JPH02129160A - 新規なビニル化合物 - Google Patents

新規なビニル化合物

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JPH02129160A
JPH02129160A JP28218388A JP28218388A JPH02129160A JP H02129160 A JPH02129160 A JP H02129160A JP 28218388 A JP28218388 A JP 28218388A JP 28218388 A JP28218388 A JP 28218388A JP H02129160 A JPH02129160 A JP H02129160A
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Shoji Ito
昭二 伊藤
Okihiko Hirasa
平佐 興彦
Norinaga Fujishige
昇永 藤重
Aizo Yamauchi
山内 愛造
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F20/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/52Amides or imides
    • C08F20/54Amides, e.g. N,N-dimethylacrylamide or N-isopropylacrylamide
    • C08F20/58Amides, e.g. N,N-dimethylacrylamide or N-isopropylacrylamide containing oxygen in addition to the carbonamido oxygen, e.g. N-methylolacrylamide, N-acryloylmorpholine

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規なビニル化合物に関するもので度センサ
ー、囚奄着剤、更には玩具、インテリア、防染糊、デイ
スプレィ、分離膜、メカノケミカル材料に利用しうる親
水性−疎水性熱可逆型高分子化合物の原料モノマーとし
て好適なビニル化合物に関するものである。
従来の技術 水溶性高分子化合物の中には、水溶液状態においである
温度(転移温度又は曇点)以上では析出白濁化し、その
温度以下では溶解透明化するという特殊な可逆的溶解挙
動を示すものがあり、このものは、親水性−疎水性熱可
逆型高分子化合物と呼ばれ、近年、メカノケミカル材料
、防染糊、分離材料等として注目されるようになってき
た。
このような熱可逆型高分子化合物としては、これまでポ
リ酢酸ビニル部分けん化物、ポリビニルメチルエーテル
、メチルセルロース、ポリエチレンオキシド、ポリビニ
ルメチルオキサシリデイノン及びポリアクリルアミド誘
導体などが知られている。
これらの熱可逆型高分子化合物の中でポリアクリルアミ
ド誘導体は、水中で安定であり、かつ比較的安価に製造
しうるので、特に有用であり、これまでポリN−エチル
アクリルアミド、ポリN−n−プロピル(メタ)アクリ
ルアミド、ポリNイソプロピル(メタ)アクリルアミド
、ポリN−シクロプロピル(メタ)アクリルアミド、ポ
リN。
N−ジエチルアクリルアミド、ポリN−メチルN−エチ
ルアクリルアミド、ポリN−メチル−N−〇−プロピル
アクリルアミド、ポリN−メチルN−イソプロピルアク
リルアミド、ポリN−アクリロイルピペリジン、ポリN
−アクリロイルピロリジン、ポリN−テトラヒドロフル
フリル(メタ)アクリルアミド、ポリN−メトキシプロ
ピル(メタ)アクリルアミド、ポリN−エトキシプロピ
ル(メタ)アクリルアミド、ポリN−イソプロポキシプ
ロビル(メタ)アクリルアミド、ポリN−エトキシエチ
ル(メタ)アクリルアミド、ポリN−(2,2−ジメト
キシエチル)−N−メチルアクリルアーミド、ポリN−
1−メチル−2−メトキシエチル(命1り)アクリルア
ミド、ポリN−1メトキシメチルプロピル(メタ)アク
リルアミド、ポリN−(1,3−ジオキソラン−2−イ
ル)N−メチルアクリルアミド、ポリN−8−アクリロ
イル−1,4−ジオキサ−8−アザ−スピロ(4,5)
デカン等が知られている。しかしながら、これらの熱可
逆型高分子化合物は、例えば温度センサーや遮光体等に
利用しようとしても、転移温度が限られたものとなり、
目的に応じて任意に選択することができず適用範囲が制
限されるのを免れなかった。
発明が解決しようとする課題 本発明は、このような事情のもとで、親水性疎水性熱可
逆型高分子化合物の利用範囲を拡大すべく、更に異なっ
た転移温度を有する親水性−疎水性熱可逆型高分子化合
物の原料モノマーを提供することを目的としてなされた
ものである。
課題を解決するための手段 本発明者らは1.更に異なった転移温度を有する親水性
−疎水性熱可逆型高分子化合物を開発するために鋭意研
究を重ねた結果、式 %式% で表される繰り返し単位から成り、テトラヒドロフラン
溶液における温度27°Cにおける極限粘度〔η)0.
01〜6.0に相当する分子量を有する高分子化合物は
、加温により水に不溶化する親水性−疎水性熱可逆型高
分子化合物であることを見出し、この知見に基づいて本
発明を完成するに至った。
本発明のビニル化合物は、文献未載の新規化合物、すな
わち、N−(2−メトキシエチル)−Nエチルアクリル
アミドであり、例えば反応式で表されるビニル化合物を
ラジカル重合して得られる式 %式%) CHg  CH2 C)() CH2CH2 ○ −CHr / CH2=CH十NH +  (C2Hs  )  z  N 〉 \ C= 。
  2Hs / CH2=CH+2NH 〉 \  −O 2Hs CH2=CH +  (C2Hs)3  N )ICI C= O CH2CH20 CH3 / CH2=C)(+  NH−HCl \ C= ○ C2Hs N   CH2CH20CH2 X C2Hs に従い、アクリル酸クロリドとN−(2−メトキシエチ
ル)エチルアミンとトリエチルアミンとを、0〜10℃
に保った溶媒中において反応させるか、あN   CH
2CH2−〇−CHI \ C2Hs に従いアクリル酸クロリドとN−(2−メトキシエチル
)エチルアミンを、0〜IO’cに保った溶媒中におい
て反応させることによって得ることができる。
これらの方法l二おいて用いる溶媒については、アクリ
ル酸クロリドに対して不活性であれば特に制限はなく、
−iにはベンゼン、アセトン、 トルエン等が用いられ
る0反応温度については、高すぎると副反応が起こるの
で、0〜10’Cの範囲において反応させることが好ま
しい。
このようにして得られた反応混合物から、目的化合物を
単離するには、通常まずろ遇などによっの留出物は、必
要に応じさらに減圧蒸留t!−繰り返して高純度のもの
にすることができる。
このようにして得られたN−(2−メトキシエチル)−
N−エチルアクリルアミドは(沸点86.5’C/ 1
.5smHg)無色の液体であり、水、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、アセトン、テトラヒドロフラン
、クロロホルム、四塩化炭素、ベンゼン等の溶曹可溶で
、n−ヘキサン、n−へブタ”、1 ンには不溶であり、  本発明のビニル化合物は、CH
2= CH−基、 −CON<基、 −CH20基、−
CHx基等を有するので、赤外線吸収スペクトル、質量
スペクトル分析などによって同定することができる。
本発明のN−(2−メトキシエチル)−N−エチルアク
リルアミドをラジカル重合することにより、加温により
水に不溶化する親水性−疎水性熱可逆型高分子化合物を
製造することができるが、この重合は通常、溶液重合法
や塊状重合法により、過酸化ベンゾイル、過酢酸のよう
なアゾ化合物を重合1m始剤として用い、あるいは紫外
線、放射線、電子線、ズラズマなどの活性線の照射によ
って行うことができる。この際の重合開始剤の使用量と
しては、単量体の重量に基づき、0.005〜5ffi
jt%。
特にQ、001〜2重量%の範囲が適当である。
特に好適なのは溶液重合法により、N−(2−メトキシ
エチル)−N−エチルアクリルアミドを有機溶媒中に1
〜80重量%の濃度で溶解し、重合させる方法である。
このような溶′液重合法の用いられる溶媒についてはN
−(2−メトキシエチル)−N−エチルアクリルアミド
をとかすものであればよく特に制限はない0例えば、水
、アルコール類、アセトン、テトラヒドロフラン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、ベンゼン、酢酸アルキル類など
を挙げることができ、これらは、単独で用いてよいし、
場合により2種以上組み合せて用いてもよい。
本発明のビニル化合物をラジカル重合させて得られる高
分子化合物は、−CON<基、−CH2−〇−基、−C
H<基、  CH3基を有するので、赤外線吸収スペク
トルなどによって同定することができる。また、高分子
化合物の重合度については、テトラヒドロフラン溶液に
おける温度27℃での極限粘度〔η〕が0.O1〜6.
0の範囲のものが実用的である。さらに各種溶媒に対す
る溶解性については、冷水、メタノール、エタノール、
インプロパツール等のアルコール類、アセトン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、クロロホルム、ペンゼ酢酸
n−ブ朔シ、酢酸5ec−ブチル、酢酸tert−ブチ
ル、酢酸n−アミル、酢酸n−ヘキシル等の酢酸アルキ
ルなどには可溶、熱水、ジエチルエーテル、n−ヘキサ
ン、n−へブタンなどには不溶である。
本発明のビニル化合物をラジカル重合させて得られる高
分子化合物は、可逆的に低温域で水に溶は高温域で不溶
となる親水性−疎水性熱可逆型高分子化合物である。こ
のものの転移温度は、重合条件によっても異なるが、通
常38〜42℃の範囲である。
発明の効果 本発明のビニル化合物は、文献未載の新規ビニル化合物
であって、その高分子化合物は、可逆的に低温域で水に
溶は高温域で不溶となる親水性−疎水性熱可逆型高分子
化合物で、従来知られている熱可逆型ポリアクリルアミ
ド誘導体とは異なる転移温度を有しており、例えば、温
室、化学実験室、ラジオアイソトープ実験室等の遮光体
、温度センサー、界面活性剤の吸着剤、更には玩具、イ
ンテリ乙 防染糊、デイスプレィ、分離膜、メカノケミ
カル素子材料等に利用することができる。
実施例 次に実施例及び参考例により本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるも
のではない。
実施例 ILの三角フラスコにトリエチルアミン98.32gN
−(2−メトキシエチル)エチルアミン100.46g
及びトルエン4501を入れ、氷冷して内容液を10℃
未満の温度に保ちかきまぜながら、アクリル酸クロリド
80−1とトルエン501の混合液を滴下漏斗を用い、
約3時間かけて滴下した0滴下終了後反応液を一昼夜冷
蔵庫に保ち反応させた。ついで反応液をろ過し、ロータ
リーエバポレータを用いてろ液からトルエンを除去し、
さらに減圧蒸留を行を得た。
この物質の赤外線吸収スペクトルを第1図に、質量スペ
クトルを第3図に示す。
これらスペクトル分析の結果は、次の通りである。
質量スペクトル: M+1 M   C)(20C)+3 N−CH2CH20 CH2=  CHCO CH2=  CH a/e = 158 = 157 = 112 =58 =55 =27 赤外線吸収スペク −N< CH2=CH− >C=○ >CH− トル分析: =3480   c層− −1604cm−1 =1115  c■−1 = 1642  cm−’ = 2950.2930c+m 以上の分析結果から、N−(2−メトキシエチル)−N
−エチルアクリルアミドであることが確認された。
参考例 実施例で得たとニルモノマーの高分子化合物を製造した
キャピラリーと冷却管つきの500m l容三角フラス
コ中にN−(2−メトキシエチル)−N−エチルアクリ
ル7ミド12.67 g、水200gを加え、窒素ガス
を激しく通じた0重合開始剤として過硫酸アンモニウム
30.0mgを含む水10m1を加えて、重合温度40
℃で1時間恒温槽に保ち反応させた0反応後、30m1
のメタノールを加え重合反応を停止させた。生成高分子
化合物は反応溶液を60°Cに加熱、沈澱させて単離し
た。収量8.75g。
この高分子化合物の赤外線吸収スペクトルを第2図に示
す、ビニルモノマーの赤外線吸収スペクトルと高分子化
合物のそれとの比較により、1604子化合物の生成が
確iモjされた。
得られた高分子化合物については、テトラヒドロフラン
溶液とし、ウベローデ粘度計を用いて27℃で粘度測定
し、極限粘度〔η〕を求めた。極限粘度〔η)=3.1
5 また、1重量%濃度の高分子化合物水溶液を調節して、
温度コントローラー付分光光度計を用い、昇温速度1’
C/分で昇温させながら、波長500nmでの光透過率
を測定し、転移温度は、この光透過率が初期透過率の0
.5となる温度(TOから求めた。
転移温度TL=40.5℃。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例のビニルモノマーの赤外線吸収スペク
トルを、第2図は、参考例の高分子化合物の赤外線吸収
スペクトルを第3図は、実施例のとニルモノマーの質量
スペクトルを示す。 第 図 第 図 第 図 (m/J ) 波   数  (11)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるビニル化合物。
JP28218388A 1988-11-08 1988-11-08 新規なビニル化合物 Granted JPH02129160A (ja)

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JP28218388A JPH02129160A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 新規なビニル化合物

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JP28218388A JPH02129160A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 新規なビニル化合物

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JPH02129160A true JPH02129160A (ja) 1990-05-17
JPH0549661B2 JPH0549661B2 (ja) 1993-07-26

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JP28218388A Granted JPH02129160A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 新規なビニル化合物

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