JPH11230441A - 漏れ止め用密封シール治具とその密封シール方法 - Google Patents

漏れ止め用密封シール治具とその密封シール方法

Info

Publication number
JPH11230441A
JPH11230441A JP5421598A JP5421598A JPH11230441A JP H11230441 A JPH11230441 A JP H11230441A JP 5421598 A JP5421598 A JP 5421598A JP 5421598 A JP5421598 A JP 5421598A JP H11230441 A JPH11230441 A JP H11230441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing
surrounding member
sealed
surrounding
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5421598A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ogura
和男 小倉
Tadao Tanabe
忠夫 田邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EDOGAWA VALVE PROTECTION KK
Original Assignee
EDOGAWA VALVE PROTECTION KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EDOGAWA VALVE PROTECTION KK filed Critical EDOGAWA VALVE PROTECTION KK
Priority to JP5421598A priority Critical patent/JPH11230441A/ja
Publication of JPH11230441A publication Critical patent/JPH11230441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧、高低温条件下においても優れた密封シ
ール性を発揮し、作業性が良好であるばかりでなく、確
実に密封シールした安全性の高い漏れ止め用密封シール
治具とその密封シール方法を提供する。 【解決手段】 流体管等の被シール体Fの流体漏洩位置
を囲繞部材1で囲繞して漏れ止めをするようにした密封
シール治具において、この囲繞部材1と被シール体Fと
の間にシール材10を圧入充填すると共に、囲繞部材1
に環状の突条部1dを形成し、この突条部1dを被シー
ル体Fの外周囲に食い込ませて密封シールさせた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、石油精製
や化学装置等のプラント設備分野において用いられる漏
れ止め用密封シール治具とその密封シール方法に関し、
特に高圧、高温、低温流体の流体管等の被シール体の漏
れ止めを金属圧着式シール構造で確実に密封する漏れ止
め用密封シール治具とその密封シール方法に関する。
【0002】
【従来の技術】石油精製プラントや化学プラントなどで
は、既知のとおり、一旦稼動すると部分停止することが
できなくなり、漏洩個所によっては全体を停止すること
になる。仮に全装置を停止して生産をストップすると、
大きな被害が発生するため、通常は、シール治具を取り
付けて、運転を継続したまま次の定期修理の時までシー
ル治具により流体管からの流体洩れの拡散を防止してい
る。
【0003】このように、従来より、稼動状態のままシ
ール治具を取り付けて補修をしているが、必ずしも満足
したシール治具でない。即ち、この種の補修は、高圧、
高温下において行われるので、あらゆる条件を備えたシ
ール治具の開発を必要としていた。
【0004】ところで、この種の治具の提案品は極めて
少ないが、給水管等のように通常圧の条件で補修するも
のは多数提案されている。例えば、実公平3−2550
8号及び実開昭64−36793号公報などに開示され
ているように、周方向に2分割されたカバー部材の分割
面間及び各カバー部材と流体管との当接周面間にそれぞ
れ適宜のシール部材を介装してカバー部材を略筒状に締
結し、流体管の流体漏洩個所をカバー部材で囲繞密閉す
るものや、特開昭51−129928号、特開平4−1
07395号及び実公昭52−40434号などに開示
されているように、カバー部材の分割面間及びカバー部
材と流体管との当接周面間に形成された空間や、カバー
部材の内周面と流体管の外周面との間に形成された筒状
空間部に液状シール材を圧入、固化させて流体管の流体
漏洩個所をカバー部材で囲繞密閉するものなどがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のシール治具では、シール部材又は固化したシー
ル材の耐久性とシール性を高圧、高低温条件等の下で両
立させることは難しいうえに、中心軸が一致していない
状態で連結された流体管や、寸法誤差、腐食、変形など
により外径が漏洩個所を挟んで異なる流体管にカバー部
材を固定する場合、カバー部材と流体管との当接周面間
の一部に隙間が生じてしまい、シール部材を必要量圧縮
できなかったり、シール材が漏れたりするなどして、シ
ール性の低い部分ができてしまうおそれがあった。
【0006】本発明者は、従来の課題点に鑑みて鋭意研
究の結果開発に至ったものであり、その目的とするとこ
ろは、高圧、高低温条件下においても優れた密封シール
性を発揮し、作業性が良好であるばかりでなく、確実に
密封シールした安全性の高い漏れ止め用密封シール治具
とその密封シール方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、流体管等の被シール体の流体漏洩位置を
囲繞部材で囲繞して漏れ止めをするようにした密封シー
ル治具において、この囲繞部材と被シール体との間にシ
ール材を圧入充填すると共に、囲繞部材に環状の突条部
を形成し、この突条部を被シール体の外周囲に食い込ま
せて密封シールさせたので、金属圧着式シールと弾性体
による密封シールを併用した極めてシール性の高い密封
シールが可能である。
【0008】この場合、囲繞部材の外方内端位置に環状
の突条部を外向き又は内向きに突設形成し、この突条部
を金属製の被シール体に金属圧着式に食い込ませるのが
好ましい。また、囲繞部材の分割突合わせ面及び被シー
ル体包囲面の溝に、シール材を圧入充填するのが良い。
さらに、囲繞部材の内周面と被シール体との間に形成し
た空間部にシール材を圧入充填し、被シール体の漏洩個
所をシール材で閉塞するようにしても良い。
【0009】また、流体管等の被シール体の漏洩位置を
分割した囲繞部材で囲繞し、分割囲繞部材のフランジを
ボルトで挾圧固定し、突条部を変形させながら被シール
体に食い込ませ、囲繞部材の外部より囲繞部材と被シー
ル体との間にシール材を圧入充填し、漏洩部を完全に密
封シールすると良い。
【0010】そして、流体管等の被シール体の漏洩位置
を分割した囲繞部材で囲繞し、分割囲繞部材のフランジ
をボルトで挾圧固定し、囲繞部材に設けた突条部を変形
させながら被シール体に食い込ませ、その後、囲繞部材
の外部より囲繞部材と被シール体との間にシール材を圧
入充填して、被シール体の漏洩部を完全に密封シールす
るようにすると良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の漏れ
止め用密封シール治具の実施形態を説明する。図1乃至
図8に示す密封シール治具は、フランジ接続した流体管
Pのフランジ継手部F間の流体漏れを止めるためのもの
で、図において、1はこの密封シール治具の外郭を成す
囲繞部材で、半割環状部1aの両端に、ボルト貫通孔1
fを有する方形板状のフランジ1bが外方に向かって突
設され、流動性の弾性材から成るシール材10を圧入す
るための注入孔2が半割環状部1aの中間部分に複数
(図においては3孔)放射方向に沿って形成され、半割
環状部1aの外周面に各注入孔2と中心を一致させてナ
ット部3が溶接固定され、更に、外方内端位置、即ちフ
ランジ継手部Fを包囲する半割環状部1aの被シール体
包囲面1cの半円弧状の両縁部に、断面略楔状の環状突
条部1dが形成されている。また、4はボルト、5はナ
ットであり、囲繞部材1同士を結合する際に、対向する
フランジ1b同士を締結する。
【0012】囲繞部材1の突条部1dは、図3の(a)
に示すように、半割環状部1aの被シール体包囲面1c
より内方に突出し、かつ、外側に向かって形成されてい
る。このため、囲繞部材1をフランジ継手部Fの外周囲
に固定したとき、突条部1dがフランジ継手部Fの外周
囲に押されて図3の(b)に示すように変形する。この
とき突条部1dの先端はフランジ継手部Fの外周囲に食
い込み、囲繞部材1の被シール体包囲面1cとフランジ
継手部Fの外周囲との間を確実に密封シールする。ま
た、この突条部1dは、囲繞部材1の被シール体包囲面
1c及び端面をかしめることなどにより、容易に囲繞部
材1に一体に形成することができる。なお、突条部1d
の形状や傾斜方向はこれに限定されない。
【0013】フランジ継手部F間の漏れを止める場合、
囲繞部材でフランジ継手部F間を囲繞し、囲繞部材1の
フランジ1bをボルト4で挾圧固定し、突条部1dを変
形させながらフランジ継手部Fの外周囲に食い込ませ、
フランジ継手部F間を囲繞部材1の注入孔2を除いて密
閉し、囲繞部材1とフランジ継手部Fとの間に略環状の
空間部6を形成する。このとき、図4に示すように、フ
ランジ継手部F間のパッキン7の一部から漏れ出た流体
は、囲繞部材1に設けた注入孔2及びナット部3を介し
て空間部6から排出される。
【0014】そして、図5に示すように、囲繞部材1に
設けたナット部3のうち、漏れ個所に近い位置のナット
部3に安全バルブ8を螺合して取り付け、これと反対側
に位置するナット部3にシール材10を圧入するための
注入ガン9を固定して、空間部6にシール材10を圧入
する。このときの空間部6内の圧力は、シール材10を
圧入しても複数のナット部3が開放されているため大気
圧程度であり、フランジ継手部Fや囲繞部材1に負荷は
かからない。なお、空間部6内に漏れ出た流体は、注入
ガン9を螺合したナット部3以外のナット部3から適宜
外部に排出される。
【0015】更に、図6,図7に示すように、順次、安
全バルブ8を取り付けていないナット部3に注入ガン9
を螺合し、シール材10を適当量圧入していき空間部6
内にエア溜り11が残らないようにする。次いで、シー
ル材10を圧入したナット部3にプラグ12を螺合し
て、注入したシール材10が流出しないようにする。
【0016】最後に、図8に示すように、安全バルブ8
に注入ガン9を固定してシール材10を注入する。全て
のナット部3が塞がれた状態では空間部6内の圧力が上
昇するので、これに抗して更にシール材10を圧入して
いき、空間部6内にシール材10を隙間無く充填し漏れ
を止めると共に、空間部6内を所定の圧力まで高める。
安全バルブ8は、空間部6内の過度の圧力上昇を防止す
ると共に、注入ガン9を取り外した際にシール材10が
逆流しないようにして空間部6内の圧力を維持してい
る。
【0017】また、図9乃至図11には他の密封シール
治具を示しており、この密封シール治具は、流体管の溶
接連結部又は流体管の途中からの流体漏れを止めるもの
である。図において、21はこのシール治具の外郭を成
す囲繞部材で、半割筒状部21aの長手方向に沿った両
端部に、方形板状のフランジ21bが外方に向かってそ
れぞれ突設され、さらに、流体管Pとの被シール体包囲
面21c及び囲繞部材21の分割突合わせ面21eに
は、図11及び図12に示すように、半割筒状部21a
の内周面に形成した凹部24を囲むようにして、シール
材(図示せず)を充填するための溝25が形成されてい
る。
【0018】フランジ21bには、ボルト貫通孔21f
が複数(図においては4孔)流路方向に沿って略等間隔
に並べて穿孔されると共に、ボルト貫通孔21f間にシ
ール材を圧入するための注入孔22がフランジ21bの
分割突合わせ面21eに形成した溝25に連通するよう
に穿孔され、更に表面に各注入孔22と中心を一致させ
てナット部23が溶接固定されている。
【0019】また、結合し合う一対の囲繞部材21のう
ち少なくとも一方には、半割筒状部21aの頂部2個所
に、シール材を圧入するための注入孔22が、半割筒状
部21aの被シール体包囲面21cに形成した溝25に
連通するように穿孔され、更に表面にこれらの注入孔2
2と中心を一致させてナット部23がそれぞれ溶接固定
されている。なお、図示しないが、両方の囲繞部材21
の半割筒状部21aそれぞれにシール材を圧入するため
の注入孔を少なくとも1個以上設け、両側からシール材
を圧入できるようにしても良い。また、半割筒状部21
aに形成した凹部24に連通するように注入孔を設け、
半割筒状部21aと流体管Pとの間に形成される空間部
26にもシール材を圧入できるようにしても良い。
【0020】さらに、被シール体包囲面21cの半円弧
状の外方縁部には、断面略楔状の環状突条部21dが形
成されている。この突条部21dも、図3の(a)に示
すように、被シール体包囲面21cより内方に突出し、
かつ、外側に向かって形成されている。また、突条部2
1dの形成方法も同様で、半円弧状の外方縁部を挟ん
で、被シール体包囲面21cと、流体管Pが交差する端
面とをかしめることにより囲繞部材21に一体に形成さ
れる。
【0021】流体管Pの溶接部等からの漏れを止める場
合、図9に示すように、囲繞部材21で流体管Pの漏洩
個所を囲繞し、囲繞部材21のフランジ21bをボルト
28及びナット(図示せず)で挾圧して、突条部21d
を変形させながら流体管Pの外周囲に食い込ませると共
に、フランジ21bの分割突合わせ面21e同士を金属
圧着させて、分割囲繞部材21同士を接合し、流体管P
の漏洩個所を完全に密封囲繞する。このとき、流体管P
と囲繞部材21との間に円筒状の空間部26が形成され
ると共に、分割突合わせ面21eに設けた溝25同士が
対向して細長の空間部27が形成される。
【0022】そして、囲繞部材21に設けたナット部2
3の一つに安全バルブ29を螺合し、それ以外のナット
部23に順次シール材を適当量圧入し、シール材を適当
量圧入し終えたナット部23には図示しないプラグを螺
合して塞いで、溝25によって形成した細長の空間部2
7内にエア溜りが残らないようにシール材を充填し、最
後に、安全バルブ29を通してシール材を注入する。他
のナット部23が塞がれた状態では空間部27内の圧力
が上昇するので、これに抗して更にシール材を圧入して
いき、空間部27内にシール材を隙間無く充填すると共
に、空間部27内を所定の圧力まで高める。
【0023】これにより、囲繞部材21と流体管Pおよ
び囲繞部材21同士の間が確実に密封シールされるの
で、円筒状の空間部26内に漏れ出た流体が外部に漏れ
ることはない。この場合、シール材を圧入する細長の空
間部27は、漏れ出た流体が貯留される円筒状の空間部
26と完全に隔離されているので、流体管P内の圧力に
関係無く内部の圧力を高めることができる。このため、
流体管P内の圧力が低圧であっても、細長の空間部27
内を高圧にすることができる。しかも、シール材が漏れ
出た流体とは直接接触しないので、流体がシール材のシ
ール性能に与える影響が小さく、シール性を安定させる
ことができ、しかも、適用流体に制限がなくなる。
【0024】なお、囲繞部材21の形状は上記形状に限
定されず、エルボ、チーズ、その他複雑な形状の流体管
にも対応可能である。
【0025】また、図12には、上記の突条部1d,2
1dの他の実施例を示しており、この突条部31dは、
被シール体包囲面31cより内方に突出し、かつ、内側
に向かって突設形成されている。このため、フランジ継
手部Fに固定した囲繞部材31内の空間部36の内圧
が、流体の漏洩やシール材の圧入により上昇した際に、
突条部31dが外側に拡がってフランジ継手部Fへの食
い込み力が増加して、シール性が更に高められる。
【0026】次に、上記シール治具の作用を説明する。
突条部1d,21d,31dを囲繞部材1,21,31
の被シール体包囲面1c,21c,31cに対して傾斜
させ、かつ、変形可能に形成しているので、フランジ継
手部Fや流体管P(以下、被シール体という)に囲繞部
材1,21,31を固定したときに突条部1d,21
d,31dが更に傾斜変形する。このため、被シール体
F,Pの中心軸がずれていたり、各被シール体F,Pの
外径寸法の誤差等により外周が同心円でない場合でも、
被シール体F,Pの外周囲と囲繞部材1,21,31の
被シール体包囲面1c,21c,31cとの離間距離に
応じて突条部1d,21d,31dが傾斜変形するの
で、突条部1d,21d,31dと被シール体F,Pの
外周囲との間に隙間が生じることが無く、金属圧着式の
シールを確実に行なうことができる。
【0027】しかも、分割した囲繞部材1,21,31
をボルトを用いて挾圧接合して、突条部1d,21d,
31dを被シール体F,Pの外周囲に押圧して、外周囲
に食い込ませているので、被シール体包括面1c,21
c,31cと被シール体F,Pとの間を確実に密封シー
ルすることができる。そのうえ、突条部1d,21d,
31dは、断面略楔状に形成されているので、先端部が
外周囲に食い込みやすい。更に、被シール体F,Pの外
周囲が腐食して凸凹になっている場合でも、突条部1
d,21d,31dが外周囲に食い込むため両者の間に
隙間が生じることが無い。更に、図12に示す突条部3
1dは、空間部36の内圧が上昇すると、外側に拡がり
更に被シール体Fの外周囲に食い込み圧接するので、シ
ール性が更に高まる。従って、被シール体F,Pに対す
る囲繞部材1,21,31の寸法精度をそれ程上げる必
要が無くなり、製造コストを抑えることができる。
【0028】さらに、金属同士を圧接させることにより
空間部6,27,36を密閉しているため、空間部6,
27,36内の圧力を高圧にすることができ、流体圧が
高圧であってもこれに抗して空間部6,27,36内に
シール材を圧入することができる。実際、これまでに流
体圧120kg/cm2という高圧の条件下においても
流体管の漏れを止めた実績がある。
【0029】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
は、高圧、高低温条件下においても優れたシール性を発
揮し得るうえに、連結した被シール体の中心軸がずれて
いたり、各被シール体の外径寸法の誤差等により外周が
同心円でない場合であっても、必ず突条部が流体管等の
被シール体の外周囲に食い込んで密封シールするので、
高温、高圧下の石油精製や化学装置等のプラント設備を
稼動したまま確実に密封シールできると共に、その作業
性と安全性が極めて高い等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の漏れ止め用密封シール治具の一実施形
態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す漏れ止め用密封シール治具の使用状
態の部分拡大断面図である。
【図3】上記漏れ止め用密封シール治具の突条部を示す
部分拡大断面端面図であって、(a)は使用前の状態を
示す部分拡大断面端面図、(b)は使用後の状態を示す
部分拡大断面端面図である。
【図4】上記漏れ止め用密封シール治具の使用状態を示
す説明図である。
【図5】上記漏れ止め用密封シール治具の使用状態を示
す説明図である。
【図6】上記漏れ止め用密封シール治具の使用状態を示
す説明図である。
【図7】上記漏れ止め用密封シール治具の使用状態を示
す説明図である。
【図8】上記漏れ止め用密封シール治具の使用状態を示
す説明図である。
【図9】本発明の漏れ止め用密封シール治具の他の実施
形態を示す斜視図である。
【図10】図9のA−A線断面図である。
【図11】図9のB−B線断面図である。
【図12】本発明の漏れ止め用密封シール治具の突条部
の他の実施形態を示す部分断面模式図である。
【符号の説明】
F フランジ継手部(被シール体) P 流体管(被シール体) 1,21,31 囲繞部材 1b,21b フランジ 1c,21c,31c 被シール体包囲面 1d,21d,31d 突条部 4,28 ボルト 6,26,27,36 空間部 10 シール材 21e 分割突合わせ面 25 溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体管等の被シール体の流体漏洩位置を
    囲繞部材で囲繞して漏れ止めをするようにした密封シー
    ル治具において、この囲繞部材と被シール体との間にシ
    ール材を圧入充填すると共に、囲繞部材に環状の突条部
    を形成し、この突条部を被シール体の外周囲に食い込ま
    せて密封シールさせたことを特徴とする漏れ止め用密封
    シール治具。
  2. 【請求項2】 囲繞部材の外方内端位置に環状の突条部
    を外向き又は内向きに突設形成し、この突条部を金属製
    の被シール体に金属圧着式に食い込ませた請求項1記載
    の漏れ止め用密封シール治具。
  3. 【請求項3】 囲繞部材の分割突合わせ面及び被シール
    体包囲面の溝に、シール材を圧入充填した請求項1又は
    2記載の漏れ止め用密封シール治具。
  4. 【請求項4】 囲繞部材の内周面と被シール体との間に
    形成した空間部にシール材を圧入充填した請求項1乃至
    3の何れか1項に記載の漏れ止め用密封シール治具。
  5. 【請求項5】 流体管等の被シール体の漏洩位置を分割
    した囲繞部材で囲繞し、分割囲繞部材のフランジをボル
    トで挾圧固定し、囲繞部材に設けた突条部を変形させな
    がら被シール体に食い込ませ、その後、囲繞部材の外部
    より囲繞部材と被シール体との間にシール材を圧入充填
    して、被シール体の漏洩部を完全に密封シールするよう
    にしたことを特徴とする密封シール治具の密封シール方
    法。
JP5421598A 1998-02-20 1998-02-20 漏れ止め用密封シール治具とその密封シール方法 Pending JPH11230441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5421598A JPH11230441A (ja) 1998-02-20 1998-02-20 漏れ止め用密封シール治具とその密封シール方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5421598A JPH11230441A (ja) 1998-02-20 1998-02-20 漏れ止め用密封シール治具とその密封シール方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11230441A true JPH11230441A (ja) 1999-08-27

Family

ID=12964332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5421598A Pending JPH11230441A (ja) 1998-02-20 1998-02-20 漏れ止め用密封シール治具とその密封シール方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11230441A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006032265A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 流路内蔵型台座
KR101171058B1 (ko) 2012-01-12 2012-08-03 주식회사 삼안 플랜지 접속형 상수도관 이음 장치
JP2013032802A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Kando:Kk フランジ継手の修理工法及び修理用治具
CN103335185A (zh) * 2013-06-24 2013-10-02 天津安固密封技术有限公司 一种带压密封用注胶导管
JP2019206983A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 東京瓦斯株式会社 管路の補修方法および管路の補修システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006032265A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 流路内蔵型台座
JP2013032802A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Kando:Kk フランジ継手の修理工法及び修理用治具
KR101171058B1 (ko) 2012-01-12 2012-08-03 주식회사 삼안 플랜지 접속형 상수도관 이음 장치
CN103335185A (zh) * 2013-06-24 2013-10-02 天津安固密封技术有限公司 一种带压密封用注胶导管
JP2019206983A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 東京瓦斯株式会社 管路の補修方法および管路の補修システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2803383B2 (ja) 高圧流体用継手
US5338070A (en) Diameter-reducing member joint device
US7566080B2 (en) Systems and methods for coupling conduits of dissimilar materials which are subject to large temperature variations
JPH11230441A (ja) 漏れ止め用密封シール治具とその密封シール方法
JP2849345B2 (ja) 管継手
JP3467408B2 (ja) ウエハ形バタフライ弁の配管継手
JP2003014172A (ja) 管継手
JP2000230681A (ja) 薄肉ステンレス鋼管と継手の接続構造
JP2541271Y2 (ja) 装脱自在な配管継手部の漏洩補修装置
JP3306371B2 (ja) ウエハ形バタフライ弁の配管継手
US11041566B2 (en) Seal structure, sealing method, and coupling equipped with said seal structure
JPH0212391Y2 (ja)
JP4149036B2 (ja) 管体フランジ部漏洩補修機構
JP2001221387A (ja) 分割ケースのシール構造
JPS6383488A (ja) 管継手
JPH045832Y2 (ja)
KR200220068Y1 (ko) 강관 연결장치
JPH0515429Y2 (ja)
JPH08109988A (ja) 管継手装置
JPH08210570A (ja) 管継手
JPS643896Y2 (ja)
JPH0755424Y2 (ja) 薄肉管と継手の接続機構
JP2671777B2 (ja) バタフライ弁の継手
JP2002327881A (ja) 流体配管用継手
JP2717130B2 (ja) 直管間に曲り管を用い溶接した管路屈曲部の補修機構