JP2745363B2 - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JP2745363B2 JP4256630A JP25663092A JP2745363B2 JP 2745363 B2 JP2745363 B2 JP 2745363B2 JP 4256630 A JP4256630 A JP 4256630A JP 25663092 A JP25663092 A JP 25663092A JP 2745363 B2 JP2745363 B2 JP 2745363B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/825Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antireflection means or visible-light filtering means, e.g. antihalation
    • G03C1/83Organic dyestuffs therefor
    • G03C1/832Methine or polymethine dyes

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は染色された親水性コロイ
ド層を有するハロゲン化銀写真感光材料に関し、写真化
学的に不活性であるとともに写真処理過程において容易
に脱色及び/または溶出される染料を含有する親水性コ
ロイド層を有してなるハロゲン化銀写真感光材料に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料において、特
定の波長の光を吸収させる目的で、写真乳剤層その他の
親水性コロイド層を着色することがしばしば行われる。
写真乳剤層に入射すべき光の分光組成を制御することが
必要なとき、通常写真乳剤層よりも支持体から遠い側に
着色層が設けられる。このような着色層はフィルター層
と呼ばれる。写真乳剤層が複数である場合には、フィル
ター層がそれらの中間に位置することもなる。
【0003】写真乳剤層を通過する際あるいは透過後に
散乱された光が、乳剤層と支持体の界面あるいは乳剤層
と反対側の感光材料の表面で反射されて再び写真乳剤層
中に入射することにもとずく画像のボケすなわちハレー
ションを防止することを目的として、ハレーション防止
層と呼ばれる着色層を設けることが行われる。写真乳剤
層が複数ある場合には、それらの層の中間にハレーショ
ン防止層がおかれることもある。写真乳剤層中での光の
散乱にもとづく画像鮮鋭度の低下(この現象は一般にイ
ラジエーションと呼ばれている)を防止するために、写
真乳剤層を着色することも行われている。
【0004】これらの着色すべき親水性コロイド層には
通常、染料を含有させる。この染料は、下記のような条
件を満足することが必要である。 (1) 使用目的に応じた適正な分光吸収を有すること。 (2) 写真化学的に不活性であること。すなわちハロゲ
ン化銀写真乳剤層の性能に化学的な意味での悪影響、た
とえば感度の低下、潜像退行、またはカブリ等を与えな
いこと。 (3) 写真処理過程において脱色されるか、または処理
液中もしくは水洗中に溶出して、処理後の写真感光材料
上に有害な着色を残さないこと。 (4) 染着された層から他の層へ拡散しないこと。 (5) 溶液中あるいは写真材料中での経時安定性に優れ
変退色しないこと。
【0005】特に、着色層がフィルター層である場合、
あるいは支持体の写真乳剤層と同じ側におかれたハレー
ション防止層である場合には、それらの層が選択的に着
色され、それ以外の層に着色が実質的に及ばないように
することを必要とすることが多い。なぜなら、そうでな
いと、他の層に対して有害な分光的効果を及ぼすだけで
なく、フィルター層あるいはハレーション防止層として
の効果も減殺されるからである。また、イラジエーショ
ンを防止する場合でも、目的とする乳剤層のみを選択的
に染色することは他層に対して同様な悪影響を及ぼすこ
となく、しかも望みとする機能を十分に発揮させるため
に必要となる。しかし、染料を加えた層と他の親水性コ
ロイド層とが湿潤状態で接触すると、染料の一部が前者
から後者へ拡散することがしばしば生ずる。このような
染料の拡散を防止するために従来より多くの努力がなさ
れてきた。
【0006】たとえば、解離したアニオン性染料と反対
の電荷をもつ親水性ポリマーを媒染剤として層に共存さ
せ、染料分子との相互作用によって染料を特定層に局在
化させる方法が、米国特許2,548,564号、同
4,124,386号、同3,625,694号等に開
示されている。また、染料が吸着した金属塩微粒子を用
いて特定層を染色する方法が米国特許2,719,08
8号、同2,496,841号、同2,496,843
号、特開昭60−45237号等に開示されている。ま
た水に不溶性の染料個体を用いて特定層を染色する方法
が、特開昭55−120030号、同56−12639
号、同55−155350号、同55−155351
号、同63−27838号、同63−197943号、
同52−92716号、欧州特許15601号、同32
3729号、同274723号、同276566号、同
299435号、世界特許88/04794号等に開示
されている。
【0007】しかしながら、これらの改良された方法を
用いてもなお、染料固定層中での染料の拡散の問題、ま
た現像処理時の脱色速度が遅く、処理の迅速化や処理液
組成の改良、あるいは写真乳剤組成の改良などの諸要因
の変更があった場合には、その脱色機能を必ずしも十分
に発揮できないという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、写真感光材料中の特定の親水性コロイド層を染
色し、保存中に染料が他の層に拡散することなく、しか
も現像処理中に迅速に脱色するように設計された固体微
粒子分散状の色素を含有する写真感光材料を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記一
般式(I)で表わされる固体微粒子分散状の化合物を少
なくとも一種含有する親水性コロイド層を有するハロゲ
ン化銀写真感光材料によって達成される。一般式(I)
【0010】
【化2】
【0011】式中、nは0、1または2を表わす。nが
0または1の場合、R1 ,R2 は水素原子、ハロゲン原
子、NR3COOR4,NR5SO2R4またはNR3CSNR3R6(ここに
3 ,R 6 はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリール
基またはヘテロ環基を表わし、R 4 ,R5 はアルキル
基、アリール基またはヘテロ環基を表わし、R3
4 、R 4 とR5 またはR3 とR6 はそれぞれ互いに連
結して5または6員環を形成してもよい。)を表わし、
nが2の場合、R1 、R2 は、NR7COOR8,NR9SO2R8,NR
7CXNR7R10, SOR8, SO2R8,SR8 (ここにR7 ,R10はそ
れぞれ水素原子、アルキル基、アリール基またはヘテロ
環基を表わし、R8 ,R9 はアルキル基、アリール基ま
たはヘテロ環基を表わし、R7 とR8 ,R8 とR9 また
はR7 とR10はそれぞれ互いに連結して5または6員環
を形成してもよい。また、Xは酸素原子あるいは硫黄原
子を表わす。)を表わし、L1 ,L2 およびL3 はメチ
ン基を表わす。但し、R1 ,R2 ,L1 ,L2 ,L3
イオン化しうるプロトンを有する基またはその塩をもた
ないものとする。
【0012】次に一般式(I)の化合物(以降(染料」
と表示することあり)について詳細に説明する。R3
4 ,R5 ,R6 ,R7 ,R8 ,R9 またはR10で表わ
されるアルキル基は炭素数1〜8のアルキル基(例え
ば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、sec −ブチル、t−ブチル、イソブチル、n
−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチ
ル、シクロヘキシル、2−エチルヘキシル、3−メチル
ブチル、シクロペンチル、2−エチルブチル)が好まし
く、置換基〔例えば、ハロゲン原子(例えば、F、Cl、
Br)、シアノ基、ニトロ基、水酸基、炭素数0〜6のア
ミノ基(例えば、無置換のアミノ基、ジメチルアミノ、
ジエチルアミノ)、炭素数1〜8のアルコキシ基(例え
ば、フェノキシ、p−メチルフェノキシ)、炭素数6〜
10のアリール基(例えばフェニル、2−クロロフェニ
ル)、炭素数2〜8のエステル基(例えば、メトキシカ
ルボニル、エトキシカルボニル〕を有していても良い。
【0013】R3 ,R4 ,R5 ,R6 ,R7 ,R8 ,R
9 またはR10で表わされるアリール基は、炭素数6〜1
0のアリール基(例えば、フェニル、ナフチル)が好ま
しく、より好ましくはフェニル基であり、置換基〔例え
ば、前記のR3 ,R4 ,R5,R6 ,R7 ,R8 ,R9
またはR10で表わされるアルキル基が有していてもよい
置換基として挙げた基の他、炭素数1〜4のアルキル基
(例えば、メチル、エチル、t−ブチル、n−プロピ
ル)〕を有していてもよい。
【0014】R3 ,R4 ,R5 ,R6 ,R7 ,R8 ,R
9 またはR10で表わされるヘテロ環基としては、ピリジ
ル基、イミダゾリル基、フリル基、などが挙げられる。
3 とR4 、R7 とR8 、R4 とR5 、R8 とR9 、R
3 とR6 およびR7 とR10が連結して形成される5また
は6員環としては例えば、オキサゾリドン環、1−チア
−2−アザ−シクロヘキサン−1,1−ジオキシド環、
2−イミダゾリドン環、2−イミダゾリンチオン環、ピ
ロリジン環、ピペリジン環、またはモルホリン環などを
挙げることができる。
【0015】L1 、L2 、L3 で表わされるメチン基
は、無置換でも、置換基(例えば、メチル、エチル、ベ
ンジル、フェニル、クロルなど)を有していてもよく、
メチン基どうしで連結して5または6員環(例えば、シ
クロペンテン環、シクロヘキセン環、1−クロロシクロ
ヘキセン環、1−ジメチルアミノシクロペンテン環、1
−モルホリノシクロペンテン環)を形成していてもよ
い。
【0016】一般式(I)で表わされる化合物(染料)
の具体例として、各基を表わすことで以下の第1表に示
すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】一般式(I)で表わされる染料は、当業者
によって知られた方法(例えば、該当するピラゾロン化
合物と、オルトギ酸エチル、ジフェニルアミジン、1,
1,3,3−テトラメトキシプロパン、マロンアルテヒ
ドジアニルまたは、グルタコンアルデヒドジアニル等の
メチン源との縮合反応)によって合成することができ、
具体的には、特開昭52−92716号、同63−31
6853号、同64−40827号、特公昭58−35
544号及び以下の合成例に従って合成することができ
る。
【0020】合成例1(I−2の合成) 3−ブトキシカルボニルアミノ−5−ピラゾロン5.0
g、オキトギ酸エチル2.4g、DMF 30mlの混合懸濁
液を蒸気浴上で3時間加熱攪拌した(内温80〜85
℃)。反応液を室温まで冷却後、氷水120mlに添加
し、析出している結晶を濾取し、水で十分に洗浄し、乾
燥することにより、(I−2)を4.2g得た。 λmax =429nm ε=1.38×104 (ジメチルホルムアミド)
【0021】合成例2(I−6)の合成 合成例1において3−ブトキシカルボニルアミノ−5−
ピラゾロンの代わりに3−ブチルスルホニルメチルアミ
ノ−5−ピラゾロン5.9gを用いた他は、合成例1と
同様にして(I−6)を5.1gを得た。 λmax =432nm ε=1.40×104 (ジメチルホルムアミド)
【0022】合成例3(I−14)の合成 3−ブトキシカルボニルアミノ−5−ピラゾロン5.0
g、マロンアルデヒドジアニル塩酸塩3.1g、トリエ
チルアミノ5.0ml、ジメチルホルムアミド30mlの混
合液を室温で4時間攪拌した。この反応液を氷冷後(内
温3℃〜5℃)、2規定の塩酸水溶液25mlとメタノー
ル25mlの混合液を徐々に添加し、さらに室温で30分
攪拌後結晶を濾取し、MeOHで洗浄し乾燥することにより
(I−14)を6.0g得た。 λmax =550nm εmax =4.12×104 (ジメチルホルムアミド)
【0023】合成例4(I−18)の合成 合成例3において3−ブトキシカルボニルアミノ−5−
ピラゾロンの代わりに3−メチルチオウレイド−5−ピ
ラゾロン4.3gを用いた他は、合成例3と同様にして
(I−18)2.8gを得た。 λmax =548nm εmax =4.16×104 (ジメ
チルホルムアミド)
【0024】合成例5(I−22)の合成 3−ブトキシカルボニルアミノ−5−ピラゾロン5.0
g、グルタコンアルデヒドジアニル塩酸塩3.2g、ト
リエチルアミン5.0ml、ジメチルホルムアミド30ml
の混合液を室温で5時間攪拌した。この反応液を氷冷後
(内温3℃〜5℃)、1規定の塩酸メタノール溶液50
mlと水20mlの混合液を徐々に添加し、室温で30分攪
拌後結晶を濾取し、50%メタノール水溶液で洗浄し、
乾燥することにより、(I−22)3.8gを得た。 λmax =650nm εmax =9.85×104 (ジメチルホルムアミド)
【0025】一般式(I)の染料の分散は、公知の粉砕
方法(例えば、ボールミル、振動ボールミル、遊星ボー
ルミル、サンドミル、コロイドミル、ジェットミル、ロ
ーラーミル)によって行うことができ、その場合は溶媒
(例えば、水)を用いることが好ましく、更に分散用界
面活性剤を用いることがより好ましい。また、本発明の
染料を適当な溶媒中で溶解させた後、本発明の染料の貧
溶媒を添加して微結晶を析出させてもよく、この場合に
も分散用界面活性剤を用いてもよい。或いは、溶媒中で
pHをコントロールさせることによってまず溶解させ、
その後pHを変化させて微結晶化させてもよい。分散体
中の本発明の一般式(I)の化合物は、平均粒径が10
μm以下(好ましくは0.01μ以上)、好ましくは1
μm以下、更に好ましくは0.5μm以下であり、場合
によっては0.1μm以下であることが好ましい。また
該染料の微粒子は単分散されていることが好ましい。
【0026】一般式(I)の染料の分散の際には、染料
固体に何の前処理も施さず、そのまま分散しても良い。
このとき好ましくは、該染料の合成過程において得られ
る湿潤状態にある染料固体を分散に用いるのが良い。ま
た、必要に応じて、分散前及び/又は分散後に加熱処理
を行ってもよく、より有効に加熱処理を行うには、少な
くとも分散後に加熱処理を行うことが好ましい。加熱方
法は、染料固体に熱が加われば特に制限はなく、温度は
40℃以上が好ましく上限は染料が分解しない範囲であ
れば何度でもよく、好ましくは250℃以下である。更
に好ましくは50℃〜150℃である。加熱時間は染料
が分解しない範囲であれば特に制限はなく、15分〜1
週間、好ましくは1時間〜4日である。
【0027】有効に加熱処理を行うために、溶媒中で行
うことが好ましく、溶媒の種類としては、一般式(I)
の染料を実質的に溶解しないものであれば制限はなく、
例えば、水、アルコール類(例えば、メタノール、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソア
ミルアルコール、オクタノール、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、エチルセロソルブ)、ケトン類
(例えば、アセトン、メチルエチルケトン)、エステル
類(例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル)、アルキルカル
ボン酸類(例えば、酢酸、プロピオン酸)、ニトリル類
(例えば、アセトニトリル)、エーテル類(例えば、ジ
メトキシエタン、ジオキサン、テトラヒドロフラン)等
を挙げることができる。
【0028】加熱処理時に有機カルボン酸類を共存させ
ると、本発明の課題をより有効に解決することができ
る。有機カルボン酸としては、アルキルカルボン酸類
(例えば、酢酸、プロピオン酸)、カルボキシメチルセ
ルロース類(CMC)、アリールカルボン酸類(例え
ば、安息香酸、サリチル酸)等を挙げることができる。
有機カルボン酸類の量は、溶媒として用いる場合には一
般式(I)の色素の重量の0.5〜100倍量を用いる
ことができる。有機カルボン酸類以外の溶媒を用いて有
機カルボン酸を添加して用いる場合には、一般式(I)
の色素に対して0.05〜100%の重量比で用いるこ
とができる。
【0029】一般式(I)で表される染料は、効果のあ
る任意の量を使用できるが、光学濃度が0.05乃至
3.0の範囲になるように使用するのが好ましい。添加
量としては0.5mg/m2〜1000mg/m2が好ましく、
より好ましくは1mg/m2〜500mg/m2である。添加時
期は塗布される前のいかなる工程でもよい。一般式
(I)で表される染料は、乳剤層やその他の親水性コロ
イド層(中間層、保護層、アンチハレーション層、フィ
ルター層等)の何れにも用いることが出来、単一の層に
用いても複数の層に用いてもよい。
【0030】親水性コロイドとしては、ゼラチンが代表
的なものであるが、その他写真用に使用しうるものとし
て従来知られているものはいずれも使用できる。本発明
に使用されるハロゲン化銀乳剤は、臭化銀、沃化銀、沃
臭化銀,沃塩臭化銀、塩臭化銀および塩化銀が好まし
い。本発明に使用されるハロゲン化銀粒子は、立方体、
八面体のような規則的(regular) な結晶形を有するも
の、球状、板状などのような変則的(irregular)な結晶
形をもつもの、あるいはこれらの結晶形の複合形をもつ
ものである。また種々の結晶形の粒子の混合から成るも
のも使用できるが、規則的な結晶形を使用するのが好ま
しい。ハロゲン化銀粒子、写真乳剤、その製法、結合剤
または保護コロイド、硬膜剤、増感色素、安定化剤また
はカブリ防止剤等については特開平3−238447号
公報(18)頁左下欄18行目〜同公報(20)頁左下
欄17行目に記載の内容をそのまま本願発明に適用でき
る。
【0031】本発明の感光材料は塗布助剤、帯電防止、
スベリ性改良、乳化分散、接着防止および写真特性改良
(たとえば現像促進、硬調化、増感)などの種々の目的
で一種以上の界面活性剤を含んでもよい。本発明を用い
て作られた感光材料は、フィルター染料として、または
イラジェーションもしくはハレーション防止その他種々
の目的のために親水性コロイド層中に本発明以外の染料
を含有してもよい。このような染料として、オキソノー
ル染料、ヘミオキソノール染料、スチリル染料、メロシ
アニン染料、アントラキノン染料、アゾ染料が好ましく
使用され、この他にシアニン染料、アゾメチン染料、ト
リアリールメタン染料、フタロシアニン染料も有用であ
る。これらの染料は水溶性の場合には水に溶解して添加
することができ、水に溶けにくい場合には固体微粒子分
散体として添加することができる。油溶性染料を水中油
滴分散法により乳化して親水性コロイド層に添加するこ
ともできる。
【0032】多層多色写真感光材料、支持体、写真乳剤
層の塗布方法、感光材料の露光手段、感光材料の写真処
理等については特開平3−238447号公報(20)
頁右下欄14行目〜同公報(27)頁右上欄2行目まで
の記載の内容を適用することができる。
【0033】
【実施例】
実施例1 平板状粒子の調製 水1リットル中に臭化カリウム6g、ゼラチン7gを添
加し55℃に保った容器中へ攪拌しながら硝酸銀水溶液
37cc(硝酸銀4.00g)と臭化カリウム5.9gを
含む水溶液38ccをダブルジェット法により37秒間で
添加した。つぎにゼラチン18.6gを添加した後70
℃に昇温して硝酸銀水溶液89cc(硝酸銀9.8g)を
22分間かけて添加した。ここで25%のアンモニア水
溶液7ccを添加、そのままの温度で10分間物理熟成し
たのち100%酢酸溶液を6.5cc添加した。引き続い
て硝酸銀153gの水溶液と臭化カリウムの水溶液をp
Ag8.5に保ちながらコントロールダブルジェット法
で35分かけて添加した。次に2Nのチオシアン酸カリ
ウム溶液15ccを添加した。5分間そのままの温度で物
理熟成したのち35℃に温度を下げた。平均投影面積直
径1.10μm、厚み0.165μm、直径の変動係数
18.5%の単分散純臭化銀平板状粒子を得た。この
後、沈降法により可溶性塩類を除去した。再び40℃に
昇温してゼラチン30gとフェノキシエタノール2.3
5gおよび増粘剤としてポリスチレンスルホン酸ナトリ
ウム0.8gを添加し、苛性ソーダと硝酸銀溶液でpH
5.90、pAg8.25に調整した。この乳剤を攪拌
しながら56℃に保った状態で化学増感を施した。まず
二酸化チオ尿素0.043mgを添加し22分間そのまま
保持して還元増感を施した。つぎに4−ヒドロキシ−6
−メチル−1,3,3a,7−テトラザインデン20mg
と増感色素
【0034】
【化3】
【0035】を400mgを添加した。さらに塩化カルシ
ウム0.83gを添加した。引き続きチオ硫酸ナトリウ
ム1.3mgとセレン化合物−1 2.7mgと塩化金酸
2.6mgおよびチオシアン酸カリウム90mgを添加し4
0分後に35℃に冷却した。こうして平板状粒子T−1
を調製完了した。
【0036】
【化4】
【0037】塗布試料の調製 T−1のハロゲン化銀1モルあたり下記の薬品を添加し
て塗布液とした塗布試料を作製した。 ・ゼラチン(乳剤中のGelも含め) 65.6g ・トリメチロールプロパン 9g ・デキストラン(平均分子量3.9万) 18.5g ・ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(平均分子量60万) 1.8g ・硬膜剤 1,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン 膨潤率が230%の値になるように添加量を調整
【0038】
【化5】
【0039】表面保護層は各成分が下記の塗布量となる
ように調製準備した。 表面保護層の内容 塗布量 ・ゼラチン 0.966g/m2 ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量40万) 0.023 ・4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テト ラザインデン 0.015
【0040】
【化6】
【0041】 ・ポリメチルメタクリレート(平均粒径3.7μm) 0.087 ・プロキセル(NaOHでpH7.4に調整) 0.0005 支持体の調製 (1)下塗層用染料D−1の調製 本発明の染料(I−2)を下記記載の方法でボールミル
処理した。水434mlおよび Triton X−200界面活
性剤(TX−200)の6.7%水溶液791mlとを2
リットルのボールミルに入れた。染料(I−2)20g
をこの溶液に添加した。酸化ジルコニウム(ZrO)の
ビーズ400ml(2mm径)を添加し内容物を4日間粉砕
した。この後、12.5%ゼラチン160gを添加し
た。脱泡したのち、濾過によりZrOビーズを除去し
た。得られた染料分散物を観察したところ、粉砕された
染料の粒径は直径0.05〜1.15μmにかけての広
い分布を有していて、平均粒径は0.37μmであっ
た。さらに、遠心分離操作をおこなうことで0.9μm
以上の大きさの染料粒子を除去した。こうして染料分散
物D−1を得た。 (2)支持体の調製 二軸延伸された厚さ183μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム上にコロナ放電処理をおこない、下記の
組成より成る第1下塗液を塗布量が5.1cc/m2となる
ようにワイヤーバーコーターにより塗布し、175℃に
て1分間乾燥した。次に反対面にも同様にして第1下塗
層を設けた。使用したポリエチレンテレフタレートには
下記構造の染料が0.04wt%含有されているものを
用いた。
【0042】
【化7】
【0043】 ブタジエン−スチレン共重合体ラテックス溶液 (固型分40%ブタジエン/スチレン重量比=31/69) 79cc
【0044】
【化8】
【0045】 2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジンナトリウム 塩4%溶液 20.5cc 蒸留水 900.5cc 上記の両面の第1下塗層上に下記の組成からなる第2の
下塗層を塗布量が下記に記載の量となるように片側ず
つ、両面にワイヤー・バーコーター方式により150℃
で塗布・乾燥した。 ・ゼラチン 160mg/m2 ・染料分散物D−1(染料固型分として35mg/m2
【0046】
【化9】
【0047】 ・マット剤 平均粒径2.5μmのポリメチルメタクリレート 2.5mg/m2 写真材料の調製 準備した支持体上に先の乳剤層と表面保護層を同時押し
出し法により両面に塗布、写真材料1−1とした。ま
た、写真材料1−1において第2の下塗層中の固体微粒
子分散物を第2表に記載の各染料に変えたものを調製
し、写真材料1−2〜1−9とした。片面当りの塗布銀
量は1.75g/m2とした。
【0048】
【表3】
【0049】
【化10】
【0050】<写真性能の評価>写真材料に、富士写真
フイルム(株)GRENEX オルソスクリーンHR−
4をカセッテを使用して片側に密着させ、X線センシト
メトリーをおこなった。露光量の調整は、X線管球とカ
セットとの距離を変化させることによりおこなった。露
光後、下記の現像液と定着液にて自動現像機処理をおこ
なった。感度は写真材料1−9を100とした相対感度
で示した。 <鮮鋭度(MTF)の測定>前記(但し両側にHR−4
スクリーンを貼った)のカセッテと自動現像機処理の組
み合わせでのMTFを測定した。30μm×500μm
のアパーチュアで測定し、空間周波数が1.0サイクル
/mmのMTF値を用いて光学濃度が1.0の部分にて評
価した。
【0051】<残色の測定>未露光フィルムを前記の自
動現像処理をおこなったのちマクベス・ステータスAフ
ィルターを通して緑色透過濃度を測定した。一方未下塗
の青色染色ポリエチレンテレフタレート支持体の緑色透
過濃度を測定し、この値を引いた正味の値を残色濃度値
として評価した。
【0052】この実験に用いた自現機は、富士写真フイ
ルム社製自現機FPM−9000型を改造して乾燥部に
赤外乾燥を用いたものであり、その処理工程は下記第3
表の通りである。1日の感材平均処理量は四切サイズ換
算で約200枚である。
【0053】
【表4】
【0054】処理液およびその補充については次の通り
である。
【0055】<現像処理> 濃縮液の調製
【0056】 (現像液) パーツ剤A 水酸化カリウム 330g 亜硫酸カリウム 630g 亜硫酸ナトリウム 255g 炭酸カリウム 90g ホウ酸 45g ジエチレングリコール 180g ジエチレントリアミン五酢酸 30g 1−(N,N−ジエチルアミノ)エチル−5−メルカプトテ トラゾール 0.75g ハイドロキノン 450g 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル−3−ピ ラゾリドン 40g 水を加えて 4125ml
【0057】 パーツ剤B ジエチレングリコール 525g 3−3’−ジチオビスヒドロ桂皮酸 3g 氷酢酸 102.6g 5−ニトロインダゾール 3.75g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 65g 水を加えて 750ml
【0058】 パーツ剤C グルタールアルデヒド(50wt/wt%) 150g 臭化カリウム 15g メタ重亜硫酸カリウム 105g 水を加えて 750ml
【0059】 <定着液> チオ硫酸アンモニウム(70wt/vol%) 3000ml エチレンジアミン四酢酸・二ナトリウム・二水塩 0.45g 亜硫酸ナトリウム 225g ホウ酸 60g 1−(N,N−ジメチルアミノ)−エチル−5− メルカプトテトラゾール 15g 酒石酸 48g 氷酢酸 675g 水酸化ナトリウム 225g 硫酸(36N) 58.5g 硫酸アルミニウム 150g 水を加えて 600ml pH 4.68
【0060】処理液の調製 上記現像液濃縮液を下記の容器に各パーツ剤毎に充填し
た。この容器はパーツ剤A、B、Cの各部分容器が容器
自身によって一つに連結されているものである。
【0061】また、上記定着液濃縮液も同種の容器に充
填した。
【0062】まず、現像槽内にスターターとして、酢酸
54gと臭化カリウム55.5gを含む水溶液300ml
を添加した。
【0063】上記処理剤入容器を逆さにして自現機の側
面に装着されている処理液ストックタンクの穿孔刃にさ
しこんで、キャップの封止膜を破り、容器内の各処理剤
をストックタンクに充填した。
【0064】これらの各処理剤を下記の割合で自現機の
現像槽、定着槽に、それぞれ自現機に設置されているポ
ンプを作動して満たした。
【0065】また、感材が四切サイズ換算で8枚処理さ
れる毎にも、この割合で、処理剤原液と水とを混合して
自現機の処理槽に補充した。
【0066】 現像液 パーツ剤A 55ml パーツ剤B 10ml パーツ剤C 10ml 水 125ml pH 10.50
【0067】 定着液 濃縮液 80ml 水 120ml pH 4.62
【0068】水洗槽には水道水を満たした。結果を第4
表に示した。
【0069】
【表5】
【0070】比較染料に比べ、本発明の染料を用いるこ
とにより、感度の低下が少なく、鮮鋭度がすぐれしかも
残色の少ない写真材料が得られることがわかる。
【0071】実施例2 特開平3−249752号公報(24)左下欄7行目〜
同公報(25)左下欄20行目に記載の方法でハロゲン
化銀写真感光材料2−1を作成した。但し、同公報(2
4)左上欄18行目記載の染料I−1の代わりに、本発
明の染料I−12を実施例1と同様の方法にて分散した
分散物を用いた(I−9の添加量140mg/m2)。写真
材料2−1において、染料I−12を第5表に記載の各
染料に変えたものを調製し、写真材料2−2〜2−15
とした。得られた試料を40℃、80%RHの条件で3
日間保存した後、前記公報(25)右下欄8行目〜同公
報(26)左上欄の表に記載の処理を行い、保存前の試
料を同様の処理を行ったものとの感度差を減感度として
求めた。結果を第5表に示す。
【0072】
【表6】
【0073】第5表から、本発明の染料を添加した試料
(2−1〜2−12)は、公知の染料を添加した比較試
料(2−13、2−14)に比べ保存染料においても減
感が少なく、優れた染料であることがわかる。なお、公
知の染料を添加した比較試料(2−13、2−14)が
処理後青みの残色を有していたのに対して、本発明の染
料を添加した試料(2−1〜2−12)は残色がなく、
脱色性の点でも本発明の染料が優れていることがわか
る。また、染料を添加した試料(2−1〜2−14)
は、染料を添加していない試料(2−15)に比べいず
れも鮮鋭度が優れていた。
【0074】
【発明の効果】一般式(I)で表される固体微粒子分散
状の化合物を親水性コロイド層に用いることにより、感
度低下が小さく、かつ鮮鋭度のすぐれ、しかも残色の小
さい効果がえられる。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表わされる固体微粒
    子分散状の化合物を少なくとも一種含有する親水性コロ
    イド層を有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光
    材料。一般式(I) 【化1】 式中、nは0、1または2を表わす。nが0または1の
    場合、R1 ,R2 は水素原子、ハロゲン原子、NR3COO
    R4,NR5SO2R4またはNR3CSNR3R6(ここにR3 ,R 6 はそ
    れぞれ水素原子、アルキル基、アリール基またはヘテロ
    環基を表わし、R 4 ,R5 はアルキル基、アリール基ま
    たはヘテロ環基を表わし、R3 とR4 、R 4 とR5 また
    はR3 とR6 はそれぞれ互いに連結して5または6員環
    を形成してもよい。)を表わし、nが2の場合、R1
    2 は、NR7COOR8,NR9SO2R8,NR7CXNR7R10, SOR8, SO2
    R8,SR8 (ここにR7 ,R10はそれぞれ水素原子、アル
    キル基、アリール基またはヘテロ環基を表わし、R8
    9 はアルキル基、アリール基またはヘテロ環基を表わ
    し、R7 とR8 ,R8 とR9 またはR7 とR10はそれぞ
    れ互いに連結して5または6員環を形成してもよい。ま
    た、Xは酸素原子あるいは硫黄原子を表わす。)を表わ
    し、L1 ,L2 およびL3 はメチン基を表わす。但し、
    1 ,R2 ,L1 ,L2 ,L3 はイオン化しうるプロト
    ンを有する基またはその塩をもたないものとする。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の該化合物の平均粒子径
    が10μm以下であることを特徴とする請求項1に記載
    のハロゲン化合物写真感光材料。
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