JPH0212954B2 - - Google Patents

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JPH0212954B2
JPH0212954B2 JP15012686A JP15012686A JPH0212954B2 JP H0212954 B2 JPH0212954 B2 JP H0212954B2 JP 15012686 A JP15012686 A JP 15012686A JP 15012686 A JP15012686 A JP 15012686A JP H0212954 B2 JPH0212954 B2 JP H0212954B2
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JP
Japan
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naphthalocyanine
bis
tri
layer
silicon
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JP15012686A
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JPS635093A (ja
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Shigeru Hayashida
Seiji Tai
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/041,409 priority patent/US4749637A/en
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Priority to DE3789243T priority patent/DE3789243T2/de
Priority to EP87303655A priority patent/EP0243205B1/en
Priority to EP89122030A priority patent/EP0375967B1/en
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Priority to US07/348,128 priority patent/US5081236A/en
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Description

【発明の詳现な説明】 産業䞊の利甚分野 本発明は新芏なビストリアルキルシロキシ
シリコンナフタロシアニン及びその補造法に関す
る。
埓来の技術 埓来、ナフタロシアニン誘導䜓ずしおは、ナフ
タロシアニンの各皮金属物およびナフタレン環の
䜍が炭玠数〜12のアルキル基によ぀お眮換さ
れたテトラ――アルキルナフタロシアニンの各
皮金属物ただし、金属ずしおは、銅、鉛、アル
ミニりム、錫、バナゞりム、マンガン、コバル
ト、ニツケル、パラゞりム、鉛、マグネシりムで
あり、金属の代りに氎玠が個結合したものもあ
るが知られおいる。〔ツ゚ヌナル・オブシ゚・
ミキZhurmal Obshchei Khimii、第42å·»696
頁、1972幎、米囜特蚱第4492750号明现曞、モル
クリスト リク クリストMol.Cryst.Liq.
Cryst.第112å·»345頁、1984幎、特開昭60―
23451号公報、特開昭60―184565号公報〕たた、
シリコンナフタロシアニン誘導䜓に関しおは、䞋
蚘䞀般匏においお匏䞭が―ヘキシル基
であるものが知られおいるゞダヌナル・オブ・
アメリカン・ケミカル・゜サむ゚テむJ.Am.
Chem.Sco.第106å·»7404頁、1984幎。
発明が解決しようずする問題点 しかしながら、埓来のナフタロシアニンにおい
お、アルキル眮換したテトラ――アルキルナフ
タロシアニンの各皮金属物は、芳銙族系およびハ
ロゲン系溶剀に可溶で、再結晶等の方法により粟
補するこずは可胜であるが、電子デバむスぞの有
機物の応甚のための薄膜䜜補方法の぀である真
空蒞着法においおは、これらのナフタロシアニン
の各皮金属物は分解し蒞着できない問題点があ
る。䞀方、無眮換のナフタロシアニンの各皮金属
物は、真空蒞着はできるものの、ほずんどの溶剀
に䞍溶で再結晶等によりその玔床を向䞊させる点
で問題がある。たた䞋蚘䞀般匏においお匏
䞭が―ヘキシル基であるシリコンナフタロシ
アニンは、芳銙族系およびハロゲン系溶剀に可溶
で、再結晶等により玔床を高めるこずができ、か
぀真空蒞着も可胜であるが、その薄膜の光電流量
子収率は非垞に䜎いものである。
本発明は、このような問題点を解決するもので
あり、芳銙族系溶剀及びハロゲン系溶剀に可溶
で、真空蒞着もでき、光電流量子収率の高い新芏
なシリコンナフタロシアニン誘導䜓を提䟛するも
のである。
問題点を解決するための手段 第の発明は、䞀般匏 〔ただし、匏䞭はR1R2R3Si――ここで、
R1R2及びR3はそれぞれ独立に炭玠数〜の
アルキル基であるを瀺す〕で衚わされるビス
トリアルキルシロキシシリコンナフタロシア
ニンに関する。
䞀般匏で衚わされるビストリアルキル
シロキシシリコンナフタロシアニンは、芳銙族
系溶剀及びハロゲン系溶剀に可溶であり、容易に
再結晶を行なうこずができ、玔床を高めるこずが
できる。たた、真空蒞着をする堎合、真空蒞着装
眮のボヌト枩床を320〜470℃にするこずによ぀お
容易に行なうこずができ、このような枩床では、
分解しない。
䞊蚘芳銙族系溶剀ずしおは、ベンれン、トル゚
ン、キシレン、クロロベンれン、ゞクロロベンれ
ン、―トリメチルベンれン、
―トリメチルベンれン、―クロロナフタリ
ン、キノリン等があり、䞊蚘ハロゲン系溶剀ずし
おは、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭玠
等がある。
第の発明は、匏 で衚わされるゞヒドロキシシリコンナフタロシア
ニンず䞀般匏 R1R2R3SiX  ただし、匏䞭、R1R2及びR3は、それぞれ
独立に炭玠数〜のアルキル基であり、は氎
酞基又はハロゲンを瀺すで衚わされる化合物を
反応させお、䞊蚘の䞀般匏で衚わされるト
リアルキルシリコンナフタロシアニンを合成する
こずを特城ずするビストリアルキルシロキシ
シリコンナフタロシアニンの補造法に関する。
䞀般匏で衚わされるビストリアルキル
シロキシシリコンナフタロシアニンは、ゞヒド
ロキシシリコンナフタロシアニンず䞊蚘の䞀般匏
で衚わされる化合物を加熱反応させお埗る
こずができる。この堎合、反応枩床は150〜200℃
が奜たしく、このためには、有機溶媒ずしおテト
ラリン、クロルベンれン、キノリン、―クロル
ナフタリン、―トリメチルベンれン、
―トリメチルベンれン、キシレン、ト
ル゚ン、ベンれン、ゞクロルベンれン、β―ピコ
リン等を䜿甚するのが奜たしい。たた、䞀般匏
䞭、がハロゲンの堎合には、觊媒ずしお、
トリ――ブチルアミン、トリ――プロピルア
ミン、トリ――ヘキシルアミン、ピリゞン等の
塩基を甚いるのが奜たしく、これらはゞヒドロキ
シシリコンナフタロシアニンに察しお0.1〜重
量䜿甚するのが奜たしい。
たた、ビストリ゚チルシロキシシリコンナ
フタロシアニンを補造するには、トリ゚チルクロ
ロシリコンを䜿甚するよりもトリ゚チルシラノヌ
ルを䜿甚する方が収率がよい。
ビストリアルキルシロキシシリコンナフタ
ロシアニンの反応混合物からの単離・粟補は、反
応混合物を濃瞮・也固埌再結晶する方法、反応混
合物を氎、メタノヌル、゚タノヌル、プロパノヌ
ル等のアルコヌルなどの前蚘ナフタロシアニンの
貧溶媒に泚ぎ、生成する沈殿を採取しお再結晶す
る方法などによ぀お行なうこずができる。
再結晶は、前蚘した芳銙族系溶剀又はハロゲン
系溶剀を甚いるこずにより行なうこずができる。
匏で衚わされるゞヒドロキシシリコンナ
フタロシアニンは公知の化合物であり、䟋えば、
ゞダナル・オブ・アメリカン・ケミカル・゜サむ
゚テむJ.Am.Chem.Soc.第106å·»7404頁
1984幎に蚘茉される方法を利甚しお䞋蚘匏(A)
の経路により補造するこずができる。
すなわち、ααα′α′―テトラブロモ―
―キシレン〔匏〕0.1molずフマロニトリル
0.173molをペり化ナトリりム0.67molの存圚䞋、
無氎―ゞメチルホルムアミド䞭で75℃時
間反応させ、―ゞシアノナフタリン〔匏
〕を埗る。続いお―ゞシアノナフタリ
ン57.3mmolをナトリりムメトキシドの存圚䞋、
メタノヌル䞭アンモニアず時間加熱反応させる
こずによ぀お―ゞむミノベンゟ〔〕む゜
むンドリン〔匏〕が埗られる。さらに
―ゞむミノベンゟ〔〕む゜むンドリン
30.6mmolを無氎テトラリン及び無氎トリ――
ブチルアミン䞭、四塩化ケむ玠47.1mmolず還流
䞋玄時間反応させるず匏䞭、OHがClで
あるゞクロロシリコンナフタロシアニン
〔SiNcX2CXCl〕が埗られ、続いおこの化合
物を濃硫酞、぀いで濃アンモニア氎で凊理するこ
ずによ぀お匏で衚わされるゞヒドロキシシ
リコンナフタロシアニン〔SiNcX2CXOH〕
を埗るこずができる。
䞀般匏で衚わされるビストリアルキル
シロキシシリコンナフタロシアニンは、電子写
真感光䜓の電子写真感光材料電荷発生物質、
光デむスク甚の蚘録材料などに有甚である。電子
写真感光材料ずしお甚い、電子写真感光䜓を補造
するには、次のようにされる。
すなわち、䞀般匏で衚わされるビスト
リアルキルシロキシシリコンナフタロシアニン
ず電荷搬送物質ずを混圚した単䞀局を導電䜓局の
䞊に光導電䜓局ずしお構成するこずができる。た
た、電荷発生物質ず電荷搬送物質ずを別個の局ず
しお圢成し、いわゆる局構造を導電䜓局の䞊に
光導電䜓局ずしお構成するこずもできる。
単䞀局構造を採る堎合、該電荷発生物質に察す
る電荷搬送物質の配合量は前者重量郚圓り、埌
者〜50重量郚が䞀般的である。たた、光導電䜓
局党䜓の厚さずしおは〜100ÎŒmずするのが䞀般
的である。䞀方、局構造を採る堎合、電荷発生
局の厚さは0.1〜5ÎŒm、電荷搬送局の厚さは〜
100ÎŒmの範囲ずするのが䞀般的である。しかし、
いずれの堎合も最終的には光感床即ち垯電特性を
損わないように配慮しお決定するのが望たしい。
光導電局の厚さがあたり厚くなりすぎるず局自䜓
の可撓性が䜎䞋する惧れがあるので泚意を芁す
る。
䞊蚘の電荷搬送物質ずしおは、ピラゟリン誘導
䜓、ヒドラゟン誘導䜓、トリプニルメタン誘導
䜓、オキサゞアゟヌル誘導䜓、オキサゟヌル誘導
䜓、カルバゟヌル誘導䜓、スチルベン誘導䜓など
が挙げられる。光導電䜓局には既知の結合剀を適
甚するこずができる。結合剀は線状飜和ポリ゚ス
テル暹脂、ポリカヌボネヌト暹脂、アクリル系暹
脂、ブチラヌル暹脂、ポリケトン暹脂、ポリりレ
タン暹脂、ポリ――ビニルカルバゟヌル、ポリ
――ビニルプニルアントラセンなどから
遞ばれる。結合剀の䜿甚量は単䞀局構造の光導電
䜓の堎合には、電荷発生物質重量郚に圓り〜
50重量郚が適圓である。たた、二局構造の光導電
䜓の堎合には少なくずも電荷搬送物質からなる局
に加えるべきであり、この堎合、電荷搬送物質
重量郚圓り結合剀は〜50重量郚が適圓である。
導電䜓局には、アルミニりム、真ちゆう、銅、金
などが甚いられる。
本発明に係るビストリアルキルシロキシシ
リコンナフタロシアニンは、半導䜓レヌザ光線等
の電磁゚ネルギヌの照射により蚘録し、かす読取
る蚘録媒䜓においお、蚘録局材料ずしお䜿甚でき
る。すなわち、適圓な基板䞊に該シリコンナフタ
ロシアニン非晶質局を蚭けたものは、適圓な匷床
の電磁゚ネルギヌ、䟋えば半導䜓レヌザ光を集光
しおスポツト状に照射したずき、熱倉圢による開
孔を生じるこずはないが、冷华埌その郚分だけが
結晶化し、反射率、吞収率などの濃床倉化を生じ
るので、これらの珟象を利甚しお情報の曞蟌み、
読出しを行なうこずができる。たた、匷い匷床の
電磁゚ネルギヌを甚いた堎合には、照射郚分に孔
を圢成し反射率吞収率などの濃床倉化を生じさ
せるこずができる。このような蚘録局の圢成方法
ずしおは、通垞のよく知られた方法はすべお甚い
埗るが、䟋えば、スピンコヌト法、浞挬塗工法な
どを挙げるこずができる。非晶質薄膜を圢成する
方法ずしおは真空蒞着法が最も奜たしい。真空蒞
着の際、基板枩床は宀枩より䜎い方が非晶質薄膜
を圢成しやすく、たた、蒞着速床はできるだけ速
い速床が望たしい。該蚘録局材料は、単独あるい
は皮以䞊の組み合わせで甚いられ、皮以䞊の
組み合わせの堎合は、積局構造でも、混合された
単䞀局構造でもよい。蚘録局の膜厚は50〜10000
Åの範囲が奜たしく、特に100〜5000Åの範囲が
奜たしい。
蚘録媒䜓の支持䜓には、ガラス、マむカ、金
属、合金などの無機材料のほか、ポリ゚ステル、
酢酞セルロヌス、ニトロセルロヌス、ポリ゚チレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、塩化ビニ
リデン共重合䜓、ポリアミド、ポリスチレン、ポ
リメチルメタクリレヌト及びメチルメタクリレヌ
ト共重合䜓等の有機高分子材料のフむルムや板が
挙げられるが、これらに限定されない。蚘録時に
熱損倱が少なく、感床をあげるずいう意味で䜎熱
䌝導率の有機高分子からなる支持䜓が望たしい。
たた、圢成された蚘録像を光孊的に再生する
時、反射光を利甚するこずが倚い。この堎合には
コントラストを高める有効な方法ずしお、支持䜓
ず蚘録局の間に、高い反射率を瀺す金属をあらか
じめ蚭けるずよい。この高反射率の金属ずしお
は、Al、Cr、Au、Pt、Snなどが甚いられる。こ
れらの膜は、真空蒞着、スパツタリング、プラズ
マ蒞着などの公知の薄膜圢成技術で圢成するこず
ができ、その膜厚は100〜10000Åの範囲で遞ばれ
る。たた、基板自身の衚面平滑性が問題になるず
きは、基板䞊に有機高分子の均䞀な膜を蚭けるず
よい。これらのポリマヌずしおは、ポリ゚ステ
ル、ポリ塩化ビニルなどの垂販のポリマヌが適甚
可胜である。
さらに、最倖局に有機高分子化合物を䞻䜓ずす
る保護局を蚭け、これにより安定性、保護性を増
し、さらに、衚面反射率の䜎枛による感床増加を
目的ずする局を蚭けるこずが奜たしい。このよう
な有機高分子化合物ずしおは、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデンずアクリロ
ニトリル共重合䜓、ポリ酢酞ビニル、ポリむミド
ポリメチルメタクリレヌト、ポリスチレン、ポリ
む゜プレン、ポリブタゞ゚ン、ポリりレタン、ポ
リビニルブチラヌル、フツ玠ゎム、ポリ゚ステ
ル、゚ポキシ暹脂、シリコヌン暹脂、酢酞セルロ
ヌスなどが単独でたたはブレンドずしお甚いられ
る。保護局にシリコヌンオむル、垯電防止剀、架
橋剀などを存圚させるこずは、膜性胜の匷化の点
で奜たしい。たた、保護局は局に重ねるこずも
できる。有機高分子化合物は、適圓な溶剀に溶解
しお塗垃するか、薄いフむルムずしおラミネヌト
する方法が適甚可胜である。このような保護局の
膜厚は0.1〜10ÎŒmの厚みに蚭けるが、奜たしくは
0.1〜2ÎŒmで甚いられる。
実斜䟋 補造䟋  ゞヒドロキシシリコンナフタロシアニンの補造
ααα′α′―テトラブロモ――キシレン
42.20.1mol、フマロニトリル13.5
0.173molの無氎―ゞメチルホルムアミ
ド400ml溶液によくかくはんしながらペり化ナト
リりム1000.67molを加え、窒玠雰囲気䞋
75℃で玄時間かくはんした。反応埌、反応混合
物を玄Kgの氷䞭ぞ泚ぎ出した赀か぀色の氎溶液
が淡黄色になるたで埐々に亜硫酞氎玠ナトリりム
を加えわずかに過剰量亜硫酞氎玠ナトリりムを加
えしばらくかくはんした埌、宀枩䞋䞀晩攟眮し
た。析出した淡黄色固䜓を吞匕ろ過し、充分氎掗
した埌、自然也燥した。淡黄色固䜓を゚タノヌ
ルクロロホルムの混合溶媒から再結晶するず、
無色の結晶ずしお―ゞシアノナフタリン13
73を埗た。この結晶の融点は265.5―
257.5℃であ぀た文献倀、融点256℃。
次に、窒玠雰囲気䞋、無氎メタノヌル90mlに金
属ナトリりム0.6428mmolを回に分けお
加えお調敎したナトリりムメトキシド―メタノヌ
ル溶液に―ゞシアノナフタリン10.2
57.3mmolを加えよくかくはんしながら宀枩で
無氎アンモニアガスを玄時間ゆ぀くりずバブル
した。無氎アンモニアガスをバブルしながら玄
時間還流した。冷华埌、析出した黄色固䜓をろ過
しメタノヌルで充分掗浄埌、枛圧也燥するず
―ゞむミノベンゟ〔〕む゜むンドリンが黄色
固䜓ずしお玄9.586埗られた。この
―ゞむミノベンゟ〔〕む゜むンドリンは未粟
補のたた次の反応に甚いた。
窒玠雰囲気䞋、―ゞむミノベンゟ〔〕
む゜むンドリン30.6mmolの無氎テトラ
リン40ml懞濁液に無氎トリ――ブチルアミン20
mlを加え、぀いで四塩化ケむ玠5.4ml
47.1mmolを加えお、玄時間還流した。冷华
埌メタノヌル30mlを加え䞀晩攟眮した。赀か぀色
反応混合物をろ過しメタノヌルで充分掗浄埌、枛
圧也燥するず濃緑色の固䜓ずしおゞクロロシリコ
ンナフタロシアニンが玄64埗られた。
このゞクロロシリコンナフタロシアニンは未粟補
のたた次の反応に甚いた。
ゞクロロシリコンナフタロシアニン5.8
7.15mmolを濃硫酞200mlに加え、玄時間か
くはんした。反応混合物を氷玄600䞭に泚ぎ䞀
晩攟眮した。析出した沈殿をろ過し、氎で回ア
セトン氎混合溶媒で回掗浄した
埌、この沈殿を150mlの濃アンモニア氎䞭玄時
間還流した。冷华埌、ろ過し氎で充分に掗浄し枛
圧也燥するず、濃緑色の固䜓ずしおゞヒドロキシ
シリコンナフタロシアニンが玄72埗ら
れた。
実斜䟋  ゞヒドロキシナフタロシアニン774mg
1mmolのキノリン35ml懞濁液にトリ゚チルシ
ラノヌル3.5ml23mmolを加え、玄時間還流
した。冷华埌、反応混合物を゚タノヌル氎
200ml䞭ぞ泚ぎ、よくかきたぜた埌䞀晩
攟眮した。析出した沈殿をろ過しメタノヌルで掗
浄した。熱クロロホルム玄600mlを甚いおこの沈
殿のうち溶けるものだけ溶かし出し、クロロホル
ム溶液を玄50mlに濃瞮した。濃瞮したクロロホル
ム溶液を冷华し、析出した結晶をろ過しクロロホ
ルムで掗浄した。埗られた結晶をクロロホルムを
甚いお再結晶したずこの濃緑色の結晶360mg36
が埗られた。この濃緑色結晶は、䞋蚘の分析
結果よりビストリ゚チルシロキシシリコンナ
フタロシアニン〔䞊蚘の䞀般匏䞭、が―
―Si―C2H53であるもの〕であるこずを確認
した。
(1) 融点 300℃以䞊 (2) 元玠分析倀    蚈算倀 71.82 5.42 11.17 実枬倀 70.45 5.34 10.92 (3) NMR倀NMRスペクトルを第図に瀺
すCDCl3溶媒 Ύ倀 10.138H 8.688Hdd6.103.05Hz 7.938Hdd6.103.05Hz −1.0212H7.93Hz −2.0718H・93Hz (4) UVスペクトルCHCl3溶液を第図に瀺
す。
実斜䟋  ゞヒドロキシシリコンナフタロシアニン
3.9mmolの無氎β―ピコリン420ml懞濁液に窒
玠雰囲気䞋、無氎トリ――ブチルアミン12ml
50.4mmol぀いでトリ――ブチルクロロシラ
ン13.2ml49.2mmolを加え、玄時間還流し
た。冷华埌、混合物を゚タノヌル氎
600ml䞭ぞ泚ぎ、よくかきたぜた埌䞀晩攟眮した。
析出した沈殿をろ過し氎で掗浄した。熱クロロホ
ルム玄600mlを甚いおこの沈殿のうち溶けるもの
だけ溶かし出し、クロロホルム溶液を無氎硫酞ナ
トリりムで也燥埌、玄50mlに濃瞮した。濃瞮した
クロロホルム溶液を冷华し析出した結晶をろ過し
クロロホルムで掗浄した。母液を濃瞮し、アルミ
ナカラムクロマトグラフむヌによりベンれンを展
開溶媒ずしお溶出し、緑色のベンれン溶液を濃瞮
し、ヘキサンを加え析出した結晶をろ過しヘキサ
ンで充分に掗浄した。埗られたすべおの粗結晶を
集めクロロホルムを甚いお再結晶したずころ、濃
緑色の結晶玄44が埗られた。この濃緑
色結晶は䞋蚘の分析結果よりビストリ――ブ
チルシロキシシリコンナフタロシアニンである
こずを確認した。
(1) 融点300℃ (2) 元玠分析倀    蚈算倀 73.81 6.71 9.50 実枬倀 73.71 6.73 9.40 (3) NMR倀NMRスペクトルを第図に瀺
すCDCl3 Ύ倀 10.118H 8.678Hdd6.103.35Hz 7.928Hdd6.103.35Hz −0.1〜0.130H −0.9712Hquintet7.32Hz −2.0712H7.32Hz (4) UVスペクトルCHCl3溶液を第図に瀺
す。
実斜䟋  ゞヒドロキシシリコンナフタロシアニン
3.9mmolの無氎β―ピコリン420ml懞濁液に無
氎トリ――ブチルアミン12ml50.4mmol぀
いでトリ――プロピルクロロシラン10.8ml
49.2mmolを加え、玄時間還流した。冷华
埌、反応混合物を実斜䟋ず同様に凊理し、クロ
ロホルムから再結晶するこずによ぀お濃緑色結晶
を1.4534埗た。この濃緑色結晶は䞋蚘の
分析結果よりビストリ――プロピルシロキ
シシリコンナフタロシアニンであるこずを確認
した。
(1) 融点300℃ (2) 元玠分析倀    蚈算倀 72.89 6.12 10.30 実枬倀 72.70 6.13 10.28 (3) NMR倀NMRスペクトルを第図に瀺
すCDCl3 Ύ倀 10.038H 8.688Hdd6.103.03Hz 7.938Hdd6.103.03Hz −0.2818H7.32Hz −0.8512Hsextet 7.32Hz −2.0612H7.32Hz (4) UVスペクトルCHCl3溶液を第図に瀺
す。
実斜䟋  ゞヒドロキシシリコンナフタロシアニン
1.3mmolの無氎β―ピコリン140ml懞濁液に無
氎トリ――ブチルアミンml16.8mmol぀
いでトリメチルクロロシラン2.1ml16.4mmol
を加え、玄時間還流した。冷华埌、反応混合物
を実斜䟋ず同様に凊理したずころ、濃緑色の結
晶ずしおビストリメチルシロキシシリコンナ
フタロシアニンを埗た。そのUVスペクトル
CHCl3溶液を第図に瀺す。
比范䟋  ゞヒドロキシシリコンナフタロシアニン
1.3mmolの無氎β―ピコリン140ml懞濁液に無
氎トリ――ブチルアミンml16.8mmol぀
いでトリ――ヘキシルクロロシランml
16.4mmolを加え、1.5時間還流した。冷华埌、
䞍溶性の䞍玔物をろ別しお陀き、ろ液を゚タノヌ
ル氎200ml䞭ぞ泚ぎ出し、析出した
沈殿をろ過しお生成物を埗た。この生成物は氎で
よく掗浄した埌真空也燥し、アルミナカラムクロ
マトグラフむヌにおいおトル゚ン―ヘキサン
溶液を展開溶媒ずしお溶出し、埗られ
た濃緑色溶液を濃瞮しおヘキサンクロロホルム
から再結晶し、緑色針状晶を0.5230埗
た。この化合物は文献蚘茉の分析結果ず䞋蚘分析
結果を比范するこずによりビストリ――ヘキ
シルシロキシシリコンナフタロシアニンである
こずを確認した。
(1) 融点 277―278℃䞈献倀、融点278℃ (2) NMR倀NMRスペクトルを第図に瀺
すCDCl3 Ύ倀 10.118H 8.678Hdd6.21、3.35Hz 7.918Hdd6.21、3.35Hz 0.6312H、sextet、7.32Hz 0.4218H、、7.32Hz 0.2312Hquintet、7.32Hz 0.0712H、quintet、7.32Hz −0.9812H、quintet、7.32Hz −2.0612H、、7.32Hz (3) UVスペクトルCHCl3溶液を第図に瀺
す。
詊隓䟋  第図及び第図に瀺す光電流枬定甚のサ
ンドむツチセルを次のようにしお䜜補した。な
お、第図は該サンドむツチセルの平面図であ
り、第図は第図の―a′断面図である。
真空蒞着装眮内に、ネサ膜を有するガラス板
を所定䜍眮に蚭眮、タングステン補蒞着ボヌト
にビストリ゚チルシロキシシリコンナフタロ
シアニン10mgを入れ、×10-6トヌルTorr
で410〜470℃の条件にお、ネサ膜を䞀郚残しお
芆うように光導電局を蒞着した。この䞊に、
Alを光導電局を暪切るように玄300Åの厚さに
蒞着し、Al局を圢成した。
䞊蚘サンドむツチセルのネサ膜及びAl局に銀
ペヌストを甚いおリヌド線を結合し、光電流枬定
を次のようにしお行な぀た。光源は300Wハロゲ
ンランプを甚いモノクロメヌタヌリツ―応甚光
孊瀟補で分光した光を光チペツパヌNF回路
ブロツク瀟補を通しおサンドむツチセルに照射
した。光照射により発生した光電流をロツクむン
アンプNF回路ブロツク瀟補にお蚈枬した。
枬定波長領域は500〜840nmで10nm毎に枬定し
た。各波長毎に埗られた光電流、Ipを、その波長
の光照射匷床Ioで割るこずによ぀お光電流量子収
率、ηη〕IpIoを求めた。これを波長に察
しおプロツトしたアクシペンスペクトルを第
図に瀺した。
詊隓䟋  ビストリ――プロピルシロキシシリコン
ナフタロシアニンに぀いお詊隓䟋ずた぀たく同
様に枬定甚サンドむツチセルを䜜補し枬定を行な
぀た。アクシペンスペクトルを第図に瀺し
た。
詊隓䟋  ビストリ――ブチルシロキシシリコンナ
フタロシアニンに぀いお詊隓䟋ず同様にサンド
むツチセルを䜜補し枬定を行な぀た。そのアクシ
ペンスペクトルを第図に瀺した。
詊隓䟋  ビストリ――ヘキシルシロキシシリコン
ナフタロシアニンに぀いおも詊隓䟋ず同様の方
法でサンドむツチセルを䜜補し枬定を行な぀た。
そのアクシペンスペクトルを第図に瀺した。
第図ず比范するず800nmの波長における光電
流量子収率ηは50〜100倍䜎いこずがわかる。
発明の効果 本発明に係る䞀般匏で衚わされるビス
トリアルキルシロキシシリコンナフタロシア
ニンは光電流量子収率の高い新芏化合物である。
【図面の簡単な説明】
第図は、ビストリ゚チルシロキシシリコ
ンナフタロシアニンのNMRスペクトルである。
第図は、ビストリ゚チルシロキシシリコン
ナフタロシアニンのUVスペクトルである。第
図は、ビストリ――ブチルシロキシシリコ
ンナフタロシアニンのNMRスペクトルである。
第図は、ビストリ――ブチルシロキシシ
リコンナフタロシアニンのUVスペクトルであ
る。第図は、ビストリ――プロピルシロキ
シシリコンナフタロシアニンのNMRスペクト
ルである。第図は、ビストリ――プロピル
シロキシシリコンナフタロシアニンのUVスペ
クトルである。第図は、ビストリメチルシロ
キシシリコンナフタロシアニンのUVスペクト
ルである。第図は、ビストリ――ヘキシル
シロキシシリコンナフタロシアニンのNMRス
ペクトルである。第図は、ビストリ――ヘ
キシルシロキシシリコンナフタロシアニンの
UVスペクトルである。第図は、光電流枬定
甚サンドむツチセルの平面図であり、第図
は、第図の―a′断面図である。第図
は、ビストリ゚チルシロキシシリコンナフタ
ロシアニンのアクシペンスペクトルである。第
図は、ビストリ――プロピルシロキシシ
リコンナフタロシアニンのアクシペンスペクトル
実線であり、砎線はそのUVスペクトルであ
る。第図は、ビストリ――ブチルシロキ
シシリコンナフタロシアニンのアクシペンスペ
クトルである。第図は、ビストリ――ヘ
キシルシロキシシリコンナフタロシアニンのア
クシペンスペクトル実線であり、砎線はその
UVスペクトルである。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞀般匏 〔ただし、匏䞭はR1R2R3Si――ここで、
    R1R2及びR3はそれぞれ独立に炭玠数〜の
    アルキル基であるを瀺す〕で衚わされるビス
    トリアルキルシロキシシリコンナフタロシア
    ニン。  匏 で衚わされるゞヒドロキシシリコンナフタロシア
    ニンず䞀般匏 R1R2R3SiX  ただし、匏䞭、R1R2及びR3は、それぞれ
    独立に炭玠数〜のアルキル基であり、は氎
    酞基又はハロゲンを瀺すで衚わされる化合物を
    反応させお、䞀般匏 〔ただし、匏䞭、は、R1R2R3Si――こ
    こでR1R2及びR3は䞀般匏ず同じである
    を瀺す〕で衚わされるビストリアルキルシロキ
    シシリコンナフタロシアニンを合成するこずを
    特城ずするビストリアルキルシロキシシリコ
    ンナフタロシアニンの補造法。
JP15012686A 1986-04-24 1986-06-26 ビストリアルキルシロキシシリコンナフタロシアニン及びその補造法 Granted JPS635093A (ja)

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DE8787303655T DE3767752D1 (en) 1986-04-24 1987-04-24 Elektrophotographische platte.
DE3789243T DE3789243T2 (de) 1986-04-24 1987-04-24 Naphthalocyaninverbindungen und Verfahren zu ihrer Herstellung.
EP87303655A EP0243205B1 (en) 1986-04-24 1987-04-24 Electrophotographic plate
EP89122030A EP0375967B1 (en) 1986-04-24 1987-04-24 Naphthalocyanine compounds and process for their preparation
US07/348,128 US5081236A (en) 1986-04-24 1989-05-03 Electrophotographic plate containing naphthalocyanines which contain siloxy groups
US08/074,975 US5428152A (en) 1986-04-24 1993-06-10 Bis(trialkylsiloxy)silicon naphthalocyanine compounds wherein all the alkyl groups are the same and have 1-3 carbon atoms

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