JPH02133465A - 圧力付着性シリコーンエラストマー組成物並びにその使用方法及び使用製品 - Google Patents

圧力付着性シリコーンエラストマー組成物並びにその使用方法及び使用製品

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JPH02133465A
JPH02133465A JP1242358A JP24235889A JPH02133465A JP H02133465 A JPH02133465 A JP H02133465A JP 1242358 A JP1242358 A JP 1242358A JP 24235889 A JP24235889 A JP 24235889A JP H02133465 A JPH02133465 A JP H02133465A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、硬化した場合に感圧接着剤の特性を示し且つ
エラストマー性であるシリコーン組成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕シリコ
ーン感圧接着剤は、経皮性の薬物放出パッチのような、
患者の皮膚に付着する医療用具における用途が見いださ
れている。経皮性の薬物放出パッチは、典型的には、薬
物の貯蔵体(reservoir)を覆う非透過性の覆
いから構成される。この覆いは、典型的には、患者の皮
膚に適用されるべき表面にシリコーン感圧接着剤を有す
る上記貯蔵体の範囲を越えて広がる縁を有する。この用
具はまた、シリコーン感圧接着剤に付着した、剥離コー
ティングをその上に有する不透過性の支持層をも有し、
この支持層は当該用具を皮膚へ付着させる前に取除かれ
る。上記の貯蔵体は、しばしば「マ) IJフックスと
呼ばれる、薬物を含浸させた物質(例えばエラストマー
の)でもよく、あるいは、薬物の溶液でもよい。貯蔵体
と患者の皮膚との間には、薬物が貯蔵体から患者の皮膚
へとそれを通って移動する膜がしばしば存在する。この
膜は、シリコーン感圧接着剤で形成されてもよい。
構成部品の数を減らしそして集成体をより容易に製作す
るためには、経皮性の薬物放出用具のために膜かマ) 
IJフックスどちらかを形成するために用いることがで
きる感圧接着剤及びエラストマーの特性の両方を提供す
るであろう物質を手に入れるのが望ましい。現在の揮発
性溶剤含有シリコーン感圧接着剤は、マトリックス型の
経皮性薬物放出用具のマ) IJフックスついて必要と
されるように硬化させて厚い断面にされる場合にしばし
ば気泡を発生させ、結果として不均一な製品ができる。
現在流通している一部のシリコーン感圧接着剤も、医薬
品産業で用いられる多数の薬剤及び/又は賦形剤、例を
挙げれば非イオン界面活性剤のようなもの、例えばイソ
プロピルパルミテート、の添加で凝集性を失い且つしば
しば粘着性がなくなることが分っている。薬剤又は賦形
剤を包含することはしばしば結果として、シリコーン感
圧接着剤を溶解し、それらを流動性にし、そしてそれら
の元の形状を室温においても失わせることになる。
一部の従来技術のシリコーン感圧接着剤はまた、基材(
substrates )へ、殊に時間がたつにつれて
、攻撃的に付着することも知られており、そしてこれは
通常は望ましくなく、結果として、基材が例えば患者の
皮膚であろうと紙であろうと、基材から取除くのがます
ます困難になる。
過去においては、米国航空宇宙層(NASA)のラング
レー(Langley)研究センターでの活動は一定の
エラストマー特性を有する感圧接着剤を作ることに集中
していた。そのような活動は、NASAケースし人R−
13270−1として1984年1月12日に提出され
た”5tructural Pressure 5en
sitiveAdhesives”という発明の名称の
米国特許出願第569536号明細書に開示される。こ
の出願の明細書及び要約は、その公開の有効性が198
4年にNASA特許要約目録(Patent Abst
racts Bib1io);raphy) 、NAS
A刊行物第5P−7039(31)号で告知された際に
、受入れ番号第N84−32532号として公開された
。この出願は、中間的な分子量の感圧シリコーン接着剤
を、触媒で一般的に硬化してゴムの不粘着状態になるシ
リコーン系と混合して感圧シリコーン接着剤を生成する
ことを開示する。この出願は、5R6574(この出願
明細書において、44〜46%の揮発分を含有している
シルグリップ(Silgrip)の商品名でジェネラル
・エレクトリック社より人手可能な液状の粘着性シリコ
ーンガム又は未架橋の樹脂系と説明される)と、RTV
 560(やはりジェネラル・エレクトリック社より入
手可能な液状シリコーンゴムと説明される)と、RTV
 560成分を硬化させるために使用されるが5R65
74成分を硬化させない触媒との混合物を、特定の例と
して開示する。
上記の出願はまた、ダウ・コーニング・コーポレーショ
ンのRTV 3120 (触媒と共に)及び「シラステ
ィック(Silastic) LS420ガム(ダウ・
コーニング・コーポレーションのフルオロシリコーンゴ
ムの商品名)をそれぞれRTV 560及び5R657
4の代りにしてもよいということ、そしてもう一つの感
圧接着剤として記載されたジェネラル・エレクトリック
社5R595を5R6574の代りに使用してもよいと
いうことを開示する。そのほかに、この出願は、白金化
合物を用いて=SiHと=SiViとで硬化するシリコ
ーン樹脂、又は湿分で硬化するアセトキシ基もしくはア
ルコキシ基含有シリコーンを、硬化用樹脂として使用し
てもよいということを開示する。
タウ・コーニング◆コーポレーションの製品小冊子(P
roduct Brochure)書式番号第1O−0
52B−85(I985)に開示されたように、ダウ・
コーニング(DOW CDRNING、商標) 312
0は、オクタン酸第−スズ又はジブチルスズジラウレー
トで触媒することのできる二液型の自然加硫(RTV)
シリコーンゴムである。ダウ・コーニング・コーポレー
ションの製品小冊子書式番号第17−325−81(I
981)に開示されたように、シラスティック (SI
LASTIC1商標)LS−420フルオロシリコーン
ガムは、メチル置換基、トリフルオロプロピル置換基及
びビニル置換基を有するシリコーン重合体である。
上記のNASAの特許出願で教示された感圧接着剤組成
物は揮発性溶剤を含有する。揮発性溶剤が存在すると、
その感圧接着剤から調製された厚い断面で気泡が発生す
る結果になりかねない。
従来の感圧接着剤と製薬産業の継続する要求の点から見
て、揮発性成分がなく、多くの種類の薬剤又は賦形剤を
加えてタックと凝集性とを維持するように配合すること
ができ、接着剤の攻撃性(aggress 1vene
ss )を調節するための手段を有し、且つ処理を容易
にするために粘度が低いシリコーン感圧接着剤組成物を
求める要求が存続している。
低粘度の組成物は、作用成分又は賦形剤とのより容易な
混合を可能にしそして一般には高剪断混合を必要としな
いであろうし、組成物を加熱せずに容易に成形され又は
基材へ流延されよう(例えば紙の支持材へ塗布されよう
)。
一般目的のために、引火性成分がなく、シリコーン成分
から主としてなるように配合することができ、そして硬
化した組成物がたとえ湿気を含んだ又は湿った条件でさ
えもその形状、タック及び付着力を維持するように配合
することができるシリコーン感圧接着剤組成物を利用可
能にすることも、大いに望ましい。
生物作用薬剤(bioactive agent)の基
体(substrate)への放出を調節するためにマ
トリックス材料を形成する目的のために、感圧接着剤組
成物に取入れられた生物作用薬剤を破壊しないように比
較的低温で硬化することのできるシリコーン感圧接着剤
組成物を利用可能にすることも、大いに望ましい。
更に、経皮性の薬物放出系のために接着剤、膜及び/又
はマトリックスを形成する目的のために、患者の皮膚へ
付着しそしてそこから取除くのに適しており且つ時間が
たつにつれて付着力が望ましくなく増加しない程度の付
着力及びタックを有するように配合することができ、皮
膚のかぶれ、はれ又は赤変をほとんど又は少しも引き起
こさず、そして除去後に皮膚に接着剤残留物をほとんど
又は少しも残さないシリコーン感圧接着剤組成物を利用
可能にすることは、大いに望ましい。
〔課題を解決するための手段及び作用効果〕これら及び
他の目的は、シリコーン感圧接着剤組成物と、架橋可能
なシリコーンエラストマー組成物と、そして任意的に粘
度降下剤、との均質混合物を含んでなる圧力付着性のシ
リコーンエラストマー組成物である本発明によってかな
えられる。
具体的には、上記のシリコーン感圧接着剤組成物は、ケ
イ素と結合したヒドロキシル基を含有してなり且つ式R
3Si貼、□のトリオルガノシロキシ単位と式Sin<
z2の四官能性シロキシ単位とから本質的になる共重合
体であって、この共重合体に存在している各四官能性シ
ロキシ単位に対するトリオルガノシロキシ単位の比の値
が約0.6〜0.9であるベンゼン可溶性の樹脂状共重
合体と、25℃における粘度が100センチポアズから
50.000センチポアズまでであるポリジオルガノシ
ロキサンとの、可塑度200ミル(5,08mm)未満
である縮合生成物である。
ここに開示される発明はまた、上記の圧力付着性シリコ
ーンエラストマー組成物を製造する方法、生物作用薬剤
を更に含有してなる圧力付着性シリコーンエラストマー
組成物、その圧力付着性シリコーンエラストマー組成物
を使って生物作用薬剤の放出を調節する方法、そして上
記の圧力付着性シリコーンエラストマー組成物を使用す
る経皮性の薬物放出用具を提供する。
より具体的に言うと、本発明は、次に掲げる成分(I)
〜(I)の均質混合物、すなわち、(I)約15重量部
から約90重量部までの量で使用されるシリコーン感圧
接着剤組成物であって、(A)ケイ素と結合したヒドロ
キシル基を含有してなり且つ式R35IO1/2のトリ
オルガノシロキシ単位と式5in47□の四官能性シロ
キシ単位とから本質的になる少なくとも1種のベンゼン
可溶性樹脂状共重合体であって、この共重合体に存在し
ている各四官能性シロキシ単位に対するトリオルガノシ
ロキシ単位の比の値が約0.6〜0.9であるもの約3
5〜約70重量部と、 (B)末端をブロックするTRAS!0+z2単位を末
端に有するARSiO単位から餐*本質的になる少なく
とも1種のポリジオルガノシロキサンであって、各当該
ポリジオルガノシロキサンの粘度が25℃において約1
00センチポアズから約50.000センチポアズまで
であり、各Tが−OH又は−OR’であるもの約30〜
約65重量部、 との均質混合物(上式中、各Rは炭素原子数1〜6個の
炭化水素基からなる群より選択される一価の有機基であ
り、各R′は炭素原子数1〜4個のアルキル基であり、
各AはR基と炭素原子数1〜6個のハロ炭化水素基とか
らなる群より選択される)を含んでなり、当該シリコー
ン感圧接着剤組成物の比重の2倍の重量のある試験片に
3分±5秒間力を適用した後に測定して23℃において
約200ミル(5,08u )以下の可塑度に至るまで
反応縮合させたものと、 (II)上記のシリコーン感圧接着剤組成物(I)との
合計が100重量部となるように約10重量部から約8
5重量部までの量で使用される架橋可能なシリコーンエ
ラストマー組成物と、 (III)上記のシリコーン感圧接着剤組成物(I)と
上記の架橋可能なシリコーンエラストマー組成物(II
)との合計重量を基準としてO〜約40重量%の量で使
用される、当該圧力付着性シリコーンエラストマー組成
物の粘度を低下させるための不揮発性、非引火性の相溶
性粘度降下剤であって、上記のシリコーン感圧接着剤組
成物(I)及び上記の架橋可能なシリコーンエラストマ
ー組成物(II)と一般に非反応性であるもの、との均
質混合物を含んでなる圧力付着性シリコーンエラストマ
ー組成物を提供する。
より好ましい組成物は、40〜80重量部のシリコーン
感圧接着剤組成物(I)と20〜60重堡部の架橋可能
なシリコーンエラストマー組成物(旧とを使用する。
本発明において使用するシリコーン感圧接着剤組成物(
I)は、ベンゼン可溶性の樹脂状共重合体とポリジオル
ガノシロキサンとの反応縮合混合物を含んでなる。この
反応縮合は、ペイル(Pail)のカナダ国特許第71
1756号明細書に記載されたように実施することがで
きる。
縮合反応を実施するためには、好ましくは、ベンゼン可
溶性樹脂状共重合体とポリジオルガノシロキサンとを例
えば酸又は塩基のようなシラノール縮合触媒と混合して
、混合を続けなから100t:より高い温度に加熱し、
そして所望の接着剤が生成されるまで1時間から数時間
100℃に維持する。
所望の接着剤は、感圧接着剤の分野の当業者には容易に
認められる。適当なシリコーン感圧接着剤組成物(I)
は、上記の混合物がASTM D 926を使用して当
該感圧接着剤組成物の比重の2倍の重量のある試料に3
分±5秒間力をかけた後に測定して23℃で少なくとも
約50ミル(I,27mm)の可塑度に達するまでその
混合物を縮合させて調製される。
より小さな可塑度を有するシリコーン感圧接着剤組成物
(I)もやはり有効であるかもしれない。
ASTM D 926は、材料の可塑度を平行板可塑度
計を用いて測定する試験である。ASTM D 926
では、材料を規定された時間放置し、次いでそれに49
Nの圧縮力を規定された時間かける。この時間の終了時
に、試験片の厚さを可塑度の測定値として採用する。こ
の発明についての可塑度を測定するためには、米国ロー
ドアイランド州プロピデンス(Prov 1dence
 )のスml−/ト・テスター社(ScottTest
er、 Inc、)より入手した平行板可塑度計、カタ
ログ番号C544445を使用し、測定前に材料を23
℃で1時間放置した。
好ましくは、縮合は、縮合副生物が混合物から除去され
るように還流条件下で行う。縮合工程のために好ましい
時間は1〜10時間である。縮合反応は、シリコーン感
圧接着剤組成物(I)が200ミル(5,08n++n
)の可塑度に達する前にあるいはそれに達した時点で終
了される。好ましくは、シリコーン感圧接着剤組成物(
I)の可塑度は23℃で180ミル(4,572mm)
未満であり、もっと好ましくは150ミル(3,81m
m)未満である。
この縮合反応のために適邑なシラノール縮合触媒の例は
、塩化水素、アンモニア、炭酸アンモニウム又は、第三
アミン、第三アミン、これらのアミンのカルボン酸塩及
び第四アンモニウム塩を含めた脂肪族有機アミノ化合物
の如きアミン類である。シラノール縮合触媒は、典型的
には、樹脂共重合体及びポリジオルガノシロキサンの重
量を基準として0.001〜5重量%加えられる。
先に言及したように、ポリジオルガノシロキサンの粘度
は25℃において100〜50.000cPである。
より好ましくは、ポリジオルガノシロキサンノオ古度は
25℃で100〜20□000cPであり、最も好まし
くは、ポリジオルガノシロキサンの粘度は25℃におい
て100〜15.000cPである。
架橋可能なシリコーンエラストマー組成物(Ii)は、
種々のシリコーンエラストマー組成物から選択すること
ができ、そしてそれらは反応性のポリジオルガノシロキ
サン(PDOS)と、架橋剤と、そして必要ならば触媒
とを一般に含んでなり、上記の反応性ポリジオルガノシ
ロキサンが架橋剤と反応して架橋したシリコーンエラス
トマーを生成する。架橋可能なシリコーンエラストマー
組成物(]I)は、シリコーン感圧接着剤組成物(E)
をタック又は付着特性がなくなる点まで硬化させない化
学反応によって硬化可能である、ということが必要であ
る。
架橋剤の量を変えることによって、様々な硬化の程度と
、そしてしばしば様々なタックの程度とを、圧力付着性
シリコーンエラストマー組成物にあって達成することが
できる。一般に、化学量論的量未渦の硬化のために必要
とされる架橋剤を加える点にひとたび到達すると、架橋
剤の量を減らすことは結果として最終製品のタックを増
加させることになる。
好ましい架橋可能なシリコーンエラストマー組成物(I
I)は、ケイ素結合アルケニル基と=SiHとの硬化化
学反応を基礎としており、(a)1分子当りに少なくと
も2個のアルケニル基を含有しているアルケニル基含有
ポリジオルガノシロキサンと、(b)ヒドロシリル化触
媒の存在下に当該架橋可能なシリコーンエラストマー組
成物(II)を硬化させるのに十分なだけの量のオルガ
ノ水素シロキサンと、(C)触媒反応上有効量のヒドロ
シリル化触媒とを含んでなる。
上記のアルケニル基含有ポリジオルガノシロキサンの有
機基は、炭素原子数1〜6個の基である。
例えば、この有機基は、メチル基、エチル基、プロピル
L 3.3.3−1−リフルオロプロピル基又はフェニ
ル基でよい。好ましくは、アルケニル基はビニル基(V
i)であって有機基はメチル基(Me)である。より好
ましくは、ビニル基は当該ポリジオルガノシロキサンの
末端位置にある。ジオルガノシロキサン単位を有するほ
かに、この重合体は少量のトリオルガノシロキシ単位、
モノメチルシロキシ単位及び5i0472単位を含むこ
とができる。
上記のオルガノ水素シロキサンは、1分子当りに平均し
て2個より多くのケイ素結合水素原子を含有する。好ま
しくは、オルガノ水素シロキサンは1分子当りに少なく
とも3個のケイ素結合水素原子を有し、そして有機基は
メチル基である。このオルガノ水素シロキサンには、単
独重合体、共重合体及びそれらの混合物が包含される。
好ましいオルガノ水素シロキサンは、ジメチルシロキサ
ン単位とメチル水素シロキサン単位とを含有してなる末
端をトリメチルシロキシ基でブロックされた共重合体で
ある。
上記のヒドロシリル化触媒は、白金又はロジウムを含有
している物質である。公知の白金含有触媒はいずれも硬
化を促進する。好ましい触媒の一つは、塩化白金酸をビ
ニル基を末端基とするポリジオルガノシロキサンと反応
させて生成された錯体である。このタイプの触媒はライ
リング(Willing)の米国特許第3419593
号明細書に記載される。典型的には、触媒濃度は、架橋
可能なシリコーンエラストマー組成物(II)百方重量
部当り約0.1重量部より多い白金量に相当する。
架橋可能なシリコーンエラストマー組成物(II)で使
用するのに適したロジウム含有触媒には、リ−(Lee
)らの米国特許第4026835号明細書に開示された
触媒が含まれる。
アルケニル基と=SiHとの硬化化学反応を基礎とする
架橋可能なシリコーンエラストマー組成物(II)は、
細かく分割された例えばシリカのような充填剤を任意的
に含むことができる。フユームドシリカ、殊にトリメチ
ルシロキシ処理されたフユームドシリ力が好ましい。そ
のほかの適当な充填剤には、ガラス繊維及びカーボンブ
ラックが含まれる。
本発明でアルケニル基と=SiHとの硬化化学反応を基
礎とする架橋可能なシリコーンエラストマー組成物を使
用する場合にはシリコーン感圧接着剤組成物(I)のい
くらかのアルケニル基(例えばビニル基)を許容しても
差支えはないが、シリコーン感圧接着剤組成物(I)の
アルケニル基の量は、当該圧力付着性シリコーンエラス
トマー組成物全体が硬化製品がタック又は感圧付着性を
示さない程度まで硬化するほど多くはならないように注
意すべきである。
架橋可能なシリコーンエラストマー組成物(II)は、
マイケル付加反応、例えば口(Lo)らの米国特許第4
698406号明細書に記載された反応によって硬化す
る組成物でもよい。この米国特許明細書に開示された硬
化性シリコーン組成物は、アミン官能性オルガノポリシ
ロキサン及びアクリル官能性オルガノポリシロキサンを
含んでなる。
吃う一つの適当な架橋可能シリコーンエラストマー組成
物(II)は、当業界において周知であるアセトキシ−
湿分硬化化学反応により硬化する、スズに触媒されるシ
リコーン組成物を基礎としている。そのようなエラスト
マー組成物の例は、プラナ−(Bruner)の米国特
許第3035016号明細書、アントネン(Anton
en)の米国特許第3636134号明細書、セイゼリ
ア) (Ceyzeriat)の米国特許第31338
91号明細書及びデュプリー(Dupree) (7)
米国特許第3274145号明細書に教示される。これ
らのエラストマー組成物は、次式、すなわち、R”’ 
S+(OCCHs)you3−y)72)の末端をブロ
ックするアセトキシシロキサン単位(式中、yは1.8
から2までの平均値を有し、R″′は炭素原子数1〜5
個のアルキル基、フェニル基及びビニル基からなる群よ
り選択される)を有するシロキサン重合体を含んでなる
そのようなエラストマー組成物は、加水分解可能な原子
団を末端に有するシロキサン重合体をモノオルガノトリ
アセトキシシランと反応させて調製することができる。
任意的に、このエラストマー組成物は、例えば充填剤、
シリコーン樹脂又は触媒を含有することができる。
本発明でやはり使用することができるもう一つの周知の
架橋可能シリコーンエラストマー組成物は、チタネート
とアルコキシ基との硬化化学反応により硬化する一液系
である。例えば、ヒドロキシル基に末端をブロックされ
たポリジオルガノシロキサンと、1分子当りに2個より
多くのアルコキシ基を有する1種のシラン又はシラン混
合物と、チタネート化合物とを含んでなる、湿分への暴
露によって硬化する室温で硬化する組成物をこの発明で
使用することができる。そのような組成物は、77L/
ンダー(Falender)らの米国特許第43919
37号明細書及びウェイエンバーブ(Weyenber
g)の米国特許第3334067号明細書に教示される
この発明のために適しており且つチクネートを使用する
もう一つの架橋可能なシリコーンエラストマー組成物は
、1分子当りに少なくとも2個のアルコキシ単位を有す
るアルコキシ基含有ポリジオルガノシロキサンとチタネ
ート、例えばテトライソプロピルチタネート又はテトラ
ブチルチタネートの如きものとを含んでなる。上記のア
ルコキシ含有ポリジオルガノシロキサンは、アルコキシ
基を末端基又は鎖に沿うペンダントとして有することが
できる。
架橋可能なシリコーンエラストマー組成物(II)は、
=SiOHとアルコキシ基との硬化化学反応に基礎を誼
く二液系でもよく、そしてその組成物は典型的に、ヒド
ロキシル基を含有しているポリジオルガノシロキサン流
体(好ましくは、末端をケイ素と結合したヒドロキシル
基でキャップされている)と、1分子当りに平均して2
個より多くのケイ素結合アルコキシ単位を有するアルコ
キシ基含有有機ケイ素化合物の架橋剤と、縮合触媒とを
含んでなる。これらの架橋可能なシリコーンエラストマ
ー組成物も、当業界においてよく知られている。
適当なアルコキシ基含有有機ケイ素化合物は、式(R5
0)3SiR6のシラン、式(R5[1)、Siのオル
トシリケート、又はそれらの混合物であり、これらの式
においては、R5は炭素原子数6個又は5個以下の一価
の炭化水素基及びハロゲン化炭化水素基並びに式−CH
2CH20Rの基(この式中のRは、先に定義されたよ
うに、炭素原子数1〜6個の炭化水素基からなる群より
選択される一価の有機基である)より選択され、そして
R6は水素又は、炭素原子数6個又は5個以下の任意の
一価炭化水素基又はハロゲン化炭化水素基である。R5
,R1+及びR基のそれぞれは、同じであっても違って
いてもよい。R5及びR6の両方とも炭素原子数6個未
満の炭化水素基である方が好ましい。R5は炭素原子数
3個又は2個以下の炭化水素基であるのが最も好ましい
。適当な有機ケイ素化合物の例は、メチルトリメトキシ
シラン、テトラメトキシシラン、n−プロピルオルトシ
リケート、エチルオルトシリケート、メチルポリシリケ
ート、エチルポリシリケート、プロピルポリシリケート
及びブチルポリシリケートである。
上記のアルコキシ基含有有機ケイ素架橋剤は、架橋可能
シリコーンエラストマー組成物(II)を縮合触媒の存
在下で硬化させるのに十分なだけの量で使用しなければ
ならない。
縮合触媒は、有機酸、塩基並びにカルボン酸の塩類、例
えばオクタン酸亜鉛、2−エチルヘキサン酸鉛、ナフテ
ン酸鉛、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジア
セテート、オクタン酸第−スズ、ナフテン酸亜鉛及びオ
クタン酸第−鉄の如きもの、からなる群より選択するこ
とができる。
大抵の用途については、触媒は、ヒドロキシル基含有ポ
リジオルガノシロキサンの重量を基準として(l i〜
2重量%の量で用いられる。
任意的に、これらのタイプの架橋可能なシリコーンエラ
ストマー組成物は、シリカ又はアルミナのような充填剤
を含む。
使用する架橋可能なシリコーンエラストマー組成物(I
I)のタイプを選択する場合には、架橋可能なシリコー
ンエラストマー組成物(II)と使用するシリコーン感
圧接着剤組成物H)との間に、処理中に時期尚早にゲル
化し又は硬化後に物理的性質が低下することに帰着する
望ましくない反応が起こらないことを確実にするように
考慮を払わなくてはならない。
架橋可能なシリコーンエラストマー組成物(II)のタ
イプのい(つかに対して上で検討したように、組成物は
1種又は2種以上の充填剤、例えば処理されたもしくは
未処理のシリカ、ガラス繊維、カ−ボンブラック又はア
ルミナのようなものを含有することができる。
シリカ充填剤を処理すべき場合には、処理をその場で行
ってもよく、あるいは充填剤を前もって処理してもよく
、両方の技術とも当該技術分野において公知である。多
くの場合、処理されたシリカ充填剤を使用してクレープ
硬化を防止する方が好ましい。
限定しようとするつもりではないが、好ましくは、硬化
を開始する前の圧力付着性シリコーンエラストマー組成
物は、室温での処理及び成形のために要求される最高粘
度である25℃で20.000ポアズ未滴の粘度を有す
る。より好ましくは、この組成物は25℃で10.00
0ポアズ未渦の粘度を有し、そして最も好ましくは、上
記の組成物は25℃で3,000剪ポアズ未渦の粘度を
有する。3.000ポアズは、室温での流延を行うのに
、すなわち、テープ産業で行なわれているように、組成
物を基材へ適用しそして刃先く例えばナイフの刃先)で
約0.005”(0,127mm)又はそれ未満の厚さ
の層にならすのに適当な粘度である。−船釣に、ここで
検討される粘度は、ブルックフィールド・シンクロ−レ
フトリック(BROOKFIELD 5ynchro−
1ectric)粘度計モデルHAF (米国マサチュ
ーセッツ州ストートン(Stoughton )のブル
ックフィールド・エンジニアリング社より人手可能)を
使って測定された粘度である。
本発明の組成物は、揮発性溶剤(最終製品を形成する前
に除去される溶剤)の存在を必要としない。一般に、「
揮発性」なる用語は、ここでは当該圧力付着性シリコー
ンエラストマー組成物を硬化させる温度でたやすく蒸発
する物質を意味する。
大抵の場合に好ましいものは、760mmHgの圧力で
の沸点が約100℃より高い物質である。
圧力付着性シリコーンエラストマー組成物の粘度を低下
させるための任意的な粘度降下剤は、硬化温度において
揮発性でなく、非引火性であり、当該圧力付着性シリコ
ーンエラストマー組成物と相溶性であり、且つ当該組成
物の他の構成成分に対して一般に非反応性である物質又
は2種もしくは3種以上の物質の混合物である。引火性
物質は、米国連邦取締法(ljnited 5jate
s Code of FederalRegulati
ons) 、タイトル49、パート 173、セクショ
ン115(49CFR173,115)に規定された定
義に従って引火性である物質である。藺止に言い直すと
、引火性液体とは、引火点が100’F  (37,8
℃)未満である液体を意味し、引火点とは、液体が試験
容器内で、その液体の表面近くの空気と着火可能な混合
物を形成するのに十分なだけの濃度で蒸気を放出する最
低温度を意味する。上記の米国連邦取締法は、引火点を
測定するための適切な試験条件を規定する。
適当な粘度降下剤(III)には、脂溶性でほとんど水
に溶解しないアルコール類、エステル類、エーテル類及
びケトン類、例えばルール(Reul)らの米国特許第
4331651号明細書に教示されるようなもの、が含
まれる。
他の適当な粘度降下剤(III)には、ポリジオルガノ
シロキサン及びポリシリケートが含まれる。
適当なポリジオルガノシロキサンの一例はポリジメチル
シロキサンである。約5 cSt程度の低粘度のポリジ
メチルシロキサンはこの発明のために適当であることが
分っている。殊に適当なポリジオルガノシロキサンは、
約5 C3t と約400cStの間の粘度を有するポ
リジメチルシロキサン流体である。
ポリシリケートは、アルキル基がそれぞれ6個未満の炭
素原子を含有している任意のアルキルポリシリケートで
ある。ポリシリケートは、ケイ素原子がS+ 0−3℃
結合を介して結合されており、ケイ素原子の残りの原子
価が主としてアルコキシ基により満たされている高分子
物質である。粘度降下剤(III)として適しているで
あろうポリシリケートの例は、ジェトキシジメチルシリ
ケート、エチルオルトシリケート及びn−プロピルオル
トシリケートである。
医療用途のために及び粘度を低下させる効果を発揮する
ために好ましい粘度降下剤(I)は、25℃において流
体であり且つ次式、すなわち、I R−C−OR’ (式中、Rは2〜32個の炭素原子を有する一価の炭化
水素基であり、R′は1〜14個の炭素原子を有する一
価の炭化水素基である)を有するエステル類である。よ
り好ましくは、Rは10〜19個の炭素原子を有し、そ
してR′は1〜3個の炭素原子を有する。
粘度降下剤(I)の量は、使用する粘度降下剤のタイプ
、使用するエラストマーのタイプ、シリコーン感圧接着
剤組成物(I)の性質、本発明の組成物中の構成成分の
相対的な量、及び本発明の組成物に加えられる任意の他
の構成成分の性質に係る。
粘度降下剤の添加は圧力付着性シリコーンエラストマー
組成物のタック及び付着力に変化をもたらす傾向がある
ので、粘度降下剤(I)を添加することは本発明の組成
物に別の利点を提供し、すなわち、粘度降下剤(III
)のタイプ及び量を選択することによって、硬化した組
成物の結果として得られる付着力及び生物作用薬剤が硬
化組成物を通って放出される速度が更に調節される。付
着力、タック及び凝集性を維持するためには、粘度降下
剤(I)はシリコーン感圧接着剤組成物(I)及び架橋
可能なシリコーンエラストマー組成物(II)の合計重
量を基準として一般に最大で約40重量%であるべきで
あり、そしてより好ましくは3〜10重量%であるべき
である、ということが分っている。より多量の粘度降下
剤(III)を使用すれば使用するほど、相対的により
多くの架橋可能なシリコーンエラストマー組成物(II
)と、相応してより少量のシリコーン感圧接着剤組成物
(I)とが、当該圧力付着性シリコーンエラストマー組
成物の凝集強さを維持するために、恐らく必要とされよ
う。
この発明の組成物においては、感圧接着剤の技術分野に
おいて公知である技術によりタック及び付着特性を増進
することができる。タック及び付着力を増加させる一つ
の方法は、シリコーン感圧接着剤組成物(I)以外の粘
着付与剤を加えることであろう。もう一つの方法は、エ
ラストマーを不十分に架橋させること(すなわち反応性
のポリジオルガノシロキサンに化学量論的量又は通常の
量より少ない架橋剤を加えること)であろう。第三番目
のアプローチは、粘度降下剤を添加することかもしれな
い。
そのほかのよく知られている成分、例えば顔料、抑制剤
、付着促進剤、水溶性ヒドロコロイドガム及び有機のあ
るいはシリコーン系の他の補助的感圧接着剤の如きもの
を、そのような物質が本発明の組成物の付着特性及び凝
集特性に望ましくない影響を与えないことを条件として
、本発明の圧力付着性シリコーンエラストマー組成物に
加えても差支えない。感圧接着剤は、圧力が適用される
と共にタック、付着力を示し且つ付着した後に剥れる物
質である。感圧接着剤を作るのに用いられる有機物質の
例には、天然ゴム、スチレンブタジェンゴム、アクリロ
ニトリルゴム、ウレタンゴム及びポリイソブチレンが含
まれ、そしてそれらはそれらだけで乾燥粘着性を有する
かあるいはそのような粘着性を可塑剤の添加によって発
現する。補助的な感圧接着剤を添加する最適な量は使用
するタイプに依存する。多くの場合、それを超えて多く
なると組成物の硬化が妨げられ又は有機物質及びシリコ
ーン物質が相分離する添加量が存在する。
圧力付着性シリコーンエラストマーは、成分をどのよう
な順序で混合して作ってもよい。架橋可能なシリコーン
エラストマー組成物(II)は、他の成分と混ぜ合わせ
る前に予備混合しなくてもよく、その代りに架橋可能な
シリコーンエラストマー組成物(II)を構成する成分
をいずれの順序で組成物に加えてよい。好ましくは、混
合工程(I)においては、特定の成分、例えば架橋剤又
は触媒は、それらを−変性の成分と混ぜ合わせると硬化
が始まるかもしれないので、最後に加える。上記の特定
の成分は、最後に加えられるとは言うものの、それを加
える前に他の構成成分と混ぜ合わせることができる。
具体的には、本発明の圧力付着性シリコーンエラストマ
ーは、(I)シリコーン感圧接着剤組成物(I)を架橋
可能なシリコーンエラストマー組成物(−II)を構成
する成分、粘度降下剤(III)及び例えば生物作用薬
剤のようないずれかの他の任意的な成分と均一に混合し
、(2)この圧力付着性シリコーンエラストマー組成物
を硬化させるため所望の形状に成形し、そして(3)こ
の組成物を圧力付着性シリコーンエラストマーを生成す
るのに十分なだけの時間硬化させることにより調製する
ことができる。
組成物を硬化させるために所望の形状に成形する(工程
(2))のは、どのような所望のやり方で行ってもよく
、多くのタイプの公知の成形技術、例えばトランスファ
ー成形、圧縮成形、押出し成形又は射出成形等のいずれ
を利用してもよく、あるいは手作業で行ってもよい。
硬化条件は、使用する架橋可能なシリコーンエラストマ
ー組成物(II)のタイプにより様々である。ミSiH
と=S山とにより硬化する架橋可能なシリコーンエラス
トマー組成物(II)については、100℃又はそれ未
満の温度が適当である。いくつかのタイプの架橋可能な
シリコーンエラストマー組成物は室温で硬化する。この
発明の組成物のうちの多くの低温で硬化する特性は、よ
り高い温度に敏感な多くの生物作用薬剤又は薬物を取入
れるのに適しているという利点を提供する。
圧力付着性シリコーンエラストマーを作る一方法におい
ては、(Ia)シリコーン感圧接着剤組成物(I)と、
反応性ポリジオルガノシロキサン、触媒及び充填剤の混
合物と、粘度降下剤(I)とを−緒に均一に混合し、(
Ib)この均一混合物を必要ならば脱揮発分処理し、(
Ic)反応住ポリジオルガノシロキサン、架橋剤及び抑
制剤の混合物を上記の揮発分を除去した混合物と均一に
混合し、(2)この組成物を所望のとおりに成形し、そ
して(3)その組成物を硬化させる。
もう一つの方法では、(Ia)シリコーン、感圧接着剤
組成物(I)と、反応性ポリジオルガノシロキサン、架
橋剤及び充填剤の混合物と、粘度降下剤(III)とを
−緒に均質に混合し、(l b)必要ならばこの均質混
合物の揮発分を除去し、(Ic)触媒をこの揮発分を除
去した混合物と均質に混合し、(2)この組成物を所望
のとおりに成形し、そして(3)その組成物を硬化させ
る。
本発明の圧力付着性シリコーンエラストマー組成物は、
種々の方法で貯蔵することができる。それらは、2 (
又は3以上)の部分に分け、各部分に含まれる成分が貯
蔵されている時に非反応性である限りは、2 (又は3
以上)の部分に分けた系として貯蔵することができ、さ
もなければそれらは時期尚早に硬化しかねない。貯蔵の
一つの方法では、組成物は、第一の包装容器がシリコー
ン感圧接着剤組成物(I)の全部又は一部、触媒の全部
及び反応性ポリジオルガノシロキサンの全部又は一部を
含有し、そして第二の包装容器がシリコーン感圧接着剤
組成物(I)の残りの分、架橋剤の全部及び反応性ポリ
ジオルガノシロキサンの残りの分を含有する二つの包装
容器で貯蔵される。
例えば、殊に=SiHと=SiViとの硬化化学反応を
基礎とする架橋可能なシリコーンエラストマー組成物を
使用する組成物については、第一の部分はシリコーン感
圧接着剤組成物(I)、架橋可能なシリコーンエラスト
マー組成物(II)のうちの反応性ポリジオルガノシロ
キサンの一部、充填剤の全部、触媒の全部、及び粘度降
下剤(I)を含有し、そして第二の部分は架橋可能なシ
リコーンエラストマー組成物(II)の反応性ポリジオ
ルガノシロキサンのうちの一部と架橋剤の全部とを含有
する。
もう一つの好ましい貯蔵方法では、例えば、=SiOH
とアルコキシ基との硬化化学反応を基礎とする架橋可能
なシリコーンエラストマー組成物(II)を使用する組
成物については、第一の部分はシリコーン感圧接着剤組
成物(I)、架橋可能なシリコーンエラストマー組成物
(II)のうちの反応性ポリジオルガノシロキサン、充
填剤、架橋剤、及び粘度降下剤(III)を含有し、そ
して第二の部分は架橋可能なシリコーンエラストマー組
成物(II)のための触媒を含有する。
可能な場合には、この発明の組成物を各部分が混合を容
易にするため他の部分と同じ又は似通った粘度を有する
2又は3以上の部分に振分けることがしばしば好ましい
。同様に、混合を容易にするだめに、組成物の部分が1
:1の容積比で混ぜ合わされるように振り分けることが
しばしば望ましい。
本発明の圧力付着性シリコーンエラストマーは、多(の
基材(基体)、例えば紙、布、ガラス布、シリコーンゴ
ム、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
テトラフルオロエチレン、ガラス、木材、金属及び皮膚
といったようなものに付着する。従って、この発明の圧
力付着性シリコーンエラストマーについては、圧力付着
性シリコーンエラストマーのコーティング又は本体が望
ましい多くの用途がある。例えば、テープや医療用接着
剤のような用途、例を挙げれば負傷部の包帯や手当て用
品のような用途又は皮膚に用具を貼付けるためもしくは
人体に人工用具を取付けるために用いられる接着剤のよ
うな用途は、この発明の圧力付着性シリコーンエラスト
マー組成物を用いて達成することができる。例えば、こ
の発明の組成物を使ってテープを製作する場合には、適
当な低粘度の配合物を例えばナイフ塗布又はカレンダリ
ングにより紙へ塗布するために選択し、紙に塗布した後
に硬化させる。この発明の組成物の粘度は低いため、加
熱を行わずに又は揮発性溶剤を加えずに塗布工程を行う
ことができる。所望の用途に応じ、基材表面に付着促進
剤を適用してその上に圧力付着性シリコーンエラストマ
ー組成物を配置するのが望ましいこともある。
この発明の組成物は、例えば薬物、除草剤、殺虫剤、農
薬、肥料及びフェロモンのような生物作用薬剤を調節し
て放出するための用具における材料として適している。
薬物について具体的に言うと、この材料は、貯蔵体/膜
型の経皮性薬物放出系における膜として、またマトリッ
クス型の経皮性薬物放出系におけるマ) IJフックス
料として有用である。
生物作用薬剤の基体への放出を調節するためにこの発明
の圧力付着性シリコーンエラストマー組成物を使って膜
を形成する場合には、その方法は、(I)この発明の組
成物から形成された膜を基体と接触させる工程と、(2
)上記の膜を生物作用薬剤の貯蔵体と接触させる工程と
を含むことができる。この場合には、生物作用薬剤は調
節されて膜を通り抜けて基体へ進む。生物作用薬剤の基
体への放出を調節するためにこの発明の圧力付着性シリ
コーンエラストマー組成物をイ吏ってマトリックスを形
成する場合には、その方法は、生物作用薬剤を含有して
いるこの発明の組成物から形成されたマトリックスを基
体と接触させる工程を含むことができる。人間又は他の
動物への薬物を調節することに言及する場合には、生物
作用薬剤は薬物(医薬品)であり、基体は患者の人体す
なわち皮膚である。この発明の組成物を使用する経皮性
の薬物放出用具には、薬物を入れるための容器と、この
容器内に入れられた薬物と、当該容器と患者の皮膚との
接触を維持するための当該容器上の圧力付着性シリコー
ンエラストマーとが含まれるであろう。ここで、上記の
圧力付着性シリコーンエラストマーは硬化した形態の本
発明の組成物である。
この発明の組成物は多くの利点を有し、そしてそのうち
の多くは上で検討された。本発明の組成物には揮発性溶
剤がなく、それにもかかわらずその粘度は室温成形技術
にとって十分なだけ低い、ということが検討された。揮
発性溶剤が存在しないことは、蒸発する溶剤を集めて環
境から隔離して封じ込める必要がないため、本発明の組
成物を用いて製造するプロセスをより安全且つより容易
にする。揮発性溶剤が存在しないことは、閉じ込められ
た蒸発溶剤に由来する気泡の発生が最小限度である圧力
付着性シリコーンエラストマーの厚い断面材の製造をも
可能にする。揮発性溶剤の混入が原因になる気泡の発生
が起こりうる断面材の厚さは、硬化の速度による。硬化
が急速に果される場合には、蒸発する溶剤が閉じ込めら
れるに至る機会は多くなる。通常は、気泡が閉じ込めら
れる可能性のある「厚い」断面材は厚さ0.1〜0.2
mm程度の薄いものであると考えられる。そのほかに、
この発明の組成物は、例えばキシレン、ベンゼン及びト
ルエンのような引火性溶剤を含有する多くの感圧接着剤
とは対照的に、そのような引火性物質を使用しない。こ
の発明の組成物には配合の柔軟性もあり、すなわち、そ
れらは充填剤を使用しもしくはそれを使用せずにそして
種々の架橋可能なシリコーンエラストマー組成物と配合
することができ、そしてなお低粘度の成形可能な組成物
が得られる。
その上、粘度降下剤として前述のエステルのうちのある
ものを使用するこの発明の圧力付着性シリコーンエラス
トマー組成物は、経皮性の薬物放出用途に用いる場合、
皮膚へ浸透する速度及び皮膚の軟化を増加させ且つそれ
らの調節を改良するという点から見て追加の利益を提供
するという潜在的な利点を有する。
この発明の圧力付着性シリコーンエラストマー組成物を
マトリックス型の経皮性薬物放出用具として使用するこ
とには、マトリックス自体が皮膚へ付着することができ
るためマトリックスの上に接着剤を塗布する必要をなく
すので、製造をより容易にするという利益がある。
〔実施例〕
以下に掲げるのは本発明の例であり、例示するだけのつ
もりであって、特許請求の範囲に正確に記載される本発
明を限定するものと解すべきではない。以下に掲げる例
においては、部数及び百分率は別設の明示がない限り重
量によるものである。
特別に記載がない限りは、ここで報告される定量的な付
着力の測定値は、スコッチ−パック(SCOTCH−P
AK、商標) 1109剥離ライナー(米国ミネソタ州
セント・ボールの3Mカンパニーより入手可能な剥離コ
ーティングを塗布されたアルミニウム蒸着ポリエステル
フィルム)からなる1インチ(25,4+nm)幅のテ
ープと、圧力付着性シリコーンエラストマーの2ミル(
50,8J−)の層とを使用して得られた。上記のテー
プを4ボンド(I,8kg)0)o−ラーを用いてステ
ンレス網のパネルへ付着させた。このテープを、引張試
験機に取付けたまま180°の角度で12インチ(30
4,8化)/minの速度でパネルから剥して測定値を
得た。その結果はg / amで表される。
接着剤の剥離は、清浄で滑らかな20ボンド(9,1k
g>のボンド紙の三つのストリップのそれぞれの上に試
験すべき1gの材料を一端から1インチ(25,4mm
)中央寄りに載せて測定した。その次に、これらのスト
リップを25℃及び50%相対湿度で10〜15分間静
置しておいた。同じ種類の紙の別のストリップを最初の
ストリップのそれぞれの上へ載せ、そして試験される材
料により覆われた全部の領域に指の圧力をかけてストリ
ップを一緒に押さえつけた。次いで、これらの三つの貼
合せ品を23℃及び50%相対湿度で16〜24時間静
置しておいた。材料が適用された側とは反対側の貼合せ
品の端部を分離し、そしてそれぞれの分離された紙の端
部をカイル(Ke i 1 )試験機モデル番号第2番
(米国ミシガン州オーパーン(Auburn)のビリン
グズ・マシーン(Billings Machine)
社より人手可能)のあごに配置した。二つのス) IJ
ツブを引き離すのに必要とされる最大荷重を記録した。
三つの貼合せ品の平均最大荷重がダラム単位で報告され
る。
特別な記載がない限りは、ここで報告される剥離力の値
は、スコッチ−パック1109剥離ライナーからなる1
インチ(25,4+nm)幅のテープと圧力付着性シリ
コーンエラストマーの2ミル(50,3p)の層を使用
して得られた。上記のテープを、4ボンl’(I,3k
g)のローラーを用いてスコッチ−パック(商標) 1
006剥離ライナー(やはり米国ミネソタ州セント・ボ
ールの3Mカンパニーがら人手可能な剥離コーティング
を塗布されたアルミニウム蒸着ポリエステルフィルムで
ある)に付着させた。このテープを、引張試験機に取付
けたまま180°の角度で40インチ(I016mm)
 /minの速度でスコッチ−パック1006剥離ライ
ナーから剥して剥離力の値を得た。結果はg / am
で表される。ライナーの全長にわたる平均の値が報告さ
れる。
特別な記載がない限り、材料の不揮発分含有量は次のよ
うにして測定した。すなわち、1.5gの材料を直径6
0紺及び深さ15m正のアルミニウム箔の皿に入れ、そ
してこの試料を空気循環オーブンで150℃で1時間加
熱した。次に、この加熱された試料を室温まで冷却し、
再び秤量して不揮発性物質の重量(W)を測定した。百
分率で表した不揮発分含有量は100W/1.5に等し
い。
以下に掲げる例中の粘度は全て、特別な記載がなければ
約25℃で測定された。
以下に掲げる例については、PDMS流体Aは、粘度が
ブルックフィールド粘度計モデルRVFを使い10rp
mで2番スピンドルを用いて測定して1800〜240
0cPである、ジメチルビニルで末端をブロックされた
ポリジメチルシロキサンである。
P D !、+ S流体Bは、ヒドロキシル基で末端を
ブロックされた数平均分子量およそ40.000のポリ
ジメチルシロキサンと重合度4〜30の少量の環状ポリ
ジメチルシロキサンとの均質混合物であって、この混合
物の粘度はブルックフィールド粘度計モデルHAFを使
いlQrpmで3番スピンドルを用いて測定して12.
000〜15.000cPである。
樹脂A−1は、トート([]audt)らの米国特許第
2676182号明細書の方法に従い45部のケイ酸ナ
トリウム(41,6°Be)及び20部の!Je3Si
lから調製された樹脂状の共重合シロキサンのキシレン
溶液であって、Me3SI0172単位とS]04/2
単位とをおおよそ0.75 : 1. Oの比率で含有
しており、不揮発分含有量が典型的に約69〜71%で
あり、酸価が0.3〜1.4の範囲であり、粘度が不揮
発分60%のキシレン溶液において25℃で10〜14
センチポアズの範囲であり、そしてケイ素と結合したヒ
ドロキシル基の含有量が100%不揮発分含有量を基準
にして約2.5重量%であるものである。
樹脂A−2は、揮発分を除去した樹脂4へ−1(不揮発
分含有量100%)である。
感圧接着剤組成物Aは、24.1重量部の樹脂A−2,
39,8重量部のキシレン及び36.1重量部のP O
!、I S流体Bを均質に混合して調製された。この混
合物を次いで100℃に加熱し、そして無水アンモニア
にこの混合物の不揮発性成分1ボンド(約0.454k
g)当りl1m/minの速度で2時間その混合物を通
り抜けさせた。混合物の末端キャップ処理のために、次
いでヘキサメチルジシラザンを末端をブロックするトリ
オルガノシリル基の樹脂共重合体及びポリジオルガノシ
ロキサンに存在している全ケイ素結合ヒドロキシル基に
対するモル比3:1で混ぜ合わせ、そしてこの混合物を
95〜100℃で3時間反応させた。次に、混合物を1
40℃に加熱し、還流条件下で3時間140℃に維持し
て縮合水を除去した。それから混合物をストリッピング
して、不揮発分含有量を90%より多くした。ストリッ
ピングした混合物の可塑度は、上で説明した技術により
測定して約130〜140ミル(3,3〜3.6mm)
であった。
感圧接着剤組成物Bは、感圧接着剤組成物Aの35重量
%トリクロロトリフルオロエタン溶液である。
感圧接着剤組成物Cは、感圧接着剤組成物Bかろトリク
ロロトリフルオロエタンを除去して調製された。
感圧接着剤組成物りは、60部の樹脂A−1,40部の
P D M S流体B及び、2.4部の炭酸アンモニウ
ムのうちの一部分を均質に混合し、この混合物を100
℃に加熱し、そして温度を100℃で1時間維持して調
製された感圧接着剤組成物である。次いで、2.4Bの
炭酸アンモニウムのうちの残りの分を混合物に加え、混
合を100℃でもう1時間続けた。
次に、この混合物を100℃で16時間ストリッピング
して揮発性成分を除去した。室温に冷却した感圧接着剤
組成物りは、比重が1.085〜1.115であり、不
揮発分含有量が少なくとも98.8%であり(ここでの
不揮発分含有量は、1gの試料を使用したこととオーブ
ンの温度が177℃であったことを除いて上で定義され
ているとおりである)、可塑度がASTM D 926
を使って24時間放置後そして2gの試料に3分±5秒
間力を適用した後に測定して150〜200ミル(3,
8〜5.1mm)であり、そして、トリクロロトリフル
オロエタンに分散させて不揮発分含有量を18.5%と
した場合に接着剤の剥離の測定値は少なくとも1600
 gであった。
感圧接着剤組成物Eは、可塑度が47〜60ミル(I,
2〜1.5n+m)である末端をヒドロキシル基でブロ
ックされたポリジメチルシロキサンガム26.74部と
、30.14部の樹脂A−2と、39.58部のキシレ
ンと、3,40部のイソプロパツールと、そして9%の
テトラメチルグアニジン、9%の2−エチルヘキサン酸
及び82%のキシレンからなる混合物0.14部とを均
質に混合して調製された。上記のガムの可塑度は、室温
で、ASTM D 926を使って3分±5秒間4.2
gの試験片に力を適用した後に測定した。
感圧接着剤組成物Fは、感圧接着剤組成物Aの50重量
%トリクロロトリフルオロエタン溶液である。
感圧接着剤組成物Gは、18.5重量%の感圧接着剤組
成物りと81.5重量%のトリクロロトリフルオロエタ
ンとからなる溶液である。
触媒Aは、ジビニルテトラメチルジシロキサンとH2P
tCl4との錯体である。
エラストマー組成物Aは、末端をブロックする基のうち
の約5〜15%がトリメチルシロキシ基であり残りがヒ
ドロキシ末端ブロック基である約12、000cPのポ
リジメチルシロキサン80重量部と、細かく分割され処
理されたシリカである13.71重量部の[1EGUS
SA AERO3IL R972とを均質に混合して基
剤を作って調製された。この基剤は、次いで脱気された
。ジメチル環式四量体とオレイン酸第−スズとの8:1
重量比の混合物0.57重量部と、メチルトリアセトキ
シシランとエチルトリアセトキシシランとの1;1重量
比の混合物5.71重量部とを上記の基剤と均質に混合
して、エラストマー組成物Aを作った。
エラストマー組成物Bその1は、1.18重量部の水、
5.75重量部のへキサメチルジシラザン及び34、6
5重量部のP D M S流体Aを均質に混合して調製
された。23.67gのフユームドシリ力をこの混合物
と徐々に混ぜ合わせた。十分な真空(20インチ(50
gmI11) )Ig)下で、混合物を約180℃まで
約2時間加熱し、この際時間の計測は温度が150℃に
達した時に開始した。次に混合物を115℃まで冷却し
、真空を解除し、そして更に34.65重量部のP D
 M S流体Aを混合物にゆっくりと加えた。混合物の
温度が50℃未満に降下したところで混合物に0.09
重量部の触媒Aを混ぜ合わせた。
エラストマー組成物Bその2は、88重量部のP D 
)A S流体Aと、平均して5個のメチル水素シロキサ
ン単位及び3個のジメチルシロキサン単位を有する末端
をトリメチルシロキシ基でブロックされたポリオルガノ
シロキサン12重量部と、064部のメチルビニル還式
化合物とを1時間均質に混合して調製された。
エラストマー組成物Cそのlは、99.1重量部のエラ
ストマー組成物Bその1を0.1重量部の触媒Aと均質
に混合して調製された。
エラストマー組成物りは、71.4重量部のP D M
 S流体Bと、24.3重量部のセライト・スーパー・
フロス(Celite 5uper Floss)シリ
カ充填剤と、2.1重量部のn−プロピルオルトシリケ
ートと、そして25℃での粘度が約0.04Pa−3で
あるヒドロキシル基で末端をブロックされたポリジメチ
ルシロキサン2.1重量部とを均質に混合して調製され
た。
エラストマー組成物Eは、触媒Aを加えなかったことを
除いてエラストマー組成物Bその1と同様に調製された
以下に掲げる例の組成物は、皮膚に付着するのを可能に
する感圧接着剤の特性を示したばかりでなく、事実上エ
ラストマー性でもあった。−船釣に言って、「エラスト
マー性」なる語が意味し且つこの発明のために求められ
るのは、硬化した物質が柔軟性であり且つ結合して一緒
のままでいて、そのため剥離紙又は所望の基材(基体)
への圧力付着性シリコーンエラストマーの目に見えるほ
どの移行がないということである。以下に掲げる例にお
ける硬化した物質はこの記述に適合する。それらは、あ
る部分は結合して一緒のままでいである部分はそうでな
い場合のように「チーズ様(cheesy) Jではな
かった。より具体的に且つより好ましくは、該物質は破
壊することなしにある程度引き伸ばし又は変形すること
ができ、そしてそれの最初の形状及び大きさと実質的に
同じ形状及び大きさに戻る。
例  1 この例は、スズに触媒される湿分硬化性の、1(20/
 =SIOCOCH3硬化化学反応を特徴とする特許可
能なシリコーンエラストマー組成物を使って、本発明の
圧力付着性シリコーンエラストマー組成物を製造するこ
とを例示する。
40gのエラストマー組成物Aを3gのイソプロピルパ
ルミテート及び162.8gの感圧接着剤組成物B(感
圧接着剤組成物Aを57g含有している)と均質に混合
した。この混合物からトリクロロトリフルオロエタンを
50℃の温度でストリッピングした。ス) IJッピン
グされた混合物を数日間室温で硬化させた。結果として
得られた硬化生成物は手触りがねばねばしていて、エラ
ストマー性であった。
例2 この例は、=SiOH/アルコキシ硬化化学反応を基礎
とするスズに触媒される架橋可能なシリコーンエラスト
マー組成物を粘度降下剤(III)を加えずに使用する
ことを例示する。
31.75gのエラストマー組成物り、  67.55
gの感圧接着剤m戊物F、及び9滴の安定化オクタン酸
第−スズを均質に混合し、そして約100℃でプレス硬
化させた。硬化した物質は手触りがねばねばしており、
エラストマー性であった。
例  3 この例は、=SiViとミ5it(との硬化化学反応を
基礎とする架橋可能なシリコーンエラストマー組成物(
II)の使用を例示する。
36、14重量部のエラストマー組成物Bその1.38
、89重量部の感圧接着剤組成物F1及び3.62重指
部のエラストマー組成物Bその2を均質に混合し、そし
て約IQG℃でプレス硬化させた。硬化したシリコーン
物質は手触りがねばねばしていて、エラストマー性であ
った。
例  4 この例は、シリコーン感圧接着剤組成物(I)及び架橋
可能なシリコーンエラストマー組成物(II)を約19
:81の重量比で使用するのを例示する。
14、74 gの感圧接着剤組成物F、  28.24
gのエラストマー組成物Bその1、及び3.OOgのエ
ラストマー組成物Bその2を均質に混合し、約100℃
でプレス硬化させた。硬化後、シリコーン物質は手触り
がねばねばであり、そしてエラストマー性であった。
例5〜7 これらの例は、充填剤を何も使用しない組成物を例示し
、そしてまた粘度降下剤([)を色々な量で使用するの
を例示する。
第1表に示された組成物を次の手順で調製した。
すなわち、(I)感圧接着剤組成物Aを150℃に加熱
し、(2) PD!、IS流体Aをゆっくり混ぜ合わせ
、(3)この混合物を100℃又はそれ未満まで冷却し
、(4)この混合物にイソプロピルパルミテートをゆっ
くり混ぜ合わせ、(5)混合物を室温まで冷却し、(6
)触媒Aを混ぜ合わせ、(7)冷却された混合物の粘度
をブルックフィールド粘度計モデルHAFを使い6番ス
ピンドを用いて三つの異なる回転数で測定し、(8)感
圧接着剤組成物A、PD!AS流体A1イソプロピルパ
ルミテート及び触媒への混合物の合計の100重量部を
基準にして3.58重重部のエラストマー組成物Bその
2を加え、(9)この組成物をスコッチ−パック11o
9及ヒ1006剥離ライナーの間に押し込んで2ミル(
50,8M) (7)厚さにし、そしテ(I0) 60
tテ2時間硬化させる。混合物の粘度を第2表に示す。
剥離力、付着力及びタックの結果を第3表に示す。
タックは、各側と共に増加することが分った。
第1表 感圧接着剤組成物A PDMS流体A イソプロピルパルミテート 触    媒    A 61、1? 27、45 11.35 0.03 64.55 28、96 6.45 0.03 6g、 53 30、75 0.69 0.03 第2表 例   5 例   6 例   7 25、000 59、000 59、000 326、000 340、000 第3表 例  5  例  6  例  7 剥離力(g/am)  30.1244.88108.
40例8〜14 例8〜14は、種々の薬物を取入れた圧力付着性シリコ
ーンエラストマーを例示する。
例8〜13では、29.3重量%のエラストマー組成物
Bその1.48.6重量%の感圧接着剤組成物C19,
0重量%のイソプロビルパルミテー)、10.0重量%
の選択された生物作用薬剤及び3.1重孟%のエラスト
マー組成物Bその2からなる組成物を調製した。例8て
は、生物作用薬剤はテオフィリンであり、例9ではプロ
ゲステロン、例10ではインドメタシン、例11ではラ
クトースの10%ニトログリセリン溶液、例12ではテ
ストステロン、例13ではエストラジオールであった。
例14においては、組成物は32.55重量%のエラス
トマー組成物Cその1.55.45重量%の感圧接着剤
組成物C110重量%のサリチル酸メチル及び2W−f
k%のエラストマー組成物Bその2からなっていた。例
8〜14の全てにおいて、硬化した物質はエラストマー
性であり、良好なタックを示した。またこれらの物質は
経皮性接着剤として用いるのに適していよう。
例15〜22 例15〜21は、様々な量のンリコーン感圧接着剤組成
物(I)を使用する組成物を例示する。
各側において、32.55 gのエラストマー組成物B
その1.10gのイソプロピルパルミテート及び選択さ
れた蛍の感圧接着剤組成物Bを均質に混合した。例15
では100gの感圧接着剤組成物Bを使用し、例16で
は′i28.57 g、例17では185.71 g、
例18では228.57 g、例19では285.71
 g、例2oでは342、85 g、そして例21では
400gを使用した。次に、室温か又は50℃で真空下
に混合物からトリクロロトリフルオロエタンをストリッ
ピングした。
スl−IJフッピング後組成を第4表に示す。次いで、
スl−IJッピングされた混合物(硬化剤添加前)の粘
度を、ブルックフィールド粘度計モデルHAFを使い7
番スピンドルを用いて三つの異なる回転数で測定した。
結果の渣は第5表に報告される。
比較のために、例22では本発明のものではない圧力付
着性シリコーンエラストマー組成物を、感圧接着剤と、
シリコーン樹脂及びシリコーンガムを含んでなる感圧接
着剤組成物Eとを使って調製した。感圧接着剤組成物E
は、シリコーンガムを低粘度流体と言うよりむしろシリ
コーン流体として使用し、そして上記のシリコーン樹脂
及びシリコーン流体は、本発明の組成物においては縮合
するけれども、縮合しなかった。この圧力付着性シリコ
ーンエラストマー組成物は、32.52部のエラストマ
ー組成物E及び97.71部の感圧接着剤組成物Eを均
質に混合し、混合物を100℃に加熱しそして真空引き
してキシレンを除去し、このキシレンをな(した混合物
にゆっくりと10部のイソプロピルパルミテートを加え
、次いで混合物を冷却させ、そして0.03ifflの
触媒Aを加えて調製された。
この段階における組成をやはり第4表に示す。この段階
(硬化剤の添加前)における組成物の粘度をブルックフ
ィールド粘度計モデルHAFを使って7番スピンドルを
用いて測定した1直を、第5表に示す。比較例22の組
成物は、例16及び例17の組成物の間にある。粘度を
比較して明らかなように、本発明の圧力付着性シリコー
ンエラストマー組成物は、シリコーンガムを利用しそし
てシリコーン樹脂と縮合しない感圧接着剤を使って調製
された圧力付着性シリコーンエラストマー組成物よりも
有意に低い粘度を有する組成物を与える。
第   4   表 32、55 32、55 32、55 第 表   (フッ″き) 32、55 32、55 32、55 33、68 第 表 次に、例15〜21のストリッピングされた混合物に3
.45gのエラストマー組成物Bその2を加え、この混
合物をスコッチ−パック1006及び1109剥離ライ
ナーの間へ2ミル(50,3m+ )の厚さに流延し、
60℃で2時間硬化させた。第6表は、剥離力、付着力
及びタックの結果を示す。タックは、各側と共に増加す
ることが分った。
第   6   表 1.280 1.640 2、320 1.880 2、520 1、840 2、160 2、560 3、360 1、920 3、280 3、200 3、600 2、800 3、600 2、000 2、800 3、600 78、400 10、66 16、99 50、15 67、73 81、44 125、37 221、2 13.0 18.7 35.6 58.0 71.7 157、9 232、8 かなり良好 良好 良好 良好 良好 良好 良好 例23〜27 例23〜27は、粘度降下剤(III)として使用され
る様々な粘度のシリコーン流体を用いることを示す。
例23〜27では、65.10 gのエラストマー組成
物BそのL20gの選択された末端をトリメチルでブロ
ックされたポリジメチルシロキサン流体及び308、6
 gの感圧接着剤組成物Bを均質に混合した。
例23では、トリメチルで末端をブロックされたポリジ
メチルシロキサン流体の粘度は25℃において5 cS
tであり、例24では20cSt 、例25では100
cSt。
例26では350cSt、例27では12.500cS
tであった。
次に、各側において室温で又は50℃で真空下に混合物
からトリクロロトリフルオロエタンをストリフピングし
、それからブルックフィールド粘度計モデルHAFを使
用して混合物の粘度を測定した。
次いで、ス) IJッピングされた混合物に6.90g
のエラストマー組成物Bその2を加え、各混合物をスコ
ッチ−パック1006及び1109剥離ライナーの間へ
2ミル(50,3虜)の厚さに流延し、60℃で2時間
硬化させた。第7表は、混合物の測定粘度を示す。第8
表は、剥離力、付着力及びタックの結果を示す。試料の
全ては手触りがねばねばしていたが、例26及び27の
試料はそのほかのものよりもタックがより良くなった。
第   7   表 粘度測定値(P) 1.800 2、860 3、120 1、900 2、920 2、800 4、400 9、600 第 表 23   42.77      32.524   
58.00      34,225   58.94
      30.426   77.21     
 36.827  109.9      66.8か
なり良好 かなり良好 かなり良好 かなり良好 良好 例28〜31 例28〜31は、粘度降下剤(III)として様々な量
の末端をトリメチルでブロックされたポリジメチルシロ
キサンを使用することを例示する。
例28〜31テハ、65.10 gのエラストマー組成
物Bその1、選択された量の25℃での粘度が12.5
00cStである末端をトリメチルでブロックされたポ
リジメチルシロキサン(PD!、Is) 、及び308
.60 gの感圧接着剤組成物Bを一緒に均質混合した
。例28については20gのポリジメチルシロキサンを
使用し、例29については40g1例30については5
0g1そして例31については60gを使用した。次に
、混合物を室温かあるいは約50℃で真空下に置いて混
合物からトリクロロトリフルオロエタンをストリッピン
グし、そして混合物の粘度をブルックフィールド粘度計
HAFを使い7番スピンドルを使用して測定した。次い
で各側について、ストツピングされた混合物に6.90
gのエラストマー組成物Bその2を加え、この混合物を
スコッチ−パック1006及び1109剥離ライナーの
間へ2ミル(50,8声)の厚さに流延し、60℃で2
時間硬化させた。第9表は、混合物の測定粘度を示す。
第10表は、剥離力、付着力及びタンクの結果を示す。
第   9   表 28            10.400    9
.60029     4.200    4,400
    4.80030     2.840    
2.880    2,80031     2.12
0    2,160    2.000第   10
    表 28  109.9       68.829   
75.46      40.130   66.91
      34.531   66.91     
 40.8かなり良好 かなり良好 良好 良好 例32・33 例32・33は、ミSi[lH/アルコキシ硬化化学反
応により硬化するスズに触媒される室温硬化性シリコー
ンエラストマー組成物を例示し、また、このエラストマ
ー組成物の架橋度を種々の量の架橋剤を加えて変えるこ
とを例示する。
例32.33では、20 g O)PDMS流体B、 
 211゜4gの感圧接着剤組成物B、5gのイソプロ
ピルパルミテート及び選択された量のエチルオルトシリ
ケート (架橋剤)を−緒に均質混合した。例32につ
いては1.5gのエチルオルトシリケートを使用し、そ
して例33については2.0gのエチルオルトシリケー
トを使用した。次に、混合物を室温か又は約50℃で真
空下に置いて混合物からトリクロロトリフルオロエタン
をストリッピングし、そしてこのス) IJッピングさ
れた混合物の粘度をブルックフィールド粘度計モデルH
AFを使い3番スピンドルを使用して三つの異なる回転
数で測定した。次いで各側について、上記のP D !
、+ S流体B、、g圧接着剤組成物B1イソプロピル
パルミテート及びエチルオルトシリケート混合物の総重
堡を基準として0.5重量%の量でジブチルスズジラウ
レートを上記のストリッピングされた混合物に加え、そ
してこの混合物をスコッチ−パック1006及び110
9剥雅ライナーの間へ2ミル(50,8,−) の厚さ
に流延して硬化させた。第11表は測定された粘度を示
す。
第12表は剥離力と付着力の結果を示す。両方の例にお
いて、タックは優良であった。
第 表 OOO 1,100 第 表 32    90.27        73.433
    80.73        83.3例34〜
36 例34〜36は、種々の粘度降下剤の使用を例示し、そ
して粘度降下剤を使用しない例と剥離力及び付着力の結
果を比較する。
第13表に示された祖或市を調製した。例35について
は、粘度降下剤はポリエチレングリコール400モノラ
ウレートであり、また例36についてはグリセロールト
リオレエートであった。これらの組成物を、米国ミネソ
タ州セント・ポールの3Mカンパニーより入手可能な剥
離コーティングを塗布したポリエステルフィルムのスコ
ッチーノ(ツ9  (a標) 1022剥離ライナーの
上へ広げ、そして覆いをかけずにおよそ60℃で2時間
硬化させた。但し例36では、48時間硬化させた。次
に、硬化した試料にスコッチ−バック1006剥離ライ
ナーをかぶせた。
スコッチ−パック1022剥離ライナーからの剥離力の
値を測定し、ステンレス鋼から剥す付着力の値を測定し
た。
第13表 PDMS流体A  29.76 27.97 27.9
7触    媒    A     O,240,23
0,23感圧接着剤組成物B   66.32 62.
34 62.34粘度降下剤 −6,006,00 第   14    表 例   剥離力(g/Cm)   付着力(g/C1n
)34 115.57  96.7 35 154.33  18.0 36 142.73  39.7 例37 、38 例37及び38は、室温チクネート硬化性の架橋可能な
シリコーンエラストマー組成物の使用を例示する。
例37及び38のおのおのについて、次の平均溝造式、
すなわち、 !、Ie3S+0 [!、Ie2SiOE +b4C!
、le([:H2CH2S1(01,Ie)+)SiO
) 、2Si)、Ie3を有するブロック共重合体であ
って25℃での粘度が約1000cPであるもの31.
5gを185.71 gの感圧接着剤組成物Bと混合し
た。この混合物を真空下で50℃に加熱してトリクロロ
トリフルオロエタンを除去した。ブルンクフィールド粘
度計モデルHAFを使い6番スピンドルを用いて測定し
た上記の揮発分の除去された混合物の粘度は、10rp
mで195、000cP、 5 rplTlで204.
000cP、そして2rpmで210.000cPであ
った。例37については、揮発分を除去した混合物に3
,5gのtert−プチルチタネー) (TBT)を加
え、例38については1.75gのT E。
Tを加えた。これらの組成物は非常に急速に硬化し、そ
して手触りがねばねばしていた。
例39.40 例39・40では、第15表に示された組成物を調製し
た。
第  15    表 PDMS流体A イソプロピルパルミテート 感圧接着剤組成物G 触    媒    A 32、55 10、00 194、44 0.23 32、55 10、00 351.35 0.23 これらの組成物の粘度を第16表に示す。
第 表 40       3.400      2.880
次に、これらの組成物をスコッチ−パック1006とバ
イオ−リリース(BIO−RELEASE、商標)ライ
ナー(米国ウィスコンシン州メナシャ(λ1enash
a)のアクロシル社(Akrosil)又は米国イリノ
イ州ベツド7t−ド・パーク(Bedford Par
k)のジェームス・リバー(James River)
  ・コーポレーションの一部門のH4F、スミスより
人手可能なコーティングされた剥離ライナー)との間へ
2ミル(50,8−)の厚さに塗布した。
バイオ−IJ ’J−スライナーからの剥離力の測定値
及びステンレス鋼から剥す付着力の測定値を第17表に
示す。
第  17 剥離力(g / cm ) 5.51±0.2 18、63±1.61 表 付着力軸/ c+n ) 18.5 ±3.0 55.5 ±4.5 たとえ上では特別に検討されていなくとも本発明の特許
請求の範囲に入るこれら及びそのほかの変形を本発明に
加えることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の成分( I )〜(III)の均質混合物を含んでな
    る圧力付着性シリコーンエラストマー組成物。 ( I )約15重量部から約90重量部までの量で使用
    されるシリコーン感圧接着剤組成物であって、 (A)ケイ素と結合したヒドロキシル基を含有してなり
    且つ式R_3SiO_1_/_2のトリオルガノシロキ
    シ単位と式SiO_4_/_2の四官能性シロキシ単位
    とから本質的になる少なくとも1種のベンゼン可溶性樹
    脂状共重合体であって、この共重合体に存在している各
    四官能性シロキシ単位に対するトリオルガノシロキシ単
    位の比の値が約0.6〜0.9であるもの約35〜約7
    0重量部と、 (B)末端をブロックするTRASiO_1_/_2単
    位を末端に有するARSiO単位から本質的になる少な
    くとも1種のポリジオルガノシロキサンであって、各当
    該ポリジオルガノシロキサンの粘度が25℃において約
    100センチポアズから約50,000センチポアズま
    でであり、各Tが−OH又は−OR′であるもの約30
    〜約65重量部、 との均質混合物(上式中、各Rは炭素原子数1〜6個の
    炭化水素基からなる群より選択される一価の有機基であ
    り、各R′は炭素原子数1〜4個のアルキル基であり、
    各AはR基と炭素原子数1〜6個のハロ炭化水素基とか
    らなる群より選択される)を含んでなり、当該シリコー
    ン感圧接着剤組成物の比重の2倍の重量のある試験片に
    3分±5秒間力を適用した後に測定して23℃において
    約200ミル(5.08mm)以下の可塑度に至るまで
    反応縮合させたもの (II)上記のシリコーン感圧接着剤組成物( I )との
    合計が100重量部となるように約10重量部から約8
    5重量部までの量で使用される架橋可能なシリコーンエ
    ラストマー組成物 (III)上記のシリコーン感圧接着剤組成物( I )と上
    記の架橋可能なシリコーンエラストマー組成物(II)と
    の合計重量を基準として0〜約40重量%の量で使用さ
    れる、当該圧力付着性シリコーンエラストマー組成物の
    粘度を低下させるための不揮発性、非引火性の相溶性粘
    度降下剤であって、上記のシリコーン感圧接着剤組成物
    ( I )及び上記の架橋可能なシリコーンエラストマー
    組成物(II)と一般に非反応性であるもの 2、生物作用薬剤(bioactive agent)
    を更に含んでなる、請求項1記載の圧力付着性シリコー
    ンエラストマー組成物。 3、基体(substrate)を請求項2記載の組成
    物から形成されたマトリックスと接触させる工程を包含
    している、生物作用薬剤の基体への放出を調節する方法
    。 4、次の工程a)〜c)を包含している圧力付着性シリ
    コーンエラストマー生成方法。 a)請求項1記載の圧力付着性シリコーンエラストマー
    組成物を調製する工程 b)この圧力付着性シリコーンエラストマー組成物を硬
    化させるために所望の形状に成形する工程 c)圧力付着性シリコーンエラストマーを生成するのに
    十分なだけの時間上記の圧力付着性シリコーンエラスト
    マー組成物を硬化させる工程5、次の工程a)及びb)
    を包含している、生物作用薬剤の基体への放出を調節す
    る方法。 a)基体を請求項1記載の組成物から形成された膜と接
    触させる工程 b)上記の膜を生物作用薬剤の貯蔵体(re−serv
    oir)と接触させる工程 6、次のa)〜c)のものを含んでなる、患者に対し薬
    物を経皮的に放出するための用具。 a)容器 b)上記容器内に入れられた薬物 c)上記容器と患者の皮膚との接触を維持するための、
    請求項1記載の組成物から生成された硬化物質を含んで
    なる、上記容器上の圧力付着性シリコーンエラストマー 7、圧力付着性シリコーンエラストマーを作るためのキ
    ットであって、第一の包装容器と第二の包装容器とを含
    んでなり、この第一の包装容器は、約15重量部から約
    90重量部までの量で使用されるシリコーン感圧接着剤
    組成物( I )であって、 (A)ケイ素と結合したヒドロキシル基を含有してなり
    且つ式R_3SiO_1_/_2のトリオルガノシロキ
    シ単位と式SiO_4_/_2の四官能性シロキシ単位
    とから本質的になる少なくとも1種のベンゼン可溶性樹
    脂状共重合体であって、この共重合体に存在している各
    四官能性シロキシ単位に対するトリオルガノシロキシ単
    位の比の値が約0.6〜0.9であるもの約35〜約7
    0重量部と、 (B)末端をブロックするTRASiO_1_/_2単
    位を末端に有するARSiO単位から本質的になる少な
    くとも1種のポリジオルガノシロキサンであって、各当
    該ポリジオルガノシロキサンの粘度が25℃において約
    100センチポアズから約50,000センチポアズま
    でであり、各Tが−OH又は−OR′であるもの約30
    〜約65重量部、 との均質混合物(上式中、各Rは炭素原子数1〜6個の
    炭化水素基からなる群より選択される一価の有機基であ
    り、各R′は炭素原子数1〜4個のアルキル基であり、
    各AはR基と炭素原子数1〜6個のハロ炭化水素基とか
    らなる群より選択される)を含んでなり、当該シリコー
    ン感圧接着剤組成物の比重の2倍の重量のある試験片に
    3分±5秒間力を適用した後に測定して23℃において
    約200ミル(5.08mm)以下の可塑度に至るまで
    反応縮合させてある組成物( I )の第一の部分と、触
    媒と、そして反応性ポリジオルガノシロキサンの第一の
    部分とを含んでなる組成物を含有しており、上記の第二
    の包装容器は、上記のシリコーン感圧接着剤組成物(
    I )の第二の部分と、架橋剤と、そして上記の反応性ポ
    リジオルガノシロキサンの第二の部分とを含んでなる組
    成物を含有していて、これらの第一及び第二の包装容器
    の内容物を組み合わせた後に、上記の反応性オルガノシ
    ロキサン、上記の触媒及び上記の架橋剤が一緒になって
    架橋可能なシリコーンエラストマー組成物(II)を作り
    、またこれらの包装容器においては、上記のシリコーン
    感圧接着剤組成物( I )が約15〜約90重量部使用
    され且つ上記の架橋可能なシリコーンエラストマー組成
    物(II)が約10〜約85重量部使用されて、シリコー
    ン感圧接着剤組成物( I )と架橋可能なシリコーンエ
    ラストマー組成物(II)との合計が100重量部であり
    、そして上記の部分が同じでも又は同じでなくてもよく
    且つおのおの必要とされる総量の0〜100%でよい、
    上記のキット。
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