JPH09189387A - 排気管継手 - Google Patents

排気管継手

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JPH09189387A
JPH09189387A JP124996A JP124996A JPH09189387A JP H09189387 A JPH09189387 A JP H09189387A JP 124996 A JP124996 A JP 124996A JP 124996 A JP124996 A JP 124996A JP H09189387 A JPH09189387 A JP H09189387A
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JP
Japan
Prior art keywords
flare
exhaust pipe
clamp
seal ring
pipe joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP124996A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Obara
浩昌 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankei Kogyo KK
Original Assignee
Sankei Kogyo KK
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Publication date
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Publication of JPH09189387A publication Critical patent/JPH09189387A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程においては無溶接化を可能とし、軽
量化と、排気パイプに軸方向の荷重が加わってもシール
性が損なわれることのない耐久性、信頼性の向上した管
継手を提供する。 【解決手段】 排気管の継手部分において接続する第
1,第2パイプの端部へ山形に対向する形状のフレア部
を形成して、該フレア部間にシールリングを介在させ、
該フレア部を覆う形状でテーパ溝を有する周方向に2分
割されたクランプによりフレア部をシールリングと共に
締付けてなる排気管継手である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として車両の排気
管に使用される排気管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】排気管継手で汎用されているものとして
は、図8に示すように第1,第2パイプ1,2の端部に
全周溶接されたフランジ3,4間にガスケット5を挾み
込み、ボルトナット6で締付ける構造である。この構造
はフランジをパイプへ全周溶接しなければならないし、
ボルトナット間のピッチが広いため、引張力が加わると
シール性に問題がある。これを補強する構造として実開
昭57-73485号に提案された図9に示すような一対の反割
状態のクランプ部材7をボルトで締め付ける構造のもの
があるが、フランジ代用の接合ブロック8,9が必要で
あるし、その加工精度も高くしなければならない。この
点を解決するものとして特開平5-33890号に提案され図1
0に示す管継手が提案されている。これは第1のパイプ
1に膨出部10を形成し、第2のパイプに形成したフレア
部11との間にガスケット12を介装し、周方向に1個所切
れ目を有するクランプ13をボルトで締付ける構造であ
る。この構造はボルトの締付け代がクランプの切れ目の
間隙で決まるため、ボルトの締付け過ぎによるガスケッ
トの破損はないものの、ガスケット摩耗時の機密性が守
られない難点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、排気管継手
の製造工程においては無溶接化を可能とし、軽量化を可
能にすると共に、排気パイプに軸方向の荷重が加わって
もシール性が損なわれることのない耐久性、信頼性が向
上した管継手を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、排気管の継手
部分において接続する第1,第2パイプの端部へ(山形
に)対向する(形状の)フレア部を形成し、該フレア部間
にシールリングを介在させ、該フレア部を覆う形状でテ
ーパ溝を有する周方向に2分割されたクランプによりフ
レア部をシールリングと共に締付けてなる排気管継手と
した。
【0005】上記クランプは2分割された一方の分割ク
ランプAの両側に延出させて設けた突出固定片の一方に
係合穴を設け他方にボルト穴を設け、他方の分割クラン
プBの両側に延出させて設けた突出固定片の一方に係合
片を設け他方にボルト穴を設け、前記係合穴へ係合片を
係合させると共にボルト穴同士間をボルト締付又はスプ
リング付ボルトで締付けるようにした。
【0006】シールリングはその内周に波形ビードを設
けた構造とすると好ましい。
【0007】上記フレア部の一方にフレア部の勾配より
も緩勾配の案内フランジを設けたのである。
【0008】更に、対向するフレアパイプの内周に直管
を挿入して同軸(軸心が一致)となるようにしたのであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の第1実施例
を示しており、図1は側面図、図2は図1中A−A断面
図、図3はクランプのみを示すもので、(a)は平面図、
(b)は(a)中B−B断面図である。これらの図にみられる
ように、排気管の継手部分において接続する第1,第2
パイプ1,2の端部へそれぞれ山形に対向する形状のフ
レア部1a,2aを形成している。該フレア部1a,2a間にシー
ルリング14を介在させている。フレア部1a,2aを形成す
ることによる板厚減少による強度低下を防止するために
第1,第2パイプ1,2の端部に補強パイプ15,16を外挿
している。この排気管継手で、フレア部1a,2aを覆う形
状でテーパ溝を有する周方向に2分割されたクランプ17
によりフレア部をシールリング14と共に締付けるように
なっている。
【0010】クランプ17は周方向に2分割された一方の
分割クランプA17aの両側に延出させて設けた突出固定
片18a,18bの一方に係合穴19を設け他方にボルト穴20を
設けている。他方の分割クランプB17bの両側に延出さ
せて設けた突出固定片21a,21bには一方に係合片22を設
け、他方にボルト穴23を設けている。前記係合穴19へ係
合片22を係合させると共にボルト穴20,23同士間を締付
ボルト24で締付ている。係合穴19へ広幅の係合片22を係
合させるには係合片22を水平方向からほぼ垂直方向へ曲
げる共に捩って係合穴19へ入れ、再び元の水平方向へ戻
してやればよい。
【0011】図4の例は、クランプ17の突出固定片18a,
21aの締付力を常時一定にするために締付ボルト24にス
プリング25を外挿装備したものである。
【0012】図5の例ではフレア部1a,2a間のシールリ
ング14の内側に波形ビード14aを設けている。このこと
によって、クランプ17締付時のシールリング14の撓みに
よる変形を容易にして長期にわたるシール性を確実なも
のにすることができる。
【0013】図6の例は、上記フレア部の一方にフレア
部の勾配よりも緩勾配の案内フランジを設けるために、
補強パイプ15の先端にフレア部の勾配よりも緩勾配の案
内フランジ26を設けたものである。これよってクランプ
17による締付時に偏ることなく同軸で締付易くなった。
案内フランジは第1又は第2パイプのいずれに設けても
よい。
【0014】更に、図7の例では対向するフレアパイプ
の内周に直管27を挿入して固着させて、第1,第2パイ
プ1,2が同軸(軸心が一致)となるようにしたものを示
している。
【0015】
【発明の効果】本発明によって、排気管継手の製造工程
において無溶接化を可能とし、組付け工数の低減と軽量
化を可能にすると共に、排気パイプに軸方向の荷重が加
わってもシール性が損なわれることのない耐久性、信頼
性が向上した管継手の提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】排気管継手の第1実施例の側面図である。
【図2】図1中A−A断面図である。
【図3】クランプのみの(a)は平面図、(b)は(a)中B−
B断面図である。
【図4】排気管継手の第2実施例の側面図である。
【図5】第3実施例の図2相当断面図である。
【図6】第4実施例の図2相当断面図である。
【図7】第5実施例の図2相当断面図である。
【図8】従来例1の排気管継手の斜視図である。
【図9】従来例2の排気管継手の斜視図である。
【図10】従来例3の排気管継手の斜視図である。
【符号の説明】
1 第1パイプ 1a フレア部 2 第2パイプ 2a フレア部 14 シールリング 15 補強パイプ 16 補強パイプ 17 クランプ 17a 分割クランプA 17b 分割クランプB 18a 突出固定片 18b 突出固定片 19 係合穴 21a 突出固定片 21b 突出固定片 22 係合片 24 締付ボルト 25 スプリング 26 案内フランジ 27 直管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気管の継手部分において接続する第
    1,第2パイプの端部へ山形に対向する形状のフレア部
    を形成し、該フレア部間にシールリングを介在させ、該
    フレア部を覆う形状でテーパ溝を有する周方向に2分割
    されたクランプによりフレア部をシールリングと共に締
    付けてなる排気管継手。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクランプが2分割された
    一方の分割クランプAの両側に延出させて設けた突出固
    定片の一方に係合穴を設け他方にボルト穴を設け、他方
    の分割クランプBの両側に延出させて設けた突出固定片
    の一方に係合片を設け他方にボルト穴を設け、前記係合
    穴へ係合片を係合させると共にボルト穴同士間をボルト
    締付又はスプリング付ボルトで締付けてなる排気管継
    手。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシールリング内周に波形
    ビードを設けてなる排気管継手。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のフレア部の一方にフレア
    部の勾配よりも緩勾配の案内フランジを設けたことを特
    徴とする排気管継手。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の対向するフレアパイプの
    内周に直管を挿入して同軸となるようにしたことを特徴
    とする排気管継手。
JP124996A 1996-01-09 1996-01-09 排気管継手 Pending JPH09189387A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7464453B2 (en) 2002-04-05 2008-12-16 Metu-System Meinig Kg Process for butt joining two pipe segments and producing a connecting flange
JP2012112317A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Toyota Motor Corp 排気管の接続構造
JP2016186315A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 富士重工業株式会社 Vバンド
JP2021050789A (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 積水化学工業株式会社 樹脂管の接続装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031014