JPH02139375A - グリーンシートの保管方法 - Google Patents

グリーンシートの保管方法

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JPH02139375A
JPH02139375A JP29003688A JP29003688A JPH02139375A JP H02139375 A JPH02139375 A JP H02139375A JP 29003688 A JP29003688 A JP 29003688A JP 29003688 A JP29003688 A JP 29003688A JP H02139375 A JPH02139375 A JP H02139375A
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bag
film
barrier film
green sheets
green sheet
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Shigemi Osaka
大坂 重美
Kazuo Hata
和男 秦
Norikazu Aikawa
規一 相川
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野1 本発明は電子部品、、電、子部品等の基板、機械部品、
刃物基材、焼成用敷板、複雑形状焼結体、固体電解質膜
等の素材となるグリーンシートの保存方法に関する。
[発明の?V碩] グリーンシートはセラミックコンデンサー等の電子部品
、セラミック多層配rA基板等の基材として広く使用さ
れており、成形性、均一性、機械加工性、印刷性などの
改良のために粉体組成、結合剤、溶剤など、その製造方
法について多くの検討がなされている。しかしながら、
このようにして得られたグリーンシ、−,トは保管中、
に残存溶剤やフタル酸エステル類、などの可塑剤が徐々
にではあるが蒸発するため可撓性が劣り脆くなって強度
が低下したり条件によっては可塑剤のにじみ出し等によ
ってグリーンシート表面の粘着性が増し、グリーンシー
ト同士が接合してしまう問題も生じる。特にメチルセル
ロース、ポリビニルアルコール等の水溶性結合剤あるい
は水溶性(メタ)アクリル系樹脂とグリセリン等の可塑
剤の混合物からなるグリーンシートは湿気等により非常
に脆くなり使用できなくなる問題がある。
特定環境においてその特性が変化したり、劣化しない貯
蔵性はグリーンシートに求められる重要な性能の一つで
あるが、グリーンシートの保存についてはわずかに、茶
箱のような密閉容器に保管する検討(ファインセラミッ
クスの成形と有8N材料:斉藤勝義著、1985年8月
発行2発行所;■シーエムシー社)がなされているにす
ぎない。
[発明の目的] 本発明の目的はグリーンシート特性の経時変化がわずか
な、あるいは劣化のない保管方法、特に長期jZ■の貯
蔵や輸送時のグリーンシートの保管方法を提供すること
にある。
[発明の概要1 本発明はグリーンシートを高分子バリアーフィルムを用
いて包装すること、特にグリーンシートを袋状の高分子
バリアーフィルムの中に入れ、袋内を減圧した後、該フ
ィルムを密封すること、あるいは減圧した後不活性ガス
を封入し次いで該フィルムを密封することを特徴とする
ものである。
ここで本発明で言うバリアーフィルムとはJI3− p
 0001の「紙バルブ用語」において水、油、水蒸気
、ガスなどの透過を抑制するために使用する材料の総称
と定義されているバリアー材のフィルム状のものである
バリアーフィルムの材質としては低密度ポリエチレン、
中・高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、二
軸延伸ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル
、塩化ビニル・塩化ビニリデン共重合物、塩化ビニリデ
ン・アクリル酸エステル共重合物、エチレン・ビニルア
ルコール共重合物、ポリビニルアルコール、ポリ塩化三
ノフ化エチレンなどを挙げることができ、これらの単体
フィルムあるいは単体フィルムを積層・ラミネート加工
、塗工、表面処理、多層押出等の処理およびこれらの組
合せによる処理が施されたものが使用される。特に上記
の高分子フィルムにアルミニウムの真空蒸着加工を施さ
れたものあるいはアルミニウム箔に貼合わせたものが好
適に用いられる。
これら高分子フィルムのガスバリアー性は水蒸気透過率
10Q/rrL2−24hr以下、好マシクは2Q/m
2−24hr以下、酸素透過率は50cc/m2 ・2
4hr以下、好ましくは5 cr: / m 2・24
hr以下が好適である。又トルエン、メチルエチルケト
ンなどの有機溶媒の透過率は100/m2−24hr以
下、好ましくは2q/77L224hr以下が好適であ
る。
これらの高分子バリアーフィルムを用いて包装されるグ
リーンシートはアルミナ、アルミナ−ガラス、ジルコニ
ア、フェライト等の酸化物、窒化珪素、窒化アルミニウ
ム、炭化珪素等の窒化物や炭化物、チタン酸バリウムや
チタン酸ジルコン酸tAJ (PZT)、YBa2Cu
307−x等のペロブスカイト型複合酸化物、コージェ
ライト、ムライト、スピネル等の複合酸化物およびこれ
らの混合物からなるセラミック粉体にポリビニルブチラ
ール樹脂、(メタ)アクリル酸系樹脂、メチルセルロー
ス等を結合剤とし必要に応じてフタル酸エステル類、グ
リセリン、ポリエチレングリコールなどの可塑剤など加
えて混練して(9たスラリーを、PETなどの高分子フ
ィルム上にキャスティング後乾燥することによって1q
られたグリーンシー1−であり、このグリーンシートは
PETフィルムに付着したままの状態あるいはP E 
Tフィルムからはく離された単味の状態のものである。
これらのグリーンシートを該高分子バリアーフィルムを
用いて包装すれば本発明の目的を達するが、グリーンシ
ートを袋状にした高分子バリアーフィルム中に入れ、袋
内をアスピレータ−1真空ポンプ等で減圧した後該フィ
ルムをポリシーラー等を用いて熱圧着により密封するこ
とあるいは減圧した侵、窒素ガス、ヘリウムガス、アル
ゴンガス、炭酸ガス、窒素・酸素混合ガス(酸素1rx
i。
%以下)等の乾燥した不活性ガスを封入し、次いで密封
することがより効果的である。なお減圧にする場合袋内
の圧は常温で760mm HOを下回ること、好ましく
は11001IIIIHを下回ればよく、不活性ガスを
導入する場合袋内の圧は常温で100+nmHQを上回
ること、好才しくは5001011 H!IIを上回れ
ばよい。
本発明によって、有機溶剤や水(水蒸気)の遮断、保持
、酸素ガスの透過、侵入の防止、光、紫外線の遮断、遮
熱等がなされグリーンシート調製時の特性が長期間、特
に輸送中においても保持される。さらに非帯電性で塵埃
などが付着しにくく、不測の事故の防止にもなり安全性
も増す効果がある。
[実 施 例コ 以下、実施例等で本発明を具体的に説明するが、これら
に限定されるものではない。
参考例1 アルミナ96重(至)%(平均粒子径1〜2μm)に焼
結助剤としてカルシア、マグネシア、シリカからなるフ
リットを4重M%添加されたセラミック粉体に結合剤と
してポリビニルブチラール樹脂、可塑剤としてジブチル
フタレート、溶剤としてトルエンを添加して混練後、P
ETフィルム上にキャスティングし、乾燥したIPET
フィルムから剥離して厚さが0.45mmのアルミナグ
リーンシートを得た。
参考例2 チタン酸バリウム(平均粒子径0.5μm)に結合剤と
して水溶性メタクリル樹脂、可塑剤としてグリセリン、
溶媒として水を添加して参考例1と同様にして乾燥した
後、厚さが0.08mmのチタン酸バリウムグリーンシ
ートを得た。この場合PETフィルムから剥離せずPE
エフィルムにグリーンシートを付着したままの状態を保
った。
実施例1 袋状にしたアルミニウム蒸着二軸延伸ポリエステルフィ
ルム(東し製部品名ルミラー、フィルム厚さ45μ、水
蒸気透過率0.8g/m2−24hr、ijj素透過率
1.1cc/7rL2 ・24hr)1.:参考例1で
得た2つのアルミナグリーンシートをそれぞれの袋に入
れロータリーポンプで501011HOまで減圧にした
。そのうち一方はポリシーラーで密封し、他方は袋内の
圧が7601IllHgになるまで窒素ガスを導入し、
次いで密封した。
2つの袋は通常の室内に放置し、1週間後、1ヶ記月後
、3ケ月後、6ケ月後に各グリーンシートを取り出して
3011IIllφのガラス棒への巻取り状態により可
撓性を、セラミック強度試験機によりグリーンシートの
引張り強さを測定した。結果は表−1、図−1にまとめ
た。
実施例2 参考例2で得たチタン酸バリウムグリーンシートを用い
実施例1と同様にテストした。結果は表−1、図−1に
まとめた。
実施例3 エチレン、ビニルアルコールランダム共重合体からなる
高分子バリアー複合フィル□ム(クラレ製商品名工バー
ル)を用いて実施例1と同様にテストした。
実施例4 参考例2で得たチタン酸バリウムグリーンシートを実施
例1で用いたフィルムに包狡し、フィルムの重なり部を
セロテープでシールし同様にテストした。
比較例1 参考例1で得たグリーンシートを茶箱に入れ実施例1と
同様にテストした。
比較例2 参考例2で得たグリーンシートをPETフィルムに付着
したまま外径が約8cmの筒状に巻きこんで、先端部を
セロテープでとめ、室内に放置した状態で実施例1と同
様にテストした。
(以下、余白) グリーンシートの可撓性の経時変化
【図面の簡単な説明】
図−1はグリーンシートの引張り強さの経時変化を示す
グラフである。 Aは実施例1の条件Aにおける引張り強さの経時変化を
、Bは実施例1の条件Bにおける引張り強さの経時変化
を、Gは比較例1の条件Gにおける引張り強さの経時変
化をそれぞれ表わす。 特許出願人  日本触媒化学工業株式会社(注) 表中○印は可撓性が良、△印はやや良、X印は不良を表
わす。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グリーンシートを高分子バリアーフィルムを用い
    て包装することを特徴とするグリーンシートの保管方法
  2. (2)グリーンシートを袋状の高分子バリアーフィルム
    中に入れ、袋内を減圧した後、該フィルムを密封するこ
    とを特徴とする請求項(1)に記載の保管方法。
  3. (3)グリーンシートを袋状の高分子バリアーフィルム
    中に入れ、袋内を減圧した後不活性ガスを封入し、次い
    で該フィルムを密封することを特徴とする請求項(2)
    に記載の保管方法。
  4. (4)高分子バリアーフィルムが積層、ラミネート加工
    、塗工、表面加工および多層押出の中の少なくとも1種
    以上の処理が施されてい ることを特徴とする請求項(1)、(2)または(3)
    に記載の保管方法。
  5. (5)高分子バリアーフィルムがアルミニウム蒸着加工
    あるいはアルミニウム箔と貼合せ処理されていることを
    特徴とする請求項(4)に記載の保管方法。
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