JPH02139936A - バイポーラ半導体装置の製造方法 - Google Patents

バイポーラ半導体装置の製造方法

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JPH02139936A
JPH02139936A JP29108188A JP29108188A JPH02139936A JP H02139936 A JPH02139936 A JP H02139936A JP 29108188 A JP29108188 A JP 29108188A JP 29108188 A JP29108188 A JP 29108188A JP H02139936 A JPH02139936 A JP H02139936A
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JP
Japan
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film
opening
insulating film
semiconductor substrate
base region
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JP29108188A
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Hiromi Hayashi
林 浩美
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ベース領域並びにエミッタ領域を素子間分離絶縁膜に対
して位置合わせ余裕を必要とせずに形成可能とすること
で高集積化及び高速化したバイポーラ半導体装置を製造
する方法に関し、エミッタ領域は勿論のこと、ベース領
域が素子間分離絶縁膜、即ち、フィールド絶縁膜のエツ
ジに対してセルフ・アライメント方式で形成できるよう
にすることを目的とし、 半導体基板上に形成された絶縁膜或いは半導体基板並び
にその上に形成された絶縁膜の素子形成予定部分を選択
的にエツチングして該半導体基板表面或いは内部に達す
る開口を形成する工程と、次いで、シリコン膜を形成し
てから前記開口内に不純物イオンを注入する工程と、次
いで、耐酸化性マスクとなる被膜を形成すると共に前記
開口内のシリコン膜から不純物を前記半導体基板に拡散
してベース領域を°形成する工程と、次いで、前記耐酸
化性マスクとなる被膜を表面から除去して前記開口内に
在るもののみを残す工程と、次いで、前記被膜を耐酸化
性マスクとする選択的熱酸化を行って前記シリコン膜表
面に絶縁膜を形成する工程と、次いで、前記被膜を除去
して再び前記半導体基板の一部を表出させる前記開口を
具現させた後、該開口の内側に絶縁膜を形成してから内
部ベース領域の形成とエミッタ領域の形成を順に行う工
程とを含んでなるよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ベース領域並びにエミッタ領域を素子間分離
絶縁膜に対して位置合わせ余裕を必要とせずに形成可能
とすることで高集積化及び高速化したバイポーラ半導体
装置を製造する方法に関する。
〔従来の技術〕
第23図乃至第27図は従来技術を解説する為の工程要
所に於けるバイポーラ半導体装置の要部切断側面図を表
し、以下、これ等の図を参照しつつ説明する。
第23図参照 (1)  例えば窒化シリコン(Si3N4)膜など耐
酸化性マスクとする選択的熱酸化法(locafize
d  oxidation  of  5i1icon
法: LOCO3法)を適用することに依り、シリコン
半導体基板21上に二酸化シリコン(Si02)からな
る素子間分離絶縁膜22を形成する。
(2)例えば化学気相堆積(chemical  va
por  deposition:CVD)法を適用す
ることに依り、多結晶シリコン膜23を成長させる。
(3)  例えば通常のフォト・リソグラフィ技術に於
けるレジスト・プロセスを適用することに依り、ベース
領域形成予定部分に開口を有するフォト・レジスト膜を
形成する。
(4)  イオン注入法を適用することに依り、前記フ
ォト・レジスト膜をマスクとしてベース領域を形成する
為のホウ素イオンの打ち込みを行う。
(5)CVD法を適用することに依り、S i O2か
らなる絶縁膜24を形成する。尚、この際、加わる熱に
依って前記打ち込まれたホウ素は活性化されベース領域
25となる。
第24図参照 (6)  通常のフォト・リソグラフィ技術を適用する
ことに依り、絶縁膜24及び多結晶シリコン膜23の選
択的エツチングを行って内部ベース領域並びにエミッタ
領域などを形成する為の開口23Aを形成する。
(7)  ドライ窒素雰囲気中で、温度900(t)、
時間30〔分〕の熱処理を行う。
この工程に依って、多結晶シリコン膜23に打ち込まれ
たホウ素がベース領域25に更に拡散され外部ベース領
域としての機能をもつようになる。
第25図参照 (8)熱酸化法を適用することに依り、開口23A内に
表出されている多結晶シリコン膜23の側面並びにシリ
コン半導体基板21の一部表面にS i02からなる絶
縁膜26を形成する。尚、この絶縁膜26はイオン注入
を行う為の表面保護の役割を果たすものであるから極め
て薄いものである。
(9)  イオン注入法を適用することに依り、前記間
口23Aを介し、ホウ素イオンの打ち込みを行って内部
ベース領域27を形成する。
001CVD法を適用することに依り、5i02からな
る絶縁膜28を形成する。
ここで形成された絶縁膜28は、絶縁膜26が薄くて耐
圧が低いので、それを向上させる為に形成するものであ
る。
αυ 引き続きCVD法を適用することに依り、全面に
多結晶シリコン膜29を形成する。
第26図参照 (2)エツチング・ガスを多結晶シリコン膜に対しては
BCβ3+c12、また、絶縁膜に対してはCF、+C
HF3とする反応性イオン・エツチング(reacti
ve  ion  etching:RIE)法を適用
することに依り、全面の異方性エツチングを行う。
これに依って、多結晶シリコン膜29及び絶縁膜28は
、開口23Aの側壁に被着されているもののみが残り、
また、同じ(開口23Aの底に在る多結晶シリコン膜2
9、絶縁膜28、絶縁膜26は除去されて内部ベース領
域27の一部が表出される。
第27図参照 0mCVD法を適用することに依り、全面に多結晶シリ
コン膜30を形成する。
αa イオン注入法を適用することに依り、多結晶シリ
コン膜30に対して砒素イオンの打ち込みを行う。
05)通常のフォト・リソグラフィ技術を適用すること
に依り、多結晶シリコン膜30のバターニングを行う。
019  通常の技法を適用することに依り、ベース電
極コンタクト窓やコレクタ電極コンタクト窓を形成し、
また、熱処理を行って多結晶シリコン膜30に注入され
た砒素を内部ベース領域27中に拡散して活性化された
エミッタ領域31を形成する。
このようにして製造されたバイポーラ半導体装置に於い
ては、エミッタ領域31の周囲には外部ベース領域がセ
ルフ・アライメント方式で形成され、多結晶シリコン膜
23に依ってベース電極に引き出されるので、外部ベー
ス領域はエミッタ領域31の周辺に幅約1 〔μm〕程
度に作られているに過ぎず、コレクタ・ベース間容量は
極めて小さい。
〔発明が解決しようとする課題〕
第23図乃至第27図について説明した工程を経て製造
されたバイポーラ半導体装置は、前記したように、かな
り小型化され、また、性能も優れているのであるが、未
だ、改良すべき余地が残されている。
即ち、前記従来のバイポーラ半導体装置に於いて、ベー
ス領域に対するエミッタ領域の位置がセルフ・アライメ
ント方式で形成されているのみであり、そのベース領域
は素子間分離絶縁膜に対してはセルフ・アラインにはな
っていないし、エミッタ領域もまた然りである。従って
、前記第23図及び第24図に関して説明した外部ベー
ス領域の形成や開口23Aの形成には位置合わせ余裕を
採ることが必要であり、その分、微細化が妨げられてい
る。
今まで、前記の点について、種々なセルフ・アライメン
ト方式が提案されてはいるが、何れも精密に制御された
エツチングを必要とするなど、安定性や再現性の面で問
題がある。
本発明は、エミッタ領域は勿論のこと、ベース領域が素
子間分離絶縁膜、即ち、フィールド絶縁膜のエツジに対
してセルフ・アライメント方式で形成できるようにする
〔課題を解決するための手段〕
本発明に依るバイポーラ半導体装置の製造方法に於いて
は、半導体基板(例えばシリコン半導体基板l)上に形
成された絶縁膜(例えばS i O2からなる素子間分
離絶縁膜2)或いは半導体基板並びにその上に形成され
た絶縁膜の素子形成予定部分を選択的にエツチングして
該半導体基板表面或いは内部に達する開口(例えば開口
2A)を形成する工程と、次いで、シリコン膜(例えば
多結晶シリコン膜3)を形成してから前記開口内に不純
物イオンを注入する工程と、次いで、耐酸化性マスクと
なる被′膜(例えばS i 3 N 4膜4)を形成す
ると共に前記開口内のシリコン膜から不純物を前記半導
体基板に拡散してベース領域(例えばベース領域5′)
を形成する工程と、次い、で、前記耐酸化性マスクとな
る被膜を表面から除去して前記開口内に在るもののみを
残す工程と、次いで、前記被膜を耐酸化性マスクとする
選択的熱酸化を行って前記シリコン膜表面に絶縁膜(例
えば5i02からなる絶縁膜6)を形成する工程と、次
いで、前記被膜を除去して再び前記半導体基板の一部を
表出させる前記開口を具現させた後、該開口の内側に絶
縁膜(例えば絶縁膜7或いは絶縁膜8など)を形成して
から内部ベース領域(例えば内部ベース領域9)の形成
とエミッタ領域(例えばエミッタ領域13)の形成を順
に行う工程とを含んでなるよう構成する。
〔作用〕
前記手段を採ることに依り、ベース領域やエミッタ領域
は素子間分離絶縁膜のエツジに対してセルフ・アライメ
ント方式で形成することができる為、それ等の位置合わ
せ余裕を採ることは全く不要であり、従って、この種の
バイポーラ半導体装置を微細化することが可能となって
、更なる高集積化及び高速化が実現される。
〔実施例〕
第1図乃至第1)図は本発明一実施例を解説する為の工
程要所に於ける半導体装置の要部切断側面図を表し、以
下、これ等の図を参照しつつ説明する。
第1図参照 (1)熱酸化法を適用することに依り、シリコン半導体
基板lの全面に互って厚さ例えば6000〔人〕乃至1
 〔μm〕程度の5io2からなる素子間分離絶縁膜2
を形成する。
第2図参照 (2)  フォト・リソグラフィ技術に於けるレジスト
・プロセス及びエツチング・ガスをCF、+CHF3と
するRIE法を適用することに依り、素子間分離絶縁膜
2の選択的エツチングを行って、表面からシリコン半導
体基板1の表面に達する開口2人を形成する。
第3図参照 (3)CVD法を適用することに依り、厚さ例えば30
00 (人)程度の多結晶シリコンM3を形成する。
(4)必要部分を覆う適当なマスクを形成してからイオ
ン注入法を適用することに依り、 ドーズ量:3X10”(C1l弓) 加速エネルギ:35(KeV) としてホウ素(B)イオンの打ち込みを行う。
このイオン注入は、ベース領域、ベース引き出し配線、
その他の配線などを形成する為であり、開口2Aの側壁
に被着された多結晶シリコン膜3にもBを打ち込むには
、ウェハを斜めに保持して回転させると良い。
(51CVD法を適用することに依り、厚さ例えば60
00 (人〕程度のS i 3 N 4膜4を形成する
。尚、このS i 3 N 4膜4の膜厚は、既に多結
晶シリコン膜3で一部が埋め込まれている開口2Aが完
全に埋め込まれる厚さを基準にすれば良い。
この工程を経ると、加えられた熱に依って、さきに、多
結晶シリコン膜3に導入したBがシリコン半導体基板l
に拡散され、ベース領域5′が形成される。
このベース領域5′は、素子間分離絶縁膜2のエツジに
対してセルフ・アラインされていることは云うまでもな
い。
第4図参照 (6)エツチング・ガスをCF4 千CHF3とするR
IE法を適用することに依り、S i 3 N 4膜4
のエッチ・バックを行い、多結晶シリコン膜3の表面が
露出された状態で停止させる。
この場合、エツチング終点の検出は、発光分光法を適用
すると良い。
この工程を経ることに依って、開口2A内に存在するS
 i 3 N 4膜4のみが残った状態となる。
第5図参照 (71Si3N、膜4を耐酸化性マスクとする選択的熱
酸化法を適用することに依り、多結晶シリコン膜3の表
面にS i02からなる厚さが例えば1000 (人〕
程度の絶縁膜6を形成する。
第6図参照 (8)熱燐酸液に浸漬するなどしてS i 3 N 4
膜4を除去し、再び開口2Aを形成する。
第7図参照 (91CVD法を適用することに依り、厚さ例えば10
00 (人〕程度の5t02からなる絶縁膜7を形成す
る。
ao  エツチング・ガスを例えばCF4+CHF3と
するRIE法を適用することに依り、絶縁膜7の異方性
エツチングを行う。
これに依って、絶縁膜7は開口2Aの側壁に被着された
もののみが残る。
第8図参照 ao エツチング・ガスをB(13+C12とするRI
E法を適用することに依り、開口2Aの底に表出されて
いる多結晶シリコン膜3のエツチングを行ってシリコン
半導体基板lの表面を露出させる。
@ ドライ窒素雰囲気中で、温度900(’C)、時間
30〔分〕の熱処理を行う。
この工程で、多結晶シリコン膜3に打ち込まれたホウ素
がシリコン半導体基板1中に更に拡散され外部ベース領
域5が形成される。
第9図参照 (131熱酸化法を適用することに依り、シリコン半導
体基板1と多結晶シリコン膜3の表出されている部分に
5i02からなる厚さ例えば250〔人〕程度の絶縁膜
8を形成する。
この絶縁膜8は内部ベース領域を形成する為のイオン注
入に対する保護膜の役割を果たすものである。
α濁 イオン注入法を適用することに依り、例えば、ド
ーズ量: 3 X I Q”  (am−’)加速エネ
ルギ: 10 (KeV) としてホウ素(B)イオンの打ち込みを行って内部ベー
ス領域9を形成する。
第1θ図参照 Q4)CVD法を適用することに依り、S i02から
なる厚さが例えば500 (人〕程度の絶縁膜lOを形
成し、引き続き、厚さが例えば500〔人〕程度である
多結晶シリコン膜1)を形成する。
αω エツチング・ガスを例えば多結晶シリコン膜には
BCl3+C12、絶縁膜にはCF4+CHF3とする
RIE法を適用することに依り、多結晶シリコン膜1)
、絶縁l15IlO1絶縁膜8の異方性エツチングを行
う。
これに依って、多結晶シリコン膜1)及び絶縁膜lOは
開口2Aの側壁に被着されたもののみが残り、且つ、シ
リコン半導体基Fi1の一部表面、即ち、内部ベース領
域9の一部が表出される。
第1)図参照 Q10CVD法を適用することに依り、厚さ例えば10
00 (人〕程度の多結晶シリコン膜12を形成する。
αη イオン注入法を適用することに依り、例えば、ド
ーズ量H2X l 016(cll−”)加速エネルギ
:80(KeV) として多結晶シリコン膜12に砒素(As)イオンの打
ち込みを行う。
このイオン注入は、エミッタ電極及びその他の配線とな
るべき多結晶シリコン膜12の導電性化並びにエミッタ
領域を形成する為に行われる。
Qlll  通常のフォト・リソグラフィ技術を適用す
ることに依り、多結晶シリコン膜12のパターニングを
行ってエミッタ電極とする。
αω 熱処理を行って、多結晶シリコン膜12に導入し
たAsを内部ベース領域9内に拡散してエミッタ領域1
3を形成する。
+21)1  この後、通常の技法を適用することに依
り、金属電極或いは保護膜などを形成して完成させる。
本実施例に於いて、外部ベース領域5、内部ベース領域
9、エミッタ領域13は全て素子間分離絶縁膜2のエツ
ジに対してセルフ・アライメント方式で形成されている
ことが明らかである。
第12図乃至第22図は本発明に於ける他の実施例を解
説する為の工程要所に於ける半導体装置の要部切断側面
図であり、以下、これ等の図を参照しつつ説明する。尚
、第1図乃至第1)図に於いて用いた記号と同記号は同
部分を示すか或いは同じ意味を持つものとする。
第12図参照 (1)  熱酸化法を適用することに依り、シリコン半
導体基板1の全面に亙って厚さ例えば6000〔人〕乃
至10000 (人〕程度の5i02からなる素子間分
離絶縁膜2を形成する。
第13図参照 (2)  フォト・リソグラフィ技術に於けるレジスト
・プロセス及びエツチング・ガスを絶縁膜にはCF4+
CHF3及びシリコンにはBCl 3 十Cj2とする
RIE法を適用することに依り、素子間分離絶縁膜2及
びシリコン半導体基板1の選択的エツチングを行って、
表面からシリコン半導体基板l中の深さ4000 (人
〕に達する開口2人を形成する。
第14図参照 (3)CVD法を適用することに依り、厚さ例えば30
00 (人〕程度の多結晶シリコン膜3を形成する。
(4)  必要部分を覆う適当なマスクを形成してから
、イオン注入法を適用することに依り、 ドーズfi : 3 X 1015  (cm−’)加
速エネルギ:35(KeV) としてホウ素(B)イオンの打ち込みを行う。
(5)CVD法を適用することに依り、厚さ例えば60
00 (人〕程度のS i 3 N 4膜4を形成する
この工程を経ると、加えられた熱に依って、さきに、多
結晶シリコン膜3に導入したBがシリコン半導体基板1
に拡散され、ベース領域5′が形成されることは先の実
施例と変わりなく、また、このベース領域5′が素子間
分離絶縁膜2のエツジに対してセルフ・アラインされて
いることも勿論である。
第15図参照 (6)  エツチング・ガスをCF、+CHF3とする
RIE法を適用することに依り、S i 5N4Il1
4のエッチ・バックを行い、多結晶シリコン膜3の表面
が露出された状態で停止させる。
第16図参照 17)Si3N4膜4を耐酸化性マスクとする選択的熱
酸化法を適用することに依り、多結晶シリコンII 3
の表面に5i02からなる厚さが例えば1000 (人
〕程度の!Ik I!膜6を形成する。
第17図参照 (8)熱燐酸液に浸漬するなどしてSi3N4膜4を除
去し、再び開口2Aを形成する。
第18図参照 (91CVD法を適用することに依り、厚さ例えば10
00 (人)程度のS i02からなる絶縁膜7を形成
する。
Ql  エツチング・ガスを例えばCF4+CHF3と
するRIE法を適用することに依り、絶縁膜7の異方性
エツチングを行う。
第19図参照 αD エツチング・ガスBCI 3+CJ! 2とする
RIE法を適用することに依り、開口2人の底に表出さ
れている多結晶シリコン膜3のエツチングを行ってシリ
コン半導体基板10表面を露出させる。
025  ドライ窒素雰囲気中で、温度を900(”C
)、時間を30〔分〕とする熱処理を行う。
この工程に依り、多結晶シリコン膜3中に打ち込まれて
いたホウ素がシリコン半導体基板1中に更に拡散されて
外部ベース領域5が形成される。
第20図参照 0濁 熱酸化法を適用することに依り、シリコン半導体
基板1と多結晶シリコン膜3の表出されている部分に5
i02からなる厚さ例えば250〔人〕程度の絶縁膜8
を形成する。
αa イオン注入法を適用することに依り、例えば、ド
ーズm : 3 X 1013(cab−3)加速エネ
ルギ:10(KeV) としてBイオンの打ち込みを行って内部ベース領域9を
形成する。
第21図参照 aω CVD法を適用することに依り、S i O2か
らなる厚さが例えば500〔人〕程度の絶縁膜IOを形
成し、引き続き、厚さが例えば500〔人〕程度である
多結晶シリコン1)!1)を形成する。
αe エツチング・ガスを例えば多結晶シリコン膜には
BCl3 +C12、絶縁膜にはCF、+CHF3とす
るRIE法を適用することに依り、多結晶シリコン膜1
)、絶縁膜10.絶縁膜8の異方性エツチングを行う。
これに依って、多結晶シリコン膜1)及び絶縁膜lOは
開口2Aの側壁に被着されたもののみが残り、且つ、シ
リコン半導体基板1の一部表面、即ち、内部ベース領域
9の一部が表出される。
第22図参照 0η CVD法を適用することに依り、厚さ例えば10
00 (人)程度の多結晶シリコン膜12を形成する。
α目 イオン注入法を適用することに依り、例えば、ド
ーズ量:2X1016(口4〕 加速エネルギ:80(KeV) として多結晶シリコン膜12に砒素(As)イオンの打
ち込みを行う。
09 通常のフォト・リソグラフィ技術を適用すること
に依り、多結晶シリコン膜12のパターニングを行って
エミッタ電極とする。
(2m  熱処理を行って、多結晶シリコン膜12に導
入したAsを内部ベース領域9内に拡散してエミッタ領
域13を形成する。
この後、通常の技法を適用することに依り、金属電極或
いは保護膜などを形成して完成させる。
本実施例に於いても、外部ベース領域5、内部ベース領
域9、エミッタ領域13が全て素子間分離絶縁膜2のエ
ツジに対してセルフ・アライメント方式で形成されてい
ることは勿論であり、また、第1図乃至第1)図に関し
て説明した実施例に依って得られたバイポーラ半導体装
置と比較すると、シリコン半導体基板1をエツチングし
た分だけベース・コンタクトの面積が大きくなることか
ら、コンタクト抵抗が低減される旨の利点がある。
〔発明の効果〕
本発明に依るバイポーラ半導体装置の製造方法に於いて
は、半導体基板上に形成された絶縁膜或いは半導体基板
及びその上に形成された絶縁膜の素子形成予定部分を選
択的にエツチングして該半導体基板表面或いは内部に達
する開口を形成し、シリコン膜を形成してから該シリコ
ン膜に選択的に不純物イオンを注入し、耐酸化性マスク
となる被膜を形成すると共に前記開口内のシリコン膜か
ら不純物を前記半導体基板に拡散してベース領域を形成
し、そして、同じ開口を利用して内部ベース領域やエミ
ッタ領域を形成している。
前記構成を採ることに依り、ベース領域やエミッタ領域
は素子間分離絶縁膜のエツジに対してセルフ・アライメ
ント方式で形成することができる為、それ等の位置合わ
せ余裕を採ることは全く不要であり、従って、この種の
バイポーラ半導体装置を微細化することが可能となって
、更なる高集積化及び高速化が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第1)図は本発明一実施例を説明する為の工
程要所に於ける半導体装置の要部切断側面図、第12図
乃至第22図は本発明に於ける他の一実施例を説明する
為の工程要所に於ける半導体装置の要部切断側面図、第
23図乃至第27図は従来例を説明する為の工程要所に
於ける半導体装置の要部切断側面図をそれぞれ表してい
る。 図に於いて、1はシリコン半導体基板、2は絶縁膜、2
Aは開口、3は多結晶シリコン膜、4はS i 3 N
 4膜、5′はベース領域、5は外部ベース領域、6は
絶縁膜、7は絶縁膜、8は絶縁膜、9は内部ベース領域
、lOは絶縁膜、1)は多結晶シリコン膜、12はエミ
ッタ電極である多結晶シリコン膜、13はエミッタ領域
をそれぞれ示している。 特許出願人   富士通株式会社 代理人弁理士  相 谷 昭 司

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に形成された絶縁膜の素子形成予定
    部分に開口を形成して該半導体基板の一部を表出させる
    工程と、 次いで、シリコン膜を形成してから前記開口内に不純物
    イオンを注入する工程と、 次いで、耐酸化性マスクとなる被膜を形成すると共に前
    記開口内のシリコン膜から不純物を前記半導体基板に拡
    散してベース領域を形成する工程と、 次いで、前記耐酸化性マスクとなる被膜を表面から除去
    して前記開口内に在るもののみを残す工程と、 次いで、前記被膜を耐酸化性マスクとする選択的熱酸化
    を行って前記シリコン膜表面に絶縁膜を形成する工程と
    、 次いで、前記被膜を除去して再び前記半導体基板の一部
    を表出させる前記開口を具現させた後、該開口の内側に
    絶縁膜を形成してから内部ベース領域の形成とエミッタ
    領域の形成を順に行う工程と を含んでなることを特徴とするバイポーラ半導体装置の
    製造方法。
  2. (2)半導体基板並びにその上に形成された絶縁膜の素
    子形成予定部分を選択的にエッチングして該半導体基板
    内にまで達する開口を形成する工程と、 次いで、シリコン膜を形成してから前記開口内に不純物
    イオンを注入する工程と、 次いで、耐酸化性マスクとなる被膜を形成すると共に前
    記開口内のシリコン膜から不純物を前記半導体基板に拡
    散してベース領域を形成する工程と、 次いで、前記耐酸化性マスクとなる被膜を表面から除去
    して前記開口内に在るもののみを残す工程と、 次いで、前記被膜を耐酸化性マスクとする選択的熱酸化
    を行って前記シリコン膜表面に絶縁膜を形成する工程と
    、 次いで、前記被膜を除去して再び前記半導体基板の一部
    を表出させる前記開口を具現させた後、該開口の内側に
    絶縁膜を形成してから内部ベース領域の形成とエミッタ
    領域の形成を順に行う工程と を含んでなることを特徴とするバイポーラ半導体装置の
    製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5229310A (en) * 1991-05-03 1993-07-20 Motorola, Inc. Method for making a self-aligned vertical thin-film transistor in a semiconductor device

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