(乾燥膜厚 第2層:中間層−1 0、25g/rd O,1g/ffr 0.1g/イ Q、  l   cc/rd 2μ) Cpd−E               10   
N1rd高沸点有機溶媒 Oi7!3   40  ■
/dを含むゼラチン層(乾燥膜厚0.4μ)第3層:中
間層−2 表面をかぶらせた微粒子沃臭化銀乳剤 (平均粒径0.06μ Agl含量1モル%)iI量 
 0.05g/rr+ を含むゼラチン層(乾燥膜厚0.4μ)第4層:第1赤
感乳剤層 増悪色素S−1およびS−2で分光増感された沃臭化銀
乳剤(平均粒径0.35μでAgl含量5モル%の単分
散立方体乳剤−Aと平均粒径0.5μでAgl含量5モ
ル%の単分散立方体乳剤−Bの4対1の混合物) 銀量  0.4g/n( カプラー c−t       0. 2  g/mC
−20,05g/rd 高沸点有機溶媒 Oij!−10,1cc/mを含むゼ
ラチンN(乾燥膜厚 2.Oμ)第5層:第2赤感乳剤
層 増悪色素S−1およびS−2で分光増感された沃臭化銀
乳剤(平均粒径0.5μのAgl含量4モル%の単分散
立方体乳剤−C) 銀ffi   0.4  g/cd カプラー C−10,2g/rd C−30,2g/rd C−20,05g/rrr 高沸点有機溶媒 ○il  1 0. 1  cc/m
を含むゼラチン層(乾燥膜厚 1.0μ)第6層:第3
赤感乳剤層 増悪色素S−tおよびS−2で分光増感された沃臭化銀
乳剤(平均粒径0.75μのAgl含量2モルの平均ア
スペクト比1.8の多重双晶乳剤D) 銀量   0.4g/m c−30,7glrd を含むゼラチン層(乾燥膜厚 1.8°μ)第7層:中
間N−3 Cpd−A          2.00■/dを含む
ゼラチン層(乾燥膜ff0.7μ)第8層:中間層−4 表面をかぶらせた微粒子沃臭化銀乳剤 平均粒径0.06μ Agl含量1モル%銀量  0.
05g/rrr 化合物 Cpd−80,2glrd を含むゼラチン層(乾燥膜厚 1.3μ)第9層:第1
緑を乳剤層 増感色素S−3およびS−4で分光増感された沃臭化銀
乳剤(平均粒径0.35μ Agl含量5モル%の単分
散立方体乳剤−Eと平均粒径0.5μ Agl含泣4.
 0モル%の単分散立方体乳剤−Fの521混合物) 霊長量     0.5g/+yr カプラー C−40,3g/耐 化合物 Cpd−G      O,03g/rrrを
含むゼラチン層(乾燥膜厚 1.2μ)第10層;第2
緑惑乳剤層 増感色素S−3およびS−4を含有する沃臭化銀乳剤(
平均粒径0.5μのAgl含量5モル%の単分散立方体
乳剤−G) 銀量  o、4 g/g カプラー C−40,3g/n( 化合物 Cpd−C0,03g/cd を含むゼラチン層(乾燥膜厚 0.8μ)第11層:第
3緑感乳剤層 増感色素S−3およびS−4を含有する沃臭化銀乳剤(
平均粒径0.75μのAgl含量2モル%の平均アスペ
クト比1.7の多重双晶乳剤−H) III      O,5glcd カプラー C−40,8g/rd 化合物 Qpd−CO,08g/m を含むゼラチン層(乾燥膜厚 2.0μ)第12層:中
間7l−5 Cpd−A          3.00q/rrrを
含むゼラチン層(乾燥P!厚 0.4μ)第13N=黄
色フィルター層 黄色コロイド銀        0.1g/rrr化合
物 Cpd  B      O,01g/rdを含む
ゼラチン層(乾燥膜厚 0.3μ)第14層:中間層−
6 ゼラチンN(乾燥膜厚 0.2μ) 第15層:第1青感乳剤層 増感色素s−5およびS−6を含有する沃臭化銀乳剤(
平均粒径0.35μ Agl含量4モル%の単分散立方
体乳剤−■と平均粒径0.50μ Agl含量4モル%
の単分散立方体乳剤−Jとの5:1混合物) ill量  0.6g/ポ カブラ−C−50,6g/rd を含むゼラチン層(乾燥膜FJ1.5μ)第16層:第
2青惑乳剤層 増感色素S−7およびl−8を含有する沃臭化銀乳剤(
平均粒径0.55μのAgl含量3モル%の単分散立方
体乳剤−K) i艮itO,4g/イ カプラー 〇−50,3g/lTl C−60,3g/n? を含むゼラチン層(乾燥膜厚 1.0μ)第17層:第
3青感乳剤層 増悪色素S−7およびS−8を含有する沃臭化銀乳剤(
平均粒径0.80μのAgr含量1゜3モル%の平均ア
スペクト比1.8の多重双晶乳剤−L) 1艮量     0.4g/rr? カプラー C−60,7g/m を含むゼラチン層(乾燥膜厚 2,8μ)第18層:第
1保護層 紫外線吸収剤 Ll−10,04g/cdU−30,0
3g/イ U−40,03g/m U−50,05g/rd U−60,05g/n? 化合物 Cpd  D      0. 8  g/r
d染料 D−10,05g/rd を含むゼラチン層(乾燥膜厚 3.0μ)第19層;第
2保護層 微粒子沃臭化銀乳剤 (平均粒径0.06μ Agl含量1モル%)銀量  
0.1g/n? 黄色コロイド銀         2 ■/Mを含むゼ
ラチン層(乾燥膜!0.5μ)第20WJ:第3保護層 ポリメチルメタクリレート粒子 (平均粒径 1.5μ) 0.1g/n( メチルメタクリレートとアクリル酸の4:6の共重合体
(平均粒径 1.5μ) 0.1g/イ シリコンオイル       0.03g/n(フッ素
含有活面活性剤 W−13■/rrIを含むゼラチン層
(乾燥膜厚 1.4.+r)各層には上記組成物の他に
界面活性剤W−1を添加した。
既知の手法で試料101で使用した乳剤A−Lとその層
でそれぞれに対し置き換えたとき同等の感度を与える下
記平板状乳剤を調製し乳剤1〜12とした。
使用層 第4層 第5層 第6層 第9層 第10層 第11層 第15層 第1611!i 第17層 アスペクト比 3.5 5.5 5.0 8.0 3.0 5.0 5.5 9.0 5.0 6.0 7、 0 12.0 Agl含量(毫ルχ) 5、 0 5.0 4.0 2.0 5.0 4.0 5.0 2.0 4.0 4.0 3.0 1.3 乳剤A−Lを平板状乳剤1〜12に置き換えるときには
下記の■〜■の型に従って置き換えた。
試料101において、第4層から第171までの乾燥膜
厚く以下dと称す)は17μmであったが、d=15u
mの試料は第4. 5. 6. 9. 10.11,1
5,16.17層から一定の比率でゼラチン塗布量を減
じることにより作成した。d=13μmの試料は同様に
さらにゼラチン塗布量を減じることにより作成した。
赤感層の感度を下げる染料にはa−11を、緑感層の感
度を下げる染料にはa−12を、感度の下げ巾に応じて
添加量を変えて用いた。
膨潤率の変更は、第17Nおよび第18層に添加した硬
膜剤H−1の添加量を変えることにより行うた。
このようにして表−1に記載の平板乳剤の置換型(S)
、第4層から第17層までの乾燥膜厚(d)、赤感層も
しくは緑感層の染料による感度低下率(Δ)、もしくは
膨潤率(X)異なる試料101〜130を作成した。
試料101〜130を各々白色ウェッジ露光し、下記現
像処理を行ない、赤感層と緑感層の鮮鋭度を副べた。
処ユニ程 工程 時間 温度 第1現像   6分   38℃ 水  洗    2分 反   転    2分 発色現像   6分 羽   整    2分 漂   白    6分 定  着    4分     〃 水  洗    4分 安  定    1分     常温 乾   燥 処理液の組成は以下のものを用いる。
五二災像遣 水                    70 Q
mlニトリロ−N、N、N−トリノ チレンホスホン酸・五ナトリ ラム塩              2g亜硫酸ナトリ
ウム          20gハイドロキノン・モノ
スルフォ ネート              30g炭酸ナトリ
ウム(−水塩)      30g1−フェニル−4メ
チル−4− ヒドロキシメチル−3ピラゾ リドン                2g臭化カリ
ウム            2.5gチオシアン酸カ
リウム        1.2gヨウ化カリウム(0,
1%溶液)     2mj!水を加えて      
    l Q OOm1尺髭悩 水 ニトリロ−N、N、N−)リメ チレンホスホン酸・五ナトリ ウム塩 塩化第1スズ(二水塩) p−アミノフェノール 水酸化ナトリウム 氷酢酸 水を加えて          1 又負星像産 水 ニトリロ−N、N、N−)リメ チレンホスホン酸・五ナトリ ウム塩 亜硫酸ナトリウム 第3リン酸ナトリウム(12水塩) 臭化カリウム 沃化カリウム(0,1%溶液) 水酸化ナトリウム シトラジン酸 7 00mj! g g 0.1g g  5m1 000m1 7 0 0mA g g 6g g  0m1 g 1.5g N−エチル−N−(β−メタンス ルフォンアミドエチル)−3 メチル−4−アミノアニリン・ 硫酸塩 3.6−シチアオクタンー1,8 一ジオール 水を加えて 且■ 水 亜硫酸ナトリウム エチレンジアミン四酢酸ナトリ ウム(二水塩) チオグリセリン 氷酢酸 水を加えて 呈亘囮 水 エチレンジアミン四酢酸ナトリ ウム(二水塩) エチレンジアミン四酢酸鉄(I[l) g 1 0 0 0m1 7 00+nj! 2g g Q、 4 m 1 m1 1 00 0m1 8 0 0mj! アンモニウム(二水塩)      120g臭化カリ
ウム          100g水を加えて    
      10100Oλ足浪 水                    8’OO
mj!チオg酸アンモニウム      n o、 o
 g亜硫酸ナトリウム          5.0g重
亜硫酸ナトリウム        5.0g水を加えて
          10100O!に足教 水                    800m
j!ホルマリン(37重量%)       5.0 
m j!富士ドライフェル (富士フィルム■製界面活性剤)  5.0mj!水を
加えて          10100O!表 カラー反転感度は、最低濃度から濃度0.2大なる相対
露光量をもとに比較した。また鮮鋭度の測定はMTF値
で表示した。結果を表−1にまとめた。
(つづき) 表−1から明らかなように、本発明の試料の緑感層/も
しくは赤感層のMTF値は、乳剤の置換型、乾燥膜厚、
染料による怒度の低下率、膨潤率のいづれか単独の要因
では到達し得ない値を実現している。また、さらには、
上記4因子のうちいづれか1つの要因が本発明の範囲を
はずれたものは、GLもしくはI?LのMTF値が著し
く低下しており、49の要因の相乗効果が本発明の試料
に顕著に現れている。
実施例で用いた化合物の構造 (つづき) ÷cth CI()−τ「HCll2 CH辷T丁 C−6 (CH2)a 303’ C,H。
Cz■1s zHs (CHり45Ose Cs H++ Oil フタル酸ジプチル pd Oil リン酸ト リ クレジル pd pd COx =CH3(h C11z C0N11CHzC
H! =CH3Ot CIh C0NHCHtH3 (発明の効果) 本発明によれば、顕著に鮮鋭度の向上したハロゲン化銀
写真感光材料が得られる。上記鮮鋭度の顕著な向上は前
記諸要因の組合せによる相乗効果によるものであり、個
々の要因からは全く予測できないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は写真感材のMTFを示す図であり、横軸に空間
周波数を縦軸にMTF値を示す。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に、少なくとも1種の色素画像形成カプラーを
    含有するそれぞれ少なくとも1層の赤感性ハロゲン化銀
    乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、及び青感性ハロゲ
    ン化銀乳剤層を有する写真感光材料において、該乳剤層
    の少なくとも1層に含まれるハロゲン化銀粒子全投影面
    積の50%以上が厚さ0.5μm未満、直径0.6μm
    以上、及び平均アスペクト比3以上の平板粒子により占
    められ、かつ前記赤感性乳剤層及び/又は緑感性乳剤層
    がそれぞれの感度を20%以上低下させる量の染料を含
    有し、さらに支持体より最も遠隔した感光性乳剤層から
    支持体に最も近接した感光性乳剤層までの乾燥膜厚が1
    6.0μm以下であり、かつ前記感光材料の膨潤率が1
    .25以上であることを特徴とするハロゲン化銀カラー
    写真感光材料。
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