JPH02128785A - 一体発泡型シート用弾性体の製造法 - Google Patents

一体発泡型シート用弾性体の製造法

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JPH02128785A
JPH02128785A JP63282161A JP28216188A JPH02128785A JP H02128785 A JPH02128785 A JP H02128785A JP 63282161 A JP63282161 A JP 63282161A JP 28216188 A JP28216188 A JP 28216188A JP H02128785 A JPH02128785 A JP H02128785A
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seat
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seat cover
pad
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Toru Ando
徹 安藤
Kazunari Koie
鯉江 和成
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Araco Co Ltd
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Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用シート等のシートクツション、シートバ
ック等に採用されるシートカバー、シートパッド一体の
一体発泡型シート用弾性体の製造法に関する。
(従来技術) かかる一体発泡型シート用弾性体の製造法として、表皮
の裏面にスラブウレタンからなるカバーパッドを貼着し
てなるシートカバーを発泡成形型のキャビティ内にて一
方の型面に沿ってセットするとともに、前記キャビティ
内にウレタンホーム原液を注入して前記カバーパッドと
一体的に発泡成形する製造法がある。
第8図および第9図にはかかる一体発泡型シート用弾性
体の製造法の従来例が示されており、かかる製造法にお
いては、シートカバー1の本体1aを下型2の型面2a
に沿って載置するととともに同シートカバー1の端末部
1b等を型面2aの外側の接合面2bにまで延在させ、
この状態で上型3を組付けて同上型3の型面3aをシー
トカバー1の本体1aに対向させるとともに同上型3の
接合面3bをシートカバー1の端末部1b上から下型2
の接合面2bに接合してシートカバー1をセットする方
法が採られており、これにより両型面2a、3a間にウ
レタンホーム原液が注入されてシートパッド4が発泡成
形されるキャビティが形成される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記した従来の製造法においては両型2.3
の接合面2b、3b間でシートカバー1の端末部1b等
を挾持しているため、発泡成形特発生する発泡ガスが挾
持されたシートカバーを通して型外に流出しシートカバ
ー1を構成するカバーバッドIC内にウレタンホーム原
液が侵入し易い。 発泡成形時に同原液がカバーパッド
ICに多く侵入するとカバーパッドICを硬化し、シー
トカバー1延いては弾性体自体の軟い感触等風合いを大
きく損うことになる。 これに対処する方法として、シ
ートカバーのカバーパッドとして通気性の低いカバーパ
ッドを採用したり、ウレタンホーム原液としてキユアリ
ングの速い原液を採用する方法があるが、これらの方法
においてはウレタンホーム原液のカバーパッドへの侵入
を抑制してこれに起因するカバーパッドの硬化を防止す
ることはできるが、採用するカバーパッド、ウレタンホ
ーム原液に起因する風合いの低下は避けられず、またこ
れらの原材料に起因するコストの上昇も避けられない。
従って、本発明の目的は上記した特殊な原材料を採用す
ることなく、得られる弾性体の風合いが良好な製造法を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記した一体発泡型シート用弾性体の製造法に
おいて、前記シートカバーの端末部を前記キャビティ内
に収容した状態にて同キャビティ内に前記シートカバー
をセットすることを特徴とするものである。
(発明の作用・効果) かかる製造法においては、発泡成形型を構成する両型の
接合面間にはシートカバーの一部が介在していないため
、発泡成形特発生するガスがカバーパッドを通して型外
に流出することがない。このため、発泡ガスの型外の流
出に伴うウレタンホーム原液のカバーパッド内への侵入
が防止され、カバーパッドの同原液の侵入に起因する硬
化が著しく低減する。この結果、シートカバーは所定の
風合いを保持するとともに、カバーパッドに一体発泡成
形されたシートパッドは予しめ設定された特性を保持す
るため、得られる弾性体は極めて良好な風合いのものと
なる。
(実施例) 以下、本発明の製造法を図面に基づいて説明するに、第
1図〜第4図には本発明の第1製造法および同製造法に
て得られた弾性体が示され、また第5図〜第7図には本
発明の第2製造法および同製造法にて得られた弾性体が
示されている。
第1製造法において採用しているシートカバー10aは
第1図に示すように、表皮11の裏面にスラブウレタン
ホームからなるカバーパッド12を接着、溶着等により
貼着してなるのもので、端末には吊布13および玉縁1
4が縫合されている。
かかるシートカバー10aは第2図に示すように、発泡
成形型の下型21にセットされる。
下型21においては型面21aの端部に凹所21bが形
成されており、型面21aに沿って載置したシートカバ
ー10aはその吊布13を表皮11と型面21a間に介
在させた状態で玉縁14を凹所21bに嵌合させてセッ
トされる。シートカバー10aをセットした下型21に
対しては上型22を第3図に示すように組付ける。これ
により、上型22の型面22aは下型21の型面21a
に対向し、これら両型面21a、22a間にはキャビテ
ィが形成され、かつ両型21.22の接合面21c、2
2bが互に密着して接合される。かかる状態において、
ウレタンホーム原液をキャビティ内に注入して常法によ
り発泡成形すれば、カバーパッド12と一体成形された
シートパッド10bを備えた弾性体が得られる。
本製造法にて得られる弾性体は第4図に示すシートバッ
ク10であり、当該シートバック10はシートバックフ
レーム31に組付けなSバネ等のバネ部材32上に載置
され、吊布13をフレーム31にホグリングを33を介
して固定することにより同フレーム31に組付けられて
いる。
なお、同図における符号34はシートパックボ−ドを示
す。
当該製造法によれば、両型21.22の接合面21c、
22b間にはシートカバー10aの一部が介在していな
いため、発泡成形特発生する発泡ガスがシートカバー1
0aを通して型外に流出するこがとない。このため、発
泡ガスの再接合面21C122b間から型外への流出に
伴うウレタンホーム原液のカバーパッド12内への侵入
が防止され、カバーパッド12の同原液に起因する硬化
が著しく低減する。この結果、シートカバー10aは所
定の風合いを保持するとともに、カバーバッド12と一
体のシートパッド10bは予しめ設定された特性を保持
するため、シートバック10は極めて良好な風合いのも
のとなる。
第5図〜第7図に示す第2製造法においては、シートカ
バー10cとして吊布13を備えていない点を除き第1
製造法で採用したシートカバー10aと同様のシートカ
バーを採用しており、下型23の型面23aに沿って載
置しかつその玉縁14を凹所23bに嵌合させてセット
される。シートカバー10cをセットした下型23に対
しては、上型24を第6図に示すように組付けて型面2
4aを下型23の型面23aに対向させるが、これら各
型面23a、24aと接合面23c、24b間には補助
型面23d、24cが形成されている。
これによりシートカバー10cはその全てをキャビティ
内に収容された状態でセットされ、発泡成形されたシー
トパッド10dの端末部はシートカバー10cの端末か
ら突出する。得られるシートバックIOAは吊布を介す
ることなくシートバックフレーム31に組付けられる。
当該製造法においても、両型23.24の接合面23a
、24a間にシートカバー10cの一部が介在していな
いため、再接合面23c、24b間から発泡ガスが型外
へ流出することがなく、第1製造法と同様の作用効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1製造法を説明するもので
、第1図は使用するシートカバーの部分断面図、第2図
は同シートカバーの下型へのセット状態を示す部分断面
図、第3図は発泡成形完了時の成形型の部分断面図、第
4図は得られたシートバックのフレームへの組付状態を
示す部分断面図、第5図〜第7図は第2製造法を説明す
るもので、第5図はシートカバーのセット状態を示、す
第2図に対応する断面図、第6図は発泡成形完了時の第
3図に対応する断面図、第7図はシートバックの第4図
に対応する断面図、第8図および第9図は従来の製造法
を説明するもので、第8図はシートカバーのセット状態
を示す第2図に対応する断面図、第9図は発泡成形完了
時の第3図に対応する断面図である。 符号の説明 10a、10c・・・シートカバー、11・表皮、12
・・・カバーバッド、14・・・玉縁、10b、10d
・・・シートパッド、21.23・下型、22.24・
・・上型、21a〜24a−−・型面、21c、23c
、22b、24b・・・接合面。 第8図 第9図 マ 第3 ・・シートカバー ・表皮 カバーパッド 玉縁 上型 0c l 1 ♂ 1・4 10d  ・ 23a、 23c 、 シートカバー 表皮 カバーバンド 玉縁 シートパッド 下型 上型 24a    型面 24b   −接合面 第7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表皮の裏面にスラブウレタンホームからなるカバーパッ
    ドを貼着してなるシートカバーを発泡成形型のキャビテ
    ィ内にて一方の型面に沿ってセットするとともに、前記
    キャビティ内にウレタンホーム原液を注入して前記カバ
    ーパッドと一体のシートパッドを発泡成形する一体発泡
    型シート用弾性体の製造法において、前記シートカバー
    の端末部を前記キャビティ内に収容した状態にて同キャ
    ビティ内に前記シートカバーをセットすることを特徴と
    する一体発泡型シート用弾性体の製造法。
JP63282161A 1988-11-08 1988-11-08 一体発泡型シート用弾性体の製造法 Expired - Fee Related JP2815161B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63158208A (ja) * 1986-08-14 1988-07-01 Tachi S Co Ltd 一体発泡成形座席体の製法
JPH01174421A (ja) * 1987-12-29 1989-07-11 Tokyo Seat Kk クッションフォームの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63158208A (ja) * 1986-08-14 1988-07-01 Tachi S Co Ltd 一体発泡成形座席体の製法
JPH01174421A (ja) * 1987-12-29 1989-07-11 Tokyo Seat Kk クッションフォームの製造方法

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