JPH0212391Y2 - - Google Patents

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JPH0212391Y2
JPH0212391Y2 JP1985065891U JP6589185U JPH0212391Y2 JP H0212391 Y2 JPH0212391 Y2 JP H0212391Y2 JP 1985065891 U JP1985065891 U JP 1985065891U JP 6589185 U JP6589185 U JP 6589185U JP H0212391 Y2 JPH0212391 Y2 JP H0212391Y2
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gasket
split
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gaskets
cut
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は分割型管継手用ガスケツトに関する。
周知のように、この種の分割型管継手は一対の
半割り状型本体を継手本体とし、該継手本体をガ
ス管等の既設管の流体漏洩部位に掴持させて、該
漏洩部位を封止するものであつて、管内部の流体
流動を止めることなく継手接合させることができ
るものである。ところで、継手本体の軸方向両側
であつてこの既設管の間には端部ガスケツトを挟
圧状態で介在させてシールし、また前記両側の端
部ガスケツト間であつて一対の型本体の間に側部
ガスケツトを挟圧状態で介在させてシールするの
が普通で、前記端部ガスケツトは既設管への巻回
のため、一部が切り割りされた円環状となつてい
る。そして、特に端部ガスケツトの場合は、第1
1図に示すように、まず既設管Aの所要部位にゴ
ム製の端部ガスケツトBを巻装し、これに一方の
型本体C1をその端部に陥設したガスケツト嵌着
溝(不図示)に前記端部ガスケツトBが嵌まり込
むように当てつけ、かつ端部ガスケツトBの切り
割りされた端部B′,B′同士を合致させ、しかる
後対向方向から他方の型本体C2を当てつけ、し
かして両型本体C1,C2をボルト結合して、端
部ガスケツトBを既設管Aと型本体C1,C2の間
に挟圧状態で介在させるのである。
しかしこの場合、端部ガスケツトの取り付けは
第11図のように既設管Aが水平配管である場合
は問題が少ないが、第12図のような垂直配管で
ある場合、端部ガスケツトBの切り割り端部B′,
B′がうまく合わず、ずれが生じ、また他方の型
本体C2を当てつけた際にもずれが生じ、この隙
間Dの発生のためシール不良を招くことが多々あ
つた。特に実際の現場施工では両型本体C1,C
2をボルト結合するまでに両型本体C1,C2を
何回も管周方向に動かして最も適切な位置決め姿
勢を求めることから、一層上記シール不良を招き
やすいのである。
また、たとえ切り割りされた端部同士B′,
B′にずれが生じない場合があつたとしても、型
本体C1にセツトされた端部ガスケツトBが、型
本体C2のボルト結合によつて挟圧されると、端
部ガスケツトの切り割りされた両端部B′,B′は、
共に型本体C1の割り部方向へ伸びるため、切り
割りされた端部同士B′,B′はあまり圧接し合わ
ず、切り割りされた端部B′,B′間での密封低下
の問題がある。
従つて、本考案の目的とするところは、端部ガ
スケツトの切り割りされた部分でのシール不良や
密封低下を効果的に防止できる分割型管継手ガス
ケツトを提供することにある。
本考案は、上記目的を達成するために、管を掴
持する一対の半割り状型本体の軸方向両側であつ
てこの一対の型本体と前記管との間に挟圧状態で
介在される円環状の端部ガスケツトと、前記両側
の端部ガスケツト間であつて前記一対の型本体の
割り部間に挟圧状態で介在される側部ガスケツト
とを備えた分割型管継手用ガスケツトにおいて、 前記側部ガスケツトの両端部に前記一対の型本
体の割り部に挟圧される延長部を設けて、その延
長部を前記両側の端部ガスケツトの外周面側に一
体連結するとともに、前記端部ガスケツトを、前
記側部ガスケツトの延長部近傍位置において一箇
所切り割りし、かつその切り割りされた両端部を
凹凸係合により嵌め合い接続させるように構成し
たものである。
以下、本考案の一実施例を図面によつて説明す
ると、第1図に示すように円環状から成りかつ一
部が切り割りされたゴム製の端部ガスケツト1
は、その切り割り部2を挟む切り割り両端部1
a,1bが第3図のイ乃至ハに示すように、ある
いはこれら図示例の変形および応用形状による凹
凸係合によつて嵌め合い接続されるように構成し
ており、たとえばイ,ロ,ハにあつては一方の切
り割り端部1aを各種形状の突片部とし、他方の
切り割り端部1bをこれに合致する形状の切欠部
として両者を嵌め合い接続されるようにしてい
る。
かく成せば、第7図のような垂直配管に対し管
継手を取り付ける際、既設管Aに端部ガスケツト
1を巻付けたのち切り割り両端部1a,1bを嵌
め合わせすることによつて、強制的に両端部1
a,1bの位置決め接続を行い、かつこれを保持
できるので、冒頭に述べたずれ、これに基づく隙
間発生をなくすことができる。
また、側部ガスケツト3は、一対の型本体4
a,4bのフランジ部5,5間(割り部間)に挟
圧状態で介在されるもので、両端部に一対の型本
体4a,4bのフランジ部5,5間(割り部間)
に挟圧される延長部10,10を設けて、該延長
部10……を前記両側の端部ガスケツト1,1の
外周面側に一体成形によつて一体連結している。
なお、第2図では、半分に割つた状態での端部
ガスケツト1,1と側部ガスケツト3を示してい
るため、片方の側部ガスケツト3のみが図示され
ているが、勿論、図示されていないもう半分の方
にも側部ガスケツトは両端部に延長部を設けてい
て、該延長部を両側の端部ガスケツト1,1の外
周面側に一体成形によつて一体連結している。
さらに詳細に第1図乃至第10図で説明する
と、分割型継手本体4の軸方向両側の内周部には
変則多角形断面を有する円環状の端部ガスケツト
1を収容してあり更にこの端部ガスケツト1の外
側内周部には管抜止め部材6を収容してある。こ
の管抜止め部材6はリング状のゴム製部材6aの
周部に複数個の鋼球6bを埋込み保持させた公知
のものを使用している。
また、分割型管継手本体4の下型本体4bの両
側フランジ部5には、電気絶縁層7(なお、該電
気絶縁層は継手本体4の内面全面とフランジ部の
対接面に設けられている)を内面に被着した溝8
を凹設し、この溝8に延長部10,10を形成し
た帯状の側部ガスケツト3を嵌め込んである。こ
の側部ガスケツト3の中間部は、第1図、第2
図、第5図に示すようなカギ形断面を有するもの
で上型本体4aの両側フランジ部5を下型本体4
bの両側フランジ部5にボルト9によりボルト締
めすると、この側部ガスケツト3が鎖線で示すよ
うに変形して内側へ膨らみ、上下のフランジ間
(割り部)の気密性を保持出来るようになつてい
る。
更に、本実施例のガスケツトは端部ガスケツト
1の外周面側に側部ガスケツト3の延長部10,
10が加硫成形によつて連設された構造となつて
いるとともに、端部ガスケツト1を、側部ガスケ
ツト3の延長部10の近傍位置において一箇所切
り割りし、その切り割りした両端部1a,1bを
凹凸係合により嵌め合い接続させるようにしてい
る。そして、分割型管継手は、管Aの例えばガス
流体漏れ部分を管継手本体4によつて一体構造の
ガスケツトと共に被包し、ボルト9を締めつけて
流体漏れを生じないようにする。
この場合、端部ガスケツト1と側部ガスケツト
3とは管継手本体4にそのまま納まる形状になつ
ているので管継手本体4に収容されるときは常に
一定の所である。従つて本継手を管に装着する場
合、従来のように端部ガスケツト1および側部ガ
スケツト3を相互に確認しながら合わせる必要も
なく常に一定の位置で取付けられ作業が簡単にな
る。
また、端部ガスケツト1と帯状側部ガスケツト
3は一体構造であるから、それらの接触部の気密
性保持の信頼性を考慮する必要性もない。
以上のように本考案にかかるガスケツトを用い
て管に対し分割型管継手を取着すれば、その取着
作業時、管の垂直配管、水平配管を問わず切り割
りされた両端部同士を嵌め合い接続して、あたか
もエンドレスのリングの如くガスケツトの姿勢を
位置決めして、ずれに基づく隙間発生を抑止でき
るから、シール不良の発生の惧れがない。
また、本考案のガスケツトの場合、端部ガスケ
ツトを管と一対の型本体の間に挟圧状態で介在
し、側部ガスケツトも一対の型本体の割り部間に
挟圧状態で介在すると、端部ガスケツトの切り割
りされた両端部間の密封低下を効果的に防止する
ことができる。
即ち、端部ガスケツトと側部ガスケツトを上記
のように挟圧状態で介在すると、端部ガスケツト
の切り割りされた両端部は、共に一対の型本体の
割り部側へ伸びようとする。しかしこの場合、側
部ガスケツトの延長部と一体連結された側の切り
割りされた端部(他方の切り割りされた端部)
は、側部ガスケツトの延長部の挟圧圧縮による端
部ガスケツト側への伸びによつて型本体の割り部
側への伸びが阻まれるので、切り割りされた両端
部は互いに圧接しあうことになる。そして、切り
割りされた両端部は凹凸係合による嵌め合い接続
をしているので、ずれなどは起こさず、前記圧接
は適正かつ確実に行われ、切り割りされた両端部
間での密封低下を効果的に防止することができる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図はガスケツトの正面図、第2図は
同ガスケツトの片方の半部を示す平面図、第3図
イ〜ハは端部ガスケツトの切り割りされた両端部
の嵌め合い構成の各種例を示す拡大図、第4図は
第2図の−線矢視切断拡大図、第5図は側部
ガスケツトの断面図、第6図は端部ガスケツトの
断面図、第7図は上記ガスケツトを用い垂直配管
に対して分割型管継手の取付ける状態を示す図、
第8図は上記ガスケツトを用いた分割型管継手の
一部破断正面図、第9図は同じく一部破断平面
図、第10図はボルト結合前の両側フランジ部の
断面図である。第11図および第12図は従来ガ
スケツトを用いた分割型管継手を示し、第11図
は水平配管に対して取付ける状態、第12図は垂
直配管に対し取付ける状態である。 1……端部ガスケツト、1a……一方の切り割
り端部、1b……他方の切り割り端部、3……側
部ガスケツト、4a,4b……一対の半割り状型
本体、5……フランジ部(割り部)、10……側
部ガスケツトの延長部、A……既設管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 管を掴持する一対の半割り状型本体の軸方向両
    側であつてこの一対の型本体と前記管との間に挟
    圧状態で介在される円環状の端部ガスケツトと、
    前記両側の端部ガスケツト間であつて前記一対の
    型本体の割り部間に挟圧状態で介在される側部ガ
    スケツトとを備えた分割型管継手用ガスケツトに
    おいて、 前記側部ガスケツトの両端部に前記一対の型本
    体の割り部に挟圧される延長部を設けて、その延
    長部を前記両側の端部ガスケツトの外周面側に一
    体連結するとともに、前記端部ガスケツトを、前
    記側部ガスケツトの延長部近傍位置において一箇
    所切り割りし、かつその切り割りされた両端部を
    凹凸係合により嵌め合い接続させるように構成し
    たことを特徴とする分割型管継手用ガスケツト。
JP1985065891U 1985-05-02 1985-05-02 Expired JPH0212391Y2 (ja)

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JP1985065891U JPH0212391Y2 (ja) 1985-05-02 1985-05-02

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JPS61181185U JPS61181185U (ja) 1986-11-12
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